JP2018129067A - 貨幣処理機 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストを低減することができる貨幣処理機の提供。【解決手段】操作入力手段を有し操作入力手段への操作入力を伴って貨幣の少なくとも入金処理を行う貨幣処理機本体と、貨幣処理機本体に付設されて貨幣処理機本体で入金できない媒体を収納するポスト12と、を備えた貨幣処理機であって、ポスト12は、媒体を収納する開閉可能な第1の収納部64と、第1の収納部64を閉状態でロックするとともに操作入力手段への第1のロック解除操作によって第1の収納部64の閉状態でのロックを解除する第1のロック手段と、第1の収納部64よりも小さく、鍵92,96を収納する開閉可能な第2の収納部83と、第2の収納部83を閉状態でロックするとともに操作入力手段への第2のロック解除操作によって第2の収納部83の閉状態でのロックを解除する第2のロック手段と、を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、貨幣処理機に関する。
貨幣処理機において、小切手や手形、金券等の貨幣処理機本体では受け付けできない貨幣以外の金銭的価値がある媒体や、汚損貨幣や旧貨幣等の貨幣処理機本体では受け付けできない貨幣からなる媒体をポストに収納するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−198450号公報
上記のポストは、貨幣処理機本体では受け付けできない媒体を収納することができるものの、その用途に限られるものであった。ところで、貨幣を取り扱う現場では、その性質上、鍵を用いることが多く、鍵を収納しておく専用の管理装置が必要であり、コストが増大してしまっている。
したがって、本発明は、コストを低減することができる貨幣処理機の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、操作入力手段を有し該操作入力手段への操作入力を伴って貨幣の少なくとも入金処理を行う貨幣処理機本体と、前記貨幣処理機本体に付設されて該貨幣処理機本体で入金できない媒体を収納するポストと、を備えた貨幣処理機であって、前記ポストは、前記貨幣処理機本体と通信可能に接続されており、投函口を有し、閉状態で該投函口を介して投函された前記媒体を収納する第1の収納空間を有する開閉可能な第1の収納部と、前記第1の収納部を閉状態でロックするとともに前記操作入力手段への第1のロック解除操作によって前記第1の収納部の閉状態でのロックを解除する第1のロック手段と、前記第1の収納部よりも小さく、鍵を収納する、前記第1の収納空間とは仕切られた第2の収納空間を有する開閉可能な第2の収納部と、前記第2の収納部を閉状態でロックするとともに前記操作入力手段への第2のロック解除操作によって前記第2の収納部の閉状態でのロックを解除する第2のロック手段と、を有することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記鍵は、前記貨幣処理機本体用の鍵であることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、前記鍵は、前記貨幣処理機本体以外の装置用の鍵であることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1から3のいずれか一項に係る発明において、前記鍵は、連結部材によって前記第2の収納部に解除不可に連結されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1から4のいずれか一項に係る発明において、前記操作入力手段は、低位の操作者の認証を条件に、前記第1のロック解除操作が操作可能となり、上位の操作者の認証を条件に、前記第2のロック解除操作が操作可能となることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1から4のいずれか一項に係る発明において、前記操作入力手段は、操作者の認証を条件に、前記第1のロック解除操作および前記第2のロック解除操作が操作可能となることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1から4のいずれか一項に係る発明において、前記第1の収納部よりも小さく、鍵を収納する開閉可能な第3の収納部と、前記第3の収納部を閉状態でロックするとともに前記操作入力手段への第3のロック解除操作によって前記第3の収納部の閉状態でのロックを解除する第3のロック手段と、を有することを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項7に係る発明において、前記操作入力手段は、低位の操作者の認証を条件に、前記第1のロック解除操作および前記第2のロック解除操作が操作可能となり、上位の操作者の認証を条件に、前記第3のロック解除操作が操作可能となることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、貨幣処理機本体に付設されたポストに、貨幣処理機本体では入金できない媒体を収納する第1の収納部に加えて、これよりも小さい第2の収納部を設けてこの第2の収納部に鍵を収納する。よって、ポストに貨幣処理機本体で入金できない媒体に加えて鍵を収納することができる。したがって、鍵を収納しておく専用の管理装置が不要となり、あるいはその数を減らすことが可能となるため、コストを低減することができる。しかも、貨幣処理機本体の操作入力手段への第1のロック解除操作によって第1のロック手段が第1の収納部の閉状態でのロックを解除することになり、貨幣処理機本体の操作入力手段への第2のロック解除操作によって第2のロック手段が第2の収納部の閉状態でのロックを解除するため、貨幣処理機本体の操作入力手段をポストの第1の収納部の開放用および第2の収納部の開放用として共用できる。したがって、コストを低減することができる。
請求項2に係る発明によれば、貨幣処理機本体用の鍵をこの貨幣処理機本体に付設されたポストの第2の収納部に収納しておくため、貨幣処理機本体用の鍵が必要になった場合に即座に鍵を用意することができる。
請求項3に係る発明によれば、貨幣処理機本体以外の装置用の鍵を貨幣処理機本体に付設されたポストの第2の収納部に収納しておくため、鍵を一カ所に集中して収納しておくことができる。
請求項4に係る発明によれば、鍵が連結部材によって第2の収納部に解除不可に連結されているため、鍵の紛失や鍵が所在不明になることを防止できる。
請求項5に係る発明によれば、低位の操作者の認証を条件に、操作入力手段への第1のロック解除操作が可能となり、上位の操作者の認証を条件に、操作入力手段への第2のロック解除操作が可能となるため、第1の収納部による媒体の収納の安全を確保した上で、より安全に第2の収納部で鍵を収納することができる。
請求項6に係る発明によれば、操作者の認証を条件に、操作入力手段への第1のロック解除操作および第2のロック解除操作が可能となるため、第1の収納部で媒体を、第2の収納部で鍵を、それぞれ安全に収納することができる。
請求項7に係る発明によれば、貨幣処理機本体に付設されたポストに、貨幣処理機本体では入金できない媒体を収納する第1の収納部に加えて、これよりも小さい第2の収納部および第3の収納部を設けてこれら第2の収納部および第3の収納部にそれぞれ鍵を収納する。よって、鍵を第2の収納部および第3の収納部に分類して収納することができる。
請求項8に係る発明によれば、低位の操作者の認証を条件に、操作入力手段への第1のロック解除操作および第2のロック解除操作が可能となり、上位の操作者の認証を条件に、操作入力手段への第3のロック解除操作が可能となるため、第1の収納部での媒体の収納および第2の収納部での鍵の収納の安全を確保した上で、より安全に第3の収納部で鍵を収納することができる。
本発明の第1実施形態に係る貨幣処理機を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る貨幣処理機を示す要部のブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る貨幣処理機の第1の収納部および第2の収納部が閉状態にあるポストを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る貨幣処理機の第1の収納部が開状態にあり第2の収納部が閉状態にあるポストを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る貨幣処理機の第1の収納部が閉状態にあり第2の収納部が開状態にあるポストを示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る貨幣処理機のポストを示すもので、第1の収納部および第2の収納部が閉状態にあり第3の収納部が開状態にある状態を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る貨幣処理機を示す要部のブロック図である。
「第1実施形態」
本発明の第1実施形態に係る貨幣処理機を図1〜図5を参照して以下に説明する。
