JP2000096844A - 住 宅 - Google Patents

住 宅

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JP2000096844A
JP2000096844A JP10265962A JP26596298A JP2000096844A JP 2000096844 A JP2000096844 A JP 2000096844A JP 10265962 A JP10265962 A JP 10265962A JP 26596298 A JP26596298 A JP 26596298A JP 2000096844 A JP2000096844 A JP 2000096844A
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JP
Japan
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drying unit
house
room
sunroom
laundry
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Pending
Application number
JP10265962A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yamakawa
孝 山川
Hiroyuki Minamide
弘之 南出
Hiroyuki Saito
浩幸 斉藤
Yasuto Sugimura
保人 杉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冬季にも屋内側の日当たりが良好で洗濯物も
屋内側で比較的短時間で乾燥させることが可能な住宅を
提供すること。 【解決手段】 外壁部25、26の略全面を透光性板材
27で覆ったサンル−ム13を住宅の隅部Aに設け、こ
のサンル−ム13内に物干しユニット31を天井部32
から昇降自在となるように設置してなる住宅。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅の隅部にサン
ル−ムを設け、屋内で物干し等を行えるようにした、積
雪地、寒冷地等に好適な住宅に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、洗濯機は住宅の屋外側の裏庭等に
設置するのが一般的であったが、例えば、積雪地、寒冷
地等では寒さや積雪等の影響で冬季には屋外側で洗濯作
業を行うのが困難なものである。そのため、近年では、
屋内側に洗濯機を設置するための部屋であるユーティリ
ティルームを設けるとともに、必要により、このユーテ
ィリティルーム内で洗濯済の衣類のアイロン掛けや収納
等の作業も行えるようにした住宅が増加しつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、屋内側のユ
ーティリティルーム内で洗濯を行った場合でも、積雪
地、寒冷地等では冬季には屋外側で洗濯物を乾燥させる
ことが困難な問題がある。その場合、屋内側で物干しを
行うことも考えられるが、屋内側は一般に日当たりが悪
く、洗濯物の乾燥に長時間を有するものである。また、
積雪地、寒冷地等では、冬季には昼間であっても屋内の
日当たりが良好でないために、照明や暖房に要するコス
トが高騰しがちなものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した課題
を解決し、冬季にも屋内側の日当たりが良好で洗濯物も
屋内側で比較的短時間で乾燥させることが可能な住宅を
提供することを目的としている。
【0005】そのため、請求項1に係る住宅は、外壁部
の略全面を透光性板材で覆ったサンル−ムを住宅の隅部
に設け、このサンル−ム内に物干しユニットを天井部か
ら昇降自在となるように設置したことを特徴とするもの
である。
【0006】係る構成の住宅においては、例えば、積雪
地、寒冷地等では、冬季には上記サンル−ム内で上記物
干しユニットを用いて洗濯物の乾燥を行うことができ
る。また、日当たりの良好なサンル−ム内で、食事やト
レーニング、趣味、芸術活動或いは家族団欒等を楽しむ
ことができる。
【0007】請求項2に係る住宅は、請求項1の構成に
おいて、上記サンル−ムは住宅の出隅部に設けたことを
特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。図1にこの実施の形態に係る2階建
ての住宅の1階部分の平面図を示すように、住宅1の玄
関2の奥側にホール3を配置し、このホール3の左側に
隣接して和室4を設けるとともに、和室4の奥側に寝室
5を配設している。寝室5内の一角には便所6を設ける
とともに、寝室5の右側に隣接させてクロゼット7を設
けている。
【0009】また、ホール3の右側に隣接させて居間8
を配設し、さらにこの居間8の右側に食堂10を設ける
一方、食堂10の奥側に厨房11を配置している。さら
に、厨房11の奥側に隣接させてユーティリティルーム
12を設けるとともに、ユーティリティルーム12の奥
側に隣接する住宅1の一つの隅部Aにサンル−ム13を
配置している。
【0010】サンル−ム13の左側に隣接させて、順次
洗面兼脱衣室14と浴室15とを設け、且つ浴室15の
手前側に隣接させて便所16を設けている。また、便所
16と対向させて押入れ17を設け、この押入れ17の
上方には、図示しない2階部分へ通じる階段18を配設
