JPH0756412Y2 - 部分平屋の屋根パネルの支持構造 - Google Patents
部分平屋の屋根パネルの支持構造Info
- Publication number
- JPH0756412Y2 JPH0756412Y2 JP11328789U JP11328789U JPH0756412Y2 JP H0756412 Y2 JPH0756412 Y2 JP H0756412Y2 JP 11328789 U JP11328789 U JP 11328789U JP 11328789 U JP11328789 U JP 11328789U JP H0756412 Y2 JPH0756412 Y2 JP H0756412Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof panel
- building
- hardware
- roof
- story
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案はパネル工法で施工される建物において、２階建
ての本体建物に隣接するように部分的に平屋建物を設け
るとき平屋建物の屋根パネルを支持する構造に関するも
のである。
ての本体建物に隣接するように部分的に平屋建物を設け
るとき平屋建物の屋根パネルを支持する構造に関するも
のである。
［従来の技術］ 近年、パネル工法で施工される建物においても、２階建
ての本体建物に一体に隣接するように部分的に平屋建物
を設けることが行なれるようになってきた。ところが従
来、平屋建物の屋根パネルは平屋建物の外壁パネルの上
端に接続具で取り付けているだけであった。
ての本体建物に一体に隣接するように部分的に平屋建物
を設けることが行なれるようになってきた。ところが従
来、平屋建物の屋根パネルは平屋建物の外壁パネルの上
端に接続具で取り付けているだけであった。
［考案が解決しようとする課題］ かかる従来例にあっては屋根パネルを外壁パネルに接続
具で接続している構造のため平屋建物の屋根勾配を変え
ることは簡単にできないという問題があり、また平屋建
物の屋根パネルの荷重を本体建物で負担できなく、平屋
建物が強度的に弱くなるという問題があった。
具で接続している構造のため平屋建物の屋根勾配を変え
ることは簡単にできないという問題があり、また平屋建
物の屋根パネルの荷重を本体建物で負担できなく、平屋
建物が強度的に弱くなるという問題があった。
本考案は叙述の点に鑑みてなされものであって、本考案
の目的とするところは平屋建物の屋根パネルの勾配を簡
単に変えることができ、しかも平屋建物の強度を向上で
きる部分平屋の屋根パネルの支持構造を提供するにあ
る。
の目的とするところは平屋建物の屋根パネルの勾配を簡
単に変えることができ、しかも平屋建物の強度を向上で
きる部分平屋の屋根パネルの支持構造を提供するにあ
る。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するため本考案部分平屋の屋根パネルの
支持構造は、本体建物１に一体に隣接するように平屋建
物２を設けるものにおいて、本体建物１の１階の外壁パ
ネル10と平屋建物２の外壁パネル６とが隣接する部分の
上端上に接合金物５を配置し、本体建物１の１階と２階
との間に架設される胴差４の端部を上記接合金物５に連
結し、この接合金物５に隣接する平屋建物の外壁パネル
６の上端上に屋根パネル支持金物７を配設すると共にこ
の屋根パネル支持金物７をボルト・ナットのようなねじ
具８にて上記接合金物５に着脱可能に接合し、平屋建物
２の屋根パネル９のフレーム9aを屋根パネル支持金物７
の上面の傾斜面7aに載置して固定した。
支持構造は、本体建物１に一体に隣接するように平屋建
物２を設けるものにおいて、本体建物１の１階の外壁パ
ネル10と平屋建物２の外壁パネル６とが隣接する部分の
上端上に接合金物５を配置し、本体建物１の１階と２階
との間に架設される胴差４の端部を上記接合金物５に連
結し、この接合金物５に隣接する平屋建物の外壁パネル
６の上端上に屋根パネル支持金物７を配設すると共にこ
