JP2567088Y2 - 外壁構造 - Google Patents
外壁構造Info
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- JP2567088Y2 JP2567088Y2 JP373593U JP373593U JP2567088Y2 JP 2567088 Y2 JP2567088 Y2 JP 2567088Y2 JP 373593 U JP373593 U JP 373593U JP 373593 U JP373593 U JP 373593U JP 2567088 Y2 JP2567088 Y2 JP 2567088Y2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、縦間隙を隔てて配され
る階上、階下の壁パネルの側面間の側間隙と前記縦間隙
とが交わる矩形交わり部に、品質よく柱覆い体を取付け
うる外壁構造に関する。
る階上、階下の壁パネルの側面間の側間隙と前記縦間隙
とが交わる矩形交わり部に、品質よく柱覆い体を取付け
うる外壁構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば図５に示すように縦間隙ｇ１を隔
てて配される外壁形成用の階上、階下の壁パネルａ、ｂ
を側間隙ｇ２を隔てて横に並べて配し、階下の壁パネル
ｂ、ｂ側面間上部を側間隙ｇ２に配されるコ字の連結金
具ｃによって接合し、かつ階上の壁パネルａ、ａ側面間
下部を側間隙ｇ２に配されるコ字の連結金具ｄを用いて
接合するとともに、前記連結金具ｃ、ｄを縦間隙ｇ１に
配される柱金具ｅを用いて連結することによって、階
上、階下の壁パネルａ、ｂを結合することがある。
てて配される外壁形成用の階上、階下の壁パネルａ、ｂ
を側間隙ｇ２を隔てて横に並べて配し、階下の壁パネル
ｂ、ｂ側面間上部を側間隙ｇ２に配されるコ字の連結金
具ｃによって接合し、かつ階上の壁パネルａ、ａ側面間
下部を側間隙ｇ２に配されるコ字の連結金具ｄを用いて
接合するとともに、前記連結金具ｃ、ｄを縦間隙ｇ１に
配される柱金具ｅを用いて連結することによって、階
上、階下の壁パネルａ、ｂを結合することがある。
【０００３】このように階上、階下の壁パネルａ、ｂの
側面間に形成された上下に通る前記側間隙ｇ２は、従
来、階上、階下を通してのびる１つの柱覆い体ｆを、図
６に示すように、各壁パネルａ、ｂの屋外面かつ周囲に
設けられた取付面ｈ、ｈにビスなどを用いて固定するこ
とにより該柱覆い体ｆによって覆われていた。
側面間に形成された上下に通る前記側間隙ｇ２は、従
来、階上、階下を通してのびる１つの柱覆い体ｆを、図
６に示すように、各壁パネルａ、ｂの屋外面かつ周囲に
設けられた取付面ｈ、ｈにビスなどを用いて固定するこ
とにより該柱覆い体ｆによって覆われていた。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら１つの柱
覆い体ｆを用いて階上、階下の側間隙ｇ２を覆う従来の
ものにあっては、壁パネルａ、ｂ、連結金具ｃ、ｄおよ
び柱金具ｅの製作誤作、取付誤差等により特に柱金具ｅ
の屋外側において柱覆い体ｆが該側間隙ｇ２の位置に合
わないことがしばしばあり、その取付けを困難とする
他、階上、階下の壁パネルａ、ｂの位置ズレにより取付
けられた柱覆い体ｆが変形し、柱覆い体にヒビ割れ、損
傷等を誘発させる原因となるなどの解決すべき課題があ
る。
覆い体ｆを用いて階上、階下の側間隙ｇ２を覆う従来の
ものにあっては、壁パネルａ、ｂ、連結金具ｃ、ｄおよ
び柱金具ｅの製作誤作、取付誤差等により特に柱金具ｅ
の屋外側において柱覆い体ｆが該側間隙ｇ２の位置に合
わないことがしばしばあり、その取付けを困難とする
他、階上、階下の壁パネルａ、ｂの位置ズレにより取付
けられた柱覆い体ｆが変形し、柱覆い体にヒビ割れ、損
