JP2000087571A - 住宅のユーティリティルーム廻りの構造 - Google Patents
住宅のユーティリティルーム廻りの構造Info
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- JP2000087571A JP2000087571A JP10262651A JP26265198A JP2000087571A JP 2000087571 A JP2000087571 A JP 2000087571A JP 10262651 A JP10262651 A JP 10262651A JP 26265198 A JP26265198 A JP 26265198A JP 2000087571 A JP2000087571 A JP 2000087571A
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- drying
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 冬季等にも屋内側で良好に物干しが行えると
ともに、屋内側に厨房の補助スペースを容易に確保でき
る住宅のユーティリティルーム廻りの構造を提供するこ
と。 【解決手段】 住宅1の隅部Aに物干しルーム17を設
け、この物干しルーム17の隣りにユーティリティルー
ム16を配置するとともに、該ユーティリティルーム1
6に隣接して脱衣室15と厨房18とを配設した住宅の
ユーティリティルーム廻りの構造。
ともに、屋内側に厨房の補助スペースを容易に確保でき
る住宅のユーティリティルーム廻りの構造を提供するこ
と。 【解決手段】 住宅1の隅部Aに物干しルーム17を設
け、この物干しルーム17の隣りにユーティリティルー
ム16を配置するとともに、該ユーティリティルーム1
6に隣接して脱衣室15と厨房18とを配設した住宅の
ユーティリティルーム廻りの構造。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寒冷地等に好適な
住宅のユーティリティルーム廻りの構造に関するもので
ある。
住宅のユーティリティルーム廻りの構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、洗濯、アイロン掛け及び収納等を
行うための部屋であるユーティリティルームを浴室の隣
りの脱衣室に隣接させて設けた住宅が増加しつつある。
また、厨房における炊事作業を円滑に行うためには、厨
房に近接した屋外側に、いわゆる、サービスヤード(裏
庭)を設けておくことが好適である。
行うための部屋であるユーティリティルームを浴室の隣
りの脱衣室に隣接させて設けた住宅が増加しつつある。
また、厨房における炊事作業を円滑に行うためには、厨
房に近接した屋外側に、いわゆる、サービスヤード(裏
庭)を設けておくことが好適である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、洗濯物は、
本来屋外で乾燥させることが好ましいが、例えば、寒冷
地又は多雪地では、冬季等には屋外で物干しを行うこと
が困難なものである。その場合、やむを得ず、洗濯物を
屋内で乾燥させることになるが、屋内側で洗濯物を吊り
下げることにより見栄えが悪くなるばかりでなく、乾燥
に長時間を要する問題があった。さらに、屋内で物干し
を行うと、住宅全体が高湿度となり、窓表面の結露が発
生しやすくなるものであった。
本来屋外で乾燥させることが好ましいが、例えば、寒冷
地又は多雪地では、冬季等には屋外で物干しを行うこと
が困難なものである。その場合、やむを得ず、洗濯物を
屋内で乾燥させることになるが、屋内側で洗濯物を吊り
下げることにより見栄えが悪くなるばかりでなく、乾燥
に長時間を要する問題があった。さらに、屋内で物干し
を行うと、住宅全体が高湿度となり、窓表面の結露が発
生しやすくなるものであった。
【0004】また、厨房の屋外側にサービスヤードを設
けた場合も、寒冷地等では、冬季等には寒さと積雪等に
より、上記サービスヤードも実質的に利用困難なもので
あった。
けた場合も、寒冷地等では、冬季等には寒さと積雪等に
より、上記サービスヤードも実質的に利用困難なもので
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した不具
合を解消するため、冬季等にも屋内側で良好に物干しが
行えるとともに、屋内側に厨房の補助スペースを容易に
