JP2002339482A - 鉄骨系住宅における出隅パネルの取付構造 - Google Patents

鉄骨系住宅における出隅パネルの取付構造

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JP2002339482A JP2001141346A JP2001141346A JP2002339482A JP 2002339482 A JP2002339482 A JP 2002339482A JP 2001141346 A JP2001141346 A JP 2001141346A JP 2001141346 A JP2001141346 A JP 2001141346A JP 2002339482 A JP2002339482 A JP 2002339482A
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Takeshi Ueda
健 上田
Hiromichi Ishida
博道 石田
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Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鉄骨系住宅の鉄骨構造を構成する鉄骨柱に出隅
パネルを、該出隅パネルに隣接する外壁パネルと面一に
簡単確実に固定する。 【解決手段】 出隅部に立設された鉄骨柱Cに連結され
た下階の鉄骨梁H2に外部床下地材Y2を敷設するとと
もに、下階の鉄骨梁H1,H2に対応して鉄骨柱Cの外
周側に支持金具3を固定する。また、直交する上下階の
鉄骨梁H1,H2のうち、一方の上下階の鉄骨梁H1に
第1下部取付部材4および第1上部取付部材をそれぞれ
固定するとともに、外部床下地材Y2および他方の上階
の鉄骨梁H2に第2下部取付部材4Aおよび第2上部取
付部材をそれぞれ固定する。そして、出隅パネル1を支
持金具3に載置し、出隅パネル1の係合金具2を、第1
下部取付部材4、第1上部取付部材、第2下部取付部材
4Aおよび第2上部取付部材の延設された各チャンネル
材42のリップ部42aにそれぞれ係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄骨系住宅におけ
る出隅パネルの取付構造に係り、特に、廊下やバルコニ
ーなどを区画する袖壁が突き当たることになる本体側の
出隅パネルの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数個の中空部が上下方向に貫通
して形成されるとともに、裏面側の所定位置にナット金
具が予め配設された押出成形セメント板からなる外壁パ
ネルが知られている。このような外壁パネルを用いて鉄
骨系住宅の外壁を形成する場合、下階の鉄骨梁に下部取
付部材を固定するとともに、上階の鉄骨梁に上部取付部
材を固定し、外壁パネルを下部取付部材および上部取付
部材にわたって固定するようにしている(例えば、特開
2000−87483号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鉄骨系住宅
の主要構造部を構成する鉄骨構造体として、図12に示
すように、図示しない構造用基礎に固定されて1階から
上階までを貫く長さの複数本の鉄骨柱Cおよびこれらの
鉄骨柱C,C間に連結されて各階の床梁や小屋梁を形成
する複数本の鉄骨梁Hから構成する場合がある。
【0004】このような鉄骨構造体において、出隅部に
鉄骨柱Cがある場合、鉄骨柱Cの外周側を覆って断面L
字状の外壁パネル(以下、出隅パネルという。)を取り
付ける必要がある。
【0005】この場合、鉄骨柱Cが通柱として1階から
上階にわたって立設されていることから、外壁パネルの
表面に表面が連続するように出隅パネルを取り付けよう
とすると、出隅パネルの裏面と鉄骨柱Cの表面との間隔
が小さく、出隅パネルの取付作業が困難であった。この
ため、出隅パネルに金具を取り付け、金具を鉄骨柱Cに
溶接するようにしているが、足場の悪い条件下で溶接作
業を行わなければならない他、出隅パネルと鉄骨柱Cと
の狭い空間で作業しなければならないことに変わりはな
く、作業性を向上させることはできない。また、出隅パ
ネルを金具を介して鉄骨柱Cに溶接すると、出隅パネル
に隣接する外壁パネルとの出調整ができないことから、
出隅パネルの表面が隣接する外壁パネルの表面と一致し
ない場合、外観が損なわれるという問題があった。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、鉄骨系住宅の鉄骨構造体を構成する鉄
