JP2592685Y2 - シンバルの締付装置 - Google Patents

シンバルの締付装置

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JP2592685Y2
JP2592685Y2 JP1993062623U JP6262393U JP2592685Y2 JP 2592685 Y2 JP2592685 Y2 JP 2592685Y2 JP 1993062623 U JP1993062623 U JP 1993062623U JP 6262393 U JP6262393 U JP 6262393U JP 2592685 Y2 JP2592685 Y2 JP 2592685Y2
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    • F16L3/08Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、演奏時の振動等によ
るシンバル固定部品の緩みを防止し、長時間にわたる安
定演奏を可能にしたシンバルの締付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7はペダルの踏込操作によってシンバ
ルの演奏を可能にしたハイハットスタンドの従来例を示
す。これを概略説明すると、全体を符号1で示すハイハ
ットスタンドは、折畳み自在な3本の脚2a,2b,2
c(2b,2cは図示せず)からなるスタンド支持脚2
に立設された下パイプ3と、この下パイプ3に伸縮可能
に連結され蝶ねじ4によって高さ調整される上パイプ5
と、下パイプ3および上パイプ5を摺動自在に貫通し下
パイプ3の下方に突出する下端がペダル6に作動連結さ
れたエクステンションロッド7と、下パイプ3の下部に
これと並行に配設されたスプリング収納ケース8内に収
納され前記エクステンションロッド7を上方に付勢しペ
ダル6に復帰習性を付与する不図示の復帰用ばね等を備
えている。上パイプ5の上方に突出するエクステンショ
ンロッド7の上端部には上部シンバル9と下部シンバル
10が上部シンバル止め具11と下部シンバル止め具1
2を介してそれぞれ取り付けられており、ペダル6の踏
込操作によってエクステンションロッド7を前記復帰用
ばねに抗して引き下げると、上部シンバル9が下部シン
バル10に衝打されるように構成されている。
【0003】上部シンバル9をエクステンションロッド
7に固定する上部シンバル止め具11としては実公昭5
7−8059号公報等に開示されたものが知られてい
る。この実公昭57−8059号公報による上部シンバ
ル止め具は、図8に示すようにエクステンションロッド
7の上端部に中空ボルト13を嵌装し、この中空ボルト
13の上端部に螺合連結された円筒体14のねじ孔15
に締付ボルト16を螺合してエクステンションロッド7
を円筒体14の上端開口部側内周面に押圧固定し、前記
中空ボルト13に上下一対からなるフェルトワッシャ1
7(17A,17B)を嵌装して上部シンバル9を挟持
し、このフェルトワッシャ17と前記円筒体14との間
に位置して前記中空ボルト13に上下一対からなるロッ
クナット18(18A,18B)を螺着する一方、前記
フェルトワッシャ17の下方に位置して前記中空ボルト
13の下端部にクラッチナット19を螺着し、このナッ
ト19と前記ロックナット18とで前記フェルトワッシ
ャ17を挟持し、上部シンバル9を固定するようにした
ものである。前記中空ボルト13の外周面中央部には、
中空ボルト13のねじの谷面と面一かそれよりも深い幅
広の環状溝部20が形成されており、これにより上部シ
ンバル9と中空ボルト13のねじ面とが擦れあってねじ
山が潰れるのを防止している。また、円筒体14の中心
孔21は、その両端開口部を除く中央孔部が中空ボルト
13の内径より十分大きく設定されることにより、締付
ボルト16によるエクステンションロッド7のより強固
な締め付け固定を可能にし、演奏時の振動による上部シ
ンバル9の位置ずれを防止している。
【0004】また、上記したハイハットスタンドのよう
