JPH064394Y2 - ハイハットスタンドのスプリング張力調整装置 - Google Patents
ハイハットスタンドのスプリング張力調整装置Info
- Publication number
- JPH064394Y2 JPH064394Y2 JP1990054846U JP5484690U JPH064394Y2 JP H064394 Y2 JPH064394 Y2 JP H064394Y2 JP 1990054846 U JP1990054846 U JP 1990054846U JP 5484690 U JP5484690 U JP 5484690U JP H064394 Y2 JPH064394 Y2 JP H064394Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- slide pin
- cylindrical post
- rotary knob
- long hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- 241001647280 Pareques acuminatus Species 0.000 claims 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10D—STRINGED MUSICAL INSTRUMENTS; WIND MUSICAL INSTRUMENTS; ACCORDIONS OR CONCERTINAS; PERCUSSION MUSICAL INSTRUMENTS; AEOLIAN HARPS; SINGING-FLAME MUSICAL INSTRUMENTS; MUSICAL INSTRUMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G10D13/00—Percussion musical instruments; Details or accessories therefor
- G10D13/01—General design of percussion musical instruments
- G10D13/06—Castanets, cymbals, triangles, tambourines without drumheads or other single-toned percussion musical instruments
- G10D13/063—Cymbals
- G10D13/065—Hi-hats
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Auxiliary Devices For Music (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はハイハットスタンドのスプリング張力調整装置
に関し、シンバル作動軸と下パイプとの間に介装された
スプリングの一端を係止するスライドピンを、ロータリ
ノブに係合させるとともに、このロータリノブを下パイ
プに固定されたロックスリーブに回動自在に嵌合させて
その高さ位置を調整可能とすることにより、その張力調
整に際しての操作性の向上を図ったものである。
に関し、シンバル作動軸と下パイプとの間に介装された
スプリングの一端を係止するスライドピンを、ロータリ
ノブに係合させるとともに、このロータリノブを下パイ
プに固定されたロックスリーブに回動自在に嵌合させて
その高さ位置を調整可能とすることにより、その張力調
整に際しての操作性の向上を図ったものである。
<従来の技術> 従来のこの種のハイハットスタンドのスプリング張力調
整装置としては、例えば実開平1−152396号公報
に開示されたものがある。
整装置としては、例えば実開平1−152396号公報
に開示されたものがある。
このものは、シンバル作動軸をスプリングを介して弾装
した内筒部材を有し、この内筒部材の外筒部材に対して
の高さ位置を調節することにより、スプリングの張力を
調節する構造である。この張力の調整により演奏者のフ
ットペダルの踏み込み力を調節することができる。
した内筒部材を有し、この内筒部材の外筒部材に対して
の高さ位置を調節することにより、スプリングの張力を
調節する構造である。この張力の調整により演奏者のフ
ットペダルの踏み込み力を調節することができる。
すなわち、内筒部材にはリテーナである係止ピンが固着
されている。この係止ピンは、スプリングにより下方に
向かって付勢されているとともに、その一部分は上記外