骨柱の外周側に出隅パネルを、該出隅パネルに隣接して
立設される外壁パネルの下部取付部材および上部取付部
材を利用して外壁パネルと面一に簡単確実に取り付ける
ことのできる鉄骨系住宅における出隅パネルの取付構造
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、構造用基礎に
固定されて一階から上階までを貫く長さの複数本の鉄骨
柱およびこれらの鉄骨柱に連結されて各階の床梁や小屋
梁を形成する複数本の鉄骨梁から鉄骨構造体が形成され
た鉄骨系住宅において、本体側の出隅部に立設された鉄
骨柱の外周側に配設される出隅パネルと、出隅パネルの
各辺部の裏面側上下端部近傍にそれぞれ固定された係合
部を有する係合金具と、下階の鉄骨梁に敷設された外部
床下地材と、下階の鉄骨梁に対応して鉄骨柱の外周側に
固定され、出隅パネルの支持部を有する支持金具と、本
体側の直交する上下階の鉄骨梁のうち、一方の上下階の
鉄骨梁にそれぞれ固定され、出隅パネルの一辺部に隣接
して配設される第1外壁パネルの第1下部取付部材およ
び第1上部取付部材と、外部床下地材および他方の上階
の鉄骨梁の室外側にそれぞれ固定され、出隅パネルの他
辺部に隣接して配設される第2外壁パネルの第2下部取
付部材および第2上部取付部材と、から構成され、前記
第1下部取付部材および第2下部取付部材は、リップ部
を有して鉄骨柱の外周側隅角部近傍まで延設されたチャ
ンネル材が支持板に溶接されて形成され、また、前記第
1上部取付部材および第2上部取付部材は、リップ部を
有して鉄骨柱の外周側隅角部近傍まで延設されたチャン
ネル材が取付板に溶接されて形成され、出隅パネルの下
端面が支持金具の支持部に載置されるとともに、出隅パ
ネルの各係合金具が第1下部取付部材、第1上部取付部
材、第2下部取付部材および第2上部取付部材の延設さ
れた各チャンネル材のリップ部にそれぞれ係合されてい
ることを特徴とするものである。
【0008】本発明によれば、下階の鉄骨梁に外部床下
地材を敷設するとともに、下階の鉄骨梁に対応して本体
側の出隅部に立設された鉄骨柱の外周側に支持金具を固
定し、本体側の直交する上下階の鉄骨梁のうち、一方の
上下階の鉄骨梁の室外側に第1下部取付部材および第1
上部取付部材をそれぞれ固定し、また、他方の上階の鉄
骨梁の室外側に対向して外部床下地材に第2下部取付部
材を固定するとともに、他方の上階の鉄骨梁の室外側に
第2上部取付部材を固定する。そして、出隅パネルを支
持金具の支持部に載置する一方、出隅パネルに仮固定さ
れた各係合金具を、第1下部取付部材、第1上部取付部
材、第2下部取付部材および第2上部取付部材の延設さ
れた各チャンネル材のリップ部にそれぞれ係合させてボ
ルトを締め付けるだけの簡単な作業により、出隅パネル
を下階と上階にわたって確実に固定することができる。
しかも、出隅パネルの一辺部に隣接する第1外壁パネル
を固定するための第1下部取付部材および第1上部取付
部材と、出隅パネルの他辺部に隣接する第2外壁パネル
を固定するための第2下部取付部材および第2上部取付
部材を利用して出隅パネルを固定することができること
から、出隅パネルの表面が第1外壁パネルおよび第2外
壁パネルの表面と面一になり、外観を損なうことがな
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の鉄骨系住宅におけ
る出隅パネルの取付構造の実施の形態を図面を参照して
説明する。
【0010】この実施形態における出隅パネルの取付構
造は、例えば、図11に示すように、複数の住戸からな
る本体側の各階に面して廊下を設けた集合住宅におい
て、廊下の端部を区画する袖壁Sが突き当たることにな
る本体側の出隅部に出隅パネル1を取り付ける場合に適
用される。
【0011】まず、出隅パネル1の取付構造を説明する
のに先立って、本体側の出隅部に立設された鉄骨柱Cの
外周側に配設される出隅パネル1を中心として、鉄骨構
造体の鉄骨柱Cおよび鉄骨梁Hと、出隅パネル1の各辺
部にそれぞれ隣接して配設される外壁パネル1A,1B
と、出隅パネル1の隅角部に隣接して配設される袖壁S
としての外壁パネル1Cの関係を図1に基づいて説明す
る。
【0012】本体側の出隅部に鉄骨柱Cが立設され、こ
の鉄骨柱Cに直交して本体側の各階の床梁を構成する鉄
骨梁H1,H2がそれぞれ連結されるとともに、一方の
鉄骨梁H1の延長線上において、廊下の鉄骨梁H3が鉄
骨柱Cに連結されている。そして、本体側の各階の鉄骨
梁H1,H2上に住戸の内部床下地材Y1、例えば、A
