JPH072886A - 血小板増多剤ロイストロダクシンh - Google Patents

血小板増多剤ロイストロダクシンh

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JPH072886A
JPH072886A JP6078290A JP7829094A JPH072886A JP H072886 A JPH072886 A JP H072886A JP 6078290 A JP6078290 A JP 6078290A JP 7829094 A JP7829094 A JP 7829094A JP H072886 A JPH072886 A JP H072886A
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methylhexanoyl
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Masao Sugimura
征夫 杉村
Tomoyuki Shibata
智之 柴田
Kazuhiko Tamaki
和彦 玉木
Nobukazu Kurihara
伸和 栗原
Takafumi Furuhama
孝文 古浜
Akio Shiraishi
明郎 白石
Tomoo Kobayashi
知雄 小林
Kazuhiko Sasagawa
和彦 笹川
Naomi Shimazaki
尚美 島崎
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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    • C12P17/00Preparation of heterocyclic carbon compounds with only O, N, S, Se or Te as ring hetero atoms
    • C12P17/02Oxygen as only ring hetero atoms
    • C12P17/06Oxygen as only ring hetero atoms containing a six-membered hetero ring, e.g. fluorescein
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • C07F9/655Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having oxygen atoms, with or without sulfur, selenium, or tellurium atoms, as the only ring hetero atoms
    • C07F9/6552Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having oxygen atoms, with or without sulfur, selenium, or tellurium atoms, as the only ring hetero atoms the oxygen atom being part of a six-membered ring

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 【化1】 上記式で示される化合物。 【効果】血小板増多作用を有し、各種原因(免疫異常や
癌化学療法または放射線療法の副作用等)による血小板
減少症の治療剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な2−ピラノン誘導
体(ロイストロダクシンH)及びその薬理上許容される
塩、それらの製法並びにそれらを有効成分とする血小板
増多剤に関する。
【0002】
【従来の技術】免疫異常や癌の化学療法または放射線療
法等の各種原因による血小板減少症は悪化すると身体各
所での出血を引き起こし、死に至らしめることもある重
篤な疾患である。現在、確実に有効な血小板減少症の治
療方法としては、血小板輸血による対症療法のみであ
り、血小板の増加をもたらし、直接的に有効な治療薬が
望まれている。
【0003】近年、インターロイキン6(以下IL−6
と省略する)、インターロイキン11(以下IL−11と省
略する)やロイケミアインヒビトリーファクター(以下
LIFと省略する)と命名された蛋白質(サイトカイン
類)が、血小板増加作用を有することが見いだされ、こ
れら蛋白質の臨床上の有効性が期待されている(Ishiba
si等、Blood 、74巻、1241-1244 頁、(1989)、Asano
等、Blood 、75巻、1602-1605 頁、(1990)、岡田全司
等、血液・腫瘍科22巻、23-31 頁(1991))。
【0004】これらのサイトカインは、生体外からに様
々な経路で投与された場合、明かに血小板増加作用を有
