JPH07289387A - ヘツドレスト装置 - Google Patents
ヘツドレスト装置Info
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- JPH07289387A JPH07289387A JP6083025A JP8302594A JPH07289387A JP H07289387 A JPH07289387 A JP H07289387A JP 6083025 A JP6083025 A JP 6083025A JP 8302594 A JP8302594 A JP 8302594A JP H07289387 A JPH07289387 A JP H07289387A
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- JP
- Japan
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- headless
- thickness direction
- frame
- extending
- main body
- Prior art date
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/80—Head-rests
- B60N2/806—Head-rests movable or adjustable
- B60N2/838—Tiltable
- B60N2/841—Tiltable characterised by their locking devices
- B60N2/847—Tiltable characterised by their locking devices with stepwise positioning
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造でより安価にフレームの角がエツ
ジ状となるのを解消すること。 【構成】 少なくも垂直部分（５１）のヘツドレスト本
体（３）の厚み方向における端末からヘツドレスト本体
（３）の厚み方向内側に向かつて円弧状に延びるフラン
ジ部分（５３）を形成すると共にフランジ部分（５３）
の下端末からヘツドレスト本体（３）の厚み方向内側に
向かつて円弧状に延びる延在部分（５４）を形成し、こ
のフランジ部分（５３）及び延在部分（５４）によつて
フレーム（５）の角を略円弧状となるようにした。
ジ状となるのを解消すること。 【構成】 少なくも垂直部分（５１）のヘツドレスト本
体（３）の厚み方向における端末からヘツドレスト本体
（３）の厚み方向内側に向かつて円弧状に延びるフラン
ジ部分（５３）を形成すると共にフランジ部分（５３）
の下端末からヘツドレスト本体（３）の厚み方向内側に
向かつて円弧状に延びる延在部分（５４）を形成し、こ
のフランジ部分（５３）及び延在部分（５４）によつて
フレーム（５）の角を略円弧状となるようにした。
Description
【０００１】
【０００２】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘツドレスト装置に関
するものである。
するものである。
【０００３】
【従来の技術】従来、この種のヘツドレスト装置として
は、実公平４−５０８３８号公報に示されるものが知ら
れている。これは、シートバツクに支持されたステー
と、着座者の頭部を受けるパツド及びパツドをステーに
着座者に対する前後方向において回動自在に支持させる
フレームよりなるヘツドレスト本体とを有するものであ
つて、フレームの着座者に対する前後方向となるヘツド
レスト本体の厚み方向に渡る幅を持つ垂直部分を介して
ヘツドレスト本体の幅方向に延在するピンによりフレー
ムをステーに回動自在に連結することで、パツドをステ
ーに対して着座者に対する前後方向において回動自在と
していた。
は、実公平４−５０８３８号公報に示されるものが知ら
れている。これは、シートバツクに支持されたステー
と、着座者の頭部を受けるパツド及びパツドをステーに
着座者に対する前後方向において回動自在に支持させる
フレームよりなるヘツドレスト本体とを有するものであ
つて、フレームの着座者に対する前後方向となるヘツド
レスト本体の厚み方向に渡る幅を持つ垂直部分を介して
ヘツドレスト本体の幅方向に延在するピンによりフレー
