JPS5829202Y2 - 柱・梁取付構造 - Google Patents
柱・梁取付構造Info
- Publication number
- JPS5829202Y2 JPS5829202Y2 JP15063178U JP15063178U JPS5829202Y2 JP S5829202 Y2 JPS5829202 Y2 JP S5829202Y2 JP 15063178 U JP15063178 U JP 15063178U JP 15063178 U JP15063178 U JP 15063178U JP S5829202 Y2 JPS5829202 Y2 JP S5829202Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column
- parallel
- mounting structure
- columns
- beams
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は柱・梁取付構造の改良に関し、一対の柱材１０
を間隙を介して対向させると共に両柱材１０．１０の間
隙に中間材１１を介挿して平行柱９を形成し、この平行
柱９を複数本立設し、平行柱９の中間材１１の上端面に
梁４を載置した状態で梁４を平行柱９，９間に架設し、
この梁４を平行柱９の柱材１０に釘で関着して成る柱・
梁取付構造に係るものである。
を間隙を介して対向させると共に両柱材１０．１０の間
隙に中間材１１を介挿して平行柱９を形成し、この平行
柱９を複数本立設し、平行柱９の中間材１１の上端面に
梁４を載置した状態で梁４を平行柱９，９間に架設し、
この梁４を平行柱９の柱材１０に釘で関着して成る柱・
梁取付構造に係るものである。
従来第１図のように木造建築にあっては柱１間に継梁２
や登梁３のような梁４を架設するには柱１に下面に受は
部１を突設した断面Ｔ形状の梁受金具５を固着し、梁４
のスリット６に梁受金具５のウェブ面７を挿入しボルト
孔８を貫通してボルト・ナツトを接合していた。
や登梁３のような梁４を架設するには柱１に下面に受は
部１を突設した断面Ｔ形状の梁受金具５を固着し、梁４
のスリット６に梁受金具５のウェブ面７を挿入しボルト
孔８を貫通してボルト・ナツトを接合していた。
そのため柱１と梁４とをいろいろの部分で接合するには
梁受金具５の種類が多く必要となり、またボルト・ナツ
ト接合のため梁４に予め穿設したボルト孔８と梁受金具
５のボルト孔８とが一致しにくいのが実情であった。
梁受金具５の種類が多く必要となり、またボルト・ナツ
ト接合のため梁４に予め穿設したボルト孔８と梁受金具
５のボルト孔８とが一致しにくいのが実情であった。
またさらに梁４に梁受金具５を挿入するので、スリット
６が必要となり精度の高いスリット加工を必要となって
いて、簡単に組立てることができなかったものであった
。
６が必要となり精度の高いスリット加工を必要となって
いて、簡単に組立てることができなかったものであった
。
本考案は上述のような点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは梁受金具やボルト孔・ボルト・ナツ
トを全く必要とすることなく、釘で固着するだけで強固
に柱に梁を簡単かつ迅速に取りつけて木造建築を組立て
ることができる柱・梁取付構造を提供するにある。
目的とするところは梁受金具やボルト孔・ボルト・ナツ
トを全く必要とすることなく、釘で固着するだけで強固
に柱に梁を簡単かつ迅速に取りつけて木造建築を組立て
ることができる柱・梁取付構造を提供するにある。
以下本考案を実施例により詳述する。
平行柱９は第４図のように一対の柱材１０を相対向して
平行に配設し、平行な柱材１０の間に適宜の間隔で沖間
材１１を介挿して形成している。
平行に配設し、平行な柱材１０の間に適宜の間隔で沖間
材１１を介挿して形成している。
平行柱９の中間材１１は第２図、第４図のように梁４を
架設できるように平行空間部１２を設けられるようにへ
こまして介挿している。
架設できるように平行空間部１２を設けられるようにへ
こまして介挿している。
平行柱９は土台、敷盤等を介して一定の間隔ごとに立設
されており、一定の間隔に立設された平行柱９の側部ま
たは上部等の平行空間部１２にたとえば第２図のように
平行な継梁２、傾斜した登梁３のような梁４を中間材１
１に当接したり、当接せず貫装したりして架は渡してい
る。
されており、一定の間隔に立設された平行柱９の側部ま
たは上部等の平行空間部１２にたとえば第２図のように
平行な継梁２、傾斜した登梁３のような梁４を中間材１
１に当接したり、当接せず貫装したりして架は渡してい
る。
平行空間部１２に挿入した梁４に平行柱９の柱材１０に
複数本の釘１３を打って梁４を平行柱９に固着している
。
複数本の釘１３を打って梁４を平行柱９に固着している
。
図面では梁４を二本の梁材１４を重ねて、平行空間部１
２に架設したものであるが、一本の梁４で形成してあっ
てもよいものである。
２に架設したものであるが、一本の梁４で形成してあっ
てもよいものである。
また第２図のように継梁２．登梁３を２本合せて形成せ
