JP2001106245A - リッドの開閉装置 - Google Patents

リッドの開閉装置

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JP2001106245A
JP2001106245A JP32557299A JP32557299A JP2001106245A JP 2001106245 A JP2001106245 A JP 2001106245A JP 32557299 A JP32557299 A JP 32557299A JP 32557299 A JP32557299 A JP 32557299A JP 2001106245 A JP2001106245 A JP 2001106245A
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lid
pin
hinge
box body
opening
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JP32557299A
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Akiyoshi Sasamoto
章良 笹本
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Piolax Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二方向から開閉できるリッドの開閉装置の改
良。 【解決手段】 リッドLをボックス本体Bに対して二方
向から開閉するリッドの開閉装置において、リッドL又
はボックス本体Bの一方の両側に一対のヒンジピン2を
設け、他方の両側にリッドLの開閉方向に当該ヒンジピ
ン2を移動可能とするピン通路13aを有してリッドL
が閉状態においてリッドL面に沿って移動可能に各ヒン
ジピン2と係合する一対のピン溝13を設けて、該各ピ
ン溝13の内縁に、ヒンジピン2をピン通路13aから
ピン溝13の奥側に付勢する弾性付勢手段16を設け
て、リッドLのボックス本体Bに対するセンタリング状
態を得ることにより、リッドLを開放した状態にあって
も、上記弾性付勢手段16は外部に露呈する心配がなく
なるので、従来の如く、外観上の見栄えが損なわれる心
配がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車コンソール
ボックスのリッドをはじめ、各種ボックス本体の開口部
に回動可能に取り付けられるリッドを、二方向から開閉
することのできる開閉装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のリッドを二方向から開閉する装置
として、例えば、特開平4−350279号公報に示す
ものが存する。該従来の開閉装置は、具体的には図示し
ないが、上部に開口部を有するボックス本体と、該ボッ
クス本体の開口部を二方向から開閉するリッドとを備
え、ボックス本体に対しては、その側壁四隅に対の関係
にあるヒンジピンを設けると共に、両側壁の中央部に凹
部を設け、リッドに対しては、その側縁四隅に上記各ヒ
ンジピンを係合する対の関係にある長孔を穿設して、該
各長孔の一部にヒンジピンを通す切欠口を形成すると共
に、両側縁の中央部に上記凹部に弾性的に嵌入する錨状
の弾性付勢脚を設ける構成となっている。
【0003】従って、従来の開閉装置の下で、リッドが
閉塞状態にある時は、各凹部内に対する弾性付勢脚の嵌
入に伴う弾性作用で、リッドがボックス本体に対してセ
ンタリングされるので、各ヒンジピンは対応する長孔の
切欠口から抜け外れることなく確実に係合している。そ
して、リッドを左側から開放する場合には、リッドの左
側側縁を右方向へ押圧すると、左側では、ヒンジピンが
長孔の切欠口と一致し、右側では、ヒンジピンと長孔と
が更に確実に係合するので、後は、リッドを持ち上げれ
ば、リッドが左側において開放され、逆に、リッドを右
側から開放する場合には、リッドの右側側縁を左方向へ
