JPH0545223Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0545223Y2 JPH0545223Y2 JP12659588U JP12659588U JPH0545223Y2 JP H0545223 Y2 JPH0545223 Y2 JP H0545223Y2 JP 12659588 U JP12659588 U JP 12659588U JP 12659588 U JP12659588 U JP 12659588U JP H0545223 Y2 JPH0545223 Y2 JP H0545223Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- lids
- lid
- pushing piece
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 claims description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 235000019640 taste Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本考案は、化粧用品、指輪、イヤリング、ネツ
クレス、カフスぼたんなどの装身具や身の回り品
など用のケースに係る。
クレス、カフスぼたんなどの装身具や身の回り品
など用のケースに係る。
《従来の技術》
従来の化粧用、装身具など用のケースは、箱状
や皿状などの本体と蓋を後端でばねを介してまた
は介さずに枢着連結し、前端において本体と蓋に
設けた係支突起を係合させて閉蓋するようにして
なり、開蓋には該係合を指頭で、あるいはプツシ
ユピースにより押圧することにより外して内部の
品物を取り出すようになつている。また、実開昭
60〜149312の考案では、内部が区分され、2枚の
蓋がそれぞれ本体に蝶着され、各蓋と本体の前端
に互いに重合する重合面を設け蓋の重合面にフツ
ク部を連設し、該フツク部と本体には重合面にス
ライド挾持片を係止して2枚の蓋を同時にロツク
し、スライドにより少なくとも1つの蓋のフツク
をはずして蓋を開くようにしてなるケースが開示
されている。
や皿状などの本体と蓋を後端でばねを介してまた
は介さずに枢着連結し、前端において本体と蓋に
設けた係支突起を係合させて閉蓋するようにして
なり、開蓋には該係合を指頭で、あるいはプツシ
ユピースにより押圧することにより外して内部の
品物を取り出すようになつている。また、実開昭
60〜149312の考案では、内部が区分され、2枚の
蓋がそれぞれ本体に蝶着され、各蓋と本体の前端
に互いに重合する重合面を設け蓋の重合面にフツ
ク部を連設し、該フツク部と本体には重合面にス
ライド挾持片を係止して2枚の蓋を同時にロツク
し、スライドにより少なくとも1つの蓋のフツク
をはずして蓋を開くようにしてなるケースが開示
されている。
《考案が解決しようとする課題》
上記従来の技術の前者ではケースの蓋を開いた
場合、蓋が上方へ開くがその重量とのバランスで
蓋は前方傾斜して内部の物の取り出しや化粧料の
使用に邪魔になり、またケースのデザインも平凡
で現今の消費者のし好の多様化にも合致しない点
があつた。後者のケースは、1つのケースで蓋を
2つとして2種類の使い分けができ、本体が大き
く蓋は小さいから開蓋状態が安定し広く開くこと
もできるが2つの蓋を同時には開けない。
場合、蓋が上方へ開くがその重量とのバランスで
蓋は前方傾斜して内部の物の取り出しや化粧料の
使用に邪魔になり、またケースのデザインも平凡
で現今の消費者のし好の多様化にも合致しない点
があつた。後者のケースは、1つのケースで蓋を
2つとして2種類の使い分けができ、本体が大き
く蓋は小さいから開蓋状態が安定し広く開くこと
もできるが2つの蓋を同時には開けない。
本考案は、従来の技術が有する問題点を除去な
いしは改善してワンタツチで2つの蓋を広く開
き、また、その開蓋状態が安定したものであるケ
ースを構造簡単で操作容易に提供しようとするも
のである。
いしは改善してワンタツチで2つの蓋を広く開
き、また、その開蓋状態が安定したものであるケ
ースを構造簡単で操作容易に提供しようとするも
のである。
《課題を解決するための手段》
本考案は、その目的を達成するため、単一の本
体に2つの蓋を、それぞれ反対方向への開放可能
に付勢軸着し、該蓋の付勢力に抗した閉合外端部
に跨つて先端が係止した屈曲係止杆を本体に揺動
可能に軸支し、本体に進退可能に嵌合した押動片
に該屈曲係止杆を一体的に掛支してなる。
体に2つの蓋を、それぞれ反対方向への開放可能
に付勢軸着し、該蓋の付勢力に抗した閉合外端部
に跨つて先端が係止した屈曲係止杆を本体に揺動
可能に軸支し、本体に進退可能に嵌合した押動片
