JPH0113139Y2 - - Google Patents

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JPH0113139Y2
JPH0113139Y2 JP1983100567U JP10056783U JPH0113139Y2 JP H0113139 Y2 JPH0113139 Y2 JP H0113139Y2 JP 1983100567 U JP1983100567 U JP 1983100567U JP 10056783 U JP10056783 U JP 10056783U JP H0113139 Y2 JPH0113139 Y2 JP H0113139Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、種々のキヤンプ場等に設営される本
格的な組立式ロツジの土台構造体に関するもの
で、目的とするところは、特に傾斜や高低差のあ
る地形のキヤンプ場に対しても、極めて簡単且つ
確実にロツジの組立設営を可能とする組立式の土
台構造体を提供せんとするものである。
以下、本考案を図示する実施例に基づいて詳述
する。図面に示す土台構造体は、後述する五角形
ロツジに使用することを前提として構成された一
実施例で、該実施例に係る土台構造体10は、第
1図Aに示す如く、下記の連結手段で組立・解体
可能に連結される2本の長寸枠材11及び2本の
短寸枠材12と、上下方向に多数の高低調整孔1
3aを予め所定のピツチで穿設してなる2本の長
寸脚材13A及び2本の短寸脚材13Bと、上記
長寸枠材11,11間に掛け渡される複数の支持
材14とから成る。
そして、本実施例にあつては、各長寸枠材11
の両端部夫々に、上記脚材13A,13Bの挿通
空間15を予め形成しておくと共に、各端面の上
下位置に連結用ボルト部16を一体に突設してお
き、他方、各短寸枠材12の両端部夫々に、該連
結用ボルト部16を挿通する通孔12aを予め穿
設しておき、同図Bに示す如く、各連結用ボルト
部16を、ただ単に短寸枠材12の通孔12aに
挿通して、外側からナツト17で四隅を締付ける
ことにより、長短寸の枠材11,12を四角形状
に連結して、土台構造体10の骨組を組立てる構
成となつている。尚、各枠材11,12の連結に
際しては、上記と異なり、ボルト部16と通孔1
2aを、長寸枠材11と短寸枠材12に対して、
夫々逆に設けることも実施に応じ任意である。
又、斯る枠材11,12の連結骨組に対して
は、上記各脚材13A,13Bを長寸枠材11の
両端部に形成された挿通空間15内に挿通して、
該空間15を画成する両側部位に予め連通する状
態をもつて穿設されている通孔15aと、高低調
整孔13aの一の選択孔を合致させた状態でボル
ト18を挿入して、該各ボルト18の突出端をナ
ツト19で締付け、各脚材13A,13Bを挿通
空間15内に締付固定することにより、該各脚材
13A,13Bを介して、土台構造体10自体を
地面に設置する構成となす。
更に、上記複数の支持材14は、夫々所望の長
さ寸法に設定されて、第1図Bに示す如く、2本
の長寸枠材11,11間に、一定の間隔をおいて
平行に嵌合方式をもつて掛け渡されて、土台構造
体10の骨組の一部を構成する補強材となり、且
つ各枠材11,12と相俟つて、その上に後述す
る床構造体を載置支持できる構成となつている。
第2図乃至第4図は、上記構成の土台構造体1
0を利用する組立式ロツジの床構造体20と側壁
構造体30と天井構造体40の一例を示すもの
で、該各構造体20,30,40も、前記の土台
構造体10と同様に、全くクギを一本も用いず
に、容易に組立及び解体ができる構成となつてい
る。
そこで、斯る各構造体を簡単に説明すると、ま
ず床構造体20は、第2図に示す如く、平面形状
が台形を呈する5枚の床材21から構成され、隣
接する床材21同士を、例えば各両側面に形成し
た凹凸結合部22,23を介して順次連結するこ
とにより、五角形状の床構造体を組立てられる構
成となつている。又、各床材21の内側端には、
張出部24を形成しておき、五角形状に連結され
た際に、該各張出部24を利用して、床構造体2
0の中央に火鉢70の設置を可能とする耐熱板2
5等を敷設できる構成となつている。
側壁構造体30は、第3図に示す如く、5枚の
壁材31と該各壁材31の隣接側端を連結する5
本の柱材32とから構成され、各壁材31の両側
端には、上下方向全域に係合溝33を予め形成し
ておき、他方、各柱材32の両側上下方向全域に
は、二叉の突片34を予め形成しておき、隣接す
る壁材31同士の対向する係合溝33に該二叉突
片34を係入して、壁材31を順次連結すること
により、前記床構造体20の五角形状に対応する
五角形状の側壁構造体を組立てられる構成となつ
ている。又、各壁材31の夫々には、図示する如
く、必要に応じて扉35・窓36或いは換気扇3
7等を取付けておくものとする。
天井構造体40は、第4図に示す如く、外周面
が湾曲した5本の梁材41から構成され、該各梁
材41の下端を対応する前記側壁構造体30の各
柱材32の上端部に係合させて、5本の梁材41
の上端を専用止具(図示せず)又は前記火鉢用の
排気煙突50を兼用して支えることにより、アー
チ状の天井構造体を組立てられる構成となつてお
り、最終的には、屋根テント60を該天井構造体
40に張設する。
以上が、本考案に係る土台構造体10を利用し
たロツジの一例であるが、本考案に係る土台構造
体10は、上記の各構造体から構成されるロツジ
以外でも、床構造体を載置するための独立した土
台構造体を必要とするロツジであれば、如何なる
ロツジに対しても、容易に実施応用できることは
言うまでもない。
依つて、上記構成の土台構造体10を用いて、
ロツジを例えば傾斜地形に組立設営する場合に
は、まず第1図Bに示す如く、2本の長寸枠材1
1と2本の短寸枠材12とを、夫々連結用ボルト
部16とナツト17及び通孔12aを介して四角
