JP2001144614A - D/a変換器の診断方法およびアナログ出力装置 - Google Patents

D/a変換器の診断方法およびアナログ出力装置

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JP2001144614A JP32287199A JP32287199A JP2001144614A JP 2001144614 A JP2001144614 A JP 2001144614A JP 32287199 A JP32287199 A JP 32287199A JP 32287199 A JP32287199 A JP 32287199A JP 2001144614 A JP2001144614 A JP 2001144614A
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藤也 川和
Shuichi Nagayama
修一 長山
Yoshiki Ito
佳樹 伊藤
Tomohiko Doken
知彦 道券
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アナログ出力装置のD/A変換器の診断精度を
向上し、またプラント制御中のオンライン診断を可能に
する。 【解決手段】計算機1からDAC2にディジタル出力V
DOを入力し、DAC2でアナログ出力VO に変換し、増
幅器3を介して外部出力する。このとき、計算機1か
ら、診断用DAC4に診断用ディジタル出力VDref(V
DO±α)を入力し、そのアナログ出力VrefとDAC2
の出力VOコンパレータ5で比較する。DAC2の出力
VOが誤差の上下限閾値(±α)内にあるか否かで、コ
ンパレータ5の出力レベルがHigh/Lowに変化す
るので、計算機1にフィードバックしてDAC2が正常
か異常化を診断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントや機器の
制御信号を演算して出力するアナログ出力装置に関し、
特にデジタル/アナログ(D/Aと略す)変換器の診断
装方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアナログ出力装置の診断では、た
とえば、計算機やコントローラからのデジタルデータを
D/A変換器でアナログ信号に変換してプラント等に出
力するとともに、アナログ信号またはその微分値を上限
値、下限値の2種類の基準電圧と比較して、アナログ出
力の変化分が上下限の範囲内に属するか判定し、結果を
PI/Oを介して計算機に知らせる(特開平5−484
56号)。
【0003】あるいは、デジタルテスタからのデジタル
信号を、一方が診断対象デバイス、他方が標準デバイス
の2つのA/D変換器に入力し、両A/D変換器からの
アナログ信号を比較器で比較し、比較器からの差分出力
をデジタルテスタに取り込んで、差分が所定の範囲を超
えていれば不良と判定する(特開平10−112651
号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した特開平5−4
8456号の診断技術では、比較器の基準電圧が固定と
なるため、上限値以下、下限値以上の信号は正常とみな
されてしまう。従って、アナログ出力の変化が緩やか
で、上下限内で微妙に変動するような信号の異常検出が
困難となり、診断精度が低い。この診断精度を向上させ
るためには、基準電圧値を多数設けなければならず、回
路が複雑でサイズの増大やコストアップをもたらすだけ
でなく、診断中はアナログ信号出力値を変動させてしま
うため、オンライン(制御中)の診断ができないという
問題がある。
【0005】また、特開平10−112651号の診断
技術では、2つのD/A変換器には同じデジタル信号が
入力されるため、比較器の差分出力はアナログレベルが
変化する信号となり、このアナログ変化を評価するため
には、再びA/D変換してデジタルテスタに取り込む必
要がある。このため、高価なA/D変換器が必要になる
という問題がある。さらに、アナログ出力装置に用いら
れるD/A変換器を、制御中(オンライン)に診断する
点の考慮がない。
【0006】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を克服し、診断精度が高くかつオンラインでの診断が
容易なD/A変換器の診断方法、及びコンパクトで安価
な診断装置を付加したアナログ出力装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、演算されたディジタルデータを入力し、アナログ
信号に変換して出力するディジタル/アナログ変換器
(以下、第1のD/A変換器と呼ぶ)の診断方法におい
て、前記ディジタルデータに誤差の範囲を示す閾値を加
算して診断用D/A変換器に入力し、前記第1のD/A
変換器から出力されるアナログデータと前記診断用D/
A変換器から出力される診断用アナログデータをコンパ
レータに入力して比較し、両者の大小関係に応じて得ら
れるコンパレータ出力のハイレベル(H)またはロウレ
ベル(L)に基づいて、前記第1のD/A変換器の異常
の有無を判定することを特徴とする。
【0008】前記閾値として正と負(または大と小)の
値を、タイミングを変えて前記ディジタルデータに加算
(あるいは減算)し、前記アナログデータが上限または
下限の誤差範囲を超えるときに、前記第1のD/A変換
器の異常を判定することを特徴とする。
【0009】また、本発明は演算されたディジタルデー
タを入力し、アナログ信号に変換する第1のD/A変換
器を介して外部にアナログ出力するアナログ出力装置の
自己診断方法において、前記第1のD/A変換器から出
力されるアナログデータをサンプリングするとともにそ
のサンプル値をホールドし、該ホールドの期間中に前記
D/A変換器の診断方法を実行することを特徴とする。
【0010】本発明の方法を適用可能にするアナログ出
力装置は、制御演算を行う計算装置と、演算されたディ
ジタルデータを入力してアナログ信号に変換する第1の
D/A変換器を備え、変換されたアナログ出力をプラン
ト等の出力端に出力するものにおいて、前記計算装置に
より前記ディジタルデータに誤差の範囲を示す閾値を加
算された診断用ディジタルデータを入力する診断用D/
A変換器と、前記第1のD/A変換器から出力されるア
ナログデータと前記診断用D/A変換器から出力される
診断用アナログデータを比較するコンパレータと、前記
コンパレータの比較結果を前記計算装置にフィードバッ
クする回路(信号線)を有し、前記コンパレータの出力
レベルのハイ(H)またはロウ(L)に基づいて、前記
第1のD/A変換器の異常の有無を判定する自己診断装
置を設けたことを特徴とする。なお、前記計算装置はプ
ラント等の制御出力を演算する制御装置(コントロー
ラ)に置き換えられてもよい。
【0011】前記第1のD/A変換器と前記出力端の間
に、前記計算装置による制御周期内にサンプリングとホ
ールドの切替を行うサンプル・ホールド回路を設け、前
記ホールドの期間に前記自己診断装置によるオンライン
診断を実行するようにしたことを特徴とする。また、前
記出力端が複数の場合、各出力端と前記第1のD/A変
換器との間に複数のサンプル・ホールド回路を設けたこ
とを特徴とする。
【0012】本発明によれば、前記診断用D/A変換器
に、前記第1(外部出力用)のD/A変換器のディジタ
ル入力値に閾値αを加算(+α)及び減算(−α)し、
両D/A変換器のアナログ出力値を入力したコンパレー
タの出力レベルにより、外部出力用D/A変換器の動作
を診断する。
【0013】従来のコンパレータで固定された基準電圧
Vrefに変えて、計算装置からVrefを任意に可変設定で
きるので、ディジタル入力値に応じて閾値αを可変する
ことで、広域レンジの診断が可能になる。また、閾値α
を小さして比較範囲を狭くし、D/A変換器の出力レベ
ルが僅かに変動する異常でも検出できるようにしたの
で、診断精度を向上できる。また、このD/A変換器の
診断では、外部出力用D/A変換器の出力を変えない
為、アナログ信号出力値は保持され、制御中のオンライ
ン診断が可能になる。
【0014】特に、複数の出力端を持つアナログ出力装
置に適用する場合、外部出力用D/A変換器と各出力端
の間にサンプル・ホールド回路を付加すれば、多点のア
ナログ信号出力に対するD/A変換動作の診断を、1点
の場合と同じ構成の診断装置で実現できるので、コンパ
クトで安価なアナログ出力装置を実現できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の複数の実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明
の一実施例によるアナログ出力装置の構成を示す。アナ
ログ出力装置は制御演算を行う計算機1と、計算機1の
信号線6を介して出力されるディジタルデータをアナロ
グ信号に変換するD/A変換器(DAC)2と、変換さ
れたアナログ信号をレベル変換して外部へ出力する増幅
器3からなる。
【0016】さらに、本実施例は計算機1の信号線7を
介して出力される診断用ディジタルデータをアナログ信
号に変換する診断用D/A変換器(診断用DAC)4
と、DAC2及びDAC4双方のアナログ信号出力値を
比較するコンパレータ5を設け、比較結果であるコンパ
レータ5の出力レベル(High/Low)を信号線8
を介して計算機1にフィードバックするDAC2の診断
用回路を設けている。また、計算機1はその制御演算部
10からのディジタルデータに±αして診断用ディジタ
ルデータを生成し、出力するとともに、コンパレータ5
の出力レベルのH/Lにより、DAC2の正常/異常を
判定する診断部11を有している。これら制御演算部1
0及び診断部11の機能は、たとえば制御演算プログラ
ムや診断プログラムによって実現され、計算機1のCP
Uや主メモリ等によって実行される。
【0017】図2はDACの診断処理の手順の一例を示
す。計算機1のCPUは制御演算部10のディジタルデ
ータVDOをDAC2に出力する際に、診断部11に対し
て診断指令を出して本診断処理を起動する。起動された
診断部11は、まずディジタルデータVDOに閾値αを加
算した診断用ディジタルデータVDref(VDO+α)を生
成し、診断用DAC4に出力する(s101)。
【0018】この結果、DAC2からはアナログデータ
VO 、DAC4からは診断用アナログデータVref(=
VO +α)が出力される。前者はコンパレータの入力信
号端(+)、後者は基準信号端(−)にそれぞれ入力さ
れるので、入力信号が基準信号より小さければコンパレ
ータ出力はLowレベル(0)、入力信号が基準信号よ
り大きければHighレベル(1)となる。診断部11
はコンパレータ5の出力を取り込み、Lowレベルか否
かを判定する(s102)。Lowレベルであれば、D
AC2のアナログ出力は上限閾値(+α)以下の誤差
で、正常である。
【0019】次に、ディジタルデータVDOから閾値αを
減算した診断用ディジタルデータVDref(VDO−α)を
生成し、診断用DAC4に出力する(s103)。そし
て、コンパレータ5の出力を取り込み、Highレベル
か否かを判定する(s104)。Highレベルであれ
ば、DAC2のアナログ出力は下限閾値(−α)以下の
誤差である。この結果、DAC2の誤差は±αの範囲内
にあり、正常と判定される(s105)。一方、ステッ
プs102でHighレベル、あるいはステップs10
4でLowレベルと判定されれば、DAC2のアナログ
出力の誤差は許容上限または下限を超えていることにな
り、DAC2は異常と判定される(s106)。
【0020】ここで、誤差の閾値αを小さくして比較範
囲を狭くすれば、D/A変換器2の出力レベルが微妙に
変動するような異常に対する検出が可能になる。これよ
り、診断精度が向上する。本実施例では、計算機1によ
り閾値を任意に変更し、出力信号に応じた診断精度とす
ることが自由にできる。たとえば、出力信号の大きさの
比率に応じて閾値を可変してもよい。あるいは出力信号
毎の要求精度に応じ、信号IDと閾値αの値を対応テー
ブルを用意し、診断部11が参照するようにしてもよ
い。このような簡単な構成により、出力信号の大きさや
要求精度に応じた多様な診断が可能になる。
【0021】図3は、診断時のDAC2,4のアナログ
出力と診断用アナログ出力を示すタイムチャートであ
る。この例は、DAC2のアナログ出力VO が正常な場
合で、DAC4からの診断用アナログ出力Vref は、時
刻T1にVO+α、時刻T2にVO−αが出力されてい
る。
【0022】図4は、図3のDAC出力に対応するコン
パレータの出力電圧を示している。基準端に診断用アナ
ログ出力Vref が印加されていないT0〜T1の期間は
High(たとえば5v)、Vref+αが印加されたT
1〜T2の期間はLow(0v)、Vref−αが印加さ
れたT2〜T3の期間は再びHigh(5v)に変化し
ている。もし、DAC2が異常となって、閾値αより大
きなオフセット電圧が出力電圧Vo に加算された場合、
時刻T1〜T2でコンパレータ出力電圧がHigh(5
v)になる。また、負のオフセット電圧が出力電圧VO
に加算された場合は、時刻T2〜T3でコンパレータ出
力電圧がLow(0v)になる。なお、図2の診断手順
では、T0〜T3の診断期間中、外部出力用D/A変換
器2の出力を変えない為、アナログ信号出力値は保持さ
れる。従って、アナログ出力装置による外部の制御中に
診断できる。
【0023】次に、アナログ出力装置がプラント等を制
御中に、DACを自己診断する他の実施例を説明する。
図5は、DACのオンライン診断を可能にするアナログ
出力装置の構成を示す。図1と同等の要素には同じ符号
を付して説明を省略する。本実施例のアナログ出力装置
と図1との相違は、DAC1のアナログ出力VO をサン
プリング/ホールドして増幅器3に与えるサンプル・ホ
ールド回路9を設けている点にある。すなわち、計算機
1からの診断指示で、サンプル/ホールド回路9をホー
ルドに切り替え、これよりDAC2の出力とサンプル・
ホールド回路9の入力との接続を切り離し、診断終了後
にサンプルに切替る。
【0024】図6に、サンプル・ホールドを含むDAC
の診断処理の手順の一例を示す。計算機1は診断指令
時、サンプル・ホールド回路9をホールドに切り替え
(s201)、それから演算部10によるディジタルデ
ータVDOをDAC2に出力する(s202)。一方、診
断部11により閾値αを加算した診断用ディジタルデー
タVDref(VDO+α)を生成し、診断用DAC4に出力
し(s203)、コンパレータ出力がLowレベルか判
定する(s204)。LowであればDAC2は正常と
判断する。次に、閾値αを減算した診断用ディジタルデ
ータVDref(VDO−α)を出力し(s205)、コンパ
レータ出力がHighレベルか判定する(s206)。
HighであればDAC2は正常と判定する。一方、ス
テップs204またはs206で、否と判断されれば、
DAC2は異常と判定される(s210)。
【0025】本実施例では、1ホールド期間中に、ホー
ルドしたサンプリング信号のみならず、DACの全出力
領域に亘ってオンライン中に診断を行うことも可能にし
ている。このため、ステップs207で全領域の診断終
了したか判定し、否の場合はVO 出力設定値を変更して
(s208)、ステップs202に戻る。
【0026】図7に、DACの全出力領域に亘るオンラ
イン診断時のDAC2,4のアナログ出力と診断用アナ
ログ出力を示す。サンプル・ホールド回路9はサンプル
時、DAC2のアナログ出力VO をそのまま増幅器3に
出力し、ホールド時は直前のサンプル値をホールド期間
中、つまり次のサンプリングまで保持して増幅器3に出
力する。本実施例では、このホールド期間中に所望の診
断を行う。
【0027】図示例では、ホールド指令により直前のサ
ンプル値VOsampがホールドされ、診断モードとなる。
診断では、計算機1はテスト信号としてのデジタル出力
VDOtestを、段階的に可変しながら出力して、診断用D
AC4の出力Vref(VDOtest±α)と比較する。た
とえば、VDOtestをDAC2の出力Voの最小値よりわ
ずかに大きな値から最大値よりわずかに小さな値まで段
階的に可変すれば、オンライン中でのDACの直線性の
診断も容易に実現できる。
【0028】次に、本発明のさらに別の実施例を説明す
る。図8は、アナログ出力点数が複数となるアナログ出
力装置の構成図である。本実施例では、図5の構成にお
けるサンプル・ホールド回路9と増幅器3を、アナログ
出力端1〜nに対応して並列に設け、他は図5と同じ構
成として、診断用DAC4やコンパレータ5はそれぞれ
1個だけ設けている。
【0029】図9に、図8のアナログ出力装置の診断動
作を示す。計算機1は制御周期毎に、アナログ出力端1
〜nへのアナログ出力VOi(i=1〜n)を行わせるた
め、対応するサンプル・ホールド回路9を順次、サンプ
ルモードにしてVOiのサンプリングを行なわせる。サン
プリングの後は、サンプル・ホールド回路9を直ちにホ
ールドモードに切替て、各々のVOiをホールドさせる。
n個のサンプリングが終了すると、アナログ出力VOi
(i=1〜n)の診断を行う。この場合、計算機1か
ら、内部記憶していたVDOiを順次出力して、DAC2
からの各アナログ出力VOiに対するDAC4の診断用出
力Vrefと比較し、その比較結果による診断を行う。
【0030】アナログ出力端1〜nへのサンプル・ホー
ルドによるアナログ出力と、各出力におけるDAC2の
診断は、プラント等の1制御周期以内で行われる。な
お、複数の制御周期置きに行ったり、制御周期によって
診断対象信号を変することも可能である。また、1つの
出力端のサンプル後、ホールドと同時に診断を開始し、
1端の診断終了後に次端のサンプルに移行するようにし
てもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、D/A変換器の出力レ
ベルが僅かに変動する異常の検出や、D/A変換器の広
域出力レンジに亘る診断ができるので、DACの診断精
度が向上する。また、アナログ出力レベルを変えること
なく診断が行えるので、アナログ出力装置の動作中にD
ACのオンライン診断が可能になる。
【0032】さらに、複数のアナログ出力端に対して
も、診断用のD/A変換器とコンパレータによる診断回
路を共通に使用できるので、診断装置の構成をコンパク
トで安価に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例となるアナログ出力装置の構
成図。
【図2】一実施例による計算機の診断手順を示すフロー
チャート。
【図3】2つのD/A変換器の診断時の出力電圧を示す
タイムチャート。
【図4】図3の出力電圧によるコンパレータ出力を示す
タイムチャート。
【図5】本発明の他の実施例となるアナログ出力装置の
構成図。
【図6】図5の実施例における診断手順を示すフローチ
ャート。
【図7】図5の実施例における2つのD/A変換器の診
断時の出力電圧を示すタイムチャート。
【図8】本発明の更に他の実施例となるアナログ出力装
置の構成図。
【図9】図8の実施例におけ診断動作を示すタイムチャ
ート。
【符号の説明】
1…計算機、2…D/A変換器、3…増幅器、4…診断
用D/A変換器、5…コンパレータ、9…サンプル・ホ
ールド回路、10…制御演算部、11…診断部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長山 修一 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 伊藤 佳樹 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 道券 知彦 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか事業所内 Fターム(参考) 5J022 AB01 AC05 CA10 CB01 CB06 CC02 CF01 CF02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演算されたディジタルデータを入力し、
    アナログ信号に変換して出力するディジタル/アナログ
    変換器(以下、第1のD/A変換器と呼ぶ)の診断方法
    において、 前記ディジタルデータに誤差の範囲を示す閾値を加算し
    て診断用D/A変換器に入力し、前記第1のD/A変換
    器から出力されるアナログデータと前記診断用D/A変
    換器から出力される診断用アナログデータをコンパレー
    タに入力して比較し、両者の大小関係に応じて得られる
    コンパレータ出力のハイレベル(H)またはロウレベル
    (L)に基づいて、前記第1のD/A変換器の異常の有
    無を判定することを特徴とするD/A変換器の診断方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記閾値として正/負(または大/小)の値をタイミン
    グを変えて前記ディジタルデータに加算し、前記アナロ
    グデータが上限または下限の誤差範囲を超えるとき、前
    記第1のD/A変換器の異常を判定することを特徴とす
    るD/A変換器の診断方法。
  3. 【請求項3】 演算されたディジタルデータを入力し、
    アナログ信号に変換する第1のD/A変換器を介して外
    部にアナログ出力するアナログ出力装置の自己診断方法
    において、 前記第1のD/A変換器から出力されるアナログデータ
    をサンプリングするとともにそのサンプル値をホールド
    し、該ホールドの期間中に請求項1または2の記載によ
    るD/A変換器の診断方法を実行することを特徴とする
    アナログ出力装置の自己診断方法。
  4. 【請求項4】 制御演算を行う計算装置と、演算された
    ディジタルデータを入力してアナログ信号に変換する第
    1のD/A変換器を備え、変換されたアナログ出力をプ
    ラント等の出力端に出力するアナログ出力装置におい
    て、 前記計算装置により前記ディジタルデータに誤差の範囲
    を示す閾値を加算された診断用ディジタルデータを入力
    する診断用D/A変換器と、前記第1のD/A変換器か
    ら出力されるアナログデータと前記診断用D/A変換器
    から出力される診断用アナログデータを比較するコンパ
    レータと、前記コンパレータの比較結果を前記計算装置
    にフィードバックする回路を有し、前記コンパレータの
    出力レベルのハイまたはロウに基づいて、前記第1のD
    /A変換器の異常の有無を判定する自己診断装置を設け
    たことを特徴とするアナログ出力装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記第1のD/A変換器と前記出力端の間に、前記計算
    装置による制御周期内にサンプリングとホールドの切替
    を行うサンプル・ホールド回路を設け、前記ホールドの
    期間に前記自己診断装置によるオンライン診断を実行す
    るようにしたことを特徴とするアナログ出力装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記出力端が複数の場合、各出力端と前記第1のD/A
    変換器との間に複数のサンプル・ホールド回路を設けた
    ことを特徴とするアナログ出力装置。
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