確保できる住宅のユーティリティルーム廻りの構造を提
供することを目的とするものである。
合を解消するため、冬季等にも屋内側で良好に物干しが
行えるとともに、屋内側に厨房の補助スペースを容易に
確保できる住宅のユーティリティルーム廻りの構造を提
供することを目的とするものである。
【0006】そのため、本発明の請求項1に係る住宅の
ユーティリティルーム廻りの構造は、住宅の隅部に物干
しルームを設け、この物干しルームの隣りにユーティリ
ティルームを配置するとともに、該ユーティリティルー
ムに隣接して脱衣室と厨房とを配設したことを特徴とす
るものである。
ユーティリティルーム廻りの構造は、住宅の隅部に物干
しルームを設け、この物干しルームの隣りにユーティリ
ティルームを配置するとともに、該ユーティリティルー
ムに隣接して脱衣室と厨房とを配設したことを特徴とす
るものである。
【0007】上記の構造によれば、例えば、ユーティリ
ティルーム内に洗濯機を設置して洗濯、アイロン掛け、
収納等を行うことができる。また、例えば、寒冷地等に
おいて、冬季等に屋外で洗濯物の乾燥を行うことができ
ない場合、上記物干しルーム内で洗濯物を乾燥させるこ
とができる。
ティルーム内に洗濯機を設置して洗濯、アイロン掛け、
収納等を行うことができる。また、例えば、寒冷地等に
おいて、冬季等に屋外で洗濯物の乾燥を行うことができ
ない場合、上記物干しルーム内で洗濯物を乾燥させるこ
とができる。
【0008】さらに、冬季等には、この物干しルームを
厨房の補助スペースとして利用することにより、必要に
応じて、保存食品の貯蔵や配膳等の作業を行うことも可
能になる。
厨房の補助スペースとして利用することにより、必要に
応じて、保存食品の貯蔵や配膳等の作業を行うことも可
能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。図1に本実施の形態に係る住宅1の
1階部分の概略平面図を示す。玄関2の奥側にホール3
を設け、ホール3の右側に隣接させて和室4を配置する
一方、ホール3の左側に隣接させて順次居間5及び食堂
6を設けている。また、居間5の奥側に納戸7及び図示
しない2階部分へ通じる階段8を設けている。
に基いて説明する。図1に本実施の形態に係る住宅1の
1階部分の概略平面図を示す。玄関2の奥側にホール3
を設け、ホール3の右側に隣接させて和室4を配置する
一方、ホール3の左側に隣接させて順次居間5及び食堂
6を設けている。また、居間5の奥側に納戸7及び図示
しない2階部分へ通じる階段8を設けている。
【0010】和室4の奥側に隣接させて洋室10を配置
し、洋室10の右側に隣接させてクローゼット11及び
勝手口12を設けるとともに、洋室10の左側に隣接さ
せて順次便所13、浴室14、洗面兼脱衣室15(脱衣
室)、ユーティリティルーム16を配置している。
し、洋室10の右側に隣接させてクローゼット11及び
勝手口12を設けるとともに、洋室10の左側に隣接さ
せて順次便所13、浴室14、洗面兼脱衣室15(脱衣
室)、ユーティリティルーム16を配置している。
【0011】そして、ユーティリティルーム16に隣接
する住宅1の一つの隅部Aに物干しルーム17を設ける
一方、ユーティリティルーム16及び物干しルーム17
と前記食堂6との間に、ユーティリティルーム16に隣
接させて厨房18を配置している。
する住宅1の一つの隅部Aに物干しルーム17を設ける
一方、ユーティリティルーム16及び物干しルーム17
と前記食堂6との間に、ユーティリティルーム16に隣
接させて厨房18を配置している。
【0012】図2に示すように、ユーティリティルーム
16内の奥側には、例えば、蛇口20を有する洗濯流し
21を設け、この洗濯流し21に隣接させて洗濯機22
を設置している。また、洗濯流し21の上方には、洗剤
等を収納する棚23を設けるとともに、洗濯機22の上
方及び側方に、洗濯済の衣類やタオル(図示せず)等を
収納する収納ボックス24、25を配置している。
16内の奥側には、例えば、蛇口20を有する洗濯流し
21を設け、この洗濯流し21に隣接させて洗濯機22
を設置している。また、洗濯流し21の上方には、洗剤
等を収納する棚23を設けるとともに、洗濯機22の上
方及び側方に、洗濯済の衣類やタオル(図示せず)等を
収納する収納ボックス24、25を配置している。
【0013】図3に示すように、さらに、上記収納ボッ
クス24、25等と対向するユーティリティルーム16
