JP3694544B2 - ディジタル画像処理装置に於ける画像データ変倍処理方法及び回路 - Google Patents

ディジタル画像処理装置に於ける画像データ変倍処理方法及び回路 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はディジタル画像処理装置に於ける画像データ変倍処理方法及び回路に係り、特に入力された画像データをユーザにより指定された任意の変倍率に従って変倍処理するための方法及び回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に電荷結合素子(CCD)などのイメージセンサである光電変換素子を利用して画像を電気的な信号に変換し処理するディジタル複写機やファクシミリのようなディジタル画像処理装置では、原稿文書の画像を拡大したり縮小したりすることのできる機能、言い換えると倍率変換機能(変倍機能)に対する要求は当たり前のこととなってきている。このような要求に応ずるため、これまで、正規化された複写比率(拡大及び縮小比率)だけでなく、標準的な大きさの文書に対して1%単位での拡大及び縮小をすることのできる変倍機能が実現されている。
【0003】
従来の画像の拡大及び縮小に適用されている技術は、図1に示されているように、一般的に画像データ出力同期信号VCLKを利用して、変倍比率に合わせて、画像データを画像メモリ(例えば主走査方向の1ライン分の画像データを貯蔵するラインメモリ)に書き込む時に入力(書き込み)クロックのパルスレートを制御したり、画像メモリから画像データを読み出す時に出力(読み出し)クロックのパルスレートを制御したりしている。例えば画像データを2倍に拡大しようとする場合、画像メモリへの書き込み時にはVCLKレートで入力画像データを書き込み、読み出すときには2個のVCLKパルスに対して同じ画像データを画像メモリから読み出す。このようにして出力画像の大きさが原稿画像の2倍となる。一方、1/2倍に縮小しようとする場合には2つのVCLKパルスごとに1画素飛ばして画像メモリに画像データを書き込み、読み出すときには元のVCLKパルスレートで画像メモリから画像データを読み出すことにより出力画像の大きさを原稿画像の1/2倍としている。
【0004】
具体的な方法の1つが、日本公開特許昭59−39158号明細書に開示されている。前記の技術を用いて行われる拡大(例えば115%再生)及び縮小(例えば85%再生)処理が、次の表1と表2にそれぞれ例示されている。ここで、Pは変倍率と関連して用いられる値であり、Kは整数値、Rは変倍率をそれぞれ示す。
【0005】
【表1】
Figure 0003694544
【0006】
【表2】
Figure 0003694544
【0007】
これらの表に示されているように、変倍率Rは入力画素数に応じて順次加算される。この累積値の小数点以下の部分Pに対して変倍率Rを加算し、この計算結果(P+R)の整数部分Kを調べる。
【0008】
表1では変倍率Rは1.15であり、調べた結果Kが2以上である場合には、その際入力された1画素の画像データに次の画素データを追加して対応させることにより変倍率Rに対応した拡大処理が行われる。
【0009】
表2の動作状態で変倍率Rは0.85であり、調べた結果Kが1より小さい場合には、その際入力された1画素の画像データを出力せず、次に入力された1画素の画像データを出力することにより変倍率Rに対応した縮小処理が行われる。
【0010】
しかしながら、このような変倍処理方法を用いて実際に回路を組むと極めて複雑になるだけでなく、高速処理のためのタイミングの調節が困難になるという問題がある。また、回路の製造費用が大きくなるというだけでなく、変倍率の範囲を拡張させるのが難しいという問題もある。
【0011】
他の従来技術として、日本公開特許平2−132963号明細書に開示された技術があり、これは図2及び図3A〜図3Cに示されている。図2に於いて、参照符号25と26は、主走査方向1ライン分の容量として、例えば4752ピクセル(16pixel/mm×297mm;即ちA4サイズの用紙)分の容量を備えたFIFOメモリAとBを示す。図3Aに於いて、書き込みイネーブル信号/AWEと/BWEが論理“ロー”状態である時、メモリの書き込み動作が行われ、読み出しイネーブル信号/AREと/BREが論理“ロー”状態である時、メモリの読み出し動作が行われる。これと共に、読み出しイネーブル信号/AREが論理“ハイ”状態である時にはFIFOメモリAの出力が、読み出しイネーブル信号/BREが論理“ハイ”状態である時にはFIFOメモリBの出力がハイインピーダンス状態となるので、FIFOメモリAとBの出力のワイヤード−オア(Wired-OR)を取ってDoutとして出力する。FIFOメモリ25と26では、図3Bに示すように、それぞれ内部に書き込みクロックWCKと読み出しクロックRCKで動作する書き込みアドレスカウンタと読み出しアドレスカウンタを有しており、それらに従って内部のポインターが進行されるようになっている。