JPH0810132Y2 - ユニットルーム - Google Patents

ユニットルーム

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JPH0810132Y2
JPH0810132Y2 JP1989115778U JP11577889U JPH0810132Y2 JP H0810132 Y2 JPH0810132 Y2 JP H0810132Y2 JP 1989115778 U JP1989115778 U JP 1989115778U JP 11577889 U JP11577889 U JP 11577889U JP H0810132 Y2 JPH0810132 Y2 JP H0810132Y2
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JP
Japan
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unit room
clothes
shower
washbasin
wall
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Application number
JP1989115778U
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JPH0355461U (ja
Inventor
浩 河村
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はユニットルールの改良に関する。
(従来の技術) 生活様式の変化にともない、住宅内にシャワー設備付
きユニットルームを設ける家庭が増加している。
ユニットルームは、壁で区画された略密閉空間である
為に、シャワー以外の用途はごく限られている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、限られた住宅内スペースを有効に活用する必
要があり、本考案の目的はユニットルームをシャワー使
用に限定することなくユニットルームの多目的化を図る
ことにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本考案は、ユニットルーム内上
部に物干しバーを水平に掛け渡し前記物干しバーの直下
の床面に物干しバーと平行に排水溝を設けてなる。
ここで、前記ユニットルーム内に洗面器を設けてもよ
い。
さらに、前記洗面器の排水管を、前記排水溝に連結す
ることが好ましい。
(作用) 脱水が不十分で水滴がしたたり落ちるような洗濯物を
上部の物干しバーに吊下げても、直下床面に設けた排水
溝で水滴を受けることができ、床面を不要に濡らすこと
がない。
また、洗面器を設けたため、小物を洗って物干しバー
に吊下げて、乾かすことができる。
さらに、洗面器の排水管が排水溝に連結しているの
で、排水管の取付け施工が容易に行なえる。
(実施例) 本考案の実施例を添付図面に基づいて以下に説明す
る。
第1図は、本考案のユニットルームを備えた住宅の部
分斜視図である。
住宅1は二階建であり、その二階部分に本考案のユニ
ットルーム2が配置されている。このユニットルームの
一部が出窓部分20として住宅の壁1aよりより外方へ突出
している。
第2図はユニットルームの平面図であり、ユニットル
ーム2は住宅用の壁1aより外へ突出している前記出窓部
分20と、それ以外の屋内部分10とからなる。
屋内部分10は扉11aを含む扉付き壁11と、右壁12と左
壁13とこれら壁11,12,13の下端に接続する床パン14と不
図示の天井とからなる。
一方、出窓部分20の壁21は、平面視台形状をなし、そ
れの上底部21a内側に鏡22を取り付け、右斜辺部21b及び
左斜辺部21cにジャロジ23,23を嵌め込んである。ジャロ
ジ23は多段の羽根を一括して開けて明り取り作用、閉じ
てブラインド作用をなす。
上記出窓部分20には、図示する如く、大型洗面器24が
配置されている。
第3図は第2図のA矢視図であって、前記鏡22の下方
に配置した大型洗面器24の下方には、給湯器25と除湿乾
燥器26とが収納されている。
前記給湯器25から給湯を受けるカラン27が大型洗面器
24の右部に配置され、又シャワーホース28が分岐してい
る。
第4図は第2図のB−B矢視図であり、前記シャワー
ホース28は延出し、先端にシャワーヘッド29を備えてい
る。屋内部分の右壁12には、シャワーホルダ15とシャワ
ーヘッド逆ハンガ16とが取付けられている。
シャワーホルダ15は垂直ポール部15aにシャワーヘッ
ドネックソケット15bを垂直自在に取付けたものであ
る。該ソケット15bに付属の止めネジ15cを螺進させて、
ソケット15bをポール部15aに固定する。
シャワーヘッド逆ハンガ16はシャワーヘッドの吐水面
29aを右壁12に向けて収納する為のものである。
床パン14は、その床面14aを図示左方へ緩く傾斜させ
るとともに、左端に排水溝14bを備え、且つ床パン周縁
には立上り部14cを巡らせたものである。なお、床パン1
4はFRP(繊維強化プラスチック)を素材とし、前記排水
溝14b左方から立上がる前壁部14dと、この前壁部の上縁
部から図面左方に折れ曲がり延出するカウンタ部14e
と、このカウンタの図面左縁部から立上る奥壁部14fま
でを一体成形したものである。更に、カウンタ部14eに
は下方へ凹設して、大型洗面器24が形成されている。
この洗面器24の排水管30は排水トラップ31を介して下
降してのち、傾斜管32を介して前記床パンの排水溝14b
に接続している。
第5図は第2図のC−C矢視図であり、左壁13の下部
には収納型イス18が係止されている。即ちイス18は使用
する時にのみ水平にし、不必要な時には持ち上げること
によって想像線Dに示すように左壁13に密着する。
左壁13の上部には、物干しバー33の一端が固接されて
いる。この物干しバー33の他端は前記右壁12まで水平に
延出して右壁12に固接されている。よって、このバー33
は左・右壁13,12に有効な水平方向補強材となる。ま
た、この物干しバー33の直下の床面14aの右端には、物
干しバー33と平行に排水溝14bが設けられている。
一方、シャワールーム2の天井40は屋内部天井41と、
出窓部天井42とを接続してなる。
出窓部天井42は、図示する如く屋根板43の下部にボッ
クス部44を一体的に接合形成し、ボックス部44に換気扇
45を収納するとともに、下面に通気孔44a…、側面に室
外に向って下に傾斜する通気孔44b…を設けたものであ
る。
上記出窓部天井42の屋内側に照明ランプ46が取付けら
れ、このランプ46は半透明板47で覆われている。
以上の構成からなるユニットルームの組立方法を次に
説明する。
第6図はユニットルームの分解図であり、一体型床パ
ン14のカウンタ部14e及び奥壁部14fに出窓部分の壁21を
載置し、カウンタ部14eの下部をパネルP1〜P3で適当に
塞ぎ、前記出窓部分に第5図で説明した出窓部天井42を
載せる。
一方、床パン14の屋内部分には扉付き壁11、右壁12及
び左壁13を建掛け、相互に結合して後に、屋内天井部41
を載せれば良い。
そして、床パンの前壁部14dに設けた十分に大きな矩
型開口14gに嵌合してある凹形蓋14hを取り外し、矩型開
口を介して給湯器25、乾燥器26を取り込むとともに、排
水管30など水廻り配管施工を実施する。前記着脱自在な
凹形蓋14hは大型洗面器24を使用する人の脚部が入り得
るように十分に奥まで窪ませたことに特徴がある。
以上の説明したユニットルームの作用を次に述べる。
本考案のシャワールームは多用途型であって、先ず早
朝においては大型洗面器24とカラン27とによって洗顔及
び歯磨をし、また洗面器24近傍に設けたシャワーヘッド
ホルダ34にシャワーヘッド29と取付けた状態でイス18に
腰掛けて洗髪をする。この洗髪は着衣のままで行えるこ
とを特徴とする。
昼間においては、洗面器24の大きな水槽を利用して洗
濯が可能であり、この洗濯物を常設してある物干しバー
33に吊下げる。この時、洗濯物から水滴がしたたり落ち
ても排水溝14bで受けることができ、床面を不要に濡ら
さないで済む。次に、乾燥器26を運転する。乾燥器26か
ら吐出した温風は、第5図に示す如く、凹形蓋14hに開
けたグリル14j…を通ってユニットルーム2内を上昇
し、想像線Eで示す洗濯物を乾燥して後に下降し、グリ
ル14j…から乾燥器26へ戻る。仍って洗濯物は短時間で
乾燥する。第7図は物干しバーの使用例を示し、水平に
掛け渡した物干しバー33には例えばタオルW1を直接的に
吊下し、また靴下等小物W2,W3をハンガー35を介して吊
下することができる。
夕方には移動自在なシャワーヘッド29にてシャワーを
使える。この際に、シャワー使用者が鏡22に臨むなら
ば、出窓部分を含む拡大された空間を使用することとな
り、広いシャワー用空間によって開放感をあじわえる。
そして、シャワー使用中に洗面器24やイス18を使うこ
とは差支えない。
シャワー使用後に換気扇45を運転すれば、ルーム内の
湿気は通気孔44a→換気扇45→通気孔44bの順で屋外へ強
制排出され、短時間で床や壁などユニットルーム内を乾
燥でき、カビの発生を防止できるとともに、次のユニッ
トルーム使用者に快適感を与える。
以上に述べたユニットルームの使用法は一例を示した
にすぎず、上記した洗面、歯磨、洗髪、洗濯、物干し、
シャワー等は任意に行って良いし、また乾燥器や換気扇
の運転も随時行って良い。
なお、本実施例では床パン14を大型洗面器24を含む一
体形としたので、ユニットルーム内の清掃は極めて容易
になる。
(考案の効果) 以上に述べた通り本考案によれば、ユニットルーム内
上部に物干しバーを水平に掛け渡し物干しバーの直下の
床面に物干しバーと平行に排水溝を設けているので、雨
や風が強く屋外に洗濯物を干せない場合でも、室内に干
すことができる。特に、脱水が不十分で洗濯物から水滴
がしたたり落ちたとしても物干しバー直下の床面に設け
た排水溝で受けることができ、床面を不要に濡らさない
で済む。また、ユニットルーム内に物干しバーを設けて
いるため、他室に湿気が行くことなくユニットルーム内
で乾燥処理ができる。さらに洗面器を設けたため、小物
を洗って乾かすことができる。またその洗面器の排水管
は排水溝に連結しているため排水管の取付施工が容易に
行なえるというメリットが生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のユニットルームを備えた住宅の部分
斜視図、 第2図はユニットルームの平面図、 第3図は第2図のA矢視図、 第4図は第2図のB−B矢視図、 第5図は第2図のC−C矢視図、 第6図はユニットルームの分解図、 第7図は物干しバーの使用例を示す図。 2……シャワールーム、14b……排水溝、24……大型洗
面器、30……排水管、33……物干しバー

