JPH07172492A - 宅配用カード式ロッカー - Google Patents

宅配用カード式ロッカー

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JPH07172492A
JPH07172492A JP17268693A JP17268693A JPH07172492A JP H07172492 A JPH07172492 A JP H07172492A JP 17268693 A JP17268693 A JP 17268693A JP 17268693 A JP17268693 A JP 17268693A JP H07172492 A JPH07172492 A JP H07172492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
delivery
locker
key
lock
Prior art date
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Pending
Application number
JP17268693A
Other languages
English (en)
Inventor
Seizo Hirabayashi
清造 平林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OKAWA CORP KK
OKAWA SASH SANGYO KK
OOKAWA CORP KK
OOKAWA SASH SANGYO KK
Original Assignee
OKAWA CORP KK
OKAWA SASH SANGYO KK
OOKAWA CORP KK
OOKAWA SASH SANGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by OKAWA CORP KK, OKAWA SASH SANGYO KK, OOKAWA CORP KK, OOKAWA SASH SANGYO KK filed Critical OKAWA CORP KK
Priority to JP17268693A priority Critical patent/JPH07172492A/ja
Publication of JPH07172492A publication Critical patent/JPH07172492A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷物が所定の場所に配達されたことを荷受人
に確実に伝達するとともに、送達を完了する。 【構成】 荷物を宅配用カード式ロッカーに預け入れる
場合、特定の磁気内蔵カード16がカード差込口3に捜
入されることで、はじめて鍵4の施錠が可能となる。そ
して、荷物を入れたあとで施錠し、鍵4を抜き、カード
16は所定の業者が持ち帰り、鍵4のみが荷受人のポス
トに入れられ、配達が完了することになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に宅配業者により配
送される荷物の荷受人が不在の場合、その荷物を一時的
に預け入れておく際に利用されるロッカーに関する。
【0002】
【従来の技術】これまでの宅配システムでは、荷受人が
不在の場合、不在通知をポストに入れて、近所の家の人
か、大家などに預けるか、あるいはそれもできない場
合、配送業者が持ち帰り、保管し、再び配送していた。
また、荷受人不在時の配達をできる限り避けるように、
送り主に配送時間を指定させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような宅配システ
ムの場合、荷受人不在の際に、不在通知をポストに入れ
ておくものの、荷物の預け場所が不特定になることで、
荷物管理上の責任問題が生じる。また、持ち帰った場
合、配達が1回で完了できず、再配送料、それまでの保
管料など、余分なコストがかかってしまっていた。
【0004】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、荷物の預け場所を家のポストとは別の所
定の場所に確保し、さらに荷物が前記所定の場所に配達
されたことを荷受人に確実に伝達するとともに、送達を
完了できるカード式のロッカーを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の宅配用カード式ロッカーは、施錠で鍵の抜
き取りが可能になり、解錠後、鍵の抜き取りが不可能に
なる錠を有するロッカーであって、錠の近傍には内部に
磁気読取装置を有するカード差込口が形成されており、
錠は特定の磁気内蔵のカードが前記カード差込口に捜入
され、正しく認識された時のみ、扉の開放と鍵の施錠を
可能にする制御手段を有していることを特徴としてい
る。
【0006】
【作用】荷物をロッカーに預け入れる場合、特定の磁気
内蔵のカードがロッカーのカード差込口に捜入されるこ
とで、はじめて鍵の施錠が可能となり、荷物を入れたあ
とで施錠し、鍵を抜き、そしてカードは所定の所有者
(業者)が持ち帰り、鍵のみが荷受人のポストに入れら
れ、配達が完了することになり、さらに、荷受人は鍵の
存在で、荷物の配達があったことを確実に知ることがで
きる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0008】図1には、本発明の実施例のカード式宅配
ロッカー1の構成が示されている。カード式宅配ロッカ
ー1は、荷物収納部2と、カード差込口3及び錠4を有
する操作部5とがワンユニットとして構成されている。
【0009】さらに、荷物収納部2は、開閉時に操作部
5と隣接する部分にロック受部6と、取手部7を有する
片開き式の扉8が形成され、荷物収納部2の側部には、
扉8のロック受部6に対応するロック部9が形成されて
いる。
【0010】図2に示されるように、操作部5には、ロ
ック制御装置10が内設されている。制御装置10は、
カード差込口3と接続する磁気読取装置11と、前記磁
気読取装置11と接続する判別機12と、前記判別機1
2と接続され、さらに錠4に接続される錠の制御装置1
3とを有している。従って、カード差込口3と錠4は、
ロック制御装置10を介し、互いにリンクされることに
なる。
【0011】さらに錠4には、鍵穴14が形成されてお
り、前記鍵穴14の上端が点a,b間の角度分、回転で
きる機構を有し、鍵15を鍵穴14に捜入し、点aから
bへ回すと解錠されることになる。
