JPH0215924Y2 - - Google Patents

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JPH0215924Y2
JPH0215924Y2 JP10954183U JP10954183U JPH0215924Y2 JP H0215924 Y2 JPH0215924 Y2 JP H0215924Y2 JP 10954183 U JP10954183 U JP 10954183U JP 10954183 U JP10954183 U JP 10954183U JP H0215924 Y2 JPH0215924 Y2 JP H0215924Y2
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JP
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plate
stone
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opposing
angle
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JP10954183U
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JPS6017802U (ja
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  • Finishing Walls (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複合石板の石板同志を連結する場
合、或るいは建築物の軒部の天井面に石板を水平
に取り付ける場合等に用いる石板の連結金具に関
するものである。
施工の容易化等を目的として、複数枚の石板を
予め工場で連結して一体化した複合石板が近時用
いられているが、石板同志の連結が容易で、しか
も連結強度が大きい連結金具はなかつた。又、建
築物の軒部の天井面に石板を水平に取り付けるに
は、一般に吊りボルトが用いられており、吊りボ
ルトの頭部が石板に埋設されたものは、外観を損
わない利点を有しているが取り付け強度が小さい
欠点があり、吊りボルトの頭部が石板から露出し
たものは、取り付け強度は大きいが、外観が損わ
れる欠点があつた。
本考案は、上記各不具合に鑑みてなされたもの
で、その基本的な構成は、対向板部の一端にL字
形に折曲された連結板部を設けると共に、他端に
前記連結板部と同一方向に対向板部に対して30°
乃至45゜折曲された挿入板部を設けた一組の連結
部材の連結板部同士を重ね合わせてコ字形の枠組
を形成した対向板部の端部に互に内側にすぼまる
方向に傾斜する挿入板部を設けた連結金具を構成
し、石板の裏面に所定の間隔をおき、しかも板面
に対して直交して取付けられる対向板部の端部の
挿入板部の折曲げ方向と折曲げ角度に合致する傾
斜方向と傾斜角度を有する一組の挿入溝を穿設
し、各挿入溝に一組の連結部材の各挿入板部を互
に内側にすぼまる方向に相対向させて挿入し、一
組の連結部材の各対向板部を締結ボルトで締結す
ると共に、各連結板部を連結ボルトで連結して石
板の裏面に連結金具を固定し、この連結金具を介
して石板同志、或るいは石板と他の部材とを連結
することである。
以下、実施例を挙げて本考案を更に詳細に説明
する。
最初に本考案に係る連結金具により複数枚の石
板を連結して複合石板を形成する場合について説
明する。
第1図および第2図において、石板S同志を連
結するための連結金具Aは、帯状の金属板をL字
形に折曲した一辺の端部に更に他辺と同一方向に
一辺に対し傾斜角を設けて突出する傾斜辺を折曲
した一組の連結部材Bにより構成されている。こ
の連結部材Bは、対向板部B1の一端をL字形に
折曲された連結板部B2が設けられ、対向板部B1
の他端を同一方向に対向板部B1に対して30゜乃至
45゜折曲された挿入板部B3が設けられたものであ
る。
次に、この連結部材Bの一組を連結板部B2
志を重ね合わせてコ字形を形成する対向板部B1
の端部に互に内側にすぼまる方向に傾斜する挿入
板部B3が形成された連結金具Aが構成される。
一方、石板Sの裏面の各隅部には、前記連結部
材Bの挿入板部B3を挿入せしめるための一組の
挿入溝1が所定の間隔をおき、しかも板面に対し
て直交して取付けられる対向する対向板部B1
端部の挿入板部B3の折曲げ方向と折曲げ角度に
合致して石板内に挿設可能の傾斜方向と傾斜角度
を有し互に内側にすぼまり方向に傾斜して設けら
れている。
そして、複数枚の石板Sを一体に連続して複合
石板Sとするには、第1図乃至第5図に示される
ように、石板Sの裏面の各隅部に設けられた一組
の挿入溝1に、一組の連結部材Bの各挿入板部
B3を相対向させて挿入し、各対向板部B1の先端
部を締結ボルト2で強固に締結すると共に、各連
結板部B2を連結ボルト3で連結すると、連結部
材Bの各挿入板部B3の内側がゴム板等の緩衝材
4を介して挿入溝1の内側に密着せしめられて、
石板Sの裏面の各隅部に連結金具Aが固定され
る。連結金具Aを固定した後に、挿入溝1に樹脂
5を充填する。
次に、二枚の石板Sの間に所定の目地が形成さ
れるようにして、石板Sの上端部および下端部に
固定された各連結金具Aを構成する連結部材Bの
対向板部B1にボルト6を介してL形の連結アン
グル7を固定して、二枚の石板Sを互いに連結す
る。
連結アングル7を介して二枚一組となつて連結
された石板Sの各連結アングル7をボルト8を介
して連結すると共に、L形のアングルをフレーム
状に組んだ連結アングル9と、各連結部材Bの対
向板部B1とをボルト10を介して連結し、隣接
する石板Sの間に形成される目地にシール剤Mを
充填すると、複数枚(実施例では6枚)の石板S
が一体に連結されて複合石板Sとなる。尚、図中
11は、連結部材Bの対向板部B1と、連結アン
グル7或るいは同9との間に介装された目地寸法
調整シムを示す。
又、複合石板Sの裏面に固定されたフレーム状
の連結アングル9の上下の各水平部9aには、そ