ムをステーに回動自在に連結することで、パツドをステ
ーに対して着座者に対する前後方向において回動自在と
していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的に、
ヘツドレスト装置は、フレームの角がエツジ状となつて
パツドを通して着座者に異物感を与える要因とならない
ように配慮するために閉塞された筒形状とすることが望
ましい。しかし、上記した従来装置であると、パツドを
ステーに対して着座者に対する前後方向において回動自
在とするためにフレームの着座者に対する前後方向とな
るヘツドレスト本体の厚み方向に渡る幅を持つ垂直部分
を介してヘツドレスト本体の幅方向に延在するピンによ
りフレームをステーに回動自在に連結しているので、フ
レーム自体を閉塞した筒形状とすることが困難であり、
そのため、フレームとステーとの組付け終了後、ブロー
成形等によつてフレームの周囲に樹脂層を形成し、この
樹脂層によつて、フレームの角がエツジ状となるのを解
消しなけらばならず、コスト的に不利となる。
ヘツドレスト装置は、フレームの角がエツジ状となつて
パツドを通して着座者に異物感を与える要因とならない
ように配慮するために閉塞された筒形状とすることが望
ましい。しかし、上記した従来装置であると、パツドを
ステーに対して着座者に対する前後方向において回動自
在とするためにフレームの着座者に対する前後方向とな
るヘツドレスト本体の厚み方向に渡る幅を持つ垂直部分
を介してヘツドレスト本体の幅方向に延在するピンによ
りフレームをステーに回動自在に連結しているので、フ
レーム自体を閉塞した筒形状とすることが困難であり、
そのため、フレームとステーとの組付け終了後、ブロー
成形等によつてフレームの周囲に樹脂層を形成し、この
樹脂層によつて、フレームの角がエツジ状となるのを解
消しなけらばならず、コスト的に不利となる。
【０００５】故に、本発明は、簡単な構造でより安価に
フレームの角がエツジ状となるのを解消することを、そ
の技術的課題とするものである。
フレームの角がエツジ状となるのを解消することを、そ
の技術的課題とするものである。
【０００６】
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、フレーム
の角を略円弧状としたことであり、前記フレームを、着
座者に対する前後方向となるヘツドレスト本体の厚み方
向に渡る幅を持つ垂直部分を少なくとも有するものと
し、さらに、該垂直部分の前記ヘツドレスト本体の厚み
方向における端末に形成され前記ヘツドレスト本体の中
央且つ前記ヘツドレスト本体の厚み方向内側に向かつて
略円弧状に延びるフランジ部分及び該フランジ部分の前
記ヘツドレスト本体の高さ方向における下端末に形成さ
れ前記ヘツドレスト本体の厚み方向内側に向かつて略円
弧状に延びる延在部分を有して構成した、又は、前記フ
レームを、着座者に対する前後方向となる前記ヘツドレ
スト本体の厚み方向に渡る幅を持つ対の垂直部分及び前
記ヘツドレスト本体の厚み方向に渡る幅を持ち前記垂直
部分を互いに連結する水平部分よりなるものとし、さら
に、前記垂直部分及び前記水平部分の前記ヘツドレスト
本体の厚み方向における端末に形成され前記ヘツドレス
ト本体の中央且つ前記ヘツドレスト本体の厚み方向内側
に向かつて略円弧状に延びるフランジ部分及び該フラン
ジ部分の前記ヘツドレスト本体の高さ方向における下端
末に形成され前記ヘツドレスト本体の厚み方向内側に向
かつて略円弧状に延びる延在部分を有して構成した、こ
とである。
るために本発明において講じた技術的手段は、フレーム
の角を略円弧状としたことであり、前記フレームを、着
座者に対する前後方向となるヘツドレスト本体の厚み方
向に渡る幅を持つ垂直部分を少なくとも有するものと
し、さらに、該垂直部分の前記ヘツドレスト本体の厚み
方向における端末に形成され前記ヘツドレスト本体の中
央且つ前記ヘツドレスト本体の厚み方向内側に向かつて
略円弧状に延びるフランジ部分及び該フランジ部分の前
記ヘツドレスト本体の高さ方向における下端末に形成さ
れ前記ヘツドレスト本体の厚み方向内側に向かつて略円
弧状に延びる延在部分を有して構成した、又は、前記フ
レームを、着座者に対する前後方向となる前記ヘツドレ
スト本体の厚み方向に渡る幅を持つ対の垂直部分及び前
記ヘツドレスト本体の厚み方向に渡る幅を持ち前記垂直
部分を互いに連結する水平部分よりなるものとし、さら
に、前記垂直部分及び前記水平部分の前記ヘツドレスト
本体の厚み方向における端末に形成され前記ヘツドレス
ト本体の中央且つ前記ヘツドレスト本体の厚み方向内側
に向かつて略円弧状に延びるフランジ部分及び該フラン
ジ部分の前記ヘツドレスト本体の高さ方向における下端
末に形成され前記ヘツドレスト本体の厚み方向内側に向
かつて略円弧状に延びる延在部分を有して構成した、こ
とである。
【０００８】より好ましくは、前記延在部分は、前記垂
直部分の前記ヘツドレスト本体の厚み方向における端末
から前記ヘツドレスト本体の中央且つ前記ヘツドレスト
本体の厚み方向内側に向かつて略円弧状に延びると共に
前記フランジ部分の下端末から前記ヘツドレスト本体の
高さ方向下側に向かつて前記ヘツドレスト本体の厚方向
に略円弧状に湾曲しながら延び前記垂直部分を介して前
記フレームを前記ステーに回動自在に連結する連結部材
及び前記フレームの前記ステーに対する回動を規制して
前記パツドを着座者の前後方向において所定位置に保持
する保持部材を収容する湾曲部を有する、と良い。
直部分の前記ヘツドレスト本体の厚み方向における端末
から前記ヘツドレスト本体の中央且つ前記ヘツドレスト
本体の厚み方向内側に向かつて略円弧状に延びると共に
前記フランジ部分の下端末から前記ヘツドレスト本体の
高さ方向下側に向かつて前記ヘツドレスト本体の厚方向
に略円弧状に湾曲しながら延び前記垂直部分を介して前
記フレームを前記ステーに回動自在に連結する連結部材
及び前記フレームの前記ステーに対する回動を規制して
前記パツドを着座者の前後方向において所定位置に保持
する保持部材を収容する湾曲部を有する、と良い。
【０００９】より好ましくは、前記フランジ部分を、前
記垂直部分の前記端末から延びる部位と前記水平部分の
前記端末から延びる部位との間のコーナ部位にスリツト
が形成されたものとする、と良い。
記垂直部分の前記端末から延びる部位と前記水平部分の
前記端末から延びる部位との間のコーナ部位にスリツト
が形成されたものとする、と良い。
【００１０】
【作用】上記技術的手段によれば、フランジ部分及び延
在部分の形成によつてフレームの角が略円弧状となる。
これにより、フレームの製造過程でフレームの角がエツ
ジ状となることが解消され、結果、従来に比べ、より簡
単な構造でより安価となり得る。
在部分の形成によつてフレームの角が略円弧状となる。
これにより、フレームの製造過程でフレームの角がエツ
ジ状となることが解消され、結果、従来に比べ、より簡
単な構造でより安価となり得る。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図１及び図２に示されるように、ヘツドレ
スト装置１は、ステー２及びヘツドレスト本体３を主と
して構成されている。
て説明する。図１及び図２に示されるように、ヘツドレ
スト装置１は、ステー２及びヘツドレスト本体３を主と
して構成されている。
【００１２】ステー２は、シートバツク（図示せず）上
に上下動自在に支持されるものであつて、シートバツク
に挿通される対の足部２ａ及び両足部２ａを連結する連
結部２ｂを一体に有する逆Ｕ字形状を呈している。この
ステー２の連結部２ｂには上方に延在する対のブラケツ
ト２１が固着されている。
に上下動自在に支持されるものであつて、シートバツク
に挿通される対の足部２ａ及び両足部２ａを連結する連
結部２ｂを一体に有する逆Ｕ字形状を呈している。この
ステー２の連結部２ｂには上方に延在する対のブラケツ
ト２１が固着されている。
【００１３】ヘツドレスト本体３は、パツド４及びフレ
ーム５よりなる。パツド４は、着座者の頭部を受けるも
のであつて、発泡樹脂材料よりなり、フレーム５を覆う
ようにフレーム５に一体発泡成形されている。フレーム
５は、着座者に対する前後方向となるヘツドレスト本体
３の厚み方向（図２示左右方向）に渡る幅を持つ対の垂
直部分５１及びヘツドレスト本体３の厚み方向に渡る幅
を持ち垂直部分５１を互いに連結する水平部分５２を一
体に有する逆Ｕ字形状を呈するものである。このフレー
ム４は、垂直部分５１がブラケツト２１と夫々対向する
ようにステー２上に配置されており、図３に示されるよ
うに、ヘツドレスト本体３の幅方向（図１示左右方向）
に延在するピン６によつてブラケツト２１と垂直部分５
１とが夫々ワツシヤ７を介してかしめられている。これ
により、フレーム５がステー２に回動自在に連結され、
パツド４がステー２に対して着座者に対する前後方向に
おいて回動自在に支持される。又、ピン６周りにはピン
６の頭部とブラケツト２１とに接する皿バネ８が配設さ
れており、この皿バネ８は、ブラケツト２１と垂直部分
５１との間に摩擦力が付与させるようにピン６とブラケ
ツト２１とを押圧付勢している。これにより、フレーム
５のステー２に対する回動が規制され、パツド４が着座
者の前後方向において所定位置に保持される。
ーム５よりなる。パツド４は、着座者の頭部を受けるも
のであつて、発泡樹脂材料よりなり、フレーム５を覆う
ようにフレーム５に一体発泡成形されている。フレーム
５は、着座者に対する前後方向となるヘツドレスト本体
３の厚み方向（図２示左右方向）に渡る幅を持つ対の垂
直部分５１及びヘツドレスト本体３の厚み方向に渡る幅
を持ち垂直部分５１を互いに連結する水平部分５２を一
体に有する逆Ｕ字形状を呈するものである。このフレー
ム４は、垂直部分５１がブラケツト２１と夫々対向する
ようにステー２上に配置されており、図３に示されるよ
うに、ヘツドレスト本体３の幅方向（図１示左右方向）
に延在するピン６によつてブラケツト２１と垂直部分５
１とが夫々ワツシヤ７を介してかしめられている。これ
により、フレーム５がステー２に回動自在に連結され、
パツド４がステー２に対して着座者に対する前後方向に
おいて回動自在に支持される。又、ピン６周りにはピン
６の頭部とブラケツト２１とに接する皿バネ８が配設さ
れており、この皿バネ８は、ブラケツト２１と垂直部分
５１との間に摩擦力が付与させるようにピン６とブラケ
ツト２１とを押圧付勢している。これにより、フレーム
５のステー２に対する回動が規制され、パツド４が着座
者の前後方向において所定位置に保持される。
【００１４】上記した構成において、常時は、皿バネ８
によりブラケツト２１と垂直部分５１との間に付与され
た摩擦力によつてフレーム５のステー２に対する回動が
規制されパツド４が所定位置に保持された状態となつて
いる。この状態において、パツド４を着座者に対する前
後方向に押圧すると、フレーム５が押圧荷重を受けてブ
ラケツト２１と垂直部分５１との間の摩擦力に抗してス
テー２に対してピン６を中心に押圧方向に回動する。こ
れにより、パツド４が着座者に対する前後方向に回動し
てヘツドレスト本体３のシートバツクに対する前後位置
が調整される。
によりブラケツト２１と垂直部分５１との間に付与され
た摩擦力によつてフレーム５のステー２に対する回動が
規制されパツド４が所定位置に保持された状態となつて
いる。この状態において、パツド４を着座者に対する前
後方向に押圧すると、フレーム５が押圧荷重を受けてブ
ラケツト２１と垂直部分５１との間の摩擦力に抗してス
テー２に対してピン６を中心に押圧方向に回動する。こ
れにより、パツド４が着座者に対する前後方向に回動し
てヘツドレスト本体３のシートバツクに対する前後位置
が調整される。
【００１５】押圧をやめると、再び摩擦力によつてフレ
ーム５のステー２に対する回動が規制されパツド４が所
定位置に保持された状態になる。
ーム５のステー２に対する回動が規制されパツド４が所
定位置に保持された状態になる。
【００１６】図１ないし図６に示されるように、フレー
ム５の垂直部分５１及び水平部分５２のヘツドレスト本
体３の厚み方向における端末５１ａ，５２ａにはヘツド
レスト本体３の中央且つヘツドレスト本体３の厚み方向
内側に向かつて略円弧状に延びるフランジ部分５３が一
体に形成されている。このフランジ部分５３の下端末５
３ａにはヘツドレスト本体３の厚み方向内側に向かつて
略円弧状に延びる延在部分５４が一体に形成されてい
る。この延在部分５４には、垂直部分５１のヘツドレス
ト本体３の厚み方向における端末５１ａからヘツドレス
ト本体の中央且つヘツドレスト本体３の厚み方向内側に
向かつて略円弧状に延びると共にフランジ部分５３の下
端末５３ａからヘツドレスト本体３の高さ方向（図１及
び図２示上下方向）下側に向かつてヘツドレスト本体３
の厚み方向に略円弧状に湾曲しながら延びる湾曲部５４
ａが形成されている。この湾曲部５４ａはピン６及び皿
バネ８を収容しており、延在部分５４の形成によつて延
在部分５４とブラケツト２１とが干渉してフレーム５の
ステー２に対する回動の範囲が狭められないようになつ
ている。又、フランジ部分５３は、ステー２のブラケツ
ト２１のヘツドレスト本体３の厚み方向における端末と
２１ａ当接可能となつており、フランジ部分５３とブラ
ケツト２１の端末２１ａとの当接によつてフレーム５の
ステー２に対する回動範囲を規定している。
ム５の垂直部分５１及び水平部分５２のヘツドレスト本
体３の厚み方向における端末５１ａ，５２ａにはヘツド
レスト本体３の中央且つヘツドレスト本体３の厚み方向
内側に向かつて略円弧状に延びるフランジ部分５３が一
体に形成されている。このフランジ部分５３の下端末５
３ａにはヘツドレスト本体３の厚み方向内側に向かつて
略円弧状に延びる延在部分５４が一体に形成されてい
る。この延在部分５４には、垂直部分５１のヘツドレス
ト本体３の厚み方向における端末５１ａからヘツドレス
ト本体の中央且つヘツドレスト本体３の厚み方向内側に
向かつて略円弧状に延びると共にフランジ部分５３の下
端末５３ａからヘツドレスト本体３の高さ方向（図１及
び図２示上下方向）下側に向かつてヘツドレスト本体３
の厚み方向に略円弧状に湾曲しながら延びる湾曲部５４
ａが形成されている。この湾曲部５４ａはピン６及び皿
バネ８を収容しており、延在部分５４の形成によつて延
在部分５４とブラケツト２１とが干渉してフレーム５の
ステー２に対する回動の範囲が狭められないようになつ
ている。又、フランジ部分５３は、ステー２のブラケツ
ト２１のヘツドレスト本体３の厚み方向における端末と
２１ａ当接可能となつており、フランジ部分５３とブラ
ケツト２１の端末２１ａとの当接によつてフレーム５の
ステー２に対する回動範囲を規定している。
【００１７】これらフレーム５を構成する垂直部分５
１，水平部分５２，フランジ部分５３及び延在部分５４
は、一枚の板材からプレス等によつて曲げ成形され一体
に形成される。尚、フランジ部分５３の垂直部分５１か
ら延びる部位と水平部分５２延びる部位との間のコーナ
部位にスリツト５５が形成されており、このスリツト５
５によつてフランジ部分５３の形成を容易なものとして
いる。
１，水平部分５２，フランジ部分５３及び延在部分５４
は、一枚の板材からプレス等によつて曲げ成形され一体
に形成される。尚、フランジ部分５３の垂直部分５１か
ら延びる部位と水平部分５２延びる部位との間のコーナ
部位にスリツト５５が形成されており、このスリツト５
５によつてフランジ部分５３の形成を容易なものとして
いる。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、ヘツドレスト本体の厚
み方向内側に向かつて円弧状に延びるフランジ部分及び
延在部分を形成したので、このフランジ部分及び延在部
分によつてフレームの角を略円弧状とすることができ
る。これにより、フレームの製造過程でフレームの角が
エツジ状となることが解消され、結果、従来に比べ、よ
り簡単な構造でより安価なものとすることができる。
み方向内側に向かつて円弧状に延びるフランジ部分及び
延在部分を形成したので、このフランジ部分及び延在部
分によつてフレームの角を略円弧状とすることができ
る。これにより、フレームの製造過程でフレームの角が
エツジ状となることが解消され、結果、従来に比べ、よ
り簡単な構造でより安価なものとすることができる。
【００１９】又、本発明によれば、延在部分を連結部材
及び保持部材を収容するようにヘツドレスト本体の厚み
方向に湾曲する湾曲部を有するものとしたので、延在部
分とステーに固定されたブラケツトとの干渉を回避して
延在部分の形成によつてフレームのステーに対する回動
範囲が狭められることを防止することができる。これに
より、パツドの回動範囲を確保してヘツドレスト本体の
適正な位置調整幅を確保することができる。
及び保持部材を収容するようにヘツドレスト本体の厚み
方向に湾曲する湾曲部を有するものとしたので、延在部
分とステーに固定されたブラケツトとの干渉を回避して
延在部分の形成によつてフレームのステーに対する回動
範囲が狭められることを防止することができる。これに
より、パツドの回動範囲を確保してヘツドレスト本体の
適正な位置調整幅を確保することができる。
【００２０】又、本発明によれば、フランジ部分の垂直
部分から延びる部位と水平部分から延びる部位とのコー
ナー部位にスリツトを形成したので、フランジ部分の形
成をより簡単に行うことができる。
部分から延びる部位と水平部分から延びる部位とのコー
ナー部位にスリツトを形成したので、フランジ部分の形
成をより簡単に行うことができる。
【図１】本発明に係るヘツドレスト装置の平面図であ
る。
る。
【図２】本発明に係るヘツドレスト装置の側面図であ
る。
る。
【図３】図２のＡ−Ａ線断面図である。
【図４】図２のＢ−Ｂ線断面図である。
【図５】図１のＣ−Ｃ線断面図である。
【図６】図１のＤ−Ｄ線断面図である。
１ ヘツドレスト装置 ２ ステー ３ ヘツドレスト本体 ４ パツド ５ フレーム ６ ピン（連結部材） ８ 皿バネ（保持部材） ５１ 垂直部分 ５２ 水平部分 ５３ フランジ部分 ５４ 延在部分 ５５ スリツト ５４ａ 湾曲部
Claims (5)
- 【請求項１】 シートバツクに支持されたステーと、着
座者の頭部を受けるパツド及び該パツドを前記ステーに
着座者に対する前後方向において回動自在に支持させる
フレームよりなるヘツドレスト本体とを有するヘツドレ
スト装置において、前記フレームの着座者に対する前後
方向の角を略円弧状としたヘツドレスト装置。 - 【請求項２】 シートバツクに支持されたステーと、着
座者の頭部を受けるパツド及び該パツドを前記ステーに
着座者に対する前後方向において回動自在に支持させる
フレームよりなるヘツドレスト本体とを有するヘツドレ
スト装置において、前記フレームを、着座者に対する前
後方向となる前記ヘツドレスト本体の厚み方向に渡る幅
を持つ垂直部分を少なくとも有するものとし、さらに、
該垂直部分の前記ヘツドレスト本体の厚み方向における
端末に形成され前記ヘツドレスト本体の中央且つ前記ヘ
ツドレスト本体の厚み方向内側に向かつて略円弧状に延
びるフランジ部分及び該フランジ部分の前記ヘツドレス
ト本体の高さ方向における下端末に形成され前記ヘツド
レスト本体の厚み方向内側に向かつて略円弧状に延びる
延在部分を有して構成したヘツドレスト装置。 - 【請求項３】 シートバツクに支持されたステーと、着
座者の頭部を受けるパツド及び該パツドを前記ステーに
着座者に対する前後方向において回動自在に支持させる
フレームよりなるヘツドレスト本体とを有するヘツドレ
スト装置において、前記フレームを、着座者に対する前
後方向となる前記ヘツドレスト本体の厚み方向に渡る幅
を持つ対の垂直部分及び前記ヘツドレスト本体の厚み方
向に渡る幅を持ち前記垂直部分を互いに連結する水平部
分よりなるものとし、さらに、前記垂直部分及び前記水
平部分の前記ヘツドレスト本体の厚み方向における端末
に形成され前記ヘツドレスト本体の中央且つ前記ヘツド
レスト本体の厚み方向内側に向かつて略円弧状に延びる
フランジ部分及び該フランジ部分の前記ヘツドレスト本
体の高さ方向における下端末に形成され前記ヘツドレス
ト本体の厚み方向内側に向かつて略円弧状に延びる延在
部分を有して構成したヘツドレスト装置。 - 【請求項４】 前記延在部分は、前記垂直部分の前記ヘ
ツドレスト本体の厚み方向における端末から前記ヘツド
レスト本体の中央且つ前記ヘツドレスト本体の厚み方向
内側に向かつて略円弧状に延びると共に前記フランジ部
分の下端末から前記ヘツドレスト本体の高さ方向下側に
向かつて前記ヘツドレスト本体の厚方向に略円弧状に湾
曲しながら延び前記垂直部分を介して前記フレームを前
記ステーに回動自在に連結する連結部材及び前記フレー
ムの前記ステーに対する回動を規制して前記パツドを着
座者の前後方向において所定位置に保持する保持部材を
収容する湾曲部を有する、請求項２又は３記載のヘツド
レスト装置。 - 【請求項５】 前記フランジ部分は、前記垂直部分の前
記端末から延びる部位と前記水平部分の前記端末から延
びる部位との間のコーナ部位にスリツトが形成されたも
のである、請求項３記載のヘツドレスト装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6083025A JPH07289387A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | ヘツドレスト装置 |
| US08/425,048 US5667275A (en) | 1994-04-21 | 1995-04-19 | Head-rest apparatus |
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