JPH0727713Y2 - 電話機等のカバー開閉装置 - Google Patents

電話機等のカバー開閉装置

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JPH0727713Y2
JPH0727713Y2 JP1989043933U JP4393389U JPH0727713Y2 JP H0727713 Y2 JPH0727713 Y2 JP H0727713Y2 JP 1989043933 U JP1989043933 U JP 1989043933U JP 4393389 U JP4393389 U JP 4393389U JP H0727713 Y2 JPH0727713 Y2 JP H0727713Y2
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JP
Japan
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decorative cover
upper case
hinge
engaging
cover
Prior art date
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JP1989043933U
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JPH02134759U (ja
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▲吉▼広 宇藤
裕一 玉川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば、電話機やファクシミリ等の通信機器
に組込まれる電話機等のカバー開閉装置に関する。
(従来の技術) 既に提案されているこの種の電話機等のカバー開閉装置
は、第8図乃至第10図に示されるように構成されてい
る。
即ち、第8図乃至第10図において、電話機におけるケー
ス本体1には、周知の基盤やスイッチを実装したプリン
ト板が順に内蔵されており、上記ケース本体1には、ハ
ンドセット(図示されず)を載置するハンドセット台
(送受話器台)を備えた上ケース2が実質的に一体にし
て取付けられており、この上ケース2の上面には、周知
の操作釦群3を備えた操作盤4が敷設されている。又、
この操作盤4を敷設した上記上ケース2の尾端部2aに
は、一対の切欠部5が形成されており、この両切欠部5
には、各ヒンジ耳片6が上方へ突出するようにして付設
されている。さらに、この両ヒンジ耳片6の中間位置の
上記上ケース2の上面には、条堤状をなす係合突起7が
形成されており、この係合突起7は、後述する化粧カバ
ー8の開扉時、この化粧カバー8を上記上ケース2に一
時的にクリックストップして係止するようになってい
る。
一方、上記上ケース2には、化粧カバー8が上記操作盤
4を被冠するようにして開閉自在に枢着されている。即
ち、この化粧カバー8の尾端部8aには、一対の切欠部9
が形成されており、この両切欠部9には、各係合片(図
では片方のみ示されている)10が上記各ヒンジ耳片6へ
枢着するようにして付設されており、上記両切欠部9の
中間位置の上記化粧カバー8には、上記化粧カバー8の
開扉時、係合凹部11が上記係合突起7にクリックストッ
プして係止するようにして形成されている。又、上記化
粧カバー8の窓部8bには、例えば、磁気カード12、補助
カード13及び表示シート14が装着されており、上記化粧
カバー8の外側部には、つまみ8cが側方へ突出して形成
されている。さらに、このつまみ8cの傍らの上記化粧カ
バー8の内側部には、第8図に示されるように、係合爪
8dが形成されており、この係合爪8dは、上記化粧カバー
8の閉扉時、上記上ケース2の外側部に形成された係合
孔2bに係合するようにして付設されている。
従って、上述した電話機等のカバー開閉装置は、第8図
に示されるように、化粧カバー8の開扉時、この化粧カ
バー8のつまみ8cを指先でつまんで開扉することによ
り、この化粧カバー8の係合凹部11が上記係合突起7に
クリックストップして傾斜した状態で係止して開扉する
ようになっている。又、第9図に示されるように、上記
化粧カバー8の閉扉時、上記係合爪8dは、上記上ケース
