JPH0439730Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0439730Y2 JPH0439730Y2 JP1985112429U JP11242985U JPH0439730Y2 JP H0439730 Y2 JPH0439730 Y2 JP H0439730Y2 JP 1985112429 U JP1985112429 U JP 1985112429U JP 11242985 U JP11242985 U JP 11242985U JP H0439730 Y2 JPH0439730 Y2 JP H0439730Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protector
- pad
- support frame
- covering material
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001012 protector Effects 0.000 claims description 26
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 21
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 4
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 1
- 238000005253 cladding Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
この考案は、調整式サイドサポートを設けた車
両用シートに関する。
両用シートに関する。
《従来の技術》
アジヤスタ機構におけるサイドサポート部を内
側または外側に揺動変位させる構造の車両用シー
トでは、サイドサポートワイヤを内側に変位させ
ると、サイドパツドおよび表装材が大きな抵抗と
なり、作動が重くなりがちである。
側または外側に揺動変位させる構造の車両用シー
トでは、サイドサポートワイヤを内側に変位させ
ると、サイドパツドおよび表装材が大きな抵抗と
なり、作動が重くなりがちである。
《考案が解決しようとする問題点》
このため、サイドサポート部を構成するパツド
および表装材をメイン部分とは別体にしたものが
多いが、これでは製造コストが高くなる欠点があ
つた。
および表装材をメイン部分とは別体にしたものが
多いが、これでは製造コストが高くなる欠点があ
つた。
パツド、表装材がメイン部分と一体で、なおか
つ作動を軽くするためには、これらの部分を薄く
するか、あるいは後部を切欠いてしまえばよい
が、前者にあたつては、底付き感（表装材、パツ
ドを通じてワイヤあるいはフレームの当りを感ず
ること）を生じ、衝突時などの危険性や低品質感
をもたらす。また後者では、後部側の乗員がフレ
ーム等に衝突した場合に危険性をもたらす。
つ作動を軽くするためには、これらの部分を薄く
するか、あるいは後部を切欠いてしまえばよい
が、前者にあたつては、底付き感（表装材、パツ
ドを通じてワイヤあるいはフレームの当りを感ず
ること）を生じ、衝突時などの危険性や低品質感
をもたらす。また後者では、後部側の乗員がフレ
ーム等に衝突した場合に危険性をもたらす。
この考案の目的は、パツド、表装材がメイン部
と一体で、調整時の作動を軽くすることにある。
と一体で、調整時の作動を軽くすることにある。
《問題点を解決するための手段》
前記目的を達成するため、この考案では、サイ
ドパツドのサポートフレーム被覆部後縁を切欠く
とともに、前記サイド部の後縁角部に、サイドパ
ツドより軟質な弾性材からなるプロテクタを配置
し、該プロテクタおよびサイドパツドの表面を表
装材で覆い、且つ該表装材と前記プロテクタとの
滑りを良好にするシートを前記プロテクタの表面
に設けたことを特徴とする。
ドパツドのサポートフレーム被覆部後縁を切欠く
とともに、前記サイド部の後縁角部に、サイドパ
ツドより軟質な弾性材からなるプロテクタを配置
し、該プロテクタおよびサイドパツドの表面を表
装材で覆い、且つ該表装材と前記プロテクタとの
滑りを良好にするシートを前記プロテクタの表面
に設けたことを特徴とする。
《作用》
表装材の引張りによる抵抗は、プロテクタの弾
性圧縮により吸収する。また、該プロテクタと表
装材との間の滑りをシートにより良好にする。
性圧縮により吸収する。また、該プロテクタと表
装材との間の滑りをシートにより良好にする。
《実施例》
以下、この考案の一実施例を図面と共に説明す
る。
る。
第１図はこの考案に係る車両用シートのシート
バツクを示す斜視図、第２図はこの考案の要部断
面図である。
バツクを示す斜視図、第２図はこの考案の要部断
面図である。