押圧すると、今度は、右側で、ヒンジピンが長孔の切欠
口と一致し、左側で、ヒンジピンと長孔とが更に確実に
係合するので、後は、リッドを持ち上げれば、同様に、
リッドが右側においても開放されることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のリッド
の開閉装置にあっては、弾性付勢脚のセンタリング作用
で、リッドの閉塞状態を維持しながら、リッドを左右い
ずれの方向からでも開放することが可能となるが、この
為には、ボックス本体側の中央部に凹部を設け、リッド
側の中央部に弾性付勢脚を設けなければならないので、
リッドを開放した時には、この凹部と弾性付勢脚とが外
部に露呈することとなって、外観上の見栄えが著しく損
なわれると言う大きな問題点を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、斯かる従来の
開閉装置が抱える課題を有効に解決するために開発され
たもので、請求項1記載の発明は、リッドをボックス本
体に対して二方向から開閉するリッドの開閉装置におい
て、リッド又はボックス本体の一方の両側に一対のヒン
ジピンを設け、他方の両側にリッドの開閉方向に当該ヒ
ンジピンを移動可能とするピン通路を有してリッドが閉
状態においてリッド面に沿って移動可能に各ヒンジピン
と係合する一対のピン溝を設けて、該各ピン溝の内縁
に、ヒンジピンをピン通路からピン溝の奥側に付勢する
弾性付勢手段を設ける構成を採用した。
【0006】請求項2記載の発明は、リッドをボックス
本体に対して二方向から開閉するリッドの開閉装置にお
いて、リッド又はボックス本体の一方の両側に一対のヒ
ンジピンを設け、他方の両側にリッドの開閉方向に当該
ヒンジピンを移動可能とするピン通路を有してリッドが
閉状態においてリッド面に沿って移動可能に各ヒンジピ
ンと係合する一対のピン溝を設けて、該各ピン溝と上記
ピン通路との間に、リッドの閉方向移動に伴ってヒンジ
ピンをピン通路からピン溝の奥側に付勢する斜面を設け
る構成を採用した。
【0007】請求項3記載の発明は、リッドをボックス
本体に対して二方向から開閉するリッドの開閉装置にお
いて、リッド又はボックス本体の一方の両側に一対のヒ
ンジピンを設け、他方の両側にリッドの開閉方向に当該
ヒンジピンを移動可能とするピン通路を有してリッドが
閉状態においてリッド面に沿って移動可能に各ヒンジピ
ンと係合する一対のピン溝を設けて、該各ピン溝のリッ
ドとボックス本体の外側寄りの周縁部に、リッドの閉方
向移動に伴ってヒンジピンをピン通路からピン溝の奥側
に付勢する斜面を設ける構成を採用した。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3を前提として、リッドとボックス本体の間に、ヒン
ジピンがピン溝のピン通路上に位置する状態において、
リッドとボックス本体とを開き方向に付勢する第一付勢
手段を設ける構成を採用した。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項2乃至請求
項3を前提として、リッドとボックス本体の間に、ヒン
ジピンが斜面上に位置する状態において、リッドとボッ
クス本体とを閉じ方向に付勢する第二付勢手段を設ける
構成を採用した。
【0010】依って、請求項1記載の発明にあっては、
ピン溝の内縁にヒンジピンをピン溝の奥側に付勢する弾
性付勢手段を設けて、リッドのボックス本体に対するセ
ンタリング状態を得ようとする関係で、リッドを開放し
た状態にあっても、上記弾性付勢手段は外部に露呈する
ことがないので、従来の如く、外観上の見栄えが損なわ
れる心配がなくなる。
【0011】請求項2記載の発明にあっては、ピン溝と
ピン通路との間にヒンジピンをピン溝の奥側に付勢する
斜面を設けて、リッドのボックス本体に対するセンタリ
ング状態を得ようとする関係で、リッドを開放した状態
にあっても、上記斜面は外部に露呈することがないの
で、従来の如く、外観上の見栄えが損なわれる心配がな
くなる。
【0012】請求項3記載の発明にあっては、ピン溝の