内の手前側には、例えば、アイロン台26を設けてい
る。なお、図1に示すように、ユーティリティルーム1
6と物干しルーム17との間には、回動式のドア27を
設けている。
クス24、25等と対向するユーティリティルーム16
内の手前側には、例えば、アイロン台26を設けてい
る。なお、図1に示すように、ユーティリティルーム1
6と物干しルーム17との間には、回動式のドア27を
設けている。
【0014】図4に示すように、物干しルーム17内に
は、例えば、コンクリート製の基台28aと、基台28
aから立設された支柱28bと、支柱28bの上端部付
近で略水平に延びる支持棒28cからなる一対の物干し
支持具28と、これら物干し支持具28の支持棒28c
間に架け渡される物干し竿30とを配置している。31
は、物干しルーム17と屋外側との間に設けた窓であ
る。
は、例えば、コンクリート製の基台28aと、基台28
aから立設された支柱28bと、支柱28bの上端部付
近で略水平に延びる支持棒28cからなる一対の物干し
支持具28と、これら物干し支持具28の支持棒28c
間に架け渡される物干し竿30とを配置している。31
は、物干しルーム17と屋外側との間に設けた窓であ
る。
【0015】上記の住宅1において、入浴時等に洗面兼
脱衣室15内で脱衣した衣類等はユーティリティルーム
16へ運び、洗濯機22により洗濯する。洗濯済の衣類
等は、通常は屋外へ運んで物干しをし、乾燥させるもの
であるが、例えば、冬季や雨天時等、屋外側での乾燥が
行えない場合、図5に示すように、洗濯物32を物干し
ルーム17内で前記の物干し支持具28上に架け渡した
物干し竿30から吊り下げて乾燥させることができる。
脱衣室15内で脱衣した衣類等はユーティリティルーム
16へ運び、洗濯機22により洗濯する。洗濯済の衣類
等は、通常は屋外へ運んで物干しをし、乾燥させるもの
であるが、例えば、冬季や雨天時等、屋外側での乾燥が
行えない場合、図5に示すように、洗濯物32を物干し
ルーム17内で前記の物干し支持具28上に架け渡した
物干し竿30から吊り下げて乾燥させることができる。
【0016】乾燥済の衣類等は、再度ユーティリティル
ーム16内へ持ち運び、アイロン台26上でアイロン掛
けした上で、収納ボックス24、25内、或いは他の部
屋に配置した不図示の箪笥等の収納場所に収納すればよ
い。
ーム16内へ持ち運び、アイロン台26上でアイロン掛
けした上で、収納ボックス24、25内、或いは他の部
屋に配置した不図示の箪笥等の収納場所に収納すればよ
い。
【0017】また、厨房18のスペースには制限がある
ため、例えば、配膳等の作業を厨房18以外の場所で行
わねばならない場合がある。その場合、通常であれば、
例えば、屋外側のスペースをサービスヤードとして利用
することが可能であるが、冬季等に屋外側を利用できな
い場合は、物干しルーム17内に適宜図示しないテーブ
ル等を配置して配膳等の作業を行った上で食堂6へ運ぶ
ことができる。
ため、例えば、配膳等の作業を厨房18以外の場所で行
わねばならない場合がある。その場合、通常であれば、
例えば、屋外側のスペースをサービスヤードとして利用
することが可能であるが、冬季等に屋外側を利用できな
い場合は、物干しルーム17内に適宜図示しないテーブ
ル等を配置して配膳等の作業を行った上で食堂6へ運ぶ
ことができる。
【0018】また、厨房18内に十分なスペースがない
場合、保存食品の容器32等も、必要により物干しルー
ム17内の空きスペースを利用して保管することが可能
である。
場合、保存食品の容器32等も、必要により物干しルー
ム17内の空きスペースを利用して保管することが可能
である。
【0019】上述のように、本実施の形態では、洗濯機
22を配置したユーティリティルーム16が洗面兼脱衣
室15と隣接しているので、脱衣した衣類等をユーティ
リティルーム16へ容易に持ち運ぶことができるばかり
でなく、屋外側で物干しを行うことができない場合に利
用する物干しルーム17もユーティリティルーム16に
隣接しているので、洗濯済の衣類等を物干しルーム17
に持ち運んだり、乾燥済の衣類をアイロン掛けするため
に再度ユーティリティルーム16に持ち運ぶ作業も容易
に行える利点がある。
22を配置したユーティリティルーム16が洗面兼脱衣
室15と隣接しているので、脱衣した衣類等をユーティ
リティルーム16へ容易に持ち運ぶことができるばかり
でなく、屋外側で物干しを行うことができない場合に利
