JPH0579230A - 扉の解錠方法 - Google Patents

扉の解錠方法

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JPH0579230A
JPH0579230A JP3265399A JP26539991A JPH0579230A JP H0579230 A JPH0579230 A JP H0579230A JP 3265399 A JP3265399 A JP 3265399A JP 26539991 A JP26539991 A JP 26539991A JP H0579230 A JPH0579230 A JP H0579230A
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JP
Japan
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door
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Pending
Application number
JP3265399A
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English (en)
Inventor
Toru Aoyanagi
徹 青柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 利用者が真正であるか否かを確認することが
でき、他人による不正な扉の解錠を防げていわゆるセキ
ュリティに優れる扉の解錠方法を提供する。 【構成】 扉1に、電気ロック機構2を設け、壁3の室
外側には操作盤4を設ける。操作盤4には、カードリー
ダ40,テンキー41,指紋リーダ42等を備える。扉
1の解錠に際しては、磁気カードの読取りに係わる照合
と、利用者のデータ入力に係わる照合とに基づく判定に
よって、利用者が磁気カードの真正の所有者であるか否
かを確認する。真正であると判定したときには電気ロッ
ク機構2を解錠動作させる。利用者のデータ入力は、所
定のコードや指紋など適宜でよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扉の電気ロック機構を
解錠するに際し、利用者固有のデータが記憶されている
記憶媒体、例えば磁気カードなどを利用して、利用者が
真正であるか否かを確認するような扉の解錠方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、扉に電気ロック機構を設
け、それの解錠操作具として鍵によらなくいわゆる磁気
カードを使用することは、従来すでに行われており、例
えばホテル等において適用が見られる。すなわち、磁気
カードには予め利用者固有のデータを記憶しておき、そ
の磁気カードを読取ったときに読取りデータを、予め登
録してあるデータと照合し、この照合に基づいて扉の電
気ロック機構を解錠動作させるか否かを判定するもので
あり、磁気カードの読取り操作により電気ロック機構を
解錠して扉を開けられるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらそうした
磁気カードにあっても、鍵と同様に紛失や盗難の恐れが
あり、これを取得した他人に悪用されかねないという問
題があった。
【0004】本発明は、前記の事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、利用者が真正であるか否かを確
認することができ、他人による不正な扉の解錠を防げて
いわゆるセキュリティに優れる扉の解錠方法を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、利用者固有のデータが記憶されている記憶媒
体を読取り、利用者が記憶媒体の真正の所有者と確認で
きたとき扉の電気ロック機構を解錠動作させる扉の解錠
方法において、記憶媒体の読取りデータと予め登録して
あるデータとを照合するとともに、その読取りデータま
たはその読取りデータによってアクセスされた登録デー
タと、利用者によって入力されたデータとを照合し、そ
れらの照合に基づいて利用者が記憶媒体の真正の所有者
であるか否かを判定し、記憶媒体の真正の所有者である
と判定したときに扉の電気ロック機構を解錠動作させる
ことを特徴とする。
【0006】また本発明は、利用者によって入力される
データが、キー操作による所定のコードデータであるこ
とを特徴とする。
【0007】さらに利用者によって入力されるデータ
が、読取り操作による指紋データであることを特徴とす
る。
【0008】さらにまた、利用者によって入力されるデ
ータが、キー操作による所定のコードデータと読取り操
作による指紋データとの二種類のデータであることを特
徴とする。
【0009】
【作用】本発明の作用について述べると、利用者固有の
データが記憶されている記憶媒体が読取られ、この読取
りデータと予め登録してあるデータとが照合されるとと
もに、その読取りデータまたはその読取りデータによっ
てアクセスされた登録データと、利用者によって入力さ
れるデータとが照合される。このため利用者は、記憶媒
体の読取り操作に加えてデータの入力操作も行わなけれ
ばならない。利用者が入力すべきデータは、記憶媒体の
真正の所有者でなければ知り得ないので、当て推量では
正値を入力するのがむずかしく実際上不可能である。し
たがって、記憶媒体の読取りに係わる照合と、利用者の
データ入力に係わる照合とに基づく判定によって、利用
者が記憶媒体の真正の所有者であるか否かを確認するこ
とができる。利用者が記憶媒体の真正の所有者であると
判定したときには、扉の電気ロック機構が解錠動作され
る。
【0010】利用者のデータ入力としては、キー操作に
より所定のコードデータを入力させたり、読取り操作に
より指紋データを入力させたり、またキー操作による所
定のコードデータと読取り操作による指紋データとの二
種類のデータを入力させる方法をとればよい。何れにし
ても、実際上当て推量では正値を入力できなく、ことに
指紋の読取りでは論外である。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、添付図面を参
照して説明する。図1は、本発明の好適な一実施例を示
す扉の斜視図であり、同図は一部を破断して示してい
る。扉1には、ノブ機構10の下部に電気ロック機構2
が設けられている。そして、壁3の室外側には、この扉
1が開閉する開口部に隣接して電気ロック機構2の操作
盤4が設けられており、この操作盤4により電気ロック
機構2を施錠動作および解錠動作させることができるよ
うになっている。
【0012】操作盤4には、図示しない磁気カードに記
憶されているデータを読取りためのカードリーダ40、
コードデータを入力するために用いられるテンキー4
