JPH07302331A - ディジタル画像処理装置に於ける画像データ変倍処理方法及び回路 - Google Patents

ディジタル画像処理装置に於ける画像データ変倍処理方法及び回路

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JPH07302331A
JPH07302331A JP7080763A JP8076395A JPH07302331A JP H07302331 A JPH07302331 A JP H07302331A JP 7080763 A JP7080763 A JP 7080763A JP 8076395 A JP8076395 A JP 8076395A JP H07302331 A JPH07302331 A JP H07302331A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル画像処理装置に於ける変倍率の
変更を要因行うことのできる画像デ−タ変倍処理方法及
び回路を提供すること。 【構成】 本発明による画像データ変倍処理方法によ
ると、ルックアップテーブルデータを利用して、画像デ
ータの縮小及び拡大に対応した変倍処理用データの算出
が行われる。また、本発明による画像データ変倍処理回
路は、ルックアップテーブルを貯蔵するためのROM、
縮小及び拡大処理を行うためのRAM、縮小及び拡大処
理などを制御するマイクロプロセッサ、ラインメモリな
どを備えている。 【効果】 ユーザが望む広い範囲の変倍率に対応する
ことができ、回路の構成を簡単化にすることができ、プ
ログラムの変更によって変倍率を容易に拡張することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル画像処理装置
に於ける画像データ変倍処理方法及び回路に係り、特に
入力された画像データをユーザにより指定された任意の
変倍率に従って変倍処理するための方法及び回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に電荷結合素子(CCD)などの
イメージセンサである光電変換素子を利用して画像を電
気的な信号に変換し処理するディジタル複写機やファク
シミリのようなディジタル画像処理装置では、原稿文書
の画像を拡大したり縮小したりすることのできる機能、
言い換えると倍率変換機能(変倍機能)に対する要求は
当たり前のこととなってきている。このような要求に応
ずるため、これまで、正規化された複写比率(拡大及び
縮小比率)だけでなく、標準的な大きさの文書に対して
1%単位での拡大及び縮小をすることのできる変倍機能
が実現されている。
【0003】従来の画像の拡大及び縮小に適用されてい
る技術は、図1に示されているように、一般的に画像デ
ータ出力同期信号VCLKを利用して、変倍比率に合わ
せて、画像データを画像メモリ(例えば主走査方向の1
ライン分の画像データを貯蔵するラインメモリ)に書き
込む時に入力(書き込み)クロックのパルスレートを制
御したり、画像メモリから画像データを読み出す時に出
力(読み出し)クロックのパルスレートを制御したりし
ている。例えば画像データを2倍に拡大しようとする場
合、画像メモリへの書き込み時にはVCLKレートで入
力画像データを書き込み、読み出すときには2個のVC
LKパルスに対して同じ画像データを画像メモリから読
み出す。このようにして出力画像の大きさが原稿画像の
2倍となる。一方、1/2倍に縮小しようとする場合に
は2つのVCLKパルスごとに1画素飛ばして画像メモ
リに画像データを書き込み、読み出すときには元のVC
LKパルスレートで画像メモリから画像データを読み出
すことにより出力画像の大きさを原稿画像の1/2倍と
している。
【0004】具体的な方法の1つが、日本公開特許昭5
9−39158号明細書に開示されている。前記の技術
を用いて行われる拡大(例えば115%再生)及び縮小
(例えば85%再生)処理が、次の表1と表2にそれぞ
れ例示されている。ここで、Pは変倍率と関連して用い
られる値であり、Kは整数値、Rは変倍率をそれぞれ示
す。
【0005】
【表1】
【0006】
【表2】
【0007】これらの表に示されているように、変倍率
Rは入力画素数に応じて順次加算される。この累積値の
小数点以下の部分Pに対して変倍率Rを加算し、この計
算結果(P+R)の整数部分Kを調べる。
【0008】表1では変倍率Rは1.15であり、調べ
た結果Kが2以上である場合には、その際入力された1
画素の画像データに次の画素データを追加して対応させ
ることにより変倍率Rに対応した拡大処理が行われる。
【0009】表2の動作状態で変倍率Rは0.85であ
り、調べた結果Kが1より小さい場合には、その際入力
された1画素の画像データを出力せず、次に入力された
1画素の画像データを出力することにより変倍率Rに対
応した縮小処理が行われる。
【0010】しかしながら、このような変倍処理方法を
用いて実際に回路を組むと極めて複雑になるだけでな
く、高速処理のためのタイミングの調節が困難になると
いう問題がある。また、回路の製造費用が大きくなると
いうだけでなく、変倍率の範囲を拡張させるのが難しい
という問題もある。
【0011】他の従来技術として、日本公開特許平2−
132963号明細書に開示された技術があり、これは
図2及び図3A〜図3Cに示されている。図2に於い