に該屈曲係止杆を一体的に掛支してなる。
《作用》
開き方向への付勢力に抗して屈曲係止杆の先端
により係止閉合した蓋の開放は、本体端面に臨む
押動片を内方へ押圧することにより該屈曲係止杆
が軸を中心に後退方向に揺動することにより先端
の係止がはずれ、蓋は付勢力により直ちに両側へ
開く。閉蓋は、両方の蓋を閉じ合わせるだけでそ
の閉合外端部に屈曲係止杆の先端が係止する。
により係止閉合した蓋の開放は、本体端面に臨む
押動片を内方へ押圧することにより該屈曲係止杆
が軸を中心に後退方向に揺動することにより先端
の係止がはずれ、蓋は付勢力により直ちに両側へ
開く。閉蓋は、両方の蓋を閉じ合わせるだけでそ
の閉合外端部に屈曲係止杆の先端が係止する。
《実施例》
図面により本考案の詳細を説明すれば、第1図
の平面図に示すように、ケースAは、本体1と蓋
2,2からなり、本体1は区画壁1aにより収容
部1’と基部1”に区画されている。尚、収容部
1’は適宜2ないし3部に区分して使用するよう
にすると便利である。該収容部1’を覆う相対す
る蓋2,2は各外側の基部を、本体1の収容部の
側壁1aの左右端において各縦軸3とばね4によ
り互いに常に反対方向に開くように付勢して取り
付けられ、6はZ字状の屈曲係止杆で、軸5によ
り中心部を本体1の底面に揺動可能に枢着され、
先端の係止部6aが、各蓋の閉合面先端部に設け
た突起2aにまたがつて係脱自由に係止するよう
にしてなり、他方端部は押動片7に一体的に連設
し、該押動片7は、その両側の突起7aと本体1
の嵌合側壁との間の弾性により基部1”に進退可
能に嵌合して取り付けられている。6bは軸受け
部を示す。また、本体内収容部1’には底板や、
収容物によつて屈曲係止杆6、軸5などは隠蔽す
る。
の平面図に示すように、ケースAは、本体1と蓋
2,2からなり、本体1は区画壁1aにより収容
部1’と基部1”に区画されている。尚、収容部
1’は適宜2ないし3部に区分して使用するよう
にすると便利である。該収容部1’を覆う相対す
る蓋2,2は各外側の基部を、本体1の収容部の
側壁1aの左右端において各縦軸3とばね4によ
り互いに常に反対方向に開くように付勢して取り
付けられ、6はZ字状の屈曲係止杆で、軸5によ
り中心部を本体1の底面に揺動可能に枢着され、
先端の係止部6aが、各蓋の閉合面先端部に設け
た突起2aにまたがつて係脱自由に係止するよう
にしてなり、他方端部は押動片7に一体的に連設
し、該押動片7は、その両側の突起7aと本体1
の嵌合側壁との間の弾性により基部1”に進退可
能に嵌合して取り付けられている。6bは軸受け
部を示す。また、本体内収容部1’には底板や、
収容物によつて屈曲係止杆6、軸5などは隠蔽す
る。
なお、図面においては本体、蓋は平面円形、本
体は側面視が偏平な箱状であり、蓋は側面半球状
に成型されてなるが、該構成に限るものではな
く、方形その他任意の形状、構成でもよいが、蓋
の閉合内端部は開閉自由なように隅切りをしてお
くものとする。
体は側面視が偏平な箱状であり、蓋は側面半球状
に成型されてなるが、該構成に限るものではな
く、方形その他任意の形状、構成でもよいが、蓋
の閉合内端部は開閉自由なように隅切りをしてお
くものとする。
上記の構成において蓋2,2を開き本体1内に
化粧用のボアあるいは区分した各部内に化粧品を
収容し、または装身具などを収容して蓋2,2を
付勢力に抗して両方から閉じ合せれば、前進状態
の屈曲係止杆6の係止部6aが押されて軸5を中
心に揺動、後退して各蓋2,2の閉合外端の各突
起2aにまたがつて係止し蓋2,2は同時に閉合
する。その際、押動片7は屈曲係止杆6の復元弾
力によつて後退復帰する。使用の際は、押動片7
を指頭で押圧するだけで屈曲係止杆6が軸5を介
して揺動して先端の係止部6aを後退させ蓋2,
2はばねの弾性で同時に左右に開く。
化粧用のボアあるいは区分した各部内に化粧品を
収容し、または装身具などを収容して蓋2,2を
付勢力に抗して両方から閉じ合せれば、前進状態
の屈曲係止杆6の係止部6aが押されて軸5を中
心に揺動、後退して各蓋2,2の閉合外端の各突
起2aにまたがつて係止し蓋2,2は同時に閉合
する。その際、押動片7は屈曲係止杆6の復元弾
力によつて後退復帰する。使用の際は、押動片7
を指頭で押圧するだけで屈曲係止杆6が軸5を介
して揺動して先端の係止部6aを後退させ蓋2,
2はばねの弾性で同時に左右に開く。
《考案の効果》
上記の構成、作用に係る本考案の効果は次の通
りである。2つの蓋を互いに反対方向に開くよう
に付勢して取り付け、該両方の蓋にまたがつて係
止する係止部を有する1本の屈曲係止杆を1つの
押動片の押圧だけで揺動させて開閉するようにし
たから同じ操作で開、閉が迅速にできて簡単であ
る。
りである。2つの蓋を互いに反対方向に開くよう
に付勢して取り付け、該両方の蓋にまたがつて係
