JPH0413876Y2 - - Google Patents

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JPH0413876Y2
JPH0413876Y2 JP1157586U JP1157586U JPH0413876Y2 JP H0413876 Y2 JPH0413876 Y2 JP H0413876Y2 JP 1157586 U JP1157586 U JP 1157586U JP 1157586 U JP1157586 U JP 1157586U JP H0413876 Y2 JPH0413876 Y2 JP H0413876Y2
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memo
lid
elastic claw
card
cover
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JP1157586U
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Description

【考案の詳細な説明】 −産業上の利用分野− 本考案は例えば電話機の短縮電話カード等のよ
うに必要に応じて参照されるメモカードの収容部
構造に関し、特に、必要時に指先で開放されるメ
モ蓋の開閉機能部の改良に関する。
−従来技術− 周知のように、電話機においては、通話先の電
話番号等をメモした電話番号カードを電話機に付
設して使用者の便宜に供する場合が多いが、短縮
電話番号を記録したメモカードは、あまり大型と
ならないので、最近では、電話機本体にメモポケ
ツトを用意して同ポケツトにメモカードを収容
し、このポケツトを指先で開閉できるメモ蓋で覆
つておく構造が提案されている。ところで、従来
のメモ蓋は電話機等の機器本体に基部をヒンジ結
合するもので、機器本体との間に介装する板ばね
等で任意の開放角度に静止できる構造とされてい
る。したがつて、この構造によると、板ばね等の
力の強さにより開閉が重かつたり、電話機等が新
しい場合には問題とならないが、使用により板ば
ねの押圧力が変化すると、板ばねの保持力が弱く
なり、開放したメモ蓋が不意に閉じたり、電話機
が壁に掛けて使用されている際には、指先で押さ
えていない限り、開放位置に保てなくなること
や、メモ蓋を閉めた時に閉まる方向に力が働かな
いのでメモ蓋が浮き出し見苦しくなることがあつ
た。
−考案の目的− 本考案の目的は、機器本体がどのような姿勢で
使用されても、メモ蓋を見易い角度に確実に保持
できる、メモ蓋の開閉構造を得るにある。
−考案の構成− この目的を達成するため、本考案は、機器本体
に対してヒンジ結合されたメモ蓋を指先で開放可
能に支持して、同メモ蓋の内部にメモカードを収
容したメモ蓋の開閉構造において、前記メモ蓋の
ヒンジ部に臨んだ機器本体に弾性爪を設け、前記
弾性爪の先端を圧接されるカムブロツクを同ヒン
ジ部に取付け、メモ蓋が略閉鎖位置にあるときに
弾性爪に係合してメモ蓋を完全閉鎖位置に回動さ
せる係止面及びメモ蓋が開放されたときに弾性爪
に前記弾性爪に係合して同開放位置を保持させる
半固定突起を前記カムブロツクの周面に形成する
ことを提案するものである。
−実施例− 以下、図面について本考案の実施例の詳細を説
明する。
図示実施例は壁掛兼用型卓上電話機のメモカー
ド収容部に本考案を施こした場合の実施例であ
り、送受器1を有する電話機本体2の上面上隅部
には、詳細を第2図について後述するメモカード
3を収納できるメモポケツトAが形成してある。
そして、このメモポケツトAの表面は指先で開放
できるメモ蓋4で覆われるが、このメモ蓋4は両
端のヒンジ軸4aを電話機本体2のヒンジ孔5に
差込むことにより電話機本体2にヒンジ結合され
る。したがつて、メモ蓋4はヒンジ軸4aとは反
対側の爪掛4bをつまんで必要に応じて開放でき
る。
また、メモポケツトAの幅方向中央には、メモ
蓋4のヒンジ部に臨んだ弾性爪6が電話機本体2
と一体に形成され、この弾性爪6の先端部6aに
対応するメモ蓋4のヒンジ部にはカムブロツクが
成形してある。弾性爪6の先端部6aが圧接する
カムブロツク7の周面には、第5図に拡大して示
すように、メモ蓋4が略閉鎖位置にあるときに弾
性爪6の先端部6aに係合する係止面7aが形成
され、この係止面7aは、メモ蓋4が不完全な閉
鎖位置に戻されたとき、弾性爪6の押圧力により
メモ蓋4を第5図の反時計方向に回動させて、メ
モ蓋4を完全に閉鎖位置とする。同係止面7aの
開放方向に隣合つた位置には突起7bがあり、弾
性爪6の先端部6aが同突起7bを乗越えたとき
にメモ蓋4が開放される。
さらに、前記カムブロツク7の周面には前記突
起7bから充分に開放方向へ離間した半固定突起
7cがあり、メモ蓋4が開放されとき、この半固
定突起7cで弾性爪6の先端部6aを衝止でき
る。メモ蓋4は指先で強く押すことにより、この
半固定突起7cを乗り越えて開放できるが、メモ
蓋4が最大開放位置に達すると、弾性爪6の停止
面7dにより弾性爪6の先端部6aが抑止され
る。この最大開放時においては、半固定突起7c
と弾性爪6の係合によりメモ蓋4が閉鎖方向に回
動するのが防止されるから、メモ蓋4から指を離
しても不意にメモ蓋4が閉じることはない。
この実施例で用いるメモカード3は第2図に示
す構造をしている。このメモカード3は中央部を
横断するミシン目線3aからふたつ折りできる構
造のもので、その基部片3b両側には、前記メモ
ポケツトAの両側面の穴8に差込むことができる
固定耳3cを有している。勿論、本考案において
は、このような固定構造によらず、メモカード3
の基部片3bには固定耳3cを設けずに、基部片
3bの固定のために、基部片3bと同じ大きさの
透明な固定板を用意し、同固定板に設ける耳を穴
8に着脱可能に挿入してもよい。前記メモカード
3の可動片3dはメモ蓋4の開閉運動に伴つて開
閉するようにメモ蓋4に支持されるが、第4図に
断面して示すように、メモ蓋4の内面両側部には
“L”字状の案内フツク4cが突出される。これ
らの案内フツク4cはメモカード3の可動片3d
を摺動可能に案内かつ支持するから、メモ蓋4の
開閉運動に伴つて基部片3bに対して可動片3d
が自動的に開閉されることになる。
図示実施例は、以上のような構造であるから、
メモ蓋4の閉鎖状態においては、カムブロツク7
の係止面7aに弾性爪6が係合することになる。
即ち、この閉鎖状態にあつては、弾性爪6の押圧
力によりメモ蓋4がヒンジ軸4aを中心として第
5図の反時計方向へ回動されるので、ふたつ折り
にされたメモカード3に反力があつたり、メモ蓋
4が手で完全に閉鎖されなくとも、メモ蓋4は自
然に完全閉鎖位置となるので、半開きの状態のメ
モ蓋4が外観を損ねることはない。
また、メモカード3を参照する必要が生じて使
用者によりメモ蓋4が第5図の時計方向へ開放さ
れると、弾性爪6の先端部6aが突起7bを乗越
え、メモ蓋4が閉鎖位置から約120度回動して弾
性爪6と半固定突起7cが係合する。この第1開
放位置では、第5図に2点鎖線で示すように、電
話機本体2の上面から約120度開放した位置であ
るので、電話機が卓上で使用される場合にメモカ
ード3を見易い状態となる。同開放運動時におい
て、メモ蓋4とメモカード3の可動片3dの開放
角や開放ストロークに差が生じても、メモカード
3の可動片3dがメモ蓋4の案内フツク4cに摺
動可能に支持されているため、メモ蓋4に対して
メモカード3の可動片3dが摺動して開放角度の
差等が吸収される。したがつて、メモカード3は
メモ蓋4の開閉運動に円滑に従動するため、無理
なく開閉される。
さらに、電話機が壁に掛けて使用される場合に
あつては、前述した第1開放位置からメモ蓋4を
更に時計方向へ強く回動すればよい。この操作を
加えると、弾性爪6が半固定突起7cを乗越える
から、第5図の1点鎖線示のように、弾性爪6が
カムブロツク7の停止面7dに係合しメモ蓋4は
第2開放位置に保持される。この第2開放位置は
メモカード3の可動片3dが約180度開放された
状態であるので、メモカード3は壁に掛けられた
状態で使用者の正面を向き、見易い位置となる。
メモカード3の参照後、メモ蓋4を閉鎖方向へ
回動操作すると、メモカード3の可動片3dがメ
モ蓋4に対して摺動しつつ閉鎖状態となるが、閉
鎖運動の終期においては、再び係止面7aに弾性
爪6の先端部6aが係合するので、メモ蓋4が半
開状態でとまることはない。
なお、前記実施例においては、本考案を電話機
に適用したものを例示したけれども、本考案は他
の機器に応用できるのは指摘するまでもない。
−考案の効果− 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、機器本体の弾性爪に係合するカムブロツクに
係止面及び半固定突起を設けたため、メモ蓋が不
完全に閉鎖されても、メモ蓋が自動的に完全閉鎖
位置となり、機器本体の種々の姿勢に応じた開放
角度にメモ蓋を保持できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を施した壁掛兼用卓上電話機の
平面図、第2図は同電話機要部の拡大分解斜視
図、第3図は第1図の−線に沿う断面図、第
4図は第3図の−線に沿う断面図、第5図は
第3図の要部拡大断面図である。 2……電話機本体、3……メモカード、4……
メモ蓋、6……弾性爪、7……カムブロツク、7
a……係止面、7c……半固定突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機器本体に対してヒンジ結合されたメモ蓋を指
    先で開放可能に支持されたメモ蓋の開閉構造にお
    いて、前記メモ蓋のヒンジ部に臨んだ機器本体に
    弾性爪を設け、前記弾性爪の先端部が圧接される
    カムブロツクを同ヒンジ部に取付け、メモ蓋が略
    閉鎖位置にあるときに弾性爪に係合してメモ蓋を
    完全閉鎖位置に回動させる係止面及びメモ蓋が開
    放されたときに前記弾性爪に係合して同開放位置
    を保持させる突起を前記カムブロツクの周面に形
    成したことを特徴とするメモ蓋の開閉構造。
JP1157586U 1986-01-31 1986-01-31 Expired JPH0413876Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1157586U JPH0413876Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1157586U JPH0413876Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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Publication Number Publication Date
JPS62125051U JPS62125051U (ja) 1987-08-08
JPH0413876Y2 true JPH0413876Y2 (ja) 1992-03-30

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JP1157586U Expired JPH0413876Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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