外側寄りの周縁部にヒンジピンをピン溝の奥側に付勢す
る斜面を設けて、リッドのボックス本体に対するセンタ
リング状態を得ようとする関係で、リッドを開放した状
態にあっても、上記斜面は外部に露呈することがないの
で、従来の如く、外観上の見栄えが損なわれる心配がな
くなる。
【0013】請求項4記載の発明にあっては、ヒンジピ
ンがピン溝のピン通路上に位置する状態まで、全閉状態
にあるリッドをボックス本体に対して移動すると、第一
付勢手段の作用で、リッドが若干自動的に持ち上がるの
で、後は、リッドに指をかけて簡単に開くことが可能と
なる。
【0014】請求項5記載の発明にあっては、ヒンジピ
ンが斜面上に位置する状態まで、リッドをボックス本体
に対して閉方向に移動すると、第二付勢手段の作用で、
リッドが自動的に閉じると同時に、リッドがボックス本
体に対して自動的にセンタリングされることとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する各好適な
実施の形態に基づいて詳述すれば、第一実施の形態に係
るリッドの開閉装置は、自動車コンソールボックスのリ
ッドを二方向から開閉する装置として開発されたもので
あるが、特徴とするところは、以下の構成を採用した点
にある。
【0016】まず、コンソールボックスの本体B側から
説明すると、第一実施の形態にあっては、図1に示す如
く、ボックス本体Bの開口部縁の前後に第一ヒンジ部材
1を対の関係をもってネジ止めで固定する構成となって
いるが、当該各第一ヒンジ部材1は、合成樹脂で同一形
態に一体成形されて、図2にも示す如く、いずれも、そ
の両端部に一対のヒンジピン2と湾曲C字状を呈する一
対のガイド壁3を一体に設けると共に、該ヒンジピン2
を囲むように伸びる一対の弾性腕4を上記ガイド壁3と
対向して中央寄りに設け、且つ、一対の弾性腕4の間に
2個の紡錘形を呈する規制片5を一定の間隔をおいて設
ける構成となっている。尚、一対の弾性腕4の後述する
弾接ピン14の根元側に位置する側部に固定壁6を設け
て、弾性腕4自体の見栄えを良好となすと共に、組立工
程や作動中に、弾性腕4が破損することを防止してい
る。
【0017】他方、当該ボックス本体Bの開口部に回動
可能に取り付けられるリッドLは、図3に示す如く、適
宜なカバー体Lbが被冠されるその矩形状の基板Laの
前後の空所Hに、上記第一ヒンジ部材1と個々に対応す
る第二ヒンジ部材11を対の関係をもってネジ止めで固
定する構成となっているが、当該各第二ヒンジ部材11
は、同様に、同じ合成樹脂で同一形態に一体成形され
て、図4にも示す如く、その両端部に、リッドLが閉状
態においてリッドL面に沿って移動可能に上記ヒンジピ
ン2と係合する逆L字状のピン溝13を有して湾曲C字
状を呈する一対のヒンジ壁12と、上記弾性腕4にリッ
ドLの全開時に弾接する一対の弾接ピン14を設ける一
方、各ヒンジ壁12の外周にリッドLの全開時に上記対
応するガイド壁3の周方向端面と当接する凸壁15を設
けると共に、上記逆L字状のピン溝13の内縁に該ピン
溝13の開放されたピン通路13aを通過したヒンジピ
ン2をピン溝13の奥側に向かって弾性的に付勢するく
の字状の弾性羽根16を設けて、左右の各弾性羽根16
のヒンジピン2に対する押圧作用で、第二ヒンジ部材1
1をリッドLと一緒にボックス本体Bに対してセンタリ
ングできる構成となっている。尚、上記ピン溝13のピ
ン通路13aは、リッドLの開閉方向にヒンジピン2を
移動可能とするものである。
【0018】又、一対のヒンジ壁12の間に対しては、
その上部側に上記第一ヒンジ部材1の弾性腕4の上面に
弾性的に当接する突起17を設け、同下部側にリッドL
の開放時に第一ヒンジ部材1の規制片5と係止する山形
を呈する戻り防止片18を設ける構成となっている。こ
れに加えて、上記弾性羽根16の側部には固定壁19を
存在させて、当該弾性羽根16自体の破損防止を図る構
成を採用しているが、この固定壁19に対しては、図5
に示す如く、リッドLとボックス本体Bの内側寄りの周
縁部に、ヒンジピン2をピン溝13のピン通路13aを
経てピン溝13の奥側に付勢する斜面20を積極的に付