傷等を誘発させる原因となるなどの解決すべき課題があ
る。
【０００５】本考案は、側間隙に配され階上又は階下の
壁パネルに固定される上下のカバー板と矩形交わり部に
配される柱覆い体とを別個とすることを基本として、柱
覆い体の変形を防止でき、その取付品質を向上しうる外
壁構造の提供を目的としている。
壁パネルに固定される上下のカバー板と矩形交わり部に
配される柱覆い体とを別個とすることを基本として、柱
覆い体の変形を防止でき、その取付品質を向上しうる外
壁構造の提供を目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本考案の外壁構造は、幕板を配しうる縦間隙を隔てた
階上、階下の壁パネルを、この各階上、階下の壁パネル
の側面間に夫々上下に通る側間隙を隔てて柱金具を用い
て結合するとともに、各壁パネルは屋外面に周囲の同巾
で連なる取付面を残して屋外面から隆起する隆起模様が
形成されるとともに、前記縦間隙と側間隙とが交わる矩
形交わり部かつ前記柱金具の屋外面に、側間隙に配され
各階上又は階下の壁パネルの取付面で固定される上下の
カバー板とは別個しかも前記縦間隙内にのびる翼片を有
する下地板に隆起板を設けた柱覆い体を配置し、しかも
前記縦間隙に配した幕板により前記翼片を屋内に向けて
押圧することにより前記柱覆い体を取付ける。
に本考案の外壁構造は、幕板を配しうる縦間隙を隔てた
階上、階下の壁パネルを、この各階上、階下の壁パネル
の側面間に夫々上下に通る側間隙を隔てて柱金具を用い
て結合するとともに、各壁パネルは屋外面に周囲の同巾
で連なる取付面を残して屋外面から隆起する隆起模様が
形成されるとともに、前記縦間隙と側間隙とが交わる矩
形交わり部かつ前記柱金具の屋外面に、側間隙に配され
各階上又は階下の壁パネルの取付面で固定される上下の
カバー板とは別個しかも前記縦間隙内にのびる翼片を有
する下地板に隆起板を設けた柱覆い体を配置し、しかも
前記縦間隙に配した幕板により前記翼片を屋内に向けて
押圧することにより前記柱覆い体を取付ける。
【０００７】
【作用】上下に通る側間隙を隔てかつ幕板を配しうる縦
間隙を隔てて配した階上、階下の壁パネルを柱金具を用
いて結合するとともに、前記縦間隙と側間隙とが交わる
矩形交わり部かつ前記柱金具の屋外面に、側間隙に配さ
れ各階上又は階下の壁パネルの取付面で固定される上下
のカバー板とは別個の柱覆い体を配置する。このように
柱覆い体を上下のカバー板とは分離しているため、該柱
覆い体を、壁パネル及び柱金具の製作誤差、取付誤差に
かかわらず精度よく取付けることができ、施工品質を向
上しうるとともに、柱覆い体の変形を防止でき、その損
傷を阻止しうる。
間隙を隔てて配した階上、階下の壁パネルを柱金具を用
いて結合するとともに、前記縦間隙と側間隙とが交わる
矩形交わり部かつ前記柱金具の屋外面に、側間隙に配さ
れ各階上又は階下の壁パネルの取付面で固定される上下
のカバー板とは別個の柱覆い体を配置する。このように
柱覆い体を上下のカバー板とは分離しているため、該柱
覆い体を、壁パネル及び柱金具の製作誤差、取付誤差に
かかわらず精度よく取付けることができ、施工品質を向
上しうるとともに、柱覆い体の変形を防止でき、その損
傷を阻止しうる。
【０００８】又前記柱覆い体は、縦間隙に配した幕板が
翼片を屋内に向けて押圧することにより容易に取付けら
れるため、柱覆い体と上下のカバー板とを分離したこと
による施工性の低下を防止しうる。
翼片を屋内に向けて押圧することにより容易に取付けら
れるため、柱覆い体と上下のカバー板とを分離したこと
による施工性の低下を防止しうる。
【０００９】
【実施例】以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。図１〜４において本考案の外壁構造は、階上、階下
