JP2000087476A - コーナーパネルおよびその取付け構造 - Google Patents

コーナーパネルおよびその取付け構造

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JP2000087476A
JP2000087476A JP10258118A JP25811898A JP2000087476A JP 2000087476 A JP2000087476 A JP 2000087476A JP 10258118 A JP10258118 A JP 10258118A JP 25811898 A JP25811898 A JP 25811898A JP 2000087476 A JP2000087476 A JP 2000087476A
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JP10258118A
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Kazuhiko Kibino
和彦 黍野
Toshiya Sugita
俊也 杉田
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄骨躯体にパネルを取り付けて外壁を構成す
る場合に、出隅部の柱に固着する必要がなく、足場がな
くても施工でき、構造が比較的容易で建築物の外観をよ
くする。 【解決手段】 第1パネル11と、第1パネル11の裏
面端部に長辺小口面を当接させる第2パネル12とを、
それぞれのパネル11、12の裏面に取り付けるイナズ
マプレート15と、パネル11、12の入隅部に当接
し、イナズマプレート15で溶接固着されるL字型金具
14とにより、直角に形成する。パネル11、12の裏
面に開口するアンカーナット11a、12aに取付け金
具をネジ止めし、柱に直交して固着されている梁に、取
り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコーナーパネルと
その取付け方法に関し、特に、鉄骨躯体に取り付けて外
壁を構成するコーナーパネルと、その取付け方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄骨躯体にALCパネルやPCパ
ネルなどの外壁用パネルを取り付けて、壁面を構成する
場合には、一般に前記外壁用パネルを躯体の梁に種々の
金具類を使用して取り付けている。
【0003】また、その出隅部には図4に示すように、
断面がL字型のコーナーパネル3を、柱1に固定したコ
ーナープレート5に支持させ、柱1に固着したL字型金
具24、25などを使用して、柱1の外側面に固着す
る。そして、コーナーパネル3の両端に続けて、柱1に
固着した自重受け金具6に下端小口面を支持させた状態
で、矩形状の平面パネル4を取り付ける。さらに、平面
パネル4の裏面上下端部近辺にネジ止めした金具8を、
梁2に固着されている定規アングル7の垂直面に固着さ
せる。
【0004】しかし、コーナーパネル3は、製造上の理
由から幅は400mm以下に限定され、柱1やへ面パネ
ル4が大きい通常の場合には、コーナーパネル3の目地
位置と平面パネル4の目地位置とがアンバランスとなっ
て、外観が制約される問題がある。
【0005】また他の方法としては図5に示すように、
矩形状の平面パネル4の端部を突きつけた状態で、柱1
に固着した自重受け金具5に、下端小口面を支持させた
状態で、平面パネル4の裏面上下端部近辺にネジ止めし
た金具8を、梁2に固着されている定規アングル7の垂
直面に固着している。この場合でも、出隅部に目地がで
き、建築物の出隅部分に違和感が生じるなど、やはり前
述のコーナーパネル3同様の外観上の問題があった。
【0006】さらに、いずれの場合でも、柱1に自重受
け金具5、6を固着するために、柱1の屋外側に足場を
仮設する必要があり、手数と費用がかかるばかりでな
く、隣接する構造物との間隔が狭く、スペースがない場
合には、施工できない問題がある。
【0007】なお、図示していないが、2枚のALCパ
ネルの相対する長辺小口面を、それぞれ45度に切断
し、双方の切断面の先端部に目地溝を加工してから、両
者を直角となるように組み合わせて接着し、前記目地溝
に耐火材やシーリング材を充填する方法もある。しか
し、この方法では、ALCパネルの加工や組立てに熟練
を要し、また建築物の出隅部に目地部が露出するので、
外観を損なう問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、鉄骨躯体
にパネルを取り付けて外壁を構成する場合に、出隅部の
柱に固着する必要がなく、足場がなくても施工でき、構
造が比較的容易で、建築物の外観をよくするコーナーパ