与するものとする。
【0019】従って、図5のAに示す如く、リッドLを
F1方向に引き上げると、ヒンジピン2は、そのロック
位置aからヒンジ壁12のガイド端縁12aを案内とし
て摺動しながら、位置b・c・dに至り、ここで、弾性
羽根16の反力を受けて、ピン通路13aを通って下方
に蹴り出されることとなるが、図5のBに示す如く、逆
に、リッドLをF3方向に押圧すると、そのロック位置
eから若干移動した位置fで、ヒンジピン2は上記斜面
20と当接して、その斜面20の作用で、更に、位置g
・hに至り、同様に、弾性羽根16の反力を受けて、ピ
ン通路13aを通って下方に蹴り出されることとなるの
で、これにより、リッドLが開放方向に回動することが
保障される。
【0020】依って、第一実施の形態にあっては、リッ
ドLの基板La側の空所Hに対の関係にある第二ヒンジ
部材11を固定して、該第二ヒンジ部材11のヒンジ壁
12のピン溝13内にそのピン通路13aを介してボッ
クス本体B側に固定されている第一ヒンジ部材1のヒン
ジピン2を係合すれば、これにより、リッドLがボック
ス本体Bの開口部に対して二方向から開閉できる状態に
取り付けられることとなる訳であるが、この時に、ヒン
ジピン2が対応するピン溝13のピン通路13a内に導
入されると、弾性羽根16の弾性押圧力を受けて、相対
的ではあるが、ピン溝13の奥側方向に付勢されること
となる。
【0021】即ち、リッドLが閉塞されている状態にあ
っては、図6に示す如く、左右いずれの側においても、
第一ヒンジ部材1のヒンジピン2が第二ヒンジ部材11
のヒンジ壁12のピン溝13内に係合していることとな
るが、この場合には、上記した弾性羽根16の作用で、
第二ヒンジ部材11自体がリッドLと一緒にボックス本
体Bに対して自動的にセンタリングされて、第二ヒンジ
部材11のヒンジ壁12のガイド端縁12aが対応する
ヒンジピン2の周面に等しく接触する状態に置かれる。
又、斯かる状態にあっては、図示する如く、第二ヒンジ
部材11の各突起17が第一ヒンジ部材1の弾性腕4の
上面に弾性的に当接することとなるので、リッドLの上
下方向へのガタツキが防止でき、且つ、既述した弾性羽
根16の側部に設けられた固定壁19の斜面20によっ
て、リッドLの左右方向へのガタツキをも併せて防止で
きる。
【0022】そして、今仮に、リッドLを図中左側から
開放する場合には、リッドLの左側縁を把持して、上方
に持ち上げることとなるが、この時には、図7・図8に
示す如く、左側においては、第二ヒンジ部材11のヒン
ジ壁12のガイド端縁12aが第一ヒンジ部材1のヒン
ジピン2の周面を摺動して、第二ヒンジ部材11をリッ
ドLと一緒に左方向に若干移動させるので、これに起因
して、右側においては、第一ヒンジ部材1のヒンジピン
2が第二ヒンジ部材11のピン溝13の最奥側に移動し
ながら完全に係合して、当該第二ヒンジ部材11のピン
溝13に完全係合した右側のヒンジピン2が回動軸とな
る。又、斯かる状態にあっては、図8に示す如く、右側
のヒンジピン2を中心として、各規制片5と戻り防止片
18の半径R1とR2が一定となっているので、第一ヒ
ンジ部材1側の規制片5と第二ヒンジ部材11側の戻り
防止片18とが滑らかに係止して、左方向に若干移動し
たリッドLの逆戻りを確実に防止する。
【0023】尚、第一実施の形態にあって、リッドLを
上方に持ち上げる時には、逆L字状のピン溝13の奥側
が外方に位置している関係で、リッドLに斜め外向き若
しくは水平外向きの力が加わることが好ましいので、図
9に示す如く、リッドLの左側側縁にそのような力が与
えられる形状の引き操作部21を積極的に付与すること
が好ましいが、逆に、リッドLの右側側縁に押し操作部
22を付与して、リッドLを左方向に水平に押圧するこ
とにより、左側のヒンジピン2のヒンジ壁12のピン溝
13に対する係合を解くように構成することも可能であ
る。
【0024】従って、後は、このまま、リッドLを回動
すれば、左側においては、図10に示す如く、第一ヒン
ジ部材1のヒンジピン2が第二ヒンジ部材11のピン溝
