JPH04124342A - 上下階ボックスユニットの接合構造 - Google Patents

上下階ボックスユニットの接合構造

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JPH04124342A
JPH04124342A JP24337790A JP24337790A JPH04124342A JP H04124342 A JPH04124342 A JP H04124342A JP 24337790 A JP24337790 A JP 24337790A JP 24337790 A JP24337790 A JP 24337790A JP H04124342 A JPH04124342 A JP H04124342A
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Nariyasu Murata
成康 村田
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、上下階ボックスユニットの接合構造に係り、
複数のボックスユニットによって構成される二〜三階建
てのユニット住宅等に利用できる。
〔背景技術〕
従来より、ユニット住宅は、複数のボックスユニットを
上下左右に配列接合して建築されるものである。各ボッ
クスユニットには、建築現場での作業を軽減するために
、予め工場で床や天井等の内装が組付けられている。
このようなボックスユニットを現場で上下に配列して接
合するにあたり、その接合箇所が下階のユニットの天井
と上階のユニットの床との内側となるため、上階のユニ
ットの床材や下階のユニットの天井材には、接合作業用
の切欠部が設けられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、切欠部によって床材や天井材の強度が低
下してしまい、特に、水平構面として調度類の荷重を受
ける床材では切欠部を設けることが問題となる。
本発明の目的は、水平構面となる床材に切欠部を設けず
とも、ボックスユニットの接合を行える上下階ボックス
ユニットの接合構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、ユニット住宅を構成する上下階のホックスユ
ニットを各々の柱の内部に挿入される連結部材によって
接合する構造であって、前記連結部材の上端部を上階の
ボックスユニットの床面よりも高い位置で当該ボックス
ユニットの柱に接合したことを特徴とする。
この際、前記連結部材の側面に係止部を設け、連結部材
か下階のボックスユニットの柱の上端縁に係止されるよ
うにしておくことか好ましい。
〔作 用〕
このような本発明では、下階のボックスユニットの各柱
に連結部材を挿入して接合しておき、このボックスユニ
ットの上に別のボックスユニットを載置する際に、下階
のボックスユニットの連結部材に上階のホックスユニッ
トの柱を嵌め込み、連結部材を介して上下のボックスユ
ニットの接合を行う。
ここで、連結部材と上階のボックスユニットの柱との接
合部分を床の上側に設定することにより、各々の接合は
壁面の開口等を通して行えるようになり、床材の切欠部
を解消することか可能となり、これにより前記目的が達
成される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、ユニット住宅1は、複数のボックスユ
ニット2が上下左右に配列されて相互接合されたもので
ある。これらのボックスユニット2は、柱3A、 3B
や梁4A、 4Bから構成される骨組みを有し、この骨
組みには内装となる天井材5Aや床材5B等が予め取付
けられている。このようなボックスユニット2のうち、
ユニット住宅1の下部に一階ユニッ1−2Aが設置され
、上部に二階ユニット2Bが設置されている。−階ユニ
ッh2Aの上方の各角隅および二階ユニット2Bの各角
隅は、両者を接合する接合部分10となっている。
第2図および第3図には接合部分10が拡大されて示さ
れている。
図において、ユニッ1−2Aは、四角筒状の柱3Aと断
面コ字形状の粱4Aとを有し、粱4Aの下面側には天井
材5Aが取付けられている。一方、ユニッh2Bは、ユ
ニット2Aと同様に、四角筒状の柱3Bおよび断面コ字
形状の粱4Bを有し、粱4Bの上面に床材5Bが載置さ
れている。
柱3Aには、ユニット2Aの内側に臨む二つの側面に複
数のボルト挿通孔6Aが設けられている。これらのボル
ト挿通孔6Aの設置箇所は、天井材5Aより低くされて
いる。柱3Aと同様に、柱3Bにもユニット2Bの内側
に臨む二つの側面に複数のボルト挿通孔6Bが設けられ
、これらのボルト挿通孔6Bの設置箇所は床材5Bより
高い位置となっている。このような柱3A、 3Bの内
部には、四角筒状の連結部材11が挿入されている。
連結部材11は、柱3Aおよび柱3Bの両方にまたがっ
て配置されるものであり、連結部材11の側面中央部分
には、水平に突出して柱3Aの上端縁に係止される鍔状
の係止部12が設けられている。この係止部12の上側
には床材5Bより高い位置まで延長される上端部である
上方延出部13か設けられ、下側には天井材5Aより低
い位置まで延長される下端部である下方延出部14が設
けられている。
上方延出部13の側壁には、柱3Bのボルト挿通孔6B
に対応して複数のボルト孔15が設けられ、延出部13
の内部にはボルト孔15に対応した位置にナツト16が
溶接されている。一方、下方延出部14の側壁には、上
方延出部13と同様に、柱3Aのボルト挿通孔6A対応
して複数のボルト孔17が設けられ、延出部13の内部
にはボルト孔17に対応した位置にナツト18が溶接さ
れている。
このようなナツト16.18の各々にボルト挿通孔6A
、 6Bおよびボルト孔15.17の両方を通るボルト
19を螺合することにより、連結部材11を介して柱3
Aおよび柱3Bの各々か連結され、各柱3A、 3Bの
連結によって一階ユニッ)2Aと二階ユニット2Bとが
接合される。
ここで、ボルト19の締付作業は、天井材5Aの下側お
よび床材5Bの上側で各ユニット2A、 2Bの骨組み
に取付けられる壁材の開口等を通して行われるようにな
っている。
このような本実施例では、次のような手順でユニット2
A、 2Bの接合作業を行う。
まず、予め工場で一階ユニッh2.Aおよび二階ユニッ
ト2Bに天井材5Aおよび床材5B等の内装を組付けて
おく。
次いで、建築現場で一階ユニット2Aの多柱3Aに連結
部材11の下方延出部14を挿入し、連結部材11内部
のナツト18にボルト19を螺合し、柱3Aと連結部材
11とを接合し、連結部材11の上方延出部13をユニ
ット2Aの上面から突出させておく。