て、参照符号25と26は、主走査方向1ライン分の容
量として、例えば4752ピクセル(16pixel/mm×297m
m;即ちA4サイズの用紙)分の容量を備えたFIFO
メモリAとBを示す。図3Aに於いて、書き込みイネー
ブル信号/AWEと/BWEが論理“ロー”状態である
時、メモリの書き込み動作が行われ、読み出しイネーブ
ル信号/AREと/BREが論理“ロー”状態である
時、メモリの読み出し動作が行われる。これと共に、読
み出しイネーブル信号/AREが論理“ハイ”状態であ
る時にはFIFOメモリAの出力が、読み出しイネーブ
ル信号/BREが論理“ハイ”状態である時にはFIF
OメモリBの出力がハイインピーダンス状態となるの
で、FIFOメモリAとBの出力のワイヤード−オア
(Wired-OR)を取ってDoutとして出力する。FIFO
メモリ25と26では、図3Bに示すように、それぞれ
内部に書き込みクロックWCKと読み出しクロックRC
Kで動作する書き込みアドレスカウンタと読み出しアド
レスカウンタを有しており、それらに従って内部のポイ
ンターが進行されるようになっている。それによって、
レート乗算器(RMP1)27により選ばれた画像デー
タ(Din)の同期信号であるVCLKを書き込みアドレ
スメモリ30の書き込みクロックポートに印加し、レー
ト乗算器(RMP2)28により同様に選ばれた画像デ
ータ(Din)の同期信号であるVCLKを読み出しアド
レスメモリ31の読み出しクロックポートに印加すれ
ば、入力された画像データは縮小処理される。一方、こ
れと反対のクロックを与えると拡大処理となる。即ち、
FIFOメモリAとBは読み出し及び書き込み動作を交
互に行う。一方、FIFOメモリ25、26の書き込み
アドレスカウンタ30と読み出しアドレスカウンタ31
はイネーブル信号(WE、RE)が論理“ロー”状態で
あるセクションに対してクロックにより計数が行われ、
リセット信号RSTの論理“ロー”状態で初期化される
ように構成されている。例えば、図3Cに示されている
ように、RSTパルス(主走査方向の反転同期信号,/
HSYNC)が入力されれば、ピクセルn1からn1+
mまでのピクセルデータがFIFOメモリAとBの書き
込みイネーブル信号/AWE、/BWEが論理“ロー”
状態の間書き込まれる。以後、ピクセルn2からn2+
mまでのピクセルデータがFIFOメモリAとBの読み
出しイネーブル信号/ARE、/BREが論理“ロー”
状態の間読み出される。その結果、図3Cに示したよう
に書き込みデータが読み出しデータとなる。
【0012】しかしながら、前述したようにディジタル
画像処理装置に於いて従来の画像データ変倍処理方法は
ラインメモリに画像データを書き込んだり読み出したり
する時点で画像データ出力同期信号を制御して変倍処理
を行うため、回路の構成上1%単位の変倍処理が安定的
に行われないという問題がある。また、回路の構成が複
雑になるので一般的な変倍率(25%〜400%)より
拡張された範囲の変倍処理を行うためには回路構成を大
幅に変更しなければならないという問題がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、前述した問題点を解決するためにディジタル画像処
理装置に於いて、小容量のルックアップテーブル(LU
T)を具備してユーザが変倍率を変更する度にルックア
ップテーブルに貯蔵されたデータを参照して所望の変倍
率の画像を迅速に出力する変倍処理方法を提供すること
である。
【0014】本発明の他の目的は、ディジタル画像処理
装置に於いて、前記画像データ変倍処理方法を実現する
のに最も適した回路を提供することである。
【0015】
【課題を達成するための手段】前記目的を達成するため
に本発明によると、小量の変倍処理用データが貯蔵され
ているルックアップテーブルと変倍処理用メモリを具備
してディジタル画像処理装置に入力される画像データを
変倍処理してユーザにより指定された変倍率に相当する
画像データを出力するための変倍処理方法であって、ユ
ーザにより指定された変倍率を1と除算して商と余りを
算出する変倍率除算過程と、前記変倍率除算過程から算
出された商が1より小さい場合、前記ルックアップテー
ブルに貯蔵されたデータを参照して縮小処理を行う縮小
処理過程と、前記変倍率除算過程から算出された商が1
より大きく、余りが0でない場合には前記ルックアップ
テーブルに貯蔵されたデータを参照して拡大処理を行う
第1拡大処理過程と、前記変倍率除算過程から算出され
た商が1より大きく、余りが0ならば単純拡大処理を行
う第2拡大処理過程と、前記過程を通じて計算された変
倍処理用データを前記変倍処理用メモリに書き込むデー
タ書き込み過程とを含むことを特徴とする画像データ変
倍処理方法が提供される。
【0016】前記他の目的を達成するために本発明によ
ると、ディジタル画像処理装置に入力された画像データ
を変倍処理してユーザにより指定された変倍率に相当す
る画像を出力するための変倍処理回路であって、変倍処
理用ルックアップテーブルを貯蔵している第1メモリ
と、前記第1メモリに貯蔵されたルックアップテーブル
のデータを利用してユーザにより指定された変倍率に相
当する変倍処理用データを算出するマイクロプロセッサ
と、前記マイクロプロセッサから変倍処理用データを算
出する途中に前記変倍処理用ルックアップテーブルのデ