それによって、レート乗算器(RMP1)27により選ばれた画像データ(Din)の同期信号であるVCLKを書き込みアドレスメモリ30の書き込みクロックポートに印加し、レート乗算器(RMP2)28により同様に選ばれた画像データ(Din)の同期信号であるVCLKを読み出しアドレスメモリ31の読み出しクロックポートに印加すれば、入力された画像データは縮小処理される。一方、これと反対のクロックを与えると拡大処理となる。即ち、FIFOメモリAとBは読み出し及び書き込み動作を交互に行う。一方、FIFOメモリ25、26の書き込みアドレスカウンタ30と読み出しアドレスカウンタ31はイネーブル信号(WE、RE)が論理“ロー”状態であるセクションに対してクロックにより計数が行われ、リセット信号RSTの論理“ロー”状態で初期化されるように構成されている。例えば、図3Cに示されているように、RSTパルス(主走査方向の反転同期信号,/HSYNC)が入力されれば、ピクセルn1からn1+mまでのピクセルデータがFIFOメモリAとBの書き込みイネーブル信号/AWE、/BWEが論理“ロー”状態の間書き込まれる。以後、ピクセルn2からn2+mまでのピクセルデータがFIFOメモリAとBの読み出しイネーブル信号/ARE、/BREが論理“ロー”状態の間読み出される。その結果、図3Cに示したように書き込みデータが読み出しデータとなる。
【0012】
しかしながら、前述したようにディジタル画像処理装置に於いて従来の画像データ変倍処理方法はラインメモリに画像データを書き込んだり読み出したりする時点で画像データ出力同期信号を制御して変倍処理を行うため、回路の構成上1%単位の変倍処理が安定的に行われないという問題がある。また、回路の構成が複雑になるので一般的な変倍率(25%〜400%)より拡張された範囲の変倍処理を行うためには回路構成を大幅に変更しなければならないという問題がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、前述した問題点を解決するためにディジタル画像処理装置に於いて、小容量のルックアップテーブル(LUT)を具備してユーザが変倍率を変更する度にルックアップテーブルに貯蔵されたデータを参照して所望の変倍率の画像を迅速に出力する変倍処理方法を提供することである。
【0014】
本発明の他の目的は、ディジタル画像処理装置に於いて、前記画像データ変倍処理方法を実現するのに最も適した回路を提供することである。
【0015】
【課題を達成するための手段】
前記目的を達成するために本発明によると、小量の変倍処理用データが貯蔵されているルックアップテーブルと変倍処理用メモリを具備してディジタル画像処理装置に入力される画像データを変倍処理してユーザにより指定された変倍率に相当する画像データを出力するための変倍処理方法であって、ユーザにより指定された変倍率を1と除算して商と余りを算出する変倍率除算過程と、前記変倍率除算過程から算出された商が1より小さい場合、前記ルックアップテーブルに貯蔵されたデータを参照して縮小処理を行う縮小処理過程と、前記変倍率除算過程から算出された商が1より大きく、余りが0でない場合には前記ルックアップテーブルに貯蔵されたデータを参照して拡大処理を行う第1拡大処理過程と、前記変倍率除算過程から算出された商が1より大きく、余りが0ならば単純拡大処理を行う第2拡大処理過程と、前記過程を通じて計算された変倍処理用データを前記変倍処理用メモリに書き込むデータ書き込み過程とを含むことを特徴とする画像データ変倍処理方法が提供される。
【0016】
前記他の目的を達成するために本発明によると、ディジタル画像処理装置に入力された画像データを変倍処理してユーザにより指定された変倍率に相当する画像を出力するための変倍処理回路であって、変倍処理用ルックアップテーブルを貯蔵している第1メモリと、前記第1メモリに貯蔵されたルックアップテーブルのデータを利用してユーザにより指定された変倍率に相当する変倍処理用データを算出するマイクロプロセッサと、前記マイクロプロセッサから変倍処理用データを算出する途中に前記変倍処理用ルックアップテーブルのデータと前記マイクロプロセッサから算出された1ライン分の変倍処理用データを一時的に貯蔵する第2メモリと、縮小或いは拡大しようとする画像データを1走査ライン単位で貯蔵する第1、第2ラインメモリと、前記第2メモリに貯蔵された変倍処理用データを利用して変倍処理を施す第3メモリと、変倍処理しようとして入力される前記1ライン分の画像データを前記第1、第2ラインメモリの所定アドレスに書き込むように画像データ出力同期信号を計数する第1カウンタと、前記マイクロプロセッサにより前記第3メモリにデータを書き込んだり、走査動作中に所定の変倍率に対する変倍処理がなされるように前記第3メモリのデータを前記第1、第2ラインメモリのアドレスとして出力するために前記画像データ出力同期信号を計数する第2カウンタと、前記第1、第2ラインメモリの書き込み及び読み出し動作が交互に行われるようにライン同期信号を分周する分周器とを含むことを特徴とする画像データ変倍処理回路が提供される。