13のピン通路13aから脱するので、更に、リッドL
を回動すると、右側においては、図11に示す如く、第
二ヒンジ部材11のヒンジ壁12が対応するヒンジピン
2とガイド壁3間に徐々に入り込むと同時に、弾接ピン
14も同方向に回動して、今度は、第一ヒンジ部材1の
弾性腕4に当接することとなるが、最後は、図12に示
す如く、第二ヒンジ部材11のヒンジ壁12の外周に設
けられた凸壁15が対応する第一ヒンジ部材1のガイド
壁3の周方向端面に当接するので、これにより、リッド
Lの全開位置が規制されることとなる。しかも、ガイド
壁3は自身の湾曲C字状の端面で凸壁15を受け止める
ので、破損する心配もない。
【0025】尚、ヒンジピン2がピン溝13のピン通路
13a上に位置する状態では、突起17の弾性力と弾性
羽根16のくの字形状から得られる反力で、ヒンジピン
2がピン通路13aからスムーズに脱することができる
ので、これにより、リッドLが若干自動的に持ち上が
り、後は、リッドLに指をかけて簡単に開くことが可能
となる。
【0026】又、この状態にあっては、図示する如く、
リッドLの回動に伴い、弾接ピン14が弾性腕4上を摺
動してその凸部4aを乗り越えることとなるので、この
フリクション又はクリックで、明確な節度感を伴って、
リッドLはその全開状態に確実に保持されることとなる
が、リッドLをボックス本体Bに対してセンタリングす
る弾性羽根16や斜面20は、ピン溝13の内縁に存在
する関係で、外部に露呈することが決してないので、従
来のように、外観上の見栄えが損なわれることはない。
【0027】そして、この全開状態に保持されているリ
ッドLを閉塞する場合には、リッドLを左側に上記回動
軸となったヒンジピン2を介して回動すれば良い訳であ
るが、この時、右側においては、弾接ピン14が弾性腕
4上をその凸部4aを乗り越えて逆方向に摺動しながら
回動することとなるので、そのまま、リッドLを回動し
ていくと、今度は、左側において、第一ヒンジ部材1の
ヒンジピン2が対応する第二ヒンジ部材11のヒンジ壁
12のピン溝13内にピン通路13aを介して入り込ん
で、これにより、再び、リッドLが閉塞されることとな
る。
【0028】尚、ヒンジピン2がピン溝13に係合する
に際しては、そのピン通路13aを通過すると、ヒンジ
ピン2が弾性羽根16に接触して、弾性羽根16を撓ま
せながらデッドポイントを通過するので、これにより、
リッドLの閉塞時の明確な節度感が得られると共に、デ
ッドポイントを越えると、再度、弾性羽根16の弾性作
用で、第二ヒンジ部材11がリッドLと一緒にセンタリ
ングされて、左右どちらからでも開閉できるニュートラ
ル状態に置かれることとなる。従って、斯かるニュート
ラル状態の下では、リッドLを右側から開放することも
可能となるが、右側から開放する場合には、原理的に
は、上記左側の開放と全く同一なので、ここでは、その
説明を省略する。
【0029】次に、第二実施の形態に係るリッドの開閉
装置を説明すると、当該第二実施の形態のものも、基本
的には、上記した第一実施の形態を踏襲するものである
が、異なるところは、図13乃至図16に示す如く、第
二ヒンジ部材11側にくの字状の弾性脚片23を設け、
第一ヒンジ部材1側に当該弾性脚片23を挿入する挿入
孔24aを有する受け部24を設ける一方、第二ヒンジ
部材11のピン溝13の上縁側に湾曲状の斜面20aを
形成し、同下縁側に湾曲状の斜面20bを形成する構成
となしたものである。
【0030】依って、第二実施の形態においても、図1
3に示すリッドLの全閉状態からF1方向にリッドLを
引き上げると、ヒンジピン2は各湾曲状の斜面20a・
20bを滑ってピン溝13のピン通路13aから下方に
移動することとなるが、ヒンジピン2がピン溝13のピ
ン通路13a上に位置する状態では、図14に示す如
く、弾性脚片23のくの字状の折曲部が受け部24の挿
入孔24aを通過することとなるので、この時点で手を
離すと、受け部24の挿入孔24aの孔縁が弾性脚片2
3の下側テーパー形状部23aに当接して、リッドLに
開き方向の付勢力を与えて、図15に示す如く、リッド