している。
【0011】ユーティリティルーム12内の一角には不
図示の蛇口を有する洗濯流し20を設け、さらに洗濯流
し20に隣接させて洗濯機21と、洗濯済の衣類等を収
納する収納ボックス22とを設けている。また、ユーテ
ィリティルーム12内の他の一角には、洗濯済の衣類等
にアイロン掛けを行うためのアイロン台23を設置して
いる。
【0012】図1から明らかなように、サンル−ム13
を設けた住宅1の隅部Aは出隅部として構成している。
ユーティリティルーム12とサンル−ム13との間は開
閉自在な引戸24により区画している。
【0013】図2に示すように、サンル−ム13と屋外
側とを区画する2方向の外壁部25、26の略全面を複
数枚のガラス板27(透光性板材)で覆っている。すな
わち、サンル−ム13の2方向の外壁部25、26に
は、複数の縦フレーム28と複数の横フレーム29とを
各々所定の間隔で配設し、隣接する縦・横フレーム2
8、29間の隙間に各々ガラス板27を装着している。
縦フレーム28及び横フレーム29はアルミニウムまた
はステンレス鋼等の金属からなる。
【0014】図3及び図4に示すように、サンル−ム1
3内に比較的大型(例えば、長辺方向が2m以上程度)
の物干しユニット31を配置し、この物干しユニット3
1をサンル−ム13の天井部32に昇降自在に取り付け
ている。物干しユニット31は、折畳みアーム機構33
と、連結部材34と、フレーム35とを備えている。
【0015】上記折畳みアーム機構33は平行リンク機
構からなり、互いに交差状に配置される各一対のアーム
36の中間部の交差位置をピン37で回動自在に接続す
るとともに、上下に隣接するアーム36の対応する端部
同士をピン38で回動自在に接続してなる。
【0016】また、折畳みアーム機構33の上端部と下
端部にはアーム36の約1/2の長さのアーム40、4
1を各一対配置し、上方のアーム40の対応する端部を
ピン42により天井部32に設けた取付凸部43に回動
自在に接続する一方、下方のアーム41の対応する端部
をピン44で連結部材34の上部における取付凸部45
に回動自在に連結するとともに、アーム40、41の各
他端部をピン38により、対応するアーム36の端部に
回動自在に連結している。さらに、アーム41とその上
方に隣接するアーム36の対応位置には、折畳みアーム
機構33を上昇位置でロックするための係止部材46
(凸部材)と係合部材47(凹部材)とをそれぞれ取り
付けている。
【0017】フレーム35は、例えば、各一対の縦部材
48及び横部材50で矩形状に構成し、縦部材48の対
応位置間に横部材50と平行に連結棒51を配置してい
る。このフレーム35の4つのコーナ部を各々ワイヤ5
2(またはチェーン等)によって連結部材34に接続
し、フレーム35を連結部材34から略水平姿勢で吊下
げ支持している。
【0018】フレーム35の一端部近傍の縦部材48間
には、タオル等を吊り下げるための大略コ字状のハンガ
53を複数設けるとともに、フレーム35のハンガ53
を設けた以外の位置には、多数の洗濯挟み54を樹脂製
等の細い支持部材55を介して吊下げ支持している。ま
た、連結部材34の下部には、下方へ延びる操作棒56
を取り付けている。この操作棒56は、例えば、下端部
に取り付けた把手56aがフレーム35より若干下方に
位置するような長さとする。
【0019】上記の構成において、サンル−ム13内で
物干しを行わない場合には、図5に示すように、物干し
ユニット31を天井部32の近傍まで上昇させておく。
この上昇位置では、上記係止部材46が係合部材47に
係合することにより、折畳みアーム機構33の下方への
伸張を防止している。
【0020】そして、このように、物干しユニット31
を天井部32近傍に退避させた状態で、サンル−ム13
内に、必要により、テーブル、椅子等の各種家具類等を
配置して、食事や家族団欒、趣味、芸術活動、各種トレ
ーニング等を行うことができる。この場合、サンル−ム
13は屋外側に面した住宅1の隅部Aに位置するととも
に、外壁部25、26の略全面をガラス板27で覆って
いるので、日当たりは良好であり、冬季であっても各種
活動を快適に行える。また、太陽光線を大量に取り込む
ことにより、サンル−ム13内の照明、暖房コストも低
減できる。
【0021】一方、冬季等にサンル−ム13内で物干し
を行う場合は、上記した操作棒56の下端部を把持して
下方へ牽引することにより、図3、図4に示すように、
係止部材46と係合部材47の係合状態を解除して物干
しユニット31を引き下ろし、この状態で、図6に示す
ように、物干しユニット31に各種の洗濯物57を吊り
下げることができる。これにより、日当たりの良好なサ
ンル−ム13で洗濯物57を比較的短時間で乾燥させる
ことができる。
【0022】洗濯物57の乾燥が終了した後は、洗濯物
57を物干しユニット31から取り外した後、操作棒5
6を上方へ押し上げることにより、再度物干しユニット
31を天井部32近傍に退避させ、係止部材46と係合
部材47を係合させてロックすればよい。なお、洗濯物
57を干したままサンル−ム13を使用したい場合等に
は、図7に示すように、物干しユニット31に洗濯物5
7を吊り下げた状態で物干しユニット31を天井部32
近傍に退避させることも可能である。
【0023】図8に本発明の他の実施の形態を示す。こ
の実施の形態の物干しユニット58においては、上述の
折畳みアーム機構33の代わりに、回動式のアーム60
を用い、アーム60の一端部を天井部32の取付凸部6
1にピン62を介して回動自在に取り付ける一方、アー
