JP2812941B2 - 画像拡大・縮小装置 - Google Patents

画像拡大・縮小装置

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JP2812941B2 JP62225875A JP22587587A JP2812941B2 JP 2812941 B2 JP2812941 B2 JP 2812941B2 JP 62225875 A JP62225875 A JP 62225875A JP 22587587 A JP22587587 A JP 22587587A JP 2812941 B2 JP2812941 B2 JP 2812941B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、画像拡大・縮小装置に関し、特に、その変
倍率を自由に設定することを可能にした画像拡大・縮小
装置に関する。 (従来の技術) 一般に、画像データの大きさは、この画像データの使
用用途によって変わり、一定ではない。例えば、原稿を
画像データとして伝送し、受信側の記録紙上に記録する
ファクシミリ通信では、記録紙サイズの制限を受け、あ
るいは、ワープロ等で画像編集を行う場合には、その編
集意図によって様々な大きさの画像データが要求され
る。このため、通常、画像データの間引き読み取りや、
重複読み取りを行って画像データを縮小あるいは拡大
し、いわゆる変倍変換を行って上記要求等に応えてい
る。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の変倍変換では、ファ
クシミリ通信における規格化された定形用紙間での画情
報の送受信を想定し、これに応じた変倍率を設定してそ
の縮小や拡大等を行う構成であったため、例えば、規格
から外れた大きさの用紙間では用意された変倍率が適用
されないので、適性値よりも小さ目の変倍率を選択せざ
るを得ず、記録紙上に所望する大きさの再生画が得られ
ないといった不具合があった。特に、ワープロ等の画像
編集のように、任意の大きさの画像データが要求された
場合には、これに応えることができない。 (発明の目的) そこで本発明は、画像データの読み取りタイミングと
なる単位信号を間引きや重複のために指定するに際し、
この指定を単位信号が所定数連続した期間内で任意に行
うことにより、拡大や縮小の変倍幅を連続的に可変でき
るようにした画像拡大・縮小装置を提供することを目的
としている。 (発明の構成) 本発明は、上記目的を達成するため、一画面分の画像
が主走査方向と副走査方向に複数の画素に分割され、ラ
イン毎に主走査方向から副走査方向に順次画素データの
信号列として入力される画像データから、所定の変倍率
となるように適当な画素データを重複して読み取り、あ
るいは該画素データを間引きして読み取らないことによ
り、主走査方向の画像の拡大、あるいは縮小を行う画像
拡大・縮小装置において、前記主走査方向の画素データ
に各々の単位信号が対応し、該単位信号のタイミングで
画素データを読み取る読み取り信号列を生成する第1信
号生成手段と、該読み取り信号列の単位信号を所定数包
括する長さの周期を持つとともに、該周期の位相が単位
信号のひとつだけ相互にずれた複数の基準周期信号を生
成する第2信号生成手段と、読み取り信号列の単位信号
の周期の半分の周期を持った短周期信号を生成する第3
信号生成手段と、前記拡大、あるいは縮小の大きさを決
定する変倍率に基づいて基準周期信号を選択して組み合
せることにより、該基準周期信号の周期内に包括された
複数の単位信号のうちから該組み合せに応じた単位信号
を指定する指定手段と、変倍率が縮小を示していると
き、指定手段により指定された単位信号を間引き、ある
いは変倍率が拡大を示しているとき、指定手段により指
定された単位信号に代えて短周期信号を挿入し、新たな
読み取り信号列を生成する第4信号生成手段と、を備え
たことを特徴とするものである。 以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。 第1〜6図は本発明の第1実施例を示す図であり、フ
ァクシミリ装置に適用したものである。 第1図において、1はファクシミリ装置であり、ファ
クシミリ装置1は図示は略すが画像読み取り装置を備え
ている。この画像読み取り装置は原稿面を主走査方向か
ら副走査方向へと順次走査し、原稿の画像を複数の画素
に分割して上記走査方向に連続した画素の濃淡を示す画
素データの信号列を画像データとして出力する。画像デ
ータは後述するクロック信号CKAのタイミングで画素デ
ータ毎に順次バッファメモリに格納され、バッファメモ
リには主走査方向の数ライン分の画像データが蓄積され
る。蓄積された数ライン分の画像データは、データ圧縮
回路に転送されて、冗長部分が除去された後、モデムに
よって高周波信号に変調され、回線を介して被呼側端末
に向けて送り出される。被呼側端末では、受信された高
周波信号をモデムにより復調し、データ再生回路で原情
報に再生してバッファメモリに一時的に蓄積した後、プ
ロッタに転送して記録紙上に記録する。 また、ファクシミリ装置1には画像拡大・縮小装置2
が備えられており、この画像拡大・縮小装置2はカウン
タ回路3、セレクト回路4および合成回路5を備えてい
る。この画像拡大・縮小装置2にはファクシミリ装置の
制御部6から入力される各種信号、すなわち、オペレー
タの希望する原稿画情報の変倍率あるいは被呼側端末の
装置条件(例えば、記録紙サイズ)と原稿サイズとで決
定される変倍率を示すセレクト信号SEL、図示しない画
像読み取り装置での原稿の主走査方向読み取りタイミン
グと同期し、単位信号となる各々のパルスが原稿の画像
データのそれぞれに対応するクロック信号CKAおよびク
ロック信号CKAの2倍の繰り返し数(すなわち、周期が
半分)のクロック信号CKBなどが入力されている。した
がって、ファクシミリ装置の制御部6は、読み取り信号
列としてのクロック信号CKAを生成する第1信号生成手
段の機能を有するとともに、短周期信号としてのクロッ
ク信号CKBを生成する第3信号生成手段としての機能を
有している。 画像拡大・縮小装置2は上記各信号CKA、CKB、SELに
基づいて、変倍変換時に上記画像読み取り装置での原稿
の主走査方向読み取りタイミングを制御する変倍クロッ
ク信号CKF(あるいは、変倍クロック信号CKF′)を生成
してファクシミリ装置の制御部6に出力する。ファクシ
ミリ装置の制御部6では、変倍変換が選択されたとき、
この変倍クロック信号CKF(あるいは、変倍クロック信
号CKF′)に基づいて、画像読み取り装置を制御し、画
素の間引きや画素を重複して読み取り、主走査方向の縮
小や拡大を行う。 以下、各構成部について詳述する。 カウンタ回路3は図示は略すが、例えば、8個のDフ
リップフロップ(以下、D・F/Fという)を環状に連絡
し、いわゆるリングカウンタを構成したものである。具
体的には、初段のD・F/FのQ出力(QA)を次段のD入
力に接続し、次段のQ出力(QB)を次次段のD入力に接
続して次次段以降最終段までこれを繰り返すとともに、
最終段のQ出力(QH)を初段のD入力に接続させて環状
を完成させている。また、各D・F/FのCP入力にはクロ
ック信号CKAが入力され、D・F/Fからは各々の出力QA
QHとこの反転出力▲▼〜▲▼の計16種の信号が
出力されている。これらの信号は16本の信号線を介して
セレクト回路4にパラレルで出力されている。ここで、
上記カウンタ回路3の動作を、初段のD・F/FのQA出力
を例にとって説明すると、QAはクロック信号CKAの2カ
ウント目の立上がりエッジで〔H〕レベルとなり、その
後クロック信号CKAの8カウント目で変化する最終段の
D・F/FのQA出力のその次のクロック信号CKAの立上がり
エッジで〔L〕レベルに復帰する。すなわち、QAはクロ
ック信号CKAの8パルスを半周期、16パルスで1周忌と
なるような波形変化を示し、1周期内にクロック信号CK
Aの16パルス(単位信号の16パルス)で包括されること
となる。また、次段以降のD・F/Fの出力は、上記QA
波形変化をクロック信号CKAの1パルス分後に順次スラ
イドさせて出力される。したがって、上記カウンタ回路
3は複数の基準周期信号としてのQA〜QHおよび▲▼
〜▲▼を生成する第2信号生成手段としての機能を
有している。なお、本実施例ではD・F/Fの個数を8個
としたので、カウンタ回路3から出力される信号の1周
期は16パルスとなるが、要求される変倍率によっては、
さらに個数を増してもよい。 セレクト回路4は変倍率を示すセレクト信号SELに基
づいてカウンタ回路3から入力されたQA〜QHおよび▲
▼〜▲▼の組合わせを選択して論理積や論理和を
取り、上述した1周期(クロック信号CKAの16パルス
分)内に包括されたクロック信号CKA(すなわち、CKA
16パルス)のうち、特定のクロック信号CKAを指定する
信号を生成する。例えば、前記QAとQBの論理積を取る
と、所定のクロック信号CKAの立上がりエッジから次順
のクロック信号CKAの立下がりエッジまでの単一パルス
が生成され、この単一パルスはクロック信号CKAの16パ
ルスを1周期として生成される。すなわち、この単一パ
ルスのタイミングと一致するクロック信号CKAが後述の
間引きや重複のために指定され、単一パルスは指定信号
S1として合成回路5に出力される。また、この指定信号
S1は前述のクロック信号CKBと論理積が取られ、指定信
号のS1のタイミングと一致したクロック信号CKBのみが
抜き出され、重複信号S2として合成回路5に出力され
る。すなわち、クロック信号CKBはクロック信号CKAの半
分の周期なので、抜き出されたパルス数は2パルスとな
る。したがって、上記セレクト回路4は前記拡大、ある
いは縮小の大きさを決定する変倍率を示すセレクト信号
SELに基づいて基準周期信号としてのQA〜QHおよび▲
▼〜▲▼の組合わせを選択し、該基準周期信号の
周期内に包括された複数のクロック信号CKA(単位信
号)のうち、該組合わせに応じた数量のクロック信号CK
Aを指定する指定手段としての機能を有している。 合成回路5は指定信号S1とクロック信号CKAとの論理
和を取って縮小用の変倍クロック信号CKFを生成する。
あるいは、指定信号S1を反転させたものとクロック信号
CKAとの論理積を取ってクロック信号CKAのパルスの一部
が間欠した間欠信号S3を生成し、この間欠信号S3とクロ
ック信号CKBとの論理和を取って拡大用の変倍クロック
信号CKF′を生成する。これらの変倍クロック信号CKF
CKF′は変倍率が拡大あるいは縮小の何れを示している
かに応じて何れか一方が選択されてファクシミリ装置の
読み取り装置に出力される。読み取り装置では、変倍
時、これらの変倍クロック信号CKFあるいはCKF′によっ
て主走査信号を制御し、原稿の主走査方向の所定画素を
間引いて読み取り(すなわち、特定画素を読み取らな
い)あるいは重複して読み取り主走査方向の縮小や拡大
を行う。したがって、上記合成回路5は変倍率が縮小を
示しているとき、セレクト回路(指定手段)4により指
定されたクロック信号CKA(単位信号)を間引き、ある
いは変倍率が拡大を示しているとき、指定信号により指
定された単位信号に代えて短周期信号としてのクロック
信号CKBを挿入し、新たな読み取り信号列としての変倍
クロック信号CKFあるいはCKF′を生成する第4信号生成
手段の機能を有している。 次に作用を説明する。 ファクシミリ装置で伝送される画像データは、原画を
多数の画素に分割したものであり、受信側では、この画
素を読み取り時の走査と同期させて記録紙上に記録する
ことにより、1ページの再生画を得ている。そして、原
画の画素を全て伝送して再生すると再生画の大きさが原
画と等しくなり(等倍)、また、読み取りから再生まで
の間で画素の一部を間引くと再生画の大きさが原画より
小さくなる(縮小)。あるいは、画素の一部を重複読み
等によって増すと、今度は再生画の大きさが拡大される
(拡大)。このような等倍、縮小および拡大は、記録紙
のサイズを考慮して適宜選択され、縮小や拡大が選択さ
れたときには、その大きさ、すなわち変倍率が原稿と記
録紙のサイズ比から決められる。しかし、この変倍率は
従来から、上記原稿や記録紙に定型紙が使用されること
を前提として、数種類のものしか用意されていなかった
ので、定型紙以外の様々な大きさの用紙を原稿や記録紙
に用いたときには、用意された変倍率が何れも不適当な
ものとなって、希望する大きさの再生画が自由に得られ
ないといった不具合があった。そこで本実施例では、こ
の変倍率を連続して用意し、これらの中から希望の再生
画の大きさが得られるものを自由に選択できるようにし
て上記不具合を解決している。 第2、3図は画像拡大・縮小装置2の各部の波形を示
すタイミングチャートである。第2図において、QA〜QH
はカウンタ回路3の出力波形であり、各波形の一周期は
クロック信号CKAの16パルスと一致するとともに、クロ
ック信号CKAの1パルスづつ各波形が右方向にシフトし
ている。 今、拡大あるいは縮小が選択され、所定の変倍率を示
すセレクト信号SELがセレクト回路4に入力されると、
セレクト回路4ではこの変倍率に基づいてQA〜QHおよび
▲▼〜▲▼の組合わせを選択する。例えば、▲
▼とQBの論理積が選択されると、その は第2図中S1で示すような単一パルス波形となり、次い
で、この指定信号S1とクロック信号CKAとの論理積が取
られて、同図CKFで示すようなクロック信号CKAの1パル
スが間引かれた信号列が生成される。すなわち、このCK
Fを用いて画素データを読み取ると、間引かれたクロッ
ク信号CKAの1パルスに対応した画素データの読み取り
が行われず、その結果、1ライン分の長さが1画素デー
タ分縮小される。なお、上述した変倍率に基づいたQA
QHおよび▲▼〜▲▼の組合わせは255通りある
が、予想される変倍率に合わせてこの中から必要なもの
だけを取り出せばよい。例えば、第2図中のイ〜チに示
された波形はその一部の組合わせ結果であり、これらの
組合わせは、次式〜に従って得られる。 上記〜で得られる変倍率は、クロック信号CKAの1
6パルスを1周期として、式が15/16、式が14/16…
…式が8/16というように、連続したものが得られる。
したがって、縮小時の変倍率指定は、これらの連続した
ものの中から自由に選択すればよく、例えば、15/16が
選択されると、読み取り装置で読み取られた画像データ
をバッファメモリに格納するに際し、上記指定された変
倍率(15/16)に応じた所定の画素データのバッファメ
モリへの格納を禁止して画像データの間引きを行い、こ
れにより要求に応じた適切な縮小サイズの画像データを
得ることができる。 一方、変倍率が拡大を示している場合には、まず、こ
の変倍率に基づいたQA〜QHおよび▲▼〜▲▼の
組合わせから第3図に示すような指定信号S1が生成さ
れ、この指定信号S1とクロック信号CKBとの論理積が取
られて、同図S2で示すようにクロック信号CKBの2つの
パルスが抜き出された(すなわち、このパルスの周期は
CKAの半分である)重複信号S2が生成される。これと並
行して指定信号S1の反転波形とクロック信号CKAとの論
理積が取られ、クロック信号CKAの一部が間欠した同図S
3が生成され、このS3と上記重複信号S2との論理和が取
られて、拡大用の変倍クロック信号CKF′が生成され
る。すなわち、この変倍クロック信号CKF′を用いて画
像データを読み取ると、パルスがひとつ増えているの
で、所定の画素データが重複して読み込まれ、その結
果、1ライン分の長さが、この重複分だけ主走査方向に
拡大される。また、変倍クロック信号CKF′を生成する
ためのS3は、QA〜QHおよび▲▼〜▲▼の組合わ
せ結果により、例えば第2図中のイ〜チに示したような
波形と同様なものが得られ、この場合、縮小時と異なっ
てパルスが1つづつ増えているので、変倍率は17/16〜2
4/16までの連続したものとなる。したがって、拡大時の
変倍率指定も、これら連続したものの中から自由に行う
ことができ、前述の縮小動作と相俟って、自在な大きさ
の画像データを得ることができる。 以上の動作を要約すると、通常の等倍時には第4図に
示すようにクロック信号CKAの立上がりエッジで画素デ
ータを格納する、バッファメモリ等のアドレスカウンタ
が更新され、立下がりエッジで更新されたバッファメモ
リのアドレス内に、対応する画素データDATAが格納され
る。したがって、この場合、クロック信号CKAは画素デ
ータDATAの各々と対応しているから、全ての画素データ
DATAが順次バッファメモリに格納され、画像が等倍に読
み込まれる。一方、縮小時には、第5図に示すように変
倍クロック信号CKFが間引かれているので、その間引か
れた分だけバッファメモリのアドレスの更新が行われな
い。したがって、画素データDATAの一部はバッファメモ
リに格納されず、一部の画素データDATA(すなわち、
3、7、10)が捨てられる。その結果、画素データの間
引き量に応じて主走査方向の1ライン長が縮小される。
さらに、拡大時には、第6図に示すように変倍クロック
信号CKF′のパルス数が一部で増えているので、この増
えたパルス分だけバッファメモリのアドレスの更新が多
く行われ、更新されたアドレス内に同一の画素データDA
TAが格納される。例えば、画素データDATAのうち図中3
が3′、3″と重複してメモリ内に格納され、その結
果、重複量に応じて1ライン長が主走査方向に拡大され
る。 次に、本発明の第2実施例について述べる。 第7〜第13図は本発明の第2実施例を示す図ある。第
7図はその画像拡大・縮小装置のブロック図であり、第
1実施例と同一構成部分には同一符号を付してその説明
を省略する。 第7図において、11はビデオタイミングジェネレータ
であり、ビデオタイミングジェネレータ11には合成回路
5から変倍クロック信号CKF、指定信号S1および重複信
号S2が入力されるとともに、セレクト回路4からクロッ
ク信号CKAの反転信号であるラッチクロックLCが入力さ
れている。ビデオタイミングジェネレータ11はこれら変
倍クロック信号CKF、指定信号S1、重複信号S2およびラ
ッチクロックLCからビデオタイミング信号VTを作成して
出力する。 このファクシミリ装置1は読取装置と読取装置からの
画像データを格納するバッファメモリとの間にラッチ回
路を備えており、このラッチ回路は合成回路5からの変
倍クロック信号CKF(CKF′)の立下がりタイミングに基
づいて読取装置からの入力データをラッチする。このラ
ッチ回路のラッチした画像データをビデオタイミングジ
ェネレータ11からのビデオタイミング信号VTと制御部6
からのクロック信号CKCとによりバッファメモリに書き
込み画像データの拡大、縮小を行う。クロック信号CKC
はクロック信号CKBの1/2周期のクロック信号であり、前
記クロック信号CKBおよびクロック信号CKAはこのクロッ
ク信号CKCを分周して作成している。 以下、等倍時、縮小時、拡大時の各々についてその作
用を説明する。 まず、等倍時について説明する。 等倍時においては、第8図に示すように、合成回路5
から出力される変倍クロック信号CKFはクロック信号CKA
と同一周期であり、画像データ(DATA)の入力タイミン
グと同期している。ビデオタイミングジェネレータ11は
この変倍クロック信号CKFをクロック信号CKBの反転信号
であるラッチクロックLCによりラッチしてクロック信号
CKBの半周期分だけ位相の遅れた遅延クロックDCを作成
し、さらに遅延クロック信号DCと変倍クロック信号CKF
とのオア信号を作成してビデオタイミング信号VTとして
出力する。 ファクシミリ装置1は、第9図に示すように合成回路
5からの変倍クロック信号CKFに基づいて読取装置から
出力される画像データ(DATA)をラッチ回路でラッチし
てラッチデータとし、このラッチデータをビデオタイミ
ング信号VTがロー状態で、かつ、クロック信号CKCの立
下がりに同期してバッファメモリに書き込む。 次に、縮小率8/16=1/2で縮小する場合について説明
する。 縮小率が1/2の場合には、第10図で示すように、合成
回路5から出力される変倍クロック信号CKFはクロック
信号CKAの倍の周期を有しており、ビデオタイミングジ
ェネレータ11はこの変倍クロック信号CKFをラッチクロ
ックLCでラッチして遅延クロック信号DCを作成する。さ
らに、ビデオタイミングジェネレータ11は遅延クロック
信号DCと変倍クロック信号CKFとのオア信号を作成し、
ビデオタイミング信号VTとして出力する。 ファクシミリ装置1は、等倍時の場合と同様に、第11
図に示すように、合成回路5からの変倍クロック信号CK
Fに基づいて画像データ(DATA)をラッチし、このラッ
チデータをビデオタイミング信号VTとクロック信号CKC
とでバッファメモリに書き込む。 次に、クロック信号CKAの2周期に1回画像データの
2度読みを行って拡大する場合について説明する。 拡大時においては、第12図に示すようにセレクト回路
4から合成回路5に入力された指定信号S1と重複信号S2
がそのまま合成回路5からビデオタイミングジェネレー
タ11に出力され、ビデオタイミングジェネレータ11は指
定信号S1をラッチクロックLCによりラッチして遅延クロ
ック信号DCを作成する。さらに、ビデオタイミングジェ
ネレータ11は指定信号S1、重複信号S2および遅延クロッ
ク信号DCとのオア信号を作成し、ビデオタイミング信号
VTとして出力する。ファクシミリ装置1は拡大時、第13
図に示すように、合成回路5からの変倍クロック信号CK
F′に基づいて画像データ(DATA)をラッチし、このラ
ッチデータをビデオタイミング信号VTがロー状態で、か
つクロック信号CKCの立下がりに同時してバッファメモ
リに書き込む。 このように、本実施例では、読取装置から出力される
画像データを合成回路5からの変倍クロック信号CKF(C
KF′)により一旦ラッチし、このラッチデータを適切な
微小間隔を置いた後、ビデオタイミング信号VTとクロッ
ク信号CKCに基づいてバッファメモリに書き込んでいる
ため、複雑な変倍タイミングにあっても必要な画像デー
タを確実に取り込み、不必要な画像データを誤って取り
込むことを防止することができる。その結果、バッファ
メモリからの読み出しも、書き込み時間の合間を使って
確実に行うことができる。 なお、上記実施例では主走査方向における縮小、拡大
について述べたが、再生画1ページ分を縮小、拡大する
には、主走査方向だけでなく副走査方向についても縮小
・拡大の変倍処理を必要とする。このような副走査方向
の変倍処理としては、例えば、変倍率に応じてラインを
間引いて副走査方向を縮小し、あるいはラインを重複さ
せて拡大するといった方法が公知となっており、本実施
例でもこのような方法を併用して再生画1ページ分の変
倍処理を実行する。 (効果) 本発明によれば、画素データの読み取りタイミングと
なる単位信号を間引きや重複のために指定するに際し、
この指定を単位信号が所定数連続した期間内で任意に行
うことができるので、拡大や縮小の変倍幅を連続的に変
化させることができる。したがって、変倍率を自由に設
定することができ、原稿サイズや記録紙サイズの制限を
受けることがなく、あるいは、ワープロ等の編集に要求
される適当な画像サイズを出力できる画像拡大・縮小装
置を提供することができる。 第2実施例では複雑な変倍タイミングにあっても必要
な画像データを確実に取り込むことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第6図は本発明に係る画像拡大・縮小装置をフ
ァクシミリ装置に適用した第1実施例を示す図であり、
第1図はそのファクシミリ装置に内蔵された画像拡大・
縮小装置のブロック図、第2、3図は第1図の画像拡大
・縮小装置の波形を示すタイミングチャート、第4、
5、6図はその作用を説明するためにそれぞれ等倍時、
縮小時、拡大時に分けて主要な波形を示したタイミング
チャートである。 第7図〜第13図は本発明に係る画像拡大・縮小装置をフ
ァクシミリ装置に適用した第2実施例を示す図であり、
第7図はそのファクシミリ装置に内蔵された画像拡大・
縮小装置のブロック図、第8図〜第13図はその作用を示
す各信号およびデータのタイミングチャートであり、第
8、9図は等倍時の波形、第10、11図は縮小時の波形、
第12、13図は拡大時の波形を示している。 3……カウンタ回路(第2信号生成手段)、4……セレ
クト回路(指定手段)、5……合成回路(第4信号生成
手段)、6……制御部(第1信号生成手段、第3信号生
成手段)。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.一画面分の画像が主走査方向と副走査方向に複数の
    画素に分割され、ライン毎に主走査方向から副走査方向
    に順次画素データの信号列として入力される画像データ
    から、所定の変倍率となるように適当な画素データを重
    複して読み取り、あるいは該画素データを間引きして読
    み取らないことにより、主走査方向の画像の拡大、ある
    いは縮小を行う画像拡大・縮小装置において、 前記主走査方向の画素データに各々の単位信号が対応
    し、該単位信号のタイミングで画素データを読み取る読
    み取り信号列を生成する第1信号生成手段と、 該読み取り信号列の単位信号を所定数包括する長さの周
    期を持つとともに、該周期の位相が単位信号のひとつだ
    け相互にずれた複数の基準周期信号を生成する第2信号
    生成手段と、 読み取り信号列の単位信号の周期の半分の周期を持った
    短周期信号を生成する第3信号生成手段と、 前記拡大、あるいは縮小の大きさを決定する変倍率に基
    づいて基準周期信号を選択して組み合せることにより、
    該基準周期信号の周期内に包括された複数の単位信号の
    うちから該組み合せに応じた単位信号を指定する指定手
    段と、 変倍率が縮小を示しているとき、指定手段により指定さ
    れた単位信号を間引き、あるいは変倍率が拡大を示して
    いるとき、指定手段により指定された単位信号に代えて
    短周期信号を挿入し、新たな読み取り信号列を生成する
    第4信号生成手段と、を備えたことを特徴とする画像拡
    大・縮小装置。
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