止する係止部を有する1本の屈曲係止杆を1つの
押動片の押圧だけで揺動させて開閉するようにし
たから同じ操作で開、閉が迅速にできて簡単であ
る。
操作用部材が押動片だけで構成が簡単である。
また蓋が水平に開いても安定がよいうえに上面が
開放されるから物の取り出し、収容が妨げられ
ず、きわめて使用し易い。
また蓋が水平に開いても安定がよいうえに上面が
開放されるから物の取り出し、収容が妨げられ
ず、きわめて使用し易い。
第1図は、本考案のケースの開蓋状態の平面
図、第2図は、同上、X−X縦断背面図、第3図
は、同上、閉蓋状態のY−Y縦断側面図、第4図
は、係止杆の斜視図である。 1……本体、2……蓋、3,5……軸、6……
屈曲係止杆、7……押動片。
図、第2図は、同上、X−X縦断背面図、第3図
は、同上、閉蓋状態のY−Y縦断側面図、第4図
は、係止杆の斜視図である。 1……本体、2……蓋、3,5……軸、6……
屈曲係止杆、7……押動片。
Claims (1)
- 本体1と、その上面を隣合つて覆う蓋2,2と
からなり、該各蓋は一端基部を本体外周1bの左
右にそれぞれ外方へ開くように付勢されて軸着さ
れ、本体底部においてZ字状などの屈曲係止杆6
の中心部を水平揺動可能に軸着して先端には左右
の蓋の閉合外端部にまたがつて係止する係止部6
aを設け、他方端は押動片7を一体に連設させて
本体側壁外からの押圧により進退するように該押
動片を本体に嵌着して該押動片の押圧にて屈曲係
止杆を揺動後退させて蓋2,2との係止を同時に
解放するようにしたことを特徴とする化粧用、装
身具など用ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12659588U JPH0545223Y2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12659588U JPH0545223Y2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0247916U JPH0247916U (ja) | 1990-04-03 |
JPH0545223Y2 true JPH0545223Y2 (ja) | 1993-11-18 |
Family
ID=31378258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12659588U Expired - Lifetime JPH0545223Y2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0545223Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106005816A (zh) * | 2016-08-10 | 2016-10-12 | 劲旅环境科技有限公司 | 一种三桶结构地埋式垃圾桶 |
CN106081413A (zh) * | 2016-08-10 | 2016-11-09 | 劲旅环境科技有限公司 | 一种地埋式垃圾桶桶盖及其组成的地埋式垃圾桶 |
CN106115108A (zh) * | 2016-08-10 | 2016-11-16 | 劲旅环境科技有限公司 | 一种多层垃圾桶桶底及其组成的地埋式垃圾桶 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6852237B2 (ja) * | 2016-07-05 | 2021-03-31 | 戎屋化学工業株式会社 | 化粧品容器 |
JP7137973B2 (ja) * | 2018-06-29 | 2022-09-15 | 日本クロージャー株式会社 | 容器蓋 |
CN113911511B (zh) * | 2021-10-19 | 2023-12-01 | 湖南蓝墨水农业发展有限公司 | 一种预包装食品储存设备 |
-
1988
- 1988-09-27 JP JP12659588U patent/JPH0545223Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106115108A (zh) * | 2016-08-10 | 2016-11-16 | 劲旅环境科技有限公司 | 一种多层垃圾桶桶底及其组成的地埋式垃圾桶 |
CN106081413B (zh) * | 2016-08-10 | 2018-09-25 | 劲旅环境科技有限公司 | 一种地埋式垃圾桶桶盖及其组成的地埋式垃圾桶 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0247916U (ja) | 1990-04-03 |
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