1、利用者の指紋を読取るための指紋リーダ42、利用
者のデータ入力が不適切なことを点滅により報知する表
示ランプ43、電気ロック機構2が解錠状態にあること
を鳴動により報知するブザー44が備えられており、こ
れらのものは、図2に示すようにI/Oポートを介して
コンピュータ5に接続されている。このコンピュータ5
は、CPU,RAM,ROMおよびI/Oポートにより
なるものであり、そのI/Oポートを介して電気ロック
機構2と接続されるとともに、管理センタ6の図示しな
いホストコンピュータとも接続されている。
【0013】図3は、操作盤による電気ロック機構の解
錠を説明するフローチャートである。扉1の解錠に際し
ては、まずカードリーダ40で磁気カードの読取りが行
われる(S1)。この磁気カードには、利用者固有のデ
ータが予め記録されている。また、コンピュータ5のR
AMには照合のための基準データが予め登録されてい
る。この基準データは、管理センタ6のホストコンピュ
ータによって管理されており、適宜に更新されるように
なっている。そこで、この読取りデータと基準データと
を照合する(S2)。
【0014】とともに、利用者によるデータ入力が行わ
れる(S3)。このデータ入力としては、テンキー41
で所定のコードデータを入力することで良く、指紋リー
ダ42で利用者の指紋を読取ることでもよい。また、テ
ンキー41で所定のコードデータを入力することと、指
紋リーダ42で利用者の指紋を読取ることの二つを行う
ようにしてもよい。そして、利用者によって入力された
データと、磁気ガードの読取りデータまたはこの読取り
データによってアクセスされた登録データとを照合する
(S4)。さらに、ここでの照合(S4)と、先の照合
(S2)とに基づいて、利用者が磁気カードの真正の所
有者であるか否かを判定する(S5)。つまり、全ての
照合にデータの合致が得られればそれは磁気カードの真
正の所有者であると判定するものであり、(S5,真)
このとき電気ロック機構2を解錠動作させる(S6)。
【0015】このように、利用者固有のデータが記録さ
れている磁気カードが読取られ、この読取りデータと予
め登録してある基準データとが照合されるとともに、そ
の読取りデータまたはその読取りデータによってアクセ
スされた登録データと、利用者によって入力されるデー
タとが照合されるので、利用者は磁気カードの読取り操
作に加えて、所定のコードや指紋といったデータの入力
操作も行わなければならない。利用者が入力すべきデー
タは、磁気カードの真正の所有者でなければ知り得ない
ので、当て推量では正値を入力するのがむずかしく実際
上不可能である。したがって、磁気カードの読取りに係
わる照合と利用者のデータ入力に係わる照合とに基づく
判定によって、利用者が磁気カードの真正の所有者であ
るか否かを確認することができる。すなわち、利用者が
真正であるか否かを確認することができ、真正であると
判定したときには電気ロック機構2が解錠動作されるも
のであり、その結果他人による不正な扉の解錠を防ぐこ
とができ、いわゆるセキュリティに優れている。
【0016】なお、利用者のデータ入力では、所定のコ
ードや指紋などの何れにしても、実際上当て推量では正
値を入力できなく、ことに指紋の読取りでは論外なの
で、他人の不正使用を防ぐことに絶大な効果がある。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる扉の解錠方法によれば、利用者は記憶媒体の読取り
操作に加えてデータの入力操作も行わなければならな
く、利用者が入力すべきデータは、当て推量では正値を
入力するのが実際上不可能なので、記憶媒体の読取りに
係わる照合と利用者のデータ入力に係わる照合とに基づ
く判定によって、利用者が記憶媒体の真正の所有者であ
るか否かを確認することができる。すなわち、利用者が
真正であるか否かを確認することができ、真正であると
判定したときには扉の電気ロック機構が解錠動作される
ものであり、その結果他人による不正な扉の解錠を防ぐ
ことができ、いわゆるセキュリティに優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す扉の斜視図である。
【図2】本発明にかかる制御系の作動機構を示すブロッ
ク図である。
【図3】操作盤による電気ロック機構の解錠を説明する
フローチャートである。
【符号の説明】
1 扉 2 電気ロック機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者固有のデータが記憶されている記
    憶媒体を読取り、利用者が記憶媒体の真正の所有者と確
    認できたとき扉の電気ロック機構を解錠動作させる扉の
    解錠方法において、上記記憶媒体の読取りデータと予め
    登録してあるデータとを照合するとともに、該読取りデ
    ータまたは該読取りデータによってアクセスされた登録
    データと、利用者によって入力されたデータとを照合
    し、それらの照合に基づいて利用者が記憶媒体の真正の
    所有者であるか否かを判定し、利用者が記憶媒体の真正
    の所有者であると判定したときに扉の電気ロック機構を
    解錠動作させることを特徴とする扉の解錠方法。
  2. 【請求項2】 利用者によって入力されるデータが、キ
    ー操作による所定のコードデータであることを特徴とす
    る請求項1記載の扉の解錠方法。
  3. 【請求項3】 利用者によって入力されるデータが、読
    取り操作による指紋データであることを特徴とする請求
    項1記載の扉の解錠方法。
  4. 【請求項4】 利用者によって入力されるデータが、キ
    ー操作による所定のコードデータと読取り操作による指
    紋データとの二種類のデータであることを特徴とする請
    求項1記載の扉の解錠方法。
JP3265399A 1991-09-18 1991-09-18 扉の解錠方法 Pending JPH0579230A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000060196A1 (en) * 1999-04-06 2000-10-12 Fist Co., Ltd. Door access control method and device using fingerprint
KR100320657B1 (ko) * 1999-04-03 2002-01-17 김 종 해 호텔 객실용 도어록 시스템

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KR100320657B1 (ko) * 1999-04-03 2002-01-17 김 종 해 호텔 객실용 도어록 시스템
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