にペダルの踏込操作により上下2枚のシンバルを衝合さ
せるものの他に、例えば実公昭62−30064号公報
等に開示されているように、シンバルをスタンドに1枚
ずつ独立に配置して演奏に供するようにしたものも知ら
れている。これは、シンバルスタンドの上部に設けたシ
ンバル支持ロッドにシンバルの中心孔を挿通し、支持ロ
ッドのボルト部に蝶ナットを螺合して上下一対のフェル
トワッシャを介して適度な締付力で締め付けるようにし
たものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のハイハットスタンドの上部シンバル止め具や通
常のシンバルスタンドのシンバル止め具においては、単
にナットをボルトに螺着しているだけであるため、大き
な締付トルクが得られず、長時間演奏していると、シン
バルの打撃衝撃振動によりナットが緩んだり抜けて脱落
するという問題があった。
【0006】したがって、この考案は上記したような従
来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とすると
ころは、演奏時の振動によるロックナットの緩みを確実
に防止することができ、長時間にわたる安定演奏を可能
にしたシンバルの締付装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この考案は、取付部材に嵌装されシンバルを挟持する上
下一対のフェルトワッシャと、これらフェルトワッシャ
の上下にそれぞれ位置して前記取付部材に配設されたロ
ックナットおよびクラッチナットとを備え、前記取付部
部材に雄螺子部を形成し、前記ロックナットは、前記取
付部材の雄螺子部に螺合するねじ孔と、このねじ孔に連
通する切欠溝を挟んで互いに対向する一対のねじ取付部
とを有し、これらのねじ取付部を締付ねじによって互い
に連結してその間隔を狭め、前記ロックナットのねじ孔
を前記取付部材の雄螺子部に圧接するものである。
【0008】
【作用】この考案において、締付ねじはロックナットの
互いに対向する一対のねじ取付部のうち一方のねじ取付
部に形成されたねじ孔にねじ込まれることによりこれら
ねじ取付部を互いに連結してその間隔を狭める。このね
じ取付部の間隔が狭められると、ロックナットが弾性変
形してねじ孔が取付部材の雄螺子部に圧接され、ロック
ナットと取付部材の嵌合摩擦力を増大させる。
【0009】
【実施例】以下、この考案を図面に示す実施例に基づい
て詳細に説明する。図1はこの考案に係るシンバルの締
付装置の一実施例を示す半断面図、図2は同締付装置の
一部破断分解斜視図、図3はロックナットの側面図、図
4は同ナットの一部破断平面図である。なお、図中図7
および図8と同一構成部品のものに対しては同一符号を
もって示す。
【0010】これらの図において、本実施例はシンバル
の締付装置22をハイハットスタンドに用いた例を示
す。エクステンションロッド7に嵌装される中空ボルト
13は、前記締付装置22が取り付けられる取付部材を
構成している。中空ボルト13の外周面には雄螺子
(部)23が全長にわたって形成されており、その上端
部に円筒体14が螺合連結され、ビス24によって固定
されている。前記円筒体14は、前記エクステンション
ロッド7が挿通される中心孔21と、この中心孔21に
連通する半径方向のねじ孔15を有し、このねじ孔15
にねじ込まれる締付ボルト16がエクステンションロッ
ド7を押圧し、前記中心孔21の上端開口部側内周面に
圧接することで、円筒体14をエクステンションロッド
7に固定している。
【0011】前記円筒体14の中心孔21は、その上端
側開口部21aの穴径がエクステンションロッド7の外
径と略等しいか若干大きく設定され、下端側開口部21
bに前記中空ボルト13の雄螺子部23に螺合する雌ね
じが形成され、上端開口部21aと下端開口部21bを
除く中央孔部21cがエクステンションロッド7の外径
より十分大きく設定されている。したがって、締付ボル
ト16をねじ孔15にねじ込んでエクステンションロッ
ド7を押圧すると、前記中心孔21の両端開口部21
a,21bがエクステンションロッド7に圧接されるた
め、円筒体14を同ロッド7により強固に固定すること
ができる。また、円筒体14の周面には前記中心孔21
に連通するねじ孔25が形成されており、このねじ孔2
5に前記ビス24がねじ込まれている。
【0012】なお、本実施例においては締付装置22の
取付部材として中空ボルト13を用い、その上端に円筒
体14をビス24によって取り付けた例を示したが、こ
れに限らず中空ボルト13と円筒体14を一体に製作し
たものを取付部材として用いてもよい。
【0013】前記締付装置22は、前記中空ボルト13
に嵌装され上部シンバル9を挟持する上下一対のフェル
トワッシャ17(17A,17B)と、これら一対のフ
ェルトワッシャ17の上下にそれぞれ位置して前記中空
ボルト13に螺合されるロックナット26およびクラッ
チナット27と、ロックナット26とクラッチナット2
7を中空ボルト13にそれぞれ固定する締付ねじ28,
29等で概ね構成されている。
【0014】前記ロックナット26は、長手方向一側寄
りに上下面に貫通形成され前記中空ボルト13の雄螺子
部23に螺合するねじ孔30と、このねじ孔30側とは
反対側の側面26aの略中央に高さ方向全長にわたって
形成された前記ねじ孔30と連通する切欠溝31を有す
ることにより平面視U字状に形成されている。また、ロ
ックナット26の前記切欠溝31を挟んで平行に対向す
る板状部分は、前記締付ねじ28のねじ取付部32A,
32Bをそれぞれ形成している。これら一対のねじ取付
部32A,32Aのうち一方のねじ取付部32Aは、そ
の中央に前記締付ねじ28が挿通されるねじ取付孔33
を有すると共に、締付ねじ28を締め付けた際、ロック
ナット26の変形を容易にするため他方のねじ取付部3
2Bよりも板厚が小さく設定されている。他方のねじ取
付部32Bの中央には前記締付ねじ28がねじ込まれる
ねじ孔34が前記ねじ取付孔33と同軸に形成されてい
る。また、前記ロックナット26の前記一側面26aを
除く下端側外周面には上側のフェルトワッシャ17Aを
押圧するU字状の鍔部37が一体に突設されている。鍔
部37の半円形に湾曲した湾曲部上面には、ロックナッ
ト26の回転操作部を形成する複数個、例えば3つの切
欠凹部38がその周方向に略90°の間隔をおいて形成
されている。そして、前記切欠溝31にはゴム等の弾性
材料からなり中央に前記締付ねじ28が挿通される挿通
孔39を有するリング状のペーサ40が介挿されてい
る。このスペーサ40は、締付ねじ28を締めすぎた
際、ロックナット26が変形し過ぎて破損するのを防止
するものであるが、必ずしも必要ではない。
【0015】前記クラッチナット27は、平面視鍵孔型
で、正面視略コ字状に形成されることにより、上下に対
向する円形の第1,第2ナット本体42a,42bと、
第1,第2ナット本体42a,42bの外周面の一部に
それぞれ連設された上下に対向する矩形の第1,第2ね
じ取付部43a,43bと、第1,第2ナット本体42
a,42bを互いに連結する連結部44とで構成されて
いる。第1,第2ナット本体42a,42bの中心には
前記中空ボルト13の雄螺子部23に螺合するねじ孔4
5がそれぞれ形成されている。連結部44は、前記ねじ
孔45を挟んで第1,第2ねじ取付部43a,43bと
は反対側に位置するよう設けられている。連結部44の
内側面にも前記中空ボルト13の雄螺子部23に螺合す
るねじ溝46が形成されている。但し、このねじ溝46
は必ずしも必要ではないが、あった方がクラッチナット
27のがた付きを少なくすることができ、有利である。
【0016】第1ナット本体42aと第1ねじ取付部4
3aは肉厚が等しく、第2ナット本体42bとねじ取付
部43bより薄肉に形成されることにより、前記連結部
44を支点として板厚方向に弾性変形可能とされる。第
1ねじ取付部43aの中心には締付ねじ29が螺合され
るねじ孔50が形成されている。第2ナット本体42b
と第2ねじ取付部43bの肉厚は等しい。第2ねじ取付
部43bの中心には前記締付ねじ29が挿通されるねじ
取付孔51が形成されている。第1ねじ取付部43aと
第2ねじ取付部43bとの間の隙間は前記ねじ孔45に
連通する切欠溝52を形成しており、この切欠溝52に
はゴム等の弾性材料からなり、中央に前記締付ねじ29
が挿通される挿通孔53を有する矩形のスペーサ54が
介挿されている。このスペーサ54は、締付ねじ29の
締めすぎによるクラッチナット27の破損を防止するも
のであるが、必ずしも必要ではない。
【0017】このような構成からなるシンバルの締付装
置22において、上部シンバル9を所定位置に挾持固定
する際には中空ボルト13に螺合されているロックナッ
ト26を同パイプ13の上方に位置させておいてクラッ
チナット27を回転操作し、フェルトワッシャ17,言
い換えれば上部シンバル9を所定高さ位置にセットす
る。次ぎに、締付ねじ29をクラッチナット27の第2
ねじ取付部43bのねじ取付孔51およびスペーサ54
の挿通孔53に挿通して第1ねじ取付部43aのねじ孔
50にねじ込む。締付ねじ29をねじ込んでいくと、第
1ナット本体42aおよび第1ねじ取付部43aは連結
部44を支点として下方に弾性変形され、第1,第2ね
じ取付部43a,43bの間隔が狭まる。したがって、
クラッチナット27のねじ孔45が前記中空ボルト13
の雄螺子部23に圧接され、これによって中空ボルト1
3とクラッチナット27との摩擦力が増大し、演奏時の
振動によるクラッチナット27の緩みを防止する。ま
た、クラッチナット27の弾性変形によりクラッチナッ
ト27と締付ねじ29との間の摩擦力も増大するため、
締付ねじ29が緩んで脱落することもない。
【0018】次ぎに、ロックナット26を中空ボルト1
3に沿って回転下降させ、その鍔部37を上側のフェル
トワッシャ17Aの上面に押し付ける。これによって上
部シンバル9は上下一対のフェルトワッシャ17A,1
7Bにより挾持保持される。しかる後、締付ねじ28を
ロックナット26の一方のねじ取付部32Aのねじ取付
孔33およびスペーサ40の挿通孔39に挿通して他方
のねじ取付部32Bのねじ孔34にねじ込む。締付ねじ
28をねじ込んでいくと、ロックナット26はその湾曲
部を支点としてねじ取付部32A,32Bの間隔が狭ま
る方向に弾性変形され、ねじ孔30を前記中空ボルト1
3の雄螺子部23に圧接する。したがって、中空ボルト
13とロックナット26との摩擦力が増大し、演奏時の
振動によるロックナット26の緩みを防止する。また、
ロックナット26の弾性変形によりロックナット26と
締付ねじ28との間の摩擦力も増大するため、締付ねじ
28が緩んで脱落することもない。
【0019】図5はこの考案の他の実施例を示す断面図
である。この実施例は上部シンバル9のみをハイハット
スタンドに取り付けた例を示すもので、エクステンショ
ンロッド7の上端部に筒状に形成された鍔付きストッパ
部材60を嵌装し、このストッパ部材60の外周に上下
一対のフェルトワッシャ17A,17Bを介して上部シ
ンバル9を嵌装し、エクステンションロッド7の上端部
に上記実施例に示したロックナット26を嵌装固定して
上側のフェルトワッシャ17Aを上部シンバル9に押し
付けるようにしたものである。この場合、エクステンシ
ョンロッド7の上端部7aは、締付装置22の取付部材
を形成している。また、締付け装置21が取り付けられ
るエクステンションロッド7の上端部7a外周面にはロ
ックナット26が螺合する雄螺子62が形成されてい
る。ストッパ部材60は、その鍔部60Aがエクステン
ションロッド7の上端部に設けられた段差部61に当接
係止されることで位置決めされる。ストッパ部材60の
鍔部60Aは、例えば円錐状に形成されて下側のフェル
トワッシャ17Bが載置されることにより、クラッチナ
ットとして機能する。
【0020】このような構成からなる締付装置22にお
いても、締付ねじ28を締め付けると、ロックナット2
6が上記実施例と同様、弾性変形してエクステンション
ロッド7の上端部7a外周面に圧接固定されるので、ロ
ックナット26の緩みを確実に防止することができる。
【0021】図6はさらにこの考案の他の実施例を示す
分解断面図である。この実施例も図5に示した実施例と
同様、上部シンバル9のみを締付装置22によって締付
け固定するように構成したものである。この場合、エク
ステンションロッド7の上端部を該ロッドから分離して
締付装置22の取付部材70とし、この取付部材70を
チルタ71によってエクステンションロッド7の上端
に垂直方向に角度調整自在に取り付けるように構成した
ものである。チルター71は、前面に歯72が周方向に
形成され前記エクステンションロッド7の上端にねじ止
め固定された固定チルター73と、前記取付部材70の
下端に取り付けられ前記固定チルター73と対向する面
に前記歯72と歯み合う歯75が周方向に形成された可
動チルター74とを備え、この可動チルター74が蝶ボ
ルト76によって前記固定チルター73に圧接固定され
ている。下側のフェルトワッシャ17Bを受け止めるス
トッパ部材60は円板状に形成され、クラッチナットを
形成している。その他の構成は図5に示した上記実施例
と同様である。このような構成においても上記実施例と
同様な効果が得られることは云うまでもない。
【0022】なお、上記実施例はいずれもロックナット
26の一方のねじ取付部32Aのみを薄肉形成して弾性
変形可能としたが、両方のねじ取付部32A,32Bを
共に薄肉形成して弾性変形可能にしてもよい。
【0023】
【考案の効果】以上説明したようにこの考案に係るシン
バルの締付装置は、取付部材に雄螺子部を形成し、ロッ
クナットに前記取付部材の雄螺子部に螺合するねじ孔
と、このねじ孔に連通する切欠溝を挟んで互いに対向す
る一対のねじ取付部を設け、これらのねじ取付部を締付
ねじによって互いに連結してその間隔を狭め、前記ロッ
クナットのねじ孔を前記取付部材の雄螺子部に圧接する
ように構成したので、取付部材とロックナットとの間の
摩擦力が大きく、演奏時の振動によるロックナットの緩
みを確実に防止することができる。したがって、演奏中
にシンバルが位置ずれせず、長時間にわたる安定した演
奏を可能したシンバルの締付装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るシンバルの締付装置の一実施例
を示す半断面図である。
【図2】同締付装置の一部破断分解斜視図である。
【図3】ロックナットの側面図である。
【図4】同ナットの一部破断平面図である
【図5】この考案の他の実施例を示す断面図である。
【図6】この考案のさらに他の実施例を示す分解断面図
である。
【図7】ハイハットスタンドの一部省略側面図である。
【図8】シンバル止め具の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】 1 ハイハットスタンド 3 下パイプ 5 上パイプ 7 エクステンションロッド 9 上部シンバル 10 下部シンバル 11 上部シンバル止め具 12 下部シンバル止め具 13 中空ボルト(取付部材) 14 円筒体 15 ねじ孔 16 締付ボルト 17 フェルトワッシャ 18 ロックナット 19 クラッチナット 22 締付装置 23 雄螺子部 26 ロックナット 27 クラッチナット 28 締付ねじ 29 締付ねじ 30 ねじ孔 31 切欠溝 32A ねじ取付部 32B ねじ取付部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付部材に嵌装されシンバルを挟持する
    上下一対のフェルトワッシャと、これらフェルトワッシ
    ャの上下にそれぞれ位置して前記取付部材に配設された
    ロックナットおよびクラッチナットとを備え、前記取付部部材に雄螺子部を形成し、 前記ロックナット
    は、前記取付部材の雄螺子部に螺合するねじ孔と、この
    ねじ孔に連通する切欠溝を挟んで互いに対向する一対の
    ねじ取付部とを有し、これらのねじ取付部を締付ねじに
    よって互いに連結してその間隔を狭め、前記ロックナッ
    トのねじ孔を前記取付部材の雄螺子部に圧接することを
    特徴とするシンバルの締付装置。
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