最後に、突出させた上方延出部13を二階ユニット2B
の多柱3Bの内部に嵌め込みながら、二階ユニット2B
を一階ユニット2Aの上に載せ、連結部材11内部のナ
ツト16にボルト19を螺合することで、柱3Bと連結
部材11とを接合して接合作業を完了する。
ここで、各ボルト19の締付作業か天井材5Aの下側お
よび床材5Bの上側で壁材に開けた開口等を通して行え
るため、天井材5Aおよび床材5Bには従来のような切
欠部を設けておく必要がない。
このような本実施例によれば、次のような効果がある。
すなわち、連結部材11の上方延出部13を床材5Bよ
り高い位置まで延長し、かつ、下方延出部14を天井材
5Aより低い位置まで延長し、ボルト19の締付作業を
天井材5Aの下側および床材5Bの上側で行うようにし
たので、床材5Bや天井材5Aに切欠部を設けずとも接
合作業を行うことができる。
また、連結部材11に係止部12を設け、柱3Aへの接
合にあたって連結部材11を柱3Aに支持させるように
したので、連結部材11の接合を容易にできる。
さらに、ボルト接合用のホルト挿通孔6A、 6Bおよ
びボルト孔15.17を、ユニット2A、 2Bの内側
に臨む柱3A、 3Bの二つの側面側に設けたので、ナ
ツト16.18と螺合するボルト19を締付けることに
より、連結部材11の側面と柱3A、 3Bの内側面と
が同一面状に揃えられ、柱3A、 3Bの端縁か互いに
ずれることなく柱3A、 3Bを接合できる。
なお、本発明は前述の実施例に限定されるものではなく
、次に示すような変形等を含むものである。
すなわち、連結部材11は、上下に延びる延出部13、
14を一組だけ有するものに限らず、二組以上の延出部
13.14を有するものでもよく、例えば、第4図に示
されるように、四角形状のプレート20から上下に延び
た四組の延出部13.14を有する連結部材21でもよ
い。このような連結部材21を利用すれば、上下に配列
されたユニット2A、 2Bだけでなく、前後左右に配
列されたユニット2A、 2B同志をも互いに接合でき
るという効果が得られる。
また、ユニット2A、 2Bの多柱3A、 3Bに挿入
される連結部材は、各延出部13の上下方向の寸法が統
一されたものに限らず、例えば、第5図に示されるよう
に、上下方向の寸法が各々異なった上方延出部13A−
130を有する連結部材11A〜IIDでもよい。この
ようにすれば、ユニット2Bをユニット2Aに接合する
にあたって、クレーン等に吊り下げたユニット2Bを降
下させながら、ユニット2Bの多柱3Bに一本ずつ上方
延出部13A〜130を嵌合させるこができ、ユニッ1
−2A、 2Bの接合作業をさらに容易にできるという
効果が得られる。
さらに、連結部材]1の係止部12は鍔状のものに限ら
ず、例えば、突起状のものでもよく、要するに、柱3A
の端縁に係止され、かつ、柱3A、 3Bの接合に支障
をきたさない形状であればよい。
また、連結部材11、柱3A、 3Bの形状は四角筒状
に限定されず、円筒状や他の形状でもよく、梁4A。
4Bの形状は断面コ字形状に限らず、断面H形状や他の
形状でもよく、これらの連結部材11、柱3A。
3Bおよび粱4A、 4Bの形状は限定されない。
〔発明の効果〕
前述のように、本発明の上下階ボックスユニットの接合
構造によれば、床材に切欠部を設けずとも、ボックスユ
ニットの接合を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のユニット住宅を示す斜視図
、第2図および第3図は同実施例の要部を示す断面図お
よび分解斜視図、第4図および第5図は本発明のそれぞ
れ異なる変形例を示す斜視図である。 1・・・ユニット住宅、2・・・ボックスユニット、3
A。 3B・・・柱、5B・・・床材、11.21・・・連結
部材、13・・・連結部材の上端部である上方延出部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ユニット住宅を構成する上下階のボックスユニッ
    トを各々の柱の内部に挿入される連結部材によって接合
    する構造であって、前記連結部材の上端部を上階のボッ
    クスユニットの床面よりも高い位置で当該ボックスユニ
    ットの柱に接合したことを特徴とする上下階ボックスユ
    ニットの接合構造。
JP24337790A 1990-09-13 1990-09-13 上下階ボックスユニットの接合構造 Expired - Lifetime JPH0794746B2 (ja)

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JPH04124342A true JPH04124342A (ja) 1992-04-24
JPH0794746B2 JPH0794746B2 (ja) 1995-10-11

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07305421A (ja) * 1994-05-12 1995-11-21 Rifuretsushiyu Park Kenkyusho:Kk 組立家屋の結合構造
EP0773557A2 (en) 1995-11-13 1997-05-14 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Heat-resistant electrical wire comprising a benzimidazole-based polymer coating
JP2007508482A (ja) * 2003-10-17 2007-04-05 ビッグ ステップス リミテッド 建物モジュール

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07305421A (ja) * 1994-05-12 1995-11-21 Rifuretsushiyu Park Kenkyusho:Kk 組立家屋の結合構造
EP0773557A2 (en) 1995-11-13 1997-05-14 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Heat-resistant electrical wire comprising a benzimidazole-based polymer coating
JP2007508482A (ja) * 2003-10-17 2007-04-05 ビッグ ステップス リミテッド 建物モジュール

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