JPH0726839A - 現金処理機 - Google Patents

現金処理機

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JPH0726839A
JPH0726839A JP5193925A JP19392593A JPH0726839A JP H0726839 A JPH0726839 A JP H0726839A JP 5193925 A JP5193925 A JP 5193925A JP 19392593 A JP19392593 A JP 19392593A JP H0726839 A JPH0726839 A JP H0726839A
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Yoshinobu Aoki
善信 青木
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 解錠を行なう場合の作業効率が向上し、かつ
管理者の権限に応じた鍵の管理を簡易に行なうことがで
きる現金処理機を提供する。 【構成】 金庫処理機本体10内に設けられた金庫実装
部14に収容される金庫部16を施錠するための複数の
電磁ロック機構20A,20B,20Cと、複数の電磁
ロック機構のうち解錠できる電磁ロック機構の数に応じ
て設定された複数種類の権限を示す権限情報を格納する
権限情報記録回路13と、1つの権限情報を1枚毎に記
録した磁気カード21,22から権限情報を読み取る読
取り部11と、磁気カードから読み出した権限情報を権
限情報記憶回路13に格納された権限情報と比較し、一
致した権限に基づいて電磁ロック機構の解錠を行なう制
御部12とを備える。 【効果】 管理者の権限に応じた鍵の管理が極めて簡易
化されると共に、解錠作業の効率が格段に向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現金処理機に関し、特
に、錠解除の制御に特徴を有する現金処理機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の現金処理機では、現金管
理用として例えば本体扉の錠、金庫部の錠等の複数の錠
が備えられており、全ての錠を解錠しなければ現金の取
り出しが行えないように構成されている。また、それぞ
れの錠を解錠するための鍵は、現金管理のセキュリティ
の為にそれぞれ異なる種類のものが用意されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の現金処
理機においては、上記の如く現金管理用として本体に備
えられた複数の錠に対応する鍵はそれぞれに種類が異な
っているために、鍵の数が多くなって管理が非常に煩雑
になると共に、複数の現金処理機を管理している場合は
特に、各錠に合う鍵を見つけ出すのに手間取り作業効率
の低下をまねくという問題を抱えていた。また、現金処
理機の管理を行なうために権限の異なる複数の管理者が
存在し、それぞれの管理者の権限に応じて保有する鍵の
数が異なるため、複数の鍵を権限に応じて管理する必要
があり、さらに管理が煩雑となっていた。
【0004】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたものであり、錠を解錠を行なう場合の
作業効率が向上し、かつ管理者の権限に応じた鍵の管理
を簡易に行なうことができる現金処理機を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の現金処理機では、金庫処理機本体内に設け
られた金庫実装部に収容される金庫部を施錠するための
複数の電磁ロック機構と、前記複数の電磁ロック機構の
うち解錠できる電磁ロック機構の数に応じて設定された
複数種類の権限を示す権限情報を格納する権限情報記録
手段と、前記複数種類の権限情報の一つを1枚毎に記録
した記録媒体から前記権限情報を読み取る読取り手段
と、前記記録媒体から読み出した権限情報を前記権限情
報記憶手段に格納された権限情報と比較し、一致した権
限に対応する数だけ前記電磁ロック機構の解錠を行なう
制御部とを備える構成としている。また、本発明の好ま
しい態様によれば、前記電磁ロック機能が、前記金庫実
装部の扉を施錠する電磁ロック機構と、前記金庫を前記
金庫実装部に施錠する電磁ロック機構と、前記金庫部の
扉を施錠する電磁ロック機構とからなることを特徴とす
【0006】
【作用】本発明では、解錠権限情報が記録された記録媒
体を読取り手段に挿入すると、記録媒体に記録されてい
る解錠権限情報が読み込まれて制御部に送られる。制御
部では、記録媒体の解錠権限情報が入力すると、解錠情
報記憶手段に記憶されている解錠権限情報を読み出し、
記録媒体から読み取られた解錠権限情報と比較し、権限
情報が一致するかを判別する。比較の結果、一致した権
限情報に応じて必要な電磁ロック機構を解錠する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明による現金処理機の一
実施例を示すブロック構成図である。図1において、1
0は現金処理機本体、11は磁気カード読み取り部、1
2は制御部、13は解錠情報記憶回路、14は現金処理
機本体10に設けられた金庫実装部、15は金庫実装部
14を開閉する本体扉、16は金庫実装部14に収容さ
れる金庫部、20Aは本体扉15の電磁ロック機構、2
0Bは金庫部16を金庫実装部14に取り付ける電磁ロ
ック機構、20Cは金庫部16の扉を閉める電磁ロック
機構である。また、21及び22は、電磁ロック機構を
解錠するための磁気カードである。
【0008】現金処理機本体10に備えられている本体
扉15、金庫実装部14、金庫部16にはそれぞれ錠と
