JPH07310381A - 壁下地骨組の結合構造 - Google Patents

壁下地骨組の結合構造

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JPH07310381A
JPH07310381A JP10296294A JP10296294A JPH07310381A JP H07310381 A JPH07310381 A JP H07310381A JP 10296294 A JP10296294 A JP 10296294A JP 10296294 A JP10296294 A JP 10296294A JP H07310381 A JPH07310381 A JP H07310381A
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JP
Japan
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furring strip
furring
vertical
horizontal
furring strips
Prior art date
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Pending
Application number
JP10296294A
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English (en)
Inventor
Toru Aoyanagi
徹 青柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 横胴縁と縦胴縁とをブラケットを介して単に
係止することにより結合し、これら胴縁の結合作業を容
易にする。 【構成】 柱12に取付けられる横胴縁14と、この横
胴縁14の柱12とは反対面に直交して配置される縦胴
縁16とによって、壁下地骨組10を格子状に構成す
る。横胴縁14をアングルピース18を介して柱12に
固設すると共に、横胴縁14と縦胴縁16とを取付ブラ
ケット20を介して互いに結合する。取付ブラケット2
0は絶縁体により形成し、取付基部20aから係止爪2
0bを一体に突設する。縦胴縁16の中央面16aと側
面16b,16bとの折曲部に係合部22を形成する。
係止爪20bの間に縦胴縁16の係合部22を係合した
状態で、取付ブラケット20を取付ビスを介して横胴縁
14に取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横胴縁と縦胴縁とを格
子状に組付けて構成される壁下地骨組の結合構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビルディング等のような鉄骨または鉄筋
コンクリート造の多層階建築物では、壁面内装時には躯
体側となるコンクリート壁とか柱に軽量鉄骨で形成した
軽鉄下地材を取付けて壁下地骨組を構成し、この壁下地
骨組に内装用のパネルボードを取付けるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の壁下地骨組にあっては、前記壁下地骨組は軽量鉄
骨で形成される横胴縁と縦胴縁とを格子状に組み付けて
構成するようになっており、躯体側にまず固定された横
胴縁に縦胴縁をボルト,ナットまたは溶接等により固定
するようになっている。このため、横胴縁と縦胴縁との
結合作業が複雑となって、壁下地骨組の組付け作業に多
くの時間を要してしまうという課題があった。
【0004】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、横胴縁と縦胴縁とをブラケットを介して単に係止す
ることにより結合し、これら胴縁の結合作業を容易にす
ることができる壁下地骨組の結合構造を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、横胴縁と縦胴縁とを格子状に組み合わせ
た壁下地骨組を躯体側に取付け、この壁下地骨組にパネ
ルボードを取付けるようにした壁下地骨組の結合構造に
おいて、前記横胴縁と前記縦胴縁のうち躯体側に配置さ
れる一方の胴縁に取付けられる取付基部と、この取付基
部に形成される係止爪とを備えた取付ブラケットを設け
ると共に、前記横胴縁と前記縦胴縁のうち他方の胴縁に
前記係止爪に係合する係合部を形成し、この係合部を前
記係止爪に係合させることにより横胴縁と縦胴縁とを結
合する構成とする。
【0006】また、前記取付ブラケットを絶縁体で形成
することが望ましい。
【0007】
【作用】以上の構成により本発明の壁下地骨組の結合構
造にあっては、横胴縁と縦胴縁とを取付ブラケットを介
して互いに結合するようになっており、この取付ブラケ
ットの係止爪に一方の胴縁を係合させると共に、この取
付ブラケットを他方の胴縁に取付けるようになってい
る。従って、前記一方の胴縁は取付ブラケットに単に係
合するのみで取付が可能となり、延いては前記横胴縁と
縦胴縁との結合を簡単に結合することができる。
【0008】また、前記取付ブラケットを絶縁体で形成
することにより横胴縁と縦胴縁との間を絶縁することが
でき、延いては、壁下地骨組の一方の胴縁がアースされ
た躯体側と電気的に導通されるのを防止することができ
る。従って、前記取付ブラケットによって絶縁された胴
縁がアンテナ機能を発揮し、かつ、感電するのを防止す
ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。図1から図4は本発明にかかる壁下地
骨組の結合構造の第1実施例を示し、図1は壁下地骨組