ータと前記マイクロプロセッサから算出された1ライン
分の変倍処理用データを一時的に貯蔵する第2メモリ
と、縮小或いは拡大しようとする画像データを1走査ラ
イン単位で貯蔵する第1、第2ラインメモリと、前記第
2メモリに貯蔵された変倍処理用データを利用して変倍
処理を施す第3メモリと、変倍処理しようとして入力さ
れる前記1ライン分の画像データを前記第1、第2ライ
ンメモリの所定アドレスに書き込むように画像データ出
力同期信号を計数する第1カウンタと、前記マイクロプ
ロセッサにより前記第3メモリにデータを書き込んだ
り、走査動作中に所定の変倍率に対する変倍処理がなさ
れるように前記第3メモリのデータを前記第1、第2ラ
インメモリのアドレスとして出力するために前記画像デ
ータ出力同期信号を計数する第2カウンタと、前記第
1、第2ラインメモリの書き込み及び読み出し動作が交
互に行われるようにライン同期信号を分周する分周器と
を含むことを特徴とする画像データ変倍処理回路が提供
される。
【0017】
【作用】少量のルックアップテーブルデータを利用して
画像データの縮小及び拡大を行い、変倍率を変更する度
に変倍処理用データを算出して変倍処理用RAMに書き
込んだ後、再び読み出して検証する。
【0018】
【実施例】以下、添付した図面に基づき本発明を詳細に
説明する。
【0019】図4はディジタル画像処理装置に於ける本
発明による画像データ変倍処理を説明するための概念図
である。図1に示した従来の変倍処理と比較すると、変
倍率によらずラインメモリの書き込みデータは同一であ
り、ラインメモリの読み出しデータが変倍率に従って調
整されることがわかる。
【0020】図5はディジタル画像処理装置に於ける本
発明による画像データ変倍処理回路を示した回路図であ
る。この回路は、ユーザが指定した変倍率を認識して実
際の複写動作時に用いる変倍処理用データを算出するた
めの変倍処理用データ算出手段と、この変倍処理用デー
タ算出手段によって算出された変倍処理用データを用い
て変倍処理を行う変倍処理手段より構成される。
【0021】変倍処理用データ算出手段は、変倍処理用
ルックアップテーブルを貯蔵している第1メモリ(RO
M102)と、変倍処理用ルックアップテーブルのデー
タを利用して変倍処理用データを算出するマイクロプロ
セッサ101と、変倍処理用ルックアップテーブルのデ
ータと前記マイクロプロセッサ101が算出した変倍処
理用データを一時的に貯蔵する第2メモリ(RAM10
3)とから構成される。
【0022】一方、変倍処理手段は、主走査方向(即ち
電荷結合素子(CCD)から画像データが出力される方
向)の1ライン分に対応する画像データ(例えば400D
PI(Dot Per Inch)(=16pixel/mm)の解像度のと
き、A4用紙の長手方向297mmに対しては、16(pixel/m
m)×297(mm/line)=4752(pixel/line))を貯蔵す
る第1及び第2ラインメモリ601、602と、RAM
103に貯蔵された変倍処理用データを利用して変倍処
理を施す第3メモリ(ズームRAM603)と、第1及
び第2ラインメモリ601、602の所定のアドレスに
主走査方向1ライン分の画像データが書き込まれるよう
に画像データ出力同期信号VCLKをカウントする第1
カウンタ(書き込みアドレスカウンタ604)と、マイ
クロプロセッサ101によりズームRAM103にデー
タを書き込んだり、走査動作中に所定の変倍率に対する
変倍処理がなされるようにズームRAM603のデータ
を第1及び第2ラインメモリ601、602のアドレス
として出力するために画像データ出力同期信号VCLK
をカウントする第2カウンタ(ズームアドレスカウンタ
605)と、第1及び第2ラインメモリ601、602
の書き込み及び読み出し動作が交互に行われるようにラ
イン同期信号を分周する分周器(Dフリップフロップ6
15)とを含む。
【0023】また、変倍処理手段にはさらに、第1及び
第2ラインメモリ601、602の書き込みアドレス及
び読み出しアドレスを指定することができるように通路
の役割をする第1バッファ手段(バッファ607、60
8、609、610)と、変倍処理される入力画像デー
タを第1及び第2ラインメモリ601、602に書き込
むことができるように通路の役割をする第2バッファ手
段(バッファ611、613)と、第1及び第2ライン
メモリ601、602から読み出される変倍処理された
画像データを出力する通路の役割をする第3バッファ手
段(バッファ612、614)と、ズームRAM603
のデータをマイクロプロセッサ101が書き込んだり読
み出したりできるように通路の役割を果たす第4バッフ
ァ手段(バッファ606)とが含まれる。
【0024】さらに、変倍処理手段には第1インバータ
〜第5インバータ616〜620、第1アンドゲート〜
第4アンドゲート621〜624、及び第1及び第2オ
アゲート625、626が含まれる。
【0025】図6のA〜Kは図5の各部の動作波形であ
って、Aは第1、2、4、5インバータ616、61
7、619、620とDフリップフロップ615のクリ
ア端子CLRに印加される走査信号SCAN、Bは第2
アンドゲート622とDフリップフロップ615のクロ
ック端子CKと書き込みアドレスカウンタ604のクリ
ア端子CLRとに印加されるライン同期信号/LSYN
C、CはDフリップフロップ615のQ端子から出力さ
れるイネーブル信号ENABLE、DはDフリップフロ
