JP4227888B2 - 壁パネル及び壁パネルの取付構造 - Google Patents
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Description
特に、鉄骨系のユニット建物に好適な壁パネル及び壁パネルの取付構造に関する。
例えば、枠材を矩形状の枠に組み立て、この枠の相対する枠材に桟材を差し渡し、この枠と桟材の一面に壁面材を取り付けた壁パネルの上下と左右の枠材を建物の柱や梁等に釘で固定する壁パネルの取付構造が知られている。
また、特許文献1に記載されているように、ALC製の壁パネルを、上下の梁に滑動自在に取り付けた壁パネルの取付構造も知られている。
この特許文献2に記載されている鉄骨系の建物ユニットは、四隅に立設した鋼製の四角
筒状体の4本の柱と、この4本の柱の上端部を矩形状の辺に沿って連結した鋼製の断面コ字形長尺体の4本の天井梁と、この4本の柱の下端部を矩形状の辺に沿って連結した鋼製の断面コ字形長尺体の4本の床梁とからなる骨格を有している。
なお、従来の壁の構造は、ALC製の壁面材を上下の梁等の建物構造体に差し渡し、この壁面材の上下1箇所ずつ合計2箇所を建物構造体にボルト・ナット等で取り付けた構造をしている。
請求項1記載の発明における木質の枠材とは、木材や、パーチクルボードやハードボード等の木質系の材料を枠材に加工したものをいう。
そして、この壁面材は、並べられているが、これは、複数個の壁面材を相対する上下または左右の枠材に差し渡した状態に並べるこという。この際、相対する上下の枠材に差し渡した状態に並べる方が施工し易いので好ましい。
なお、壁面材はこの桟材に釘等で固定されてもよいし、固定されてなくてもよいが、固定されてない方が枠材が傾き易いので好ましい。
そして、請求項1記載の壁パネルの相対する枠材または請求項2記載の壁パネルの固定金具が構造材に取り付けられ、別の相対する枠材は建物に固定されてないが、これは、固定金具が梁等の横方向の構造材に取り付けられている場合には、左右の枠材が建物に固定されないことをいい、固定金具が柱等の縦方向の構造台に取り付けられている場合には、上下の枠材が建物に固定されないことをいう。この際、前者が施工し易いので好ましい。
(作用)
なお、枠が比較的に柔らかい木質の枠材を矩形状に組み立てられたものであるので、釘やビスが斜めになり易いのである。また、外壁面材が石膏ボードのように比較てき柔らかい材質であると、釘またはビスが傾き易く、更に、好ましい。
この鉄骨系の建物ユニット1は、図2に示すように、矩形状の四隅に立設された4本の鋼製の四角筒状の柱11と、この4本の柱の下端部を矩形の辺に沿って連結された鋼製の断面コ字形長尺体の床梁12と、この4本の柱の上端部を矩形の辺に沿って連結された鋼製の断面コ字形長尺体の天井梁13とからなる骨格を有する。
更に、必要な場所には間仕切り壁パネルが取り付けられて部屋に区切られている。
まず、内壁パネル2と断熱材29について説明する。
内壁パネル2は、図3に示すように、木材製の上枠41と、下枠42と、2本の側枠43とが矩形状に組み立てられた枠4と、上下の枠材41、42に差し渡されて取り付けられた4本の木材製の桟材45と、この枠4や桟材45の一面に配置された3枚の石膏ボードの壁面材47と、鋼製の固定金具6とからなる。
上側固定金具61は、図4(a)に示すように、一方の片611と他方の片612とが略直角に連結された鋼製の断面L字形長尺体であり、一方の片611には、枠4を取り付けるための3個の通孔613が設けられ、他方の片612には、天井梁13に取り付けるための3個の通孔614が設けられている。
なお、この通孔614には固定ボルト68が内側から外側に挿入され、回転しないように固定されて使用される。
そして、この通孔624には固定ボルト68が内側から外側に挿入され、回転しないように固定されて使用される。
また、下側固定金具62は、下枠42と壁面材47とからなるコーナー部に当接され、通孔623から下枠42に打ち込まれた釘49で固定されている。この際、壁面材47の通孔471の中にボルト68の頭が入れられている。
この断熱材29付き内壁パネル2は、図5に示すように、床梁12と天井梁13の屋外面に、ボルト68の軸を天井梁13や床梁12の設けられている通孔に入れられた状態に、当接され、この固定ボルト68に螺入されたナット69で取り付けられている。
外壁パネル3は、図6に示すように、枠31と、表面材32と、ネジ棒33と、ナット34と、ガイド片35とからなる。
この枠31は鋼製の四角筒体の枠材を略矩形状に組み立て、桟材を左右の枠材に差し渡して取り付けたものである。
また、表面材32はセメント系のサイデイング板である。
ガイド片35は、鋼製のZ形の小片である。
取付金具7は、図7に示すように、一方の片71と他方の片72とが略直角に連結されている断面L字形の長尺体であり、他方の片72の側縁部には、外壁パネル3のネジ棒33を挿入する凹部75が設けられている。
