JPS6125286Y2 - - Google Patents

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JPS6125286Y2
JPS6125286Y2 JP1980113168U JP11316880U JPS6125286Y2 JP S6125286 Y2 JPS6125286 Y2 JP S6125286Y2 JP 1980113168 U JP1980113168 U JP 1980113168U JP 11316880 U JP11316880 U JP 11316880U JP S6125286 Y2 JPS6125286 Y2 JP S6125286Y2
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JP
Japan
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bolt insertion
vertical
horizontal
bent
bent piece
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JP1980113168U
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JPS5736708U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、組立て、分解および構造変更を容
易にするとともに、簡単な構造で合理的な強度維
持を実現できるようにした配電盤の左、右側面板
の結合装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、配電盤は、第1図に示すように、底板
1上の左、右側縁に左、右側面板2,3が固着さ
れ、向い合う左、右側面板2,3の上部間に横渡
し金具4が固着されている。
そして、左、右側面板2,3を連結する従来の
結合装置は、第2図に示すように、左、右側面板
2,3の前面上部間に、すなわち、左側面板2の
上面折曲片2aおよび前面折曲片2bと、右側面
板3の上面折曲片3aおよび前面折曲片3bとの
間に、断面L型の横渡し金具4が溶接され、横渡
し金具4を介して左、右側面板2,3が一体に固
着されている。
一方、両側が枠の場合の結合装置は、第3図に
示すように、左側面のL形上面枠5a、L形前面
枠5bおよび横渡し金具4の結合部に、断面L型
の2個の金具を直角にして一体に設けたL形金物
6が溶着して一体に固着している。
また、第4図に示すように、L形上面枠5a,
L形前面枠5bおよび横渡し金具4の結合部に、
断面L型の3個の金具を3方向に直角にして一体
に設けたLL金物7をリベツト止めして一体に固
着している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前記従来の結合装置によると、結合に
溶接およびリベツトを使用するため、その専用工
具が必要になるのみならず、結合作業、とりわけ
溶接作業に関して専門の特殊技術が必要になる欠
点があり、さらに、結合後は、分解、取外しが不
可能なため、構造変更が困難な欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、前記の点に留意してなされたもの
であり、上縁部および前縁部にそれぞれ内方への
折曲により形成された上面折曲片および鉛直折曲
片を有する配電盤の左、右側面板と、前記両上面
折曲片に1個、前記両鉛直折曲片に2個それぞれ
透設されたボルト挿通孔と、断面L型または逆U
型の横渡し金具と、前記横渡し金具の両端の内面
に取付けられそれぞれ後方への水平面および下方
への鉛直面を有する継手と、前記両継手の前記水
平面に1個、前記鉛直面に2個それぞれ透設され
たボルト挿通孔と、前記両継手の前記水平面およ
び前記鉛直面がそれぞれ前記両側面板の前記上面
折曲片および前記鉛直折曲片の内面に当接されそ
れぞれの前記ボルト挿通孔に挿通されて締着され
たボルトと備えた配電盤の左、右側面板の結合装
置である。
〔作用〕
したがつて、この考案によると、6本のボルト
を締着するのみで左、右側面板が一体に結合さ
れ、組立ゲージ等の工具を必要とせず、容易に組
立てられ、結合手段がボルトであるため、組立
て、分解および変更が容易であり、しかも、左、
右側面板の鉛直折曲片と継手の鉛直面とをそれぞ
れ2本のボルトにより締着し、上面折曲片と継手
の水平面とをそれぞれ1本のボルトにより締着す
るため、横渡し金具と左、右側面板とのねじれが
防止でき、合理的な強度維持を実現でき、かつ、
構造がきわめて簡単である。
〔実施例〕
つぎにこの考案を、その実施例を示した第5図
以下の図面とともに詳細に説明する。
まず、1実施例を示した第5図および第6図に
ついて説明する。
これらの図面において、8および9は左側面板
および右側面板であり、それぞれの上縁部および
前縁部に内方への折曲により上面折曲片8a,9
aおよび鉛直折曲片8b,9bが形成され、上面
折曲片8a,9aおよび鉛直折曲片8b,9b
の、後述の継手のボルト挿通孔に対応する位置に
1個および2個のボルト挿通孔10aおよび10
bがそれぞれ透設されている。
11は断面逆U型の横渡し金具であり、盤幅よ
り左、右側面板8,9の上面折曲片8a,9aあ
るいは鉛直折曲片8b,9bの幅を差し引いた長
さもしくはそれより少し短かい長さに形成され、
横渡し金具11の上側の左、右端部に吊り金物の
取付孔12が、前側の左、右端部にしや蔽板の取
付孔13が、後側の中央部に器具の取付孔14が
それぞれ形成されている。
15は横渡し金具11の両端の内面にそれぞれ
取付けられた水平面15aおよび鉛直面15bを
有する継手であり、T字状の鋼板の中央部の上下
方向に切込みが形成され、鋼板がその切込みから
90゜折曲され、L状の2辺が直角に形成され、こ
の継手15の基部の2面が横渡し金具11の上側
および前側の内面に当接され、固着されている。
この取付状態において、横渡し金具11の上面
および前面と継手15の水平面15aおよび鉛直
面15bとの間に、上面折曲片8a,9aおよび
鉛直折曲片8b,9bの厚み分の段が形成され、