形状に組立てた後、谷側に位置することとなる2
本の長寸脚材13Aを、夫々の高低調整孔13a
を選択して、長寸枠材11に対して下方向に長く
延ばした状態にボルト18・ナツト19で締付固
定し、山側に位置することとなる2本の短寸枠材
13Bを、同じく高低調整孔13aを選択して、
長寸枠材11に対して下方向に短かく延ばした状
態に締付固定すれば、例えば設営場所が傾斜地形
となつていても、土台構造体10を極めて簡単且
つ水平に設置することが可能となる。
依つて、後は、この水平に設置された土台構造
体10上に、床材21を五角形状に連結して組立
てられた床構造体20を載置し、次で5枚の壁材
31を床構造体20の外周に五角形状に立設し
て、既述した係合溝33に対する二叉突片34の
係入を得て、該各壁材31の両側端を5本の柱材
32で順次連結して、側壁構造体30を組立て、
更に斯る側壁構造体30の各柱材32に対して、
5本の梁材41の下端部を係合させて、該各梁材
41の上端を煙突50で支持して、天井構造体4
0を組立て、最後に屋根テント60を該天井構造
体40に張設することにより、第5図に示す組立
式ロツジが完成することとなる。
又、図示する如く、扉35の前面側の土台構造
体10上にベランダ材80を敷設して、該土台構
造体10にベランダ部を付設することも可能とな
る。
従つて、いずれにしても、完成されたロツジ自
体は、上記土台構造体10の水平設置により、第
6図に示す如く、例え設営場所が傾斜や高低差の
ある地形であつても、常に水平に設置することが
保障されることとなる。
以上の如く、本考案に係る組立式ロツジの土台
構造体は、組立・解体可能に連結される長短寸の
枠材と、上下方向に多数の高低調整孔を穿設した
長短寸の脚材と、連結された枠材間に掛け渡され
る複数の支持材とから構成されることを特徴とす
るものであるから、該土台構造体上に載置される
ロツジの床構造体は、如何なる構造のものでも対
象となるので、その利用範囲は頗る広範囲とな
る。
しかも、本考案において、長短寸の枠材を必須
部材とすることは、上記利用範囲の拡大のみなら
ず、土台構造体に対してベランダ部を容易に付設
することも可能となるので、本格的なロツジにあ
つては、この点も好都合となる。
又、本考案は、多数の高低調整孔を穿設した脚
材として、2本の長寸脚材と2本の短寸脚材を使
用することを特徴としているから、谷側に長寸脚
材を使用し山側に短寸脚材を使用すれば、設営地
形の形状に応じて、各脚材の高さ調整が相当量可
能となつて、傾斜や高低差の著しいキヤンプ地等
であつても、ロツジを常に水平に設置することが
できることとなるので、特に地形の変化が著しい
場所に設営されるロツジに対しては極めて最適な
土台構造体を提供できることとなる。
更に、本考案は、長寸脚材の両端部に脚材を
個々に挿通する挿通空間を形成して、該挿通空間
内にボルト・ナツトを介して各脚材を締付固定す
ることを特徴とするものであるから、脚材が枠材
の外方に突出することがなくなるので、土台構造
体の外観上の見栄えを害したり、脚材自体が邪魔
となつてしまう恐れも全くなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本考案に係る土台構造体の一実施例
を分解して示す斜視図、同図Bは同組立状態を示
す斜視図、第2図は本考案に係る土台構造体を使
用するロツジの床構造体を一部分解して示す斜視
図、第3図は本考案に係る土台構造体を使用する
ロツジの側壁構造体を一部分解して示す斜視図、
第4図は本考案に係る土台構造体を使用するロツ
ジの天井構造体を示す要部斜視図、第5図本考案
に係る土台構造体を使用してロツジを組立設営し
た状態を一部切欠してを示す斜視図、第6図は本
考案に係る土台構造体を使用して傾斜地形にロツ
ジを設営した状態を示す側面図である。 10……土台構造体、11……長寸枠材、12
……短寸枠材、13A……長寸脚材、13B……
短寸脚材、13a……高低調整孔、14……支持
材、15……挿通空間、15a……通孔、18…
…ボルト、19……ナツト、20……床構造体、
30……側壁構造体、40……天井構造体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 組立・解体可能な部材から構成される床構造体
    と側壁構造体と天井構造体を有する組立式ロツジ
    に使用される土台構造体であつて、組立・解体可
    能に連結される2本の長寸枠材及び2本の短寸枠
    材と、上下方向に多数の高低調整孔を所定ピツチ
    で穿設してなる2本の長寸脚材及び2本の短寸脚
    材と、上記各枠材間に掛け渡される複数の支持材
    とから成り、上記2本の長寸枠材の両端部に、脚
    材を個々に挿通する挿通空間と該挿通空間と連通
    する通孔を形成して、該通孔と上記各脚材の高低
    調整孔の一つとを合致させて、該各脚材を挿通空
    間内にボルト・ナツトを介して締付固定するよう
    に構成したことを特徴とする組立式ロツジの土台
    構造体。
JP10056783U 1983-06-29 1983-06-29 組立式ロツジの土台構造体 Granted JPS59142303U (ja)

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JPS59142303U JPS59142303U (ja) 1984-09-22
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4815505B1 (ja) * 1968-10-16 1973-05-15

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JPS4815505B1 (ja) * 1968-10-16 1973-05-15

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