の壁パネルＰ１、Ｐ２がなす縦間隙Ｇ１と側間隙Ｇ２と
が交わる矩形交わり部Ａに柱覆い体２を配置しかつ取付
ける。
る。図１〜４において本考案の外壁構造は、階上、階下
の壁パネルＰ１、Ｐ２がなす縦間隙Ｇ１と側間隙Ｇ２と
が交わる矩形交わり部Ａに柱覆い体２を配置しかつ取付
ける。
【００１０】階上、階下の壁パネルＰ１、Ｐ２をなす各
壁パネルＰは、図３に示すように、溝形鋼からなる枠材
２０…をその溝部を向き合わせて矩形に接合してなる枠
組の内外に面材２１、２１を添着したパネル基体２２を
具えるとともに、外の面材２１外面がなす壁パネルＰの
屋外面Ｗには、周囲の同巾で連なる取付面Ｗ１を残して
例えばセラミックボードからなる煉瓦模様などの隆起模
様Ｍを施した矩形の外装板２３が添着される。従って、
壁パネルＰの屋外面Ｗには、該屋外面Ｗから隆起する前
記隆起模様Ｍが形成される。
壁パネルＰは、図３に示すように、溝形鋼からなる枠材
２０…をその溝部を向き合わせて矩形に接合してなる枠
組の内外に面材２１、２１を添着したパネル基体２２を
具えるとともに、外の面材２１外面がなす壁パネルＰの
屋外面Ｗには、周囲の同巾で連なる取付面Ｗ１を残して
例えばセラミックボードからなる煉瓦模様などの隆起模
様Ｍを施した矩形の外装板２３が添着される。従って、
壁パネルＰの屋外面Ｗには、該屋外面Ｗから隆起する前
記隆起模様Ｍが形成される。
【００１１】このような壁パネルＰは、階上、階下に幕
板３を配しうる縦間隙Ｇ１を隔てて配され、階上、階下
の壁パネルＰ１、Ｐ２を構成するとともに、この各階
上、階下の壁パネルＰ１、Ｐ２は、その側面間に夫々上
下に通る側間隙Ｇ２を隔てて柱金具４を用いて結合され
る。
板３を配しうる縦間隙Ｇ１を隔てて配され、階上、階下
の壁パネルＰ１、Ｐ２を構成するとともに、この各階
上、階下の壁パネルＰ１、Ｐ２は、その側面間に夫々上
下に通る側間隙Ｇ２を隔てて柱金具４を用いて結合され
る。
【００１２】柱金具４は、階下の壁パネルＰ２、Ｐ２側
面間の側間隙Ｇ２に配されかつこの壁パネルＰ２、Ｐ２
の側面上部にボルト止めされる１対の固定片２４、２４
と、この固定片２４、２４の上端間を継ぐ上片２５とか
らなるコ字状の下金物２６、この下金物２６の前記上片
２５上に載置、ボルト止めされる下固定片２７と、該下
固定片２７の両側縁から前記縦間隙Ｇ１の中で垂直に立
上がる１対の側片２９、２９と、この側片２９、２９の
上端間を継ぐ水平な上固定片３０とを有する中金物３
１、およびこの中金物３１の前記上固定片３０に載置、
ボルト止めされる下片３２の両側縁から階上の壁パネル
Ｐ１、Ｐ１の側面下部をボルト止めする１対の立片３
３、３３を立上げたコ字状の上金物３４を含む。なお前
記下金物２６、中金物３１、および上金物３４の外縁
は、階上、階下の壁パネルＰ１、Ｐ２の前記取付面Ｗ１
に面一もしくは取付面Ｗ１よりもやや内方に位置する。
面間の側間隙Ｇ２に配されかつこの壁パネルＰ２、Ｐ２
の側面上部にボルト止めされる１対の固定片２４、２４
と、この固定片２４、２４の上端間を継ぐ上片２５とか
らなるコ字状の下金物２６、この下金物２６の前記上片
２５上に載置、ボルト止めされる下固定片２７と、該下
固定片２７の両側縁から前記縦間隙Ｇ１の中で垂直に立
上がる１対の側片２９、２９と、この側片２９、２９の
上端間を継ぐ水平な上固定片３０とを有する中金物３
１、およびこの中金物３１の前記上固定片３０に載置、
ボルト止めされる下片３２の両側縁から階上の壁パネル
Ｐ１、Ｐ１の側面下部をボルト止めする１対の立片３
３、３３を立上げたコ字状の上金物３４を含む。なお前
記下金物２６、中金物３１、および上金物３４の外縁
は、階上、階下の壁パネルＰ１、Ｐ２の前記取付面Ｗ１
に面一もしくは取付面Ｗ１よりもやや内方に位置する。
【００１３】このように柱金具４は、縦間隙Ｇ１と側間
隙Ｇ２とを隔てて配される階上、階下の壁パネルＰ１、