Lが自動的に持ち上げる。従って、後は、リッドLに指
をかけて簡単に開くことが可能となる。
【0031】逆に、リッドLを閉じる場合には、リッド
LをF2方向に押圧すると、ヒンジピン2がピン通路1
3aから入って、上側縁の湾曲状斜面20aに当接し
て、ピン溝13の奥側に滑り込むこととなるが、ヒンジ
ピン2が斜面20a上に位置する状態では、図16に示
す如く、弾性脚片23のくの字状の折曲部が受け部24
の挿入孔24a内に復帰することとなるので、この時点
で手を離すと、受け部24の挿入孔24aの孔縁が弾性
脚片23の上側テーパー形状部23bに当接して、リッ
ドLに閉じ方向の付勢力を与えて、リッドLが自動的に
閉じると同時に、リッドLが右方向に移動して、リッド
Lがボックス本体Bに対して自動的にセンタリングされ
ることとなる。
【0032】最後に、第三実施の形態に係るリッドの開
閉装置を説明すると、当該第三実施のものは、上記第一
・第二実施の形態とは異なり、図17に示す如く、逆L
字状のピン溝13の奥側を内方に位置させて、当該ピン
溝13のリッドLとボックス本体Bの外側寄りの周縁部
に設けられる固定壁19に、リッドLの閉方向移動に伴
ってヒンジピン2をピン通路13aからピン溝13の奥
側に付勢する斜面20´を形成すると共に、第二ヒンジ
部材11のヒンジ壁12側に、リッドLの全開時に、第
一ヒンジ部材1のガイド壁3を係入する係入溝25aを
画成する湾曲C字状のストッパー片25を延設する構成
となしたものである。尚、図中26は第一ヒンジ部材1
側に設けられる山形を呈する規制片、27は第二ヒンジ
部材11側に設けられる紡錘形を呈する戻り防止片であ
る。
【0033】依って、第三実施の形態にあって、リッド
Lを図中左側から開放する場合には、左手で、リッドL
をボックス本体Bの中心に向けて引き寄せながら、リッ
ドLをF1方向に引き上げると、今度は、ヒンジピン2
を上記した斜面20´に沿わせるように、第二ヒンジ部
材11がリッドLと一緒に右方向に若干移動するので、
これに起因して、右側においては、第一ヒンジ部材1の
ヒンジピン2が対応する第二ヒンジ部材11のピン溝1
3の最奥側に完全に係合する結果、左側においては、ヒ
ンジピン2がピン溝13のピン通路13aに到達して、
ピン溝13との係合を解いて下方に移動するので、これ
により、リッドLを開放することが可能となる。尚、第
三実施の形態の下でも、具体的には図示しないが、第一
・第二実施の形態のように、ヒンジピン2がピン溝13
のピン通路13a上に位置する状態において、リッドL
とボックス本体Bとを開き方向に付勢する付勢手段を設
ければ、リッドLの左側側縁が自動的に持ち上がるの
で、リッドLの開放作業が容易となる。
【0034】又、この開放状態にあっては、図18に示
す如く、右側においては、第一ヒンジ部材1のガイド壁
3がストッパー片25で画成される係入溝25a内に係
入することとなるので、これにより、リッドLの全開位
置が確実に規制されると同時に、全開状態がより強固に
保持されることとなる。従って、後は、ボックス本体B
内に左手を入れれば、ボックス本体Bに対する物の出し
入れが容易となる。
【0035】逆に、リッドLをF3方向に押圧すると、
左側のヒンジピン2が斜面20´に沿ってピン溝13の
ピン通路13aに到達して、同様に、ピン溝13との係
合を解くので、これにより、同様な付勢手段の作用で、
リッドLの左側側縁が自動的に持ち上がって、リッドL
を容易に開放することが可能となる。
【0036】そして、この全開状態に保持されているリ
ッドLを閉塞する場合には、リッドLを右側において回
動軸となるヒンジピン2を介して左側に回動すれば、左
側において、第一ヒンジ部材1のヒンジピン2が対応す
る第二ヒンジ部材11のヒンジ壁12のピン溝13内に
ピン通路13aを介して入り込んで、これにより、再
び、リッドLが閉塞されることとなるが、この時は、左
右において、斜面20´の作用で、ヒンジピン2が対応
するピン溝13の奥側に付勢されて、第二ヒンジ部材1
1はリッドLと一緒にセンタリングされることとなる。
尚、この場合においても、第一・第二実施の形態のよう
