JPH09212460A - 利用者確認システム - Google Patents

利用者確認システム

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JPH09212460A
JPH09212460A JP8017450A JP1745096A JPH09212460A JP H09212460 A JPH09212460 A JP H09212460A JP 8017450 A JP8017450 A JP 8017450A JP 1745096 A JP1745096 A JP 1745096A JP H09212460 A JPH09212460 A JP H09212460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
code
data carrier
permission signal
radio wave
Prior art date
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Pending
Application number
JP8017450A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nakahata
寛 中畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Avionics Co Ltd filed Critical Nippon Avionics Co Ltd
Priority to JP8017450A priority Critical patent/JPH09212460A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正規の利用者かどうかを確認して不正使用を
防止する。 【解決手段】 データキャリア1を携帯する利用者が近
づくと、読取装置4はキャリア1からIDコードを読み
取る。判断回路7は、このコードをメモリ5に登録され
たコードと照合して正規の利用者かどうかを判断する。
許可信号出力回路8は、判断回路7で正規の利用者と判
断される限り許可信号を出力し続ける。被制御装置3は
許可信号が入力されたときにその使用を許可する。こう
して、IDコードが登録されていない不正規な利用者の
使用を拒否できる。また、使用許否の判断を常時行うの
で、使用中に利用者が電源を切る等の処置を忘れて装置
3から離れた場合でも、不正規な利用者の使用を拒否で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不正使用の防止あ
るいは盗難防止などのために、正規の利用者かどうかを
確認して利用対象となる装置の使用の許否を決定する利
用者確認システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、不正使用の防止などのために利用
者確認を必要とするコンピュータ等の装置では、利用者
が装置を使用するときに、キーボードからパスワードを
入力したり、磁気カード等を使用して許可コードを入力
したりすることによって、装置が入力されたパスワード
/許可コードに基づいて正規の利用者かどうかを判断
し、正規の利用者であれば使用を許可するようになって
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のシ
ステムでは、パスワード/許可コードの入力によって利
用者の確認を行っているので、不正規の利用者がパスワ
ード/許可コードを偶然あるいは不正に取得した場合、
正規の利用者が気がつかない間に不正規の利用者に使用
許可を与えてしまうという問題点があった。また、使用
中に正規の利用者が電源を切る等の処置を忘れて装置か
ら離れると、作動中の装置を不正規の利用者が使用して
しまうという問題点があった。また、多数の非正社員を
雇用しているために人員が非常に流動的な企業等におい
て、金銭取扱いなどの重要なシステムに関するパスワー
ドを非正社員に教えてしまうと、非正社員の退職後ある
いは退出後にシステムに違法に侵入される恐れがあると
いう問題点があった。本発明は、上記課題を解決するた
めになされたもので、不正規の利用者の使用を拒否する
ことができる利用者確認システムを提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の利用者確認シス
テムは、利用者が携帯可能な形状であって、質問電波を
受信すると固有のIDコードを含む応答電波を送信する
データキャリアと、IDコードに基づいて正規の利用者
と判断したときに許可信号を出力する利用者制限装置
と、許可信号が入力されたときに利用者の使用を許可す
る被制御装置とを有し、利用者制限装置は、質問電波を
送信すると共にデータキャリアから送信された応答電波
を受信してIDコードを得る読取装置と、読取装置で得
られたIDコードを予め登録されたIDコードと照合し
て正規の利用者かどうかを判断する判断回路と、この判
断回路によって正規の利用者と判断される限り、被制御
装置に許可信号を連続して出力し続ける許可信号出力回
路とからなるものである。データキャリアを携帯する利
用者が近づくと、利用者制限装置内の読取装置がデータ
キャリアからのIDコードを受信し、判断回路がこのI
Dコードを登録されたIDコードと照合して正規の利用
者かどうかを判断し、正規の利用者と判断される限り、
許可信号出力回路が許可信号を出力する。これにより、
IDコードが登録された正規の利用者のみに被制御装置
の使用が許可される。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
を示す利用者確認システムのブロック図である。1は質
問電波を受信すると固有のIDコードを含む応答電波を
送信するデータキャリア、2はIDコードに基づいて正
規の利用者と判断したときに許可信号を出力する利用者
制限装置、3は許可信号が入力されたときに利用者の使
用を許可するコンピュータ等の被制御装置、4は質問電
波を送信すると共にデータキャリア1から送信された応
答電波を受信してIDコードを得る非接触式自動識別コ
ード読取装置(RFIDリーダ)である。
【0006】また、5はIDコードを記憶するIDコー
ド登録用メモリ、6はIDコード登録用メモリ5にID
コードを登録するための登録回路、7は読取装置4で得
られたIDコードをメモリ5に登録されたIDコードと
照合して正規の利用者かどうかを判断する判断回路、8
は判断回路7によって正規の利用者と判断される限り、
被制御装置3に許可信号を連続して出力し続ける許可信
号出力回路である。
【0007】次に、このような利用者確認システムの動
作を被制御装置3がコンピュータの例で説明する。デー
タキャリア1は、コンピュータ3を使用できる正規の利
用者が携帯するIDカード、名札、腕輪等に取り付けら
