JP2571214Y2 - 板材供給装置 - Google Patents

板材供給装置

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JP2571214Y2
JP2571214Y2 JP431391U JP431391U JP2571214Y2 JP 2571214 Y2 JP2571214 Y2 JP 2571214Y2 JP 431391 U JP431391 U JP 431391U JP 431391 U JP431391 U JP 431391U JP 2571214 Y2 JP2571214 Y2 JP 2571214Y2
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JP
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plate
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turning
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JP431391U
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JPH0497612U (ja
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吉章 端浦
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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  • Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はシャーリングマシンの
ような板材加工機へ板材を供給する板材供給装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置として例えば実開昭6
2−1542号公報や実開昭62−15422号公報に
記載されたものが公知である。上記従来の供給装置は、
板材加工機へ供給する場合、まずテーブルを上方へ上昇
させてテーブル上へ板材を搬入し、次にテーブルを下降
させて板材を板材加工機へ供給するように構成されてお
り、上記テーブルの作動中はグリップが定位置に後退し
て待機している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の板材供給装
置では重量物であるテーブルを上下動させるため、板材
の搬入から供給までに時間がかかって作業能率が悪いと
共に、切板の方向が一方向に制限される不具合がある。
また切断する板材の位置決めを作業員が行うため、作業
に危険が伴うと共に、加工精度も悪いなどの不具合もあ
った。この考案は上記不具合を改善する目的でなされた
もので、板材の搬入から板材加工機への供給が短時間で
行えると共に、精度の高い位置決めが自動的に行える板
材供給装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するために、板材加工機の前側に、加工すべき板材を
載置するテーブルと、該テーブル上に板材を搬入する搬
入手段及び板材供給方向へ移動してテーブル上の板材を
板材加工機へ供給するグリップ手段を設け、また上記テ
ーブルの上方にはテーブル上の板材を一方向へ幅寄せす
ることにより位置決めを行う幅寄せ装置と板材の切断辺
を選択する旋回装置を設けると共に、上記板材加工機の
手前に板材の長手方向の位置決めを行う位置決め装置を
設けたものである。
【作 用】上記構成によりテーブル上へ搬入された板
材を位置決めした状態で板材加工機へ自動的に供給する
ことができると共に、切断辺の変更も旋回装置によりテ
ーブル上で板材を旋回させることにより簡単に行える。
【0005】
【実 施 例】この考案の一実施例を図面を参照して詳
述する。図1はシャーリングマシンのような板材加工機
の前方に設置された板材供給装置を示す平面図、図2は
同側面図を示す。これら図において1は板材供給装置本
体、2は板材加工機を示す。上記本体1は板材3の搬送
方向(矢印a)に並設された複数本の横杆4よりなるテ
ーブル5を有していて、このテーブル5の各横杆4の間
に板材3を搬送するベルトコンベヤ6及びグリップアー
ム7が設けられている。また図中8はテーブル5上の板
材3を一方向へ引寄せて位置決めを行う幅寄せ装置、9
は板材3をテーブル5上で旋回させて切断辺を変える旋
回装置を示す。
【0006】上記幅寄せ装置8は、図3及び図4に示す
ように、架台10上に板材搬送方向aと直交するようガ
イド杆11が設けられていて、このガイド杆11に親ス
ライド12の下部が支承されている。上記親スライド1
2は幅寄せシリンダ13によりガイド杆11に沿って移
動自在となっていると共に、親スライド12の上部はテ
ーブル5上方へ引張り出していて、先端部に板材搬送方
向aにガイド杆14が設けられ、このガイド杆14に子
スライド15が支承されている。
【0007】上記子スライド15はスライドシリンダ2
0によりガイド杆14に沿って移動自在となっていると
共に、子スライド15の先端部には上下方向にガイド杆
16が設けられ、このガイド杆16にバキュームカップ
17の取付けられたブラケット18が支承されている。
そして上記ブラケット18はリフトシリンダ19により
ガイド杆16に沿って上下動自在となっている。なお図
中21は上記幅寄せ装置8により幅寄せされた板材3の
位置決めを行う昇降自在なガイドストッパである。
【0008】一方上記旋回装置9は、図5ないし図8に
示すようにテーブル5の上方に張り出した支柱23を有
しており、支柱23の先端に旋回軸24が軸受け34を
介して旋回及び上下動自在に支承されている。上記旋回
軸24の上端は支柱23の先端にブラケット25を介し
て取付けられたリフトシリンダ26のピストン杆27先
端に回転継手28を介して接続されていると共に、旋回
軸24の下端には下面に複数のバキュームカップ29が
取付けれらた十字形の取付け杆30の中心部が固着され
ている。また上記旋回軸24の下端側にはピニオン31