筒部材の縦長の長穴部より外方に突出している。
されている。この係止ピンは、スプリングにより下方に
向かって付勢されているとともに、その一部分は上記外
筒部材の縦長の長穴部より外方に突出している。
また、外筒部材にはリング状の調節部材が回動自在に支
持されている。この調節部材の上面には高さの異なった
複数の段部が設けられ、これらの段部に上記係止ピンが
係合している。
持されている。この調節部材の上面には高さの異なった
複数の段部が設けられ、これらの段部に上記係止ピンが
係合している。
したがって、スプリングの張力調整時、下方に向かって
付勢されている係止ピンを片手で持ち上げて調節リング
の段部との係合を解除すると同時に、他方の手で調節リ
ングを回転させることとなる。調節リングを回転させて
係止ピンに係合する段部の高さを変更することにより、
スプリングの張力を調節するものである。
付勢されている係止ピンを片手で持ち上げて調節リング
の段部との係合を解除すると同時に、他方の手で調節リ
ングを回転させることとなる。調節リングを回転させて
係止ピンに係合する段部の高さを変更することにより、
スプリングの張力を調節するものである。
<考案が解決しようとする課題> しかしながら、このような従来のハイハットスタンドの
スプリング張力調整装置にあっては、張力の調整時には
片手で必ず係止ピンを持ち上げてもう一方の手で調節リ
ングを回転させなければならず、すなわち両手を使用し
なければならず、その操作性が悪いという課題があっ
た。
スプリング張力調整装置にあっては、張力の調整時には
片手で必ず係止ピンを持ち上げてもう一方の手で調節リ
ングを回転させなければならず、すなわち両手を使用し
なければならず、その操作性が悪いという課題があっ
た。
そこで、本考案の目的は、片手で操作することができる
ハイハットスタンドのスプリング張力調整装置を提供す
るものである。
ハイハットスタンドのスプリング張力調整装置を提供す
るものである。
<課題を解決するための手段> 本考案は、スタンドに立設された円筒ポストと、この円
筒ポストに遊挿された上下動自在のシンバル作動軸と、
このシンバル作動軸に一端が係止されたスプリングと、
このスプリングの他端が係止されたスライドピンと、上
記円筒ポストにその軸方向に沿って延びるように形成さ
れ、このスライドピンが遊挿された長孔と、この円筒ポ
ストに嵌合、固定され、その軸方向に沿って延びるよう
に形成され、上記スライドピンの突出部が遊挿された長
孔を有すると共に、その軸方向に沿って配設された複数
の係合溝および該係合溝に連設されたガイド通路を有す
るスリーブと、上記円筒ポストに回転自在に嵌合され、
上記両長孔より突出したスライドピンの突出部が当接す
るピン係合部を有すると共に、複数の係合溝のいずれか
に係合されることにより、上記円筒ポストに対する高さ
位置を設定する位置決め突起を有するロータリノブと、
を有するハイハットスタンドのスプリング張力調整装置
である。
筒ポストに遊挿された上下動自在のシンバル作動軸と、
このシンバル作動軸に一端が係止されたスプリングと、
このスプリングの他端が係止されたスライドピンと、上
記円筒ポストにその軸方向に沿って延びるように形成さ
れ、このスライドピンが遊挿された長孔と、この円筒ポ
ストに嵌合、固定され、その軸方向に沿って延びるよう
に形成され、上記スライドピンの突出部が遊挿された長
孔を有すると共に、その軸方向に沿って配設された複数
の係合溝および該係合溝に連設されたガイド通路を有す
るスリーブと、上記円筒ポストに回転自在に嵌合され、
上記両長孔より突出したスライドピンの突出部が当接す
るピン係合部を有すると共に、複数の係合溝のいずれか
に係合されることにより、上記円筒ポストに対する高さ
位置を設定する位置決め突起を有するロータリノブと、
を有するハイハットスタンドのスプリング張力調整装置
である。
<作用> 本考案に係るハイハットスタンドのスプリング張力調整
装置にあっては、ロータリノブを回転させて位置決め突
起を複数の係合溝のいずれかに係合させる。その結果、
スリーブの軸方向に対するロータリノブの位置が変更さ
れることとなり、スライドピンの円筒ポストに対する高
さ位置も異なる。この場合、ロータリノブに対してスラ
イドピンは脱合することなく、ロータリノブの回転は許
容され、スプリングの張力の調整を片手で行うことがで
きる。換言すれば、スライドピンは常にロータリノブの
ピン係合部に係合しているため、ロータリノブを片手で
回転するのみでその高さ位置を自由に変えることができ
るのである。
装置にあっては、ロータリノブを回転させて位置決め突