図において、１は内側に複数のＳバネ２を張設
したパイプ材からなるシートバツクフレーム、３
はシートバツクフレーム１の両側部に溶接等によ
り固定されたサイドフレームである。
したパイプ材からなるシートバツクフレーム、３
はシートバツクフレーム１の両側部に溶接等によ
り固定されたサイドフレームである。
シートバツクフレーム１の前面にはバツクパツ
ド４が配設されている。
ド４が配設されている。
バツクパツド４は、平坦化されたメインパツド
部４ａと、メインパツド部４ａの両側に溝４ｂを
設けて一体化されたサイドパツド部４ｃとからな
つている。
部４ａと、メインパツド部４ａの両側に溝４ｂを
設けて一体化されたサイドパツド部４ｃとからな
つている。
サイドパツド部４ｃはメインパツド部４ａより
前方に突出形成され、乗員の体側を支持する機能
をもつものである。またサイドパツド部４ｃの後
部内側は逆Ｕ字形の凹部４ｄが形成され、この凹
部４ｄ内にサポートフレーム５が配置され、その
先端を凹部４ｄに当接している。フレーム５は回
動アーム６に連結され、この回動アーム６は図示
しない調整ネジなどにより回動し、フレーム５を
内側または外側に揺動変位させるようになつてい
る。
前方に突出形成され、乗員の体側を支持する機能
をもつものである。またサイドパツド部４ｃの後
部内側は逆Ｕ字形の凹部４ｄが形成され、この凹
部４ｄ内にサポートフレーム５が配置され、その
先端を凹部４ｄに当接している。フレーム５は回
動アーム６に連結され、この回動アーム６は図示
しない調整ネジなどにより回動し、フレーム５を
内側または外側に揺動変位させるようになつてい
る。
前記サイドパツド部４ｃは従来の構造である
と、サイドフレーム３の後縁まで延長している
が、この考案ではサイドパツド部４ｃの後縁は切
欠き４ｅとなつている。そして、これに代えて、
サイドフレーム３の後縁角部にはプロテクタ７が
Ｌ字形に固着され、このプロテクタ７の外周およ
びサイドパツド部４ｃ、メインパツド部４ａ全体
を表装材８により覆つている。
と、サイドフレーム３の後縁まで延長している
が、この考案ではサイドパツド部４ｃの後縁は切
欠き４ｅとなつている。そして、これに代えて、
サイドフレーム３の後縁角部にはプロテクタ７が
Ｌ字形に固着され、このプロテクタ７の外周およ
びサイドパツド部４ｃ、メインパツド部４ａ全体
を表装材８により覆つている。
プロテクタ７の素材としては、一例として、バ
ツクパツド４に対して1/5〜3/5程度の硬度のスラ
ブウレタンからなるもので、その厚みは10〜50
mm、好ましくは14mm程度に設定されている。な
お、バツクパツド４はモールドウレタンからなる
ものである。
ツクパツド４に対して1/5〜3/5程度の硬度のスラ
ブウレタンからなるもので、その厚みは10〜50
mm、好ましくは14mm程度に設定されている。な
お、バツクパツド４はモールドウレタンからなる
ものである。
そして、プロテクタ７の取付は両面接着テープ
９などにより行われている。また、プロテクタ７
の表面には、このプロテクタ７と表装材８との滑
りを良好にするための塩化ビニル等のフイルム状
シート１０を設けてある。
９などにより行われている。また、プロテクタ７
の表面には、このプロテクタ７と表装材８との滑
りを良好にするための塩化ビニル等のフイルム状
シート１０を設けてある。
以上の構成において、第３図に矢印で示すよう
にフレーム５を内側に揺動変位させると、サイド
パツド部４ｃは溝部４ｃのつけ根部分を基点に内
側に変位する。また、同時に表装材８は内側に引
かれることになるが、プロテクタ７が圧縮変形す
ることにより、この移動分が吸収されることにな
り、更に表装材８自身の延びもフイルム状のシー
ト１０との相対的滑りにより活用でき、小さな抵
抗によりサイドサポートを内側に変位できること
になるのである。
にフレーム５を内側に揺動変位させると、サイド
パツド部４ｃは溝部４ｃのつけ根部分を基点に内
側に変位する。また、同時に表装材８は内側に引
かれることになるが、プロテクタ７が圧縮変形す
ることにより、この移動分が吸収されることにな
り、更に表装材８自身の延びもフイルム状のシー
ト１０との相対的滑りにより活用でき、小さな抵
抗によりサイドサポートを内側に変位できること
になるのである。
《考案の効果》
以上実施例により説明したように、この考案で
は、サイドパツドのサポートフレーム被覆部後縁
を切欠くとともに、前記サイド部の後縁角部に、
サイドパツドより軟質な弾性材からなるプロテク
タを配置し、プロテクタおよびサイドパツドの表
面を表装材で覆つたことにより、パツドや表装材
がシートのメイン部分と一体であつても、サイド
サポート調整時の作動が軽くすることができ、低
コストでアジヤスタ式のサイドサポートを得るこ
とができ、しかも、サイドフレームの後縁角部は
軟質弾性体からなるプロテクタにより覆われてい