れており、利用者を識別するためのIDコードが書き込
まれている。
【0008】そして、正規の利用者が常時携帯するデー
タキャリア1のIDコードは、利用者制限装置2内のI
Dコード登録用メモリ5に予め登録されている。IDコ
ードをメモリ5に登録するためには、データキャリア1
を利用者制限装置2に近づけて、後述のように読取装置
4で読み取ったキャリア1のIDコードを登録回路6に
よってメモリ5に記録すればよい。
【0009】次に、データキャリア1を携帯した利用者
がコンピュータ3に近づくと、コンピュータ3に付加さ
れた利用者制限装置2内の読取装置4とデータキャリア
1が十分に接近するので、読取装置4から常時送出され
ている質問電波がデータキャリア1に届くような状態と
なる。データキャリア1は、質問電波を受信するとID
コードを含む応答電波を送信する。そして、読取装置4
は、受信した応答電波からIDコードを取り出して判断
回路7に出力する。
【0010】続いて、判断回路7は、読取装置4から出
力されたIDコードをIDコード登録用メモリ5に登録
されているIDコードと照合して利用者の確認を行う。
そして、該当するIDコードがメモリ5に登録されてい
れば正規の利用者と判断し、登録されていなければ不正
規の利用者と判断する。許可信号出力回路8は、判断回
路7で正規の利用者と判断されたときに許可信号をコン
ピュータ3に出力し、コンピュータ3は、許可信号の入
力により正規の利用者による使用と認識する。こうし
て、利用者はコンピュータ3を使用することができる。
【0011】また、許可信号が入力されない場合、コン
ピュータ3は、キーボードが操作されても無視するよう
にキーボードをロックするなどして使用を拒否する。こ
うして、パスワード/許可コードを不正に取得される可
能性がある従来の方式に比べて偽造が困難で、かつコー
ドの読み取りに専用の読取装置4が必要なデータキャリ
ア2を用いることで、コンピュータ3の不正な使用を防
止することができる。
【0012】また、許可信号出力回路8は、判断回路7
によって正規の利用者と判断される限り、コンピュータ
3に許可信号を連続して出力し続ける。このため、コン
ピュータ3の使用の許否の判断は、コンピュータ3の動
作中常時行われる。したがって、装置の使用の許否をパ
スワード/許可コードの入力により使用開始時だけ判断
して、このとき許可すれば以降は常時許可とする従来に
比べて、本実施の形態では、データキャリア1を携帯し
た利用者がコンピュータ3から離れるときに電源を切る
等の処置を忘れても、不正な利用者の使用を拒否するこ
とができる。
【0013】これは、データキャリア1がコンピュータ
3から離れてキャリア1のIDコードが得られなくなっ
たことにより、許可信号出力回路8が許可信号の出力を
止めるためである。また、正規の利用者が身に付けてい
る物品にデータキャリア1を取り付けておけばよいの
で、被制御装置3の使用制限を実施していることを正規
の利用者に対しても必ずしも教える必要はない。
【0014】したがって、例えば多数の非正社員を雇用
している企業等において、データキャリア1を非正社員
の制服に密かに取り付けておけば、使用制限を実施して
いることを気付かれることなく被制御装置3を使用させ
ることができ、非正社員の退職時あるいは退出時には制
服を返還させるので、退職後や退出後に被制御装置3を
不正に使用される恐れがなくなる。
【0015】なお、本実施の形態では、被制御装置3を
コンピュータとしているが、コンピュータに限らないこ
とは言うまでもなく、例えば作業者の識別コードをテン
キー等から入力させて使用の許否を判断する工作機械に
本発明を適用してもよい。また、解錠番号の設定や鍵が
必要な金庫に本発明を追加して、上記許可信号が得られ
ないときは金庫の電源を切るようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、データキャリアを携帯
した利用者が被制御装置に近づいて読取装置の読取範囲
内に入るだけで、被制御装置の使用が許可されるので、
従来のようにパスワード等を被制御装置に入力する必要
がなく、部外者には被制御装置の使用制限を実施してい
ることさえ秘密にできる。このため、正規の利用者もパ
スワード等を覚える必要がなくなり、偽造が困難で、I
Dコードの読み取りに専用の読取装置が必要なデータキ
ャリアを用いることにより、不正規な利用者による被制
御装置の使用を拒否することができる。また、IDコー
ドを非接触で常時入力できるデータキャリア及び読取装
置を使用することにより、使用許否の判断を被制御装置
の動作中常に行うので、使用中に正規の利用者が電源を
切る等の処置を忘れて被制御装置から離れた場合でも、
不正規な利用者の使用を拒否することができる。また、
被制御装置の使用制限を実施していることを正規の利用
者にも教えなくてもよいので、例えば多数の非正社員を
雇用している企業等においてデータキャリアを非正社員
の制服に密かに取り付けておけば、非正社員の退職後あ
るいは退出後に被制御装置を不正に使用される恐れがな
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す利用者確認
システムのブロック図である。
【符号の説明】
1…データキャリア、2…利用者制限装置、3…被制御
装置、4…非接触式自動識別コード読取装置、5…ID
コード登録用メモリ、6…登録回路、7…判断回路、8
…許可信号出力回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が携帯可能な形状であって、質問
    電波を受信すると固有のIDコードを含む応答電波を送
    信するデータキャリアと、 IDコードに基づいて正規の利用者と判断したときに許
    可信号を出力する利用者制限装置と、 許可信号が入力されたときに利用者の使用を許可する被
    制御装置とを有し、正規の利用者かどうかを確認して被
    制御装置の使用の許否を決定する利用者確認システムで
    あって、 前記利用者制限装置は、前記質問電波を送信すると共に
    データキャリアから送信された応答電波を受信してID
    コードを得る読取装置と、 この読取装置で得られたIDコードを予め登録されたI
    Dコードと照合して正規の利用者かどうかを判断する判
    断回路と、 この判断回路によって正規の利用者と判断される限り、
    被制御装置に前記許可信号を連続して出力し続ける許可
    信号出力回路とからなるものであることを特徴とする利
    用者確認システム。
JP8017450A 1996-02-02 1996-02-02 利用者確認システム Pending JPH09212460A (ja)

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Cited By (5)

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