することが知られているが、これらサイトカインは、本
来、生体内のある種の細胞(IL−6はリンパ球・単球
・線維芽細胞・血管内皮細胞・ストローマ細胞、IL−
11はストローマ細胞、LIFはリンパ球・線維芽細胞)
により複雑な調節機構によって産生が制御され、生体の
ホメオスターシスを司っているものと考えられている。
【0005】従って、これらのサイトカインを生体外か
ら投与した場合には、調節機構のバランスがくずれ、そ
の結果、例えば急性期蛋白誘導作用をはじめとする肝傷
害等の重篤な副作用が生じる。
【0006】他方、血小板数を増加する低分子物質とし
ては、ムラミルディペプタイド(以下、「MDP」とい
う。)等の誘導体が知られている(R. Nakajima 等、Ar
zneim.-Forsch./Drug Res. 41 巻、60-65 頁、(198
9))。これらの誘導体は、単球やマクロファージを活性
化し、IL−6等を産生させることを介して、血小板数
を増加させると考えられているが、この際、同時にマク
ロファージの活性化に基づく他の生理作用、たとえばI
L−1・TNFなどのモノカイン産生が起こり、発熱等
の副作用が起こることが知られている(日本医学放射線
学会誌48(4):514,1988)。
【0007】また、本発明の化合物と構造上近い化合物
としては、特開平1-304893、特開平2-186 及びザ・ジャ
ーナル・オブ・アンティビオティックス[(The Journal
of Antibiotics)42 巻,1331〜1343頁,1989年] に、ス
トレプトマイセス(Streptomyces)属の放線菌の代謝物と
して得られた2−ピラノン誘導体が記載されている。し
かしながら、その生理作用については、一部の誘導体に
おいて、植物病原カビに対する抗菌活性と白血病細胞に
対する細胞毒性が知られているのみであり、本発明にお
ける生理作用については全く知られていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、種々の
化合物を鋭意研究した結果、新規な2−ピラノン誘導体
が、マウスにおいて顕著な血小板増多作用を有し、副作
用も少ないことを見いだし、本発明を完成した。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式
【0010】
【化4】
【0011】で表される化合物またはその薬理上許容さ
れる塩及びそれらを有効成分とする血小板増多剤に関す
るものである。
【0012】また、本発明は、一般式
【0013】
【化5】
【0014】で表される化合物若しくはその塩の単体又
は混合物を加水分解酵素又は塩基の存在下、加水分解す
ることにより、前記一般式(I)の化合物またはその薬
理上許容される塩を製造する方法に関するものである。
【0015】上記一般式(II)において、Rはアシル
基を示す。本発明において「アシル基」とは、有機基に
カルボニル基が結合したものである。但し、カルボニル
基は有機基の炭素原子と結合しているものとする。
【0016】上記一般式(II)のRのアシル基のう
ち、好適には、炭素数2乃至16個の直鎖、分枝鎖又は
環状脂肪族アシル基であり、さらに好適には、ブチリル
基、イソブチリル基、イソバレリル基、2−メチルブチ
リル基、4−メチルバレリル基、シクロヘキサンカルボ
ニル基、4−メチルヘキサノイル基、5−メチルヘキサ
ノイル基、6−メチルヘプタノイル基、シクロヘキシル
エチルカルボニル基、オクタノイル基、6−メチルオク
タノイル基、7−メチルオクタノイル基である。上記一
般式(I)を有する2−ピラノン誘導体(ロイストロダ
クシンH)は薬理上許容される無毒性の塩の形で使用す
ることができる。そのような塩としては、例えばナトリ
ウム、カリウムのようなアルカリ金属;リジン、アルギ
ニンのような塩基性アミノ酸;などとの塩をあげること
ができる。
【0017】さらに、本発明の上記一般式(I)を有す
る2−ピラノン誘導体は薬理上許容される無毒性の酸付
加塩の形で使用することができる。そのような酸付加塩
としては、例えば塩酸、硫酸、硝酸、燐酸のような無機
酸;酢酸、コハク酸、マレイン酸、フマール酸、リンゴ
酸、グルタミン酸、アスパラギン酸、p−トルエンスル
ホン酸、メタンスルホン酸のような有機酸;などとの酸
付加塩をあげることができるが、本発明の薬理上許容さ
れる塩はこれらに限定されるものではない。
【0018】上記一般式(I)を有する2−ピラノン誘
導体及びそれを製造するための原料である上記一般式
(II)を有する化合物は種々の異性体を有するが、本
発明においてはこれら異性体およびこれら異性体の混合
物もすべて含むものである。
【0019】本発明において「血小板増多剤」とは、該
薬剤を人体に投与することにより体内における血小板産
生を誘導し、各種原因(免疫異常や癌化学療法または放
射線療法の副作用等)による血小板減少症の治療を可能
ならしめる薬剤をいう。
【0020】(製造方法)本発明の化合物を製造するた
めの原料化合物である上記一般式(II)を有する2−