LC板が載置固定されるとともに、本体側の鉄骨梁H2
と廊下の鉄骨梁H3上に廊下の外部床下地材Y2、例え
ば、ALC板が載置固定されている。また、本体側の直
交する鉄骨梁H1,H2のうち、一方の上下階の鉄骨梁
H1,H1に出隅パネル1の一辺部に隣接する第1外壁
パネル1Aが取り付けられ、また、外部床下地材Y2と
他方の上階の鉄骨梁H2に出隅パネル1の他辺部に隣接
する第2外壁パネル1Bが廊下と住戸を区画するように
取り付けられている。さらに、廊下の上下階の鉄骨梁H
3,H3に出隅パネル1の隅角部に隣接する第3外壁パ
ネル1Cが取り付けられている。
【0013】ここで、鉄骨構造体の鉄骨柱Cとしては、
断面ロ字状の角パイプが採用され、各面には、それぞれ
設定間隔をおいて複数個の雌ねじCa(図2および図3
参照)が予め形成されており、この雌ねじCaを利用し
て後述する支持部材3などをボルトを介して固定するこ
とができる。また、隣接する鉄骨柱C,C間に連結され
る鉄骨梁Hとしては、断面H字状の型鋼が採用され、上
下のフランジh1,h2には、その室内側および室外側
において、それぞれ設定間隔をおいて複数個の取付穴h
a(図4および図5参照)が予め形成されており、この
取付穴haを利用して後述する第1下部取付部材4、第
1上部取付部材5および第2上部取付部材5Aなどをボ
ルトナットを介して固定することができる。
【0014】なお、下階の鉄骨梁および上階の鉄骨梁と
しては、例えば、2階の床梁と3階の床梁または3階の
床梁と3階の小屋梁がそれぞれ対応している。
【0015】次に、前述した出隅パネル1の取付構造を
図2乃至図5に基づいて説明する。
【0016】この出隅パネル1の取付構造は、本体側の
出隅部に立設された鉄骨柱Cの外周側に配設される出隅
パネル1と、出隅パネル1の各辺部の裏面側上下端部近
傍にそれぞれボルトによって固定された係合金具2と、
下階の鉄骨梁H1,H2に対応して鉄骨柱Cの外周側に
ボルトを介して固定された出隅パネル1の支持金具3
と、本体側の直交する上下の鉄骨梁H1,H2のうち、
一方の下階の鉄骨梁H1の上フランジh1の室外側上面
にボルトナットを介して固定され、出隅パネル1の一辺
部に隣接して取り付けられる第1外壁パネル1Aの第1
下部取付部材4と、一方の上階の鉄骨梁H1の下フラン
ジh2の室外側下面にボルトナットを介して固定され、
出隅パネル1の一辺部に隣接して取り付けられる第1外
壁パネル1Aの第1上部取付部材5と、他方の上階の鉄
骨梁H2の室外側に対向して外部床下地材Y2の上面に
釘を介して固定され、出隅パネル1の他辺部に隣接して
取り付けられる第2外壁パネル1Bの第2下部取付部材
4Aと、他方の上階の鉄骨梁H2の下フランジh2の室
外側下面にボルトナットを介して固定され、出隅パネル
1の他辺部に隣接して取り付けられる第2外壁パネル1
Bの第2上部取付部材5Bと、から構成されている。
【0017】出隅パネル1は、押出成形セメント板であ
って、上下方向に貫通する複数個の中空部1aを有する
とともに、直交する各辺部の裏面側下端部近傍および上
端部近傍に一の中空部1aに連通する下穴1bが形成さ
れており、各下穴1bには、一の中空部1aの上下端部
からそれぞれ挿入されたナット金具6が配設されている
(図6参照)。
【0018】ここで、出隅パネル1は、下階の鉄骨梁H
1,H2の上フランジh1上面と、上階の鉄骨梁H1,
H2の上フランジh1下面間に略相当する高さに形成さ
れている。ただし、出隅パネル1の他辺部の上端部は、
廊下の鉄骨梁H3と干渉しないように、鉄骨梁H3の高
さ分切り欠かれている他、他辺部の下端部が外部床下地
材Y2と干渉しないように、外部床下地材Y2の厚み分
切り欠かれている。
【0019】第1外壁パネル1A、第2外壁パネル1B
および第3外壁パネル1Cも、押出成形セメント板であ
って、上下方向に貫通する複数個の中空部1aを有する
とともに、裏面側四隅近傍に一の中空部1aに連通する
下穴1bが形成されており、各下穴1bには、一の中空
部1aの上下端部からそれぞれ挿入されたナット金具6
が配設されている(図7参照)。
【0020】ここで、第1外壁パネル1Aおよび第3外
壁パネル1Cは、下階の鉄骨梁H1,H3の上フランジ
h1上面と、上階の鉄骨梁H1,H3の上フランジh1
下面間に略相当する高さに形成されているのに対し、第
2外壁パネル1Bは、外部床下地材Y2の上面と、他方
の上階の鉄骨梁H2の下フランジh2下面間に略相当す
る高さに形成されている。すなわち、第2外壁パネル1
Bは、外部床下地材Y2の厚みに鉄骨梁H2の高さを加
えた高さだけ第1外壁パネル1Aおよび第3外壁パネル