の屋根パネル支持金物７をボルト・ナットのようなねじ
具８にて上記接合金物５に着脱可能に接合し、平屋建物
２の屋根パネル９のフレーム9aを屋根パネル支持金物７
の上面の傾斜面7aに載置して固定した。
［作用］ 高さや傾斜面7aの異なる屋根パネル支持金物７を用意し
て置けば、屋根パネル支持金物７を接合金物５に対して
取り替えることにより屋根勾配を自在に変えることがで
きる。また屋根パネル９の荷重や平屋建物２の水平荷重
を屋根パネル支持金物７、接合金物５を介して胴差４に
伝えることができて平屋建物２からの荷重を本体建物１
で負担できる。
て置けば、屋根パネル支持金物７を接合金物５に対して
取り替えることにより屋根勾配を自在に変えることがで
きる。また屋根パネル９の荷重や平屋建物２の水平荷重
を屋根パネル支持金物７、接合金物５を介して胴差４に
伝えることができて平屋建物２からの荷重を本体建物１
で負担できる。
［実施例］ 先ず第１図乃至第３図に示す実施例から述べる。第３図
に示すように２階建ての本体建物１に一体に隣接するよ
うに平屋建物２が設けられるが、第１図は第３図の符号
Ａに示す部分の接続構造を示す。接合金物５は第２図に
示すように上片5aと下面プレート5bとの間に本体部5cを
設け、本体部5cに胴差接合片5dと金物接合片5eを設けて
形成されている。符号Ａで示す部分では本体建物１の１
階と２階との間に位置する一対の胴差４が直交してお
り、胴差４の端面を接合金物５の胴差接合片5dにボルト
・ナットのようなねじ具８にて結合することにより一対
の胴差４を連結してある。一対の胴差４のうち一方の胴
差４は本体建物１と平屋建物２との間に位置し、他方の
胴差４は本体建物２の１階の外壁パネル10と２階の外壁
パネル11との間に位置する。１階の外壁パネル10の側端
と平屋建物２の外壁パネル６の側端とが対向しており、
この外壁パネル10,6の上部間がパネル連結具12にて連結
してある。外壁パネル10,6の上端間に亘るように接合金
物５の下面プレート5bを配置してあって、ボルト・ナッ
トのようなねじ具８にて下面プレート5bを外壁パネル1
0,6及びパネル連結具12に連結してある。屋根パネル支
持金物７は箱型の金物であって、上面に傾斜面7aを有し
ている。この屋根パネル支持金物７には高さや傾斜面7a
の異なるものを複数個用意してある。この屋根パネル支
持金物７は下面を下面プレート5bに載置すると共に側面
を接合金物５の金物接合片5eに沿わせてあり、下面プレ
ート5b及び金物接合片5eにボルト・ナットよりなるねじ
具８にて取り付けある。平屋建物２の屋根パネル９の軒
側は屋根パネル支持金物７上に配置され、屋根パネル９
のフレーム9aを傾斜面7aに載置して固定してある。この
ように第３図の符号Ａに示す部分が施工されるが、第３
図の符号Ｂに示す部分も上記と同様に施工される。
に示すように２階建ての本体建物１に一体に隣接するよ
うに平屋建物２が設けられるが、第１図は第３図の符号
Ａに示す部分の接続構造を示す。接合金物５は第２図に
示すように上片5aと下面プレート5bとの間に本体部5cを
設け、本体部5cに胴差接合片5dと金物接合片5eを設けて
形成されている。符号Ａで示す部分では本体建物１の１
階と２階との間に位置する一対の胴差４が直交してお
り、胴差４の端面を接合金物５の胴差接合片5dにボルト
・ナットのようなねじ具８にて結合することにより一対
の胴差４を連結してある。一対の胴差４のうち一方の胴
差４は本体建物１と平屋建物２との間に位置し、他方の
胴差４は本体建物２の１階の外壁パネル10と２階の外壁
パネル11との間に位置する。１階の外壁パネル10の側端
と平屋建物２の外壁パネル６の側端とが対向しており、
この外壁パネル10,6の上部間がパネル連結具12にて連結
してある。外壁パネル10,6の上端間に亘るように接合金
物５の下面プレート5bを配置してあって、ボルト・ナッ
トのようなねじ具８にて下面プレート5bを外壁パネル1
0,6及びパネル連結具12に連結してある。屋根パネル支
持金物７は箱型の金物であって、上面に傾斜面7aを有し
ている。この屋根パネル支持金物７には高さや傾斜面7a
の異なるものを複数個用意してある。この屋根パネル支