【0017】
【作用】
少量のルックアップテーブルデータを利用して画像データの縮小及び拡大を行い、変倍率を変更する度に変倍処理用データを算出して変倍処理用RAMに書き込んだ後、再び読み出して検証する。
【0018】
【実施例】
以下、添付した図面に基づき本発明を詳細に説明する。
【0019】
図4はディジタル画像処理装置に於ける本発明による画像データ変倍処理を説明するための概念図である。図1に示した従来の変倍処理と比較すると、変倍率によらずラインメモリの書き込みデータは同一であり、ラインメモリの読み出しデータが変倍率に従って調整されることがわかる。
【0020】
図5はディジタル画像処理装置に於ける本発明による画像データ変倍処理回路を示した回路図である。この回路は、ユーザが指定した変倍率を認識して実際の複写動作時に用いる変倍処理用データを算出するための変倍処理用データ算出手段と、この変倍処理用データ算出手段によって算出された変倍処理用データを用いて変倍処理を行う変倍処理手段より構成される。
【0021】
変倍処理用データ算出手段は、変倍処理用ルックアップテーブルを貯蔵している第1メモリ(ROM102)と、変倍処理用ルックアップテーブルのデータを利用して変倍処理用データを算出するマイクロプロセッサ101と、変倍処理用ルックアップテーブルのデータと前記マイクロプロセッサ101が算出した変倍処理用データを一時的に貯蔵する第2メモリ(RAM103)とから構成される。
【0022】
一方、変倍処理手段は、主走査方向(即ち電荷結合素子(CCD)から画像データが出力される方向)の1ライン分に対応する画像データ(例えば400DPI(Dot Per Inch)(=16pixel/mm)の解像度のとき、A4用紙の長手方向297mmに対しては、16(pixel/mm)×297(mm/line)=4752(pixel/line))を貯蔵する第1及び第2ラインメモリ601、602と、RAM103に貯蔵された変倍処理用データを利用して変倍処理を施す第3メモリ(ズームRAM603)と、第1及び第2ラインメモリ601、602の所定のアドレスに主走査方向1ライン分の画像データが書き込まれるように画像データ出力同期信号VCLKをカウントする第1カウンタ(書き込みアドレスカウンタ604)と、マイクロプロセッサ101によりズームRAM103にデータを書き込んだり、走査動作中に所定の変倍率に対する変倍処理がなされるようにズームRAM603のデータを第1及び第2ラインメモリ601、602のアドレスとして出力するために画像データ出力同期信号VCLKをカウントする第2カウンタ(ズームアドレスカウンタ605)と、第1及び第2ラインメモリ601、602の書き込み及び読み出し動作が交互に行われるようにライン同期信号を分周する分周器(Dフリップフロップ615)とを含む。
【0023】
また、変倍処理手段にはさらに、第1及び第2ラインメモリ601、602の書き込みアドレス及び読み出しアドレスを指定することができるように通路の役割をする第1バッファ手段(バッファ607、608、609、610)と、変倍処理される入力画像データを第1及び第2ラインメモリ601、602に書き込むことができるように通路の役割をする第2バッファ手段(バッファ611、613)と、第1及び第2ラインメモリ601、602から読み出される変倍処理された画像データを出力する通路の役割をする第3バッファ手段(バッファ612、614)と、ズームRAM603のデータをマイクロプロセッサ101が書き込んだり読み出したりできるように通路の役割を果たす第4バッファ手段(バッファ606)とが含まれる。
【0024】
さらに、変倍処理手段には第1インバータ〜第5インバータ616〜620、第1アンドゲート〜第4アンドゲート621〜624、及び第1及び第2オアゲート625、626が含まれる。
【0025】
図6のA〜Kは図5の各部の動作波形であって、Aは第1、2、4、5インバータ616、617、619、620とDフリップフロップ615のクリア端子CLRに印加される走査信号SCAN、Bは第2アンドゲート622とDフリップフロップ615のクロック端子CKと書き込みアドレスカウンタ604のクリア端子CLRとに印加されるライン同期信号/LSYNC、CはDフリップフロップ615のQ端子から出力されるイネーブル信号ENABLE、DはDフリップフロップ615の/Q端子から出力される反転されたイネーブル信号/ENABLE、Eは第3インバータ618に印加される画像データイネーブル信号/VDEN、Fは第1及び第2オアゲート625、626と第3アンドゲート623と書き込みアドレスカウンタ604のクロック端子CKとに印加される反転された画像データ出力同期信号/VCLK、Gは変倍処理される入力画像データDIN、Hは第2アンドゲート622に印加されるズームRAMアドレスクリア信号/CS1CLR、Iは第1、第3アンドゲート621、623に印加されるズームRAM選択信号/CS1、Jはバッファ606のDIR端子とズームRAM603の出力イネーブル/OE端子と第4アンドゲート624とに印加されるズームRAM読み出し信号/CS1RD、KはズームRAM603の/WE端子に印加されるズームRAM書き込み信号/CS1WRをそれぞれ示す。