横渡し金具11と左、右側面板8,9の折曲片8
a,8b,9a,9bとの表面高さが一致するよ
う配慮されている。また、継手15の水平面15
aに1個、垂直面15bに2個のボルト挿通孔1
6a,16bがそれぞれ透設されている。
17a,17bは結合ボルトであり、左、右側
面板8,9間に横渡し金具11が配置され該金具
11の両端の継手15が、左側面板8の両折曲片
8a,8bおよび右側面板9の両折曲片9a,9
bのそれぞれの内面に当接され、上面折曲片8
a,9aおよび継手15の水平面15aのそれぞ
れのボルト挿通孔10aおよび16aに結合ボル
ト17aが挿通されて締着され、鉛直折曲片8
b,9bおよび継手15の鉛直面15bのそれぞ
れのボルト挿通孔10bおよび16bに結合ボル
ト17bが挿通されて締着される。
したがつて、前記実施例によると、横渡し金具
11の両端の継手15と左、右側面板8,9の各
折曲片8a,8b,9a,9bとを6本の結合ボ
ルト17a,17bで締着することにより、左、
右側面板8,9を一体に結合でき、従来のような
溶接、リベツトを使用する必要がなく、組立ゲー
ジや専用工具を不要にでき、配電盤の組枠の幅寸
法が容易に決定でき、所定の寸法誤差範囲内で製
作を行なうことができる。
また、結合ボルト17a,17bの締着のみに
より両側面板8,9の結合が行なえるため、その
組立て、分解および構造変更が容易となる。
さらに、両継手15の鉛直面15bと鉛直折曲
片8b,9bとをそれぞれ2本の結合ボルト17
bで締着するため、左、右側面板8,9の傾き、
倒れが防止でき、そのうえ、水平面15aと上面
折曲片8a,9aとを結合ボルト17aで締着す
るため、横渡し金具11と左、右側面板8,9と
のねじれが確実に防止でき、合理的な強度維持が
実現できる。
しかも、構造がきわめて簡単で安価である。
つぎに、他の実施例を示した第7図について説
明する。
18は中央部に掛け具19を一体に設けた板状
の吊り金物であり、右側面板9の上面折曲片9a
および横渡し金具11の上面に載置され、吊り金
物18、上面折曲片9aおよび継手15の水平面
15aのそれぞれのボルト挿通孔に結合ボルト1
7aが挿通されて締着され、吊り金物18のボル
ト挿通孔および横渡し金具11の取付孔12に取
付ボルト17cが挿通されて締着され、この種吊
り金物18が組枠の4隅に取付けられ、配電盤に
運搬、移動に使用される。
したがつて、前述の効果はもちろんのこと、
左、右側面板8,9の結合と同時に吊り上げ装置
をも構成できる。
なお、図示しないが、横渡し金具11の取付孔
13にしや蔽板を取付けることができ、さらに、
蛍光灯等の器具をも取付けできる。
また、継手15あるいは横渡し金具11の裏面
に必要に応じ6角ナツトを溶接してもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によると、6本のボル
トを締着するのみで左、右側面板を一体に結合す
ることができ、組立ゲージ等の工具を必要とせ
ず、容易に組立てられ、結合手段がボルトである
ため、組立て、分解および変更が容易であり、し
かも、左、右側面板の鉛直折曲片と継手の鉛直面
とをそれぞれ2本のボルトにより締着し、上面折
曲片と継手の水平面とをそれぞれ1本のボルトに
より締着するため、横渡し金具と左、右側面板と
のねじれが防止でき、合理的な強度維持を実現で
き、かつ、構造がきわめて簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般の配電盤の斜視図、第2図は従来
の配電盤の左、右側面板の結合装置の一部の斜視
図、第3図および第4図はそれぞれ従来の配電盤
の枠結合装置の一部の斜視図、第5図以下の図面
はこの考案の配電盤の左、右側面板の結合装置の
実施例を示し、第5図および第6図は1実施例の
組立前および組立完了後の要部の斜視図、第7図
は他の実施例の要部の斜視図である。 8……左側面板、9……右側面板、8a,9a
……上面折曲片、8b,9b……鉛直折曲片、1
0a,10b……ボルト挿通孔、11……横渡し
金具、15……継手、15a……水平面、15b
……鉛直面、16a,16b……ボルト挿通孔、
17a,17b……結合ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上縁部および前縁部にそれぞれ内方への折曲に
    より形成された上面折曲片および鉛直折曲片を有
    する配電盤の左、右側面板と、前記両上面折曲片
    に1個、前記両鉛直折曲片に2個それぞれ透設さ
    れたボルト挿通孔と、断面L型または逆U型の横
    渡し金具と、前記横渡し金具の両端の内面に取付
    けられそれぞれ後方への水平面および下方への鉛
    直面を有する継手と、前記両継手の前記水平面に
    1個、前記鉛直面に2個それぞれ透設されたボル
    ト挿通孔と、前記両継手の前記水平面および前記
    鉛直面がそれぞれ前記両側面板の前記上面折曲片
    および前記鉛直折曲片の内面に当接されそれぞれ
    の前記ボルト挿通孔に挿通されて締着されたボル
    トを備えた配電盤の左、右側面板の結合装置。
JP1980113168U 1980-08-09 1980-08-09 Expired JPS6125286Y2 (ja)

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JP1980113168U JPS6125286Y2 (ja) 1980-08-09 1980-08-09

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JP1980113168U JPS6125286Y2 (ja) 1980-08-09 1980-08-09

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JPS5736708U JPS5736708U (ja) 1982-02-26
JPS6125286Y2 true JPS6125286Y2 (ja) 1986-07-30

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