持金物７は下面を下面プレート5bに載置すると共に側面
を接合金物５の金物接合片5eに沿わせてあり、下面プレ
ート5b及び金物接合片5eにボルト・ナットよりなるねじ
具８にて取り付けある。平屋建物２の屋根パネル９の軒
側は屋根パネル支持金物７上に配置され、屋根パネル９
のフレーム9aを傾斜面7aに載置して固定してある。この
ように第３図の符号Ａに示す部分が施工されるが、第３
図の符号Ｂに示す部分も上記と同様に施工される。
次に第４図乃至第６図に示す実施例について述べる。本
実施例の場合、第６図に示すように本体建物１に対して
２個の平屋建物２を設けてあり、この２個の平屋建物２
の入隅部Ｃを第４図、第５図に示すように施工してい
る。接合金物５にて本体建物の胴差４を連結してあり、
２個の平屋建物１の入隅部の夫々の外壁パネル６の上端
に下面プレート5bを載置してボルト・ナットのようなね
じ具８にて固定してある。この一対の外壁パネル６上に
夫々配置される屋根パネル支持金物７の下面が下面プレ
ート5bに載置される共に金物接合片5eに沿わせられ、ボ
ルト・ナットのようなねじ具８にて取り付けてある。こ
の屋根パネル支持金物７上にも前記実施例と同様に平屋
建物２の屋根パネル９が載せられて取り付けられる。
実施例の場合、第６図に示すように本体建物１に対して
２個の平屋建物２を設けてあり、この２個の平屋建物２
の入隅部Ｃを第４図、第５図に示すように施工してい
る。接合金物５にて本体建物の胴差４を連結してあり、
２個の平屋建物１の入隅部の夫々の外壁パネル６の上端
に下面プレート5bを載置してボルト・ナットのようなね
じ具８にて固定してある。この一対の外壁パネル６上に
夫々配置される屋根パネル支持金物７の下面が下面プレ
ート5bに載置される共に金物接合片5eに沿わせられ、ボ
ルト・ナットのようなねじ具８にて取り付けてある。こ
の屋根パネル支持金物７上にも前記実施例と同様に平屋
建物２の屋根パネル９が載せられて取り付けられる。
［考案の効果］ 本考案は叙述の如く本体建物の１階の外壁パネルと平屋
建物の外壁パネルとが隣接する部分の上端上に接合金物
を配置し、本体建物の１階と２階との間に架設される胴
差の端部を上記接合金物に連結し、この接合金物に隣接
する平屋建物の外壁パネルの上端上に屋根パネル支持金
物を配設すると共にこの屋根パネル支持金物をボルト・
ナットのようなねじ具にて上記接合金物に着脱可能に接
合し、平屋建物の屋根パネルのフレームを屋根パネル支
持金物の上面の傾斜面に載置しているので、屋根パネル
を支持する屋根パネル支持金物は接合金物に対して着脱
可能であって、高さや傾斜面の勾配の異なる屋根パネル
支持金物を複数種用意しておけば、屋根パネル支持金物
を交換するだけで平屋建物の屋根勾配を簡単に変えるこ
とができるものであり、しかも本体建物の胴差と平屋建
物の屋根パネルのフレームとが屋根パネル支持金物及び
接合金物を介して連結され、屋根パネルの荷重や平屋建
物の水平荷重を本体建物の胴差に伝達して本体建物で受
けることができて平屋建物を強度的に強くできるもので
ある。
建物の外壁パネルとが隣接する部分の上端上に接合金物
を配置し、本体建物の１階と２階との間に架設される胴
差の端部を上記接合金物に連結し、この接合金物に隣接
する平屋建物の外壁パネルの上端上に屋根パネル支持金
物を配設すると共にこの屋根パネル支持金物をボルト・
ナットのようなねじ具にて上記接合金物に着脱可能に接
合し、平屋建物の屋根パネルのフレームを屋根パネル支
持金物の上面の傾斜面に載置しているので、屋根パネル
を支持する屋根パネル支持金物は接合金物に対して着脱
可能であって、高さや傾斜面の勾配の異なる屋根パネル
支持金物を複数種用意しておけば、屋根パネル支持金物
を交換するだけで平屋建物の屋根勾配を簡単に変えるこ
とができるものであり、しかも本体建物の胴差と平屋建
物の屋根パネルのフレームとが屋根パネル支持金物及び
接合金物を介して連結され、屋根パネルの荷重や平屋建
物の水平荷重を本体建物の胴差に伝達して本体建物で受
けることができて平屋建物を強度的に強くできるもので
ある。
第１図（ａ）（ｂ）（ｃ）は本考案の一実施例の要部の