に、ヒンジピン2が斜面20´上に位置する状態におい
て、リッドLとボックス本体Bとを閉じ方向に付勢する
付勢手段を設ければ、リッドLが自動的に閉じられるの
で、リッドLの閉塞作業も容易となる。
【0037】又、第三実施の形態にあっても、固定壁1
9の裏側には弾性羽根16が存在し、ヒンジ壁12には
ガイド端縁12aが存在することは言うまでもないが、
斜面20´に代えて、第二実施の形態における湾曲状の
斜面20a・20bを形成したり、或いは、リッドL側
に第一ヒンジ部材1を設け、ボックス本体B側に第二ヒ
ンジ部材11を設けることも実施に応じ任意である。
【0038】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、上記構成の採用
により、請求項1の下では、ピン溝の内縁にヒンジピン
をピン溝の奥側に付勢する弾性付勢手段を設けて、リッ
ドのボックス本体に対するセンタリング状態を得ようと
する関係で、リッドを開放した状態にあっても、上記弾
性付勢手段は外部に露呈することがないので、従来の如
く、外観上の見栄えが損なわれる心配がなくなる。
【0039】請求項2の下では、ピン溝とピン通路との
間にヒンジピンをピン溝の奥側に付勢する斜面を設け
て、リッドのボックス本体に対するセンタリング状態を
得ようとする関係で、リッドを開放した状態にあって
も、上記斜面は外部に露呈することがないので、従来の
如く、外観上の見栄えが損なわれる心配がなくなる。
【0040】請求項3の下では、ピン溝の外側寄りの周
縁部にヒンジピンをピン溝の奥側に付勢する斜面を設け
て、リッドのボックス本体に対するセンタリング状態を
得ようとする関係で、リッドを開放した状態にあって
も、上記斜面は外部に露呈することがないので、従来の
如く、外観上の見栄えが損なわれる心配がなくなる。
【0041】請求項4の下では、ヒンジピンがピン溝の
ピン通路上に位置する状態まで、全閉状態にあるリッド
をボックス本体に対して移動すると、第一付勢手段の作
用で、リッドが若干自動的に持ち上がるので、後は、リ
ッドに指をかけて簡単に開くことが可能となる。
【0042】請求項5の下では、ヒンジピンが斜面上に
位置する状態まで、リッドをボックス本体に対して閉方
向に移動すると、第二付勢手段の作用で、リッドが自動
的に閉じると同時に、リッドがボックス本体に対して自
動的にセンタリングされることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施の形態に係るボックス本体と
第一ヒンジ部材の関係を一部分解して示す斜視図であ
る。
【図2】(A)は第一ヒンジ部材を示す正面図、(B)
は図2AのA−A線断面図である。
【図3】本発明の第一実施の形態に係るリッドの基板と
第二ヒンジ部材の関係を一部分解して示す斜視図であ
る。
【図4】(A)は第二ヒンジ部材を示す平面図、(B)
は図4AのB−B線断面図、(C)は図4AのC−C線
断面図である。
【図5】(A)はリッドを上方向に引き上げて、ヒンジ
ピンとピン溝の係合が解かれていく状態を示す説明図、
(B)はリッドを横方向に押圧して、ヒンジピンとピン
溝の係合が解かれていく状態を示す説明図である。
【図6】リッドの閉塞状態を示す要部断面図である。
【図7】リッドが左側から持ち上げられて、左方向に若
干移動した状態を示す要部断面図である。
【図8】リッドが左側から持ち上げられて、左方向に完
全に移動した状態を示す要部断面図である。
【図9】引き操作部と押し操作部を示す説明図である。
【図10】左側のヒンジピンがヒンジ壁のピン溝から脱
した状態を示す要部断面図である。
【図11】右側のヒンジ壁がヒンジピンとガイド壁の間
に入り込んだ状態を示す要部断面図である。
【図12】リッドが全開状態に保持された状態を示す要
部断面図である。
【図13】第二実施の形態に係るリッドの開閉装置にお
いて、リッドの全閉状態を示す要部説明図である。
【図14】リッドが若干持ち上げられた状態を示す要部
説明図である。
【図15】リッドが自動的に持ち上げられた状態を示す
要部説明図である。
