JP2011101785A - 衣類の乾燥方法と衣類の乾燥システム - Google Patents
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Abstract
【課題】住宅に使用される衣類を室内で乾燥させる装置において、生活動線や時間等に関係なく室内で衣類の乾燥ができ、屋外で着用した衣類も室内で抵抗なく乾燥できる乾燥方法と衣類の乾燥システムを提供することを目的とする。
【解決手段】外部から出入りする開口部3と、土間2と、室内空間1の空気を循環させる送風ユニット5と、室内空間1の空気を排気する排気手段としての換気扇10とを室内空間1に備え、送風ユニット5は循環気流の出口である吹出口8を有し、吹出口8から吹出される気流が衣類12にあたるように衣類12を配置するという構成にしたことにより、生活動線や時間等に関係なく室内で衣類の乾燥ができ屋外で着用した衣類も室内で抵抗なく乾燥できる衣類の乾燥システムが得られる。
【選択図】図2
【解決手段】外部から出入りする開口部3と、土間2と、室内空間1の空気を循環させる送風ユニット5と、室内空間1の空気を排気する排気手段としての換気扇10とを室内空間1に備え、送風ユニット5は循環気流の出口である吹出口8を有し、吹出口8から吹出される気流が衣類12にあたるように衣類12を配置するという構成にしたことにより、生活動線や時間等に関係なく室内で衣類の乾燥ができ屋外で着用した衣類も室内で抵抗なく乾燥できる衣類の乾燥システムが得られる。
【選択図】図2
Description
本発明は、衣類を室内で乾燥させる装置に関するものである。
近年、天候や屋外空気汚染や有職主婦の増加や防犯上の問題または生活スタイルの変化などに伴い、衣類を室内で乾燥させたいといった要望が多くなってきている。
従来、この種の衣類を室内で乾燥させる装置は、浴室内で衣類を乾燥させるために浴室内の天井に備えられたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図7に示すように、浴室101に備えられた浴室換気乾燥機102は換気ファン103と循環ファン104と加熱手段としての熱交換器105と湿度検知手段が備えられ、循環ファン104で熱交換器105を通過した浴室空気を加熱し、浴室内の水蒸気を換気ファン103で排気することで、浴室に吊るされた衣類を乾燥させるものである。
このような従来の衣類を室内で乾燥させる装置においては、浴室空間を加熱とともに換気を行なうことにより浴室内部に吊り干された衣類を乾燥させる構成となっていたので、衣類を入浴しないときに衣類を乾燥するのが一般的であった。
従って、夜の入浴や朝のシャワーなど、浴室を使用するときには、衣類の乾燥ができず、衣類を乾燥する時間が限られてしまう。また、乾燥した衣類を浴室に置いておけないために、入浴やシャワーのたびに洗濯を移動しなければならない作業負担が大きい。
また、雨に濡れた屋外で着用した衣類も干す場合があるが、清潔空間である浴室で、屋外で着用した衣類を干すことは不潔なイメージがあり、浴室で干すことに抵抗がある課題を有していた。
そこで本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、入浴時間に関係なく、生活動線や時間に関係なく室内で衣類の乾燥ができ、屋外で着用した衣類も室内で抵抗なく容易に乾燥できる衣類の乾燥方法と衣類の乾燥システムを提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、外部から出入りする開口部と、土間を有する室内空間に、この室内空間の空気を循環させる送風手段と、室内空間の空気を排気する排気手段を備え、室内空間内に干した衣類を送風手段からの循環気流と、排気手段による室内空間の空気の排気により乾燥させる衣類の乾燥方法であり、これにより所期の目的を達成するものである。
また本発明は、外部から出入りする開口部と、土間と、衣類支持手段と、室内空間の空気を循環させる送風手段と、室内空間の空気を排気する排気手段とを室内空間に備え、衣類支持手段には衣類が支持され、送風手段は循環気流の出口である吹出口を有し、吹出口から吹出される気流が衣類にあたるように衣類支持手段を配置した衣類の乾燥システムであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、外部から出入りする開口部と、土間と、物干し竿と、室内空間の空気を循環させる送風手段と、室内空間の空気を排気する排気手段とを室内空間に備え、物干し竿には衣類が吊り下げられ、送風手段は循環気流の出口である吹出口を有し、吹出口から吹出される気流が衣類にあたるように前記衣類を配置したことにより、天気の悪い日でも送風により衣類の湿気を飛ばし、その湿気を排気することにより衣類の乾燥を行うことができる。また、雨に濡れた屋外で着用した衣類も抵抗なく乾燥することができる。
本発明の請求項1記載の衣類の乾燥方法は、外部から出入りする開口部と、土間を有する室内空間に,この室内空間の空気を循環させる送風手段と、室内空間の空気を排気する排気手段を備え、室内空間内に干した衣類を送風手段からの循環気流と、排気手段による室内空間の空気の排気により乾燥させる方法である。
これにより、天気の悪い日でも送風により衣類の湿気を飛ばし、その湿気を排気することにより衣類の乾燥を行うことができる。更に、雨に濡れた外着も抵抗なく乾燥することができるという効果を奏する。
また、外部から出入りする開口部と、土間と、衣類支持手段と、室内空間の空気を循環させる送風手段と、室内空間の空気を排気する排気手段とを室内空間に備え、衣類支持手段には衣類が支持され、送風手段は循環気流の出口である吹出口を有し、吹出口から吹出される気流が衣類にあたるように衣類支持手段を配置するという衣類の乾燥システムである。これにより、天気の悪い日でも送風により衣類の湿気を飛ばし、その湿気を排気することにより衣類の乾燥を行うことができる。更に、雨に濡れた外着も抵抗なく乾燥することができるという効果を奏する。
また、開口部前の土間に、人が出入りする一定の空間を空けて、衣類を配置するという構成にしてもよい。これにより、土間に衣類を干しても、外部との出入りを阻害することなく衣類を干すことができるという効果を奏する。
また、土間に接し立ち上がる壁面の近傍空間に、物干し竿の軸方向が、壁面と略平行となるように配置するという構成にしてもよい。これにより、大量の衣類を干すために空間を最小限にすることができる効果を奏する。
また、衣類の上方空間の天井に、吹出口を配置するという構成にしてもよい。これにより、土間に落ちた衣類などの水や、土間に配置したかさ立ての乾燥ができるという効果を奏する。
また、吹出口はスリット状であって、吹出口の長手方向が壁面と略平行となるように配置するという構成にしてもよい。これにより、物干し竿に干された複数の衣類に対して満遍なく送風気流が当たることとなるので衣類に乾きムラがなくなるといった効果を奏する。
また、吹出口に気流方向を変化させる風向偏向手段を備えたという構成にしてもよい。これにより、物干し竿を並行に二本並べた場合でも均等に送風気流が当たることとなるので、衣類が多い場合であっても衣類の乾きムラを少なくできるといった効果を奏する。
また、排気手段に湿度センサーを備えた換気扇を備える構成にしてもよい。これにより、衣類から発生した湿気を確実に排気する効果を奏する。
また、給排気の熱交換型の換気扇を備える構成にしてもよい。これにより、排気に伴う給気において、熱交換により、冬の寒い外気が室内空間に入ることを防ぐ効果を奏する。
また、送風手段にフィルターを備える構成にしてもよい。これにより、屋外で着用した衣類に送風を当てて乾燥させるときに空間に広がる花粉や埃を循環気流により捕集し清潔に乾燥できる効果を奏する。
また、室内空間の近傍に別の空間を配置し、別の空間に換気扇を備え、室内空間と別の空間との間には開口部を備えるという構成にしてもよい。これにより、排気手段を室内空間に備える必要がなくなるので、イニシャルコストの削減ができるという効果を奏する。
また、送風手段の動作に連動し、換気扇が動作を開始するという構成にしてもよい。これにより、換気扇の発停操作を新たに実施する必要がないので、作業者の操作内容を軽減できるという効果を奏する。
また、土間を有する室内空間に、人が出入りする一定の空間と乾燥空間を備え、人が出入りする一定の空間と乾燥空間の間に、下方に通風路を設けた扉を備え、乾燥空間の上方に排気手段と送風手段と衣類支持手段とを備える構成にしてもよい。これにより、扉の下方の通風路からの風の流れで、乾きにくい衣類の下部が乾きやすくなり、人が出入りする空間と仕切られることにより見栄えが良いという効果を奏する。
また、土間を有する室内空間に、人が出入りする一定の空間と乾燥空間を備え、乾燥空間の上方に排気手段と送風手段と衣類支持手段とを備え、衣類支持手段には衣類が支持され、衣類の側面に送風するための、送風手段と連通する送風口を設けた送風扉を、人が出入りする一定の空間と乾燥空間の間に備える構成にしてもよい。これにより、送風扉の送風口からの送風による風の流れで、乾きにくい衣類の側面と下部が乾きやすくなり、人が出入りする空間と仕切られることにより見栄えが良いという効果を奏する。
また、土間にドレンパンを備え、ドレンパンの上方に送風手段と衣類保持手段を備える構成にしてもよい。これにより、レインコート等の大量に濡れた衣類を干した時や、ドレンパンに長靴などの雨具を置いて乾燥する時に、土間一面をぬらすことなく乾燥ができる効果を奏する。
また、土間に接し立ち上がる壁面の近傍空間に、衣類支持手段の軸方向が、壁面と略平行となるように上下二段に配置する構成にしてもよい。これにより、一段と同じ平面空間で大量の衣類を乾燥できるとう効果を奏する。
また、土間に接し立ち上がる壁面に、衣類支持手段の軸方向と略平行となるように送風手段を備える構成にしてもよい。これにより、衣類保持手段を上下二段に配置した時に上下に均等に送風できるという効果を奏する。
また、土間にクローゼットを備え、吊るした衣類の下方及び側面がクローゼットに触れないように衣類支持手段を配置し、送風手段を前記クローゼットの開口部と衣類保持手段に吊るした衣類に送風できるように配置した構成にしてもよい。これにより、衣類を乾燥していない時にクローゼットの開口部に送風し、クローゼット内部の靴やコート等に風をあててにおい発生の元になる菌の増殖の原因になる湿気を飛ばすことができる効果を奏する。
また、送風手段に湿度検知手段を備える構成にしてもよい。これにより、衣類から発生した湿気を検知することで衣類の乾燥状況を把握することができ、効率的に衣類乾燥の運転をできるという効果を奏する。
また、送風手段にタイマー手段を備える構成にしてもよい。これにより、使用者のライフスタイルに応じた運転をすることできるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における衣類の乾燥システムの平面を示す構成図であり、図2は、本発明の実施の形態1における衣類の乾燥システムの構成を示すX―X´断面図であり、図3は、本発明の実施の形態1における衣類の乾燥システムの構成を示すY−Y´断面図である。
図1は、本発明の実施の形態1における衣類の乾燥システムの平面を示す構成図であり、図2は、本発明の実施の形態1における衣類の乾燥システムの構成を示すX―X´断面図であり、図3は、本発明の実施の形態1における衣類の乾燥システムの構成を示すY−Y´断面図である。
図1および図2に示すように、室内空間1には外部から出入りする開口部3と、土間2と、室内空間1と隣接する隣接空間4が設置されている。そして、室内空間1の天井11には、室内空間1の空気を排気する排気手段としての換気扇10と、室内空間1の空気を循環させる送風手段である送風ユニット5が備えられている。送風ユニット5は吸込口6とクロスフローファン7と吹出口8とが連通する構成となっており、吸込口6から室内空間1の空気を吸込み、クロスフローファン7で加圧送風され、吹出口8から室内空間1へ気流が吹出される。また、吸込口6には室内空間1から空気と共に流入する埃を除去するためのフィルター9が備えられている。
図2および図3に示すように、衣類支持手段である物干し竿13は、土間2の上方空間にあって、土間2に接し立ち上がる壁面17の近傍空間に配置されている。
この近傍空間とは、物干し竿13はその竿方向の軸線Aが水平となるように、壁18を橋渡しする形で固定されており、物干し竿13が固定されている位置としては、高さ方向では一般的な大人であれば容易に衣類の吊り干し作業を実施できる高さである。
一方、水平方向では、図1と図2に示すように、物干し竿13はその軸方向が壁面17と略平行となるように配置されている。そして、壁面17と物干し竿13との水平距離は、一般的な衣類がハンガー14に干された状態でも衣類12が開口部3に接触することのない距離であり、例えば開口部3を基準として400mm程度である。
このような構成によれば、天気の悪い日でも送風により衣類の湿気を飛ばし、その湿気を排気することにより衣類の乾燥を行うことが出来る。
また、雨に濡れた屋外で着用した衣類も抵抗なく乾燥することができる。
また、大量の衣類を干すために空間を最小限にすることができる。
また、土間は、屋内の廊下と違い土足で出入りするので耐水性があり、水の雫が落ちる手洗い衣類や、水の雫が垂れる雨に濡れた屋外で着用した衣類を干して水に濡れても床を傷めることがない。
また、屋外で着用した衣類に送風を当てて乾燥させるときに空間に広がる花粉や埃を循環気流により捕集し清潔に乾燥できる。
図1及び図2に示すように、送風ユニット5と物干し竿13は、土間に開口部3から隣接空間4へ人が出入りできる空間を開けて配置している。
このような構成によれば、土間2に衣類を干しても、外部との出入りを阻害することなく衣類を干すことができる。
また、室内空間1の天井11には送風ユニット5が備えられているが、衣類12の上方に吹出口8が位置するように送風ユニット5が配置されている。そして送風ユニット5に備えられたクロスフローファン7を運転させることで、床面19の上面に気流が到達し、土間に落ちた土間に落ちた衣類などの水や、土間に配置したかさ立ての乾燥ができる。
なお、衣類12を物干し竿13に吊るさずに送風ユニット5に備えられたクロスフローファン7を運転させることで、土間2の上面により多くの気流が到達し、土間2に置いたたらいなどの洗濯用具を早く乾燥させることも可能となる。
図1に示すように、送風ユニット5に備えられている吹出口8の開口形状はスリット形状であり、吹出口8のスリット形状に対する長手方向が開口部3と略平行となるように配置されている。従って、開口部3に対して、物干し竿13の軸線Aと吹出口8のスリット形状に対する長手方向とのどちらも略平行に位置しており、吹出口8から吹出される気流が物干し竿13の軸方向に対して均等に当たる構成となっている。
このような構成によれば、物干し竿に干された複数の衣類に対して満遍なく送風気流が当たることとなるので衣類に乾きムラがなくなる。
なお、実施の形態1では、排気手段に換気扇を用い、換気扇を運転することで室内の水蒸気を屋外へ排出したが、換気扇にかえて室内空間1に備えられた窓を用い、窓を開閉することで室内の水蒸気を屋外へ排出してもよく、その作用効果に差異を生じない。
なお、衣類支持手段を物干し竿としたが、吊り下げハンガーや物干しスタンドなど、洗濯物を同様な位置に配置できるものであればよい。
(実施の形態2)
図4において、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図4において、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図4は、本発明の実施の形態2における衣類の乾燥システムの断面を示す構成図を示し、図4の開口部3の近傍空間には衣類12aを吊り干すための物干し竿13aが備えられているとともに、物干し竿13aと略並行に、衣類12aと衣類12bが接しない程度に近接して、衣類12bを吊り干すための物干し竿13bが備えられている。衣類12aと衣類12bは、衣類を物干し竿につるす時に風を当てるためにある程度間隔を開けて吊るす。
また、図4において、室内空間1の天井11には送風ユニット5が備えられている。そして、送風ユニット5の吹出口8には、室内空間1に対し吹出口8から出される気流方向を変化させる風向偏向手段としての風向ルーバー22が備えられている。風向ルーバー22は吹出口8のスリット形状に対する長手方向と平行なる軸を中心に、一定範囲の角度幅(例えば30°〜60°)を一定時間間隔(例えば、5秒から10秒程度の周期)で往復動作を行なう。また図示していないが、風向ルーバー22の駆動手段としてはステッピングモータなどが用いられる。
前記構成において、送風ユニット5の吹出口8から吹出される気流は、広角な範囲に対してその風向を変化させることができ、平面視で物干し竿13aと物干し竿13bとの中央位置に送風ユニット5を配置することにより、物干し竿13aと物干し竿13bに吊り干されたいずれの衣類12a、12bに均等に気流が当たることとなり、衣類12a、12bのいずれに対しても乾燥を促進することが可能となる。
このような構成によれば、吹出口8に気流方向を変化させる風向偏向手段としての風向ルーバー22を備えることにより、物干し竿13a、13bを並行に二本並べた場合でも衣類12a、12bに均等に送風気流が当たることとなり、大量の衣類を干しても、衣類の乾きムラを少なくできる。
(実施の形態3)
図5において、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図5において、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図5は、本発明の実施の形態3における衣類の室内乾燥システムの断面を示す構成図を示し、天井11には湿度センサー26を備えた、熱交換型換気扇25が備えられている。この熱交換型換気扇25には、外気と連通した給気ダクト27と排気ダクト28を備え、熱交換型換気扇25には、室内からの排気と屋外からの給気の熱を交換する熱交換素子29を備えている。
このような構成によれば、衣類から発生した湿気の量を湿度センサー26により検知できるので、湿気を確実に排気できる。
また、排気に伴う給気において、冬の寒い外気を給気する時に、熱交換素子29による給気と排気の熱交換により、寒い外気が給気により室内に入ってくることを防ぐことで、冬でも室内での衣類乾燥を行うことができる。
(実施の形態4)
図6において、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図6において、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図6は、本発明の実施の形態4における衣類の乾燥システムの断面を示す構成図である。
図6に示すように、室内空間1と隣接して隣接空間4が配置され、隣接空間4に隣接して、空間31が配置されている。室内空間1と隣接空間4と空間31との間が通風可能な開口部により連通されており、室内空間1と隣接空間4と空間31は、通風手段としての通風経路32を有している。
また、空間31の天井には換気扇10が備えられ、換気扇10を運転させることにより空間31の空気が屋外へ排出されるに伴って、通風手段としての通風経路32を介して室内空間1の空気が隣接空間4に移動し、更に空間31へ移動する。従って、室内空間1の空気が通風経路32により隣接空間4と空間31を介して屋外へ排出されることとなり、衣類12から発生する水蒸気を適切に排出することができる。
このような構成によれば、空間31に換気扇10を備えることにより、排気手段を室内空間1に備える必要がなくなるので、イニシャルコストを削減することができる。
また、送風手段としてのクロスフローファン7の運転に連動して電源を出力する連動端子(図示せず)が送風ユニット5に備えられ、連動端子と換気扇10とが結線されており、クロスフローファン7の動作に連動して換気扇10が運転を開始する構成となっており、換気扇10の運転操作を新たに実施する必要がないので、作業者の操作内容を軽減することができる。
なお、室内空間1と隣接空間4の間の通風可能な開口部は、通風路としてのガラリを備えたドアであってもよい。
なお、隣接空間4と空間31の間の通風可能な開口部は、通風路としてのガラリを備えたドアであってもよい。
なお、一般的に、室内空間1を玄関ホールとし、隣接空間4は廊下、空間31はトイレや洗面所等のサニタリーとし、サニタリーに換気扇を備えることで実現可能である。
(実施の形態5)
図8において、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図8において、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図8は、本発明の実施の形態5における衣類の乾燥システムの断面を示す構成図である。
図8に示すように、土間2を有する室内空間1は、開口部3を備えた人が出入する一定空間と乾燥室41を備え、開口部3を備えた人が出入りする一定の空間と乾燥室41は、下方に通風口43を設けた扉42により区切られた構成となっている。そして、乾燥室41の天井11には、乾燥室41の空気を排気する排気手段としての換気扇10と、衣類を送風乾燥させる送風手段である送風ユニット5が備えられている。
また、図8に示すように衣類12を乾燥させるための衣類支持手段である物干し竿13は、乾燥室41の中の土間2の上方空間にあって、土間2に接し立ち上がる壁面17の近傍空間に配置されている。
このような構成によれば、扉42の下方の通風口43からの風の流れで、乾きにくい衣類の下部が乾きやすくなる。
また、人が出入する一定の空間と乾燥室41が扉42で仕切られているので乾燥室中に見栄えが良い。
また、衣類乾燥後に次の衣類乾燥までに衣類を保管しておいても見栄え良く保管することができる。
なお、天井11に排気手段としての換気扇10を備えたが、乾燥室41の空間内にあって吊り下げた衣類の上下方向の中心より概ね上方であれば、壁に換気扇10を備えても良い。
なお、扉42に設けた通風口43の形状は、物干し竿13に干した多くの衣類12に当たり易いようにスリット形状であることが望ましい。
(実施の形態6)
図9において、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図9において、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図9は、本発明の実施の形態6における衣類の乾燥システムの断面を示す構成図である。
図9に示すように、土間2を有する室内空間1は、開口部3を備えた人が出入する一定空間と乾燥室41を備え、乾燥室41の天井11には、乾燥室41の空気を排気する排気手段としての換気扇10を備えた構成になっている。
また、開口部3を備えた人が出入りする一定の空間と乾燥室41は、送風ユニット5と連通して衣類12の側面から送風乾燥させる数個の送風口52を備えた送風扉51により区切られた構成となっている。
また、図9に示すように衣類12を乾燥させるための衣類支持手段である物干し竿13は、乾燥室41の中の土間2の上方空間にあって、土間2に接し立ち上がる壁面17の近傍空間に配置されている。
このような構成によれば、送風扉51に備えた数個の送風口52からの、側面の広範囲の送風により、衣類12が乾きやすくなる。
また、人が出入する一定の空間と乾燥室41が送風扉51で仕切られているので乾燥室中に衣類12を干しても見栄えが良い。
また、衣類乾燥後に次の衣類乾燥までに衣類12を保管しておいても見栄え良く保管することができる。
なお、天井11に排気手段としての換気扇10を備えたが、乾燥室41の空間内にあって吊り下げた衣類12を中心として反対方向であれば、壁に換気扇10を備えても良い。
なお、送風扉51に備えた送風口52の形状は、物干し竿13に干した多くの衣類12に当たり易いように広範囲に設けることが望ましい。
尚、送風扉51は、衣類の側面の送風できる程度の高さでよいが、更に見栄えよくするために天井から土間までを仕切る扉でも良い。
尚、送風扉51は、衣類12を物干し竿13に干すために開閉できるものとし、閉状態で送風ユニット5と連通して送風口から送風ができれば、上下開閉方式や左右スライド方式等どのような開閉方法を採用しても良い。
(実施の形態7)
図10において、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図10において、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図10は、本発明の実施の形態7における衣類の乾燥システムの断面を示す構成図である。
図10に示すように、室内空間1の天井11には、室内空間1の空気を排気する排気手段としての換気扇10と、衣類を送風乾燥させる送風手段である送風ユニット5が備えられている。
また、図10において、衣類支持手段である物干し竿13は、土間2の上方空間にあって、土間2に接し立ち上がる壁面17の近傍空間に配置され、物干し竿13の吊るした衣類12の下方の土間2の上にはドレンパン53が設置されている。
また、図10において、送風ユニット5の吹出口8には、室内空間1に対し吹出口8から出される気流方向を変化させる風向ルーバー22が備えられている。風向ルーバー22は吹出口8のスリット形状に対する長手方向と平行なる軸を中心に、一定範囲の角度幅(例えば30°〜60°)風向を変化させることができる。また図示していないが、風向ルーバー22の駆動手段としてはステッピングモータなどが用いられる。
前記構成において、送風ユニット5の吹出口8から吹出される気流は、高さ方向に対してその風向を変化させることができ、衣類乾燥をするときは衣類12に気流が当たることとなり、床面を乾燥するときにはドレンパン53に気流が当たることになり衣類12とドレンパン53のいずれに対しても乾燥を促進することが可能となる。
このような構成によれば、吹出口8に気流方向を変化させる風向ルーバー22を備えることにより、衣類12に気流をあてて乾燥を促進させるだけでなく、レインコート等の大量に濡れた衣類を干した時にドレンパン53に落ちた水や、ドレンパンに長靴などの雨具を置いて乾燥することができる。
また、ドレンパン53によりレインコート等の大量に濡れた衣類を干した時に落ちた水により土間2を濡らすことなく乾燥させることができる。
なお、ドレンパン53を乾燥するときの送風ユニット5からの気流は、衣類12を乾燥する気流に対して風速を早くする制御により床面まで到達させることができる。
なお、ドレンパン53の平面の大きさは、平面視で衣類12を最大量干したときの平面面積同等以上にして衣類12から落ちる水をすべてドレンパン53で受けることが好ましい。
(実施の形態8)
図11において、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図11において、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図11は、本発明の実施の形態8における衣類の乾燥システムの断面を示す構成図である。
図11に示すように、開口部3の近傍空間には衣類12aを吊り干すための物干し竿13aが備えられているとともに、物干し竿13aと略並行で物干し竿13aの下側に、衣類12aと接しない程度に近接して、衣類12bを吊り干すための物干し竿13bが備えられている。
また、図11において、室内空間1の壁面17には送風ユニット5が備えられている。そして、送風ユニット5の吹出口8には、室内空間1に対し吹出口8から出される気流方向を変化させる風向ルーバー22が備えられている。風向ルーバー22は吹出口8のスリット形状に対する長手方向と平行なる軸を中心に、一定範囲の角度幅(例えば30°〜60°)を一定時間間隔(例えば、5秒から10秒程度の周期)で往復動作を行なう。また図示していないが、風向ルーバー22の駆動手段としてはステッピングモータなどが用いられる。
前記構成において、送風ユニット5の吹出口8から吹出される気流は、広角な範囲に対してその風向を変化させることができ、垂直視で物干し竿13aと物干し竿13bとの中央位置に送風ユニット5を配置することにより、物干し竿13aと物干し竿13bに吊り干されたいずれの衣類12a、12bに均等に気流が当たることとなり、衣類12a、12bのいずれに対しても乾燥を促進することが可能となる。
また、図11において、送風ユニット5に湿度センサー26とタイマー61を備えた構成になっている。
このような構成によれば、吹出口8に気流方向を変化させる風向ルーバー22を備えることにより、物干し竿13a、13bを上下二段に二本並べた場合でも衣類12a、12bに均等に送風気流が当たることとなり、大量の衣類を干しても、衣類の乾きムラを少なくできる。
また、衣類から発生した湿気の量を送風ユニット5に備えた湿度センサー26により検知することにより、衣類からの湿気の発生量に応じて、送風ユニット5の風量を制御することができる。例えば、衣類乾燥初期の湿度発生量が多い時は、大風量の送風により衣類乾燥を促進し、衣類乾燥後期の湿度発生量が少ない時は、少風量の送風により省エネで衣類乾燥することが可能である。
また、任意の時間設定に基づいて送風ユニット5の送風を停止させることができるタイマー61を備えることにより、使用者が運転時間を任意に設定できる。例えば、設定時間の経過後に送風を自動的に停止させたり、設定時間の経過後に自動的に運転開始させたりすることができ、使用者のライフスタイルに応じた運転をすることができる。
なお、衣類を上下二段に干すことができるが、手洗い衣類や雨具など水滴の落ちる衣類を干す場合、下の段に干すことにより他の衣類に影響することなく乾燥することが可能となる。
(実施の形態9)
図12において、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図12において、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図12は、本発明の実施の形態9における衣類の乾燥システムの断面を示す構成図である。
図12に示すように、室内空間1の天井11には、室内空間1の空気を排気する排気手段としての換気扇10と、衣類を送風乾燥させる送風手段である送風ユニット5が備えられている。
また、図12において、土間2にあって土間2に接し立ち上がる壁面17を背面とし、前面が開口可能なクローゼット62が備えられ、衣類支持手段である物干し竿13は、土間2の上方空間のクローゼット62の前面にあって、物干し竿13に吊るした衣類12の下方及び側面がクローゼット62の開口部の開閉手段に触れないような近接空間に配置されている。
また、図12において、送風ユニット5の吹出口8には、室内空間1に対し吹出口8から出される気流方向を変化させる風向ルーバー22が備えられている。風向ルーバー22は吹出口8のスリット形状に対する長手方向と平行なる軸を中心に、一定範囲の角度幅(例えば30°〜60°)風向を変化させることができる。また図示していないが、風向ルーバー22の駆動手段としてはステッピングモータなどが用いられる。
前記構成において、送風ユニット5の吹出口8から吹出される気流は、高さ方向に対してその風向を変化させることができ、衣類乾燥をするときは衣類12に気流が当たることとなり、クローゼット62内部を乾燥するときにはクローゼット62に内部に気流が当たることになり衣類12とクローゼット62のいずれに対しても乾燥を促進することが可能となる。
このような構成によれば、吹出口8に気流方向を変化させる風向ルーバー22を備えることにより、衣類12に気流をあてて乾燥を促進させるだけでなく、衣類を乾燥していないときにクローゼット62の開口部に送風し、クローゼット62内部の靴やコート等に風をあててにおい発生の元になる菌の増殖の原因になる湿気を飛ばすことができる。
なお、クローゼット62の開閉手段は、例えば折れ戸の様な前面スペースをあまりとらずクローゼット62の全面が開放する開閉手段により一度に内部を乾燥できる方式が好ましい。また、クローゼット62前面のスペースが少ない場合、引き戸方式により省スペースで衣類保持手段を設置することができるが、クローゼット62は半分しか開かないので、左右交互にクローゼット62内部を乾燥したり、一方に主に保管するものを置きもう一方に主に使用して乾燥するものを置き使い分けたり、することにより効率的に対応することができる。
本発明にかかる衣類の室内乾燥方法と衣類の室内乾燥システムは、生活動線や時間等に関係なく室内で衣類の乾燥ができ、屋外で着用した衣類も室内で抵抗なく乾燥できる乾燥方法と衣類の乾燥システムを提供することを可能とするものであるので、住宅のリビングや寝室、子ども部屋などの居室や、衣類の乾燥専用室に使用される乾燥システム等として有用である。
1 室内空間
2 土間
3 開口部
4 隣接空間
5 送風ユニット
6 吸込口
7 クロスフローファン
8 吹出口
9 フィルター
10 換気扇
12、12a、12b 衣類
13、13a、13b 物干し竿
22 風向ルーバー
25 熱交換型換気扇
26 湿度センサー
27 給気ダクト
28 排気ダクト
29 熱交換素子
31 空間
32 通風経路
41 乾燥室
42 扉
43 通風口
51 送風扉
52 送風口
53 ドレンパン
61 タイマー
62 クローゼット
2 土間
3 開口部
4 隣接空間
5 送風ユニット
6 吸込口
7 クロスフローファン
8 吹出口
9 フィルター
10 換気扇
12、12a、12b 衣類
13、13a、13b 物干し竿
22 風向ルーバー
25 熱交換型換気扇
26 湿度センサー
27 給気ダクト
28 排気ダクト
29 熱交換素子
31 空間
32 通風経路
41 乾燥室
42 扉
43 通風口
51 送風扉
52 送風口
53 ドレンパン
61 タイマー
62 クローゼット
Claims (20)
- 外部から出入りする開口部と、土間を有する室内空間に,この室内空間の空気を循環させる送風手段と、前記室内空間の空気を排気する排気手段を備え、前記室内空間内に干した衣類を送風手段からの循環気流と、排気手段による前記室内空間の空気の排気により乾燥させることを特徴とする衣類の乾燥方法。
- 外部から出入りする開口部と、土間と、衣類支持手段と、室内空間の空気を循環させる送風手段と、前記室内空間の空気を排気する排気手段とを前記室内空間に備え、前記衣類支持手段には衣類が支持され、前記送風手段は循環気流の出口である吹出口を有し、前記吹出口から吹出される気流が前記衣類にあたるように前記衣類支持手段を配置したことを特徴とする衣類の乾燥システム。
- 前記開口部前の前記土間に、人が出入りする一定の空間を空けて、衣類を配置したことを特徴とする請求項2記載の衣類の乾燥システム。
- 前記土間に接し立ち上がる壁面の近傍空間に、前記衣類支持手段の軸方向が、前記壁面と略平行となるように配置したことを特徴とする請求項2記載の衣類の乾燥システム。
- 前記衣類の上方空間の天井に、前記吹出口を配置したことを特徴とする請求項2記載の衣類の乾燥システム。
- 前記吹出口はスリット状であって、前記吹出口の長手方向が前記壁面と略平行となるように配置したことを特徴とする請求項5記載の衣類の乾燥システム。
- 前記吹出口に気流方向を変化させる風向偏向手段を備えたことを特徴とする請求項6記載の衣類の乾燥システム。
- 前記排気手段が湿度センサーを備えた換気扇であることを特徴とする請求項2記載の衣類の乾燥システム。
- 前記換気扇が給排気の熱交型であることを特徴とする請求項2記載の衣類の乾燥システム。
- 前記送風手段にフィルターを備えたことを特徴とする請求項2記載の衣類の乾燥システム。
- 前記室内空間の近傍に別空間を配置し、前記別空間に換気扇を備え、前記室内空間と前記別空間との間には通風手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の衣類の乾燥システム。
- 前記送風手段の動作に連動し、前記換気扇が動作を開始することを特徴とする請求項11記載の衣類の乾燥システム。
- 前記土間を有する室内空間に、人が出入りする一定の空間と乾燥空間を備え、前記人が出入りする一定の空間と前記乾燥空間の間に、下方に通風路を設けた扉を備え、前記乾燥空間の上方に前記排気手段と前記送風手段と前記衣類支持手段とを備えたことを特徴とする請求項2記載の衣類の乾燥システム。
- 前記土間を有する室内空間に、人が出入りする一定の空間と乾燥空間を備え、前記乾燥空間の上方に前記排気手段と前記送風手段と前記衣類支持手段とを備え、前記衣類支持手段には衣類が支持され、前記衣類の側面に送風するための、前記送風手段と連通する送風口を設けた送風扉を、人が出入りする一定の空間と乾燥空間の間に備えたことを特徴とする請求項2記載の衣類の乾燥システム。
- 前記土間にドレンパンを備え、前記ドレンパンの上方に前記送風手段と前記衣類保持手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の衣類の乾燥システム。
- 前記土間に接し立ち上がる壁面の近傍空間に、前記衣類支持手段の軸方向が、前記壁面と略平行となるように上下2段に配置したことを特徴とする請求項2記載の衣類の乾燥システム。
- 前記土間に接し立ち上がる壁面に、前記衣類支持手段の軸方向と略平行となるように送風手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の衣類の乾燥システム。
- 前記土間にクローゼットを備え、吊るした衣類の下方及び側面が前記クローゼットに触れないように前記衣類支持手段を配置し、前記送風手段を前記クローゼットの開口部と前記衣類保持手段に吊るした衣類に送風できるように配置したことを特徴とする請求項2記載の衣類の乾燥システム。
- 前記送風手段に湿度検知手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の衣類の乾燥システム。
- 前記送風手段にタイマー手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の衣類の乾燥システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010007725A JP2011101785A (ja) | 2009-10-14 | 2010-01-18 | 衣類の乾燥方法と衣類の乾燥システム |
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JP2009236950 | 2009-10-14 | ||
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Publications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2023088058A1 (zh) * | 2021-11-19 | 2023-05-25 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 用于控制空调的方法及装置、空调、存储介质 |
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-
2010
- 2010-01-18 JP JP2010007725A patent/JP2011101785A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7354850B2 (ja) | 2020-01-24 | 2023-10-03 | 積水ハウス株式会社 | ウォークインクローゼット、および、建築物 |
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