JPS5844210Y2 - タイシンヨウカナグ - Google Patents
タイシンヨウカナグInfo
- Publication number
- JPS5844210Y2 JPS5844210Y2 JP1975153464U JP15346475U JPS5844210Y2 JP S5844210 Y2 JPS5844210 Y2 JP S5844210Y2 JP 1975153464 U JP1975153464 U JP 1975153464U JP 15346475 U JP15346475 U JP 15346475U JP S5844210 Y2 JPS5844210 Y2 JP S5844210Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- earthquake
- cross
- horizontal
- floor
- resistant metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来電子計算機室、通信機室などのフリー・アクセス・
フロア−の耐震構造について種々考案されている。
フロア−の耐震構造について種々考案されている。
就中、これらの補強方法として支柱底の金物の面積を広
くして糊付は面を多くする方法。
くして糊付は面を多くする方法。
支柱底の金物をアンカーボルトおよびコンクリート、釘
などで固定する方法。
などで固定する方法。
支柱と支柱間を金物で固定し、この金物をコンクリート
、釘にて建物に固定する方法がある。
、釘にて建物に固定する方法がある。
上記の方法において、糊付けの場合には経年使用に伴な
ってコンクリート部分が剥がれやすく、施工時の強度が
保てなくなる欠点がある。
ってコンクリート部分が剥がれやすく、施工時の強度が
保てなくなる欠点がある。
またコンクリート、釘を多く使用すると、建物自体を弱
くし、ひび割れをするおそれもある。
くし、ひび割れをするおそれもある。
さらに、すでに施工したフリー・アクセス・フロア−を
補強する場合には困難で、それだけ費用も高くつくなど
の欠点がある。
補強する場合には困難で、それだけ費用も高くつくなど
の欠点がある。
本考案は、これらの点に着目して考案されたもので、電
子計算機室、通信機室などのフリー・アクセス・フロア
−を使用している室を、地震、振動などからフリー・ア
クセス・フロア−を保護するために支柱を補強する耐震
用金具を提供するものである。
子計算機室、通信機室などのフリー・アクセス・フロア
−を使用している室を、地震、振動などからフリー・ア
クセス・フロア−を保護するために支柱を補強する耐震
用金具を提供するものである。
更に詳しくは本考案は、フリー・アクセス・フロア−を
糊、コンクリート、釘を使用せずに、現在使用している
フロア−の支柱に金物を取付けるだけで、一枚板もしく
はアングル組に構成できる構造を特徴とする耐震用金具
を提供するものである。
糊、コンクリート、釘を使用せずに、現在使用している
フロア−の支柱に金物を取付けるだけで、一枚板もしく
はアングル組に構成できる構造を特徴とする耐震用金具
を提供するものである。
本考案は、二角を90’に形成した方形の横断面を有す
る垂直足と、垂直足の一端両側にT字型に突出した垂直
足の横断面積のほぼ2分の1に相当する横断面積で矩形
の横断面を有する水平足とを具え、垂直足と水平足とに
それぞれ取り付は穴が穿設され水平足の底面中央部に三
角形状の切欠部を設けた耐震用金具よりなり、この耐震
用金具を二個−組としその水平足を互いに接合させ三角
形状の切欠部にてフロア−の支柱を挟持させて十字型締
付具を構成し、垂直足と水平足にチャンネル状の端縁部
を有するジヨイント金具を取り付は穴にそれぞれ挿通し
た固定ボルトにて締付は固定するように構成したもので
ある。
る垂直足と、垂直足の一端両側にT字型に突出した垂直
足の横断面積のほぼ2分の1に相当する横断面積で矩形
の横断面を有する水平足とを具え、垂直足と水平足とに
それぞれ取り付は穴が穿設され水平足の底面中央部に三
角形状の切欠部を設けた耐震用金具よりなり、この耐震
用金具を二個−組としその水平足を互いに接合させ三角
形状の切欠部にてフロア−の支柱を挟持させて十字型締
付具を構成し、垂直足と水平足にチャンネル状の端縁部
を有するジヨイント金具を取り付は穴にそれぞれ挿通し
た固定ボルトにて締付は固定するように構成したもので
ある。
本考案の実施例を図面について説明する。
第1図A、Bは、本考案の正面図および側面図で図中1
は本考案の耐震用金具であって、耐震用金具1は正面か
ら見てT字型をなし、二角を90°に形成した四角形状
の横断面を有する垂直足2と、垂直足2の横断面のほぼ
2分の1に相当する横断面を有し垂直足2の一端にT字
型に突出した水平足3と4とを具え、垂直足2と水平足
3と4とにそれぞれ取り付は穴5と6と7を穿設する。
は本考案の耐震用金具であって、耐震用金具1は正面か
ら見てT字型をなし、二角を90°に形成した四角形状
の横断面を有する垂直足2と、垂直足2の横断面のほぼ
2分の1に相当する横断面を有し垂直足2の一端にT字
型に突出した水平足3と4とを具え、垂直足2と水平足
3と4とにそれぞれ取り付は穴5と6と7を穿設する。
また、水平足3.4の底面中央部ですなわち垂直足2の
中心部に三角形状の切欠部8を形成する。
中心部に三角形状の切欠部8を形成する。
第2図A、Bは、耐震用金具1を2個用い水平足3と4
の底面を互いに向い合わせ組立てた図である。
の底面を互いに向い合わせ組立てた図である。
第2図A、Bに示す如く耐震用金具1を2個使用して十
字型を呈する耐震用補強金具が形成できるとともに、相
対向する水平足の横断面の和を垂直足2の横断面と等し
く形成し、相対向する三角形状の切欠部8によって支柱
を入れる四角形状の穴9が形成できる。
字型を呈する耐震用補強金具が形成できるとともに、相
対向する水平足の横断面の和を垂直足2の横断面と等し
く形成し、相対向する三角形状の切欠部8によって支柱
を入れる四角形状の穴9が形成できる。
第3図および第4図は、本考案を用いて組立てたフリー
・アクセス・フロア−の足の部分を示すもので、10は
断面コ字型のジヨイント金具であって、ジヨイント金具
10の端部を垂直足2、水平足3と4にそれぞれ被せ握
持させ、固定ボルト11をジヨイント金具10の側壁、
垂直足、水平足3,4のそれぞれの取り付は穴5,6.
7に挿通して、耐震用金具とジヨイント金具10とを固
定する。
・アクセス・フロア−の足の部分を示すもので、10は
断面コ字型のジヨイント金具であって、ジヨイント金具
10の端部を垂直足2、水平足3と4にそれぞれ被せ握
持させ、固定ボルト11をジヨイント金具10の側壁、
垂直足、水平足3,4のそれぞれの取り付は穴5,6.
7に挿通して、耐震用金具とジヨイント金具10とを固
定する。
12は2個の耐震用金具の三角形状の切欠部8にて握持
させた支柱、13はフロア−114はフロア−13の台
座、15はフロア−の台座14を上下に調節する支柱1
2に取り付けた調整ナツトを示す。
させた支柱、13はフロア−114はフロア−13の台
座、15はフロア−の台座14を上下に調節する支柱1
2に取り付けた調整ナツトを示す。
本考案は前記した如く、水平足の底面を互いに対向させ
た2個の耐震用金具1にて形成される四角形状の穴9に
支柱12を入れ、十字のつなぎ四個所を固定ボルト11
にて締着することにより耐震用金具1を支柱12に確実
に固定することができる。
た2個の耐震用金具1にて形成される四角形状の穴9に
支柱12を入れ、十字のつなぎ四個所を固定ボルト11
にて締着することにより耐震用金具1を支柱12に確実
に固定することができる。
また、前記の如き組立て方によって、すでに施工し、レ
ベル調整を済ませた所でも台座14、調整ナツト15な
どを動かさずに簡単に取り付けることができる。
ベル調整を済ませた所でも台座14、調整ナツト15な
どを動かさずに簡単に取り付けることができる。
なお、耐震用金具1を取付ける場合、同時にジヨイント
金具10と一緒に取り付は固定する。
金具10と一緒に取り付は固定する。
ジヨイント金具10を耐震用金具1の四方の放射状に取
り付けて、フロア−の支柱12全体をジヨイント金具1
0にて完全に固定する。
り付けて、フロア−の支柱12全体をジヨイント金具1
0にて完全に固定する。
支柱12同志は、ジヨイント金具10により強固に支持
されて倒れたり外れたりする心配はない。
されて倒れたり外れたりする心配はない。
また地震などにより床が揺れても、フリー・アクセス・
フロア−13か崩れたりすることはない。
フロア−13か崩れたりすることはない。
本考案は前記の如く2個の同形の耐震用金具の水平足の
底面を互いに対向させることにより、2個の垂直足は前
後方向に配列されてこれらの垂直足に2本のチャンネル
状の端縁部を有するジヨイント金具をそれぞれ前後方向
に配列して接続固定することができるとともに、並べら
れた2個の水平足に、垂直脚に接続したと同形同寸法の
チャンネル状の端縁部を有するジヨイント金具を左右方
向に配列して接続固定することができるとともに、水平
足の底面中央部に設けた三角形状の切欠部は二個の耐震
用金具により抱き合わされて四角形状の穴を形成して支
柱を抱持させることができて、フロア−の各支柱を耐震
的強固に固定することができる。
底面を互いに対向させることにより、2個の垂直足は前
後方向に配列されてこれらの垂直足に2本のチャンネル
状の端縁部を有するジヨイント金具をそれぞれ前後方向
に配列して接続固定することができるとともに、並べら
れた2個の水平足に、垂直脚に接続したと同形同寸法の
チャンネル状の端縁部を有するジヨイント金具を左右方
向に配列して接続固定することができるとともに、水平
足の底面中央部に設けた三角形状の切欠部は二個の耐震
用金具により抱き合わされて四角形状の穴を形成して支
柱を抱持させることができて、フロア−の各支柱を耐震
的強固に固定することができる。
しかも本考案は、同一構造の耐震用金具を二個用いて組
立て使用できるように構成したから、製作および組立が
極めて容易なる等の効果がある。
立て使用できるように構成したから、製作および組立が
極めて容易なる等の効果がある。
第1図Aは本考案品の正面図、第1図Bは同上側面図、
第2図Aは本考案品を2ケ使用して組立てた状態を示す
正面図、第2図Bは同上側面図、第3図は本考案品で施
工したフリー・アクセス・フロア−の足の部分を上から
みた図、第4図は本考案品で施工したフリー・アクセス
・フロア−9足の部分の側面図である。 1:耐震用金具、2:垂直足、3.4 :水平足、5,
6,7:取り付は穴、8:三角形状の切欠部、9:四角
形状の穴、10:ジヨイント金具、11:固定ボルト、
12:支柱、13:フロアー
第2図Aは本考案品を2ケ使用して組立てた状態を示す
正面図、第2図Bは同上側面図、第3図は本考案品で施
工したフリー・アクセス・フロア−の足の部分を上から
みた図、第4図は本考案品で施工したフリー・アクセス
・フロア−9足の部分の側面図である。 1:耐震用金具、2:垂直足、3.4 :水平足、5,
6,7:取り付は穴、8:三角形状の切欠部、9:四角
形状の穴、10:ジヨイント金具、11:固定ボルト、
12:支柱、13:フロアー
Claims (1)
- 二角を90°に形成した方形の横断面を有する垂直足2
と、垂直足2の一端両側にT字型に突出した垂直足2の
横断面積のほは2分の1に相当する横断面積で矩形の横
断面を有する水平足3と4とを具え、垂直足2と水平足
3と4とにそれぞれ取り付は穴5と6と7が穿設され、
水平足3と4の底面中央部に三角形状の切欠部8を設け
た耐震用金具1よりなり、耐震用金具1を二個その水平
足3と4を互いに接合させて形成した四角形状の穴9に
てフロア−13の支柱12を挟持させて十字形締付具を
構成し、垂直足2と水平足3,4にチャンネル状の端縁
部を有するジヨイント金具10を取り付は穴5,6.7
にそれぞれ挿通した固定ボルト11にて締付は固定する
ようにしたことを特徴とする耐震用金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975153464U JPS5844210Y2 (ja) | 1975-11-13 | 1975-11-13 | タイシンヨウカナグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975153464U JPS5844210Y2 (ja) | 1975-11-13 | 1975-11-13 | タイシンヨウカナグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5266325U JPS5266325U (ja) | 1977-05-17 |
JPS5844210Y2 true JPS5844210Y2 (ja) | 1983-10-06 |
Family
ID=28632729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975153464U Expired JPS5844210Y2 (ja) | 1975-11-13 | 1975-11-13 | タイシンヨウカナグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5844210Y2 (ja) |
-
1975
- 1975-11-13 JP JP1975153464U patent/JPS5844210Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5266325U (ja) | 1977-05-17 |
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