JPH065441Y2 - 外壁のコーナー部の構造 - Google Patents

外壁のコーナー部の構造

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JPH065441Y2
JPH065441Y2 JP1987063817U JP6381787U JPH065441Y2 JP H065441 Y2 JPH065441 Y2 JP H065441Y2 JP 1987063817 U JP1987063817 U JP 1987063817U JP 6381787 U JP6381787 U JP 6381787U JP H065441 Y2 JPH065441 Y2 JP H065441Y2
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JP
Japan
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connecting plate
panel
corner
wall
plate piece
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Application number
JP1987063817U
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English (en)
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JPS63171502U (ja
Inventor
次生 米田
滋樹 佐々木
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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Publication date
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、パネル工法で形成される外壁のコーナー部の
構造に関するものである。
[背景技術] パネル工法で施工がなされる家屋の外壁は複数枚の外壁
パネル11,11…を並べて接続することによって形成
されるが、このとき第3図に示すように外壁の一部に外
壁から突出するサブスペース12を形成することがあ
る。このサブスペース12を形成するにあたっては袖パ
ネル4を取り付けると共にサブスペース12内の屋根部
に水平のブレース6を張る必要があり、このために従来
は第4図に示すようにして袖パネル4やブレース6の取
り付けをおこなうようにしていた。
すなわち第4図は桁側の外壁にサブスペース12を形成
するようにしたものであって、妻側に配置される外壁パ
ネル11の上端には妻側屋根コーナー金物13がボルト
14止めして取り付けてあり、この妻側屋根コーナー金
物13の外壁パネル11から突出する部分の下側におい
て外壁パネル11と袖パネル4との間にジョイント金具
15を配設して外壁パネル11にこのジョイント金具1
5がボルト16止めで固定してある。また袖パネルジョ
イント金具17を妻側屋根コーナー金物13の端部に配
設してボルトナット18で妻側屋根コーナー金物13と
ジョイント金具15とに固定してあり、袖パネルジョイ
ント金具17に斜めに延出させた結合片21を袖パネル
4の上端面にボルト22止めで結合してある。そしてサ
ブスペース12を横切るように配設されるサブスペース
屋根梁19の端部がジョイント金具15にボルト止めで
結合してあり、ブレース受け金具20をサブスペース屋
根梁19の上面側に取り付けてサブスペース12の屋根
部を補強するための水平ブレース6の端部がボルト23
止めで取り付けてある。このようにして、サブスペース
12を形成させる外壁のコーナー部においては、袖パネ
ルジョイント金具17とブレース受け金具20とでコー
ナー金具を構成するようにし、袖パネル4やブレース6
の取り付けがおこなわれるようにしている。
しかしこのものでは袖パネルジョイント金具17とブレ
ース受け金具20とを組み合わせて用いる必要があって
施工が繁雑になるという問題がある。またブレース受け
金具20はサブスペース屋根梁19の上面に取り付けら
れるが、妻側にサブスペース12を形成しようとすると
きにはこのサブスペース屋根梁19は屋根パネルの妻側
端部を支持する束としての作用をなす妻側屋根コーナー
金物13の下側に配置されることになり、ブレース受け
金具20とサブスペース屋根梁19に取り付けることが
できないことになる。従ってこのようなコーナー金具の
構成ではサブスペース12を妻側に形成する場合に適用
できないという問題もあった。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて為されたものであり、少な
い部材構成で施工の能率化を高めることができ、またサ
ブスペースを桁側にも妻側にもいずれにでも形成するこ
とができる外壁のコーナー部の構造を提供することを目
的とするものである。
[考案の開示] しかして本考案に係る外壁のコーナー部の構造は、基板
2の直角に隣合う各辺にそれぞれ結合板片3,3を外方
へ延設してコーナー金具Aを形成すると共に各結合板片
3,3にそれぞれ一対のねじ通し孔5,7を穿設し、外
壁パネル11の端部の上面に基板2を固定してコーナー
金具Aを取り付け、外壁パネル11と端部同士を対向さ
せて配設される袖パネル4の端部の上端の上に一対の結
合板片3,3のうちの一方を重ね、この結合板片3に設
けた上記一対のねじ通し孔5,7のうち一方のねじ通し
孔5に通したボルト29で袖パネル4を結合板片3に結
合すると共に他方のねじ通し孔7に通したボルトナット
25でブレース6を結合板片3に結合するようにしたこ
とを特徴とするものであり、以下本考案を実施例により
詳述する。
基板2は平面形状がL字型に形成されるものであって複
数の固定用孔24が穿孔してあり、この基板2の外側の
隣合う各辺にそれぞれ結合板片3,3が斜め下方へ向け
て一体に延出してある。各結合板片3,3には袖パネル
4と結合するためのねじ通し孔5と、ブレース6と結合
するためのねじ通し孔7とが横に並ぶ位置で穿設してあ
る。このように基板2に結合板片3,3を延設して形成
した金具をコーナー金具Aとして使用するものであり、
施工状態を第1図に示す。
第1図は桁側の外壁にサブスペース12を形成するよう
にしたものであって、妻側に配置される二階の外壁パネ
ル11の上端には妻側屋根コーナー金物13がボルト1
4止めして取り付けてあり、この妻側屋根コーナー金物
13の外壁パネル11から突出する部分の下側において
外壁パネル11と袖パネル4との間に一つの側面が開口