ップ615の/Q端子から出力される反転されたイネー
ブル信号/ENABLE、Eは第3インバータ618に
印加される画像データイネーブル信号/VDEN、Fは
第1及び第2オアゲート625、626と第3アンドゲ
ート623と書き込みアドレスカウンタ604のクロッ
ク端子CKとに印加される反転された画像データ出力同
期信号/VCLK、Gは変倍処理される入力画像データ
DIN、Hは第2アンドゲート622に印加されるズーム
RAMアドレスクリア信号/CS1CLR、Iは第1、
第3アンドゲート621、623に印加されるズームR
AM選択信号/CS1、Jはバッファ606のDIR端
子とズームRAM603の出力イネーブル/OE端子と
第4アンドゲート624とに印加されるズームRAM読
み出し信号/CS1RD、KはズームRAM603の/
WE端子に印加されるズームRAM書き込み信号/CS
1WRをそれぞれ示す。
【0026】図7Aは変倍率が85%のときの変倍処理
用ルックアップテーブルの例であり、図7Bは変倍率が
185%の場合のマイクロプロセッサ101により算出
された変倍処理用データの一部を示す。
【0027】図8はディジタル画像処理装置に於ける本
発明による画像データ変倍処理方法を説明するためのフ
ローチャートである。このフローチャートの各部を説明
すると、第10過程は初期動作時に入力された画像デー
タに対して標準変倍処理を行う標準変倍処理過程であ
り、第20〜40過程はユーザにより変倍率が変更され
た場合に変更された変倍率を1で除算して商と余りを算
出する変倍率除算過程であり、第50〜60過程は変倍
率除算過程から算出された商が1より小さい場合、ルッ
クアップテーブルに貯蔵されたデータを参照して縮小処
理を行う縮小処理過程であり、第50、70、80過程
は変倍率除算過程から算出された商が1より大きく余り
が0でない場合にルックアップテーブルに貯蔵されたデ
ータを参照して拡大処理を行う第1拡大処理過程であ
り、第50、70、90過程は変倍率除算過程から算出
された商が1より大きく余りが0の時単純な拡大処理を
行う第2拡大処理過程であり、第100過程は第10〜
90過程を通じて算出された変倍処理用データを変倍処
理用メモリに書き込むデータ書き込み過程であり、第1
10、120過程は書き込まれた変倍処理用データを読
み出して元のデータと同一であるか否かを検証した後、
走査動作を行うデータ検証過程である。
【0028】さて、本発明の動作を図4〜図12を参照
して以下により詳細に説明する。
【0029】まず図4を参照して本発明による変倍処理
の概念を説明すると、図4の(b)の縮小処理と(c)
の拡大処理に見られるように、ラインメモリへの画像デ
ータの書き込みは、常に画像データ出力同期信号VCL
Kにより行われ、ラインメモリで画像データを変倍処理
することにより、画像データの縮小または拡大処理動作
が行われる。
【0030】図5を参照すると、1%単位の変倍処理を
実現するためのルックアップテーブルはROM102に
貯蔵されており、マイクロプロセッサ101は、このR
OM102に貯蔵されたルックアップテーブルをRAM
103で読み出して、ユーザが望む変倍率に相当する変
倍処理用データを算出し、算出された変倍処理用データ
をさらにRAM103の所定の領域に貯蔵する。即ち、
マイクロプロセッサ101はユーザが選択した変倍率に
応じた処理をするのにルックアップテーブルの参照が必
要だと判断される場合にのみ、ROM102からルック
テーブルを読み出してRAM103に貯蔵する。この際
ルックアップテーブルが貯蔵されるRAM103の貯蔵
領域は100バイトならば十分である。
【0031】マイクロプロセッサ101とRAM103
により1ラインに対する画素(即ち400DPIの解像度
の場合、4752画素)の変倍処理用データが生成される。
それらの変倍処理用データは、RAM103から読み出
されてズームRAM603に書き込まれる。ズームRA
M603に変倍処理用データを書き込むとき、マイクロ
プロセッサ101は、アドレスバスを利用したランダム
アクセスではなく、メモリの各領域に割り当てられた一
定したアドレスを用いてズームアドレスカウンタ605
から発生されるアドレスでズームRAM603にアクセ
スする。また、マイクロプロセッサ101による変倍処
理用データの書き込み及び読み出しはバッファ606を
通じてなされる。
【0032】前述した動作は、図6に示されているズー
ムデータダウンロード部分に該当する走査信号SCAN
(図6のA)の論理“ロー”状態に行われる。ここで、
/CSICLR(図6のH)はズームRAM603から
のデータ読み出し又は書き込み時のアドレスを0に合わ
せるための信号である。そして、/CS1(図6のI)
と/CS1RD(図6のJ)が論理“ロー”状態となっ
てズームRAM603からデータを読み出し、続いて/
CS1(図6のI)と/CS1WR(図6のK)とが論
理“ロー”状態となってズームRAM603にデータを
書き込むことができるようになる。変倍処理用データが
ズームRAM603に書き込まれると、変倍処理のため
の準備動作は全て完了する。走査信号SCAN(図6の
A)が論理“ロー”状態の間は画像データは出力され
ず、第1及び第2ラインメモリ601、602は静止状
態(読み書きされない状態)にある。
【0033】走査信号SCAN(図6のA)が論理“ハ