Ｐ１、Ｐ２、Ｐ２を、該縦間隙Ｇ１と側間隙Ｇ２とが交
わる矩形交わり部Ａにおいて結合しうる。
隙Ｇ２とを隔てて配される階上、階下の壁パネルＰ１、
Ｐ１、Ｐ２、Ｐ２を、該縦間隙Ｇ１と側間隙Ｇ２とが交
わる矩形交わり部Ａにおいて結合しうる。
【００１４】階下の壁パネルＰ２、Ｐ２には、側間隙Ｇ
２に配される下のカバー板５が固定される。下のカバー
板５は、図２、図３に示すように、階下の壁パネルＰ
２、Ｐ２の縦方向の取付面Ｗ１、Ｗ１にビスなどを用い
て固定される例えば縦長矩形のセラミックボードからな
り、その外面には取付けにより前記隆起模様Ｍと整合し
うる煉瓦模様などの隆起模様Ｍ１が施される。なお下の
カバー板５の取付けによりその上端は、階下の壁パネル
Ｐ２、Ｐ２の前記外装板２３、２３の水平な上端３２３
Ａ、２３Ａに略整一する。
２に配される下のカバー板５が固定される。下のカバー
板５は、図２、図３に示すように、階下の壁パネルＰ
２、Ｐ２の縦方向の取付面Ｗ１、Ｗ１にビスなどを用い
て固定される例えば縦長矩形のセラミックボードからな
り、その外面には取付けにより前記隆起模様Ｍと整合し
うる煉瓦模様などの隆起模様Ｍ１が施される。なお下の
カバー板５の取付けによりその上端は、階下の壁パネル
Ｐ２、Ｐ２の前記外装板２３、２３の水平な上端３２３
Ａ、２３Ａに略整一する。
【００１５】又階上の壁パネルＰ１、Ｐ１には、側間隙
Ｇ２に配される上のカバー板６が取付けられる。上のカ
バー板６は、前記下のカバー板５と同構成をなし、階上
の壁パネルＰ２、Ｐ２の縦方向の取付面Ｗ１、Ｗ１への
固定により、その下端は、外装板２３、２３の下端と略
整一する。
Ｇ２に配される上のカバー板６が取付けられる。上のカ
バー板６は、前記下のカバー板５と同構成をなし、階上
の壁パネルＰ２、Ｐ２の縦方向の取付面Ｗ１、Ｗ１への
固定により、その下端は、外装板２３、２３の下端と略
整一する。
【００１６】さらに前記矩形交わり部Ａかつ柱金具４の
屋外面には、前記上下のカバー板５、６とは別個の柱覆
い体２が取付けられる。柱覆い体２は、図２〜４に示す
ように前記縦間隙Ｇ１内にのびるとともに階下の壁パネ
ルＰ２、Ｐ２の外装板２３、２３の水平な上端２３Ａ、
２３Ａに下縁が当接する１対かつ矩形の翼片７、７の向
き合う垂直な側縁間を内方にＵ字状に折曲がるＵ字部３
６、３６を介して矩形の基片３７により継いだ下地板９
を具える。なお下地板９には、前記Ｕ字部３６、３６下
部から翼片７、７にかけて切欠いた切欠部３９、３９が
設けられる。
屋外面には、前記上下のカバー板５、６とは別個の柱覆
い体２が取付けられる。柱覆い体２は、図２〜４に示す
ように前記縦間隙Ｇ１内にのびるとともに階下の壁パネ
ルＰ２、Ｐ２の外装板２３、２３の水平な上端２３Ａ、
２３Ａに下縁が当接する１対かつ矩形の翼片７、７の向
き合う垂直な側縁間を内方にＵ字状に折曲がるＵ字部３
６、３６を介して矩形の基片３７により継いだ下地板９
を具える。なお下地板９には、前記Ｕ字部３６、３６下
部から翼片７、７にかけて切欠いた切欠部３９、３９が
設けられる。
【００１７】又前記下地板９の基板３７外面には、例え
ばセラミックボードからなりかつ外面に煉瓦模様などの
隆起模様Ｍ２を施した矩形の隆起板１０が添着されるこ
とにより設けられ、これにより柱覆い体２を形成する。
ばセラミックボードからなりかつ外面に煉瓦模様などの
隆起模様Ｍ２を施した矩形の隆起板１０が添着されるこ
とにより設けられ、これにより柱覆い体２を形成する。
【００１８】柱覆い体２は、図２に示すように、前記翼
片７、７の下縁を階下の壁パネルＰ２、Ｐ２の外装板２
３、２３の上端２３Ａ、２３Ａに当接することにより位
置決めされ、前記柱金具４の屋外面に位置精度よく配置
される。該配置によって前記隆起板１０の上端、下端は
夫々前記上のカバー板６の下端、下のカバー板５の上端
近傍に配されるとともに、その両側縁は、上下のカバー