1Cよりも低く形成されている。
【0021】これらの出隅パネル1の表面および第1外
壁パネル1A、第2外壁パネル1B、第3外壁パネル1
Cの各表面には、詳細には図示しないが、加飾模様、例
えば、縦方向および横方向にそれぞれ設定間隔をおいた
複数本の横溝および縦溝からなる目地パターンが形成さ
れている。
【0022】係合金具2は、鋼板を折曲して断面略P字
状に形成されており、長穴2aを有するとともに、その
一端部に断面略V字状の係合部2bを有している(図6
および図7参照)。そして、係合金具2は、その長穴2
aを通して出隅パネル1および外壁パネル1A,1B,
1Cの各下穴1bに配設されたナット金具6にボルトを
ねじ込むことにより、出隅パネル1および外壁パネル1
A,1B,1Cにそれぞれ固定することができる。この
際、係合金具2を出隅パネル1および外壁パネル1A,
1B,1Cの上端部近傍に固定する場合は、その係合部
2bが上方を向くように配置され、また、下端部近傍に
固定する場合は、その係合部2bが下方を向くように配
置される。
【0023】支持金具3は、鋼板を折曲して形成され、
図8に示すように、鉄骨柱Cの外周側隅角部を挟む二面
に跨がるようにL字状に折曲された取付部31と、直交
する取付部31の一方の上端縁から水平方向に折曲され
るとともに、鉄骨柱Cの外周側隅角部を越えて延設され
る支持部32を有している。すなわち、支持部32は、
取付部31の他方の上端縁には設けられておらず、この
ため、鉄骨梁H3と干渉しないように設定されている。
そして、直交する取付部31には、鉄骨柱Cに形成され
た雌ねじCaに対応してボルト用取付穴31aがそれぞ
れ形成されている。
【0024】第1外壁パネル1Aの第1下部取付部材4
は、図9に示すように、複数個のボルト用取付穴(図示
せず)がそれぞれ形成された支持板41と、支持板41
の上面に溶接された断面略L字状のチャンネル材42、
例えば、リップ山形鋼と、からなり、チャンネル材42
の垂直片421の先端にはリップ部42aが形成されて
いる。そして、チャンネル材42は、支持板41の先端
部に第1外壁パネル1Aの下端面を支持する一定長さを
おいて垂直片421の外面が位置するように、支持板4
1に溶接されている。
【0025】ここで、第1下部取付部材4は、隣接する
第1外壁パネル1A,1Aにおいて、近接する係合金具
2,2、すなわち、左方の第1外壁パネル1Aの下部右
側に固定された係合金具2と、右方の第1外壁パネル1
Aの下部左側に固定された係合金具2とにわたる長さを
若干越える短小な長さに形成されている。
【0026】ただし、鉄骨柱Cに近接して固定される第
1下部取付部材4は、チャンネル材42が鉄骨柱Cの外
周側隅角部近傍に達するまで延設されている(図4およ
び図9参照)。
【0027】第1外壁パネル1Aの第1上部取付部材5
は、図9に示すように、複数個のボルト用取付穴(図示
せず)が形成された取付板51と、取付板51の下面に
溶接された断面略L字状のチャンネル材52、例えば、
リップ山形鋼と、からなり、チャンネル材52の垂直片
521の先端にはリップ部52aが形成されている。そ
して、チャンネル材52は、垂直片521の外面が取付
板51の先端面よりもわずかに外方に位置するように、
取付板51に溶接されている。
【0028】ここで、第1上部取付部材5は、隣接する
第1外壁パネル1A,1Aにおいて、近接する係合金具
2,2、すなわち、左方の第1外壁パネル1Aの上部右
側に固定された係合金具2と、右方の第1外壁パネル1
Aの上部左側に固定された係合金具2とにわたる長さを
若干越える短小な長さに形成されている。
【0029】ただし、鉄骨柱Cに近接して固定される第
1上部取付部材5は、チャンネル材52が鉄骨柱Cの外
周側隅角部近傍に達するまで延設されている(図5およ
び図9参照)。
【0030】第2外壁パネル1Aの第2下部取付部材4
Aは、図9に示すように、複数個の釘用取付穴(図示せ
ず)がそれぞれ形成された支持板43と、支持板43の
上面に溶接された断面略L字状のチャンネル材42、例
えば、リップ山形鋼と、からなり、チャンネル材42の
垂直片421の先端にはリップ部42aが形成されてい
る。そして、チャンネル材42は、支持板43の先端部
に第2外壁パネル1Bの下端面を支持する一定長さをお
いて垂直片421の外面が位置するように、支持板43
に溶接されている。
【0031】ここで、第2下部取付部材4Aは、隣接す
る第2外壁パネル1B,1Bにおいて、近接する係合金
具2,2、すなわち、左方の第2外壁パネル1Bの下部
右側に固定された係合金具2と、右方の第2外壁パネル