れぞれ互いに係合する形状の一対宛の係合金具1
2,13が固着されており、第6図に示されるよ
うに、連結アングル9の上方の水平部9aに固着
された係合金具12を、壁面Wに取り付けられた
ブラケツト14に固定し、相上下する複合石板S
の各連結アングル9に固着された係合金具12と
同13とを係合させて、相上下する複合石板Sを
互いに連結するようになつている。
次に、本考案に係る連結金具を用いて建築物の
軒部の天井面に石板を水平に取り付ける場合につ
いて説明する。
第7図に於いて、連結金具A′は、前記連結部
材Bと、別の連結部材B′とで構成される。この
連結部材B′は、対向板部B1′の一端にほぼ直角に
折曲された連結板部B2′が設けられていると共に、
他端に前記連結板部B2′と同一方向に対向板部
B1′に対して30゜乃至45゜折曲された挿入板部B3′が
設けられ、更に連結板部B2′には、対向板部B1′と
逆方向にほぼ直角に折曲された固定板部B4′が設
けられたものである。
そして、石板Sの裏面の適所に、前記実施例と
同様にして複数個の連結金具A′を固定し、各連
結金具A′を構成する連結部材B′の固定板部
B4′を、軒部の天井面Cに固定されたブラケツト
15に固定ボルト16を介して固定すると、建築
物の軒部の天井面Cに石坂Sが水平に取り付けら
れる。
このように、本考案に係る石板の連結金具は、
連結金具を構成する一組の連結部材の各挿入板部
を、石板の裏面に穿設された挿入溝に挿入し、一
組の連結部材の各対向板部を締結ボルトで強固に
締結すると共に、各連結板部を連結ボルトで連結
し、一組の連結部材の各挿入板部により石板を挾
み込むような構成となつているので、連結金具が
石板の裏面に強固に固定されると共に、連結金具
の取り付けが容易である。
従つて、複合石板においては、各石板の連結強
度が大きくなると共に、石板裏面に固定する連結
金具の数が少なくても、所定の連結強度を得るこ
とができる。
又、建築物の軒部の天井板を水平に取り付ける
のに用いた場合は、取り付け強度が大きくなると
共に、連結金具の露出部分は全くないので、外観
を損うこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る石板の連結金具Aを用
いて複数枚の石板Sを連結して成る複合石板Sを
裏面からみた斜視図、第2図は、連結金具Aおよ
び石板Sの隅部の斜視図、第3図は、第1図のX
−X線拡大断面図、第4図は、第1図のY−Y線
拡大断面図、第5図は、第1図のZ−Z線拡大断
面図、第6図は、相上下する複合石板Sの連結部
の断面図、第7図は、本考案に係る石板の連結金
具A′を用いて建築物の軒部の天井面Cに石板S
を水平に取り付けた状態を示す図である。 主要部分の符号の説明、A,A′……連結金具、
B,B′……連結部材、B1,B1′……対向板部、
B2,B2′……連結板部、B3,B3′……挿入板部、
B4′………固定板部、s……石板、S……複合石
坂、1……石板の挿入溝、2……締結ボルト、3
……連結ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 石板Sの裏面に設ける金属板を折曲げてなる連
    結金具Aについて、 対向板部B1の一端をL字形に折曲された連結
    板部B2を設けると共に、他端に前記連結板部B2
    と同一方向に対向板部B1に対し30乃至45゜折曲さ
    れた挿入板部B3を設けた一組の連結部材Bの連
    結板部B2同士を重ね合せて形成したコ字形の枠
    組の対向板部B1の端部に突出する挿入板部B3
    互に内側にすぼまる傾斜方向に取付けた連結金具
    Aを構成し、石板Sの裏面に所定の間隔をおき、
    しかも板面に対して直交して取付けられる対向す
    る対向板部B1の端部の挿入板部B3の前記の折曲
    げ方向と折曲げ角度に合致して石板内に挿設可能
    の傾斜方向と傾斜角度を有する一組の挿入溝1を
    互に内側にすぼまる方向に穿設し、各挿入溝1に
    一組の連結部材Bの各挿入板部B3を挿入して各
    対向板部B1を締結ボルト2で締結すると共に、
    各連結板部B2を連結ボルト3で連結して石板S
    同士、或いは石板Sと他の部材とを連結すること
    を特徴とする石板の連結金具。
JP10954183U 1983-07-14 1983-07-14 石板の連結金具 Granted JPS6017802U (ja)

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JP10954183U JPS6017802U (ja) 1983-07-14 1983-07-14 石板の連結金具

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JP10954183U JPS6017802U (ja) 1983-07-14 1983-07-14 石板の連結金具

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JPS6017802U JPS6017802U (ja) 1985-02-06
JPH0215924Y2 true JPH0215924Y2 (ja) 1990-04-27

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JP10954183U Granted JPS6017802U (ja) 1983-07-14 1983-07-14 石板の連結金具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH082269Y2 (ja) * 1989-12-28 1996-01-24 ワイケイケイ株式会社 建物用外壁材

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JPS6017802U (ja) 1985-02-06

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