板６、５の両側縁に略整一する。
片７、７の下縁を階下の壁パネルＰ２、Ｐ２の外装板２
３、２３の上端２３Ａ、２３Ａに当接することにより位
置決めされ、前記柱金具４の屋外面に位置精度よく配置
される。該配置によって前記隆起板１０の上端、下端は
夫々前記上のカバー板６の下端、下のカバー板５の上端
近傍に配されるとともに、その両側縁は、上下のカバー
板６、５の両側縁に略整一する。
【００１９】又翼片７、７の上端部は、階上の壁パネル
Ｐ１、Ｐ１の横の取付面Ｗ１、Ｗ１に当接するととも
に、下端部も階下の壁パネルＰ２、Ｐ２の横の取付面Ｗ
１、Ｗ１に当接する。
Ｐ１、Ｐ１の横の取付面Ｗ１、Ｗ１に当接するととも
に、下端部も階下の壁パネルＰ２、Ｐ２の横の取付面Ｗ
１、Ｗ１に当接する。
【００２０】このように配置された柱覆い体２は、幕板
３を用いて取付けられる。幕板３は、図１に示すよう
に、前記縦間隙Ｇ１に配されることにより、上端部及び
下端部が階上、階下の壁パネルＰ１、Ｐ２の横の取付面
Ｗ１、Ｗ１に夫々当接する横長矩形の例えばセラミック
ボードからなり、その外面には階上、階下の壁パネルＰ
１、Ｐ２の隆起模様Ｍ１、柱覆い体２の前記隆起板１０
の隆起模様Ｍ２に整合しうる煉瓦模様などの隆起模様Ｍ
３が施される。
３を用いて取付けられる。幕板３は、図１に示すよう
に、前記縦間隙Ｇ１に配されることにより、上端部及び
下端部が階上、階下の壁パネルＰ１、Ｐ２の横の取付面
Ｗ１、Ｗ１に夫々当接する横長矩形の例えばセラミック
ボードからなり、その外面には階上、階下の壁パネルＰ
１、Ｐ２の隆起模様Ｍ１、柱覆い体２の前記隆起板１０
の隆起模様Ｍ２に整合しうる煉瓦模様などの隆起模様Ｍ
３が施される。
【００２１】前記幕板３を、前記取付面Ｗ１、Ｗ１にビ
スなどを用いて固定することにより、幕板３は柱覆い体
２の前記翼片７を屋内に向けて取付面Ｗ１、Ｗ１に押圧
し、これにより柱覆い体２は前記矩形交わり部Ａに取付
けられる。
スなどを用いて固定することにより、幕板３は柱覆い体
２の前記翼片７を屋内に向けて取付面Ｗ１、Ｗ１に押圧
し、これにより柱覆い体２は前記矩形交わり部Ａに取付
けられる。
【００２２】このように柱覆い体２は、上下のカバー板
５、６と分離され、しかも幕板３の押圧により取付けら
れるため、柱覆い体２の変形を阻止し、破損を防止で
き、かつ取付品質を向上しうるとともに、翼片７、７の
下端を階下の壁パネルＰ２、Ｐ２の外装板２３、２３の
水平な上端２３Ａ、２３Ａに当接させて位置決めするた
め、柱覆い体２の位置合わせを便宜とする。
５、６と分離され、しかも幕板３の押圧により取付けら
れるため、柱覆い体２の変形を阻止し、破損を防止で
き、かつ取付品質を向上しうるとともに、翼片７、７の
下端を階下の壁パネルＰ２、Ｐ２の外装板２３、２３の
水平な上端２３Ａ、２３Ａに当接させて位置決めするた
め、柱覆い体２の位置合わせを便宜とする。
【００２３】
【考案の効果】叙上の如く本考案の外壁構造は、階上、
階下の壁パネルがなす縦間隙と側間隙との矩形交わり部
に配置する柱覆い体を、上下のカバー板とは別個に形成
したため、壁パネル、あるいは柱金具に製作誤差、取付
誤差が生じた場合であっても、品質よく柱覆い体を取付
けでき、従来のような柱覆い体の変形、並びにこれに伴
う破損を阻止できる。
階下の壁パネルがなす縦間隙と側間隙との矩形交わり部
に配置する柱覆い体を、上下のカバー板とは別個に形成
したため、壁パネル、あるいは柱金具に製作誤差、取付
誤差が生じた場合であっても、品質よく柱覆い体を取付
けでき、従来のような柱覆い体の変形、並びにこれに伴
う破損を阻止できる。
【００２４】又壁パネルは、その翼片が幕板により押圧
されることによって取付けられるため、幕板の取付けと
共に柱覆い体の固定を行うことができ、上下のカバー板
と分離したことによる施工性の低下を防止しうる。