るため、後席乗員の衝突時の危険性を未然に防止
でき、表装材が過度に延ばされないので、外観を
損なう虞がなくなる。
は、サイドパツドのサポートフレーム被覆部後縁
を切欠くとともに、前記サイド部の後縁角部に、
サイドパツドより軟質な弾性材からなるプロテク
タを配置し、プロテクタおよびサイドパツドの表
面を表装材で覆つたことにより、パツドや表装材
がシートのメイン部分と一体であつても、サイド
サポート調整時の作動が軽くすることができ、低
コストでアジヤスタ式のサイドサポートを得るこ
とができ、しかも、サイドフレームの後縁角部は
軟質弾性体からなるプロテクタにより覆われてい
るため、後席乗員の衝突時の危険性を未然に防止
でき、表装材が過度に延ばされないので、外観を
損なう虞がなくなる。
また、表装材とプロテクタとの滑りを良好にす
るためのシートをプロテクタの表面に設けたこと
により、プロテクタと表装材との接触面のすべり
を良好にして、軟質なプロテクタと相俟つて、サ
イドサポート調整時の作動を一層が軽くすること
ができる。
るためのシートをプロテクタの表面に設けたこと
により、プロテクタと表装材との接触面のすべり
を良好にして、軟質なプロテクタと相俟つて、サ
イドサポート調整時の作動を一層が軽くすること
ができる。
第１図はこの考案に係る車両用シートのシート
バツクを示す斜視図、第２図はこの考案の要部断
面図、第３図は第２図におけるサイドサポートの
内側アジヤスト時の断面図である。 １……シートバツクフレーム、３……サイドフ
レーム、４……バツクパツド、４ｃ……サイドパ
ツド部、４ｅ……切欠き、５……サポートフレー
ム、７……プロテクタ、８……表装材、１０……
シート。
バツクを示す斜視図、第２図はこの考案の要部断
面図、第３図は第２図におけるサイドサポートの
内側アジヤスト時の断面図である。 １……シートバツクフレーム、３……サイドフ
レーム、４……バツクパツド、４ｃ……サイドパ
ツド部、４ｅ……切欠き、５……サポートフレー
ム、７……プロテクタ、８……表装材、１０……
シート。
Claims (1)
- シートバツクのサイド部にサポートフレームを
突設し、該サポートフレームの外周部をサイドパ
ツドで覆うとともに、サポートフレームを内・外
側に揺動変位させるアジヤスタ機構によりサイド
パツドを内・外側に変位させ、サイドサポート位
置を調整するようにした車両用シートにおいて、
前記サイドパツドのサポートフレーム被覆部後縁
を切欠くとともに、前記サイド部の後縁角部に、
サイドパツドより軟質な弾性材からなるプロテク
タを配置し、該プロテクタおよびサイドパツドの
表面を表装材で覆い、且つ該表装材と前記プロテ
クタとの滑りを良好にするためのシートを前記プ
ロテクタの表面に設けたことを特徴とする車両用
シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985112429U JPH0439730Y2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985112429U JPH0439730Y2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6221951U JPS6221951U (ja) | 1987-02-09 |
| JPH0439730Y2 true JPH0439730Y2 (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=30993300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985112429U Expired JPH0439730Y2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0439730Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58151529A (ja) * | 1982-03-05 | 1983-09-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 振動検知器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6190456U (ja) * | 1984-11-21 | 1986-06-12 |
-
1985
- 1985-07-24 JP JP1985112429U patent/JPH0439730Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6221951U (ja) | 1987-02-09 |
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