JPH0729934U - アナログ信号発生装置 - Google Patents

アナログ信号発生装置

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JPH0729934U
JPH0729934U JP5721293U JP5721293U JPH0729934U JP H0729934 U JPH0729934 U JP H0729934U JP 5721293 U JP5721293 U JP 5721293U JP 5721293 U JP5721293 U JP 5721293U JP H0729934 U JPH0729934 U JP H0729934U
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JP
Japan
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output
analog
circuit
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self
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Application number
JP5721293U
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Inventor
正勝 岩坪
武敏 池上
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自己診断回路の冗長性をなくすと共に簡単な構
成とし、高速化を図ったアナログ信号発生装置の実現。 【構成】アナログ出力回路と、直流オフセットDA変換
器と、自己診断回路と、プロセッサを備えたアナログ信
号発生装置において、前記自己診断回路を、前記直流オ
フセットDA変換器の出力の加算された前記アナログ出
力回路の出力を基準電圧と比較する比較器と、この比較
器の出力をロジックレベルに変換する出力回路により構
成し、前記プロセッサは、自己診断時には、前記アナロ
グ出力回路に所定の値を与えた状態で、前記直流オフセ
ットDA変換器に与えるデータを変化させ、その時の自
己診断回路の出力に基づいて前記アナログ出力回路の異
常を診断する機能を有するように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、アナログ信号発生装置に関し、特に自己診断機構の改善に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来より図3に示すようにコンピュータを用いた自己診断機能付きのアナログ 信号発生装置がある。この装置では、コンピュータ(以下CPUという)1より 出力されるデジタルデータをアナログ出力回路2によりアナログ変換し、直流オ フセット用のデジタル・アナログ変換器(以下DA変換器という)3から出力さ れるオフセット電圧を加算器4で加算することによりアナログ出力回路2のオフ セット補正を行う。オフセット補正されたアナログ信号はスイッチ5を介して外 部へ送出される。
【0003】 自己診断回路6は、少なくともアナログ出力回路2を診断するためのもので、 CPU1から診断用として与えられるデータとアナログ出力回路2の出力とを比 較することにより診断する。比較の方式は、アナログレベルかデジタルレベルか によって2つの方式に別れる。
【0004】 アナログレベルで比較するアナログ比較方式の場合は、自己診断回路をデジタ ル・アナログ変換器(以下DA変換器という)と比較器より構成し、CPU1か ら与えられたデジタルデータをDA変換器でアナログ変換した値とアナログ出力 回路2の出力とを比較器において比較する。
【0005】 デジタルレベルで比較するデジタル比較方式の場合は、自己診断回路にアナロ グ・デジタル変換器(以下AD変換器という)を備え、AD変換器の出力データ をCPU1に与えアナログ出力回路2の入力データとを比較する。
【0006】 このような構成においては、CPU1からアナログ出力回路2と自己診断回路 6へ所定のデータを与えて自己診断回路あるいはCPUでの比較結果により、ア ナログ出力回路2の異常を診断することができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の信号発生装置においては次のような問題があ った。 アナログ比較方式の自己診断回路の場合、自己診断のためだけにDA変換器を 余計に備えなければならず冗長であるという問題がある。また、このDA変換器 としてはアナログ出力回路2に比較して十分に高分解能、高精度が要求されるが 、そのようなDA変換器は高価であり、信号発生装置が高価になるという欠点が あった。
【0008】 他方デジタル比較方式の自己診断回路の場合は、AD変換器の変換速度が遅く 、コンピュータを使用して高速化を図る趣旨に反するという問題があった。
【0009】 本考案の目的は、このような点に鑑みて、直流オフセット用のDA変換器を巧 みに利用して自己診断回路の冗長性をなくすと共に、自己診断回路をアナログの 比較器を備える程度のごく簡単な構成として高速化も図ったアナログ信号発生装 置を実現するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために本考案では、与えられたデジタルデータをア ナログ信号に変換するアナログ出力回路と、このアナログ信号に対してオフセッ ト補正用のオフセット電圧を発生する直流オフセットDA変換器と、前記アナロ グ信号にオフセット電圧を加えた電圧を所定の電圧と比較してアナログ出力回路 を診断する自己診断回路と、各部に所定のデータを与える機能を有するプロセッ サを備えたアナログ信号発生装置において、 前記自己診断回路を、前記直流オフセットDA変換器の出力の加算された前記 アナログ出力回路の出力を基準電圧と比較する比較器と、この比較器の出力をロ ジックレベルに変換する出力回路により構成し、 前記プロセッサは、自己診断時には、前記アナログ出力回路に所定の値を与え た状態で、前記直流オフセットDA変換器に与えるデータを変化させ、その時の 自己診断回路の出力に基づいて前記アナログ出力回路の異常を診断する機能を有 するように構成したことを特徴とする。
【0011】
【作用】
自己診断回路は、アナログ出力回路と直流オフセットDA変換器の加算出力を 基準電圧と比較する。アナログ出力回路の入力は一定にして直流オフセットDA 変換器の出力を変化させてみる。自己診断回路の比較出力がHIGH/LOWと 変化すれば、直流オフセットDA変換器の出力および基準電圧よりアナログ出力 回路の出力電圧を予測することができる。プロセッサは上記のようなデータ設定 と予測を行う。 このような構成の自己診断回路は、DA変換器やAD変換器を持たないので処 理速度が速く、また構成も簡単になっている。
【0012】
【実施例】
以下図面を用いて本考案を詳しく説明する。図1は本考案に係るアナログ信号 発生装置の一実施例を示す構成図である。なお、図3と同等部分には同一符号を 付し、その部分の説明は省略する。 6aは自己診断回路であり、スイッチ5を介して与えられる加算器4の出力を コモンライン電位(通常0V)と比較する零比較器61と、この比較器61の出 力を0,5Vのロジック信号として送出するための出力回路62より構成されて いる。出力回路62は、順方向に直列接続され一端のカソードに+5Vが印加さ れ、他端のアノードがコモンラインに接続されているダイオード63,64と、 このダイオード63,64の共通接続点に接続された抵抗65(抵抗値は小さい )から構成されている。 比較器61の出力はダイオード63,64の共通接続点に接続されている。
【0013】 このような構成における動作を次に説明する。ただし、ここでは診断に関連す る動作の説明に留める。
【0014】 分かりやすくするために、アナログ出力回路2はフルスケールで−1〜+1V の出力がでるものとする。また直流オフセット用のDA変換器3はフルスケール で−1.5〜+1.5Vの出力が可能であるとする。
【0015】 CPU1からアナログ出力回路2に0を与える(アナログ出力回路が正常であ れば出力は−1Vとなる)。他方、直流オフセット用DA変換器3にその出力が +0.9Vとなるような値を入力する。スイッチ5は自己診断回路側に接続して おく。 この状態では、 (アナログ出力回路2の出力)+(DA変換器3の出力)<0 となるため、自己診断回路6aの出力はLOWとなる。
【0016】 次に、直流オフセット用のDA変換器3に、その出力が+1.1Vとなるよう な値をCPU1から加える。この場合は、 (アナログ出力回路2の出力)+(DA変換器3の出力)>0 となるため、自己診断回路6aの出力はHIGHとなる。
【0017】 CPU1は自己診断回路6aからの出力のLOW,HIGHを監視していれば 、アナログ出力回路の出力が−0.9V〜−1.1Vの範囲にあることが分かる 。もしアナログ出力回路2に異常があって出力が−1Vとなっていない場合には 、DA変換器3に与える設定値と自己診断回路の出力との対応関係が狂ってくる 。CPU1はその対応関係の異常からアナログ出力回路2の異常を知る。
【0018】 このように、正常なアナログ出力回路であれば出力されるであろう値の前後の 値を直流オフセット用のDA変換器よりそれぞれ発生し、自己診断回路での比較 結果の出方を調べることによってアナログ出力回路の良否を診断することができ る。
【0019】 なお、アナログ出力回路2としては各種の構成をとり得るが、例えば図2に示 すような構成の場合は、CPU1からの設定値の与え方次第で、DA変換器21 、フィルタ23、減衰器24のそれぞれについて診断が可能である。 図2の構成について簡単に説明すれば次の通りである。DA変換器21はCP U1から与えられるデジタルデータをアナログ変換し、フィルタ23はDA変換 器21からのアナログ信号の高周波成分を除去する。減衰器24はフィルタ23 から与えられる信号の大きさを減衰する。なお、減衰量は半固定でCPU1から 指定できるようになっている。 振幅調整用DA変換器21はDA変換器21の出力の振幅を制御するリファレ ンス電圧を発生するもので、減衰器で設定できない微少分の振幅調節を行うこと ができる。
【0020】 また、実施例では、自己診断回路6aの比較器61の基準電圧を0Vとしてい るが、本考案はこれに限定されるものではなく、0V以外の基準電圧で比較する ようにしてもよい。なお、その場合オフセット用のDA変換器3の設定値も基準 電圧分を考慮した値に設定する必要がある。
【0021】 直流オフセット用のDA変換器3は、自己診断以外のときはアナログ出力回路 の出力に対する直流オフセット加算用に使用される。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、本来直流オフセット用として使用されて いたDA変換器を自己診断用に利用することによって自己診断回路の冗長性をな くし、しかも自己診断回路がアナログ比較器程度の簡単な構成で実現できたため 従来のようにAD変換器を使用するよりもより高速に自己診断を行うことが可能 となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るアナログ信号発生装置の一実施例
を示す構成図である。
【図2】アナログ出力回路の一例を示す構成図である。
【図3】従来のアナログ信号発生装置の一例を示す構成
図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 アナログ出力回路 3 DA変換器 4 加算器 5 スイッチ 6a 自己診断回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】与えられたデジタルデータをアナログ信号
    に変換するアナログ出力回路と、このアナログ信号に対
    してオフセット補正用のオフセット電圧を発生する直流
    オフセットDA変換器と、前記アナログ信号にオフセッ
    ト電圧を加えた電圧を所定の電圧と比較してアナログ出
    力回路を診断する自己診断回路と、各部に所定のデータ
    を与える機能を有するプロセッサを備えたアナログ信号
    発生装置において、 前記自己診断回路を、前記直流オフセットDA変換器の
    出力の加算された前記アナログ出力回路の出力を基準電
    圧と比較する比較器と、この比較器の出力をロジックレ
    ベルに変換する出力回路により構成し、 前記プロセッサは、自己診断時には、前記アナログ出力
    回路に所定の値を与えた状態で、前記直流オフセットD
    A変換器に与えるデータを変化させ、その時の自己診断
    回路の出力に基づいて前記アナログ出力回路の異常を診
    断する機能を有するように構成したことを特徴とするア
    ナログ信号発生装置。
JP5721293U 1993-10-22 1993-10-22 アナログ信号発生装置 Pending JPH0729934U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007155538A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Kodai Hitec:Kk 電流電圧印加・測定装置及び半導体検査装置
JP2012039835A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Fuji Electric Co Ltd 電力変換器の制御装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007155538A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Kodai Hitec:Kk 電流電圧印加・測定装置及び半導体検査装置
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