ピラノン誘導体のうち、Rがブチリル基、イソブチリル
基、イソバレリル基、2−メチルブチリル基、4−メチ
ルバレリル基、シクロヘキサンカルボニル基、4−メチ
ルヘキサノイル基、6−メチルヘプタノイル基、シクロ
ヘキシルエチルカルボニル基又はオクタノイル基の化合
物はいずれも公知の化合物であり、例えば、Rがイソブ
チリル基、イソバレリル基、4−メチルバレリル基、シ
クロヘキサンカルボニル基、4−メチルヘキサノイル基
の化合物は J. Antibiotics、vol.42、pp1019-1036 (19
89)に記載されている。
【0021】また、Rがブチリル基、イソブチリル基、
イソバレリル基、2−メチルブチリル基、シクロヘキサ
ンカルボニル基、4−メチルヘキサノイル基、6−メチ
ルヘプタノイル基、シクロヘキシルエチルカルボニル基
又はオクタノイル基を有する化合物は特開平1-304893号
に開示されている。さらに、Rが5−メチルヘキサノイ
ル基、6−メチルオクタノイル基、7−メチルオクタノ
イル基の化合物は特願平3-63087 に記載されている。
【0022】さらに、本発明の化合物を製造するための
原料化合物である上記一般式(II)を有する2−ピラ
ノン誘導体のうち、Rが4−メチルヘキサノイル、5−
メチルヘキサノイル、6−メチルペプタノイル、シクロ
ヘキシルエチルカルボニル、オクタノイル、6−メチル
オクタノイル、7−メチルオクタノイル基を有する化合
物は、ストレプトマイセス・プラテンシス(Streptomyc
es platensis)SANK 60191(微工研条寄第3
288号)を培養し、その培養液より分取することがで
きる。
【0023】さらにまた、本発明の化合物を製造するた
めの原料化合物である上記一般式(II)を有する2−
ピラノン誘導体のうち、Rがブチリル、イソブチリル、
イソバレリル、2−メチルブチリル、シクロヘキシルエ
チルカルボニル、4−メチルヘキサノイル基を有する化
合物および6−メチルヘプタノイル、シクロヘキサンカ
ルボニル、オクタノイル基を有する化合物を、ストレプ
トマイセス・プラテンシス(Streptomyces platensis)
SAM−0654株(微工研条寄1668号:FERM
BP−1668)を培養し、その培養液より分取する
ことができる。本発明の化合物(I)は、前記一般式
(II)を有する化合物を加水分解することにより得る
ことができる。
【0024】加水分解の方法としては、通常のエステル
の加水分解の手法として知られている方法、即ち、1)
加水分解酵素を用いる方法、又は2)塩基を用いる方法
のいずれかの方法を挙げることができる。以下に、各方
法につき詳述する。
【0025】1)加水分解酵素を用いる方法 本法は、溶剤中、原料である前記一般式(II)の化合
物に、加水分解酵素を反応させ、本発明の化合物(I)
を得る方法である。
【0026】使用される加水分解酵素としては、通常使
用されるものであれば、特に限定はないが、好適にはブ
タ肝臓エステラ−ゼ(PLE)、リパ−ゼ、アセチルエ
ステラ−ゼ、タカジアスタ−ゼ、コレステロ−ルエステ
ラ−ゼである。
【0027】使用される溶剤としては、反応を阻害せ
ず、出発物質を溶解するものであれば特に限定はない
が、好適には、メタノ−ル、エタノ−ル等のアルコール
類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類のよう
な有機溶剤とpH6及至8の緩衝液との混合溶剤であ
る。
【0028】特に好適な条件としては、酵素としてPL
E又はリパーゼを用い、pH6乃至8のリン酸緩衝液と
アセトン又はメタノールの混合溶剤を用いる方法であ
る。反応温度は使用される酵素により異なるが、好適に
は10℃及至40℃である。
【0029】反応時間は使用される溶剤、酵素、原料化
合物により異なるが、好適には12時間及至30日間であ
る。
【0030】反応終了後、本発明の化合物(I)を採取
するには、反応液よりアセトン等水と混和する有機溶剤
を減圧留去し、水層を酢酸エチル等の有機溶剤で抽出
し、水層をコスモシ−ルオ−プンカラムにて分画精製す
ることにより達成される。
【0031】2)塩基を用いる方法 本法は、溶剤中、原料である前記一般式(II)の化合
物に、塩基を反応させ、本発明の化合物(I)を得る方
法である。
【0032】使用される塩基としては、通常使用される
ものであれば、特に限定はないが、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸セシウム、炭酸リチウムのようなアル
カリ金属炭酸塩類;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリ
ウム、炭酸水素リチウムのようなアルカリ金属炭酸水素
塩類;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチ
ウムのようなアルカリ金属水酸化物類、水酸化バリウ
ム、水酸化カルシウム、水酸化カルシウムのようなアル
カリ金属水酸化物等の無機塩基類を挙げることができ、
好適には、アルカリ金属炭酸塩類(特に炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム)またはアルカリ金属炭酸水素塩類
(特に炭酸水素ナトリウム)である。
【0033】使用される溶剤としては、反応を阻害せ
ず、出発物質を溶解するものであれば特に限定はない
が、好適には、メタノ−ル、エタノ−ル等のアルコール
類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類のよう
な有機溶剤と水との混合溶剤である。
【0034】反応温度は使用される塩基により異なる
が、好適には0℃及至40℃である。
【0035】反応時間は使用される溶剤、塩基、原料化
合物により異なるが、好適には3時間及至5日間であ
る。
【0036】反応終了後、本発明の化合物(I)を採取
するには、反応液よりアセトン等水と混和する有機溶剤
を減圧留去し、水層を酢酸エチル等の有機溶剤で抽出
し、水層をコスモシ−ルオ−プンカラムにて分画精製す
ることにより達成される。
【0037】(血小板増多活性の測定方法)2−ピラノ
ン誘導体の血小板増多活性は基本的にはIshibashi 等の
方法(Blood 、74巻、1241-1244 頁、1989年)により測
定できる。すなわち、血小板測定の動物として、例えば
C57BL マウスを用い、まず検討する薬剤を原則として適
当濃度のエタノール生理的食塩水溶液として静脈内投与
する。投与回数は通常24時間間隔で5日間連続投与し、
最終投与から72時間後に眼窩採血し血小板数を測定す
る。測定に用いる動物は、他の系統のマウスを用いても
良いし、またラット、イヌ、サル等の他の動物のいかな
る系統のものを用いても良い。投与方法としては、経口
投与、腹腔内、筋肉内、皮下における注射などの非経口
投与等いかなる方法を用いても良い。投与間隔、投与回
数、投与日数も検討する薬剤によって適宜変更して良
い。血小板数の測定は多項目自動血球計数装置(たとえ
ば K-1000 東亜医用電子社製)を用いた電気抵抗法によ
り測定する方法が簡便だが、他のいかなる方法を用いて
も良い。
【0038】(投与方法)本発明の前記式を有する化合
物は種々の形態で投与される。その投与形態としては例
えば錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、シロップ剤等に
よる経口投与または注射剤(静脈内、筋肉内、皮下)、
点滴剤、座剤等による非経口投与をあげることができ
る。これらの各種製剤は、常法に従って主薬に賦形剤、
結合剤、崩壊剤、滑沢剤、矯味矯臭剤、溶解補助剤、懸
濁剤、コーティング剤などの医薬の製剤技術分野におい
て通常使用しうる既知の補助剤を用いて製剤化する事が
できる。その使用量は症状、年齢、体重、投与方法によ
って異なるが、通常は成人に対して1日0.01 mg/kg
から10 mg/kgを投与することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明のロイストロダクシンHはin viv
o において顕著な血小板増多作用を有し、各種原因(免
疫異常や癌化学療法または放射線療法の副作用等)によ
る血小板減少症の治療剤として有用である。
【0040】
【実施例】以下に実施例、参考例、製剤例及び試験例を
あげて、本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。
【0041】(実施例1)参考例1Bで得られた2−ピ
ラノン誘導体の粗画分(5.61g)をアセトン(13
0ml)に溶解し、リン酸緩衝液(NaH2 PO4 /N
2 HPO4 、0.05M,pH=6.7,1400m
l)を加え、攪拌した。これに豚肝臓エステラーゼ(P
LE、天野製薬(株)製、807mg)を加え、35℃
で攪拌した。反応液を経時的にHPLC(目的物の保持
時間8.8分)でチェックし、原料が消失するまで、適
宜PLEを加え(0.82g,1.52g,1.02
g,0.9g)、2週間、35℃で攪拌、反応後、反応
液をセライトろ過し、PLEを除去した。ろ液を酢酸エ
チルで抽出し、水層をカラムクロマトグラフィー(ナカ
ライテスク社製、コスモシール75C18−OPN、4
00g,水−メタノール溶出)で分画精製し、目的物
(1.73g)を得た。
【0042】*HPLC条件 カラム:コスモシール5C18−AR4.6 x 250 mm(ナ
カライテスク社) 溶離液:20%アセトニトリル:0.5%トリエチルア
ミン:79.5%リン酸緩衝液(pH3.0) 流速:1.0ml/min 測定波長:230nm マススペクトル(FAB−MS):m/z=530(m+
1 ),528(m-1 ) 核磁気共鳴スペクトル(270MHz、D2 O、δpp
m):7.02(1H,dd,J=5.4 and 9.8Hz), 6.21(1H,dd,J=1
1.7 and 20.5Hz), 6.12(1H,dd,J=12.2 and 20.5Hz), 5.
93-5.84(2H,m), 5.71(1H,d,J=16.6Hz), 5.32-5.25(2H,
m), 3.94(1H,dt,J=3.4 and 10.3 Hz), 3.48(1H,m), 2.9
3(2H,t,J=7.8Hz), 2.53-2.40(2H,m), 2.03(1H,m), 1.80
-0.73(13H,m), 0.73(3H,t,J=7.8Hz) (実施例2)参考例1Bで得られたRが4−メチルヘキ
サノイル基である2−ピラノン誘導体20mgを少量の
メタノールに溶解し、リン酸緩衝液(pH6.7)で希
釈し、PLE(天野製薬製)10mgを加え、6日間3
0℃にて攪拌した。反応終了後、ろ過し、ろ液より、減
圧下、メタノールを留去し、残留水溶液をC18−コスモ
シールカラムで精製し分画し、20%メタノール溶出画
分より、実施例1で得られたものと全く同一物性を有す
る化合物を13mg得た。
【0043】(実施例3)実施例2と全く同様の反応処
理により参考例1Bで得られた5ーメチルヘキサノイル
基を有する2−ピラノン誘導体50mgより目的化合物
30mgが得られた。 また、下記に示す化合物からも
同様にして、実施例1で得られたものと全く同一物性を
有する目的化合物を得た。原料量と収量は以下に示す通
りであった。
【0044】
【表1】 ────────────────────────────── R 原料量 収量 ────────────────────────────── イソブチリル 20mg 14mg イソバレリル 20mg 14mg 2−メチルブチリル 20mg 10mg シクロヘキサンカルボニル 20mg 8mg ────────────────────────────── (実施例4)参考例1Bで得られた6−メチルヘプタノ
イル基を有する2−ピラノン誘導体20mgを少量のメ
タノールに溶解し、飽和重曹水を加え、1日攪拌した。
反応終了後、希塩酸で反応液をpH2とし、コスモシー
ルC18ーカラムで精製分画すると、目的化合物が3mg
得られた。
【0045】(参考例1)原料化合物の製造法(培養と
単離) A)培養 ストレプトマイセス・プラテンシス(Streptomyces pla
tensis)SANK 60191株(微工研条寄第328
8号)と命名した2−ピラノン誘導体産生株を無菌的に
滅菌した後述の組成の培地 100 ml を含むバッフル付の
500 ml 三角フラスコに 1 白金耳接種し、28 ℃で 2
00 rpm (7 cm の回転半径)のロータリー振盪培養機
で 3 日間培養した。
【0046】4 基の 30 L ステンレス製ジャーファーメ
ンター中に、各々 15 L づつの種培養と同一の組成の培
地を入れ、これを 120 ℃ で 30 分間加熱殺菌した。
次いで、これに上述の種培養液を 150 ml 入れ、28 ℃
で 3 日間、15 L/分の空気流量で溶存酸素濃度を 5
ppm に保つため撹拌速度を 100−300 rpm の範囲で自
動的にコントロールし撹拌培養した。
【0047】
【表2】 培地組成 ─────────────────────────── 可溶性デンプン 30 g 生イースト 10 g 大豆粉 7 g 魚粉 5 g コーン・スチープ・リカー 2 g 肉エキス 1 g 炭酸カルシウム 1 g 水 1000 ml ─────────────────────────── pH 7.0 ─────────────────────────── B)単離 得られた培養液 60 L にろ過助剤としてセライト 545
(米国ジョーンズ・マンビル・プロジェクト・コーポレ
ーション製)を 2.4 kg 加えてろ過を行い、菌体7.2kg
を得た。得られた菌体は 50 % アセトン 30 L で 1
回、80 % アセトン20L でさらに 2 回抽出し、抽出
液を合併後ロータリーエバポレーターで有機溶媒を除去
し, さらに塩酸で pH 2.0 に調製し、酢酸エチル 10 L
で 2 回抽出した。得られた酢酸エチル層に 1 % 重炭
酸ソーダ 10 L を添加し、活性画分を水層に転溶させ、
酢酸エチル層はもう一度 1 % 重炭酸ソーダ 5 L を添
加、抽出した。得られた重炭酸ソーダ液を合併後、塩酸
で pH 2.0 に調製し、酢酸エチル 10 L で2回抽出し
た。得られた酢酸エチル層は順次、水、飽和食塩水で洗
浄し、さらに無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、ロータ
リーエバポレーターで減圧下、メタノールを添加しなが
ら濃縮して 10 ml の油状物を得た。 得られた油状物
を 100 ml の60 % メタノールに溶解し、セップパック
バック C18 20 cc(米国ウォーターズ社製)に吸着さ
せ、ついで不用物を 30 ml の 60 % メタノールで溶出
し、その後 100 % メタノール 15 ml で2−ピラノン
誘導体を溶出させ濃縮し、油状物800 mg を得た。得ら
れた油状物は実施例1の出発原料として使用した。又、
さらにこの粗画分を精製するためには得られた油状物を
メタノール 10 ml に溶解し、高速液体クロマトグラフ
ィーを用いて分取を行った。以下の分取条件で分取を行
い、13分、19分、24分付近のピークをそれぞれ集め粗画
分A、粗画分Bおよび粗画分Cとした。
【0048】分取条件 カラム:ラジアルパック 25 x 10 (米国ウォーターズ
社製) 溶離液:50 % アセトニトリル− 0.5 %トリエチルアミ
ン−燐酸緩衝液 pH 3.0 流速: 9 ml/min 測定波長: 230 nm 各ピークをそれぞれ濃縮後、さらに高速液体クロマトグ
ラフィーを用いて分取を行った。粗画分Aは以下の分取
条件で分取を行い 53 分付近と56分付近のピークを集
め、セップパックにて脱塩、濃縮し、式IIにおけるR
が4−メチルヘキサノイル基である化合物及び5ーメチ
ルヘキサノイル基である化合物の2−ピラノン誘導体を
それぞれ 22.03mg, 11.66 mg 得た。
【0049】粗画分Aの分取条件 カラム:コスモシール 5C 18-AR 20 x 250 mm (ナカラ
イテスク社製) 溶離液:42 % アセトニトリル− 0.5 %トリエチルアミ
ン−燐酸緩衝液 pH 3.0 流速: 9 ml/min 測定波長: 230 nm 粗画分Bは以下の分取条件で分取を行い 74 分、79分お
よび82分付近のピークを集め、セップパックにてそれぞ
れ脱塩、濃縮し、式IIにおけるRが6−メチルヘプタ
ノイル基である化合物、Rがシクロヘキシルエチルカル
ボニル基である化合物及びオクタノイル基である化合物
の2−ピラノン誘導体をそれぞれ、26.16mg、23.24 m
g、3.24 mg 得た。
【0050】粗画分Bの分取条件 カラム:コスモシール 5C 18-AR 20 x 250 mm (ナカラ
イテスク社製) 溶離液:45 % アセトニトリル− 0.5 %トリエチルアミ
ン−燐酸緩衝液 pH 3.0 流速: 9 ml/min 測定波長: 230 nm 粗画分Cは以下の分取条件で分取を行い 47 分および51
分付近のピークを集め、セップパックにてそれぞれ脱
塩、濃縮し、式IIにおけるRが6−メチルオクタノイ
ル基である化合物及び7−メチルオクタノイル基である
化合物の2−ピラノン誘導体をそれぞれ、9.83 mg 、5.
22 mg 得る事ができた。 粗画分Cの分取条件 カラム:コスモシール 5C 18-AR 20 x 250 mm (ナカラ
イテスク社製) 溶離液:47 % アセトニトリル− 0.5 %トリエチルアミ
ン−燐酸緩衝液 pH 3.0 流速: 9 ml/min 測定波長: 230 nm (参考例2) 2−ピラノン誘導体の製造法(培養と単
離) ストレプトマイセス・プラテンシス(Streptomyces pla
tensis)SAM−0654(微工研条寄1668号:F
ERM BP−1668)を特開平1-304893に記載され
ている方法で培養し、その培養液より特開平1-304893に
記載されている方法で分取して、式IIにおけるRがブ
チリル、イソブチリル、イソバレリル、2−メチルブチ
リル、シクロヘキサンカルボニル、4−メチルヘキサノ
イル、6−メチルヘプタノイル、シクロへキシルエチル
カルボニル、オクタノイル基である化合物を得た。
【0051】(試験例1)ロイストロダクシンH静脈投
与によるマウス血小板増多作用 C57BL マウス(雌7週齢)に2−ピラノン誘導体(1.25
%エタノール含有生理食塩水溶液)またはコントロール
として1.25 %エタノール生理的食塩水を静脈内に24時間
ごとに5日間連続投与し、最終投与72時間後に眼窩採
血し血小板数を測定した。血小板数は多項目自動血球計
数装置(K-1000, 東亜医用電子社)により電気抵抗法に
より測定した。その結果を表3に示す。
【0052】
【表3】 ロイストロダクシンHのin vivo における血小板増多作用 ──────────────────────────────────── 投与量 投与回数 血小板数 化合物 ( mg/kg ) (x 104 / μL) ──────────────────────────────────── コントロール 0 5 93.31 ± 6.34* ロイストロダクシンH 0.05 5 130.08 ± 1.67 0.1 5 125.71 ± 6.60 0.5 5 121.18 ± 9.22 1 5 127.70 ± 3.34 ──────────────────────────────────── *MEAN±SE この結果、本発明の化合物ロイストロダクシンHは、マ
ウスにおいて明かな血小板増多作用を有することがわか
った。
【0053】(試験例2)毒性試験 BALB/c マウスを用い、ロイストロダクシンHをそれぞ
れ4 mg/kg静脈内投与したが死亡例はなかった。
【0054】(製剤例1)カプセル剤
【0055】
【表4】 処方 ──────────────────────────────── ロイストロダクシンH 100 mg 乳糖 100 mg トウモロコシ澱粉 148.8 mg ステアリン酸マグネシウム 1.2 mg ──────────────────────────────── 全量 350 mg ──────────────────────────────── 上記処方の粉末を混合し、20 メッシュのふるいを通し
た後、この粉末 350 mg を2号ゼラチンカプセルに入
れ、カプセル剤とした。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗原 伸和 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 古浜 孝文 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 白石 明郎 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 小林 知雄 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 笹川 和彦 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 島崎 尚美 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 で表される化合物またはその薬理上許容される塩。
  2. 【請求項2】一般式 【化2】 (Rはアシル基を示す)で表される化合物の単体又は混
    合物を加水分解酵素又は塩基の存在下、加水分解するこ
    とにより、請求項1に記載の化合物またはその薬理上許
    容される塩を製造する方法。
  3. 【請求項3】一般式 【化3】 (Rはブチリル基、イソブチリル基、イソバレリル基、
    2−メチルブチリル基、4−メチルバレリル基、シクロ
    ヘキサンカルボニル基、4−メチルヘキサノイル基、5
    −メチルヘキサノイル基、6−メチルヘプタノイル基、
    シクロヘキシルエチルカルボニル基、オクタノイル基、
    6−メチルオクタノイル基又は7−メチルオクタノイル
    基を示す)で表される化合物の単体又は混合物を加水分
    解酵素又は塩基の存在下、加水分解することにより、請
    求項1に記載の化合物またはその薬理上許容される塩を
    製造する方法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の化合物またはその薬理上
    許容される塩を有効成分とする血小板増多剤。
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