用する物干しルーム17もユーティリティルーム16に
隣接しているので、洗濯済の衣類等を物干しルーム17
に持ち運んだり、乾燥済の衣類をアイロン掛けするため
に再度ユーティリティルーム16に持ち運ぶ作業も容易
に行える利点がある。
【0020】また、物干しルーム17は屋外側に望む住
宅1の隅部Aに配置しているので、日当たりが良好とな
って比較的短時間で洗濯物32を乾燥させることができ
るとともに、専用の物干しルーム17内で物干しを行う
ので、屋内側であっても人目に付きにくい利点がある。
さらに、物干しルーム17は住宅1の隅部Aに位置して
いるので、一層人目に付きにくくなる。
宅1の隅部Aに配置しているので、日当たりが良好とな
って比較的短時間で洗濯物32を乾燥させることができ
るとともに、専用の物干しルーム17内で物干しを行う
ので、屋内側であっても人目に付きにくい利点がある。
さらに、物干しルーム17は住宅1の隅部Aに位置して
いるので、一層人目に付きにくくなる。
【0021】なお、物干しルーム17内で物干しを行う
に際して、図5に示す物干し支持具28に代えて、例え
ば、図6及び図7に示すような、物干しルーム17の天
井33から下方へ延びるように設置した物干し支持具3
4を使用することも可能である。この物干し支持具34
は、天井33に固定された支持板35に各上端部が接続
され、各々天井33から下方へ延びる左右一対の三角形
状の支持アーム36と、各支持アーム36の下端部から
下方へ伸び、その下端部が大略半円状に湾曲したフック
部37と、両支持アーム36の下端部間で大略水平方向
へ延びる連結バー38と、連結バー38から上方へ突出
するように設けられた複数の突起39とを備えており、
複数の物干し支持具34のフック部37間或いは連結バ
ー38間に物干し竿30を架け渡して物干しを行うもの
である。
に際して、図5に示す物干し支持具28に代えて、例え
ば、図6及び図7に示すような、物干しルーム17の天
井33から下方へ延びるように設置した物干し支持具3
4を使用することも可能である。この物干し支持具34
は、天井33に固定された支持板35に各上端部が接続
され、各々天井33から下方へ延びる左右一対の三角形
状の支持アーム36と、各支持アーム36の下端部から
下方へ伸び、その下端部が大略半円状に湾曲したフック
部37と、両支持アーム36の下端部間で大略水平方向
へ延びる連結バー38と、連結バー38から上方へ突出
するように設けられた複数の突起39とを備えており、
複数の物干し支持具34のフック部37間或いは連結バ
ー38間に物干し竿30を架け渡して物干しを行うもの
である。
【0022】さらに、厨房18内に必要な作業スペース
を確保できない場合に、物干しルーム17内で配膳等の
作業を行うことができるが、その場合も、厨房18がユ
ーティリティルーム16を介して物干しルーム17と近
接しているので、持ち運びの手間も掛からず好適であ
る。
を確保できない場合に、物干しルーム17内で配膳等の
作業を行うことができるが、その場合も、厨房18がユ
ーティリティルーム16を介して物干しルーム17と近
接しているので、持ち運びの手間も掛からず好適であ
る。
【0023】図1に示した間取りは、単なる例示であっ
て、物干しルーム17が住宅1のいずれか一つの隅部A
に位置しており、且つユーティリティルーム16が物干
しルーム17、洗面兼脱衣室15及び厨房18の全てに
隣接している限り、図1以外の任意の配置とすることが
できる。
て、物干しルーム17が住宅1のいずれか一つの隅部A
に位置しており、且つユーティリティルーム16が物干
しルーム17、洗面兼脱衣室15及び厨房18の全てに
隣接している限り、図1以外の任意の配置とすることが
できる。
【0024】なお、物干しルーム17はできるだけ日当
たりの良好な方角、例えば、南側に面した隅部Aに配置
することが好適である。また、脱衣室15は必ずしも洗
面設備を備えている必要はなく、脱衣専用の部屋であっ
てもよい。
たりの良好な方角、例えば、南側に面した隅部Aに配置
することが好適である。また、脱衣室15は必ずしも洗
面設備を備えている必要はなく、脱衣専用の部屋であっ
てもよい。
【0025】また、上記の実施の形態では、ユーティリ
ティルーム16内で洗濯、アイロン掛け及び洗濯済の衣
類等の収納を行えるようにしたが、ユーティリティルー
ム16内では最小限、洗濯作業が行えるようになってい
ればよく、アイロン台26や収納ボックス24、25等