ネルおよびその取付け方法を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のコーナー
パネルは、第1パネルと、第1パネルの裏面端部に長辺
小口面を当接させる第2パネルと、第1パネルと第2パ
ネルとを結合する1以上の取付け金具とからなる。該取
付け金具は、第1パネル裏面に取り付ける第1イナズマ
プレート、および第2パネル裏面に取り付ける第2イナ
ズマプレート、および第1パネルと第2パネルの入隅部
に当接したL字型金具とからなる。また、L字型金具
は、第1パネルと第1イナズマプレートとに狭持される
第1平板部と、第2パネルと第2イナズマプレートとに
狭持される第2平板部とが一体に形成されていて、第1
平板部は第1イナズマプレートに固着され、第2平板部
は第2イナズマプレートに固着される。
【0010】本発明の第2のコーナーパネルは、第1パ
ネルと、第1パネルの裏面端部に長辺小口面を当接させ
る第2パネルと、第1パネルと第2パネルとを結合する
1以上の取付け金具とからなる。該取付け金具は、第2
パネル裏面に取り付けるイナズマプレート、および第1
パネルと第2パネルの入隅部に当接したL字型金具とか
らなる。また、L字型金具は、第1パネル裏面に固着さ
れる第1平板部と、第2パネルとイナズマプレートとに
狭持される第2平板部とが一体に形成されていて、第2
平板部はイナズマプレートで固定される。
【0011】第1パネルと第2パネルの接する出隅側に
目地を有し、前記目地と対称的な第1パネルの相対位置
に化粧目地を有するとよい。
【0012】また、本発明の取付け構造では、第1パネ
ル裏面に取り付ける1つ以上の取付け金具と、第2パネ
ル裏面に取り付ける1つ以上の取付け金具とを使用し
て、前述のコーナーパネルを躯対構造に取り付ける。
【0013】または、建築物の出隅を形成する柱に直交
する梁に、L字状定規アングルの垂直面が所望出幅にな
るように、その水平部が固着されており、コーナーパネ
ルの裏面下端部近辺の相対する位置にネジ固着されたイ
ナズマプレートと、コーナーパネルの裏面上端部近辺の
相対する位置にネジ固着された断面が横向きT字状の金
具とが、固着される。
【0014】
【発明の実施の形態】前述の本発明の第1のコーナーパ
ネルでは、その入隅部に当接したL字型金具を、パネル
裏面の相対する位置にネジ止めしたイナズマプレートに
固着するので、L字型金具は小型でよい。また、直交す
るパネルのネジ止め用アンカー位置精度が良くなくて
も、各イナズマプレートはL字型金具の所望位置に個別
に溶接するので、2枚のパネルを容易に固着でき、所望
寸法のコーナーパネルを形成することができる。
【0015】また、第2のコーナーパネルでは、その入
隅部に当接したL字型金具の一方の面を、パネル裏面に
ネジ止めしたイナズマプレートに固着し、他方の面を、
当接するパネル裏面にネジ止めした。そのため、イナズ
マプレートは片側でよい。また、L字型金具のネジ止め
用孔は幅方向に長孔にしておけば、パネルに埋設されて
いるネジ止め用アンカーの位置精度が良くなくても、L
字型金具はパネルの幅方向に位置調整が可能である。ま
た、直交するパネルのネジ止め用アンカーの位置精度が
良くなくても、イナズマプレートはL字型金具の所望位
置に溶接するので、2枚のパネルを容易に固着でき、所
望寸法のコーナーパネルを形成することができる。
【0016】さらに、寸法が75mm×75mm、厚さ
9mmのL字型金具と、2枚の100mm×135m
m、厚さ9mmのイナズマプレートとを、2000mm
程度の間隔に1組づつ用いるか、寸法が150mm×6
0mm、厚さ9mmのL字型金具と、100mm×13
5mm、厚さ9mmのイナズマプレートとを、2000
mm程度の間隔に1組づつ用いることにより、厚さが1
25mmで一辺の幅が1200mm程度までの大型のコ
ーナーパネルを製造できるので、建築物への取付けも容
易であり、外観をよくすることができる。
【0017】また矩形状の2枚のパネルの一方の長辺小
口面を、他方のパネル裏面端部に突きつけて直角なコー
ナーパネルを形成するので、パネル小口面を正確に45
度に切断したり、角部のシール溝加工のような従来の工
法が不要である。また、接合部の接着およびシールの必
要がなく、熟練を必要とせず手数がかからない。その
上、建築物の出隅部の表側に、目地が露出しないので、
外観を損なうこともない。
【0018】なお、前記各コーナーパネルの上端小口面
には、吊具をネジ止めするために、パネルに埋設されて
いるアンカーナットに通じる孔が開口していることが望
ましく、また裏面上下端部近辺には取付け金具をネジ止
めするためのアンカーナットに通じる孔が開口している
ことが望ましい。さらに前記各コーナーパネルの表面出
隅部にコーナータイルを貼り付けたり、パネルの突きつ
け目地部と、対称的な位置に化粧目地(図2の32d)