イ”状態になった後、第1のライン同期信号/LSYN
C(図6のB)が入力されることによりイネーブル信号
ENABLE(図6のC)が論理“ハイ”状態になり、
それと同時に反転イネーブル信号/ENABLE(図6
のD)が論理“ロー”状態となる。続いて画像データイ
ネーブル信号/VDEN(図6のE)が論理“ロー”状
態になると、反転画像データ出力同期信号/VCLK
(図6のF)に従って画像データが1画素単位で出力さ
れる。
【0034】この際、バッファ608とバッファ612
が活性化し、バッファ608を通じてズームRAM60
3から出力される変倍処理用データが第1ラインメモリ
601にアドレスとして供給され、このアドレスに対応
して変倍処理された画像データがバッファ612を通じ
て出力される。即ち、第1ラインメモリ601は画像デ
ータ読み出しモードで動作する。ここで、第1ラインメ
モリ601のアドレス値としては、ズームアドレスカウ
ンタ605の出力値が供給されるが、このズームアドレ
スカウンタ605は、ライン同期信号/LSYNC(図
6のB)により0に合わされた後、反転画像データ出力
同期信号/VCLK(図6のF)をトリガとしてカウン
トする。一方、バッファ609とバッファ613が活性
化されるため、書き込みアドレスカウンタ604の出力
値が第2ラインメモリ602のアドレスに印加され、反
転画像データ出力同期信号/VCLK(図6F)に同期
して第2ラインメモリ602に画像データが入力され
る。即ち、ラインメモリ602は画像データ書き込みモ
ードで動作する。ここまでの動作が図6のGの第1状態
(STATE1)に該当する。
【0035】続いて、第2のライン同期信号/LSYN
C(図6のB)が入力されると、イネーブル信号ENA
BLE(図6のC)が論理“ロー”状態となり、同時に
反転イネーブル信号/ENABLE(図6のD)が論理
“ハイ”状態となる。従って、第1状態とは逆に、第1
ラインメモリ601ではバッファ607とバッファ61
1が活性化され、書き込みアドレスカウンタ604の出
力値が第1ラインメモリ601のアドレスに印加され、
反転画像データ出力同期信号/VCLK(図6のF)に
同期して第1ラインメモリ601に画像データが入力さ
れる。即ち、第1ラインメモリ601は画像データ書き
込みモードで動作する。一方第2ラインメモリ602で
は、バッファ610とバッファ614が活性化されてズ
ームRAM603から出力される変倍処理用データが第
2ラインメモリ602のアドレスに印加され、変倍処理
された画像データがバッファ614を通じて出力され
る。即ち、第2ラインメモリ602は画像データ読み出
しモードで動作する。この動作は図6のGの第2状態
(STATE2)に相当する。
【0036】さらに続けて入力されるライン同期信号/
LSYNC(図6のB)により、第1ラインメモリ60
1と第2ラインメモリ602は、第1状態と第2状態と
を交互に繰り返す。走査動作全体が終了すると、走査信
号SCAN(図6A)が論理“ロー”状態となり、次の
変倍率変換その他の動作を行う準備をする。
【0037】次に、図8〜図12を参照してルックアッ
プテーブルを利用した変倍処理方法について説明する。
【0038】図8を参照して全体的な流れを説明する
と、まず第10過程では図9に示されている標準変倍処
理(100%)を行う。続いて第20過程では変倍率の
変更要求があったか否かを判断する。第20過程で変倍
率を変更せず走査の開始命令をすると、ズームRAM6
03に変倍処理用データが書き込まれる(第100過
程)。一方、第20過程で変倍率変更要求があったと判
断した場合は、ユーザが設定した変倍率が入力され(第
30過程)、変倍率を100で除算して(第40過程)
商が1より大きい値であるか否かを判断する(第50過
程)。
【0039】第50過程で商が1より小さい場合は図1
0に示すルックアップテーブル参照縮小処理を行い(第
60過程)、商が1以上であれば、第70過程で余りが
0か否かを判断する。
【0040】第70過程で余りが0でないときは図11
に示すルックアップテーブル参照拡大処理を行い(第8
0過程)、余りが0ならば図12に示す単純拡大処理を
行う(第90過程)。
【0041】ここまでの処理が完了し変倍処理用データ
が算出されると、変倍処理用データのズームRAM60
3への書き込み処理を行う(第100過程)。さらにズ
ームRAM603に書き込まれたデータを読み出して元
のデータと同一であるか否かを検証し(第110過
程)、検証が完了すると走査動作を行う(第120過
程)。
【0042】図9を参照して標準変倍処理を説明すると
次の通りである。即ち、RAM103内の変倍処理用デ
ータ貯蔵領域TEMPをZ_ADDに設定し、変倍処理
用データを算出するための基準データVALUEを0に
設定し(第12過程)、その後Z_ADDにVALUE
を書き込み(第14過程)、Z_ADDとVALUEを
1増加させる(第16過程)。主走査方向1ライン分の
最大画素数END_ADとZ_ADDとを比較し(第1
8過程)、END_ADがZ_ADDより小さければ第
14過程に戻り、END_ADがZ_ADDより大きけ
れば処理を完了する。
【0043】図10を参照してルックアップテーブル参
照縮小処理を説明すると次の通りである。即ち、ルック
アップテーブルに貯蔵されている変倍処理用データのう
ち、ユーザにより指定された変倍率に合ったデータを読