ずに、第７図のように一方の梁材１４を軒桁１５、ある
いは側根太材１６を延長して使用し、現場施工において
、他の一本の梁材１４を追加して平行に重ね合わせ梁４
に複数の釘１３で打着して平行柱９に固定してもよいも
のである。
ずに、第７図のように一方の梁材１４を軒桁１５、ある
いは側根太材１６を延長して使用し、現場施工において
、他の一本の梁材１４を追加して平行に重ね合わせ梁４
に複数の釘１３で打着して平行柱９に固定してもよいも
のである。
また第４図、第６図のように中間材１１を平行柱９の全
長にそって介挿しなくともよいものである。
長にそって介挿しなくともよいものである。
上述のように本考案にあっては従来のように梁受金具、
ボルト、ナツトを何ら使用する必要がなく、シたがって
梁や柱にボルト孔やスリットを穿設する必要がなく、現
場施工も簡単な釘打によって簡易、迅速に梁を柱に架設
形成することができるものである。
ボルト、ナツトを何ら使用する必要がなく、シたがって
梁や柱にボルト孔やスリットを穿設する必要がなく、現
場施工も簡単な釘打によって簡易、迅速に梁を柱に架設
形成することができるものである。
また、一対の柱材を間隙を介して対向させると共に両柱
材の間隙に中間材を介挿して平行柱を形成したので平行
柱の強度を強くすることができる上に、この平行柱を複
数本立設し、平行柱の中間材の上端面に梁を載置した状
態で梁を平行柱間に架設し、この梁を平行柱の柱材に釘
で固着したので、梁を平行柱の中間材の上端面に載せた
状態で平行柱に固着することができ、中間材で梁を支え
る構造とすることにより、梁を特に上方からの荷重に対
して強度強く平行柱に取付けることができるものである
。
材の間隙に中間材を介挿して平行柱を形成したので平行
柱の強度を強くすることができる上に、この平行柱を複
数本立設し、平行柱の中間材の上端面に梁を載置した状
態で梁を平行柱間に架設し、この梁を平行柱の柱材に釘
で固着したので、梁を平行柱の中間材の上端面に載せた
状態で平行柱に固着することができ、中間材で梁を支え
る構造とすることにより、梁を特に上方からの荷重に対
して強度強く平行柱に取付けることができるものである
。
第１図は従来例の一部省略した斜視図、第２図は本考案
の一実施例の一部省略した斜視図、第３図は第２図の矢
視Ｉ−Ｉの断面図、第４図は同上の平行柱の一部省略し
た斜視図、第５図は第２図の矢視ＩＩ −ＩＩの断面図
、第６図は同上の平行柱の他の実施例の断面図、第７図
は同上の他の施工例の一部省略した平断面図であって、
４は梁、９は平行柱、１０は柱材、１１は中間材、１２
は平行空間部、１３は釘を示すものである。
の一実施例の一部省略した斜視図、第３図は第２図の矢
視Ｉ−Ｉの断面図、第４図は同上の平行柱の一部省略し
た斜視図、第５図は第２図の矢視ＩＩ −ＩＩの断面図
、第６図は同上の平行柱の他の実施例の断面図、第７図
は同上の他の施工例の一部省略した平断面図であって、
４は梁、９は平行柱、１０は柱材、１１は中間材、１２
は平行空間部、１３は釘を示すものである。
Claims (1)
- 一対の柱材を間隙を介して対向させると共に両柱材の間
隙に中間材を介挿して平行柱を形成し、この平行柱を複
数本立設し、平行柱の中間材の上端面に梁を載置した状
態で梁を平行柱間に架設し、この梁を平行柱の柱材に釘
で固着して戒る柱・梁取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15063178U JPS5829202Y2 (ja) | 1978-10-31 | 1978-10-31 | 柱・梁取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15063178U JPS5829202Y2 (ja) | 1978-10-31 | 1978-10-31 | 柱・梁取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5565326U JPS5565326U (ja) | 1980-05-06 |
| JPS5829202Y2 true JPS5829202Y2 (ja) | 1983-06-27 |
Family
ID=29135093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15063178U Expired JPS5829202Y2 (ja) | 1978-10-31 | 1978-10-31 | 柱・梁取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5829202Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-31 JP JP15063178U patent/JPS5829202Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5565326U (ja) | 1980-05-06 |
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