1Bの下部左側に固定された係合金具2とにわたる長さ
を若干越える短小な長さに形成されている。
【0032】ただし、鉄骨柱Cに近接して固定される第
2下部取付部材4Aは、チャンネル材42が鉄骨柱Cの
外周側隅角部近傍に達するまで延設されている(図4お
よび図9参照)。
【0033】第2外壁パネル1Bの第2上部取付部材5
Aは、図9に示すように、複数個のボルト用取付穴(図
示せず)が形成された断面コ字状の取付板53と、取付
板53の下面に溶接された断面略L字状のチャンネル材
52、例えば、リップ山形鋼と、からなり、チャンネル
材52の垂直片521の先端にはリップ部52aが形成
されている。そして、チャンネル材52は、垂直片52
1の外面が取付板53の外面よりもわずかに外方に位置
するように、取付板53に溶接されている。
【0034】ここで、第2上部取付部材5Aは、隣接す
る第2外壁パネル1B,1Bにおいて、近接する係合金
具2,2、すなわち、左方の第2外壁パネル1Bの上部
右側に固定された係合金具2と、右方の第2外壁パネル
1Bの上部左側に固定された係合金具2とにわたる長さ
を若干越える短小な長さに形成されている。
【0035】ただし、鉄骨柱Cに近接して固定される第
2上部取付部材5Aは、チャンネル材52が鉄骨柱Cの
外周側隅角部近傍に達するまで延設されている(図5お
よび図9参照)。
【0036】次に、出隅パネル1を取り付ける手順につ
いて説明する。
【0037】まず、出隅パネル1の各辺部の裏面側上下
端部近傍に係合部2bが出隅パネル1の上端部側および
下端部側にそれぞれ位置するように、係合金具2の長穴
2aを通してナット金具6にボルトをねじ込み、係合金
具2を出隅パネル1に固定する(図6参照)。この場
合、係合金具2がナット金具6から脱落しない程度に仮
止めする。
【0038】同様に、外壁パネル1A,1B,1Cの裏
面側四隅近傍に係合部2bが外壁パネル1A,1B、1
Cの上端部側および下端部側にそれぞれ位置するよう
に、係合金具2の長穴2aを通してナット金具6にボル
トをねじ込み、係合金具2を外壁パネル1A,1B,1
Cに仮固定する(図7参照)。
【0039】また、下階の鉄骨梁H1,H2にわたって
内部床下地材Y1を敷設するとともに、他方の下階の鉄
骨梁H2および廊下の鉄骨梁H3にわたって外部床下地
材Y2を敷設する。
【0040】さらに、下階の鉄骨梁H1,H2に対応し
て鉄骨柱Cの外周側に支持金具3を配置し、取付部31
のボルト用取付穴31aを通して鉄骨柱Cの雌ねじCa
にボルトをねじ込み、固定する。この際、支持部32の
上面は、一方の下階の鉄骨梁H1の上フランジh1に固
定される第1下部取付部材4の支持板41の上面と同一
平面上に位置するように設定されている。
【0041】一方、予め割り付けられた第1外壁パネル
1Aの取付位置から求められる隣接する第1外壁パネル
1A,1Aの突き合わせ部に対応する位置において、一
方の下階の鉄骨梁H1の上フランジh1の室外側上面に
第1下部取付部材4の支持板41を載置し、支持板41
のボルト用取付穴および鉄骨梁Hの上フランジh1の室
外側取付穴haにボルトを挿通し、ナットを用いて固定
する。
【0042】ただし、出隅パネル1と第1外壁パネル1
Aの突き合わせ部に対応する位置に固定される第1下部
取付部材4については、鉄骨柱Cの外周側隅角部近傍に
達する長さのチャンネル材42を有するものを用いる。
したがって、この延設されたチャンネル材42の下面は
支持金具3の支持部32上に載置される(図9参照)。
【0043】同様に、予め割り付けられた第1外壁パネ
ル1Aの取付位置から求められる隣接する第1外壁パネ
ル1A,1Aの突き合わせ部に対応する位置において、
一方の上階の鉄骨梁H1の下フランジh2の室外側下面
に第1上部取付部材5の取付板51を配置し、取付板5
1のボルト用取付穴および鉄骨梁Hの下フランジh2の
室外側取付穴haにボルトを挿通し、ナットを用いて固
定する。
【0044】ただし、出隅パネル1と第1外壁パネル1
Aの突き合わせ部に対応する位置に固定される第1上部
取付部材5については、鉄骨柱Cの外周側隅角部近傍に
達する長さのチャンネル材52を有するものを用いる
(図9参照)。
【0045】また、予め割り付けられた第2外壁パネル
1Bの取付位置から求められる隣接する第2外壁パネル
1B,1Bの突き合わせ部に対応する位置において、外
部床下地材Y2の上面に第2下部取付部材4Aの支持板
43を載置し、支持板43の釘用取付穴から外部床下地
材Y2に釘を打ち込んで固定する。
【0046】ただし、出隅パネル1と第2外壁パネル1