【0012】図3には本発明の第2実施例が示されてい
る。これは荷物収納部2と操作部5とをワンユニットと
し、そのユニットを多段に積み重ねて使用する例であ
る。この場合、各々のワンユニットの利用者は複数にな
り、共同で使用することになるので、鍵は各々異なる形
状を有し、さらに、ユニット別にロッカー番号が明示さ
れているので、間違って別のロッカーを開けてしまう危
険はない。
【0013】図4はロッカーを使用する際に行う操作
と、それに伴う内部装置の機能の一連の流れを示したフ
ローチャートである。
【0014】まず、業者が所有する磁気で情報を内蔵し
たカード16が、各ブロックのいずれかのカード差込口
3に差込まれると、磁気読取装置11がカード16に内
蔵された磁気を読み取り、判別機12が作動する(S
1)。
【0015】そこで、まず判別機12がカード16を認
識しなかった場合(S2)、解錠の状態でロックされて
いて、施錠はできない(F1)。また、解錠の状態であ
るため、鍵は差込まれたままの状態で抜き取ることはで
きない(F3)ため、第三者にいたずらに鍵が抜き取ら
れ、紛失してしまうという危険を防止することができ
る。
【0016】次に判別機12が正しいカード16である
ことを認識した場合(S3)、ここで鍵穴14の回転機
構のロックが解錠され(F2)、施錠が可能となる(S
4)。また、施錠されたことにより、鍵15の抜き差し
も可能となり(S5)、業者は抜き取った鍵15を荷受
人のポストに入れることで送達を完了できる(S5)。
また、カード16は業者が持ち帰り、繰り返し使用する
ことができる。
【0017】そして鍵15が届けられた荷受人は、鍵1
5を介して解錠し、荷物を取り出すことができる(S
6)。また、解錠された時点で再び鍵穴14の回転機構
がロックされ、次にカード16が正しく認識されるまで
施錠はできず(F2)、鍵は抜き取りが出来なくなる
(F1)。
【0018】ここでワンユニットのロッカーが多数に設
置された宅配用カード式ロッカー1を用いた場合、鍵が
ワンユニットごとに異なる形状であり、さらにロッカー
番号が明示されているので間違って別の荷物のロッカー
を開けてしまう危険はない。
【0019】図5は本発明第3実施例が示されている。
これはまず磁気内蔵のカード16には、それぞれカード
別に番号が記憶されていることが前提となる。そして前
記磁気内蔵カード16がカード差込み口3に差込まれた
時点で、制御装置10内の磁気読取装置11に接続され
た記憶メモリー17が作動し、前記磁気内蔵カード16
のカード別番号とその時刻が記憶される。これにより、
いつどの磁気カード所有者が宅配用カード式ロッカー1
を使用したかが記録されるので、荷物管理上の責任が明
確になる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、荷物の預け場所を、家
のポストとは別の所定の場所に確保し、さらに荷物が前
記所定の場所に配達されたことを荷受人に確実に伝達
し、かつ送達を完了できる。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】宅配用カード式ロッカーの実施例の斜視図であ
る。
【図2】操作部の内部構造図である。
【図3】本発明第2実施例の宅配用カード式ロッカーの
斜視図である。
【図4】操作に伴う制御装置の作動状況を示す図であ
る。
【図5】本発明第3実施例の操作部の内部構造図であ
る。
【符号の説明】
1 宅配用カード式ロッカー 2 荷物
収納部 3 カード差込口 4 錠 5 操作部 6 ロッ
ク受部 7 取手 8 扉 9 ロック部 10 制御
装置 11 磁気読取装置 12 判
別機 13 錠の制御装置 14 鍵
穴 15 鍵 16 磁
気内蔵カード 17 記憶メモリー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施錠で鍵の抜き取りが可能になり、解錠
    後、鍵の抜き取りが不可能になる錠を有するロッカーで
    あって、錠の近傍には内部に磁気読取装置を有するカー
    ド差込口が形成されており、錠は特定の磁気内蔵のカー
    ドが前記カード差込口に捜入され、正しく認識された時
    のみ、扉の開放と鍵の施錠を可能にする制御手段を有し
    ていることを特徴とする宅配用カード式ロッカー。
  2. 【請求項2】 前記宅配用カード式ロッカーが、多段に
    積み重ねて設置され、各々のボックスの所有が特定され
    ない場合には、各々の鍵が異なる形状を有する請求項1
    に記載の宅配用カード式ロッカー。
  3. 【請求項3】 磁気内蔵のカードが、それぞれカード別
    に番号が記憶されており、制御手段が、前記磁気内蔵の
    カードがカード差込み口に差込まれた時点で、カード別
    番号が記憶される装置を有する請求項1又は2に記載の
    宅配用カード式ロッカー。
JP17268693A 1993-06-18 1993-06-18 宅配用カード式ロッカー Pending JPH07172492A (ja)

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JP17268693A JPH07172492A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 宅配用カード式ロッカー

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005216199A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Nec Corp 宅配便送料設定受領方法及びそれを適用した宅配便送料設定受領システム
JP2011091916A (ja) * 2009-10-21 2011-05-06 Panasonic Electric Works Co Ltd 電気自動車用充電スタンド

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005216199A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Nec Corp 宅配便送料設定受領方法及びそれを適用した宅配便送料設定受領システム
JP4548576B2 (ja) * 2004-02-02 2010-09-22 日本電気株式会社 宅配便送料設定方法及びそれを適用した宅配便送料設定システム
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