の結合状態を示す断面側面図、図2は本実施例に用いら
れる取付ブラケットの斜視図、図3は壁下地骨組を構成
する縦胴縁の斜視図、図4は壁下地骨組の結合状態の要
部を示す断面平面図である。
【0010】即ち、本実施例の壁下地骨組10は、躯体
側としての柱12に取付けられる横胴縁14と、この横
胴縁14の柱12とは反対面(図1中右側面)に直交し
て配置される縦胴縁16とによって格子状に構成され
る。尚、この実施例では図示は省略したが前記縦胴縁1
6に図外のパネルボード取付用の補助胴縁が直交して取
付けられる。
【0011】前記横胴縁14および縦胴縁16はそれぞ
れ軽量鉄骨により断面コ字状の長尺体として形成され、
横胴縁14は開放側が下方に配置されると共に、縦胴縁
16は開放側が前記柱12とは反対側(図1中右方)に
配置される。そして、前記横胴縁14はアングルピース
18を介して柱12に固設されると共に、この横胴縁1
4と前記縦胴縁16とは取付ブラケット20を介して互
いに結合されるようになっている。
【0012】前記取付ブラケット20は図2に示すよう
に塩化ビニール系の絶縁体により平板状の矩形体として
形成される取付基部20aと、この取付基部20aの片
面の中央部に適宜間隔をもって一体に突設される一対の
係止爪20b,20bとによって形成される。前記取付
基部20aの両端部には取付穴20c,20cが形成さ
れ、これら取付穴20c,20cに挿通する図外の取付
ビスを前記横胴縁14にねじ込むことにより、取付ブラ
ケット20を横胴縁14に取付けるようになっている。
また、前記係止爪20b,20bはそれぞれがL字状に
突設され、それぞれの先端部が互いに対向される。
【0013】一方、前記縦胴縁16は図3に示すように
中央面16aと両側面16b,16bとによって断面コ
字状に形成されるが、これら中央面16aと側面16
b,16bとの折曲部を外方に突出させることにより、
前記取付ブラケット20の係止爪20b,20bに係合
する係合部22,22が形成される。
【0014】そして、前記縦胴縁16を前記横胴縁14
に結合するには、まず、図4中破線に示すように前記取
付ブラケット20の取付基部20aを、係止爪20b,
20bが外方となるように湾曲してこれら係止爪20
b,20bを相対的に拡開させる。このように拡開され
た係止爪20b,20bの間に前記縦胴縁16の係合部
22,22を配置し、次に同図中実線に示すように前記
取付基部20aを直状に復帰させる。すると、係止爪2
0b,20bが前記係止爪20b,20bに係合され、
縦胴縁16と取付ブラケット20との取付けが行われ
る。そして、前記取付ブラケット20を、取付ビスを介
して前記横胴縁14に取付けることにより、横胴縁14
と縦胴縁16との結合が行われる。
【0015】従って、本実施例の壁下地骨組の結合構造
にあっては、横胴縁14と縦胴縁16とを結合するに取
付ブラケット20を介して行うようになっており、この
取付ブラケット20に形成した係止爪20b,20bに
縦胴縁16に形成した係合部22を係合した後、この取
付ブラケット20が横胴縁14に取付けられる。従っ
て、前記縦胴縁16は前記取付ブラケット20に単に係
合するのみで取付けが可能となり、延いては前記横胴縁
14と縦胴縁16との結合を著しく簡単にすることがで
きる。
【0016】ところで、本実施例では前記取付ブラケッ
ト20を塩化ビニール系の絶縁体で形成したので、この
取付ブラケット20が介在する前記横胴縁14と前記縦
胴縁16との間を絶縁することができる。従って、縦胴
縁16がアースされた躯体側の柱12と電気的に導通さ
れるのを防止することができるため、この縦胴縁16が
アンテナ機能を発揮し、かつ、感電するのを防止するこ
とができる。
【0017】尚、前記実施例では縦胴縁16に形成した
係合部22,22は外方にU字状に突出してあるが、こ
れに限ることなく図5に示すようにN字状に折曲するこ
とにより係合部22a,22aとすることもできる。ま
た、図6に示すように縦胴縁16の中央面16a側にV
字状に凹設して係合部22b,22bとしてもよく、こ
の場合は図7に示すように係止爪20b,20bの一方
を延長して縦胴縁16の側面16bの内側を覆うように
なっている。
【0018】図8から図10は本発明の第2実施例を示
し、前記第1実施例と同一構成部分に同一符号を付して
重複する説明を省略して述べる。尚、図8は横胴縁と縦
胴縁の結合部分の要部を示す斜視図、図9は図8中A−
A線からの断面図、図10は取付ブラケットの斜視図で
ある。
【0019】即ち、この実施例の壁下地骨組10aの結
合構造は、縦胴縁16とパネルボード30(図7参照)
を取付けるための補助胴縁32との結合に本発明を適用
したもので、上下方向に配置される前記縦胴縁16と、
横方向に配置される横胴縁としての前記補助胴縁32と
が、取付ブラケット34を介して互いに格子状に組付け
られる。尚、この実施例では断面コ字状に形成された前
記縦胴縁16は、一方の側面16bが躯体側に配置され
ると共に、他方の側面16bに前記補助胴縁32が配置
されるようになっている。また、断面コ字状に形成され
た前記補助胴縁32は、開放側が縦胴縁16側となるよ
うに配置される。
【0020】前記取付ブラケット34は鋼板により全体
的に十字状に形成され、上下基部34aと水平基部34
bとを備える。前記上下基部34aの両端部に取付穴3
4cが形成されて、この取付穴34cに挿通するタップ
ビス36を介して、この取付ブラケット34を縦胴縁1
6に取付けるようになっている。一方、前記水平基部3
4bの上下両側には、それぞれ躯体とは反対側に切り起
こした係止爪38が形成される。尚、前記上下基部34
aおよび前記水平基部34bの両側に折り返し部分34