み出し、読み出されたデータを縮小比率に合う主走査方
向の1ラインデータに変換して縮小処理のための変倍処
理用データを算出する。
【0044】図8の第40過程により計算された余り値
からROM102に貯蔵されているルックアップテーブ
ルの実アドレスL_DATAを計算した後(61過
程)、RAM103内の変倍処理用データ貯蔵領域TE
MPをZ_ADDに設定し、LP_CNTには図8の第
40過程により計算された余り値を設定する(第62過
程)。
【0045】第63過程では第61過程で計算されたL
_DATAからZ_ADDにルックアップテーブルの値
を書き込み、L_DATAとZ_ADDをそれぞれ1増
加させる(第64過程)。
【0046】第65過程ではLP_CNTを1減少さ
せ、第66過程で0と比較し、LP_CNTが0と等し
くなければ第63過程に戻り、LP_CNTが0と等し
ければ縮小比率に合う主走査方向1ラインの最大画素数
分のデータを拡張し(第67過程)処理を完了する。
【0047】図11を参照してルックアップテーブル参
照拡大処理を以下に説明する。ルックアップテーブルに
貯蔵されている変倍処理用データのうち、ユーザにより
指定された変倍率に合ったデータを読み出し、読み出さ
れたデータを拡大比率に合う主走査方向の1ラインデー
タに変換して拡大処理のための変倍処理用データを算出
する。
【0048】図8の第40過程により計算された余り値
からROM102に貯蔵されているルックアップテーブ
ルの実アドレスL_DATAを計算した後(第811過
程)、RAM103内の変倍処理用データ貯蔵領域TE
MP0をZ_ADDに設定し、変倍処理用データを算出
するための基準データVALUEを0に設定し、LP_
CNTには図8の第40過程により計算された余り値を
設定し、L_ADDにはROM102の該当ルックアッ
プテーブルデータが貯蔵されるRAM103の任意領域
TEMP1を設定する(第812過程)。
【0049】第813過程では、L_ADDに第811
過程で計算されたL_DATAを書き込み、第814過
程では、L_DATAとL_ADDをそれぞれ1増加さ
せる。
【0050】第815過程ではLP_CNTを1減少さ
せ、第816過程でその結果を0と比較し、LP_CN
T値が0と等しくなければ第813過程に戻って0にな
るまで反復し、LP_CNT値が0と等しければLP_
CNTに図8の第40過程により計算された商を設定
し、L_ADDにはTEMP1を設定する(第817過
程)。
【0051】第818過程ではZ_ADDにVALUE
を書き込み、第819過程ではZ_ADDを1増加させ
る。第820過程ではLP_CNTを1減少させ、第8
21過程で0と比較する。LP_CNTが0でないとき
は第816過程に戻り、LP_CNTが0の場合はLP
_CNTに図8の第40過程により計算された商を更に
設定した後(第822過程)、L_ADDとVALUE
とを比較する(第823過程)。
【0052】第823過程でL_ADDがVALUEと
等しくないときは第818過程に戻り、L_ADDがV
ALUEと等しい場合は、次のルックアップテーブルデ
ータを読み出すためにL_ADDを1増加させる(第8
24過程)。次のZ_ADDにVALUEを書き込んで
(第825過程)、Z_ADDとVALUEを1増加さ
せ(第826過程)、現在のL_ADDとTEMP1の
減算結果を図8の第40過程により計算された余りと比
較し(第827過程)、異なる場合は第818過程に戻
り、等しければ今まで作られた変倍処理用データを利用
して拡大比率に合う主走査方向を1ラインの最大画素数
分データを拡張し(第828過程)、処理を完了する。
【0053】図12を参照して単純拡大処理を説明すれ
ば次の通りである。即ち、RAM103内の変倍処理用
データ貯蔵領域TEMPをZ_ADDに設定し、変倍処
理用データを算出するための基準データVALUEを0
に設定した後(第91過程)、LP_CNTには図8の
第40過程により計算された商を設定する(第92過
程)。次に、Z_ADDにVALUEを書き込み(第9
3過程)、Z_ADDを1増加させる(第94過程)。
【0054】第95過程ではLP_CNTを1減少さ
せ、その結果を0と比較し(第96過程)、LP_CN
Tが0と等しくない場合は第93過程に戻り、LP_C
NTが0と等しければVALUEの値を1増加させた後
(第97過程)、主走査方向1ライン分の画素数END
_ADとZ_ADDとを比較し(第98過程)、END
_ADがZ_ADDより小さければ第93過程に戻り、
大きければフローチャートを終了する。
【0055】上記に図8〜図12のフローチャートを参
照して説明した変倍処理方法を、図7A、図7Bに示し
た変倍処理用ルックアップテーブルを参照して85%縮
小処理と185%拡大処理の場合について説明する。ル
ックアップテーブルには1〜99%までのルックアップ
テーブルデータが連続的に貯蔵されているので、まず8
5%に相当するルックアップテーブルデータが貯蔵され
ている開始アドレスを計算する。ルックアップテーブル
アドレスの計算が完了すると、図10に示したルックア
ップテーブル参照縮小処理ではルックアップテーブルデ
ータをそのまま利用するので85%に相当するルックア
ップテーブル開始アドレスから85個のルックアップテ
ーブルデータ値を変倍処理用データ貯蔵領域に読み取
り、このデータを利用して主走査方向1ラインに対する