ム60の他端部にピン63を介して連結部34の上部側
の取付凸部64に回動自在に接続している。また、連結
部34の下部側の取付凸部65に操作棒56の一端部を
ピン66を介して回動自在に接続している。
【0024】係る構成によれば、物干しユニット58の
非使用時には、図9のように、アーム60を略水平姿勢
とし、アーム60側に設けた係止部材67を天井部32
側の係合部材68に係合することにより、物干しユニッ
ト58を天井部32近傍に保持しておき、物干しユニッ
ト58の使用時には、操作棒56を牽引することによ
り、図8のように、アーム60が略垂直に垂れ下がる姿
勢として、フレーム35を下降させればよい。
【0025】なお、物干しユニットを昇降させる機構と
しては、上述の折畳みアーム機構33やアーム60の他
に、フレーム35をワイヤで支持してこのワイヤを巻き
取りまたは巻き戻すことにより物干しユニットを昇降さ
せる等、各種の機構を使用することができる。また、例
えば、このワイヤとその巻取り、巻戻し機構を用いた場
合等における物干しユニットの昇降作業は、手動作業以
外に電動モータ等で自動的に行うこともできる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の住宅は、外壁部の略全面を透光性板材で覆ったサンル
−ムを住宅の隅部に設け、このサンル−ム内に物干しユ
ニットを天井部から昇降自在となるように設置したもの
であるから、例えば、積雪地、寒冷地等では、冬季には
上記サンル−ム内で上記物干しユニットを引き下ろし、
この物干しユニットを用いて洗濯物の乾燥を行うことが
できる。
【0027】この場合、上記サンル−ムは、屋外側に面
した住宅の隅部に位置するとともに外壁部の略全面を透
光性板材で覆っているから、屋内側であっても日当たり
は良好であり、比較的短時間で洗濯物を乾燥させること
ができる。また、物干しユニットは上記サンル−ムの天
井部に作り付けているので、引き下ろすのみで使用で
き、一々、物干しユニットを設置する手間が不要であ
る。さらに、物干しを行わない場合は、上記物干しユニ
ットを天井部付近まで上昇させておけば、人目に付きに
くく、且つ上記サンル−ム内での各種活動の妨げになる
こともない。
【0028】また、日当たりの良好な上記サンル−ム内
で、食事やトレーニング、趣味、芸術活動或いは家族団
欒等を楽しむことができる。さらに、サンル−ム内では
太陽光線による暖房、照明効果が得られるため、暖房及
び照明に要するコストを削減することが可能となる。
【0029】請求項2に係る住宅は、請求項1の構成に
おいて、上記サンル−ムは住宅の出隅部に設けたもので
あるから、サンル−ム内の日当たりは一層良好なものと
なり、サンル−ム内での洗濯物の乾燥が一層短時間で行
えるとともに、サンル−ムを食事や家族団欒等の用途に
用いる場合でもサンル−ム内の居住性は一層快適なもの
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る2階建て住宅の1階
部分を示す概略平面図。
【図2】上記住宅のサンル−ム内を示す概略斜視図。
【図3】上記サンル−ムに取り付ける物干しユニットを
示す概略正面図。
【図4】上記物干しユニットの一部を示す概略斜視図。
【図5】上記物干しユニットを上昇させた状態を示す概
略正面図。
【図6】上記物干しユニットに洗濯物を吊り下げた状態
を示す概略斜視図。
【図7】上記物干しユニットに洗濯物を吊り下げて上昇
させた状態を示す概略正面図。
【図8】本発明の他のの実施の形態における物干しユニ
ットを示す概略正面図。
【図9】図8の物干しユニットを上昇させた状態を示す
概略正面図。
【符号の説明】
1 住宅 13 サンル−ム 25、26 外壁部 27 ガラス板(透光性板材) 31、58 物干しユニット A 隅部(出隅部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 浩幸 大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 (72)発明者 杉村 保人 大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 Fターム(参考) 2E025 AA01 AA15 AA25 DA12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁部の略全面を透光性板材で覆ったサ
    ンル−ムを住宅の隅部に設け、このサンル−ム内に物干
    しユニットを天井部から昇降自在となるように設置した
    ことを特徴とする住宅。
  2. 【請求項2】 上記サンル−ムは住宅の出隅部に設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の住宅。
JP10265962A 1998-09-21 1998-09-21 住 宅 Pending JP2000096844A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016118048A (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 ミサワホーム株式会社 建物

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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