【図16】リッドが閉じ方向に移動した状態を示す要部
説明図である。
【図17】第三実施の形態に係るリッドの開閉装置にお
いて、リッドの全閉状態を示す要部断面図である。
【図18】リッドの全開状態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
B ボックス本体 L リッド La リッドの基板 Lb リッドのカバー体 1 第一ヒンジ部材 2 ヒンジピン 3 ガイド壁 4 弾性腕 4a 弾性腕の凸部 5 規制片 6 弾性腕側の固定壁 11 第二ヒンジ部材 12 ヒンジ壁 12a ヒンジ壁のガイド端縁 13 ピン溝 13a ピン溝のピン通路 14 弾接ピン 15 凸壁 16 弾性羽根(弾性付勢手段・第一付勢手段) 17 突起(第一付勢手段) 18 戻り防止片 19 弾性羽根側の固定壁 20 斜面 20´ 斜面 20a 上側縁の斜面 20b 下側縁の斜面 21 引き操作部 22 押し操作部 23 弾性脚片(第一付勢手段・第二付勢手段) 23a 下側テーパー形状部 23b 上側テーパー形状部 24 受け部 24a 挿入孔 25 ストッパー片 25a 係入溝 26 規制片 27 戻り防止片

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リッドをボックス本体に対して二方向か
    ら開閉するリッドの開閉装置において、リッド又はボッ
    クス本体の一方の両側に一対のヒンジピンを設け、他方
    の両側にリッドの開閉方向に当該ヒンジピンを移動可能
    とするピン通路を有してリッドが閉状態においてリッド
    面に沿って移動可能に各ヒンジピンと係合する一対のピ
    ン溝を設けて、該各ピン溝の内縁に、ヒンジピンをピン
    通路からピン溝の奥側に付勢する弾性付勢手段を設けた
    ことを特徴とするリッドの開閉装置。
  2. 【請求項2】 リッドをボックス本体に対して二方向か
    ら開閉するリッドの開閉装置において、リッド又はボッ
    クス本体の一方の両側に一対のヒンジピンを設け、他方
    の両側にリッドの開閉方向に当該ヒンジピンを移動可能
    とするピン通路を有してリッドが閉状態においてリッド
    面に沿って移動可能に各ヒンジピンと係合する一対のピ
    ン溝を設けて、該各ピン溝と上記ピン通路との間に、リ
    ッドの閉方向移動に伴ってヒンジピンをピン通路からピ
    ン溝の奥側に付勢する斜面を設けたことを特徴とするリ
    ッドの開閉装置。
  3. 【請求項3】 リッドをボックス本体に対して二方向か
    ら開閉するリッドの開閉装置において、リッド又はボッ
    クス本体の一方の両側に一対のヒンジピンを設け、他方
    の両側にリッドの開閉方向に当該ヒンジピンを移動可能
    とするピン通路を有してリッドが閉状態においてリッド
    面に沿って移動可能に各ヒンジピンと係合する一対のピ
    ン溝を設けて、該各ピン溝のリッドとボックス本体の外
    側寄りの周縁部に、リッドの閉方向移動に伴ってヒンジ
    ピンをピン通路からピン溝の奥側に付勢する斜面を設け
    たことを特徴とするリッドの開閉装置。
  4. 【請求項4】 リッドとボックス本体の間に、ヒンジピ
    ンがピン溝のピン通路上に位置する状態において、リッ
    ドとボックス本体とを開き方向に付勢する第一付勢手段
    を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
    れかに記載のリッドの開閉装置。
  5. 【請求項5】 リッドとボックス本体の間に、ヒンジピ
    ンが斜面上に位置する状態において、リッドとボックス
    本体とを閉じ方向に付勢する第二付勢手段を設けたこと
    を特徴とする請求項2乃至請求項3のいずれかに記載の
    リッドの開閉装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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