JPH0729995Y2 - 洗濯物乾燥装置 - Google Patents

洗濯物乾燥装置

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JPH0729995Y2
JPH0729995Y2 JP1988075621U JP7562188U JPH0729995Y2 JP H0729995 Y2 JPH0729995 Y2 JP H0729995Y2 JP 1988075621 U JP1988075621 U JP 1988075621U JP 7562188 U JP7562188 U JP 7562188U JP H0729995 Y2 JPH0729995 Y2 JP H0729995Y2
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JP
Japan
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drying chamber
drying
wall
room
laundry
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JP1988075621U
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JPH01178895U (ja
Inventor
芳秋 加茂
Original Assignee
芳秋 加茂
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は北国の家庭内において、太陽及び暖房などによ
る壁内の高温を利用した乾燥装置に関するものである。
(ロ)従来技術 従来から、押入の内容物自体に黴が発生することのない
ように、空気を還流させる技術は、実開昭59−116791号
公報において公知とされているのである。
全国各地で新築住宅が多く建造されて来ている昨今で
も、洗濯乾燥室まで作る敷地余裕はないのが現状であ
る。
その為室内に干すか、外に干す方法があるが、特に女性
用の下着は外に干すと盗難の恐れが有り、また室内で干
し乾燥している時などに突然の来客が有った時は大変気
まずい思いをすることがあるのである。このために近年
は電気式乾燥機も各家庭にみられる様になってきた。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし電気式乾燥器を購入する予算の関係、また購入し
てもその後の経済的負担が大きく、また外部乾燥は女性
用下着の盗難の恐れがあり、室内乾燥は美観の問題があ
るのである。
しかし下着までクリーニング店に出すことも大変であ
り、下着は毎日の様に着替えする物であり、毎日洗濯を
し、毎日干したいのであるが天候の関係上、北国の冬場
の洗濯は困難となるのである。
本考案は従来のこれらの不具合を解消するために家庭内
の壁と壁の間を利用し、間の温風を乾燥に使用して低コ
ストで楽にいつでも安心して乾燥せんとするものであ
る。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明する。
家屋の太陽側の外壁3と内壁4との間に乾燥室10を構成
し、該乾燥室10の室内側に室内空気を導入する空気導入
孔14を開口し、乾燥室10の上部に乾燥室10内の空気を屋
外に排出するパイプ12を開口し、該パイプ12の上部に換
気扇13を配置し、乾燥室10の室内側に乾燥室入口ドアー
11を開閉可能に配置し、更に乾燥室10の内側上部に洗濯
物を掛ける金具19を配置した。
(ホ)実施例 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明する。
第1図は本考案の乾燥装置の載置方法を示した断面図、
第2図は部屋の内部から見た正面図、第3図は部屋の斜
めから見た乾燥室内である。
第1図において、本考案の洗濯物乾燥装置の構成を説明
する。
第1図においては2階建ての家屋が開示されている。基
礎1の上に1階床6が構成され、該1階床6と2階床5
の間に1階7が構成されている。2階床5と天井裏9と
の間に2階8が構成されている。そして、1階7の壁部
に、本考案の乾燥室10が構成されている。
該1階7の壁部の中で、外側の太陽側の外壁3と、内側
の内壁4との間の、従来は断熱材等を介装する空間を、
やや厚めに構成して乾燥室10としているのである。天井
裏9の上には屋根2が配置されている。
寒冷地でも太陽側の壁と壁の間の温度は室内では1番高
く約30度位になっている。次に高温な所は天井裏9で25
度位である。
本考案の乾燥室10は、最も温度の高い太陽側の壁3と内
壁4の間との間に、第1図の如く装置して壁と壁との間
の高温を利用して下着類を乾燥する構造のものである。
本考案の乾燥室は、部屋との美観を保つために、部屋の
壁と同じ模様にすることで快適な部屋となり、洗濯物の
出し入れ作業も容易に行うことが出来、真冬でも1日に
3回以上も干し替えることができるのである。
以下本考案の乾燥装置の詳しい構造及びその作用を第1
図〜第3図に基づいて説明する。
乾燥室10は金属や樹脂製品等で構成して、太陽側の外壁
3と内壁4との間に載置してある。なお乾燥室10の側方
には、室内空気を取り入れる空気導入孔14を複数に構成
しており、また乾燥室10の上部に空気を吸い込むパイプ
12があり、このパイプ12の上部先端が換気扇13と結合し
ているので、壁内が結露及びカビになる心配はなく、ま
た脱水が不充分な洗濯物を入れた時に発生する水滴を取
る受皿15が乾燥室下部に構成されてある。
乾燥室入口ドアー11は乾燥室10にヒンジ16で結合させた
構成としている。ドアー11の内側中央部には、ドアー11
を止める金具17が有り、乾燥室10には止め金具17を受け
止める金具18を配置しているので、自由自在に開くこと
がない。20は乾燥室入口ドアー11を開閉する手掛けであ
る。
乾燥室内には、内側上部に洗濯物を掛けることの出来る
金具19を構成してあり、これに各下着等を掛けて乾燥が
出来る様に構成している。
第2図の様に、部屋の内壁4と同じ模様の建材でドアー
11の部屋面を統一することで部屋の美観を保つことが出
来て、さらに夜間などはドアー11を開けたままにしてお
くことにより乾燥がより早く、より多く出来るのであ
る。
(ヘ)考案の効果 上記の如く本件考案を構成したことにより、以下のよう
な効果を奏するのである。
第1に、室内の余分な温風を利用し、乾燥室10内の温度
を高温上昇させるので、早く、多くの洗濯乾燥が出来、
省エネルギー化が出来るのである。また、乾燥室10内を
高温にする為のヒーターや熱源を使用しないので、火災
の心配を少なくすることが出来たのである。
第2に、乾燥室10を壁内に構成したので、洗濯物の盗難
及び風による紛失がなくなったのである。
第3に、室内に洗濯物を干している場合のように、突然
の来客が有った場合に慌てるということがなくなったの
である。
第4に、雪の多い北国において、家族が多い家庭でも天
候に関係なく毎日洗濯が出来る様になったのである。
第5に、乾燥室10の内部に洗濯物を掛ける金具19を設け
たので、ハンガーに吊るした状態の下着等の洗濯もの
を、簡単に吊るすことが出来るのである。また、洗濯物
を掛ける金具19に掛けることにより、大量の洗濯物でも
干すことが出来るのである。また洗濯物がすべて上下方
向に吊るされることにより、乾燥室10の内部の温風の通
過方向が上下方向となり、各洗濯物の間を通過し易くな
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の乾燥装置の載置方法を示した断面図、
第2図は部屋の内部から見た正面図、第3図は部屋の斜
めから見た乾燥室内である。 1…基礎、2…屋根 3…太陽側の外壁、4…内壁 5…2階床、6…1階床 7…1階、8…2階 9…天井裏、10…乾燥室 11…ドアー、12…吸込パイプ 13…換気扇、14…空気導入孔 15…水受皿、16…ヒンジ 17…止め金具、18…受金具 19…物掛けパイプ、20…手掛け

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】家屋の太陽側の外壁3と内壁4との間に乾
    燥室10を構成し、該乾燥室10の室内側に室内空気を導入
    する空気導入孔14を開口し、乾燥室10の上部に乾燥室10
    内の空気を屋外に排出するパイプ12を開口し、該パイプ
    12の上部に換気扇13を配置し、乾燥室10の室内側に乾燥
    室入口ドアー11を開閉可能に配置し、更に乾燥室10の内
    側上部に洗濯物を掛ける金具19を配置したことを特徴と
    する洗濯物乾燥装置。
JP1988075621U 1988-06-07 1988-06-07 洗濯物乾燥装置 Expired - Lifetime JPH0729995Y2 (ja)

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JP1988075621U JPH0729995Y2 (ja) 1988-06-07 1988-06-07 洗濯物乾燥装置

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Publication Number Publication Date
JPH01178895U JPH01178895U (ja) 1989-12-21
JPH0729995Y2 true JPH0729995Y2 (ja) 1995-07-12

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ID=31300683

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59116791U (ja) * 1983-01-28 1984-08-07 水野 勝 押入れの乾燥装置

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Publication number Publication date
JPH01178895U (ja) 1989-12-21

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