d,34eを形成して補強される。一方、前記補助胴縁
32は開放側両端部には、内方に折曲された係合部とし
ての折曲部32a,32aが形成される。
【0021】以上の構成になる壁下地骨組10aにあっ
ては、縦胴縁16と補助胴縁32とを結合する際、補助
胴縁32の折曲部32a,32a端部から取付ブラケッ
ト34の係止爪38を係合した状態でスライドさせ、こ
の取付ブラケット34を所定位置まで移動した状態で、
この取付ブラケット34を縦胴縁16に取付ける。従っ
て、この実施例にあっても補助胴縁32と取付ブラケッ
ト34とを取付けるにあたって、この取付ブラケット3
4の係止爪38を補助胴縁32の折曲部32aに係合す
るのみで良く、縦胴縁16と補助胴縁32との結合を著
しく簡単にすることができる。
【0022】尚、この実施例にあっても鋼板で形成され
た前記取付ブラケット34の表面を絶縁被膜でコーティ
ングすることにより、この取付ブラケット34を絶縁体
として用いることができ、延いては、補助胴縁32を躯
体側から絶縁して、この補助胴縁32がアンテナ機能を
発揮し、かつ、感電するのを防止することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
示す壁下地骨組の結合構造にあっては、この壁下地骨組
を構成する横胴縁と縦胴縁との結合時には、取付ブラケ
ットに形成した係止爪に一方の胴縁を係合させると共
に、この取付ブラケットを他方の胴縁に取付けるように
なっているため、前記一方の胴縁は取付ブラケットに単
に係合するのみで取付が可能となり、延いては前記横胴
縁と縦胴縁とを簡単に結合することができる。従って、
壁下地骨組の組付作業が簡単になり、作業時間の短縮お
よび省力化を達成することができる。
【0024】また、本発明の請求項2にあっては、前記
取付ブラケットを絶縁体で形成したので、横胴縁と縦胴
縁との間を絶縁することができ、延いては、壁下地骨組
の一方の胴縁がアースされた躯体側と電気的に導通され
るのを防止して、この取付ブラケットによって絶縁され
た胴縁がアンテナ機能を発揮し、かつ、感電するのを防
止することができるという各種優れ効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す壁下地骨組の結合状態
の断面側面図である。
【図2】本発明の一実施例に用いられる取付ブラケット
の斜視図である。
【図3】本発明の一実施例の壁下地骨組を構成する縦胴
縁の斜視図である。
【図4】本発明の一実施例を示す壁下地骨組の結合状態
の要部の断面平面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す縦胴縁の斜視図であ
る。
【図6】本発明の他の実施例を示す縦胴縁の斜視図であ
る。
【図7】本発明の他の実施例を示す壁下地骨組の結合状
態の要部の断面平面図である。
【図8】本発明の他の実施例を示す横胴縁と縦胴縁の結
合部分の要部の斜視図である。
【図9】図8中A−A線からの断面図である。
【図10】本発明の他の実施例を示す取付ブラケットの
斜視図である。
【符号の説明】
10 壁下地骨組 14 横胴縁1
4 16 縦胴縁 20 取付ブラ
ケット 20b 係止爪 22,22a,
22b 係合部 32 補助胴縁(横胴縁) 32a 折曲部
(係合部) 34 取付ブラケット 38 係止爪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横胴縁と縦胴縁とを格子状に組み合わせ
    た壁下地骨組を躯体側に取付け、この壁下地骨組にパネ
    ルボードを取付けるようにした壁下地骨組の結合構造に
    おいて、前記横胴縁と前記縦胴縁のうち躯体側に配置さ
    れる一方の胴縁に取付けられる取付基部と、この取付基
    部に形成される係止爪とを備えた取付ブラケットを設け
    ると共に、前記横胴縁と前記縦胴縁のうち他方の胴縁に
    前記係止爪に係合する係合部を形成し、この係合部を前
    記係止爪に係合させることにより横胴縁と縦胴縁とを結
    合することを特徴とする壁下地骨組の結合構造。
  2. 【請求項2】 前記取付ブラケットを絶縁体で形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の壁下地骨組の結合構
    造。
JP10296294A 1994-05-17 1994-05-17 壁下地骨組の結合構造 Pending JPH07310381A (ja)

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JP10296294A JPH07310381A (ja) 1994-05-17 1994-05-17 壁下地骨組の結合構造

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JP10296294A JPH07310381A (ja) 1994-05-17 1994-05-17 壁下地骨組の結合構造

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JPH07310381A true JPH07310381A (ja) 1995-11-28

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20240009612A (ko) * 2022-07-14 2024-01-23 이재한 수평방향의 연결 및 분리가 용이한 가변형 구조를 갖는 실내 벽체

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