2の係合孔2bに係合するようになっている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述した電話機等のカバー開閉装置で
は、化粧カバー8の閉扉時、この化粧カバー8の係合凹
部11が外部に露呈しており、この係合凹部11に塵埃が自
然に堆積してクリックストップしての機能を損なうばか
りでなく、外観デザイン上の品質を損うと共に、化粧カ
バー8の閉扉時、長く使用していると、この化粧カバー
8の変形に起因して、第8図のA矢印に示されるよう
な、外力が働くと、上記係合爪8dと上記係合孔2bとの係
合が低下して確実に係止されず、化粧カバー8が半開き
状態になる等の欠点がある。
本考案は、上述した事情に鑑みてなされたものであっ
て、化粧カバーの閉扉時、この化粧カバーの係合部を外
部に露呈しないようにし、クリックストップしての機能
を付設すると共に、塵埃を堆積しないようにし、化粧カ
バーの閉扉するとき、この化粧カバーを長期に渡って確
実に係止するようにした電話機等のカバー開閉装置を提
供することを目的とする。
〔考案の構成〕 (問題点を解決するための手段とその作用) 本考案は、ケース本体と一体をなす上ケースの一端部に
一対のヒンジ案内溝を形成し、この両ヒンジ案内溝内に
位置する上ケースの一部に係合突起を形成し、上記両ヒ
ンジ案内溝に化粧カバーの両ヒンジ部を摺動自在に嵌合
すると共に、化粧カバーの開扉時、この両ヒンジ部の一
側壁に凹部を有する一対のクリップ凸部を上記係合突起
を挟持するようにして付設し、上記上ケースの中程に位
置決めテーパー部を形成し、上記化粧カバーの内側に突
当片を上記位置決めテーパー部へ当接するようにして付
設し、化粧カバーの開扉時、この両ヒンジ部の一対のク
リップ凸部で上記係合突起を挟持し、化粧カバーの閉扉
時、この化粧カバーの突当片を上記位置決めテーパー部
へ当接して、この化粧カバーの位置ずれを解消して半開
き状態を防止するようにしたものである。
(実施例) 以下、本考案を図示の一実施例について説明する。
なお、本考案は、上述した具体例と同一構成部材には、
同じ符号を付して説明する。
第1図乃至第7図において、符号1は、電話機における
ケース本体であって、このケース本体1内には、周知の
基盤やスイッチを実装したプリント板が順に内蔵されて
おり、上記ケース本体1には、ハンドセット15を載置す
るハンドセット台(送受話器台)16を備えた上ケース2
が実質的に一体にして取付けられており、この上ケース
2の上面には、周知の操作釦群3を備えた操作盤4が敷
設されている。又、この操作盤4を敷設した上記上ケー
ス2の尾端部には、一対の切欠部5が形成されており、
この両切欠部5には、第4図及び第6図に示されるよう
に、円弧状をなす一対のヒンジ案内溝17が形成されてい
る。さらに、この両ヒンジ案内溝17内に位置する上ケー
ス2の一部には、第5図に示されるように、略水平な係
合突起2cが形成されており、上記両ヒンジ案内溝17に
は、化粧カバー18の円弧状をなす各ヒンジ部18aが摺動
自在に嵌合されている。さらに又、この各ヒンジ部18a
の一側壁には、化粧カバー18の開扉時、凹部19cを有す
るクリップ凸部19a、19bが上記係合突起2cを挟持するよ
うにして、上記化粧カバー18を一時的にクリックストッ
プして係止するように付設されている。
又一方、上記上ケース2には、上記化粧カバー18が上記
操作盤4を被冠するようにして上記各ヒンジ部18aで開
閉自在に枢着されており、この化粧カバー18の外側端部
には、第7図に示されるように、つまみ18bが側方へ突
出して形成されている。又、このつまみ18bの傍らの上
記化粧カバー18の内側部には、係合爪18cが形成されて
おり、この係合爪18cは、上記化粧カバー18の閉扉時、
上記上ケース2の外側部に形成された係合部2dに係合す
るようにして付設されている。さらに、上記上ケース2
の中程には、位置決めテーパー部2eが形成されており、
上記化粧カバー18の内側には、上記化粧カバー18の閉扉
時、突当片18dが上記位置決めテーパー部2eへ当接しな
がら相対的に上記化粧カバー18全体を、第7図において
左方へ付勢するようにして付設されている。
従って、今、第3図及び第4図に示されるように、化粧
カバー18の開扉時、この化粧カバー18のつまみ18cを指
先でつまんで開扉することにより、この化粧カバー18の
円弧状をなす各ヒンジ部18aが両ヒンジ案内溝17に案内
されながら摺動し、上記クリップ凸部19a、19bが上記係
合突起2cを挟持することによりクリックストップして傾
斜した状態で係止して開扉するようになっている(第4
図参照)。
又一方、第7図に示されるように、上記化粧カバー18の
閉扉時、上記係合爪18cは、上記上ケース2の係合部2d
に係合すると共に、上述したように上記突当片18dが上
記位置決めテーパー部2eへ当接しながら相対的に上記化
粧カバー18全体を、第7図において左方へ付勢して、上
記係合爪18cを上記上ケース2の係合部2dに係合するよ
うに幇助して確実に係止している。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、ケース本体と一体を
なす上ケースの一端部に一対のヒンジ案内溝を形成し、
この両ヒンジ案内溝内に位置する上ケースの一部に係合
突起を形成し、上記両ヒンジ案内溝に化粧カバーの両ヒ
ンジ部を摺動自在に嵌合すると共に、化粧カバーの開扉
時、この両ヒンジ部の一側壁に凹部を有するクリップ凸
部を上記係合突起を挟持するようにして付設し、上記上
ケースの中程に位置決めテーパー部を形成し、上記化粧
カバーの内側に突当片を上記位置決めテーパー部へ当接
するようにして付設し、化粧カバーの開扉時、この両ヒ
ンジ部の一対のクリップ凸で上記係合突起を挟持し、化
粧カバーの閉扉時、この化粧カバーの突当片を上記位置
決めテーパー部へ当接するようになっているので、この
化粧カバーの位置ずれを解消することができるばかりで
なく、電話機等の装置全体を壁掛け用として使用して
も、上記化粧カバーをクリックストップして傾斜した状
態で係止して開扉することもできるし、外観デザインの
見地からも品質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の電話機等のカバー開閉装置の平面
図、第2図は、本考案の電話機等のカバー開閉装置の化
粧バーを開扉した状態を示す平面図、第3図は、同上側
面図、第4図は、第3図中の鎖円A部の拡大断面図、第
5図は、第4図中の鎖線B−Bに沿う断面図、第6図
は、第4図の作用を説明するための図、第7図は、第1
図中の鎖線C−Cに沿う拡大断面図、第8図は、既に提
案されている電話機等のカバー開閉装置の斜視図、第9
図は、同上側面図、第10図は、同上分解斜面図である。 1……ケース本体、2……上ケース、2c……係合突起、
2d……係合部、2e……位置決めテーパー部、17……ヒン
ジ案内溝、18……化粧カバー、18a……ヒンジ部、18b…
…つまみ、18c……係合爪、18d……突当片、19a、19b…
…クリップ凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース本体と一体をなす上ケースの一端部
    に一対のヒンジ案内溝を形成し、この両ヒンジ案内溝内
    に位置する上ケースの一部に係合突起を形成し、上記両
    ヒンジ案内溝に化粧カバーの両ヒンジ部を摺動自在に嵌
    合すると共に、開扉時、この両ヒンジ部の一側壁に凹部
    を有する一対のクリップ凸部を上記係合突起を挟持する
    ようにして付設し、上記上ケースの中程に位置決めテー
    パー部を形成し、上記化粧カバーの内側に突当片を上記
    位置決めテーパー部へ当接するようにして付設したこと
    を特徴とする電話機等のカバー開閉装置。
JP1989043933U 1989-04-14 1989-04-14 電話機等のカバー開閉装置 Expired - Lifetime JPH0727713Y2 (ja)

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JPH02134759U JPH02134759U (ja) 1990-11-08
JPH0727713Y2 true JPH0727713Y2 (ja) 1995-06-21

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JPH02134759U (ja) 1990-11-08

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