平面図、正面図及び側面図、第２図は同上の要部の斜視
図、第３図は同上の建物全体を示す概略平面図、第４図
（ａ）（ｂ）は同上の他の実施例の平面図及び正面図、
第５図は他の実施例の要部の斜視図、第６図は同上の建
物全体を示す概略平面図であって、１は本体建物、２は
平屋建物、５は胴差、５は接合金物、６は平屋建物の外
壁パネル、７は屋根パネル支持金物、８はねじ具、９は
屋根パネル、9aはフレームである。
平面図、正面図及び側面図、第２図は同上の要部の斜視
図、第３図は同上の建物全体を示す概略平面図、第４図
（ａ）（ｂ）は同上の他の実施例の平面図及び正面図、
第５図は他の実施例の要部の斜視図、第６図は同上の建
物全体を示す概略平面図であって、１は本体建物、２は
平屋建物、５は胴差、５は接合金物、６は平屋建物の外
壁パネル、７は屋根パネル支持金物、８はねじ具、９は
屋根パネル、9aはフレームである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０４Ｂ 2/56 ６０３ Ｊ 6951−2Ｅ Ｚ 6951−2Ｅ ６０５ Ｅ 6951−2Ｅ ６２１ Ａ 6951−2Ｅ Ｊ 6951−2Ｅ ６３３ Ｃ 6951−2Ｅ Ｇ 6951−2Ｅ
Claims (1)
- 【請求項１】本体建物に一体に隣接するように平屋建物
を設けるものにおいて、本体建物の１階の外壁パネルと
平屋建物の外壁パネルとが隣接する部分の上端上に接合
金物を配置し、本体建物の１階と２階との間に架設され
る胴差の端部を上記接合金物に連結し、この接合金物に
隣接する平屋建物の外壁パネルの上端上に屋根パネル支
持金物を配設すると共にこの屋根パネル支持金物をボル
ト・ナットのようなねじ具にて上記接合金物に着脱可能
に接合し、平屋建物の屋根パネルのフレームを屋根パネ
ル支持金物の上面の傾斜面に載置して固定して成る部分
平屋の屋根パネル支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11328789U JPH0756412Y2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 部分平屋の屋根パネルの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11328789U JPH0756412Y2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 部分平屋の屋根パネルの支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0354419U JPH0354419U (ja) | 1991-05-27 |
| JPH0756412Y2 true JPH0756412Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=31661706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11328789U Expired - Lifetime JPH0756412Y2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 部分平屋の屋根パネルの支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0756412Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2532800B2 (ja) * | 1992-07-31 | 1996-09-11 | 日本発条株式会社 | 平面アンテナ |
-
1989
- 1989-09-27 JP JP11328789U patent/JPH0756412Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0354419U (ja) | 1991-05-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |