JPH0729593U - シンバルの締付装置 - Google Patents

シンバルの締付装置

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JPH0729593U
JPH0729593U JP062623U JP6262393U JPH0729593U JP H0729593 U JPH0729593 U JP H0729593U JP 062623 U JP062623 U JP 062623U JP 6262393 U JP6262393 U JP 6262393U JP H0729593 U JPH0729593 U JP H0729593U
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    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/08Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
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    • G10DSTRINGED MUSICAL INSTRUMENTS; WIND MUSICAL INSTRUMENTS; ACCORDIONS OR CONCERTINAS; PERCUSSION MUSICAL INSTRUMENTS; AEOLIAN HARPS; SINGING-FLAME MUSICAL INSTRUMENTS; MUSICAL INSTRUMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • G10D13/063Cymbals
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 演奏時の振動によるロックナットの緩みを防
止し、シンバルの位置ずれを防止する。 【構成】 ロックナット26は、中空ボルト13に螺合
するねじ孔30と、切欠溝31を挟んで平行に対向する
一対のねじ取付部32A,32Bを有する。これらねじ
取付部32A,32Bを締付ねじ28によって互いに連
結してその間隔を狭めると、ロックナット26が弾性変
形してねじ孔30を中空ボルト13に圧接する。したが
って、中空ボルト13とロックナット26との間の摩擦
力が増大し、演奏時の振動によるロックナット26の緩
みを確実に防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、演奏時の振動等によるシンバル固定部品の緩みを防止し、長時間 にわたる安定演奏を可能にしたシンバルの締付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7はペダルの踏込操作によってシンバルの演奏を可能にしたハイハットスタ ンドの従来例を示す。これを概略説明すると、全体を符号1で示すハイハットス タンドは、折畳み自在な3本の脚2a,2b,2c(2b,2cは図示せず)か らなるスタンド支持脚2に立設された下パイプ3と、この下パイプ3に伸縮可能 に連結され蝶ねじ4によって高さ調整される上パイプ5と、下パイプ3および上 パイプ5を摺動自在に貫通し下パイプ3の下方に突出する下端がペダル6に作動 連結されたエクステンションロッド7と、下パイプ3の下部にこれと並行に配設 されたスプリング収納ケース8内に収納され前記エクステンションロッド7を上 方に付勢しペダル6に復帰習性を付与する不図示の復帰用ばね等を備えている。 上パイプ5の上方に突出するエクステンションロッド7の上端部には上部シンバ ル9と下部シンバル10が上部シンバル止め具11と下部シンバル止め具12を 介してそれぞれ取り付けられており、ペダル6の踏込操作によってエクステンシ ョンロッド7を前記復帰用ばねに抗して引き下げると、上部シンバル9が下部シ ンバル10に衝打されるように構成されている。
【0003】 上部シンバル9をエクステンションロッド7に固定する上部シンバル止め具1 1としては実公昭57−8059号公報等に開示されたものが知られている。こ の実公昭57−8059号公報による上部シンバル止め具は、図8に示すように エクステンションロッド7の上端部に中空ボルト13を嵌装し、この中空ボルト 13の上端部に螺合連結された円筒体14のねじ孔15に締付ボルト16を螺合 してエクステンションロッド7を円筒体14の上端開口部側内周面に押圧固定し 、前記中空ボルト13に上下一対からなるフェルトワッシャ17(17A,17 B)を嵌装して上部シンバル9を挟持し、このフェルトワッシャ17と前記円筒 体14との間に位置して前記中空ボルト13に上下一対からなるロックナット1 8(18A,18B)を螺着する一方、前記フェルトワッシャ17の下方に位置 して前記中空ボルト13の下端部にクラッチナット19を螺着し、このナット1 9と前記ロックナット18とで前記フェルトワッシャ17を挟持し、上部シンバ ル9を固定するようにしたものである。前記中空ボルト13の外周面中央部には 、中空ボルト13のねじの谷面と面一かそれよりも深い幅広の環状溝部20が形 成されており、これにより上部シンバル9と中空ボルト13のねじ面とが擦れあ ってねじ山が潰れるのを防止している。また、円筒体14の中心孔21は、その 両端開口部を除く中央孔部が中空ボルト13の内径より十分大きく設定されるこ とにより、締付ボルト16によるエクステンションロッド7のより強固な締め付 け固定を可能にし、演奏時の振動による上部シンバル9の位置ずれを防止してい る。
【0004】 また、上記したハイハットスタンドのようにペダルの踏込操作により上下2枚 のシンバルを衝合させるものの他に、例えば実公昭62−30064号公報等に 開示されているように、シンバルをスタンドに1枚ずつ独立に配置して演奏に供 するようにしたものも知られている。これは、シンバルスタンドの上部に設けた シンバル支持ロッドにシンバルの中心孔を挿通し、支持ロッドのボルト部に蝶ナ ットを螺合して上下一対のフェルトワッシャを介して適度な締付力で締め付ける ようにしたものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のハイハットスタンドの上部シンバル止め具や通 常のシンバルスタンドのシンバル止め具においては、単にナットをボルトに螺着 しているだけであるため、大きな締付トルクが得られず、長時間演奏していると 、シンバルの打撃衝撃振動によりナットが緩んだり抜けて脱落するという問題が あった。
【0006】 したがって、この考案は上記したような従来の問題点に鑑みてなされたもので 、その目的とするところは、演奏時の振動によるロックナットの緩みを確実に防 止することができ、長時間にわたる安定演奏を可能にしたシンバルの締付装置を 提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためこの考案は、取付部材に嵌装されシンバルを挟持する 上下一対のフェルトワッシャと、これらフェルトワッシャの上下にそれぞれ位置 して前記取付部材に配設されたロックナットおよびクラッチナットとを備え、前 記ロックナットは、前記取付部材の雄螺子部に螺合するねじ孔と、このねじ孔に 連通する切欠溝を挟んで互いに対向する一対のねじ取付部とを有し、これらのね じ取付部を締付ねじによって互いに連結してその間隔を狭め、前記ロックナット のねじ孔を前記取付部材の雄螺子部に圧接するものである。
【0008】
【作用】
この考案において、締付ねじはロックナットの互いに対向する一対のねじ取付 部のうち一方のねじ取付部に形成されたねじ孔にねじ込まれることによりこれら ねじ取付部を互いに連結してその間隔を狭める。このねじ取付部の間隔が狭めら れると、ロックナットが弾性変形してねじ孔が取付部材の雄螺子部に圧接され、 ロックナットと取付部材の嵌合摩擦力を増大させる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図1はこの考案に係るシンバルの締付装置の一実施例を示す半断面図、図2は 同締付装置の一部破断分解斜視図、図3はロックナットの側面図、図4は同ナッ トの一部破断平面図である。なお、図中図7および図8と同一構成部品のものに 対しては同一符号をもって示す。
【0010】 これらの図において、本実施例はシンバルの締付装置22をハイハットスタン ドに用いた例を示す。エクステンションロッド7に嵌装される中空ボルト13は 、前記締付装置22が取り付けられる取付部材を構成している。中空ボルト13 の外周面には雄螺子(部)23が全長にわたって形成されており、その上端部に 円筒体14が螺合連結され、ビス24によって固定されている。前記円筒体14 は、前記エクステンションロッド7が挿通される中心孔21と、この中心孔21 に連通する半径方向のねじ孔15を有し、このねじ孔15にねじ込まれる締付ボ ルト16がエクステンションロッド7を押圧し、前記中心孔21の上端開口部側 内周面に圧接することで、円筒体14をエクステンションロッド7に固定してい る。
【0011】 前記円筒体14の中心孔21は、その上端側開口部21aの穴径がエクステン ションロッド7の外径と略等しいか若干大きく設定され、下端側開口部21bに 前記中空ボルト13の雄螺子部23に螺合する雌ねじが形成され、上端開口部2 1aと下端開口部21bを除く中央孔部21cがエクステンションロッド7の外 径より十分大きく設定されている。したがって、締付ボルト16をねじ孔15に ねじ込んでエクステンションロッド7を押圧すると、前記中心孔21の両端開口 部21a,21bがエクステンションロッド7に圧接されるため、円筒体14を 同ロッド7により強固に固定することができる。また、円筒体14の周面には前 記中心孔21に連通するねじ孔25が形成されており、このねじ孔25に前記ビ ス24がねじ込まれている。
【0012】 なお、本実施例においては締付装置22の取付部材として中空ボルト13を用 い、その上端に円筒体14をビス24によって取り付けた例を示したが、これに 限らず中空ボルト13と円筒体14を一体に製作したものを取付部材として用い てもよい。
【0013】 前記締付装置22は、前記中空ボルト13に嵌装され上部シンバル9を挟持す る上下一対のフェルトワッシャ17(17A,17B)と、これら一対のフェル トワッシャ17の上下にそれぞれ位置して前記中空ボルト13に螺合されるロッ クナット26およびクラッチナット27と、ロックナット26とクラッチナット 27を中空ボルト13にそれぞれ固定する締付ねじ28,29等で概ね構成され ている。
【0014】 前記ロックナット26は、長手方向一側寄りに上下面に貫通形成され前記中空 ボルト13の雄螺子部23に螺合するねじ孔30と、このねじ孔30側とは反対 側の側面26aの略中央に高さ方向全長にわたって形成された前記ねじ孔30と 連通する切欠溝31を有することにより平面視U字状に形成されている。また、 ロックナット26の前記切欠溝31を挟んで平行に対向する板状部分は、前記締 付ねじ28のねじ取付部32A,32Bをそれぞれ形成している。これら一対の ねじ取付部32A,32Aのうち一方のねじ取付部32Aは、その中央に前記締 付ねじ28が挿通されるねじ取付孔33を有すると共に、締付ねじ28を締め付 けた際、ロックナット26の変形を容易にするため他方のねじ取付部32Bより も板厚が小さく設定されている。他方のねじ取付部32Bの中央には前記締付ね じ28がねじ込まれるねじ孔34が前記ねじ取付孔33と同軸に形成されている 。また、前記ロックナット26の前記一側面26aを除く下端側外周面には上側 のフェルトワッシャ17Aを押圧するU字状の鍔部37が一体に突設されている 。鍔部37の半円形に湾曲した湾曲部上面には、ロックナット26の回転操作部 を形成する複数個、例えば3つの切欠凹部38がその周方向に略90°の間隔を おいて形成されている。そして、前記切欠溝31にはゴム等の弾性材料からなり 中央に前記締付ねじ28が挿通される挿通孔39を有するリング状のペーサ40 が介挿されている。このスペーサ40は、締付ねじ28を締めすぎた際、ロック ナット26が変形し過ぎて破損するのを防止するものであるが、必ずしも必要で はない。
【0015】 前記クラッチナット27は、平面視鍵孔型で、正面視略コ字状に形成されるこ とにより、上下に対向する円形の第1,第2ナット本体42a,42bと、第1 ,第2ナット本体42a,42bの外周面の一部にそれぞれ連設された上下に対 向する矩形の第1,第2ねじ取付部43a,43bと、第1,第2ナット本体4 2a,42bを互いに連結する連結部44とで構成されている。第1,第2ナッ ト本体42a,42bの中心には前記中空ボルト13の雄螺子部23に螺合する ねじ孔45がそれぞれ形成されている。連結部44は、前記ねじ孔45を挟んで 第1,第2ねじ取付部43a,43bとは反対側に位置するよう設けられている 。連結部44の内側面にも前記中空ボルト13の雄螺子部23に螺合するねじ溝 46が形成されている。但し、このねじ溝46は必ずしも必要ではないが、あっ た方がクラッチナット27のがた付きを少なくすることができ、有利である。
【0016】 第1ナット本体42aと第1ねじ取付部43aは肉厚が等しく、第2ナット本 体42bとねじ取付部43bより薄肉に形成されることにより、前記連結部44 を支点として板厚方向に弾性変形可能とされる。第1ねじ取付部43aの中心に は締付ねじ29が螺合されるねじ孔50が形成されている。第2ナット本体42 bと第2ねじ取付部43bの肉厚は等しい。第2ねじ取付部43bの中心には前 記締付ねじ29が挿通されるねじ取付孔51が形成されている。第1ねじ取付部 43aと第2ねじ取付部43bとの間の隙間は前記ねじ孔45に連通する切欠溝 52を形成しており、この切欠溝52にはゴム等の弾性材料からなり、中央に前 記締付ねじ29が挿通される挿通孔53を有する矩形のスペーサ54が介挿され ている。このスペーサ54は、締付ねじ29の締めすぎによるクラッチナット2 7の破損を防止するものであるが、必ずしも必要ではない。
【0017】 このような構成からなるシンバルの締付装置22において、上部シンバル9を 所定位置に挾持固定する際には中空ボルト13に螺合されているロックナット2 6を同パイプ13の上方に位置させておいてクラッチナット27を回転操作し、 フェルトワッシャ17,言い換えれば上部シンバル9を所定高さ位置にセットす る。次ぎに、締付ねじ29をクラッチナット27の第2ねじ取付部43bのねじ 取付孔51およびスペーサ54の挿通孔53に挿通して第1ねじ取付部43aの ねじ孔50にねじ込む。締付ねじ29をねじ込んでいくと、第1ナット本体42 aおよび第1ねじ取付部43aは連結部44を支点として下方に弾性変形され、 第1,第2ねじ取付部43a,43bの間隔が狭まる。したがって、クラッチナ ット27のねじ孔45が前記中空ボルト13の雄螺子部23に圧接され、これに よって中空ボルト13とクラッチナット27との摩擦力が増大し、演奏時の振動 によるクラッチナット27の緩みを防止する。また、クラッチナット27の弾性 変形によりクラッチナット27と締付ねじ29との間の摩擦力も増大するため、 締付ねじ29が緩んで脱落することもない。
【0018】 次ぎに、ロックナット26を中空ボルト13に沿って回転下降させ、その鍔部 37を上側のフェルトワッシャ17Aの上面に押し付ける。これによって上部シ ンバル9は上下一対のフェルトワッシャ17A,17Bにより挾持保持される。 しかる後、締付ねじ28をロックナット26の一方のねじ取付部32Aのねじ取 付孔33およびスペーサ40の挿通孔39に挿通して他方のねじ取付部32Bの ねじ孔34にねじ込む。締付ねじ28をねじ込んでいくと、ロックナット26は その湾曲部を支点としてねじ取付部32A,32Bの間隔が狭まる方向に弾性変 形され、ねじ孔30を前記中空ボルト13の雄螺子部23に圧接する。したがっ て、中空ボルト13とロックナット26との摩擦力が増大し、演奏時の振動によ るロックナット26の緩みを防止する。また、ロックナット26の弾性変形によ りロックナット26と締付ねじ28との間の摩擦力も増大するため、締付ねじ2 8が緩んで脱落することもない。
【0019】 図5はこの考案の他の実施例を示す断面図である。この実施例は上部シンバル 9のみをハイハットスタンドに取り付けた例を示すもので、エクステンションロ ッド7の上端部に筒状に形成された鍔付きストッパ部材60を嵌装し、このスト ッパ部材60の外周に上下一対のフェルトワッシャ17A,17Bを介して上部 シンバル9を嵌装し、エクステンションロッド7の上端部に上記実施例に示した ロックナット26を嵌装固定して上側のフェルトワッシャ17Aを上部シンバル 9に押し付けるようにしたものである。この場合、エクステンションロッド7の 上端部7aは、締付装置22の取付部材を形成している。また、締付け装置21 が取り付けられるエクステンションロッド7の上端部7a外周面にはロックナッ ト26が螺合する雄螺子62が形成されている。ストッパ部材60は、その鍔部 60Aがエクステンションロッド7の上端部に設けられた段差部61に当接係止 されることで位置決めされる。ストッパ部材60の鍔部60Aは、例えば円錐状 に形成されて下側のフェルトワッシャ17Bが載置されることにより、クラッチ ナットとして機能する。
【0020】 このような構成からなる締付装置22においても、締付ねじ28を締め付ける と、ロックナット26が上記実施例と同様、弾性変形してエクステンションロッ ド7の上端部7a外周面に圧接固定されるので、ロックナット26の緩みを確実 に防止することができる。
