JPH1014083A - ディジタルリレーのアナログ監視及び自動調整方式 - Google Patents
ディジタルリレーのアナログ監視及び自動調整方式Info
- Publication number
- JPH1014083A JPH1014083A JP8163972A JP16397296A JPH1014083A JP H1014083 A JPH1014083 A JP H1014083A JP 8163972 A JP8163972 A JP 8163972A JP 16397296 A JP16397296 A JP 16397296A JP H1014083 A JPH1014083 A JP H1014083A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- converter
- input
- analog
- monitoring
- digital
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Abstract
変換器の直線性を保証可能とすること、並びに補正定数
を得るための既知の入力の簡易な印加手段を提供するこ
と。 【解決手段】 アナログフィルタ1、サンプルホールド
回路2、マルチプレクサ3、A/D変換器5などよりな
るアナログ部に系統入力を加え、そのA/D変換値を用
いてコンピュータ処理部6でリレー演算を行うディジタ
ルリレーにおいて、コンピュータ処理で任意の波形また
は電圧値の信号を生成させるD/A変換器7を設ける。
このD/A変換器7の出力をA/D変換精度監視信号と
してマルチプレクサ3の1チャンネルに入力し、監視電
圧を所定範囲で増減させてA/D変換精度をA/D変換
器5のダイナミックレンジ全域に亘って監視する。
Description
系統保護継電装置(ディジタルリレー)におけるアナロ
グ部の監視方式とアナログ部のゲイン・オフセット誤差
の自動調整方式に関する。
あり、(1) アナログ部A/D精度監視、(2) 高調波重畳
監視もその規定にある。
ネルだけ既定の電圧を入力し、その電圧をA/D変換し
て直流レベルでA/D変換器の精度を監視する方式であ
る。図12に監視回路を含むアナログ部の回路構成を示
す。図中、1はアナログフィルタ、2はサンプルホール
ド回路、3はマルチプレクサ、4はバッファ、5はA/
D変換器、10はA/D精度監視用抵抗分圧回路で、こ
の分圧回路10の一定の分圧電圧をマルチプレクサ3の
1入力としている。
入力に常時重畳させ、そのディジタル変換データから高
調波電圧を演算により抽出してフィルタからA/D変換
器までの透過性を監視する方式である。
抗分圧回路10を付設して予め決められた電圧値を得る
など、簡単な構成で行っていたが、このような方式で
は、高性能、高信頼性のディジタルリレーとする場合に
問題がある。その点を以下に述べる。
ーのダイナミックレンジの拡大が要求されるため、A/
D変換器は12ビットから16ビットへと高精度化して
いる。ところが、A/D精度監視では既知の固定的な入
力を監視対象としているため、A/D変換器の故障や部
品劣化による直線性の変化を的確に検知できるとは保証
されない。
換回路(約10Vで“7FF”のヘキサ値)では、監視
電圧を5Vとすると、“3FF”のヘキサ値となる。こ
の例では、MSB(11)ビット、10ビットの0への
固定故障や、10ビット以下の1への固定故障は検出で
きない。16ビットの高分解能のA/D変換器を使用し
たシステムにおいても同様である。
により過大入力が入った時に上位ビットが正しくA/D
変換されないため、ディジタルリレーが誤不動作となる
可能性がある。
て、従来の高調波重畳方式の監視における重畳高調波次
数が第3高調波が良いのか第4高調波が良いのかを選択
するニーズが発生してきた。また、将来予見されるディ
ジタルフィルタ処理の高度な波形弁別性能から、ソフト
処理で任意に重畳可能な波形発生回路の必要性が望まれ
た。
2) 前記(1)項で述べたように、高精度化ニーズに対し、
複数チャンネルのフィルタ入力部からの精度を監視する
方法は存在しない。従来の方法は、常時監視の高調波重
畳監視であっても、ダイナミックレンジ全域に入力が印
加されるものではない。例えば、常時の印加では、1/
10程度(±10Vのフルスケールでは1V)といった
具合である。また、自動点検などで外部でCTを切り替
えて事故相当の入力を印加する方法や、定期点検時に人
為的に電圧、電流を印加して保護に必要な入力レベルと
する方法である。
ているわけではない。従って、各チャンネルのフィル
タ、サンプルホールドなどの回路で起こり得るゲイン、
オフセット特性の変化、故障によっては、各チャンネル
の直線性がずれてしまい、リレー特性の劣化となる可能
性がある。
アナログ部であるフィルタ、サンプルホールド回路、A
/D変換器にはオフセット誤差、ゲイン誤差が存在し、
これらを無視することはできない。12ビット精度の場
合は、アナログ入力部のゲイン、オフセット調整は可変
抵抗を用いた回路になっており、プリント板検査時に調
整を行っていた。このため、工数が多くかかり、調整精
度は検査員の技量によるところとなっていた。
けでなく、高精度化のためにこれらの個々の部品性能を
上げることは、価格面、部品供給面においてデメリット
となるので、標準的な部品を使用して、ディジタルフィ
ルタ処理でこのオフセット誤差、ゲイン誤差を自動的に
補正しようとする方式が有効である。この場合、補正定
数を得るために、調整工程で一度だけ既知の入力を全チ
ャンネルに入力し補正定数を得るような自動調整工程が
必要となる。
で、常時監視のA/D精度監視で、ダイナミックレンジ
の全域に亘りA/D変換器の直線性を保証する監視方式
を提供することを目的とする。
ジの全域に亘りA/D変換器の直線性を保証する監視方
式を提供することを目的とする。
調波波形の入力が可能な監視方式を提供することを目的
とする。
工程における既知の入力を容易に印加することが可能な
アナログ部の自動調整方式を提供することを目的とす
る。
ナログフィルタを介してA/D変換器に入力し、A/D
変換値を用いて所要のリレー演算を行うディジタルリレ
ーにおいて、コンピュータ処理で任意の波形または電圧
値の監視用信号を生成するD/A変換器を設け、このD
/A変換器の出力電圧をマルチプレクサなどを介してA
/D変換器に入力し、所定範囲で増減させてA/D変換
精度をA/D変換器のダイナミックレンジ全域に亘って
監視するようにしたことを特徴とする。
介してA/D変換器に入力し、A/D変換値を用いて所
要のリレー演算を行うディジタルリレーにおいて、コン
ピュータ処理で任意の波形または電圧値の監視用信号を
生成するD/A変換器と、系統入力と監視入力を切り替
える入力選択回路とを設け、D/A変換器の出力電圧を
所定範囲で増減させてA/D変換精度をA/D変換器の
ダイナミックレンジ全域に亘って監視するようにしたこ
とを特徴とする。
介してA/D変換器に入力し、A/D変換値を用いて所
要のリレー演算を行うディジタルリレーにおいて、コン
ピュータ処理で任意の波形または電圧値の監視用信号を
生成するD/A変換器を設け、このD/A変換器の出力
電圧をアナログフィルタの前段で系統入力にサンプリン
グ周期に同期して重畳し、常時監視をするようにしたこ
とを特徴とする。
タを介してA/D変換器に入力し、A/D変換値を用い
て所要のリレー演算を行うディジタルリレーにおいて、
ディジタルフィルタ処理でソフト演算によりオフセット
・ゲインの誤差補正を行う際、補正定数を求めるために
全チャンネルにD/A変換器から既知の入力をコンピュ
ータ処理部の指令によって供給するようにしたことを特
徴とする。
す。図中、1はアナログフィルタ、2はサンプルホール
ド回路、3はマルチプレクサ、5はA/D変換器、6は
コンピュータ処理部、7はコンピュータ処理で任意の波
形または電圧値の信号を生成するD/A変換器であり、
D/A変換器7の出力を精度監視信号として前記マルチ
プレクサ3の1入力としている。D/A変換器7は、監
視対象となるA/D変換器5の精度との関係から決定さ
れる。16ビット精度のA/D変換器を精度良く監視し
ようとするならば16ビットD/A変換器を使用すれば
良いが、簡易的に12ビットD/A変換器を使用しても
24/216=0.5%の精度となり、精度管理的には十
分である。
ルを監視用チャンネルとし、D/A変換器7の出力端を
接続すると、(N+1)チャンネル毎にコンピュータで
設定した直流の電圧値が入力される。これによって、A
/D変換器5のダイナミックレンジ(例えば、−10V
から10V)の全ての任意の電圧レベルで精度の監視が
可能となる(図2参照)。
Vから10Vにかけてn等分に分割した電圧レベルV1
からVn(V1=10VからVn=−10V:+、−のフ
ルスケール値)とすれば、図3に示すようにn等分の精
度でA/D変換器5の直線性を評価可能となる。
をビット重み単位の16段階で評価するとすれば、1L
SB=10/32767=0.3mVだから、16ビッ
トD/A変換器を使用し、図4に示す電圧レベルを発生
させて監視すれば、A/D変換器5のビット重みがセッ
トされているか否かで直線性を評価できる。
とが可能である。また、D/A変換器を12ビットで使
用しても、ビット4からMSBにかけて実用的なダイナ
ミックレンジ全域の監視が可能である。
フロー例を図5に示す。まず、監視用データをセットし
(ステップS1)、直線性チェックの要否を判断する
(S2)。チェック要(Yes)の時は直線性監視のル
ーチンを実行し(S3)、全bitの終了を確認する
(S4)。Noの時はbitn更新を行う(S5)。直
線性監視時には、bitnがonか否かを判断する(S
6)。Yesであればbitnのonは正常であり(S
7)、Noであればbitnのoff故障である(S
8)。on正常の場合は、bitn-1がoffか否かを
判断する(S9)。Yesであればbitn-1のoff
は正常であり(S10)、Noであればbitn-1のo
n故障である(S11)。
出力をセットすれば、マルチプレクサ3の監視チャンネ
ルから入力したA/D変換値は特定のbitnがonと
なり、その下位ビットのbitn-1はoffとなるべき
であるから、bitnのoff故障、bitn-1のon故
障の有無を全ビットについてチェックして直線性を評価
するようにしている。
ェックを示しているが、−10Vから+10Vの間をm
等分してy=ax+bの1次関数(直線性の真値a=
1,b=0)との相関関係(a,bの許容値)から直線
性の良否を判定してもよい。実際の処理方法としては、
図6に示すように入力基本周波数の周期のn倍(例え
ば、12倍、96倍)のサンプリング周期tに同期し
て、監視チャンネルの監視用電圧を順次更新するように
D/A変換器のデータを用意し、サンプリング周期毎に
監視チャンネルのA/D変換データをチェックする。
り、A/D変換器のビット単位の故障を検出することが
可能となり、A/D変換器の直線性を保証できるように
なる。
態2は、高調波重畳監視時に高調波次数を変更する場合
である。図中、1´は入力部に系統入力と監視信号を合
成するアナログ回路を有するアナログフィルタ、2はサ
ンプルホールド回路、3はマルチプレクサ、5はA/D
変換器、6はコンピュータ処理部、7はコンピュータ処
理で任意の波形または電圧値の信号を生成するD/A変
換器であり、D/A変換器7の出力を精度監視信号Dn
として前記アナログフィルタ1´に系統入力Inと共に
入力している。従って、マルチプレクサ3は全チャンネ
ルが計測用となる。また、コンピュータ処理部6には、
系統入力に重畳する高調波の監視用信号の波形パターン
の瞬時値をアナログ部のサンプリング周期に同期して自
動的にD/A変換器7にセットできるようなDMA(D
irect Memory Access)方式のRA
M(例えば、CPU側から書き込み可能であり、D/A
変換器側から読み出し可能な2ポートメモリなど)を装
備させている。
の信号Dnをフィルタ1´の前段に供給して交流入力I
nに重畳すれば、ソフトウェアによって重畳高調波次数
の変更が容易であり、あらゆる次数の高調波監視が可能
となる。つまり、アナログフィルタ1´とコンピュータ
処理部6のディジタルフィルタ処理により既知の波形デ
ータをキャンセルし、各チャンネルの透過性を保証可能
とする。
フィルタである場合、基本波成分以下の周波数は減衰せ
ずに通過するので、基本波の1/2や1/nの周波数成
分をD/A変換器7で生成し、それを重畳させれば、A
/D変換器5にはその成分が加算された状態で入力され
る。この場合、印加データとローパスフィルタの位相遅
れが既知であるから、コンピュータ処理部6において基
本波の1/nの周波数の周期で既知の値を減算すれば、
系統入力のみとなる。つまり、入力にD/A変換器7の
出力(低次周波数)を重畳させ(An=In+Dn)、
コンピュータ処理部6でそれをキャンセルする(In´
=An´−Dn´)。但し、In´,An´,Dn´は
In,An,Dnのフィルタの位相遅れを考慮した瞬時
値である。図8に各電圧の関係を示す。図中、Anはn
時点のフィルタ後の瞬時値、Inはn時点の系統入力
値、Dnはn時点のD/A変換器7の出力(基本波以下
の周波数成分)の瞬時値である。
畳する方式では、系統に発生する高調波の影響を受けず
に処理が可能となる。
態3は、アナログ部のA/D変換精度監視を点検時に入
力切り替えによって行う場合である。図中、1はアナロ
グフィルタ、2はサンプルホールド回路、3はマルチプ
レクサ、5はA/D変換器、6はコンピュータ処理部、
7はコンピュータ処理で任意の波形または電圧値の信号
を生成するD/A変換器、8は前記アナログフィルタ1
の入力側に設けた入力選択回路であり、系統入力とD/
A変換器7の出力(精度監視信号)を入力選択回路8の
入力とし、コンピュータ処理部6からの入力選択信号に
より点検時にD/A変換器7側に切り替えるようにして
いる。入力選択回路8は、電子スイッチなどにより構成
する。
択回路8に入力選択信号を与えて監視入力側(D/A変
換器7側)に切り替える。監視入力は予め直線性を監視
できる電圧にセットしておき、コンピュータ処理部6で
直線性確認のための電圧レベルを順次変更する。例え
ば、−10Vから+10Vまでを全チャンネル分チェッ
クする。このコンピュータ処理部6の監視例を図10に
フローで示す。
esであれば監視入力選択(S22)、Noであれば入
力選択(S23)とする。監視入力選択の処理の後、直
線性監視を実行する(S24)。直線性監視時には、電
圧初期値セット(S25)を行ってから、電圧チェック
(S26)を開始する。チェック後に全電圧終了か否か
を判断し(S27)、Noであれば電圧変更(S28)
を行って電圧チェック(S26)を実施する。電圧チェ
ック時には、該当チャンネルチェックを行い(S2
9)、全チャンネル終了か否かを判断する(S30)。
Noであれば次チャンネルに変更し(S31)、チャン
ネルチェック(S29)を実施する。
のように行ってもよい。
態4として説明する。この説明にも実施形態3の回路構
成(図9のブロック図)を用いる。誤差調整時には、コ
ンピュータ処理部6からの入力選択信号で入力選択回路
8の入力切り替えを行い、ゲイン・オフセット誤差補正
用の定数を求めるために既知の入力を印加する。自動調
整時にはD/A変換器7の出力に全チャンネルの入力を
切り替えて、全チャンネルに共通の入力を印加する。例
えば、全チャンネルに0Vを入力して全チャンネルのオ
フセット誤差補正値を求める。また、全チャンネルにフ
ルスケール近傍の値を入力してゲイン誤差補正値を求め
る。
的に入力をD/A変換器出力に切り替え、オフセット、
ゲイン誤差を補正する値をソフト演算で求めるようにし
ており、そのフローを図11に示す。
Yesであれば自動調整(S42)、Noであれば入力
切り替え(S43)とする。自動調整時には、入力をD
/A変換器出力に切り替え(S44)、オフセットチェ
ック(S45)、ゲインチェック(S46)を順次実施
する。オフセットチェック時は、電圧0Vセット(S4
7)、該当チャンネルオフセット補正値算出(S48)
の順に処理し、全チャンネル終了か否かを判断する(S
49)。未終了(No)であれば次チャンネル変更を行
い(S50)、補正値算出(S48)を再度実施する。
ゲインチェック時は、電圧+10Vセット(S51)、
該当チャンネルゲイン補正値算出(S52)の順に処理
し、全チャンネル終了か否かを判断する(S53)。未
終了(No)であれば次チャンネル変更を行い(S5
4)、補正値算出(S52)を再度実施する。
は y=f(x) となる。fは入力値をA/D変換した直線性関数であ
り、ゲイン1、オフセット0の関数、つまり y=ax+b (a=1,b=0) となるものである。
力の瞬時値y´は、オフセットbとなる。即ち、x´=
0の時、y´=bとなる。
(但し、オーバーフローしない任意の電圧でよい)のゲ
イン(傾き)aは、x´=10Vの時、y´=a(10
V)+bから a=(y´−b)/(10V) となる。
の入力瞬時値xに対し、ゲイン・オフセット補正後の真
値=(入力瞬時値x−オフセット値b)/傾きaを処理
すると、誤差調整が行われる(図3参照)。
時、マルチプレクサの監視チャンネルから入力したA/
D変換値は特定のbitnがonとなり、その下位ビッ
トのbitn-1はoffとなることから、A/D変換器
のビット誤り(off故障、on故障)を検出可能であ
る、 b.全ビットのチェックによりA/D変換器の直線性を
評価可能である、 (2) 高調波重畳監視の高調波次数の変更 a.コンピュータ処理で任意波形または電圧値の信号を
生成するD/A変換器を搭載したので、将来予見される
各種の次数の高調波波形の監視信号を入力可能である、 b.系統に発生する高調波の影響を受けない低周波数の
監視が可能である、 c.重畳波形弁別機能に有用な任意の波形の監視信号を
発生できる、 (3) アナログ部のA/D変換精度監視(その2) a.自動点検で、チャンネル毎にダイナミックレンジの
全領域に亘るアナログ入力の直線性を保証する監視が可
能である、 (4) アナログ部の誤差調整方式 a.誤差をソフト補正するための基準量に、コンピュー
タ処理部で設定した既知のD/A変換器出力を用い、こ
れを全チャンネルに共通に入力するため、補正定数を得
るための調整工程における既知の入力を容易に印加可能
であり、しかも補正の自動化も可能である、といった利
点がある。
/D変換精度監視状況を示す説明図。
を説明するためのグラフ。
レベルでの直線性評価を示す説明図。
ックする場合のフロー図。
ルの変更例を示す波形図。
波の関係を示す波形図。
ック図。
視例を示すフロー図。
図。
来例を示すブロック図。
Claims (4)
- 【請求項1】 系統入力をアナログフィルタを介してA
/D変換器に入力し、A/D変換値を用いて所要のリレ
ー演算を行うディジタルリレーにおいて、コンピュータ
処理で任意の波形または電圧値の監視用信号を生成する
D/A変換器を設け、このD/A変換器の出力電圧をマ
ルチプレクサなどを介してA/D変換器に入力し、所定
範囲で増減させてA/D変換精度をA/D変換器のダイ
ナミックレンジ全域に亘って監視するようにしたことを
特徴とするディジタルリレーのアナログ監視方式。 - 【請求項2】 系統入力をアナログフィルタを介してA
/D変換器に入力し、A/D変換値を用いて所要のリレ
ー演算を行うディジタルリレーにおいて、コンピュータ
処理で任意の波形または電圧値の監視用信号を生成する
D/A変換器と、系統入力と監視入力を切り替える入力
選択回路とを設け、D/A変換器の出力電圧を所定範囲
で増減させてA/D変換精度をA/D変換器のダイナミ
ックレンジ全域に亘って監視するようにしたことを特徴
とするディジタルリレーのアナログ監視方式。 - 【請求項3】 系統入力をアナログフィルタを介してA
/D変換器に入力し、A/D変換値を用いて所要のリレ
ー演算を行うディジタルリレーにおいて、コンピュータ
処理で任意の波形または電圧値の監視用信号を生成する
D/A変換器を設け、このD/A変換器の出力電圧をア
ナログフィルタの前段で系統入力にサンプリング周期に
同期して重畳するようにしたことを特徴とするディジタ
ルリレーのアナログ監視方式。 - 【請求項4】 系統入力をアナログフィルタを介してA
/D変換器に入力し、A/D変換値を用いて所要のリレ
ー演算を行うディジタルリレーにおいて、ディジタルフ
ィルタ処理でソフト演算によりオフセット・ゲインの誤
差補正を行う際、補正定数を求めるために全チャンネル
にD/A変換器から既知の入力をコンピュータ処理部の
指令によって供給するようにしたことを特徴とするディ
ジタルリレーの自動調整方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16397296A JP3674156B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | ディジタルリレーのアナログ監視及び自動調整方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16397296A JP3674156B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | ディジタルリレーのアナログ監視及び自動調整方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1014083A true JPH1014083A (ja) | 1998-01-16 |
JP3674156B2 JP3674156B2 (ja) | 2005-07-20 |
Family
ID=15784324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16397296A Expired - Fee Related JP3674156B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | ディジタルリレーのアナログ監視及び自動調整方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3674156B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008057460A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Hitachi Ltd | エンジンコントロールユニット |
JP2012021868A (ja) * | 2010-07-14 | 2012-02-02 | Yazaki Corp | 組電池の電圧検出装置 |
JP2012222846A (ja) * | 2011-04-04 | 2012-11-12 | Hitachi Ltd | ディジタル保護制御装置 |
JP2012228126A (ja) * | 2011-04-22 | 2012-11-15 | Hitachi Ltd | ディジタル形保護リレー装置 |
CN103631690A (zh) * | 2013-11-21 | 2014-03-12 | 广东电网公司电力科学研究院 | 电力集抄设备rs485接口手持式测试仪及其测试方法 |
CN104101789A (zh) * | 2013-04-03 | 2014-10-15 | 致茂电子(苏州)有限公司 | 自动测试设备的量测装置及方法 |
CN104237583A (zh) * | 2014-09-04 | 2014-12-24 | 广州供电局有限公司 | 基于电压波动对继电器影响的防止继电器误动方法及电路 |
CN104764942A (zh) * | 2014-01-02 | 2015-07-08 | 致茂电子股份有限公司 | 自动测试设备及其控制方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106680613A (zh) * | 2015-11-11 | 2017-05-17 | 中车大连电力牵引研发中心有限公司 | 轨道交通车辆辅助电源系统的电能质量检测方法及装置 |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP16397296A patent/JP3674156B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008057460A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Hitachi Ltd | エンジンコントロールユニット |
JP2012021868A (ja) * | 2010-07-14 | 2012-02-02 | Yazaki Corp | 組電池の電圧検出装置 |
JP2012222846A (ja) * | 2011-04-04 | 2012-11-12 | Hitachi Ltd | ディジタル保護制御装置 |
JP2012228126A (ja) * | 2011-04-22 | 2012-11-15 | Hitachi Ltd | ディジタル形保護リレー装置 |
CN104101789A (zh) * | 2013-04-03 | 2014-10-15 | 致茂电子(苏州)有限公司 | 自动测试设备的量测装置及方法 |
CN104101789B (zh) * | 2013-04-03 | 2017-04-05 | 致茂电子(苏州)有限公司 | 自动测试设备的量测装置及方法 |
CN103631690A (zh) * | 2013-11-21 | 2014-03-12 | 广东电网公司电力科学研究院 | 电力集抄设备rs485接口手持式测试仪及其测试方法 |
CN104764942A (zh) * | 2014-01-02 | 2015-07-08 | 致茂电子股份有限公司 | 自动测试设备及其控制方法 |
CN104237583A (zh) * | 2014-09-04 | 2014-12-24 | 广州供电局有限公司 | 基于电压波动对继电器影响的防止继电器误动方法及电路 |
CN104237583B (zh) * | 2014-09-04 | 2017-02-15 | 广州供电局有限公司 | 基于电压波动对继电器影响的防止继电器误动方法及电路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3674156B2 (ja) | 2005-07-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE10331562A1 (de) | Verfahren und Vorrichtung zum Korrigieren einer Drehmelderausgabe | |
JP3674156B2 (ja) | ディジタルリレーのアナログ監視及び自動調整方式 | |
JPH0856160A (ja) | Adコンバータの異常検出装置 | |
JP4897582B2 (ja) | マルチトランスデューサ及びその制御方法 | |
EP0430256B1 (en) | Method and equipment for cablibrating output levels of waveform analyzing apparatus | |
JPH08293768A (ja) | コンパレータ回路 | |
JP3884257B2 (ja) | 信号検出方法,その装置,計算機,コンピュータプログラム,記録媒体 | |
JP3215722B2 (ja) | 計測波形判定方法 | |
JP3628789B2 (ja) | 半導体テストシステムの自動校正装置 | |
JP2912285B2 (ja) | アナログ・デジタル混在回路の過渡解析方法 | |
JP2001144614A (ja) | D/a変換器の診断方法およびアナログ出力装置 | |
JP3039931B2 (ja) | オフセット電圧を補償するために増幅器を補正する装置 | |
JPH118557A (ja) | A/d変換器 | |
JPH0514196A (ja) | 自己診断機能付入力回路 | |
JP2624920B2 (ja) | 多現象オシロスコープの垂直増幅器校正装置 | |
JP3114541B2 (ja) | アナログ・デイジタル変換回路の精度調整方式 | |
JPH08265070A (ja) | アンプのゲイン自動補正装置およびゲイン自動補正方法 | |
JP3690583B2 (ja) | 測定装置 | |
RU2098877C1 (ru) | Устройство для лазерной подгонки резисторов | |
JPH0234576Y2 (ja) | ||
JP3235402B2 (ja) | ディジタル保護継電器 | |
JPH10253795A (ja) | 核計装装置の出力調整回路 | |
JPH0658389B2 (ja) | 点検監視方法 | |
JPH06120825A (ja) | A/d変換回路および増幅回路の点検方法 | |
JPH0637635A (ja) | アナログ入力部の誤差補正方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040601 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040716 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050405 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050418 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120513 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130513 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |