JPH07278413A - 樹脂モールド品 - Google Patents
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- JPH07278413A JPH07278413A JP6070763A JP7076394A JPH07278413A JP H07278413 A JPH07278413 A JP H07278413A JP 6070763 A JP6070763 A JP 6070763A JP 7076394 A JP7076394 A JP 7076394A JP H07278413 A JPH07278413 A JP H07278413A
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Abstract
る二段モールド法を必要とせず、直接モールドができる
脆性などの特性が改善されたエポキシ樹脂により、界面
剥離や亀裂の発生しない耐クラック性、耐ヒートサイク
ル性などの長期信頼性、耐コロナ性などの電気的特性に
優れた樹脂モールド品を提供することを目的とする。 【構成】 無機質のフィラー(7)および柔軟な樹脂か
らなる粒子(8)を微粒子状で均一にエポキシ樹脂
(6)中に分散させてなるエポキシ樹脂組成物からなる
樹脂モールド品であることを特徴とする。
Description
樹脂モールド品に関し、特に、内部に真空バルブ、導体
や埋金などのコンポーネントが埋設された高圧絶縁用の
樹脂モールド品に関する。
気絶縁部分や構造部分にひろく用いられている。このよ
うな樹脂モールド品に用いる樹脂として、耐湿性、耐薬
品性、寸法安定性、電気的特性などが優れているため、
通常エポキシ樹脂が用いられている。
れている。成形の場合は、反応がやや進んだ半固形状の
樹脂を金型に充填し、熱と圧力を加え所定の形状を得る
方法であり、硬化時間が短いため量産性が必要とされる
場合に用いられている。一方、注型の場合は、樹脂、硬
化剤および充填剤を加熱混合し、得られた液状混合物を
減圧下で脱泡し、金型に注入後、硬化させ所定の形状を
得る方法で、樹脂内部に気泡が少なく優れた電気的特性
を示す樹脂モールド品を得ることができる。
うなコンポーネントをエポキシ樹脂中に埋め込み成形ま
たは注型した樹脂モールド品では、急激な温度変化が加
えられた場合、エポキシ樹脂は脆いという特性を有する
ため、樹脂と金属やセラミクス間の熱膨張率の差異によ
り発生する熱応力に耐えきれず、樹脂モールド品が破壊
されてしまうことがある。
ているような二段モールド法が採用される場合がある。
この方法は、例えば、図8に示す真空バルブモールド品
の場合には、熱応力を緩和する目的で真空バルブ1の周
囲に柔らかいウレタンゴムや可撓性エポキシ樹脂などか
らなる薄い緩衝層2を設け、その後、シリカなどの無機
質のフィラーを充填したエポキシ樹脂をもちいて成形ま
たは注型加工している。また、図9に示すように金属部
分のインサート部を有する計器用変圧器(PT)の場合
には、一次側コイル3や二次側コイル4の外周部に、同
様にして薄く柔軟な緩衝層2を設ける方法が採用されて
いる。このように、緩衝層を設けた後エポキシ樹脂でモ
ールドを行う二段モールド法では、金属部分の周囲に設
けた薄い柔軟な緩衝層2が界面に発生する熱応力を緩
和、吸収し樹脂モールド品の破壊を防いでいる。また、
緩衝層の外側に設けられたエポキシ樹脂を主成分とする
硬い注型材料5は樹脂モールド品の機械的強度および電
気的特性などを保つ役割をはたしている。
ICなどの電子素子の封止材料に用いられているよう
に、エポキシ樹脂に多量のシリカ粉末などを充填し、樹
脂の熱膨張率を素子に使用されている金属やセラミクス
に近い状態とし、熱応力が発生しにくい樹脂を用いてモ
ールドする方法がある。しかし、この場合、多量の充填
物を配合しなければならないため樹脂の粘度は非常に高
くなってしまうことが知られている。
のような高電圧の重電機器用の樹脂モールド品を製造す
る場合には、気泡その他異物などの混入は電気的特性の
低下を示すため気泡などの除去が重要であること、また
これらの高電圧用品は放熱などのために不可欠なひだな
どの複雑な形状の部品を作成する必要があることから、
封止材料に用いられているような高粘度の樹脂は採用さ
れず、減圧により脱泡などが可能な液状の樹脂で、しか
もある程度粘度が低く、複雑な形状であっても金型に容
易に注入できるような液状のエポキシ樹脂を用いて、注
型により作成されている。
シ樹脂を用いて注型により作成した樹脂モールド品の場
合には、次のような欠点がある。すなわち、運転時にお
ける機器の内側と外側の温度差や、運転・停止によるヒ
ートサイクル時に、樹脂と樹脂モールド内部の真空バル
ブのようなコンポーネントのセラミックス部分や金属部
分との界面に、両者の熱膨張率の差異によって大きな熱
応力がかかり、界面の剥離や靱性の低いエポキシ樹脂中
に亀裂が発生し、そのためコロナ特性のような電気的特
性が低下し、また、発生した亀裂が伸長し樹脂モールド
が破壊されてしまうという欠点があった。
例えば、ポリウレタンを金属インサートの周囲に薄く塗
布し硬化した後にエポキシ樹脂を用いて注型するように
なる。しかし、一旦硬化させたポリウレタンの緩衝層と
エポキシの樹脂モールドとを一体に接着させることは困
難であり、両者の間に新たな界面が形成される。従っ
て、熱衝撃に対してはある程度の改善はみられるが、こ
の接着力の弱い緩衝層とエポキシ樹脂との界面で剥離が
発生し、耐コロナ性などの電気的特性が低下するという
欠点がある。
を緩衝層として用い、次いで、通常のエポキシ樹脂でモ
ールドした場合でも界面の剥離による電気的特性の低下
および低温時に可撓性エポキシ樹脂の脆化によって亀裂
が発生することを防止できないという欠点がある。さら
に、製造工程上の問題として、これらの二段モールド法
は直接モールド法に比べ作業性が低下するという欠点が
あった。
ために採用される上述の欠点を有する二段モールド法で
なく、直接モールドした場合でも、熱応力による界面の
剥離や樹脂の亀裂が発生しない、脆性などの特性が改善
された成形または注型用のエポキシ樹脂を開発し、この
樹脂により直接モールドされた界面剥離や亀裂の発生し
ない耐クラック性、耐ヒートサイクル性などの長期信頼
性、耐コロナ性などの電気的特性に優れた樹脂モールド
品を提供することである。
ラーおよび柔軟な樹脂からなる粒子を微粒子状で均一に
エポキシ樹脂中に分散させてなるエポキシ樹脂組成物か
らなる樹脂モールド品である。
で分散させる手段として相溶化剤をさらにエポキシ樹脂
中に添加し、無機質フィラーおよび柔軟な樹脂からなる
粒子を微粒子状に分散させたエポキシ樹脂組成物からな
る樹脂モールド品からなる。
て詳細に説明する。二段モールド法のように緩衝層を形
成することなく、金属インサートを直接モールドする方
法は、モールドが一度で完成し、作業性が向上し、緩衝
層とエポキシ樹脂との界面で生じる剥離や亀裂などの問
題も解消されるため種々検討されている。このような直
接モールドが可能な樹脂に求められる特性としては、脆
性が改善され耐クラック性に優れた樹脂であることが必
要である。脆性を改善する方法としては、無機フィラー
を多量に充填したり、エポキシ樹脂に官能基を導入する
ことなどがあげられる。しかし、エポキシ樹脂にシリカ
粉末やアルミナ粉末などの無機フィラーを多量に充填す
ると著しい粘度の増加が起こり作業性が低下する。従っ
て、充填できる無機フィラー量には限界がある。また、
官能基の導入ではエポキシ樹脂の硬化の際の反応形態が
変化してしまうおそれがある。
直接モールドによっても優れた長期信頼性、電気的特性
を有する成形または注型用エポキシ樹脂(以下、「エポ
キシ注型材料」という)について鋭意検討した結果、シ
リコーンゲルのような柔軟な樹脂をエポキシ樹脂中に微
粒子状に分散させること、すなわちエポキシ樹脂中にミ
クロ分散させることにより、エポキシ注型材料の靱性を
向上させることができることを見いだし、本発明を完成
するに至った。
フェノール系、フェノールノボラック系など種々のもの
が市販されているが、例えば、ビスフェノール系液状樹
脂としてCY225(商品名、チバ・ガイギー社製)な
どが使用できる。また、同時に使用する硬化剤も酸無水
物系、アミン系など種々のものが市販されており、例え
ば、酸無水物系硬化剤として、HY925(商品名、チ
バ・ガイギー社製)などを使用することができる。
キシ注型材料の熱膨張率を下げ、脆性や靱性など機械的
強度を向上するために用いられるものであり、硬い無機
質粉末であれば使用することができる。このような無機
フィラーの例としては、例えば、シリカ、アルミナ、ガ
ラスビーズまたはガラス短繊維などがあげられる。一般
にシリカ粉末を使用することが多いが、特に、樹脂モー
ルド品がSF6 ガス中で使用される絶縁物に使用される
場合にはアルミナ粉末が、樹脂の粘度を低減させる目的
で球状のガラスビーズや強度向上する目的でガラス短繊
維などが用いられている。
柔軟な樹脂としては、シリコンゲルやゴムなどがあげら
れるが、エポキシ樹脂に添加した場合に樹脂の粘度が上
昇する度合が低く低粘度のエポキシ注型材料を得ること
ができるという点でシリコーンゲルが好ましい結果を与
えるため、シリコーンゲルを用いた場合について説明す
る。
053、TSE3062(商品名、東芝シリコーン社
製)などを用いることができる。配合量は樹脂100重
量部に対して1〜40重量部の範囲で配合した場合にエ
ポキシ樹脂の破壊靱性が向上する。
配合、調製されたエポキシ注型材料の粘度を考慮すると
3000cP以下であることが必要であり、3000c
Pを越える場合には粘度が高くなりすぎ注型時の作業性
が低下する傾向がある。従って、作業性に影響を与えな
いエポキシ注型材料の粘度を得るためには、常温で10
00cP以下、特に好ましくは700cP以下の粘度を
有するシリコーンゲルを用いることが好ましい。
カ粉末および柔軟な樹脂粒子であるシリコーンゲルを硬
化剤を含むエポキシ樹脂中にミクロ分散させることによ
り成形または注型用エポキシ樹脂用のエポキシ注型材料
が得られる。ミクロ分散はこれらの混合物を高速で攪拌
することにより達成できる。ミクロ分散させた時の柔軟
な樹脂の粒径が0.01〜10μmの範囲にある場合
に、破壊靱性などが向上し優れた樹脂モールド品が得ら
れる。
中にミクロ分散させる場合に、攪拌する樹脂の粘度が高
い程、攪拌時により大きいせん断力が作用し、より小さ
な粒径でのミクロ分散が可能となる。従って、無機フィ
ラーを配合することによりエポキシ樹脂は高粘度とな
り、より良好な柔軟な樹脂の分散が得られるため無機フ
ィラーを併用するのが好ましい。
散は可能であるが、柔軟な樹脂のミクロ分散をより容易
にするため、いわゆる相溶化剤を添加、配合して高速攪
拌することにより良好なミクロ分散状態を得ることがで
きる。用いる相溶化剤としては一分子中に親水基と疎水
基を備え、親水性のエポキシ樹脂と疎水性のシリコーン
ゲルの界面を安定に保つような性質を有するものであれ
ば使用でき、このようなものの例としては、式1に示す
ようなポリエーテル変性シリコーンオイルなどがあげら
れ、これはTSF4452(商品名、東芝シリコーン社
製)として入手が可能である。
散された柔軟な樹脂であるシリコーンゲルの粒径と直接
関連し、相溶化剤の添加量が増加するとともに柔軟樹脂
の粒径は細かくなる。破壊靱性が向上するためには、柔
軟樹脂粒子が微小な応力集中部の近傍に多数存在しなけ
ればならず、効率的な変形をもたらすためには、粒子が
十分に小さいことが必要であるが、一方余りに小さくな
りすぎる場合にその効果を発揮することができなくな
る。シリコーンゲルの場合に適切な粒子の粒径の範囲は
0.01〜10μmの範囲であることが破壊靱性の測定
結果より認められる。従って、相溶化剤の配合量は、柔
軟樹脂の粒子の粒径をこの範囲の粒径としてミクロ分散
するのに必要な量といえるが、これは添加する柔軟な樹
脂の量や種類および相溶化剤の性能などにより相違し、
シリコーンゲルを用いた時のポリエーテル変性シリコー
ンオイルの場合には、樹脂100重量部あたり0.5〜
20重量部の添加が効果的であり、樹脂モールド品の破
壊靱性は向上が認められる。
可能となり、その結果エポキシ注型材料の粘度は相溶化
剤を添加しなかった場合に比較して低粘度となる。従っ
て、相溶化剤の添加によりエポキシ注型材料の粘度をあ
る程度調節することができる。
うな相溶化剤はエポキシ樹脂中を拡散し、樹脂表面に撥
水性の保護皮膜を形成するため、金型内でのトラッキン
グ性を向上させるという効果も期待される。
フィラーと柔軟な樹脂からなる粒子を微粒子状に分散さ
せることによって得られたエポキシ樹脂組成物であるエ
ポキシ注型材料を用い、真空バルブや計器用変圧器など
が埋設された樹脂モールド品を作成する。樹脂モールド
品の作成は、所定の金型に、得られたエポキシ注型材料
を注入し、成形または注型により行うが、一般に、高圧
絶縁用の樹脂モールド品を作成する場合には、前述のよ
うに注型が採用される。注型は、通常80°〜140
℃,4〜15時間で行われる。
を図1に従来のエポキシ注型材料の構成の模式図を図1
0に示す。本発明によるエポキシ注型材料は、従来のシ
リカ粉末とエポキシ樹脂を配合した従来のエポキシ注型
材料にシリコーンゲルの微粒子が分散されている構成を
有するものである。この分散されたシリコーンゲルの微
粒子により靱性など特性が向上する。その理由としては
以下のように考えることができる。
ブなどの異種材料からなるコンポーネントを樹脂で直接
モールドする場合、熱膨張率または弾性率の差異から接
着界面に大きな熱応力や残留応力が発生する。接着界面
には微小な接着不良部、ボイド、異物など極めて微小な
欠陥が多数存在している。これらの欠陥部分に熱応力や
残留応力のような大きなストレスが加わると界面の剥離
や亀裂が発生し、これが伸長し電気的、機械的破壊につ
ながる。こうした微小な欠陥に対する材料の強度を示す
ものが靱性として知られている。
まくエポキシ樹脂中に柔軟な樹脂からなる微粒子が存在
すると、欠陥周囲のエポキシ樹脂が応力に対して変形し
やすい柔軟な状態となり、微小欠陥部分に発生した界面
の剥離や亀裂からさらに亀裂を伸長させるために消費さ
れるはずのエネルギーが亀裂周囲をとりまくエポキシ樹
脂を変形させるために消費されてしまい、その結果、亀
裂が伸長するためにはより多くのエネルギーが必要とな
り靱性が増大する。
モールド品中のどこに存在するか予想することは困難で
あるので、柔軟粒子もエポキシ樹脂中に全体にわたって
微粒子状態で均一に分散させておかなければならない。
説明する。
ポキシ樹脂(製品名:CY225、チバ・ガイギー社
製)100重量部、硬化剤として酸無水物系硬化剤(製
品名:HY925、チバ・ガイギー社製)80重量部、
無機質のフィラーとして電気絶縁用シリカ粉末(商品
名:A1、龍森社製)400重量部を混合し、相溶化剤
としてポリエーテル変性シリコーンオイル(製品名:T
SF4452、東芝シリコーン社製)5重量部を添加
し、1時間攪拌を続け均一な樹脂を調製した。その後、
得られた樹脂に、柔軟な樹脂粒子としてシリコーンゲル
(製品名:TSE3062、粘度:1020〜1050
cP、東芝シリコーン社製)を15重量部添加し、高速
で攪拌を続けシリコーンゲルの粒子が1μm以下の粒径
で均一に分散されたエポキシ注型材料を調製した。得ら
れたエポキシ注型材料を金型に注入し、80℃で15時
間一次硬化後130℃,15時間で二次硬化を行ない樹
脂モールド品を得た。得られた樹脂モールド品について
JISに定める方法によって、曲げ強さ、絶縁破壊電
圧、体積抵抗率、ガラス転移点、破壊靱性について測定
しその結果を表1に示した。
系液状エポキシ樹脂(製品名:CY225、チバ・ガイ
ギー社製)100重量部、硬化剤として酸無水物系硬化
剤(製品名:HY925、チバ・ガイギー社製)80重
量部、無機質のフィラーとして電気絶縁用シリカ粉末
(商品名:A1、龍森社製)400重量部を混合、攪拌
し、エポキシ注型材料を調製し、同様にして樹脂モール
ド品を作成し、物性を測定した。その結果を比較例とし
て表1に示した。なお、表中および図中においてphr は
樹脂100重量部当たりの重量部を示している。
粘度を変化させ、4000cPのシリコーンゲル(製品
名:TSJ3185−N、東芝シリコーン社製)を添加
してエポキシ注型材料を調製した場合の温度に対する粘
度の変化を実施例、比較例とともに図3に示した。
(製品名:TSE3062、東芝シリコーン社製)の添
加量を0〜40重量部まで変化させてエポキシ注型材料
を調製し、同様にして作成した樹脂モールド品について
破壊靱性の変化を、無機質のフィラーとして電気絶縁用
シリカ粉末(商品名:A1、龍森社製)400重量部を
添加した場合としない場合の両方の場合について図4に
示した。
名:TSE3062、東芝シリコーン社製)を15重量
部を用い、相溶化剤として用いたポリエーテル変性シリ
コーンオイル(製品名:TSF4452、東芝シリコー
ン社製)の添加量を0〜20重量部まで変化させてエポ
キシ注型材料を調製し、同様にして作成した樹脂モール
ド品について破壊靱性の変化を図5に、また各ポリエー
テル変性シリコーンオイル(製品名:TSF4452、
東芝シリコーン社製)の添加量に対してミクロ分散され
たシリコーンゲルの粒径を測定し、その結果を図6に示
した。
料は、表1に示されているように比較例としてあげた従
来のエポキシ注型材料と比較して、曲げ強さ、絶縁破壊
抵抗、体積抵抗率およびガラス転移温度(Tg)は、ほ
ぼ同程度であり、破壊靱性を約2倍と大幅に向上するこ
とができ、さらに接着強度も約20%ほど向上してい
る。 また、エポキシ注型材料の粘度は、図3に示され
ているように、硬化前のエポキシ注型材料で60℃にお
いて5200cPであり、シリコーンゲルおよびシリコ
ーンオイルを添加していない従来のエポキシ注型材料の
粘度4200cPと比較しても大幅な粘度の上昇は認め
られず、作業性に対して悪影響を及ぼさないことがわか
る。
より破壊靱性が向上するが、樹脂100重量部に対して
20重量部添加した場合に最高の値を示し、その後は添
加量の増加に伴い低下する傾向がみられる。これはエポ
キシ樹脂中にミクロ分散されたシリコーンゲルは、エポ
キシ樹脂を変形しやすい状態として靱性向上に寄与する
が、エポキシ注型材料中の柔軟なシリコーンゲルが占め
る割合が高まるにつれて、シリコーンゲルの柔軟な性質
が現れエポキシ注型材料自体が変形されやすくなり、機
械的強度がエポキシ樹脂に比べて低下していくためと思
われる。従って、シリコーンゲルの配合量には最適な範
囲が認められる。すなわち、樹脂100重量部に対しシ
リコーンゲルを1〜40重量部添加したときに樹脂モー
ルド品の破壊靱性の向上がみられ、10〜30重量部の
範囲の場合に、ほぼ最大の破壊靱性値を示している。
に対して15重量部添加した系で、相溶化剤であるポリ
エーテル変性シリコーンオイルの添加量を変化させた場
合の樹脂モールド品の破壊靱性の変化を示している。相
溶化剤は、シリコーンゲルがエポキシ樹脂中に微粒子状
に分散すなわちミクロ分散するのを容易にするため、各
樹脂相互の界面を安定に保つ界面活性剤のような作用が
ある。従って、ポリエーテル変性シリコーンオイルの使
用量はシリコーンゲルの分散状態を大きく変化させるも
のと考えられる。図6は、この分散状態の変化を示すひ
とつの指標として、エポキシ樹脂中に分散されたシリコ
ーンゲルの粒径の変化を示したものである。
量が増加するに従い、図6に示すように、シリコーンゲ
ルの粒径は減少していく。一方、図5に示すように、破
壊靱性の値はポリエーテル変性シリコーンオイルの添加
により向上し、樹脂100重量部に対して10重量部付
近でほぼ最大の破壊靱性値を示し、その後減少してい
る。破壊靱性が向上している時の、すなわちポリエーテ
ル変性シコーンオイルを樹脂100重量部に対して0.
5〜20重量部を添加した場合のシリコーンゲルの粒径
は0.01〜10μmであった。これは、シリコーンゲ
ルが微小な応力集中部の近傍に多数存在して効率的にエ
ポキシ樹脂の変形を助けるためには、粒子が十分に小さ
いことが必要であるが、一方余りに小さくなりすぎると
エポキシ樹脂の変形に関与できなくためと考えられる。
なおシリコーンゲルの粒径が0.05〜1μmのときほ
ぼ最大の破壊靱性値を示している。従って、相溶化剤の
添加量は、エポキシ樹脂にミクロ分散されたシリコーン
ゲルの粒径が上述の粒径範囲となるように定められ、ま
た相溶化剤を用いない場合でも、シリコーンゲルの粒子
を上述の粒径範囲になるようにミクロ分散させることに
より本発明の目的を達成することができる。
シ注型材料を用いて、所定の金型に注入し、80℃,1
5時間で一次硬化後130℃,15時間二次硬化を行な
い、真空バルブを埋設する樹脂モールド品および計器用
変圧器(PT)の樹脂モールド品を作成した。各樹脂モ
ールド品の断面図を図2および図7に示した。また比較
として、シリコーンゲルおよびポリエーテル変性シリコ
ーンオイルを用いずに調製したエポキシ注型材料を使用
し、真空バルブ樹脂モールドの場合はポリウレタンを用
い、計器用変圧器(PT)の場合には可撓性エポキシ樹
脂を用いて緩衝層を形成した樹脂モールド品を二段モー
ルド法によって作成した。各樹脂モールド品の断面図を
図8および図9に示す。
品について、信頼性評価を行った。信頼性評価の方法と
して、0℃で1時間および100℃で1時間の液層ヒー
トサイクル試験を10回繰り返し、樹脂モールド品に亀
裂が発生したか否かを目視により確認した。その結果、
従来のエポキシ注型材料による二段モールド法により作
成した樹脂モールド品は7サイクル終了時に樹脂表面に
亀裂の発生が認められた。しかし、本発明のエポキシ注
型材料を用い直接モールドして作成した樹脂モールド品
の場合には、10サイクル終了後も何等異常はなく、亀
裂の発生は認められなかった。
験終了後の真空バルブモールド品について部分放電試験
を行った。この試験はコロナ発生開始の放電電荷量を1
cpとして、交流を印可した。本発明の樹脂モールド品
は、50kVの交流電圧を印可してもコロナ放電は発生
せず初期の耐コロナ特性を維持していた。
cPのシリコーンゲルを用いた場合について説明した
が、粘度700cPのTSE3053(商品名,東芝シ
リコーン社製)であればより好ましい結果が得られる。
キシ注型材料で直接モールドされた、緩衝層とエポキシ
樹脂界面での剥離、亀裂という問題が生じない、耐クラ
ック性や耐ヒートサイクル性などに優れた長期信頼性を
有する樹脂モールド品が提供される。また、製造工程
上、従来の二段モールド法に比べ、作業性が大幅に改善
された製造方法も提供される。
ミクロ分散させた本発明のエポキシ注型材料の構成の模
式図。
を直接モールドした樹脂モールド品の構成を示す断面
図。
グラフ。
と破壊靱性との関係を示すグラフ。
量と破壊靱性との関係を示すグラフ。
量とシリコーンゲルの粒径との関係を示すグラフ。
器(PT)を直接モールドした樹脂モールド品の構成を
示す断面図。
直接モールドした樹脂モールド品の構成を示す断面図。
(PT)を直接モールドした樹脂モールド品の構成を示
す断面図
キシ注型材料の構成の模式図。
Claims (7)
- 【請求項1】 無機質のフィラーおよび柔軟な樹脂から
なる粒子を微粒子状で均一にエポキシ樹脂中に分散させ
てなるエポキシ樹脂組成物からなる樹脂モールド品。 - 【請求項2】 無機質フィラー、柔軟な樹脂およびエポ
キシ樹脂を含むエポキシ樹脂組成物であって、さらに相
溶化剤をエポキシ樹脂中に添加し、無機質フィラーおよ
び柔軟な樹脂からなる粒子を微粒子状で均一に分散させ
てなるエポキシ樹脂組成物からなる請求項1記載の樹脂
モールド品。 - 【請求項3】 エポキシ樹脂組成物中の微粒子状に均一
に分散された柔軟な樹脂からなる粒子の粒径が0.01
〜10μmである請求項1または請求項2記載の樹脂モ
ールド品。 - 【請求項4】 柔軟な樹脂からなる粒子がシリコーンゲ
ルである請求項1から請求項3のいずれかに記載の樹脂
モールド品。 - 【請求項5】 相溶化剤がポリエーテル変性シリコーン
オイルである請求項2から請求項4のいずれかに記載の
樹脂モールド品。 - 【請求項6】 シリコーンゲルの配合量が樹脂100重
量部に対して1〜40重量部である請求項4または請求
項5に記載の樹脂モールド品。 - 【請求項7】 ポリエーテル変性シリコーンオイルの配
合量が樹脂100重量部に対して0.5〜20重量部で
ある請求項5または請求項6に記載の樹脂モールド品。
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