【0021】 図6はさらにこの考案の他の実施例を示す分解断面図である。この実施例も図 5に示した実施例と同様、上部シンバル9のみを締付装置22によって締付け固 定するように構成したものである。この場合、エクステンションロッド7の上端 部を該ロッドから分離して締付装置22の取付部材70とし、この取付部材70 をチルタ71によってエクステンションロッド7の上端に垂直方向に角度調整自 在に取り付けるように構成したものである。チルター71は、前面に歯72が周 方向に形成され前記エクステンションロッド7の上端にねじ止め固定された固定 チルター73と、前記取付部材70の下端に取り付けられ前記固定チルター73 と対向する面に前記歯72と歯み合う歯75が周方向に形成された可動チルター 74とを備え、この可動チルター74が蝶ボルト76によって前記固定チルター 73に圧接固定されている。下側のフェルトワッシャ17Bを受け止めるストッ パ部材60は円板状に形成され、クラッチナットを形成している。 その他の構成は図5に示した上記実施例と同様である。 このような構成においても上記実施例と同様な効果が得られることは云うまで もない。
【0022】 なお、上記実施例はいずれもロックナット26の一方のねじ取付部32Aのみ を薄肉形成して弾性変形可能としたが、両方のねじ取付部32A,32Bを共に 薄肉形成して弾性変形可能にしてもよい。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案に係るシンバルの締付装置は、ロックナットに取 付部材の雄螺子部に螺合するねじ孔と、このねじ孔に連通する切欠溝を挟んで互 いに対向する一対のねじ取付部を設け、これらのねじ取付部を締付ねじによって 互いに連結してその間隔を狭め、前記ロックナットのねじ孔を前記取付部材の雄 螺子部に圧接するように構成したので、取付部材とロックナットとの間の摩擦力 が大きく、演奏時の振動によるロックナットの緩みを確実に防止することができ る。したがって、演奏中にシンバルが位置ずれせず、長時間にわたる安定した演 奏を可能したシンバルの締付装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るシンバルの締付装置の一実施例
を示す半断面図である。
【図2】同締付装置の一部破断分解斜視図である。
【図3】ロックナットの側面図である。
【図4】同ナットの一部破断平面図である
【図5】この考案の他の実施例を示す断面図である。
【図6】この考案のさらに他の実施例を示す分解断面図
である。
【図7】ハイハットスタンドの一部省略側面図である。
【図8】シンバル止め具の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ハイハットスタンド 3 下パイプ 5 上パイプ 7 エクステンションロッド 9 上部シンバル 10 下部シンバル 11 上部シンバル止め具 12 下部シンバル止め具 13 中空ボルト(取付部材) 14 円筒体 15 ねじ孔 16 締付ボルト 17 フェルトワッシャ 18 ロックナット 19 クラッチナット 22 締付装置 23 雄螺子部 26 ロックナット 27 クラッチナット 28 締付ねじ 29 締付ねじ 30 ねじ孔 31 切欠溝 32A ねじ取付部 32B ねじ取付部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付部材に嵌装されシンバルを挟持する
    上下一対のフェルトワッシャと、これらフェルトワッシ
    ャの上下にそれぞれ位置して前記取付部材に配設された
    ロックナットおよびクラッチナットとを備え、 前記ロックナットは、前記取付部材の雄螺子部に螺合す
    るねじ孔と、このねじ孔に連通する切欠溝を挟んで互い
    に対向する一対のねじ取付部とを有し、これらのねじ取
    付部を締付ねじによって互いに連結してその間隔を狭
    め、前記ロックナットのねじ孔を前記取付部材の雄螺子
    部に圧接することを特徴とするシンバルの締付装置。
JP1993062623U 1993-10-28 1993-10-28 シンバルの締付装置 Expired - Lifetime JP2592685Y2 (ja)

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