をユーティリティルーム16内に設けることは必須では
ない。
ティルーム16内で洗濯、アイロン掛け及び洗濯済の衣
類等の収納を行えるようにしたが、ユーティリティルー
ム16内では最小限、洗濯作業が行えるようになってい
ればよく、アイロン台26や収納ボックス24、25等
をユーティリティルーム16内に設けることは必須では
ない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の住宅のユーティリティルーム廻りの構造は、住宅の隅
部に物干しルームを設け、この物干しルームの隣りにユ
ーティリティルームを配置するとともに、該ユーティリ
ティルームに隣接して脱衣室と厨房とを配設したもので
あるから、脱衣室で脱衣した衣類を隣接するユーティリ
ティルーム内で洗濯し、乾燥させた後、上記ユーティリ
ティルーム内でアイロン掛けや収納等の作業を行うこと
ができるとともに、例えば、寒冷地等で冬季等に屋外側
で物干しを行うことができない場合は、屋内側の上記物
干しルーム内で洗濯物を乾燥させることができる。この
場合、屋内側での物干しを物干しルーム内のみで行うこ
とにより、住宅全体が高湿度となることを防止できると
ともに、物干しルームについても換気扇等を設置するこ
とにより、湿度の上昇を抑制することができる。
の住宅のユーティリティルーム廻りの構造は、住宅の隅
部に物干しルームを設け、この物干しルームの隣りにユ
ーティリティルームを配置するとともに、該ユーティリ
ティルームに隣接して脱衣室と厨房とを配設したもので
あるから、脱衣室で脱衣した衣類を隣接するユーティリ
ティルーム内で洗濯し、乾燥させた後、上記ユーティリ
ティルーム内でアイロン掛けや収納等の作業を行うこと
ができるとともに、例えば、寒冷地等で冬季等に屋外側
で物干しを行うことができない場合は、屋内側の上記物
干しルーム内で洗濯物を乾燥させることができる。この
場合、屋内側での物干しを物干しルーム内のみで行うこ
とにより、住宅全体が高湿度となることを防止できると
ともに、物干しルームについても換気扇等を設置するこ
とにより、湿度の上昇を抑制することができる。
【0027】なお、この物干しルームは、洗濯用の部屋
であるユーティリティルームに隣接させて設けているの
で、洗濯物の持ち運びも容易であり、且つ物干しルーム
は屋外側に望む住宅の隅部に位置しているので、日当た
りも良好となって乾燥に要する時間も短くなる利点があ
る。
であるユーティリティルームに隣接させて設けているの
で、洗濯物の持ち運びも容易であり、且つ物干しルーム
は屋外側に望む住宅の隅部に位置しているので、日当た
りも良好となって乾燥に要する時間も短くなる利点があ
る。
【0028】また、専用の物干しルームを設けたので、
乾燥中の洗濯物が人目に付きにくく、見栄えを損なうこ
とがなくなる利点がある。この場合、物干しルームは住
宅の隅部に位置しているので、一層人目に付きにくくな
る。
乾燥中の洗濯物が人目に付きにくく、見栄えを損なうこ
とがなくなる利点がある。この場合、物干しルームは住
宅の隅部に位置しているので、一層人目に付きにくくな
る。
【0029】さらに、冬季等に寒さや積雪等の事情で屋
外のスペースをサービスヤードとして利用することがで
きない場合、上記物干しルーム内で保存食品の貯蔵や配
膳等の作業を行うことができる利点がある。この場合、
厨房はユーティリティルームを介して物干しルームに近
接しているので、厨房から物干しルームへの移動距離も
比較的短くなり、持ち運び等の作業も容易に行える。
外のスペースをサービスヤードとして利用することがで
きない場合、上記物干しルーム内で保存食品の貯蔵や配
膳等の作業を行うことができる利点がある。この場合、
厨房はユーティリティルームを介して物干しルームに近
接しているので、厨房から物干しルームへの移動距離も
比較的短くなり、持ち運び等の作業も容易に行える。
【図1】本発明の実施の形態に係る住宅を示す概略平面
図。
図。
【図2】上記住宅におけるユーティリティルームの奥側
の配置を示す概略斜視図。
の配置を示す概略斜視図。
【図3】上記ユーティリティルームの手前側の配置を示
す概略斜視図。
す概略斜視図。
【図4】上記住宅における物干しルームを示す概略斜視
図。
図。
【図5】上記物干しルーム内で物干しを行う様子を示す
概略斜視図。
概略斜視図。
【図6】本発明の変形例における物干し支持具を示す概
略正面図。
略正面図。
【図7】上記変形例の物干し支持具を示す概略斜視図。