【0026】
図7Aは変倍率が85%のときの変倍処理用ルックアップテーブルの例であり、図7Bは変倍率が185%の場合のマイクロプロセッサ101により算出された変倍処理用データの一部を示す。
【0027】
図8はディジタル画像処理装置に於ける本発明による画像データ変倍処理方法を説明するためのフローチャートである。このフローチャートの各部を説明すると、第10過程は初期動作時に入力された画像データに対して標準変倍処理を行う標準変倍処理過程であり、第20〜40過程はユーザにより変倍率が変更された場合に変更された変倍率を1で除算して商と余りを算出する変倍率除算過程であり、第50〜60過程は変倍率除算過程から算出された商が1より小さい場合、ルックアップテーブルに貯蔵されたデータを参照して縮小処理を行う縮小処理過程であり、第50、70、80過程は変倍率除算過程から算出された商が1より大きく余りが0でない場合にルックアップテーブルに貯蔵されたデータを参照して拡大処理を行う第1拡大処理過程であり、第50、70、90過程は変倍率除算過程から算出された商が1より大きく余りが0の時単純な拡大処理を行う第2拡大処理過程であり、第100過程は第10〜90過程を通じて算出された変倍処理用データを変倍処理用メモリに書き込むデータ書き込み過程であり、第110、120過程は書き込まれた変倍処理用データを読み出して元のデータと同一であるか否かを検証した後、走査動作を行うデータ検証過程である。
【0028】
さて、本発明の動作を図4〜図12を参照して以下により詳細に説明する。
【0029】
まず図4を参照して本発明による変倍処理の概念を説明すると、図4の(b)の縮小処理と(c)の拡大処理に見られるように、ラインメモリへの画像データの書き込みは、常に画像データ出力同期信号VCLKにより行われ、ラインメモリで画像データを変倍処理することにより、画像データの縮小または拡大処理動作が行われる。
【0030】
図5を参照すると、1%単位の変倍処理を実現するためのルックアップテーブルはROM102に貯蔵されており、マイクロプロセッサ101は、このROM102に貯蔵されたルックアップテーブルをRAM103で読み出して、ユーザが望む変倍率に相当する変倍処理用データを算出し、算出された変倍処理用データをさらにRAM103の所定の領域に貯蔵する。即ち、マイクロプロセッサ101はユーザが選択した変倍率に応じた処理をするのにルックアップテーブルの参照が必要だと判断される場合にのみ、ROM102からルックテーブルを読み出してRAM103に貯蔵する。この際ルックアップテーブルが貯蔵されるRAM103の貯蔵領域は100バイトならば十分である。
【0031】
マイクロプロセッサ101とRAM103により1ラインに対する画素(即ち400DPIの解像度の場合、4752画素)の変倍処理用データが生成される。それらの変倍処理用データは、RAM103から読み出されてズームRAM603に書き込まれる。ズームRAM603に変倍処理用データを書き込むとき、マイクロプロセッサ101は、アドレスバスを利用したランダムアクセスではなく、メモリの各領域に割り当てられた一定したアドレスを用いてズームアドレスカウンタ605から発生されるアドレスでズームRAM603にアクセスする。また、マイクロプロセッサ101による変倍処理用データの書き込み及び読み出しはバッファ606を通じてなされる。
【0032】
前述した動作は、図6に示されているズームデータダウンロード部分に該当する走査信号SCAN(図6のA)の論理“ロー”状態に行われる。ここで、/CSICLR(図6のH)はズームRAM603からのデータ読み出し又は書き込み時のアドレスを0に合わせるための信号である。そして、/CS1(図6のI)と/CS1RD(図6のJ)が論理“ロー”状態となってズームRAM603からデータを読み出し、続いて/CS1(図6のI)と/CS1WR(図6のK)とが論理“ロー”状態となってズームRAM603にデータを書き込むことができるようになる。変倍処理用データがズームRAM603に書き込まれると、変倍処理のための準備動作は全て完了する。走査信号SCAN(図6のA)が論理“ロー”状態の間は画像データは出力されず、第1及び第2ラインメモリ601、602は静止状態(読み書きされない状態)にある。
【0033】
走査信号SCAN(図6のA)が論理“ハイ”状態になった後、第1のライン同期信号/LSYNC(図6のB)が入力されることによりイネーブル信号ENABLE(図6のC)が論理“ハイ”状態になり、それと同時に反転イネーブル信号/ENABLE(図6のD)が論理“ロー”状態となる。続いて画像データイネーブル信号/VDEN(図6のE)が論理“ロー”状態になると、反転画像データ出力同期信号/VCLK(図6のF)に従って画像データが1画素単位で出力される。
【0034】
この際、バッファ608とバッファ612が活性化し、バッファ608を通じてズームRAM603から出力される変倍処理用データが第1ラインメモリ601にアドレスとして供給され、このアドレスに対応して変倍処理された画像データがバッファ612を通じて出力される。即ち、第1ラインメモリ601は画像データ読み出しモードで動作する。ここで、第1ラインメモリ601のアドレス値としては、ズームアドレスカウンタ605の出力値が供給されるが、このズームアドレスカウンタ605は、ライン同期信号/LSYNC(図6のB)により0に合わされた後、反転画像データ出力同期信号/VCLK(図6のF)をトリガとしてカウントする。一方、バッファ609とバッファ613が活性化されるため、書き込みアドレスカウンタ604の出力値が第2ラインメモリ602のアドレスに印加され、反転画像データ出力同期信号/VCLK(図6F)に同期して第2ラインメモリ602に画像データが入力される。即ち、ラインメモリ602は画像データ書き込みモードで動作する。ここまでの動作が図6のGの第1状態(STATE1)に該当する。
【0035】
続いて、第2のライン同期信号/LSYNC(図6のB)が入力されると、イネーブル信号ENABLE(図6のC)が論理“ロー”状態となり、同時に反転イネーブル信号/ENABLE(図6のD)が論理“ハイ”状態となる。従って、第1状態とは逆に、第1ラインメモリ601ではバッファ607とバッファ611が活性化され、書き込みアドレスカウンタ604の出力値が第1ラインメモリ601のアドレスに印加され、反転画像データ出力同期信号/VCLK(図6のF)に同期して第1ラインメモリ601に画像データが入力される。即ち、第1ラインメモリ601は画像データ書き込みモードで動作する。一方第2ラインメモリ602では、バッファ610とバッファ614が活性化されてズームRAM603から出力される変倍処理用データが第2ラインメモリ602のアドレスに印加され、変倍処理された画像データがバッファ614を通じて出力される。
即ち、第2ラインメモリ602は画像データ読み出しモードで動作する。この動作は図6のGの第2状態(STATE2)に相当する。
【0036】
さらに続けて入力されるライン同期信号/LSYNC(図6のB)により、第1ラインメモリ601と第2ラインメモリ602は、第1状態と第2状態とを交互に繰り返す。走査動作全体が終了すると、走査信号SCAN(図6A)が論理“ロー”状態となり、次の変倍率変換その他の動作を行う準備をする。
【0037】
次に、図8〜図12を参照してルックアップテーブルを利用した変倍処理方法について説明する。
【0038】
図8を参照して全体的な流れを説明すると、まず第10過程では図9に示されている標準変倍処理(100%)を行う。続いて第20過程では変倍率の変更要求があったか否かを判断する。第20過程で変倍率を変更せず走査の開始命令をすると、ズームRAM603に変倍処理用データが書き込まれる(第100過程)。一方、第20過程で変倍率変更要求があったと判断した場合は、ユーザが設定した変倍率が入力され(第30過程)、変倍率を100で除算して(第40過程)商が1より大きい値であるか否かを判断する(第50過程)。
【0039】
第50過程で商が1より小さい場合は図10に示すルックアップテーブル参照縮小処理を行い(第60過程)、商が1以上であれば、第70過程で余りが0か否かを判断する。
【0040】
第70過程で余りが0でないときは図11に示すルックアップテーブル参照拡大処理を行い(第80過程)、余りが0ならば図12に示す単純拡大処理を行う(第90過程)。
【0041】
ここまでの処理が完了し変倍処理用データが算出されると、変倍処理用データのズームRAM603への書き込み処理を行う(第100過程)。さらにズームRAM603に書き込まれたデータを読み出して元のデータと同一であるか否かを検証し(第110過程)、検証が完了すると走査動作を行う(第120過程)。
【0042】
図9を参照して標準変倍処理を説明すると次の通りである。即ち、RAM103内の変倍処理用データ貯蔵領域TEMPをZ_ADDに設定し、変倍処理用データを算出するための基準データVALUEを0に設定し(第12過程)、その後Z_ADDにVALUEを書き込み(第14過程)、Z_ADDとVALUEを1増加させる(第16過程)。主走査方向1ライン分の最大画素数END_ADとZ_ADDとを比較し(第18過程)、END_ADがZ_ADDより小さければ第14過程に戻り、END_ADがZ_ADDより大きければ処理を完了する。
【0043】
図10を参照してルックアップテーブル参照縮小処理を説明すると次の通りである。即ち、ルックアップテーブルに貯蔵されている変倍処理用データのうち、ユーザにより指定された変倍率に合ったデータを読み出し、読み出されたデータを縮小比率に合う主走査方向の1ラインデータに変換して縮小処理のための変倍処理用データを算出する。