Bの突き合わせ部に対応する位置に固定される第2下部
取付部材4Aについては、鉄骨柱Cの外周側隅角部近傍
に達する長さのチャンネル材42を有するものを用いる
(図9参照)。
【0047】同様に、予め割り付けられた第2外壁パネ
ル1Bの取付位置から求められる隣接する第2外壁パネ
ル1B,1Bの突き合わせ部に対応する位置において、
他方の上階の鉄骨梁H2の下フランジh2の室外側下面
に第2上部取付部材5Aの取付板53を配置し、取付板
53のボルト用取付穴および鉄骨梁H2の下フランジh
2の室外側取付穴haにボルトを挿通し、ナットを用い
て固定する。
【0048】ただし、出隅パネル1と第2外壁パネル1
Bの突き合わせ部に対応する位置に固定される第2上部
取付部材5Aについては、鉄骨柱Cの外周側隅角部近傍
に達する長さのチャンネル材52を有するものを用いる
(図9参照)。
【0049】次いで、クレーンなどを利用して出隅パネ
ル1を吊り上げ、その一辺部の下端面を支持金具3の支
持部32に載置するとともに、その各辺部の裏面を下部
取付部材4,4Aの延設された各チャンネル材42の垂
直片421の外面および上部取付部材5,5Aの延設さ
れた各チャンネル材52の垂直片521の外面に当接さ
せた後、各係合金具2の係合部2bを、下部取付部材
4,4Aの延設された各チャンネル材42のリップ部4
2aおよび上部取付部材5,5Aの延設された各チャン
ネル材52のリップ部52aにそれぞれ係合させ、ボル
トを締め付けて係合金具2を出隅パネル1のナット金具
6に締結し、出隅パネル1を一方の下階の鉄骨梁H1に
固定された第1下部取付部材4および一方の上階の鉄骨
梁H1に固定された第1上部取付部材5、外部床下地材
Y2に固定された第2下部取付部材4Aおよび他方の上
階の鉄骨梁H2に固定された第2上部取付部材5Aにわ
たって固定する。
【0050】この結果、鉄骨柱Cの外周側に支持金具3
を固定し、一方の下階の鉄骨梁H1に第1下部取付部材
4を固定するとともに、一方の上階の鉄骨梁H1に第1
上部取付部材5を固定し、また、外部床下地材Y2に第
2下部取付部材4Aを固定するとともに、他方の上階の
鉄骨梁H2に第2上部取付部材5Aを固定し、下部取付
部材4,4Aの延設された各チャンネル材42のリップ
部42aおよび上部取付部材5,5Aの延設された各チ
ャンネル材52のリップ部52aに、出隅パネル1に仮
固定された係合金具2の係合部2bをそれぞれ係合させ
てボルトを締め付けるだけの簡単な作業により、出隅パ
ネル1を下階と上階にわたって確実に固定することがで
きる。しかも、出隅パネル1に隣接する外壁パネル1
A,1Bを固定するための下部取付部材4,4Aおよび
上部取付部材5,5Aを利用して出隅パネル1を固定す
ることができることから、出隅パネル1の表面が外壁パ
ネル1A,1Bの表面と面一になり、外観を損なうこと
がない。
【0051】一方、第1外壁パネル1Aを取り付ける場
合は、出隅パネル1を固定した後、次のように作業す
る。すなわち、クレーンなどを利用して第1外壁パネル
1Aを吊り上げ、その下端面左右端縁部を左右の第1下
部取付部材4の各支持板41の室外側突出部にわたって
載置するとともに、その裏面を左右の第1下部取付部材
4の各チャンネル材42の垂直片421の外面および左
右の第1上部取付部材5の各チャンネル材52の垂直片
521の外面に当接させた後、各係合金具2の係合部2
bを左右の第1下部取付部材4の各チャンネル材42の
リップ部42aおよび左右の第1上部取付部材5の各チ
ャンネル材52のリップ部52aにそれぞれ係合させ、
ボルトを締め付けて係合金具2を第1外壁パネル1Aの
ナット金具6に締結し、第1外壁パネル1Aを一方の下
階の鉄骨梁H1に固定された左右の第1下部取付部材4
および一方の上階の鉄骨梁H1に固定された左右の第1
上部取付部材5にわたって固定する。
【0052】この結果、一方の下階の鉄骨梁H1に固定
された左右の第1下部取付部材4の各チャンネル材42
のリップ部42aおよび一方の上階の鉄骨梁H1に固定
された左右の第1上部取付部材5の各チャンネル材52
のリップ部52aに第1外壁パネル1Aに仮固定された
係合金具2の係合部2bをそれぞれ係合させてボルトを
締め付けるだけの簡単な作業により、第1外壁パネル1
Aを一方の上下階の鉄骨梁H1にわたって確実に固定す
ることができる。この場合、第1下部取付部材4および
第1上部取付部材5は、隣接する第1外壁パネル1A,
1Aに固定された係合金具2のうちの近接する係合金具
2,2間にわたる長さを若干越える短小な長さに形成さ
れているため、重量を軽減して取扱性を向上させること