されることによって取付けられるため、幕板の取付けと
共に柱覆い体の固定を行うことができ、上下のカバー板
と分離したことによる施工性の低下を防止しうる。
【図１】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図２】柱覆い体を配置した状態を示す正面図である。
【図３】その分解斜視図である。
【図４】その横断面図である。
【図５】従来の技術を説明する分解斜視図である。
【図６】その横断面図である。
２ 柱覆い体 ３ 幕板 ４ 柱金具 ５ 下のカバー板 ６ 上のカバー板 ７ 翼片 ９ 下地板 １０ 隆起板 Ａ 矩形交わり部 Ｇ１ 縦間隙 Ｇ２ 側間隙 Ｍ 隆起模様 Ｐ１ 階上の壁パネル Ｐ２ 階下の壁パネル Ｗ 壁パネルの屋外面 Ｗ１ 取付面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０４Ｂ 2/56 ６２１ Ｅ０４Ｂ 2/56 ６２１Ａ ６２１Ｊ ６４１ ６４１Ｎ ６４１Ｚ ６４２ ６４２Ｅ Ｅ０４Ｆ 13/08 １０１ 0231−2Ｅ Ｅ０４Ｆ 13/08 １０１Ｎ
Claims (1)
- 【請求項１】幕板を配しうる縦間隙を隔てた階上、階下
の壁パネルを、この各階上、階下の壁パネルの側面間に
夫々上下に通る側間隙を隔てて柱金具を用いて結合する
とともに、各壁パネルは屋外面に周囲の同巾で連なる取
付面を残して屋外面から隆起する隆起模様が形成される
とともに、前記縦間隙と側間隙とが交わる矩形交わり部
かつ前記柱金具の屋外面に、側間隙に配され各階上又は
階下の壁パネルの取付面で固定される上下のカバー板と
は別個しかも前記縦間隙内にのびる翼片を有する下地板
に隆起板を設けた柱覆い体を配置し、しかも前記縦間隙
に配した幕板により前記翼片を屋内に向けて押圧するこ
とにより前記柱覆い体を取付けてなる外壁構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP373593U JP2567088Y2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 外壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP373593U JP2567088Y2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 外壁構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0656231U JPH0656231U (ja) | 1994-08-05 |
| JP2567088Y2 true JP2567088Y2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=11565500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP373593U Expired - Fee Related JP2567088Y2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 外壁構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2567088Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP373593U patent/JP2567088Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0656231U (ja) | 1994-08-05 |
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