を設けたりすれば、一層外観をよくすることができる。
【0019】さらに、前述の本発明のコーナーパネルの
取付け方法では、コーナーパネル裏面の上下端部近辺に
ネジ止めした2対の取付け金具を、柱に直交して固着さ
れている梁上の定規アングルに固着するため、柱には自
重受け金具などを固着する必要がない。また、このコー
ナーパネルや隣接する外壁パネルも屋内側から取付け作
業ができるので、屋外に足場を仮設する必要がなく、手
数と費用が節約できるばかりでなく、障害物が近接して
いる敷地にも建設することができる。
【0020】(実施例1)以下、本発明の一実施例を図
面によって説明する。図1は本発明の第1のコーナーパ
ネル10の斜視図であり、出隅側表面にタイル17がネ
ジ止めされており、各パネルの厚さは125mm、長さ
4200mmで、幅が795mmと675mmの2枚の
ALCパネル11、12を組み合わせた例を示す。各パ
ネル11、12の裏面5カ所には、埋設されたアンカー
ナット11a、12aが両パネルの対称的に相対する位
置に開口しており、上端小口面の1カ所にも、埋設され
たアンカーナット11b、12bが対称的に相対する位
置に開口している。
【0021】そして、パネル12の長辺小口面が、パネ
ル11の裏面の一方の端部に突きつけられた状態で、一
辺の幅が800mmで直角に形成されている。
【0022】また、パネル11、12の裏面のそれぞれ
3カ所のアンカーナット11a、12aには、段状に折
り曲げられたイナズマプレート13の基部がボルト15
でネジ止めされており、イナズマプレート13の先端部
はALCパネル11、12の裏面入隅部に当接したL字
型金具14に溶接固着されている。
【0023】また、ACLパネル11、12の出隅部表
側の接合目地部18は、パネル11の長辺小口面に設け
られた溝に、図示していないバックアップ材とシーリン
グ材が充填されて形成されている。この目地部18は、
パネル11の長辺小口面に貼着されているコーナータイ
ル17の一方の目地を兼ねており、コーナータイル17
の他方の目地部と外観上同じになっている。
【0024】このようなコーナーパネル10を製作する
には、予め所望寸法に切断され、所望位置にアンカーナ
ット11a、12aを埋設した一対のパネル11、12
の裏面に、それぞれ3個の前記イナズマプレート13の
基部を、ボルト15で仮にネジ止めしておく。
【0025】そして、パネル11の裏面端部に、パネル
12の長辺小口面を突きつけて、直角に位置決めする。
その後、L字型金具14を、両者の入り隅部に当接さ
せ、前記イナズマプレート13の先端部で狭持させた状
態で溶接固着すればよい。なお、パネル表面のタイル1
7は、このコーナーパネル10の組み立て前または組み
立て後に、貼り付ければよい。
【0026】次に、図2は第2のコーナーパネルの斜視
図であり、このコーナーパネル30の外形寸法やアンカ
ー位置などは、前記コーナーパネル10と同様である
が、表面にタイルは貼り付けられていない。その代わり
にパネル31を突きつけられた側のパネル32の長辺小
口面縁部には、目地溝32cが設けられていて、図示し
ていないバックアップ材とシーリング材が充填されてい
る。またパネル32の表面にも前記目地溝32cと対称
的な位置に、飾り溝32dが設けられている。
【0027】そして、3個のL字型金具34が、パネル
31、32の裏面に当接した状態で、L字型金具34の
一方の面の長孔34aを貫通するボルト35でパネル3
2のアンカー32aにネジ固着されている。一方、パネ
ル31の裏面の前記L字型金具34に相対する位置に
は、前実施例と同様な3個のイナズマプレート33の基
部が、それぞれボルト35でアンカー31aにネジ固着
されている。そして、このイナズマプレート33の先端
部とパネル31とで、前記L字型金具34を狭持した状
態で、イナズマプレート33とL字型金具34は溶接固
着されている。
【0028】このようなコーナーパネル30を製作する
には、予め所望寸法に切断され、所望位置にアンカーが
埋設され、目地溝32c、飾り溝32dが切削されてい
るパネル32の裏面に、それぞれ3個のL字型金具34
の一方の面の長孔34aを貫通するボルト35で、パネ
ル32のアンカー32aに仮にネジ止めしておく。ま
た、他方のパネル31の裏面には3個のイナズマプレー
ト33の基部を、ボルト35で仮にネジ止めしておく。
また、必要に応じ各パネル表面は塗装などの仕上げ加工
を施工しておく。
【0029】そして、このパネル32の裏面端部に、パ
ネル31の長辺小口面を突きつけて、直角に位置決め
後、両者の入り隅部に前記L字型金具34を当接させた
状態でボルト35を締着する。その後、L字型金具34
の他方の面を、パネル31と、該パネル31に仮にネジ
止めされているイナズマプレート33の先端部とで狭持