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユニットルーム内上部に物干しバーを水平
    に掛け渡し前記物干しバーの直下の床面に物干しバーと
    平行に排水溝を設けてなることを特徴とするユニットル
    ーム。
  2. 【請求項2】前記ユニットルーム内に洗面器を設けてな
    ることを特徴とする請求項1記載のユニットルーム。
  3. 【請求項3】前記洗面器の排水管は、前記排水溝に連結
    されていることを特徴とする請求項2記載のユニットル
    ーム。
JP1989115778U 1989-09-29 1989-09-29 ユニットルーム Expired - Lifetime JPH0810132Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989115778U JPH0810132Y2 (ja) 1989-09-29 1989-09-29 ユニットルーム

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989115778U JPH0810132Y2 (ja) 1989-09-29 1989-09-29 ユニットルーム

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Publication Number Publication Date
JPH0355461U JPH0355461U (ja) 1991-05-28
JPH0810132Y2 true JPH0810132Y2 (ja) 1996-03-27

Family

ID=31664097

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989115778U Expired - Lifetime JPH0810132Y2 (ja) 1989-09-29 1989-09-29 ユニットルーム

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JP (1) JPH0810132Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61184053U (ja) * 1985-05-04 1986-11-17

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JPH0355461U (ja) 1991-05-28

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