がキー止めされていて、このピニオン31にラック32
が噛合されている。上記ラック32には旋回シリンダ3
3が接続されていて、この旋回シリンダ33によりラッ
ク32を往複動させることにより、ピニオン31を介し
て旋回軸24が旋回できるようになっている。
【0009】一方図中35は切断する板材3の位置決め
を行う位置決め装置を示すもので、次にこれを図9ない
し図14で説明する。板材加工機2の直前に幅方向に間
隔を置いて複数の長手ストッパ36が設けられている。
これら長手ストッパ36はストッパレバー37の一端側
に前後摺動自在に支承された軸杆38の一端に固着され
ており、軸杆38に嵌装されたストッパばね39により
前方へ付勢されていると共に、軸杆37の他端にはスト
ッパレバー37に取付けられた近接スイッチ40を作動
するドグ41が固着されている。上記各ストッパレバー
37の他端は板材3の搬入方向と平行するように支承さ
れた回動軸42の一端に固着されている。
【0010】各回動軸42の他端は板材加工機2と反対
の方向へ突出されていて、端部にそれぞれレバー43の
上端が固着されていると共に、各レバー43の下端間は
連結リンク44によりそれぞれ連動されていて、ストッ
パシリンダ45により一番外側のレバー43を回動させ
ることにより、連結リンク44を介して各レバー43を
同時に同方向へ回動できるようになっている。
【0011】次に上記構成された板材供給装置の作用を
説明する。板材加工機2により加工すべき板材3はベル
トコンベヤ6によりテーブル5上へ搬入される。このと
きテーブル5は下降していて、板材3が所定位置に停止
されると上昇し、下方より板材3を支持する。テーブル
5上に載置された板材3は幅寄せ装置8に設けられたバ
キュームカップ17により吸着され、幅寄せシリンダ1
3によりガイドストッパ21側へ移動されて基準辺がこ
のガイドストッパ21に当接され、板材3の位置決めが
行われる。
【0012】またテーブル5上に搬入された板材3の切
断辺を変更する場合は、上記幅寄せ動作前に旋回装置9
によりテーブル5上の板材3を旋回する。すなわち旋回
装置9のリフトシリンダ26によりバキュームカップ2
9の取付けられた取付け杆30が下降され、バキューム
カップ29が板材3を吸着する。その後旋回シリンダ3
3がラック32及びピニオン31を介して旋回軸24を
旋回させることにより、テーブル5上で板材3を任意な
方向へ旋回させる。
【0013】上記旋回により切断辺が決定したら、幅寄
せ装置8により板材3の位置決めを行った後、板材3の
下側を通って板材3の上流側に復帰したグリップアーム
7により板材3の供給が行われる。板材3の供給に当っ
て、まずグリップアーム7はNC装置の操作盤47より
キー入力された板材3の寸法及び切断寸法に応じてアン
クランプ状態で前進し、板材3の前端を板材加工機2の
直前に設置された長手ストッパ36へ押し当てる。この
ときのグリップアーム7の移動量は、板材3の長手寸法
の入力値+αとする。これによって板材3の当接された
長手方向ストッパ36を付勢するストッパばね39はα
だけ圧縮された状態で長手ストッパ36が停止すると同
時に、軸杆38の後端に固着されたドグ41により近接
スイッチ40が動作される。
【0014】そして近接スイッチ40からの信号により
供給された板材3が予め入力された寸法のものと一致す
るかを判定することにより、現物であることを確認す
る。また板材3の移動中に近接スイッチ40が動作した
り、板材3が停止された後も近接スイッチ40が動作さ
れない場合は、板材寸法の入力ミスか、入力された寸法
と異なる寸法の板材3が供給されたか、もしくは近接ス
イッチ40の故障と判定し、異常表示を行うようになっ
ている。
【0015】上記のようにして予め入力した寸法と一致
する板材3が供給されたのを確認したら、グリップアー
ム7が板材3の端部をグリップした後、予め入力された
切断寸法だけさらに前進し、加工割出し送りを行う。そ
してこの加工割出し送りは板材3の切断が完了するまで
行われると共に、板材3の切断が完了すると板材3をア
ンクランプした後板材3のパスラインより下方へ回動さ
れ、さらにすでにテーブル5上に搬入された板材3の下
側を通って元の位置へ復帰される。以下上記動作を繰返
して板材3を板材加工機2へ自動的に供給するものであ
る。なお上記実施例では板材加工機2をシャーリングマ
シンとしたが、プレスブレーキやタレットパンチプレ
ス、その他の板材加工機にも適用できるものである。
【0016】
【考案の効果】この考案は以上詳述したように、板材を
加工する加工機へ板材を位置決めした状態で連続的に供
給できるため、板材が能率よく加工できると共に、旋回
装置により板材の切断辺を任意に変更できるため、切板
の方向が従来の装置のように制限されることがない。ま
た作業員による位置決め作業を必要としないため、作業
が安全に行えると共に、精度の高い位置決めが可能なこ
とから加工精度も向上する。さらに位置決め装置によっ
て供給された板材が予め入力された板材データと一致す
るかをチェックするチェック機能を設けたことにより、
誤った板材を加工して不良品を発生させるなどの不具合
も解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例になる板材供給装置の平面
図である。
【図2】同側面図である。
【図3】この考案の板材供給装置に設けられた幅寄せ装
置の側面図である。
【図4】同平面図である。
【図5】この考案の板材供給装置に設けられた旋回装置
の平面図である。
【図6】同側面図である。
【図7】同正面図である。
【図8】同拡大断面図である。
【図9】この考案の板材供給装置に設けられた位置決め
装置の平面図である。
【図10】同正面図である。
【図11】同ストッパ付近の拡大平面図である。
【図12】同側面図である。
【図13】同正面図である。
【図14】同近接スイッチ付近の詳細図である。
【符号の説明】
2 板材加工機、3 板材、5 テーブル、7 グリッ
プアーム、8 幅寄せ装置、9 旋回装置、13 幅寄
せシリンダ、17 バキュームカップ、29バキューム
カップ、33 旋回シリンダ、35 位置決め装置、3
6 長手ストッパ、39 圧縮ばね、40 近接スイッ
チ。