従って、外壁パネル3は、ガイド片33が取付金具7の一方の片71を押圧した状態になって、床梁12と天井梁13に固定されている。
工場で、建物ユニット1、屋根パネル9等を製造する。
この際の内壁パネル2と外壁パネル3と断熱材29とからなる外壁の施工方法と作用について説明する。
上枠41、下枠42、2本の側枠43を矩形状に組み立てて枠4を製造し、この枠4の上下の枠材41、42に4本の桟材45を差し渡して取り付け、この枠4や桟材45の一面に3枚の壁面材47を配置し、壁面材47の表面から枠4に釘48を打ち込んで、壁面材47を枠4に取り付ける。
また、下側固定金具62の通孔624に固定ボルト68を、固定ボルト68の軸が外側に突出するように挿入し、固定ボルト68が回転しないように固定する。
この固定ボルト68の固定は適宜でよい。例えば、固定ボルト68にナットを螺入して固定してもよいし、固定ボルト68を固定金具6に溶接して固定してもよいし、固定ボルトボルト68の山を潰して固定してもよい。
そして、この内壁パネル2の裏側(屋外側)に断熱材29を取り付ける。
このようにして取り付けられた内壁パネル2は、3枚の壁面材47からなっていて大型の壁パネルである。従って、取り付ける際の内壁パネル3の数を減らすことができる。
このように内壁パネル2の数を減らすことができるし、固定金具6を取り付ければよく、施工し易い。
また、この内壁パネル2は枠4と壁面材47と固定金具6とからなるだけであるので安価である。
図8に示すように、取付金具7を床梁12と天井梁13に、取付金具7の他方の片72を上側に向けた状態にして、取り付け、この取付金具7に外壁パネル3を押し付け、下方に移動させて、外壁パネル3のネジ棒31を取付金具7の凹部75の中に挿入する。
すると、ガイド片33が取付金具7の一方の片71を押圧した状態になって、外壁パネル3が床梁12と天井梁13に固定される。
隣接する外壁パネル3の間の隙間にガスケット等を挿入して、この部分を水密にすると外壁パネル3の施工が完了する。
まず、外壁を構成する内壁パネル2の耐震性について説明する。
地震等で床梁12と天井梁13の相対的位置が変化したときには、内壁パネル2の左右の枠材43が建物に固定されてないので、すべての枠材が固定されているより枠材43が移動し易くなっている。また、木質の枠4に打ち付けられている釘48が斜めになったり、釘48を中心にして枠4が回動したり、隣接する2個の壁面材47の間に存在する隙間Sが狭くなって壁面材47が傾く。この両方の作用で、地震に適応する。従って、内壁パネル3が破損しないし、この内壁パネル3にかかる力がアンカーボルト等の建物のその他の部分に及び難く、アンカーボルト等が破損しない。
地震の際には、外壁パネル3が取付金具7に釣り下げられているだけであるので、外壁パネル3が凹部75の中を移動して適応し、外壁パネル3が破損することがない。
このように、外壁を構成する内壁パネル2と外壁パネル3が共に耐震性がよく、この外壁は極めて地震等に適応し易くなっているので、地震によって揺れ易い鉄骨系のユニット建物1でも、内壁パネル2と外壁パネル3は破損せず、耐震性がよい。
また、内壁パネルを本発明の取付構造にしたが、その他の壁パネル、例えば、外壁パネル、間仕切り壁パネル等を本発明の取付構造にしてもよい。
S 隣接する壁面材間の隙間
1 建物ユニット
2 内壁パネル
3 外壁パネル
4 内壁パネルの枠
45 桟材
47 壁面材
48 釘
6 固定金具
Claims (5)
- 木質の枠材が矩形状に組み立てられた枠と、この枠の一面に配置された複数の壁面材とからなり、この複数の壁面材は、隣接する2個の壁面材の間に若干の隙間が存在する状態に並べられて釘またはビスで枠に取り付けられていることを特徴とする壁パネル。
- 木質の枠材が矩形状に組み立てられた枠と、この枠の一面に配置された複数の壁面材とからなり、この複数の壁面材は、隣接する2個の壁面材の間に若干の隙間が存在する状態に並べられて釘またはビスで枠に取り付けられ、相対する枠材には、取付金具が取り付けられていることを特徴とする壁パネル。
- 前記相対する枠材には、桟材が前記壁面材に対して略平行に差し渡されて取り付けられ、前記隣接する2個の壁面材の間に存在する隙間がこの桟材の前面に位置する状態になされていることを特徴とする請求項1または2記載の壁パネル。
- 請求項1記載の壁パネルの相対する枠材または請求項2記載の壁パネルの取付金具が建物の構造材にボルト・ナットで固定され、別の相対する枠材は建物に固定されてないことを特徴とする壁パネルの取付構造。
- 前記建物が鉄骨系のユニット建物であることを特徴とする請求項4記載の壁パネルの取付構造。
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