して、電磁ロック機構20A、電磁ロック機構20B、
電磁ロック機構20Cが具備されている。ある環境の現
金管理セキュリティとして、例えば、操作担当者と責任
者の二人の管理者が存在し、操作担当者は現金処理機本
体10の本体扉15までを解錠する権限aを持ち、責任
者は本体扉15と金庫実装部14と金庫部16の全てを
解錠する権限bを持つものとし、この権限aまたはbに
対応する解錠権限情報が解錠情報記憶回路4に記憶され
ているものとする。
【0009】また、上記権限を持つ操作担当者が保有す
る磁気カード21には操作担当者の権限aに対応した解
錠権限情報が予め記録され、責任者が保有する磁気カー
ド22には責任者の権限bに対応する解錠権限情報が記
録されている。
【0010】磁気カード読取り部11は、外部から上記
磁気カード21または22を挿入することができる挿入
部(図示せず)を有しており、操作担当者または責任者
が挿入部から挿入した磁気カード21または22に記録
されている解錠権限情報を読取り、読み取った解錠権限
情報を制御部12に出力する。
【0011】制御部12は、磁気カード読取り部11か
ら送られた解錠権限情報を解錠情報記憶回路13に記録
されている解錠権限情報と比較して権限の内容を判別
し、判別した権限に基づいて電磁ロック機構20A,2
0B,20Cの解錠処理を行なう。
【0012】次に、上記本実施例による現金処理機にお
ける解錠動作について図2に示す制御部12の制御処理
を示すフローチャートを参照して説明する。操作担当者
あるいは責任者がが自分の磁気カード21または22を
磁気カード読み取り部11に挿入すると、磁気カード2
1または22に記録されている解錠権限情報が読み込ま
れて制御部12に送られる。
【0013】制御部12では、磁気カード21または2
2の解錠権限情報が入力されると(ステップ201)、
解錠情報記憶回路13に記憶されている解錠権限情報を
読み出し(ステップ202)、磁気カード読取り部11
で読み取られた解錠権限情報を解錠情報記憶回路13の
情報と比較し、担当者レベルの権限aか責任者レベルの
権限bかを判別する(ステップ203)。
【0014】比較の結果、担当者レベルの権限aである
と判別した場合は(ステップ204)、本体扉15の電
磁ロック機構20Aのみを解錠する(ステップ20
5)。これにより、操作担当者は、本体扉15の開閉に
より金庫部16の存在及び施錠の確認のみを行なうこと
が可能である。
【0015】責任者レベルの権限bであると判断した場
合は(ステップ206)、本体扉15の電磁ロック機構
20Aと金庫実装部14の電磁ロック機構20B及び金
庫部16の電磁ロック機構20Cを全て解錠する(ステ
ップ207)。これにより、権限bの磁気カード22を
所持する責任者は、金庫部16内の現金を取り出すこと
が可能となる。
【0016】磁気カード読取り部11で読み取られた情
報が、解錠情報記憶回路13に記憶されている解錠権限
情報と一致しない場合には、何れの電磁ロック機構20
A,20B,20Cの解錠も行われないのは言うまでも
ない。以上好ましい実施例をあげて本発明を説明した
が、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるものでは
ない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の現金処理機
によれば、現金処理機内の錠である電磁ロック機構を記
録媒体に記録した権限情報に基づいて解錠する構成とし
たので、これまでのように現金処理機の複数の錠を解錠
するのに異なる権限情報を記録した1枚の記録媒体を鍵
として保有すればよく、管理者の権限に応じた鍵の管理
が極めて簡易化されると共に、解錠作業の効率が格段に
向上する。また、複数台の現金処理機を管理する場合に
は、各現金処理機毎に1枚ずつの記録媒体を保有するだ
けであるので、鍵の管理の簡易化及び解錠作業の効率向
上が特に顕著となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した現金処理機の一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示した現金処理機の制御部の解錠処理
内容を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 現金処理機本体 11 磁気カード読取り部 12 制御部 13 解錠情報記憶回路 14 金庫実装部 15 本体扉 16 金庫部 20A,20B,20C 電磁ロック機構 21,22 磁気カード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金庫処理機本体内に設けられた金庫実装
    部に収容される金庫部を施錠するための複数の電磁ロッ
    ク機構と、 前記複数の電磁ロック機構のうち解錠できる電磁ロック
    機構の数に応じて設定された複数種類の権限を示す権限
    情報を格納する権限情報記録手段と、 前記複数種類の権限情報の一つを1枚毎に記録した記録
    媒体から前記権限情報を読み取る読取り手段と、 前記記録媒体から読み出した権限情報を前記権限情報記
    憶手段に格納された権限情報と比較し、一致した権限に
    対応する数だけ前記電磁ロック機構の解錠を行なう制御
    部とを備えることを特徴とする現金処理機。
  2. 【請求項2】 前記電磁ロック機能が、前記金庫実装部
    の扉を施錠する電磁ロック機構と、前記金庫を前記金庫
    実装部に施錠する電磁ロック機構と、前記金庫部の扉を
    施錠する電磁ロック機構とからなることを特徴とする請
    求項1に記載の現金処理機。
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