変倍処理用データに拡張する。
【0056】一方、185%拡大処理に於いては85%
に相当するルックアップテーブルデータをRAM103
の任意領域TEMP1に読み出した後、100%に対し
ては図12に示した単純拡大処理を行い、85%拡大に
対しては図11に示したルックアップテーブルを参照し
た拡大処理を行っている。
【0057】
【効果】前述したようにディジタル画像処理装置に於け
る本発明による画像データ変倍処理方法及び回路では小
量のルックアップテーブルデータを利用して画像データ
の縮小及び拡大を行うことにより、ユーザが望む広い範
囲の変倍率に対応しうるだけでなく、回路の構成を単純
化することができる。また、マイクロプロセッサにより
変倍処理用データを算出するのでプログラム変更により
変倍率を容易に拡張させうる。
【0058】また、RAMを利用して変倍処理を行うの
で一層安定した変倍処理がなされ、アクセスタイムが速
いRAMに交換することにより、高速処理が要求される
場合にも容易に対応できる。
【0059】また、変倍率を変更するごとに変倍処理用
データを算出して変倍処理用RAMに書き込んだ後、更
に読み取って検証することにより、メモリ素子の動作不
良による不良複写を防止して複写にかかるコストを節減
することができる上、ハードウェアの動作状態を点検し
て故障状態を知ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はディジタル画像処理装置に於ける、従来
の画像データ変倍処理を説明するための概念図である。
【図2】図2は、図3A〜図3Cと共にディジタル画像
処理装置に於ける従来の画像データ変倍処理回路とその
動作波形を説明するための図面である。
【図3】図3はA、B、及びCからなり、それぞれ図2
と共にディジタル画像処理装置に於ける従来の画像デー
タ変倍処理回路とその動作波形を説明するための図面で
ある。
【図4】図4はディジタル画像処理装置に於ける本発明
による画像データ変倍処理を説明するための概念図であ
る。
【図5】図5はディジタル画像データ処理装置に於ける
本発明による画像データ変倍処理回路を示した回路図で
ある。
【図6】図6は図5に於ける各部の動作波形を示した図
である。
【図7】図7はA及びBからなり、図7Aは変倍処理用
ルックアップテーブルデータの例であり、図7Bは変倍
処理用データの例である。
【図8】図8はディジタル画像処理装置に於ける本発明
による画像データ変倍処理方法を説明するためのフロー
チャートである。
【図9】図9は図8に於ける標準変倍処理過程を説明す
るためのフローチャートである。
【図10】図10は図8に於けるルックアップテーブル
を参照した縮小処理過程を説明するためのフローチャー
トである。
【図11】図11は図8に於けるルックアップテーブル
を参照した拡大処理過程を説明するためのフローチャー
トである。
【図12】図12は図8に於ける単純拡大処理過程を説
明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
25 FIFOメモリ 26 FIFOメモリ 27 レート乗算器(RMP1) 28 レート乗算器(RMP2) 30 書き込みアドレスカウンタ 31 読み出しアドレスカウンタ 101 マイクロプロセッサ 102 第1メモリ(ROM) 103 第2メモリ(RAM) 601 第1ラインメモリ 602 第2ラインメモリ 603 第3メモリ(ズームRAM) 604 第1カウンタ(書き込みアドレスカウンタ) 605 第2カウンタ(ズームアドレスカウンタ) 606 第4バッファ手段 607 第1バッファ手段 608 第1バッファ手段 609 第1バッファ手段 610 第1バッファ手段 611 第2バッファ手段 612 第3バッファ手段 613 第2バッファ手段 614 第3バッファ手段 615 分周器(Dフリップフロップ) 616 第1インバータ 617 第2インバータ 618 第3インバータ 619 第4インバータ 620 第5インバータ 621 第1アンドゲート 622 第2アンドゲート 623 第3アンドゲート 624 第4アンドゲート 625 第1オアゲート 626 第2オアゲート

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少量の変倍処理用データが貯蔵されて
    いるルックアップテーブルと変倍処理用メモリを具備し
    てディジタル画像処理装置に入力される画像データを変
    倍処理してユーザにより指定された変倍率に相当する画
    像データを出力するための変倍処理方法に於いて、 ユーザにより指定された変倍率を1と除算して商と余り
    を算出する変倍率除算過程と、 前記変倍率除算過程から算出された商が1より小さい場
    合、前記ルックアップテーブルに貯蔵されたデータを参
    照して縮小処理を行う縮小処理過程と、 前記変倍率除算過程から算出された商が1より大きく、
    余りが0でない場合に前記ルックアップテーブルに貯蔵
    されたデータを参照して拡大処理を行う第1拡大処理過
    程と、 前記変倍率除算過程から算出された商が1より大きく、
    余りが0ならば単純拡大処理を行う第2拡大処理過程
    と、 前記過程を通じて計算された変倍処理用データを前記変
    倍処理用メモリに書き込むデータ書き込み過程とを含む
    ことを特徴とする画像データ変倍処理方法。
  2. 【請求項2】 前記ルックアップテーブルに1%〜9
    9%に相当する変倍処理用データが貯蔵されていること
    を特徴とする請求項1に記載の画像データ変倍処理方
    法。
  3. 【請求項3】 前記書き込まれた変倍処理用データを
    読み出して元のデータと同一であるか否かを検証するデ
    ータ検証過程を更に含むことを特徴とする請求項1に記
    載の画像データ変倍処理方法。
  4. 【請求項4】 前記縮小処理過程が、前記ルックアッ
    プテーブルに貯蔵されている変倍処理用データのうち、
    ユーザによって指定された変倍率に当たるデータを読み
    出し、読み出されたデータを縮小比率に合う主走査方向
    の1ラインデータに変換して縮小処理のための変倍処理
    用データを算出することを特徴とする請求項1に記載の
    画像データ変倍処理方法。
  5. 【請求項5】 前記第1拡大処理過程が、前記ルック
    アップテーブルに貯蔵されている変倍処理用データのう
    ち、ユーザにより指定された変倍率に当たるデータを読
    み出し、読み出されたデータを拡大比率に合う主走査方
    向の1ラインデータに変換して拡大処理のための変倍処
    理用データを算出することを特徴とする請求項1に記載
    の画像データ変倍処理方法。
  6. 【請求項6】 ディジタル画像処理装置に入力された
    画像データを変倍処理してユーザにより指定された変倍
    率に当たる画像を出力するための変倍処理回路に於い
    て、 変倍処理用ルックアップテーブルを貯蔵している第1メ
    モリと、 前記第1メモリに貯蔵されたルックアップテーブルのデ
    ータを利用してユーザにより指定された変倍率に当たる
    変倍処理用データを算出するマイクロプロセッサと、 前記マイクロプロセッサから変倍処理用データを算出す
    る途中に前記変倍処理用ルックアップテーブルのデータ
    と前記マイクロプロセッサから算出された1ライン分の
    変倍処理用データを一時的に貯蔵する第2メモリと、 縮小あるいは拡大しようとする画像データを1走査ライ
    ン単位で貯蔵する第1、第2ラインメモリと、 前記第2メモリに貯蔵された変倍処理用データを利用し
    て変倍処理を施す第3メモリと、 変倍処理しようとして入力される前記1ライン分の画像
    データを前記第1、第2ラインメモリの所定アドレスに
    書き込むように画像データ出力同期信号を計数する第1
    カウンタと、 前記マイクロプロセッサにより前記第3メモリにデータ
    を書き込んだり、走査動作中に所定の変倍率に対する変
    倍処理がなされるように前記第3メモリのデータを前記
    第1、第2ラインメモリのアドレスとして出力するた
    め、前記画像データ出力同期信号を計数する第2カウン
    タと、 前記第1、第2ラインメモリの書き込み及び読み出し動
    作が交互に行われるようにライン同期信号を分周する分
    周器とを含むことを特徴とする画像データ変倍処理回
    路。
  7. 【請求項7】 前記第1、第2ラインメモリの書き込
    み及び読み出しアドレスを指定するための第1バッファ
    手段と、 変倍処理しようとして入力される画像データを前記第
    1、第2ラインメモリに書き込むための第2バッファ手
    段と、 前記第1、第2ラインメモリから読み出される変倍処理
    された画像データを出力するための第3バッファ手段
    と、 前記第3メモリのデータを前記マイクロプロセッサが書
    き込み、あるいは読み出すようにする第4バッファ手段
    とをさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の画像
    データ変倍処理回路。
  8. 【請求項8】 前記ルックアップテーブルには1%〜
    99%に当たる変倍処理用データが貯蔵されていること
    を特徴とする請求項6に記載の画像データ変倍処理回
    路。
  9. 【請求項9】 前記回路は前記第1メモリのルックア
    ップテーブルに貯蔵されている変倍処理用データのう
    ち、ユーザにより指定された変倍率に当たるデータを読
    み出し、読み出されたデータを縮小比率に合う主走査方
    向の1ラインデータに変換して縮小処理のための変倍処
    理用データを算出することを特徴とする請求項6に記載
    の画像データ変倍処理回路。
  10. 【請求項10】 前記回路は前記第1メモリのルック
    アップテーブルに貯蔵されている変倍処理用データのう
    ち、ユーザにより指定された変倍率に当たるデータを読
    み出し、読み出されたデータを拡大比率に合う主走査方
    向の1ラインデータに変換して拡大処理のための変倍処
    理用データを算出することを特徴とする請求項6に記載
    の画像データ変倍処理回路。
  11. 【請求項11】 前記拡大処理のための変倍処理用デ
    ータは単純な拡大処理と前記ルックアップテーブルを参
    照した拡大処理により算出されることを特徴とする請求
    項10に記載の画像データ変倍処理回路。
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