させた状態で、イナズマプレート33の基部をボルト3
5で締着すると共に、先端部をL字型金具34に溶接固
着する。次いで、目地溝32cにバックアップ材とシー
リング材を充填し、飾り溝32dにはシーリング材を充
填すれば、コーナーパネル30が完成する。
【0030】次に、図3は図1のコーナーパネル10の
取付け構造を示す縦断面図であり、建築物の出隅を形成
する300mm角の柱1に直交する梁2に、取付け金具
20のリブ付きL字型定規アングルピース21の垂直面
21aが所望出幅になるように、その水平部21bが溶
接固着されている。そして、コーナーパネル10の裏面
上端部近辺の相対する位置にネジ止めされ、断面が横向
きT字状の金具23が、前記垂直面21aに溶接固着さ
れている。
【0031】コーナーパネル10を使用してこのような
構造を形成するには、先ず、柱1に直交する梁2の相対
する位置に、一対の金具20のリブ付きL字型定規アン
グルピース21の垂直面21aが所望出幅になるよう
に、その水平部21bを溶接固着しておく。一方、コー
ナーパネル10の裏面上端部近辺の相対する位置に前記
横向きT字状の金具23の下部垂直面をネジ止めする。
そして、コーナーパネル10の裏面下端部近辺の相対す
る位置に、前記イナズマプレート22の基部をボルト5
5でネジ止めしておく。また、定規アングルピース21
の垂直面21aには、下段のコーナーパネル10に取り
付けた横向きT字状の金具23の上端垂直面23bが溶
接固着されている。
【0032】このような状態で、前記上段コーナーパネ
ル10を上方から吊込み、その下端小口面を下段のT字
状の金具23の水平部23aに支持させる。それから、
前記上段コーナーパネル10のイナズマプレート22の
下端部で、定規アングルピース21の垂直面21aと、
T字状の金具23の上端垂直面23bとを狭持させた状
態で、前記イナズマプレート22のボルト55を締着す
るとともに、その下端部を定規アングルピース21の垂
直面21aの裏面に溶接固着する。また上端のT字状の
金具23は所望水準で、上段の定規アングルピース21
の垂直面21aの表面に溶接固着する。
【0033】その後、このコーナーパネル10の両端に
隣接する外壁パネル4を、従来と同様に取り付ける。こ
の作業を繰り返すことにより、外壁面が構成される。こ
のように、コーナーパネル10の裏面幅は675mm
で、柱1の一辺よりも大きい。また、柱1の外向きの面
をわたって、両側の梁2に取り付けることができ、柱1
には取り付ける必要がないので、全ての作業を屋内側か
ら施工することができる。そのため、足場の仮設は必要
ない。また、第2のコーナーパネル30の取付工法も全
く同様である。
【0034】なお、実施例として示したコーナーパネル
などの寸法形状は、必要に応じ適宜選定すればよい。
【0035】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
第1のコーナーパネルは、その入り隅部に当接したL字
型金具を、パネル裏面の相対する位置にネジ止めしたイ
ナズマプレートに固着するので、L字型金具は小型でよ
く、また各パネルに埋設されているアンカーの位置精度
がよくなくても、各イナズマプレートはL字型金具の所
望位置に個別に溶接するので、2枚のパネルを容易に固
着してコーナーパネルを形成することができる。
【0036】また、第2のコーナーパネルは、その入り
隅部に当接したL字型金具の一方を、パネル裏面にネジ
止めし、L字型金具の他方の面は、他方のパネル裏面に
ネジ止めしたイナズマプレートに固着したので、イナズ
マプレートは片側だけでよく、また、L字型金具のネジ
止め用孔は、幅方向に長孔にしておけば、パネルに埋設
されているアンカーの位置精度がよくなくても、L字型
金具がパネルの幅方向に位置調整が可能であり、2枚の
パネルを容易に固着して所望寸法のコーナーパネルを形
成することができる。
【0037】さらに、いずれのコーナーパネルを使用す
る場合でも、一辺の幅が1200mm程度までの大型の
コーナーパネルを製造できるので、建築物への取付も容
易であり、外観をよくすることができる。
【0038】さらに、前記各コーナーパネルの表面出隅
部にコーナータイルを貼着したり、化粧目地を設けたり
すれば、一層外観をよくすることができる。
【0039】本発明のコーナーパネルの取付け方法で
は、前記コーナーパネルを柱に直交して固着された梁上
の定規アングルに固着するため、柱には自重受け金具な
どを固着する必要がない。また、このコーナーパネルに
隣接する外壁パネルも、足場がなくても施工することが
できる。そのため、足場を仮設し、作業後に撤去する手
数と費用を節減できるばかりでなく、足場の仮設が困難
な狭い敷地でも外壁パネルの取付け作業を施工すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1のコーナーパネルを示す斜視図