ができるとともに、コストを削減することができる。
【0053】同様に、第2外壁パネル1Bを取り付ける
場合は、第2外壁パネル1Bを吊り上げ、その下端面左
右端縁部を左右の第2下部取付部材4Aの各支持板43
の室外側突出部にわたって載置するとともに、その裏面
を左右の第2下部取付部材4Aの各チャンネル材42の
垂直片421の外面および左右の第2上部取付部材5A
の各チャンネル材52の垂直片521の外面に当接させ
た後、各係合金具2の係合部2bを左右の第2下部取付
部材4Aの各チャンネル材42のリップ部42aおよび
左右の第2上部取付部材5Aの各チャンネル材52のリ
ップ部52aにそれぞれ係合させ、ボルトを締め付けて
係合金具2を第2外壁パネル1Bのナット金具6に締結
し、第2外壁パネル1Bを、廊下の床下地材Y2に固定
された左右の第2下部取付部材4Aおよび他方の上階の
鉄骨梁H2に固定された左右の第2上部取付部材5Aに
わたって固定する。
【0054】この結果、外部床下地材Y2に固定された
左右の第2下部取付部材4Aの各チャンネル材42のリ
ップ部42aおよび他方の上階の鉄骨梁H2に固定され
た左右の第2上部取付部材5Aの各チャンネル材52の
リップ部52aに第2外壁パネル1Bに仮固定された係
合金具2の係合部2bをそれぞれ係合させてボルトを締
め付けるだけの簡単な作業により、第2外壁パネル1B
を外部床下地材Y2と上階の鉄骨梁H2にわたって確実
に固定することができる。この場合、第2下部取付部材
4Aおよび第2上部取付部材5Aは、隣接する第2外壁
パネル1B,1Bに固定された係合金具2のうちの近接
する係合金具2,2間にわたる長さを若干越える短小な
長さに形成されているため、重量を軽減して取扱性を向
上させることができるとともに、コストを削減すること
ができる。
【0055】また、第3外壁パネル3Cについては、詳
細には図示しないが、第1外壁パネル1Aと同様に、廊
下の上下階の鉄骨梁H3,H3にそれぞれ第1下部取付
部材4および第1上部取付部材5を固定し、これらの取
付部材4,5を利用して取り付ければよい。
【0056】なお、前述した実施形態においては、図1
1において、向かって左側の本体側の出隅部に出隅パネ
ル1を取り付ける場合を説明したが、向かって右側の本
体側の出隅部に出隅パネル1を取り付ける場合は、図8
に示した支持金具3と左右対称形の支持金具3(図10
参照)が用いられるとともに、下部取付部材4,4Aお
よび上部取付部材5,5Aは、左右対称位置に固定され
る。
【0057】また、前述した実施形態においては、集合
住宅において、廊下を区画する袖壁Sが突き当たること
になる本体側の出隅パネル1の取付構造を説明したが、
戸建て住宅において、廊下を区画する袖壁Sが突き当た
ることになる本体側の出隅パネル1の取付構造にも適用
することができるとともに、集合住宅あるいは戸建て住
宅において、バルコニーを区画する袖壁Sと突き当たる
ことになる本体側の出隅パネル1の取付構造にも適用す
ることができる。
【0058】さらに、本実施形態においては、支持金具
3の取付部31を、L字状に折曲して鉄骨柱Cの外周側
に跨がるように形成したが、平板状の取付部の上端縁に
支持部32を折曲した支持金具であってもよい。
【0059】また、下部取付部材4,4Aのチャンネル
材42および上部取付部材5,5Aのチャンネル材52
として、リップ山形鋼を使用した場合を例示したが、リ
ップ山形鋼に限定されるものではない。すなわち、係合
金具2の係合部2bが係合可能なリップ部を有すればよ
いことから、リップ山形鋼に代えてリップ溝形鋼を採用
することもでき、断面コ字状や断面C字状などの形状を
限定するものではない。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、下階の鉄
骨梁に外部床下地材を敷設するとともに、下階の鉄骨梁
に対応して本体側の出隅部に立設された鉄骨柱の外周側
に支持金具を固定し、本体側の直交する上下階の鉄骨梁
のうち、一方の上下階の鉄骨梁の室外側に第1下部取付
部材および第1上部取付部材をそれぞれ固定し、また、
他方の上階の鉄骨梁の室外側に対向して外部床下地材に
第2下部取付部材を固定するとともに、他方の上階の鉄
骨梁の室外側に第2上部取付部材を固定する。そして、
出隅パネルを支持金具の支持部に載置する一方、出隅パ
ネルに仮固定された各係合金具を、第1下部取付部材、
第1上部取付部材、第2下部取付部材および第2上部取
付部材の延設された各チャンネル材のリップ部にそれぞ
れ係合させてボルトを締め付けるだけの簡単な作業によ
り、出隅パネルを下階と上階にわたって確実に固定する