1 住宅 15 洗面兼脱衣室(脱衣室) 16 ユーティリティルーム 17 物干しルーム 18 厨房 A 隅部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 浩幸 大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 (72)発明者 杉村 保人 大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 Fターム(参考) 2E025 AA01
Claims (1)
- 【請求項1】 住宅の隅部に物干しルームを設け、この
物干しルームの隣りにユーティリティルームを配置する
とともに、該ユーティリティルームに隣接して脱衣室と
厨房とを配設したことを特徴とする住宅のユーティリテ
ィルーム廻りの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10262651A JP2000087571A (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 住宅のユーティリティルーム廻りの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10262651A JP2000087571A (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 住宅のユーティリティルーム廻りの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000087571A true JP2000087571A (ja) | 2000-03-28 |
Family
ID=17378745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10262651A Pending JP2000087571A (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 住宅のユーティリティルーム廻りの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000087571A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007198102A (ja) * | 2006-01-23 | 2007-08-09 | Yasuki Sonobe | 洗濯物一時乾燥室 |
JP2011084975A (ja) * | 2009-10-19 | 2011-04-28 | Misawa Homes Co Ltd | 建物の吹抜け構造 |
JP2017066629A (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | 大和ハウス工業株式会社 | 住宅 |
JP2020023800A (ja) * | 2018-08-06 | 2020-02-13 | トヨタホーム株式会社 | 住宅 |
-
1998
- 1998-09-17 JP JP10262651A patent/JP2000087571A/ja active Pending
Cited By (5)
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---|---|---|---|---|
JP2007198102A (ja) * | 2006-01-23 | 2007-08-09 | Yasuki Sonobe | 洗濯物一時乾燥室 |
JP2011084975A (ja) * | 2009-10-19 | 2011-04-28 | Misawa Homes Co Ltd | 建物の吹抜け構造 |
JP2017066629A (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | 大和ハウス工業株式会社 | 住宅 |
JP2020023800A (ja) * | 2018-08-06 | 2020-02-13 | トヨタホーム株式会社 | 住宅 |
JP7164989B2 (ja) | 2018-08-06 | 2022-11-02 | トヨタホーム株式会社 | 住宅 |
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