起を複数の係合溝のいずれかに係合させる。その結果、
スリーブの軸方向に対するロータリノブの位置が変更さ
れることとなり、スライドピンの円筒ポストに対する高
さ位置も異なる。この場合、ロータリノブに対してスラ
イドピンは脱合することなく、ロータリノブの回転は許
容され、スプリングの張力の調整を片手で行うことがで
きる。換言すれば、スライドピンは常にロータリノブの
ピン係合部に係合しているため、ロータリノブを片手で
回転するのみでその高さ位置を自由に変えることができ
るのである。
<実施例> 以下、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図〜第11図は本考案の一実施例に係るハイハット
スタンドのスプリング張力調整装置を説明するための図
である。
スタンドのスプリング張力調整装置を説明するための図
である。
第1図において、11は垂直に立設されるフレームであ
って、その上端部には円筒管である下パイプ12が連結
されて直立状態に保持されている。
って、その上端部には円筒管である下パイプ12が連結
されて直立状態に保持されている。
そして、この下パイプ12の上端部には三脚の一本であ
る脚13の上端部が連結されている。脚13は、床面に
対して垂直な下パイプ12およびフレーム11に対して
傾斜して設けられ(拡開とた状態)、これらを直立状態
に保持している。また、14は支持スティであって脚1
3の中間部分と下パイプ12の下端部とを連結してい
る。
る脚13の上端部が連結されている。脚13は、床面に
対して垂直な下パイプ12およびフレーム11に対して
傾斜して設けられ(拡開とた状態)、これらを直立状態
に保持している。また、14は支持スティであって脚1
3の中間部分と下パイプ12の下端部とを連結してい
る。
すなわち、下パイプ12は、フレーム11および脚13
などからなるスタンドに立設されたポストを構成するも
のである。
などからなるスタンドに立設されたポストを構成するも
のである。
この下パイプ12は、その内部空間12Aにエクステン
ションロッド(シンバル作動軸)15が遊挿されてい
る。このシンバル作動軸15は上下動自在に下パイプ1
2にフレーム11上部を介して保持されており、その上
端部には図示していないシンバルが取り付けられてい
る。
ションロッド(シンバル作動軸)15が遊挿されてい
る。このシンバル作動軸15は上下動自在に下パイプ1
2にフレーム11上部を介して保持されており、その上
端部には図示していないシンバルが取り付けられてい
る。
また、シンバル作動軸15の下端部はこのフレーム11
の孔を介して下方に突出して設けられ、フットボード
(踏み板)17の先端に連結されている。フットボード
17は基端部を支点として図中矢印方向に回動自在に設
けられており、これを踏み込むことにより、シンバル作
動軸15は下動してハイハットシンバルを発音させる。
なお、18はフレーム11のストッパである。
の孔を介して下方に突出して設けられ、フットボード
(踏み板)17の先端に連結されている。フットボード
17は基端部を支点として図中矢印方向に回動自在に設
けられており、これを踏み込むことにより、シンバル作
動軸15は下動してハイハットシンバルを発音させる。
なお、18はフレーム11のストッパである。
ここで、このシンバル作動軸15の下端側部分にはリテ
ーナ(スプリングブッシュ)19が固着されており、こ
のリテーナ19の固着部よりも所定高さだけ上方のシン
バル作動軸15にはスプリングブッシュ20が遊嵌され
ている。
ーナ(スプリングブッシュ)19が固着されており、こ
のリテーナ19の固着部よりも所定高さだけ上方のシン
バル作動軸15にはスプリングブッシュ20が遊嵌され
ている。
そして、第10図に詳示するように、このスプリングブ
ッシュ20には軸と直交方向に延びる孔20Aが対称位
置に一対形成されている。これらの孔20Aにはスライ
ドピン(リテーナピン)21がそれそれ挿入、固定され
ている。
ッシュ20には軸と直交方向に延びる孔20Aが対称位
置に一対形成されている。これらの孔20Aにはスライ
ドピン(リテーナピン)21がそれそれ挿入、固定され
ている。
更に、このリテーナ19とスプリングブッシュ20との
間には上記シンバル作動軸15を上方に向かって常に付
勢するコイルスプリング(引っ張りばね)22が介装さ
れている。
間には上記シンバル作動軸15を上方に向かって常に付
勢するコイルスプリング(引っ張りばね)22が介装さ
れている。
すなわち、コイルスプリング22はシンバル作動軸15
を包囲して巻回され、その下端はリテーナ19に、その
上端はスプリングブッシュ20に、それぞれ固着されて
いる。このようにコイルスプリング22の上端はスプリ
ングブッシュ20に固着されているため、その上端はス
ライドピン21に係止されていることとなる。
を包囲して巻回され、その下端はリテーナ19に、その
上端はスプリングブッシュ20に、それぞれ固着されて
いる。このようにコイルスプリング22の上端はスプリ
ングブッシュ20に固着されているため、その上端はス
ライドピン21に係止されていることとなる。
ここで、このスプリングブッシュ20の遊嵌部分に対応
した上記下パイプ12の一部には、その軸方向(上下方
向)に延びる長孔12Bが所定長さ(希望するスプリン
グ調整幅に対応して形成されている)にわたって形成さ
れている(第11図参照)。
した上記下パイプ12の一部には、その軸方向(上下方
向)に延びる長孔12Bが所定長さ(希望するスプリン
グ調整幅に対応して形成されている)にわたって形成さ
れている(第11図参照)。
更に、この下パイプ12の長孔形成部にはロックスリー
ブ23が嵌合、固定されている。このロックスリーブ2
3にも、第4図に示すように、長い孔23Aが形成され
ている。そして、このロックスリーブ23はその長孔2
3Aが上記長孔12Bに重なるように下パイプ12に嵌
合されている。
ブ23が嵌合、固定されている。このロックスリーブ2
3にも、第4図に示すように、長い孔23Aが形成され
ている。そして、このロックスリーブ23はその長孔2
3Aが上記長孔12Bに重なるように下パイプ12に嵌
合されている。
上記スライドピン21の水平な先端突出部は、これらの
重なり合った長孔12Bおよび長孔23Aに遊挿されて
突出している。
重なり合った長孔12Bおよび長孔23Aに遊挿されて
突出している。
また、このロックスリーブ23にはロータリノブ24が
回動自在に嵌合されている。このロータリノブ24は、
第7図〜第9図に詳示するように、全体としてリング状
であって、その内周面には内方に向かって所定長さだけ
突出する一対の突起25が対称的に配設されている。ま
た、このロータリノブ24の内周部においてこの突起2
5の形成部分には内方に突出する段差部26が形成され
ている。
回動自在に嵌合されている。このロータリノブ24は、
第7図〜第9図に詳示するように、全体としてリング状
であって、その内周面には内方に向かって所定長さだけ
突出する一対の突起25が対称的に配設されている。ま
た、このロータリノブ24の内周部においてこの突起2
5の形成部分には内方に突出する段差部26が形成され
ている。
すなわち、この段差部26は、上記長孔12B、23A
から突出したスライドピン21の突出部が当接、係合す
るピン係合部を構成しているものである。段差部26に
おける上側の環状水平面に対してスライドピン21がス
プリング22付勢により当接、係合しているものであ
る。
から突出したスライドピン21の突出部が当接、係合す
るピン係合部を構成しているものである。段差部26に
おける上側の環状水平面に対してスライドピン21がス
プリング22付勢により当接、係合しているものであ
る。
更に、第3図〜第6図に詳示するように、ロックスリー
ブ23の外周面には上下方向に延びる垂直溝23Bが刻
設されており、この垂直溝23Bに対してこれと同じ深
さの傾斜溝23Cが複数個(各4本)その軸方向に沿っ
て配設されている。
ブ23の外周面には上下方向に延びる垂直溝23Bが刻
設されており、この垂直溝23Bに対してこれと同じ深
さの傾斜溝23Cが複数個(各4本)その軸方向に沿っ
て配設されている。
これらの傾斜溝23Cおよび垂直溝23Bには上記ロー
タリノブ24の突起25が挿入、係合されるものであ
る。そして、突起25が傾斜溝23Cに選択的に係合さ
れることにより、ロータリノブ24の高さ位置(ロック
スリーブ23に対する位置)が位置決めされる。
タリノブ24の突起25が挿入、係合されるものであ
る。そして、突起25が傾斜溝23Cに選択的に係合さ
れることにより、ロータリノブ24の高さ位置(ロック
スリーブ23に対する位置)が位置決めされる。
したがって、一対の垂直溝23Bはこのロータリノブ2
4を回転させたとき、その位置決め用の突起25を上記
複数の傾斜溝23Cのいずれかに案内可能なガイド通路
を構成するものである。なお、第3図において示すよう
に、傾斜溝23Cは垂直溝23Bに対して略75度の角
度で上側に向かって伸びて交差している。
4を回転させたとき、その位置決め用の突起25を上記
複数の傾斜溝23Cのいずれかに案内可能なガイド通路
を構成するものである。なお、第3図において示すよう
に、傾斜溝23Cは垂直溝23Bに対して略75度の角
度で上側に向かって伸びて交差している。
したがって、以上の構成に係るスプリング張力調整装置
にあっては、コイルスプリング22の一方側のリテー
ナ、すなわちスライドピン21の下パイプ12に対する
高さ位置を調整することによりそのコイルスプリング2
2の張力を調整することとなる。
にあっては、コイルスプリング22の一方側のリテー
ナ、すなわちスライドピン21の下パイプ12に対する
高さ位置を調整することによりそのコイルスプリング2
2の張力を調整することとなる。
すなわち、スプリング張力を軽く設定したいときは、ロ
ータリノブ24を軸回りに所定角度だけ回して突起25
を傾斜溝23Cからいったん垂直溝23Bに移動させ、
この垂直溝23Bに沿って下方に摺動させた後、例え
ば、最下方の傾斜溝23Cにロータリノブ24を逆転し
て係合させる。
ータリノブ24を軸回りに所定角度だけ回して突起25
を傾斜溝23Cからいったん垂直溝23Bに移動させ、
この垂直溝23Bに沿って下方に摺動させた後、例え
ば、最下方の傾斜溝23Cにロータリノブ24を逆転し
て係合させる。
すると、スプリングアセンブリのばね長が短縮され(初
期荷重減少)、スプリング張力は低下する。
期荷重減少)、スプリング張力は低下する。
逆に、スプリング張力を強くしたいときは、同様に、ロ
ータリノブ24を回転して突起25を下段部の傾斜溝2
3Cから脱出させ、垂直溝23Bに沿って上昇させ、例
えば、最上部の傾斜溝23Cに係合させる。すると、ス
プリングアセンブリのスプリング長は長くなり(初期荷
重増加)、スプリング張力は増加する。
ータリノブ24を回転して突起25を下段部の傾斜溝2
3Cから脱出させ、垂直溝23Bに沿って上昇させ、例
えば、最上部の傾斜溝23Cに係合させる。すると、ス
プリングアセンブリのスプリング長は長くなり(初期荷
重増加)、スプリング張力は増加する。
このようなスプリング張力調整操作は、片手でロータリ
ノブ24を回転摺動させることにより、極めて容易に実
現することができる。これはロータリノブ24の回動中
においてコイルスプリング22は常にロータリノブ24
の段差部26に当接係合しているためである。
ノブ24を回転摺動させることにより、極めて容易に実
現することができる。これはロータリノブ24の回動中
においてコイルスプリング22は常にロータリノブ24
の段差部26に当接係合しているためである。
また、このスプリング張力の調整を全体として簡単な構
造で実現することができる。
造で実現することができる。
なお、ロックスリーブ23の突起係合用の傾斜溝23C
は、下方に向かって傾斜していてもよいし、水平でもよ
く、例えば逆L字型に形成するとそのロック機能により
高さ位置設定時の信頼性が増す。突起が傾斜溝(係合
溝)から容易に離脱しないからである。
は、下方に向かって傾斜していてもよいし、水平でもよ
く、例えば逆L字型に形成するとそのロック機能により
高さ位置設定時の信頼性が増す。突起が傾斜溝(係合
溝)から容易に離脱しないからである。
<考案の効果> 以上説明してきたように、本考案によれば、片手でスプ
リング張力の調整ができ、操作が非常に簡単である。し
たがって、素早くスプリングの張力調整を行うことがで
きる。例えば演奏中にも簡単に調整することができる。
リング張力の調整ができ、操作が非常に簡単である。し
たがって、素早くスプリングの張力調整を行うことがで
きる。例えば演奏中にも簡単に調整することができる。
第1図は本考案の一実施例に係るハイハットスタンドの
スプリング張力調整装置を示すその正面図、 第2図は一実施例に係るハイハットスタンドのスプリン
グ張力調整装置の主要部を拡大して示す正面図、 第3図は一実施例に係るスリーブを示す正面図、 第4図は一実施例に係るスリーブを示す半断面図、 第5図は一実施例に係るスリーブを示す平面図、 第6図は一実施例に係るスリーブを示す底面図、 第7図は一実施例に係るロータリノブを示す平面図、 第8図は第7図のVIII−VIII矢視断面図、 第9図は一実施例に係るロータリノブの底面図、 第10図は一実施例に係るスプリングアセンブリの一部
を半断面で示す断面図、 第11図は一実施例に係る下パイプを示す正面図であ
る。 11……フレーム(スタンド)、 12……下パイプ(円筒ポスト)、 12B……長孔、 13……脚(スタンド)、 15……シンバル作動軸、 19……リテーナ、 21……スライドピン、 22……コイルスプリング、 23……ロックスリーブ、 23A……長孔、 23B……垂直溝(ガイド通路)、 23C……傾斜溝(係合溝)、 24……ロータリノブ、 25……突起(位置決め突起)、 26……段差部(ピン係合部)。
スプリング張力調整装置を示すその正面図、 第2図は一実施例に係るハイハットスタンドのスプリン
グ張力調整装置の主要部を拡大して示す正面図、 第3図は一実施例に係るスリーブを示す正面図、 第4図は一実施例に係るスリーブを示す半断面図、 第5図は一実施例に係るスリーブを示す平面図、 第6図は一実施例に係るスリーブを示す底面図、 第7図は一実施例に係るロータリノブを示す平面図、 第8図は第7図のVIII−VIII矢視断面図、 第9図は一実施例に係るロータリノブの底面図、 第10図は一実施例に係るスプリングアセンブリの一部
を半断面で示す断面図、 第11図は一実施例に係る下パイプを示す正面図であ
る。 11……フレーム(スタンド)、 12……下パイプ(円筒ポスト)、 12B……長孔、 13……脚(スタンド)、 15……シンバル作動軸、 19……リテーナ、 21……スライドピン、 22……コイルスプリング、 23……ロックスリーブ、 23A……長孔、 23B……垂直溝(ガイド通路)、 23C……傾斜溝(係合溝)、 24……ロータリノブ、 25……突起(位置決め突起)、 26……段差部(ピン係合部)。
Claims (1)
- 【請求項1】スタンドに立設された円筒ポストと、 この円筒ポストに遊挿された上下動自在のシンバル作動
軸と、 このシンバル作動軸に一端が係止されたスプリングと、 このスプリングの他端が係止されたスライドピンと、 上記円筒ポストにその軸方向に沿って延びるように形成
され、このスライドピンが遊挿された長孔と、 この円筒ポストに嵌合、固定され、その軸方向に沿って
延びるように形成され、上記スライドピンの突出部が遊
挿された長孔を有すると共に、その軸方向に沿って配設
された複数の係合溝および該係合溝に連設されたガイド
通路を有するスリーブと、 上記円筒ポストに回転自在に嵌合され、上記両長孔より
突出したスライドピンの突出部が当接するピン係合部を
有すると共に、上記複数の係合溝のいずれかに係合され
ることにより、上記円筒ポストに対する高さ位置を設定
する位置決め突起を有するロータリノブと、 を有することを特徴とするハイハットスタンドのスプリ
ング張力調整装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990054846U JPH064394Y2 (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | ハイハットスタンドのスプリング張力調整装置 |
US07/704,809 US5251528A (en) | 1990-05-25 | 1991-05-23 | Spring tension adjusting apparatus for high-hat stand |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990054846U JPH064394Y2 (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | ハイハットスタンドのスプリング張力調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0413991U JPH0413991U (ja) | 1992-02-04 |
JPH064394Y2 true JPH064394Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=12981971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990054846U Expired - Lifetime JPH064394Y2 (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | ハイハットスタンドのスプリング張力調整装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5251528A (ja) |
JP (1) | JPH064394Y2 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2592685Y2 (ja) * | 1993-10-28 | 1999-03-24 | ヤマハ株式会社 | シンバルの締付装置 |
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