JPH0242831Y2 - - Google Patents

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JPH0242831Y2
JPH0242831Y2 JP17104285U JP17104285U JPH0242831Y2 JP H0242831 Y2 JPH0242831 Y2 JP H0242831Y2 JP 17104285 U JP17104285 U JP 17104285U JP 17104285 U JP17104285 U JP 17104285U JP H0242831 Y2 JPH0242831 Y2 JP H0242831Y2
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JP
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tightening
nut
washer
seat
formwork
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JP17104285U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、コンクリート型枠の締付装置に係
るものである。
(従来の技術) 従来のこの種のコンクリート型枠締付装置は、
実公昭45−22844号公報に記載されているように、
セパレーターに着脱可能に連結する締付ボルトに
締付座金を嵌合してナツトを螺合し、そのナツト
のねじ込みによりそれで直接締付座金を押圧し、
セパレーター端部の堰板受片と上記ナツトとで堰
板、ばたおよび締付座金を押圧挟持して型枠を構
成している。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のコンクリート型枠締付装置において
は、型枠の組立て後型枠の馴染みによつてナツト
の締付力が低下し、その後、コンクリートを打設
して振動機を使用した場合に、型枠の振動により
ナツトが廻つて弛む点に問題がある。
(問題点を解決するための手段) そこで、この考案は上記の問題点を解決するた
めに、型枠の組立て後型枠の馴染みによるナツト
の締付力の低下において、コンクリートの打設後
振動機が使用されても型枠の振動によつてナツト
が廻ることのないように弾性体の復元力を利用す
る。
すなわち、セパレーター1に着脱可能に連結し
た締付ボルト2に嵌合する締付座金3と螺合する
ナツト4との間には、規制座5に弾性筒6を適宜
に軸心方向へ突出させて嵌着した座体を介装す
る。
(作用) ナツト4をねじ込めば、座体の弾性筒6がそ
の弾力に抗して短縮し、規制座5が締付座金3に
当つてそれを押圧し、セパレーター1の端部の堰
板受片8とナツト4とにより堰板A、ばたB,
C、締付座金3および座体を押圧挟持して型枠
を構成する。
而して、その後、型枠の馴染みによるナツト4
の締付力の低下に応じ、座体の弾性筒6が復元
力により自動的に伸長して該弾性筒6により常に
締付座金3とナツト4とを離隔方向へ弾圧支持す
る。
(実施例) 第1図乃至第4図に示すこの考案の一実施例に
ついてその構造を説明すれば、1はセパレーター
で、両端部にねじ9を設けると共に該ねじ9の基
端にストツパー10を形成し、そのねじ9の基部
に堰板受片8を取付ける。2は締付ボルトで、そ
の基端にねじ孔11を、先端部にはねじ12をそ
れぞれ設ける。5はカツプ状の規制座で、該規制
座5内にはゴム、合成ゴム等より成る弾性筒6を
適宜に軸心方向へ突出させて嵌着する。
Aは堰板で、その適当箇所に通孔13を穿設す
る。Bは堰板Aの外側に配置する縦ばた、C,C
は縦ばたBの外側に組合わせる横ばた、Dはコン
クリート壁を示す。
次にその作用を説明する。第1図に示すよう
に、セパレーター1のねじ9を堰板Aの通孔13
に挿通し、そのねじ9の突出部に締付ボルト2の
ねじ孔11を螺合して堰板受片8と締付ボルト2
により堰板Aを挟持する。
次いで、堰板Aの外側に縦横のばたBおよび
C,Cを組合わせ、その後、締付ボルト2のねじ
12に順次締付座金3、座体を嵌合しナツト4
を螺合してそのナツト4をねじ込めば、ナツトの
締付力により座体の弾性筒6がその弾力に抗し
て短縮し、規制座5が締付座金3に当つて該規制
座5により締付座金3を押圧し、堰板受片8とナ
ツト4とにより堰板A、縦横のばたBおよびC,
C、締付座金3および規制座5を押圧挟持して型
枠を構成する。
而して、その後、型枠の馴染みによつてナツト
4の締付力が低下するに応じ、座体の弾性筒6
が復元力により自動的に伸長してその座体は常
に締付座金3およびナツト4に圧接する。
第5図乃至第8図に示すこの考案の他の実施例
は、上記実施例におけるナツト4と座体を一体
に構成したもので、その構造を図面について説明
すれば、4aは座付きナツトで、その座金の外側
に筒状の規制座5aを突設すると共にナツト4a
から規制座5a内にわたつてねじ孔を設け、規制
座5aに弾性筒6aを適宜に軸心方向へ突出させ
て嵌着し、その規制座5aと弾性筒6aとにより
座体7aを構成してナツト4と座体7aを一体に
形成する。その他の符号は第1図乃至第4図にお
けると同一部分を示す。
この構造のものにおいても、ナツト4aをねじ
込むと、上記と同様に作用して型枠を構成するこ
とができる。
而して、その後、型枠の馴染みによつてナツト
4aの締付力が低下するに応じ、座体7aの弾性
筒6aが復元力により自動的に伸長して座体7a
付きナツト4aは常に締付座金3に圧接する。
なお、上記座付きナツト4aから規制座5a内
にわたつて設けたねじ孔に代え、ナツト4aにね
じ孔を、規制座5a内には上記ねじ孔よりも大径
の丸孔をそれぞれ設けても、上記と同様に作用す
る。
(考案の効果) この考案のコンクリート型枠締付装置は、下記
のような顕著な効果を有する。
(1) 締付ボルトに嵌合してばたに当てる締付座金
とその締付ボルトに螺合してねじ込むナツトと
の間には、規制座に弾性筒を適宜に軸心方向へ
突出させて嵌着した座体を介装するから、 (イ) ナツトをねじ込んで型枠を構成するとき
は、そのナツトの締付力により座体の弾性筒
が弾力に抗し短縮して規制座が締付座金に当
り、ナツトより規制座を介して締付座金を押
圧し、セパレーター端部の堰板受片とナツト
とにより堰板、ばた、締付座金および規制座
を押圧挟持して型枠を堅固に構成し得る。
(ロ) 型枠の組立て後、型枠の馴染みによつてナ
ツトの締付力が低下する場合には、それに応
じ、座体の弾性筒が復元力により自動的に伸
長してその弾性筒により常に締付座金とナツ
トとを離隔方向へ弾圧支持する。従つて、コ
ンクリートの打設後、振動機を使用しても型
枠の振動によつてナツトが廻ることなく、堰
板を適確に保持してコンクリート壁を正確に
構築することができる。
(2) 作業者はナツトの弛みに気を配る必要がなく
てコンクリート施工を安心して行うことができ
る。
(3) 従来のようにナツトの締直しの必要がなく、
手間を節減して作業能率を向上する。
(4) 構造が極めて簡単で、容易安価に製作でき、
その作動は円滑適切である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係るコンクリー
ト型枠締付装置によつてコンクリート型枠を構成
した状態の要部の縦断正面図、第2図はその座体
の拡大正断面図、第3図は側面図、第4図は斜面
図、第5図はこの考案の他の実施例に係るコンク
リート型枠締付装置によつてコンクリート型枠を
構成した状態の要部の正断面図、第6図はその座
体付きナツトの拡大正断面図、第7図は側面図、
第8図は斜面図である。 1……セパレーター、2……締付ボルト、3…
…締付座金、4……ナツト、5……規制座、6…
…弾性筒、……座体、8……堰板受片、A……
堰板、B,C……ばた。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. セパレーターの堰板よりの突出部に着脱可能に
    連結する締付ボルトに締付座金を嵌合してナツト
    を螺合すると共に、その締付座金とナツトとの間
    には規制座に弾性筒を適宜に軸心方向へ突出させ
    て嵌着した座体を介装し、上記のセパレーター端
    部の堰板受片とナツトとにより堰板、ばたおよび
    上記の締付座金、座体を押圧挟持してなるコンク
    リート型枠締付装置。
JP17104285U 1985-11-06 1985-11-06 Expired JPH0242831Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17104285U JPH0242831Y2 (ja) 1985-11-06 1985-11-06

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JP17104285U JPH0242831Y2 (ja) 1985-11-06 1985-11-06

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Publication Number Publication Date
JPS6279046U JPS6279046U (ja) 1987-05-20
JPH0242831Y2 true JPH0242831Y2 (ja) 1990-11-15

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JPS6279046U (ja) 1987-05-20

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