JPS6134463Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6134463Y2
JPS6134463Y2 JP1454578U JP1454578U JPS6134463Y2 JP S6134463 Y2 JPS6134463 Y2 JP S6134463Y2 JP 1454578 U JP1454578 U JP 1454578U JP 1454578 U JP1454578 U JP 1454578U JP S6134463 Y2 JPS6134463 Y2 JP S6134463Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protrusion
house
space
ventilation
bathroom
Prior art date
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Expired
Application number
JP1454578U
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English (en)
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JPS54120826U (ja
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Publication of JPS6134463Y2 publication Critical patent/JPS6134463Y2/ja
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  • Building Environments (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、採光・通風を有効に利用して家屋の
水廻り部分を乾燥室としても利用できるようにし
た家屋の構造に関するものである。
従来の家屋の構造においては、浴室、洗面所等
の水廻り部分は、特別な装置によらない限り乾燥
状態を維持するのは困難であり、水廻り部分を洗
濯物等の乾燥室として使用するには余りに無理が
あり、また、採光部で受けた太陽熱を直接採光で
きない位置に設けた水廻り部分に送る特別な工夫
は殆んどなされていなかつた。
本考案は、採光・通風可能な突出部を家屋の相
対向する外壁より夫々突設すると共に、該両突出
部間に他の部屋と連通遮断自在な空間を形成し、
一方の上記突出部、上記空間及び他方の上記突出
部に亘つて通風可能に上記空間に洗面所、浴室等
の水廻り部分を列設したことを特徴とする家屋の
構造を提供することにより、太陽熱を直接採光で
きない位置に設けた、浴室、洗面所等の水廻り部
分を、洗濯物等の乾燥室としても利用できるよう
にしたものである。
以下、上記の本考案の構造を、図面に示す好ま
しい実施例について説明する。
第1図に示す実施例は、2階建て家屋の2階部
分に本考案の構造を組込んだ例で、1は、家屋の
正面側(第1図上、下方)に突設した第1の突出
部、2は、その背面側(第1図上、上方)に上記
第1の突出部1に対応させて突設した第2の突出
部、3,4は、突出部1と2との間に形成した空
間A(図上A1,A2及びA3を含む部分)に列設し
た浴室及び洗面所、5は、突出部1内に設けた階
段部、6,7は、上記水廻り部分3,4の列設方
向に沿う両側部を構成する壁部、8,9は、部屋
で、上記空間Aは部屋8,9とは独立可能になし
てある。
即ち、突出部1、洗面所4、浴室3及び突出部
2は、ドア10,11又は戸12を介してそれら
の列設方向に連通させてあり、それらの間を通風
可能になしてあり、また、壁部8,9に設けたド
ア13を全て閉鎖することにより水廻り部分3,
4の列設された空間Aは、隣室8,9と完全に遮
断された独立空間を形成するようになしてある。
また、突出部1,2は、充分な採光性を有し、
太陽熱を充分に受け入れられるように、第2図に
示す如く、突出部1,2の上方及び前方がガラス
14張りとなつている。
また、浴室3と第2突出部2との間の壁部(図
示せず)には、排気フアン(図示せず)が設けて
あり、屋内空気又は外気を半強制的に第1の突出
部1の内部から水廻り部分3,4を通風させ、突
出部2から屋外へ排気し得るようになしてある。
この他、図中15は、突出部1の側壁16に設け
た開閉自在な通風用の開口部である。
また、突出部1,2は、突設してあるため、そ
の正面及び上面に亘つて所謂ルーフサツシ(第2
図)を設けて採光面積を一層拡大することができ
る。更に必要に応じ上記側壁16に採光部分を増
設することもできる。
本考案の家屋の構造は、叙上の如く構成してあ
るため、例えば突出部1を南に面させて家屋を構
造した場合、突出部1の占有部分の大きさに比し
て採光面積を大きくすることができ、太陽光を充
分吸収できるから、サンルームとして機能し、更
に、ドア10,11を開放して突出部1、洗面所
4及び浴室3を連通させ且つドア13を全て閉鎖
すれば、突出部1で温められた空気が洗面所4及
び浴室3に流入するから、水廻り部分3,4は容
易に乾燥される。従つて、浴室3に洗濯物を吊し
ておけば容易に洗濯物を乾燥することができるか
ら、浴室3を乾燥室として使用することも可能と
なる。尚、上記の如く、浴室3を乾燥室として使
用する場合には、浴室3と突出部2との間に設け
た排気フアンを駆動させれば、突出部1から突出
部2へ向けて温められた空気を半強制的に流通さ
せ得るから、一層効果的である。
更に、必要に応じ、突出部1及び2の通風用の
開口部15を開放しておくことにより、採光部1
から採光部2への通風換気が充分行なわれるか
ら、水廻り部分3,4を乾燥状態下に維持するこ
とは極めて容易となる。
尚、突出部1,2、及び水廻り部分を列設した
空間Aは、実施例の構造においては、階段部5に
より一階部分と連通されているため、一階部分の
熱気の上昇により更に乾燥効果が高められる。
また、実施例に示す如く、本考案の構造である
突出部1,2を、単調なデザインになりがちな総
2階家屋に採用することにより建物全体に変化を
与えることになり、その美観を向上させ、且つ家
屋内部の居住性を向上させることができる。
叙上の如く、本考案の構造は、採光・通風可能
な突出部を家屋の相対応する外壁より夫々突設す
ると共に、該両突出部間に他の部屋と連通遮断自
在な空間を形成し、一方の上記突出部、上記空間
及び他方の上記突出部に亘つて通風可能に上記空
間に洗面所、浴室等の水廻り部分を列設し、上記
突出部及び上記空間が一つの通風換気装置として
機能するようにしたものであるため効果的に採光
性を向上させ、除湿機や冷暖房装置等を設置する
ことなく、容易に水廻り部分を乾燥状態下に維持
できるから、家屋から湿気を追放し、家屋自体の
耐久性を高めることができ、しかも突出部によつ
て家屋の外観に変化を与え家屋全体の美観を高め
る効果も有する等有益な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す横断平面
図、第2図は、本考案の要部の一部の外観を示す
斜視図である。 1,2……突出部、3,4……水廻り部分、A
(A1,A2,A3)……空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 採光・通風可能な突出部を家屋の相対向する外
    壁より夫々突設すると共に、該両突出部間に他の
    部屋と連通遮断自在な空間を形成し、一方の上記
    突出部、上記空間及び他方の上記突出部に亘つて
    通風可能に上記空間に洗面所、浴室等の水廻り部
    分を列設したことを特徴とする家屋の構造。
JP1454578U 1978-02-08 1978-02-08 Expired JPS6134463Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1454578U JPS6134463Y2 (ja) 1978-02-08 1978-02-08

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JP1454578U JPS6134463Y2 (ja) 1978-02-08 1978-02-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54120826U JPS54120826U (ja) 1979-08-24
JPS6134463Y2 true JPS6134463Y2 (ja) 1986-10-07

Family

ID=28834641

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JP1454578U Expired JPS6134463Y2 (ja) 1978-02-08 1978-02-08

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JPS54120826U (ja) 1979-08-24

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