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材加工機2の前側に、加工すべき板材
    3を載置するテーブル5と、該テーブル5上に板材を搬
    入する搬入手段及び板材供給方向へ移動してテーブル5
    上の板材3を板材加工機2へ供給するグリップ手段を設
    け、また上記テーブル5の上方にはテーブル5上の板材
    3を一方向へ幅寄せすることにより位置決めを行う幅寄
    せ装置8と板材3の切断辺を選択する旋回装置9を設け
    ると共に、上記板材加工機2の手前に板材3の長手方向
    の位置決めを行う位置決め装置35を設けてなる板材供
    給装置。
  2. 【請求項2】幅寄せ装置8をテーブル5上の板材3を上
    方より吸着するバキュームカップ17とバキュームカッ
    プ17が吸着した板材3をガイドストッパ21側へ幅寄
    せする幅寄せシリンダ13より構成してなる請求項1記
    載の板材供給装置。
  3. 【請求項3】旋回装置9をテーブル5上の板材3を上方
    より吸着するバキュームカップ29と、バキュームカッ
    プ29が吸着した板材3をテーブル5上で旋回させる旋
    回シリンダ33より構成してなる請求項1記載の板材供
    給装置。
  4. 【請求項4】位置決め装置35を圧縮ばね39により板
    材搬入方向へ付勢された長手ストッパ36と、上記長手
    ストッパ36が板材3により一定量押されたときに動作
    するスイッチ手段及び上記スイッチ手段からの信号をも
    とに供給された板材3が予め入力された板材寸法と一致
    するかをチェックするチェック手段より構成してなる請
    求項1記載の板材供給装置。
JP431391U 1991-01-17 1991-01-17 板材供給装置 Expired - Lifetime JP2571214Y2 (ja)

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JPH0497612U JPH0497612U (ja) 1992-08-24
JP2571214Y2 true JP2571214Y2 (ja) 1998-05-18

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