である。
【図2】 本発明の第2のコーナーパネルを示す斜視図
である。
【図3】 本発明のコーナーパネルの取付け方法を示す
縦断面図である。
【図4】 従来のコーナーパネルの取付け方法を示す横
断面図である。
【図5】 従来のコーナー部のパネルの取付け方法を示
す横断面図である。
【符号の説明】
1 柱 2 梁 3、10、30 コーナーパネル 3a、11a、11b、12a、12b アンカーナッ
ト 4、11、12、31、32 ALCパネル 5、6、23 自重受け金具 7、21 定規アングル 8、24、25 金具 13、22、33 イナズマプレート 14、24、25、34 L字型金具 15、35、55 ボルト 17 タイル 18 目地部 20 取付け金具 26 シーリング材 27 耐火目地材 32c 目地溝 32d 飾り溝 34a 長孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1パネルと、第1パネルの裏面端部に
    長辺小口面を当接させる第2パネルと、第1パネルと第
    2パネルとを結合する1以上の取付け金具とからなり、
    該取付け金具は、第1パネル裏面に取り付ける第1イナ
    ズマプレート、および第2パネル裏面に取り付ける第2
    イナズマプレート、および第1パネルと第2パネルの入
    隅部に当接したL字型金具とからなり、L字型金具は、
    第1パネルと第1イナズマプレートとに狭持される第1
    平板部と、第2パネルと第2イナズマプレートとに狭持
    される第2平板部とが一体に形成されていて、第1平板
    部は第1イナズマプレートに固着され、第2平板部は第
    2イナズマプレートに固着されることを特徴とするコー
    ナーパネル。
  2. 【請求項2】 第1パネルと、第1パネルの裏面端部に
    長辺小口面を当接させる第2パネルと、第1パネルと第
    2パネルとを結合する1以上の取付け金具とからなり、
    該取付け金具は、第2パネル裏面に取り付けるイナズマ
    プレート、および第1パネルと第2パネルの入隅部に当
    接したL字型金具とからなり、L字型金具は、第1パネ
    ル裏面に固着される第1平板部と、第2パネルとイナズ
    マプレートとに狭持される第2平板部とが一体に形成さ
    れていて、第2平板部はイナズマプレートで固定される
    ことを特徴とするコーナーパネル。
  3. 【請求項3】 第1パネルと第2パネルの接する出隅側
    に目地を有することを特徴とする請求項1または2に記
    載のコーナーパネル。
  4. 【請求項4】 前記目地と対称的な第1パネルの相対位
    置に化粧目地を有する請求項3に記載のコーナーパネ
    ル。
  5. 【請求項5】 第1パネル裏面に取り付ける1つ以上の
    取付け金具と、第2パネル裏面に取り付ける1つ以上の
    取付け金具とを使用して、請求項1から4のいずれかに
    記載のコーナーパネルを躯対構造に取り付けるコーナー
    プレートの取付け構造。
  6. 【請求項6】 建築物の出隅を形成する柱に直交する梁
    に、L字状定規アングルの垂直面が所望出幅になるよう
    に、その水平部が固着されており、コーナーパネルの裏
    面下端部近辺の相対する位置にネジ固着されたイナズマ
    プレートと、コーナーパネルの裏面上端部近辺の相対す
    る位置にネジ固着された断面が横向きT字状の金具と
    が、固着されていることを特徴とする請求項1または2
    に記載のコーナーパネルの、取付け構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015059682A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 株式会社ノーリツ 外装ケース
JP2018012968A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 積水化学工業株式会社 Alc部材、alc部材の固定構造及び建物

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015059682A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 株式会社ノーリツ 外装ケース
JP2018012968A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 積水化学工業株式会社 Alc部材、alc部材の固定構造及び建物

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