ことができる。しかも、出隅パネルの一辺部に隣接する
第1外壁パネルを固定するための第1下部取付部材およ
び第1上部取付部材と、出隅パネルの他辺部に隣接する
第2外壁パネルを固定するための第2下部取付部材およ
び第2上部取付部材を利用して出隅パネルを固定するこ
とができることから、出隅パネルの表面が第1外壁パネ
ルおよび第2外壁パネルの表面と面一になり、外観を損
なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鉄骨系住宅における出隅パネルの取付
構造の一実施形態を鉄骨構造体、外壁パネルおよび床下
地材とともに一部省略して示す外観斜視図である。
【図2】図1のX方向矢視図である。
【図3】図1のY方向矢視図である。
【図4】図3のA−A線端面図である。
【図5】図3のB−B線端面図である。
【図6】出隅パネルに配設されるナット金具と係合金具
の関係を示す分解斜視図である。
【図7】外壁パネルに配設されるナット金具と係合金具
の関係を示す分解斜視図である。
【図8】支持金具の斜視図である。
【図9】鉄骨構造体の鉄骨柱および鉄骨梁にそれぞれ固
定された支持金具、第1、第2下部取付部材および第
1、第2上部取付部材を示す斜視図である。
【図10】支持金具の変形例を示す斜視図である。
【図11】鉄骨系住宅として、集合住宅の一例を示す外
観図である。
【図12】鉄骨系住宅の鉄骨柱および鉄骨梁からなる鉄
骨構造体を一部省略して示す斜視図である。
【符号の説明】
1 出隅パネル 1A,1B,1C 第1、第2、第3外壁パネル 1b 下穴 2 係合金具 2b 係合部 3 支持金具 31 取付部 32 支持部 4,4A 第1、第2下部取付部材 41,43 支持板 42 チャンネル材 42a リップ部 5,5A 第1、第2上部取付部材 51,53 取付板 52 チャンネル材 52a リップ部 6 ナット金具 C 鉄骨柱 H1,H2,H3 鉄骨梁 h1 上フランジ h2 下フランジ Y1,Y2 内部、外部床下地材 S 袖壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E002 EA04 EB12 FA02 FB02 FB25 HA03 HB03 JC02 JC03 JD03 MA01 NA01 NB06 PA04 PA07 PA08 QA04 QC07 RA03 RB01 RB03 RB07 SA01 SA02 TA01 WA11 XA03 XA08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造用基礎に固定されて一階から上階ま
    でを貫く長さの複数本の鉄骨柱およびこれらの鉄骨柱に
    連結されて各階の床梁や小屋梁を形成する複数本の鉄骨
    梁から鉄骨構造体が形成された鉄骨系住宅において、本
    体側の出隅部に立設された鉄骨柱の外周側に配設される
    出隅パネルと、出隅パネルの各辺部の裏面側上下端部近
    傍にそれぞれ固定された係合部を有する係合金具と、下
    階の鉄骨梁に敷設された外部床下地材と、下階の鉄骨梁
    に対応して鉄骨柱の外周側に固定され、出隅パネルの支
    持部を有する支持金具と、本体側の直交する上下階の鉄
    骨梁のうち、一方の上下階の鉄骨梁にそれぞれ固定さ
    れ、出隅パネルの一辺部に隣接して配設される第1外壁
    パネルの第1下部取付部材および第1上部取付部材と、
    外部床下地材および他方の上階の鉄骨梁の室外側にそれ
    ぞれ固定され、出隅パネルの他辺部に隣接して配設され
    る第2外壁パネルの第2下部取付部材および第2上部取
    付部材と、から構成され、前記第1下部取付部材および
    第2下部取付部材は、リップ部を有して鉄骨柱の外周側
    隅角部近傍まで延設されたチャンネル材が支持板に溶接
    されて形成され、また、前記第1上部取付部材および第
    2上部取付部材は、リップ部を有して鉄骨柱の外周側隅
    角部近傍まで延設されたチャンネル材が取付板に溶接さ
    れて形成され、出隅パネルの下端面が支持金具の支持部
    に載置されるとともに、出隅パネルの各係合金具が第1
    下部取付部材、第1上部取付部材、第2下部取付部材お
    よび第2上部取付部材の延設された各チャンネル材のリ
    ップ部にそれぞれ係合されていることを特徴とする鉄骨
    系住宅における出隅パネルの取付構造。
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