【0044】
図8の第40過程により計算された余り値からROM102に貯蔵されているルックアップテーブルの実アドレスL_DATAを計算した後(61過程)、RAM103内の変倍処理用データ貯蔵領域TEMPをZ_ADDに設定し、LP_CNTには図8の第40過程により計算された余り値を設定する(第62過程)。
【0045】
第63過程では第61過程で計算されたL_DATAからZ_ADDにルックアップテーブルの値を書き込み、L_DATAとZ_ADDをそれぞれ1増加させる(第64過程)。
【0046】
第65過程ではLP_CNTを1減少させ、第66過程で0と比較し、LP_CNTが0と等しくなければ第63過程に戻り、LP_CNTが0と等しければ縮小比率に合う主走査方向1ラインの最大画素数分のデータを拡張し(第67過程)処理を完了する。
【0047】
図11を参照してルックアップテーブル参照拡大処理を以下に説明する。ルックアップテーブルに貯蔵されている変倍処理用データのうち、ユーザにより指定された変倍率に合ったデータを読み出し、読み出されたデータを拡大比率に合う主走査方向の1ラインデータに変換して拡大処理のための変倍処理用データを算出する。
【0048】
図8の第40過程により計算された余り値からROM102に貯蔵されているルックアップテーブルの実アドレスL_DATAを計算した後(第811過程)、RAM103内の変倍処理用データ貯蔵領域TEMP0をZ_ADDに設定し、変倍処理用データを算出するための基準データVALUEを0に設定し、LP_CNTには図8の第40過程により計算された余り値を設定し、L_ADDにはROM102の該当ルックアップテーブルデータが貯蔵されるRAM103の任意領域TEMP1を設定する(第812過程)。
【0049】
第813過程では、L_ADDに第811過程で計算されたL_DATAを書き込み、第814過程では、L_DATAとL_ADDをそれぞれ1増加させる。
【0050】
第815過程ではLP_CNTを1減少させ、第816過程でその結果を0と比較し、LP_CNT値が0と等しくなければ第813過程に戻って0になるまで反復し、LP_CNT値が0と等しければLP_CNTに図8の第40過程により計算された商を設定し、L_ADDにはTEMP1を設定する(第817過程)。
【0051】
第818過程ではZ_ADDにVALUEを書き込み、第819過程ではZ_ADDを1増加させる。第820過程ではLP_CNTを1減少させ、第821過程で0と比較する。LP_CNTが0でないときは第816過程に戻り、LP_CNTが0の場合はLP_CNTに図8の第40過程により計算された商を更に設定した後(第822過程)、L_ADDとVALUEとを比較する(第823過程)。
【0052】
第823過程でL_ADDがVALUEと等しくないときは第818過程に戻り、L_ADDがVALUEと等しい場合は、次のルックアップテーブルデータを読み出すためにL_ADDを1増加させる(第824過程)。次のZ_ADDにVALUEを書き込んで(第825過程)、Z_ADDとVALUEを1増加させ(第826過程)、現在のL_ADDとTEMP1の減算結果を図8の第40過程により計算された余りと比較し(第827過程)、異なる場合は第818過程に戻り、等しければ今まで作られた変倍処理用データを利用して拡大比率に合う主走査方向を1ラインの最大画素数分データを拡張し(第828過程)、処理を完了する。
【0053】
図12を参照して単純拡大処理を説明すれば次の通りである。即ち、RAM103内の変倍処理用データ貯蔵領域TEMPをZ_ADDに設定し、変倍処理用データを算出するための基準データVALUEを0に設定した後(第91過程)、LP_CNTには図8の第40過程により計算された商を設定する(第92過程)。次に、Z_ADDにVALUEを書き込み(第93過程)、Z_ADDを1増加させる(第94過程)。
【0054】
第95過程ではLP_CNTを1減少させ、その結果を0と比較し(第96過程)、LP_CNTが0と等しくない場合は第93過程に戻り、LP_CNTが0と等しければVALUEの値を1増加させた後(第97過程)、主走査方向1ライン分の画素数END_ADとZ_ADDとを比較し(第98過程)、END_ADがZ_ADDより小さければ第93過程に戻り、大きければフローチャートを終了する。
【0055】
上記に図8〜図12のフローチャートを参照して説明した変倍処理方法を、図7A、図7Bに示した変倍処理用ルックアップテーブルを参照して85%縮小処理と185%拡大処理の場合について説明する。ルックアップテーブルには1〜99%までのルックアップテーブルデータが連続的に貯蔵されているので、まず85%に相当するルックアップテーブルデータが貯蔵されている開始アドレスを計算する。ルックアップテーブルアドレスの計算が完了すると、図10に示したルックアップテーブル参照縮小処理ではルックアップテーブルデータをそのまま利用するので85%に相当するルックアップテーブル開始アドレスから85個のルックアップテーブルデータ値を変倍処理用データ貯蔵領域に読み取り、このデータを利用して主走査方向1ラインに対する変倍処理用データに拡張する。
【0056】
一方、185%拡大処理に於いては85%に相当するルックアップテーブルデータをRAM103の任意領域TEMP1に読み出した後、100%に対しては図12に示した単純拡大処理を行い、85%拡大に対しては図11に示したルックアップテーブルを参照した拡大処理を行っている。
【0057】
【効果】
前述したようにディジタル画像処理装置に於ける本発明による画像データ変倍処理方法及び回路では小量のルックアップテーブルデータを利用して画像データの縮小及び拡大を行うことにより、ユーザが望む広い範囲の変倍率に対応しうるだけでなく、回路の構成を単純化することができる。また、マイクロプロセッサにより変倍処理用データを算出するのでプログラム変更により変倍率を容易に拡張させうる。
【0058】
また、RAMを利用して変倍処理を行うので一層安定した変倍処理がなされ、アクセスタイムが速いRAMに交換することにより、高速処理が要求される場合にも容易に対応できる。
【0059】
また、変倍率を変更するごとに変倍処理用データを算出して変倍処理用RAMに書き込んだ後、更に読み取って検証することにより、メモリ素子の動作不良による不良複写を防止して複写にかかるコストを節減することができる上、ハードウェアの動作状態を点検して故障状態を知ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はディジタル画像処理装置に於ける、従来の画像データ変倍処理を説明するための概念図である。
【図2】図2は、図3A〜図3Cと共にディジタル画像処理装置に於ける従来の画像データ変倍処理回路とその動作波形を説明するための図面である。
【図3】図3はA、B、及びCからなり、それぞれ図2と共にディジタル画像処理装置に於ける従来の画像データ変倍処理回路とその動作波形を説明するための図面である。
【図4】図4はディジタル画像処理装置に於ける本発明による画像データ変倍処理を説明するための概念図である。
【図5】図5はディジタル画像データ処理装置に於ける本発明による画像データ変倍処理回路を示した回路図である。
【図6】図6は図5に於ける各部の動作波形を示した図である。
【図7】図7はA及びBからなり、図7Aは変倍処理用ルックアップテーブルデータの例であり、図7Bは変倍処理用データの例である。
【図8】図8はディジタル画像処理装置に於ける本発明による画像データ変倍処理方法を説明するためのフローチャートである。
【図9】図9は図8に於ける標準変倍処理過程を説明するためのフローチャートである。
【図10】図10は図8に於けるルックアップテーブルを参照した縮小処理過程を説明するためのフローチャートである。
【図11】図11は図8に於けるルックアップテーブルを参照した拡大処理過程を説明するためのフローチャートである。
【図12】図12は図8に於ける単純拡大処理過程を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
25 FIFOメモリ
26 FIFOメモリ
27 レート乗算器(RMP1)
28 レート乗算器(RMP2)
30 書き込みアドレスカウンタ
31 読み出しアドレスカウンタ
101 マイクロプロセッサ
102 第1メモリ(ROM)
103 第2メモリ(RAM)
601 第1ラインメモリ
602 第2ラインメモリ
603 第3メモリ(ズームRAM)
604 第1カウンタ(書き込みアドレスカウンタ)
605 第2カウンタ(ズームアドレスカウンタ)
606 第4バッファ手段
607 第1バッファ手段
608 第1バッファ手段
609 第1バッファ手段
610 第1バッファ手段
611 第2バッファ手段
612 第3バッファ手段
613 第2バッファ手段
614 第3バッファ手段
615 分周器(Dフリップフロップ)
616 第1インバータ
617 第2インバータ
618 第3インバータ
619 第4インバータ
620 第5インバータ
621 第1アンドゲート
622 第2アンドゲート
623 第3アンドゲート
624 第4アンドゲート
625 第1オアゲート
626 第2オアゲート

Claims (11)

  1. 少量の変倍処理用データが貯蔵されているルックアップテーブルと変倍処理用メモリを具備してディジタル画像処理装置に入力される画像データを変倍処理してユーザにより指定された変倍率に相当する画像データを出力するための変倍処理方法に於いて、
    ユーザにより指定された変倍率を1と除算して商と余りを算出する変倍率除算過程と、
    前記変倍率除算過程から算出された商が1より小さい場合、前記ルックアップテーブルに貯蔵されたデータを参照して縮小処理を行う縮小処理過程と、
    前記変倍率除算過程から算出された商が1より大きく、余りが0でない場合に前記ルックアップテーブルに貯蔵されたデータを参照して拡大処理を行う第1拡大処理過程と、
    前記変倍率除算過程から算出された商が1より大きく、余りが0ならば単純拡大処理を行う第2拡大処理過程と、
    前記過程を通じて計算された変倍処理用データを前記変倍処理用メモリに書き込むデータ書き込み過程とを含むことを特徴とする画像データ変倍処理方法。
  2. 前記ルックアップテーブルに1%〜99%に相当する変倍処理用データが貯蔵されていることを特徴とする請求項1に記載の画像データ変倍処理方法。
  3. 前記書き込まれた変倍処理用データを読み出して元のデータと同一であるか否かを検証するデータ検証過程を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の画像データ変倍処理方法。
  4. 前記縮小処理過程が、前記ルックアップテーブルに貯蔵されている変倍処理用データのうち、ユーザによって指定された変倍率に当たるデータを読み出し、読み出されたデータを縮小比率に合う主走査方向の1ラインデータに変換して縮小処理のための変倍処理用データを算出することを特徴とする請求項1に記載の画像データ変倍処理方法。
  5. 前記第1拡大処理過程が、前記ルックアップテーブルに貯蔵されている変倍処理用データのうち、ユーザにより指定された変倍率に当たるデータを読み出し、読み出されたデータを拡大比率に合う主走査方向の1ラインデータに変換して拡大処理のための変倍処理用データを算出することを特徴とする請求項1に記載の画像データ変倍処理方法。
  6. ディジタル画像処理装置に入力された画像データを変倍処理してユーザにより指定された変倍率に当たる画像を出力するための変倍処理回路に於いて、
    変倍処理用ルックアップテーブルを貯蔵している第1メモリと、
    前記第1メモリに貯蔵されたルックアップテーブルのデータを利用してユーザにより指定された変倍率に当たる変倍処理用データを算出するマイクロプロセッサと、
    前記マイクロプロセッサから変倍処理用データを算出する途中に前記変倍処理用ルックアップテーブルのデータと前記マイクロプロセッサから算出された1ライン分の変倍処理用データを一時的に貯蔵する第2メモリと、
    縮小あるいは拡大しようとする画像データを1走査ライン単位で貯蔵する第1、第2ラインメモリと、
    前記第2メモリに貯蔵された変倍処理用データを利用して変倍処理を施す第3メモリと、
    変倍処理しようとして入力される前記1ライン分の画像データを前記第1、第2ラインメモリの所定アドレスに書き込むように画像データ出力同期信号を計数する第1カウンタと、
    前記マイクロプロセッサにより前記第3メモリにデータを書き込んだり、走査動作中に所定の変倍率に対する変倍処理がなされるように前記第3メモリのデータを前記第1、第2ラインメモリのアドレスとして出力するため、前記画像データ出力同期信号を計数する第2カウンタと、
    前記第1、第2ラインメモリの書き込み及び読み出し動作が交互に行われるようにライン同期信号を分周する分周器とを含むことを特徴とする画像データ変倍処理回路。
  7. 前記第1、第2ラインメモリの書き込み及び読み出しアドレスを指定するための第1バッファ手段と、
    変倍処理しようとして入力される画像データを前記第1、第2ラインメモリに書き込むための第2バッファ手段と、
    前記第1、第2ラインメモリから読み出される変倍処理された画像データを出力するための第3バッファ手段と、
    前記第3メモリのデータを前記マイクロプロセッサが書き込み、あるいは読み出すようにする第4バッファ手段とをさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の画像データ変倍処理回路。
  8. 前記ルックアップテーブルには1%〜99%に当たる変倍処理用データが貯蔵されていることを特徴とする請求項6に記載の画像データ変倍処理回路。
  9. 前記回路は前記第1メモリのルックアップテーブルに貯蔵されている変倍処理用データのうち、ユーザにより指定された変倍率に当たるデータを読み出し、読み出されたデータを縮小比率に合う主走査方向の1ラインデータに変換して縮小処理のための変倍処理用データを算出することを特徴とする請求項6に記載の画像データ変倍処理回路。
  10. 前記回路は前記第1メモリのルックアップテーブルに貯蔵されている変倍処理用データのうち、ユーザにより指定された変倍率に当たるデータを読み出し、読み出されたデータを拡大比率に合う主走査方向の1ラインデータに変換して拡大処理のための変倍処理用データを算出することを特徴とする請求項6に記載の画像データ変倍処理回路。
  11. 前記拡大処理のための変倍処理用データは単純な拡大処理と前記ルックアップテーブルを参照した拡大処理により算出されることを特徴とする請求項10に記載の画像データ変倍処理回路。
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