JP3135087U - 物干しロッカー - Google Patents

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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

【課題】従来、洗濯物の乾燥は、洗濯機にて洗濯脱水をして天日乾燥を行っていたが、梅雨時等は乾燥しにくく、留守がちでは急な雨降りには対応できず、また、花粉症の人は外に干せないのが実情であり、また、近年ではドラム式乾燥機や、洗濯機能と乾燥機能を持つ機種が市販されているが、消費者のニーズを満足させるものでは無かった。
【解決手段】ロッカー1において、スイングドアに形成した空気流入口3と、流入する空気を加熱するために設けた加熱器4と、ロッカー1を仕切るように配設された複数のパウチング板5と、パウチング板5を貫通させて横設したハンガー吊り下げ棒6と、空気流出口7と、空気流出口7から排気するための送風機8とを備え、複数のパウチング板5には空気流入口3から空気流出口7で排気される間の空気流を上下と共に前後に蛇行させるように開口部5aを設けたものである。
【選択図】図1

Description

本考案は、物干しロッカーに関するものであり、更に詳細には、一般家庭や、理美容店、飲食店等から配出される少量の洗濯物を乾燥させるものであり、屋内や屋外に設置して用いる物干しロッカーに関するものである。
従来から、主として一般家庭から配出される洗濯物の乾燥は、洗濯機にて洗濯脱水をして天日乾燥を行うことが一般であったが、梅雨時等の湿度が高いときは室内外で乾燥させようとしてもなかなか乾燥しにくく、特に共働きのような留守がちの家庭では急な雨降りには対応できず、また、女性の下着等は外に干したくないものであり、更には、花粉症を患っている人は晴天でも外に干せないが実情である。
また、近年ではドラム式乾燥機や、洗濯機能と乾燥機能を併せ持つ機種が開発され市販されているが、乾燥に時間がかかったり、電気代がかかったりしており、また、洗濯した状態のまま乾燥させるためシワが残り、消費者のニーズを満足させるものでは無かった。
その為に、先に開示されている乾燥する衣類を収容できるロッカー様なものとして、乾燥庫8に送風する送風手段11と、乾燥庫内の衣類を乾燥する乾燥手段12と、送風手段と乾燥手段を経由した空気が乾燥庫に吹き出される吹き出し口13を備えており、風速が速いゾーン14と、風速が遅いゾーン15を設けたもので、風速が速いことで、風速が速いゾーン内では、厚物の衣類にとって、重なり合った部分にも風を流すことができ、更に、衣類の繊維に含浸している水分をも乾燥してくれるもの(特許文献1参照)や、壁パネル、天井パネル、床防水パン等をユニットとして構成しフレームを用いて結合し、また、乾燥室内部にコンセントを設け、床防水パンに排水接続パンを取り付け家庭用除湿乾燥機の排水を直接排水出来るようにし、また、温度センサー付き排気ファン及び吸気口を付ける事により、乾燥室内部の温度上昇を防ぐもの(特許文献2参照)や、上昇流を吹き出す吹出し口13及び下降流を吸い込む吸い込み口12を備え、箱体1内の下部に位置して低湿空気流を循環させる除湿乾燥ユニット10と、箱体1内に立設し上部に通気部5を備えた仕切り板4によって区画され、除湿乾燥ユニット10の吹出し口13より吹き出した低湿空気流が上昇して上部通気部5より流出する上昇風路を構成する第1の乾燥室6と、仕切り板4によって区画され、上部通気部5より流入した低湿空気流が下降して除湿乾燥ユニット10の吸い込み口12より吸い込まれる下降風路を構成する第2の乾燥室7とからなるもの(特許文献3参照)がある。
特開2001−347100号公報 特開2004−283380号公報 特開2005−329104号公報
然し乍ら、特許文献1では、乾燥庫8に送風手段11と、乾燥手段12と、吹き出し口13を備えており、風速が速いゾーン14と、風速が遅いゾーン15を設けたもので、風速が速いゾーン内では、厚物の衣類にとって、重なり合った部分にも風を流すことができるものであるが、洗濯物は冬と夏とでは厚みも違い、絶えず一定のものでないので使い勝手が疑問であり、特許文献2では、ユニット型組立式衣料乾燥室であり、温度センサー付き排気ファン及び吸気口を付ける事により、乾燥室内部の温度上昇を防ぐものあるが、空気流は単に通り抜けるのみのものであり、更に、特許文献3ものは、箱体1内に低湿空気流を循環させる除湿乾燥ユニット10を備えて、上昇流と下降流を構成するものであるが、空気流は循環しているだけのもので効率的とは言えないものである。
本考案の物干しロッカーは、前述の課題に鑑み、鋭意研鑽の結果、ヒンジ部を介装したスイングドアを備えたロッカーにおいて、スイングドアの一側下方辺に形成した空気流入口と、空気流入口から流入する空気を加熱するために設けた加熱器と、仕切るように間隔を有して配設された複数のパウチング板と、複数のパウチング板を貫通させて横設したハンガー吊り下げ棒と、ロッカーの他側面上方辺に形成した空気流出口と、空気流出口に備えた送風機と、を備え、複数のパウチング板には空気流入口から流入して空気流出口で排気される間の空気流を上下と共に前後に蛇行させるように開口部を設けたものである。
本考案の物干しロッカーは、スイングドアを備えたロッカーに、空気流入口と、加熱器と、仕切るように配設された複数のパウチング板と、ハンガー吊り下げ棒と、空気流出口と、送風機とを備え、複数のパウチング板には空気流入口から流入して空気流出口で排気される間の空気流を上下と共に前後に蛇行させるように開口部を設けたことにより、空気流を高効率で利用して乾燥させることが可能であり、且つ、ハンガーに吊した状態で乾燥させることができシワができにくく、また、共働きのような家庭では夜寝るときにタイマーをセットすれば翌朝には乾燥しており、加えて、梅雨や湿気の多い日にもロッカーに吊すだけで乾燥でき、更には、深夜電力契約を利用することにより電気代も節約できるものであり、画期的で実用性の高い考案である。
以下、本考案の物干しロッカーの実施例の図面によって具体的に説明すると、図1は本考案の物干しロッカーの実施例の内部の正面説明図であり、図2は本考案の物干しロッカーの実施例の内部の平面説明図であり、図3は本考案の物干しロッカーの実施例の正面図である。
本考案は、物干しロッカーに関するものであり、更に詳細には、一般家庭や、理美容店、飲食店等から配出される少量の洗濯物Aを乾燥させるものであり、屋内や屋外に設置して用いる物干しロッカーに関するものであり、ヒンジ部2aを介装したスイングドア2を前面に備えたロッカー1において、前記スイングドア2の一側下方辺に形成した空気流入口3と、該空気流入口3から流入する空気を加熱するために設けた加熱器4と、前記ロッカー1のスイングドア2と直交する縦方向に仕切るように間隔を有して配設された複数のパウチング板5と、該複数のパウチング板5を貫通させて前記ロッカー1の天板の直下中央に横設したハンガー吊り下げ棒6と、前記ロッカー1の他側面上方辺に形成した空気流出口7と、該空気流出口7から排気するための送風機8と、を備え、前記複数のパウチング板5には空気流入口3から流入して空気流出口7で排気される間の空気流を上下と共に前後に蛇行させるように開口部5aを設けたことを特徴とするものである。
即ち、本考案の実施例の物干しロッカーのロッカー1は、汎用されているスチール製のロッカー1と同様なのもので、図1に図示のように、前面の両側の上下に夫々ヒンジ部2aを介装して両開きのスイングドア2を備えたもので、サイズは限定するものではないが、略縦1800mm、巾1000mm、奥行き550mm程度のものが好適なものである。
そして、空気流入口3は、ロッカー1のスイングドア2の一側下方辺に形成しているもので、図示した実施例では、左側の下方辺に形成したものであり、風量調整用や異物の吸い込みを防止させるためにフィンやフィルター等を設けても構わないものである。
次に、加熱器4は、前記空気流入口3から流入する空気を加熱するための電熱器であるが、湿度の低い時や、乾燥が長時間かかっても構わない時は、使用する必要がないもので、後述する送風機8のみでも充分乾燥できるものである。
次いで、複数のパウチング板5は、ロッカー1のスイングドア2と直交する縦方向に、つまり、前後方向を仕切るように適宜な間隔を有して配設されているもので、実施例では、2枚のパウチング板5を用いて、3つのスペースを形設しているものであるが、少なくとも2枚のパウチング板5を備えるもので、その数は任意のものである。
更に、ハンガー吊り下げ棒6は、夫々洗濯物Aを通したハンガーを多数吊り下げるためのもので、丸棒状でもハンガーのフックを挿通させるように孔を穿設した鍔状のものを突設したものでも良く、少なくともロッカー1の天板の直下中央に複数のパウチング板5を貫通させて横設したもので、図1に図示するように、上下方向の中央辺にもう一本併設して多数の洗濯物Aを乾燥させるようにしても構わないものである。
更には、空気流出口7は、ロッカー1の他側面上方辺に形成したもので、前記空気流入口3から最も遠位置に設けることが好適なのもので、図示する実施例では、ロッカー1の左側の下方辺に形成した空気流入口3に対して右側面の上方辺に設けたものであり、空気流入口3と同様に風量調整用のフィン等を設けても構わないものである。
また、送風機8は、空気流出口7に備えロッカー1内の空気を排気するためのもので、空気流出口7の中に位置させたモーター駆動のファンであり、ロッカー1内の空気を排気することで内部に空気の流通を形成し、空気流入口3から外気を取り入れるものである。
そして、開口部5aは、複数のパウチング板5に夫々開口させるもので、空気流入口3から流入して空気流出口7で排気される間の空気流を上下と共に前後に蛇行させるように設けたもので、つまり、図1と図2に図示する実施例ではパウチング板5を2枚備えて3つのスペースに仕切っており、空気流入口3に近い1枚目のパウチング板5では、上方の奥側に開口させ、2枚目のパウチング板5には下方の手前に開口させたもので、空気流を矢示するように、上下と共に前後にも蛇行させているものである。
本考案の実施例の物干しロッカー1は、屋内でも、風雨に余りさらされない屋外などに設置するもので、一般のロッカー1と同様に、スイングドア2を開いて、夫々洗濯物Aを通した多数のハンガーをハンガー吊り下げ棒6に吊り下げ、送風機8を駆動させることにより、空気流入口3から取り入れた外気を空気流出口7で排気される間の空気流を蛇行させるものである。
そして、洗濯物Aを短時間で乾燥させたいような場合は、加熱器4の電源を入れて流入してくる空気を昇温させるもので、送風機8や加熱器4の電源は商業電源から取り、湿度センサーやタイマー等を適宜介装させることで無駄な消費電力を使用しないものである。
本考案の物干しロッカーは、スイングドアと、空気流入口と、加熱器と、仕切るように配設された複数のパウチング板と、ハンガー吊り下げ棒と、空気流出口と、送風機とを備え、複数のパウチング板には空気流入口から流入して空気流出口で排気される間の空気流を上下と共に前後に蛇行させるように開口部を設けたことにより、一般家庭や、理美容店、飲食店等から配出される洗濯物を高効率で乾燥させることが可能であり、且つ、ハンガーに吊した状態で乾燥させることができシワを防ぎ、また、夜寝るときにタイマーをセットすれば翌朝には乾燥しており、梅雨や湿気の多い日にもロッカーに吊すだけで乾燥でき、更には、深夜電力契約を利用することにより電気代も節約できる物干しロッカーを提供するものである。
図1は本考案の物干しロッカーの実施例の内部の正面説明図である。 図2は本考案の物干しロッカーの実施例の内部の平面説明図である。 図3は本考案の物干しロッカーの実施例の正面図である。
符号の説明
A 洗濯物
1 ロッカー
2 スイングドア
2a ヒンジ部
3 空気流入口
4 加熱器
5 パウチング板
5a 開口部
6 ハンガー吊り下げ棒
7 空気流出口
8 送風機

Claims (1)

  1. ヒンジ部を介装したスイングドアを前面に備えたロッカーにおいて、前記スイングドアの一側下方辺に形成した空気流入口と、該空気流入口から流入する空気を加熱するために設けた加熱器と、前記ロッカーのスイングドアと直交する縦方向に仕切るように間隔を有して配設された複数のパウチング板と、該複数のパウチング板を貫通させて前記ロッカーの天板の直下中央に横設したハンガー吊り下げ棒と、前記ロッカーの他側面上方辺に形成した空気流出口と、該空気流出口から排気するための送風機と、を備え、前記複数のパウチング板には空気流入口から流入して空気流出口で排気される間の空気流を上下と共に前後に蛇行させるように開口部を設けたことを特徴とする物干しロッカー。
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