JP2011030875A - 洗濯物の乾燥方法および洗濯物の乾燥システム - Google Patents

洗濯物の乾燥方法および洗濯物の乾燥システム Download PDF

Info

Publication number
JP2011030875A
JP2011030875A JP2009181413A JP2009181413A JP2011030875A JP 2011030875 A JP2011030875 A JP 2011030875A JP 2009181413 A JP2009181413 A JP 2009181413A JP 2009181413 A JP2009181413 A JP 2009181413A JP 2011030875 A JP2011030875 A JP 2011030875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laundry
air
washing machine
drying
indoor space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009181413A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideharu Omoto
英晴 尾本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2009181413A priority Critical patent/JP2011030875A/ja
Publication of JP2011030875A publication Critical patent/JP2011030875A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

【課題】住宅に使用される洗濯物を室内で乾燥させる装置において、洗濯を吊り干すために洗濯物を移動させる運搬作業を少なくし、洗濯干しにおける作業負担の軽減を図る洗濯物の乾燥方法と洗濯物の乾燥システムを提供することを目的とする。
【解決手段】洗濯機3と、室内空間1の空気を循環させる送風ユニット5と、室内空間の空気を排気する排気手段としての窓11とを室内空間1に備え、送風ユニット5は循環気流の出口である吹出口8を有し、吹出口8から吹出される気流が洗濯物12にあたるように洗濯物12を配置するという構成にしたことにより、洗濯と洗濯干しといった異なる作業が同一の空間内で完結し、洗濯物の吊り干し作業を効率的に行なえる洗濯物の乾燥方法が得られる。
【選択図】図2

Description

本発明は、洗濯物を室内で乾燥させる装置に関するものである。
近年、天候や屋外空気汚染や有職主婦の増加や防犯上の問題または生活スタイルの変化などに伴い、洗濯物を室内で乾燥させたいといった要望が多くなってきている。
従来、この種の洗濯物を室内で乾燥させる装置は、浴室内で洗濯物を乾燥させるために浴室内の天井に備えられたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図8に示すように、浴室101に備えられた浴室換気乾燥機102は換気ファン103と循環ファン104と加熱手段としての熱交換器105と湿度検知手段が備えられ、循環ファン104で熱交換器105を通過した浴室空気を加熱し、浴室内の水蒸気を換気ファン103で排気することで、浴室に吊るされた洗濯物を乾燥させるものである。
特開2002−221388号公報
このような従来の洗濯物を室内で乾燥させる装置においては、浴室空間を加熱とともに換気を行なうことにより浴室内部に吊り干された洗濯物を乾燥させる構成となっていたので、洗濯物を吊り干す空間としての浴室に洗濯機が設置されていない場合が一般的であった。
従って、洗濯終了後の洗濯機から洗濯物を取り出し洗濯物を吊り干す作業において、洗濯機が設置されている空間から洗濯物を吊り干すための浴室まで洗濯物を移動させる必要があり、洗濯干しにおける作業負担が大きいといった課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、洗濯を吊り干すために洗濯物を移動させる運搬作業を少なくし、洗濯干しにおける作業負担の軽減を図る洗濯物の乾燥方法と洗濯物の乾燥システムを提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、洗濯機と、室内空間の空気を循環させる送風手段と、室内空間の空気を排気する排気手段とを室内空間に備え、送風手段は循環気流の出口である吹出口を有し、吹出口から吹出される気流が洗濯物にあたるように前記洗濯物を配置したとしたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
また本発明は、洗濯機と、物干し竿と、室内空間の空気を循環させる送風手段と、室内空間の空気を排気する排気手段とを室内空間に備え、物干し竿には洗濯物が吊り下げられ、送風手段は循環気流の出口である吹出口を有し、吹出口から吹出される気流が洗濯物にあたるように物干し竿を配置した。
本発明によれば、洗濯機と、室内空間の空気を循環させる送風手段と、室内空間の空気を排気する排気手段とを室内空間に備え、送風手段は循環気流の出口である吹出口を有し、吹出口から吹出される気流が洗濯物にあたるように前記洗濯物を配置したことにより、洗濯と洗濯干しといった異なる作業が同一の空間内で完結するので、洗濯物の吊り干し作業を効率的に行なうことができる。
また本発明によれば、洗濯機と、物干し竿と、室内空間の空気を循環させる送風手段と、室内空間の空気を排気する排気手段とを室内空間に備え、物干し竿には洗濯物が吊り下げられ、送風手段は循環気流の出口である吹出口を有し、吹出口から吹出される気流が洗濯物にあたるように物干し竿を配置したことにより、作業者が洗濯物を干す場合に、洗濯物を竿に吊るといった単純作業を行なうだけで、最も乾燥しやすい位置へ誘導することとなるので、作業者の乾燥に対する心理的負担を軽減することができる。
本発明の実施の形態1における洗濯物の室内乾燥システムの構成を示す平面図 本発明の実施の形態1における洗濯物の室内乾燥システムの構成を示すX―X´断面図 本発明の実施の形態1における洗濯物の室内乾燥システムの構成を示すY−Y´断面図 本発明の実施の形態1における洗濯物の室内乾燥システムの構成を示す断面詳細図 本発明の実施の形態2における洗濯物の室内乾燥システムの構成を示す断面詳細図 本発明の実施の形態3における洗濯物の室内乾燥システムの構成を示す平面図 本発明の実施の形態3における洗濯物の室内乾燥システムの構成を示すZ−Z´断面図 従来の洗濯物を室内で乾燥させる装置の構成を示す断面図
本発明の請求項1記載の洗濯物の乾燥方法は、洗濯機と、室内空間の空気を循環させる送風手段と、室内空間の空気を排気する排気手段とを室内空間に備え、送風手段は循環気流の出口である吹出口を有し、吹出口から吹出される気流が洗濯物にあたるように洗濯物を配置するという構成を有する。これにより、洗濯と洗濯干しといった異なる作業が同一の空間内で完結するので、洗濯物の吊り干し作業を効率的に行なえるという効果を奏する。
また、洗濯機の上方空間に洗濯物を配置するという構成にしてもよい。これにより、洗濯機から洗濯物を取り出すと同時に洗濯干し作業に移ることができるので、作業者が移動することなく洗濯干し作業が実施できるという効果を奏する。
また、洗濯機の上方でない近傍空間に洗濯物を配置するという構成にしてもよい。これにより、長尺丈の洗濯物を干す場合であっても、洗濯物の裾が洗濯機に触れることがなくなるので、衛生的に洗濯物を干すことができるという効果を奏する。
本発明の請求項4記載の洗濯物の乾燥システムは、洗濯機と、物干し竿と、室内空間の空気を循環させる送風手段と、室内空間の空気を排気する排気手段とを室内空間に備え、物干し竿には洗濯物が吊り下げられ、送風手段は循環気流の出口である吹出口を有し、吹出口から吹出される気流が洗濯物にあたるように物干し竿を配置するという構成を有する。これにより、作業者が洗濯物を干す場合に、洗濯物を竿に吊るといった単純作業を行なうだけで、最も乾燥しやすい位置へ誘導することとなるので、作業者の乾燥に対する心理的負担を軽減することができるという効果を奏する。
また、洗濯機の上方空間に物干し竿を配置するという構成にしてもよい。これにより、洗濯機から洗濯物を取り出すと同時に物干し竿に洗濯を干せるので、作業者が移動することなく洗濯干し作業が実施できるという効果を奏する。
また、物干し竿の軸方向が洗濯機の背面と略平行となるように配置するという構成にしてもよい。これにより、洗濯干し作業者に対して物干し竿の軸方向が正対することとなるので、作業者が洗濯物をハンガーなどの吊り具を介して物干し竿に干し易くなるといった効果を奏する。
また、洗濯機の上方に、吹出口を配置するという構成にしてもよい。これにより、洗濯機の使用後に送風手段を運転することで洗濯機の洗濯層に気流が当たるので、洗濯機の洗濯層も乾燥させることができるという効果を奏する。
また、吹出口はスリット状であって、吹出口の長手方向が洗濯機の背面と略平行となるように配置するという構成にしてもよい。これにより、物干し竿に干された複数の洗濯物に対して満遍なく送風気流が当たることとなるので洗濯物に乾きムラがなくなるといった効果を奏する。
また、洗濯機の上方空間に物干し竿を配置するとともに、洗濯機より上方でない近傍空間にも物干し竿を配置するという構成にしてもよい。これにより、洗濯物を吊るす空間が広くなるので、大量の洗濯物を干すことができるという効果を奏する。
また、吹出口に気流方向を変化させる風向偏向手段を備えるという構成にしてもよい。これにより、物干し竿を並行に二本並べた場合でも均等に送風気流が当たることとなるので、洗濯物が多い場合であっても洗濯物の乾きムラを少なくできるといった効果を奏する。
また、室内空間の隣に浴室を配置し、浴室には浴室の空気を屋外に排出する換気扇を有し、室内空間と浴室との間には開閉可能なドアを備え、排気手段としてドアにドア通風路を有するという構成にしてもよい。これにより、排気手段を室内空間に備える必要がなくなるので、イニシャルコストの削減ができるという効果を奏する。
また、送風手段の動作に連動し、換気扇が動作を開始するという構成にしてもよい。これにより、換気扇の発停操作を新たに実施する必要がないので、作業者の操作内容を軽減できるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における洗濯物の室内乾燥システムの構成を示す平面図であり、図2は、本発明の実施の形態1における洗濯物の室内乾燥システムの構成を示すX―X´断面図であり、図3は、本発明の実施の形態1における洗濯物の室内乾燥システムの構成を示すY−Y´断面図であり、図4は、本発明の実施の形態1における洗濯物の室内乾燥システムの構成を示す断面詳細図ある。
図1および図2に示すように、室内空間1の床面2には洗濯機3が設置されている。そして、室内空間1の天井4には、室内空間1の空気を循環させる送風手段としての送風ユニット5が備えられている。送風手段としての送風ユニット5は吸込口6と送風手段としてのクロスフローファン7と吹出口8とが連通する構成となっており、吸込口6から室内空間1の空気を吸込み、クロスフローファン7で加圧送風され、吹出口8から室内空間1へ気流が吹出される。また、吸込口6には室内空間1から空気と共に流入する埃を除去するためのフィルター9が備えられている。
また、室内空間1の屋外に面する外壁10には、排気手段としての窓11が備えられ、窓11は任意に開閉が可能であり窓11を開放することにより室内空間1で洗濯物12から発生する水蒸気の排出を行なうことができる。
室内空間1に設置された洗濯機3で洗濯を実施する作業者は、洗濯が完了した後に洗濯機3から洗濯物12を取り出して、吹出口8から吹出される気流が洗濯物12にあたるように洗濯物12を配置することにより、洗濯物12の乾燥を促進することができる。
このような構成によれば、洗濯と洗濯干しといった異なる作業が同一の空間内で完結し他室へ移動する必要がないので、洗濯物12の吊り干し作業が効率的に行なうことができる。
また、洗濯機3が設置されている水平位置を基準とした上方に位置する空間を洗濯機3の上方空間41と定義し、洗濯機3の上方空間41に洗濯物12を吊り干すための物干し竿13が備えられており、洗濯物12はハンガー14などを介して物干し竿13に吊り干される事となる。なお、物干し竿13は洗濯物12を吊り干す機能を有していればよく、例えば物干しロープや天井から吊り下げられた物干しフック等で代用してもよく、その作用効果に差異を生じない。
このような構成によれば、洗濯機3から洗濯物12を取り出すと同時に洗濯干し作業に移ることができるので、作業者が室内空間1の中で移動することなく洗濯干し作業を実施することができる。
次に、各構成要素の相互の位置関係に関して説明をする。
図1に示すように、洗濯機3を構成している上面と下面とを除く外郭面のうち、使用者が洗濯機3を使用する場合に使用者が対向する外郭面を洗濯機正面15、その正反対に位置する外郭面を洗濯機背面16、残りの二つの外郭面を洗濯機側面17として、ここでは定義し使用する。
図3に示すように、物干し竿13はその竿方向の軸線Aが水平となるように、洗濯機側面17に面する壁18を橋渡しする形で固定されており、その竿部分は洗濯機3の上部空間に位置している。物干し竿13が固定されている位置としては、高さ方向では一般的な大人であれば容易に洗濯物の吊り干し作業を実施できる高さ、かつ比較的丈の短い衣類を物干し竿13に吊るした状態において洗濯機3に接触することなく干すことができる高さである。ここで言う比較的丈の短い衣類とは、一般的に上半身に身に着けるトップスと呼ばれているワイシャツやブラウスなどをさしている。具体的な高さとしては、例えば床面を基準として1900mm程度である。
一方、水平方向では、図1と図2に示すように、物干し竿13はその軸方向が洗濯機背面16と略平行となるように配置されている。そして、洗濯機背面16と物干し竿13との水平距離は、一般的な衣類がハンガー14に干された状態でも洗濯物12が壁19に接触することのない距離であり、例えば洗濯機背面16に位置する壁19を基準として400mm程度である。
このような構成によれば、洗濯機3に対して作業を行なう作業者にとって物干し竿13の長手方向が必ず正対することにより、作業者が洗濯物12をハンガー14などの吊り具を介して物干し竿13へ引っ掛け易くなる。
また、図4に示すように室内空間1の天井4には送風ユニット5が備えられているが、洗濯機3の上方に吹出口8が位置するように送風ユニット5が配置されている。そして、図4に示すように洗濯物12を物干し竿13に吊るさずに送風ユニット5に備えられたクロスフローファン7を運転させることで、洗濯機3の上面に気流が到達し、洗濯機3の蓋20を開けた状態でクロスフローファン7を運転すると、洗濯機3に供えられている洗濯層21の内部まで気流が到達することとなり洗濯機3の洗濯層21を乾燥させることとなる。
このような構成によれば、洗濯機3で洗濯を行なった後に送風手段としての送風ユニット5を運転することにより洗濯機3の洗濯層21も乾燥させることができる。
図1に示すように、送風ユニット5に備えられている吹出口8の開口形状はスリット形状であり、吹出口8のスリット形状に対する長手方向が洗濯機背面16と略平行となるように配置されている。従って、洗濯機背面16に対して、物干し竿13の軸方向Aと吹出口8のスリット形状に対する長手方向とのどちらも略平行に位置しており、吹出口8から吹出される気流が物干し竿13の軸方向に対して均等に当たる構成となっている。
このような構成によれば、物干し竿13に吊るされた複数の洗濯物12に対して送風気流が満遍なく当たることにより、乾きムラを発生させずに複数の洗濯物12を均等に乾燥させることができる。
このような構成によれば、洗濯物12が最も乾燥しやすい位置に吊り干されるように物干し竿13が事前に備えられているので、作業者が洗濯物12を物干し竿13に吊るといった単純作業を行なうだけでよく、作業者の乾燥に対する心理的負担を軽減することができる。
またこのような構成によれば、洗濯機3を設置する空間で洗濯物12を乾燥することにより、洗濯機3が備えられた室内空間1の中へ乾燥を目的とした洗濯物12を配置するので、洗濯物12の吊り干し作業を効率的に行なうことができる。
なお、実施の形態1では、排気手段に窓を用い、窓を開放することで室内の水蒸気を屋外へ排出したが、窓にかえて室内空間1に備えられた換気扇を用い、換気扇を運転することで室内の水蒸気を屋外へ排出してもよく、その作用効果に差異を生じない。
(実施の形態2)
図5において、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図5は、本発明の実施の形態2における洗濯物の室内乾燥システムの構成を示す断面詳細図を示し、図5において洗濯機3の上方空間には洗濯物12aをハンガー14aを用いて吊り干すための物干し竿13aが備えられているとともに、洗濯機3の近傍空間として洗濯機正面15が面している空間の上方空間である前面空間40には、洗濯物12bをハンガー14bを用いて吊り干すための物干し竿13bが備えられている。物干し竿13bから垂直方向に対する床面までの下部空間は、洗濯機3の操作や洗濯作業の動線空間として位置づけられるため通常は何も設置されることがない。従って、物干し竿13bには図5で示したような、下半身に身に着けるズボンやパンツといった比較的丈の長い洗濯物12bを干しても、洗濯機3などの設置物や周囲の壁に接触することがないといえる。
このような構成によれば、洗濯機3より前面空間40に洗濯物12bを配置することにより、長尺丈の洗濯物を干す場合であっても、洗濯物の裾が洗濯機などに触れることによる洗濯物の汚損がなくなり、衛生的に洗濯物を干すことができる。また、洗濯機の上部空間に物干し竿を配置するとともに洗濯機より前面空間40にも物干し竿を配置することにより、洗濯物を吊るす空間が広くなり、大量の洗濯物を干すことができる。
また、図5において、室内空間1の天井4には送風ユニット5が備えられている。そして、送風ユニット5の吹出口8には、室内空間1に対し吹出口8から出される気流方向を変化させる風向偏向手段としての風向ルーバー22が備えられている。風向ルーバー22は吹出口8のスリット形状に対する長手方向と平行なる軸を中心に、一定範囲の角度幅(例えば30°〜60°)を一定時間間隔(例えば、5秒から10秒程度の周期)で往復動作を行なう。また図示していないが、風向ルーバー22の駆動手段としてはステッピングモータなどが用いられる。
上記構成において、送風ユニット5の吹出口8から吹出される気流は、広角な範囲に対してその風向を変化させることができ、平面視で物干し竿13aと物干し竿13bとの中央位置に送風ユニット5を配置することにより、物干し竿13aと物干し竿13bに吊り干されたいずれの洗濯物12a、12bに均等に気流が当たることとなり、洗濯物12a、12bのいずれに対しても乾燥を促進することが可能となる。
このような構成によれば、吹出口8に気流方向を変化させる風向偏向手段としての風向ルーバー22を備えることにより、物干し竿13a、13bを並行に二本並べた場合でも洗濯物12a、12bに均等に送風気流が当たることとなり、洗濯物の乾きムラを少なくできる。
(実施の形態3)
図6および図7において、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図6は、本発明の実施の形態3における洗濯物の室内乾燥システムの構成を示す平面図であり、図7は、本発明の実施の形態1における洗濯物の室内乾燥システムの構成を示すZ―Z´断面図である。
図6および図7に示すように、室内空間1は浴室32の隣に配置され、室内空間1と浴室32との間は連通かつ開閉可能なドア33で仕切られている。ドア33は排気手段としてのドア通風路34を有し、室内空間1と浴室32との間が連通されている。
また、浴室32の天井35には換気扇36が備えられ、換気扇36を運転させることにより浴室32の空気が屋外へ排出されるに伴って、排気手段としてのドア通風路34を介して室内空間1の空気が浴室32へ移動する。従って、室内空間1の空気がドア通風路34と浴室32を介して屋外へ排出されることとなり、洗濯物12から発生する水蒸気を適切に排出することができる。
このような構成によれば、浴室32に換気扇36を備え、ドア33に排気手段としてのドア通風路34を備えることにより、排気手段を室内空間1に備える必要がなくなるので、イニシャルコストを削減することができる。
また、送風手段としてのクロスフローファン7の運転に連動して電源を出力する連動端子(図示せず)が送風ユニット5に備えられ、連動端子と換気扇36とが結線されており、クロスフローファン7の動作に連動して換気扇36が運転を開始する構成となっており、換気扇36の運転操作を新たに実施する必要がないので、作業者の操作内容を軽減することができる。
本発明にかかる洗濯物の室内乾燥方法と洗濯物の室内乾燥システムは、洗濯物の吊り干し作業を効率的におこなうことや、作業者の乾燥に対する心理的負担を軽減することを可能とするものであるので、住宅の洗面室や洗濯室などに使用される乾燥システム等として有用である。
1 室内空間
3 洗濯機
7 クロスフローファン
8 吹出口
11 窓
12 洗濯物
12a 洗濯物
12b 洗濯物
13 物干し竿
13a 物干し竿
13b 物干し竿
22 風向ルーバー
32 浴室
33 ドア
34 ドア通風路
36 換気扇
40 前面空間
41 上方空間

Claims (12)

  1. 洗濯機と、室内空間の空気を循環させる送風手段と、前記室内空間の空気を排気する排気手段とを前記室内空間に備え、前記送風手段は循環気流の出口である吹出口を有し、前記吹出口から吹出される気流が洗濯物にあたるように前記洗濯物を配置したことを特徴とする洗濯物の乾燥方法。
  2. 上記洗濯機の上方空間に上記洗濯物を配置したことを特徴とする請求項1記載の洗濯物の乾燥方法。
  3. 上記洗濯機の近傍空間に上記洗濯物を配置したことを特徴とする請求項1記載の洗濯物の乾燥方法。
  4. 洗濯機と、物干し竿と、室内空間の空気を循環させる送風手段と、前記室内空間の空気を排気する排気手段とを前記室内空間に備え、前記物干し竿には洗濯物が吊り下げられ、前記送風手段は循環気流の出口である吹出口を有し、前記吹出口から吹出される気流が前記洗濯物にあたるように前記物干し竿を配置したことを特徴とする洗濯物の乾燥システム。
  5. 上記洗濯機の上方空間に上記物干し竿を配置したことを特徴とする請求項4記載の洗濯物の乾燥システム。
  6. 上記物干し竿の軸方向が上記洗濯機の背面と略平行となるように配置したことを特徴とする請求項5記載の洗濯物の乾燥システム。
  7. 上記洗濯機の上方に上記吹出口を配置したことを特徴とする請求項5記載の洗濯物の乾燥システム。
  8. 上記吹出口はスリット状であって、前記吹出口の長手方向が上記洗濯機の背面と略平行となるように配置したことを特徴とする請求項5記載の洗濯物の乾燥システム。
  9. 上記洗濯機の上方空間に上記物干し竿を配置するとともに、前記洗濯機の近傍空間にも物干し竿を配置したことを特徴とする請求項4記載の洗濯物の乾燥システム。
  10. 上記吹出口に気流方向を変化させる風向偏向手段を備えたことを特徴とする請求項9記載の洗濯物の乾燥システム。
  11. 上記室内空間の隣に浴室を配置し、前記浴室には前記浴室の空気を屋外に排出する換気扇を有し、前記室内空間と前記浴室との間には開閉可能なドアを備え、上記排気手段として前記ドアにドア通風路を有したことを特徴とする請求項4記載の洗濯物の乾燥システム。
  12. 上記送風手段の動作に連動し、上記換気扇が動作を開始することを特徴とする請求項11記載の洗濯物の乾燥システム。
JP2009181413A 2009-08-04 2009-08-04 洗濯物の乾燥方法および洗濯物の乾燥システム Pending JP2011030875A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009181413A JP2011030875A (ja) 2009-08-04 2009-08-04 洗濯物の乾燥方法および洗濯物の乾燥システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009181413A JP2011030875A (ja) 2009-08-04 2009-08-04 洗濯物の乾燥方法および洗濯物の乾燥システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011030875A true JP2011030875A (ja) 2011-02-17

Family

ID=43760532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009181413A Pending JP2011030875A (ja) 2009-08-04 2009-08-04 洗濯物の乾燥方法および洗濯物の乾燥システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011030875A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016114277A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 旭化成ホームズ株式会社 住宅

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016114277A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 旭化成ホームズ株式会社 住宅

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008061733A (ja) 衣類乾燥システム
JP2011101785A (ja) 衣類の乾燥方法と衣類の乾燥システム
JP2010085016A (ja) 建物
JP2006280434A (ja) 衣類乾燥装置システム
JP2015148347A (ja) 送風装置
JP2010019519A (ja) 浴室用乾燥機
JP2011030875A (ja) 洗濯物の乾燥方法および洗濯物の乾燥システム
JP2017122553A (ja) 建物の空調システム
JP2011036526A (ja) 送風装置
JP2007071402A (ja) 空調装置
JP4284530B2 (ja) 除湿乾燥機
JP2011101787A (ja) 洗濯物の乾燥方法と洗濯物の乾燥システム
JP2017009259A (ja) 換気装置及び換気システム
JP2000218095A (ja) 衣類乾燥機
JP2000218095A5 (ja)
JPH03289999A (ja) 衣類乾燥機
JP2543503Y2 (ja) トンネルフィニッシャ
JP6060374B2 (ja) 浴室暖房乾燥機
JP2011069580A (ja) 浴室乾燥機
JP4655803B2 (ja) 浴室空調装置
JP2009183338A (ja) 衣類乾燥装置
JP2016090124A (ja) 浴室乾燥装置
CN109234995A (zh) 一种衣物烘干装置
TWI838178B (zh) 具備殺菌功能的織物處理裝置
JP2010259485A (ja) 送風装置