する直方体形状のジョイント金具1を配設して外壁パネ
ル11にこのジョイント金具1がボルト止めで固定して
ある。またコーナー金具Aは基板2の半分が妻側屋根コ
ーナー金物13と外壁パネル11との間にはさまれた状
態でジョイント金具1の上面に重ねて用いられるもので
あり、妻側屋根コーナー金物13を外壁パネル11に取
り付けるためのボルト14を利用して基板2を外壁パネ
ル11に結合させるようにし、さらに妻側屋根コーナー
金物13とジョイント金具1とを結合させるボルトナッ
ト25を利用して基板2をジョイント金具1に固定する
ようにしてある。またサブスペース12を横切るように
配設されるサブスペース屋根梁19の端部がジョイント
金具1にボルト止めで結合してあり、このサブスペース
屋根梁19の端部に重ねられる部分で基板2がボルト2
6によって結合してある。
このようにしてコーナー金具Aを取り付けた状態におい
ては一対の結合板片3,3はそれぞれ外壁の桁側と妻側
において外方へ突出した状態にある。そしてサブスペー
ス12の側壁を構成する袖パネル4の上端部を壁パネル
11に取り付けるにあたつては、袖パネル4の上端をコ
ーナー金具Aの桁側の結合板片3の下面に重ね、ねじ通
し孔5を通したボルト29によって袖パネル4を結合板
片3に結合させ、コーナー金具Aを介して袖パネル4を
外壁パネル11に結合させることによっておこなうこと
ができる。またサブスペース12の屋根部を補強するた
めの水平ブレース6は、その端部に固設したプレート2
7を桁側の結合板片3に重ね、ねじ通し孔7を通したボ
ルトナット28で結合板片3に結合させることによって
取り付けをおこなうことができる。このように基板2に
結合板片3,3を延設して形成される一枚のコーナー金
具Aで袖パネル4とブレース6の取り付けをおこなうこ
とができるものである。
次に第2図は妻側の外壁にサブスペース12を形成する
ようにしたものであって、このものではサブスペース屋
根梁19は妻側屋根コーナー金物13の下側に配設され
ることになるが、コーナー金具Aに設けた結合板片3,
3は桁側の他に妻側においても突出して存在するため
に、この妻側の結合板片3のねじ通し孔5を用いてボル
ト29で袖パネル4の取り付けをおこなうことができ、
またこの妻側の結合板片3のねじ通し孔7を用いてボル
トナット28でブレース6の取り付けをおこなうことが
できる。従って、コーナー金具Aを用いて桁側にも妻側
にもいずれの側においても外壁にサブスペース12を形
成することができることになる。
[考案の効果] 上述のように本考案は、基板に結合板片を外方へ延設し
てコーナー金具を形成すると共に結合板片に一対のねじ
通し孔を穿設し、外壁パネルの端部の上面に基板を固定
してコーナー金具を取り付け、結合板片に設けた上記一
対のねじ通し孔のうち一方のねじ通し孔に通したボルト
で袖パネルを結合板片に結合すると共に他方のねじ通し
孔に通したボルトナットでブレースを結合板片に結合す
るようにしたので、結合板片に穿設した一対のねじ通し
孔によって袖パネルとブレースをコーナー金具に結合す
ることができるものであり、一枚のコーナー金具を用い
て袖パネルとブレースの取り付けをおこなうことがで
き、施工を能率的におこなうことができるものであり、
また基板の直角に隣合う各辺にそれぞれ結合板片を外方
へ延設してコーナー金具を形成し、外壁パネルと端部同
士を対向させて配設される袖パネルの端部の上端の上に
一対の結合板片のうちの一方を重ね、この結合板片に設
けた一対のねじ通し孔のうち一方のねじ通し孔に通した
ボルトで袖パネルを結合板片に結合すると共に他方のね
じ通し孔に通したボルトナットでブレースを結合板片に
結合するようにしたので、コーナー金具の基板を固定し
てコーナー金具を外壁のコーナー部に取り付けたときに
は結合板片を桁側にも妻側にも突出させることができ、
袖パネルやブレースを桁側においても妻側においても取
り付けることができてサブスペースを桁側にも妻側にも
いずれでも形成することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るコーナー金具を用いた第3図のX
部分の一実施例の分解斜視図、第2図は同上の金具を用
いた他の実施例の分解斜視図、第3図は外壁の概略縮小
平面図、第4図は第3図のX部分の従来例を示す分解斜
視図である。 2は基板、3は結合板片、4は袖パネル、5はねじ通し
孔、6はブレース、7はねじ通し孔、11は外壁パネ
ル、25はボルトナット、29はボルトである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の直角に隣合う各辺にそれぞれ結合板
    片を外方へ延設してコーナー金具を形成すると共に各結
    合板片にそれぞれ一対のねじ通し孔を穿設し、外壁パネ
    ルの端部の上面に基板を固定してコーナー金具を取り付
    け、外壁パネルと端部同士を対向させて配設される袖パ
    ネルの端部の上端に一対の結合板片のうちの一方を重
    ね、この結合板片に設けた上記一対のねじ通し孔のうち
    一方のねじ通し孔に通したボルトで袖パネルを結合板片
    に結合すると共に他方のねじ通し孔に通したボルトナッ
    トでブレースを結合板片に結合して成る外壁のコーナー
    部の構造。
JP1987063817U 1987-04-27 1987-04-27 外壁のコーナー部の構造 Expired - Lifetime JPH065441Y2 (ja)

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JPS63171502U JPS63171502U (ja) 1988-11-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017119992A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 株式会社内田洋行 水平ブレース構造、水平ブレースの支持装置、及び空間構造体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5817855U (ja) * 1981-07-27 1983-02-03 松本 彰二 ハンガ−

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JP2017119992A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 株式会社内田洋行 水平ブレース構造、水平ブレースの支持装置、及び空間構造体

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