図1は、第1実施形態に係る貨幣処理機10を示すものである。この貨幣処理機10は、銀行等の金融機関やスーパーマーケット等の小売り施設に設置されるもので、貨幣の入金処理を含む種々の処理が可能な出納機である貨幣処理機本体11と、貨幣処理機本体11に付設されるポスト12とからなっている。
貨幣を受け付ける貨幣処理機本体11は、バラ紙幣の入出金処理等を行う紙幣処理ユニット15と、バラ硬貨の入出金処理等を行う硬貨処理ユニット16と、包装硬貨の出金処理等を行う棒金出金ユニット17と、特定の金券の収納処理および発券処理等を行う金券処理ユニット18とが左右に並設され一体化されて構成されている。この貨幣処理機本体11は、包装硬貨については、棒金出金ユニット17に装填されたものの出金処理のみが可能となっており、機内でのバラ硬貨から包装硬貨への包装処理は行わず、コンパクト化が図られている。
紙幣処理ユニット15には、入金処理時に操作者によりバラ紙幣が外部から投入され、出金処理時に内部からバラ紙幣が取り出し可能に繰り出される紙幣入出口21と、入金処理時に入金されたバラ紙幣の中から偽紙幣あるいは汚損紙幣等と判別されたリジェクト紙幣が取り出し可能に繰り出される紙幣リジェクト口22とを有している。
硬貨処理ユニット16には、入金処理時に操作者によりバラ硬貨が外部から投入される硬貨入金口25と、入金処理時に入金されたバラ硬貨の中から偽硬貨あるいは汚損硬貨等と判別されたリジェクト硬貨が取り出し可能に繰り出される硬貨リジェクト口26と、バラ硬貨の出金処理時に内部からバラ硬貨が取り出し可能に繰り出される硬貨出金口27とが設けられている。
棒金出金ユニット17には、包装硬貨の出金処理時に内部から包装硬貨が取り出し可能に繰り出される棒金出金口31が設けられている。
金券処理ユニット18には、発券処理時に内部から金券が繰り出される金券発券口35と、収納処理時に操作者により金券が外部から投入される金券受入口36とが設けられている。
貨幣処理機本体11は、紙幣処理ユニット15の上部に、操作者に対して操作ガイダンス等の情報を表示する液晶モニタからなる表示部41と、操作者のIDカードの読み取り操作入力を受けてIDカードから情報を読み出すカードリーダ42および操作者による操作入力を受け付ける操作キーボード43を含む操作入力部44(操作入力手段)と、操作者に対して音声案内等を行う音声発生部45とを有している。貨幣処理機本体11は、カードリーダ42および操作キーボード43を含む操作入力部44への操作入力を伴って貨幣の上記処理を行う。
そして、第1実施形態に係る貨幣処理機10においては、貨幣処理機本体11に、貨幣処理機本体11で入金できない媒体を収納する上記したポスト12が付設されている。このポスト12は、具体的には、硬貨処理ユニット16の上面に搭載されている。ポスト12は、図3にも示すように、直方体形状をなす本体部55と、本体部55の前面の上下方向の中間部から上部に設けられた開閉扉56と、本体部55の下部の左右方向の一側に設けられた引出部57とを有している。
本体部55には、図4に示すように、その上下方向の中間部から上部に、後方に凹む凹形状の収納空間形成部61が形成されている。この収納空間形成部61の内側が、貨幣処理機本体11で入金できない媒体を収納する収納空間62となっており、この収納空間62は本体部55において前方に開放されている。開閉扉56は、この収納空間形成部61の前部の左右方向一端側に連結されており、鉛直軸を中心に揺動して収納空間形成部61の前部の開口部63を開閉する。収納空間形成部61および開閉扉56が、貨幣処理機本体11で入金できない媒体を収納する開閉可能な第1の収納部64を構成している。
収納空間形成部61の前部の左右方向逆端側には第1のロック機構(第1のロック手段)66が設けられている。この第1のロック機構66は、開閉扉56の閉時に開閉扉56の係合部67に係合して開閉扉56を閉状態でロックする。第1のロック機構66は、開状態の開閉扉56が閉じられると、係合部67で押されて図示略のバネの付勢力に抗して揺動し係合部67が通過すると係合部67による押圧が解除されて図示略のバネの付勢力で揺動して係合部67に係合する鉤状のフック68を有している。
また、第1のロック機構66は、収納空間形成部61のフック68と同側に、電気的に駆動されてフック68をバネの付勢力に抗して揺動させてフック68による係合部67への係合を解除する図2に示す第1のソレノイド69を有している。よって、第1のロック機構66は、第1の収納部64を閉状態でロックするとともに電気的に駆動されて第1の収納部64の閉状態でのロックを解除する。
図4に示すように、収納空間形成部61の上部には、開閉扉56から突出する突出片部71が開閉扉56の閉時に挿入されることにより、開閉扉56が閉状態にあることを検出し、突出片部71が引き抜かれることで開閉扉56が開状態にあることを検出する第1の開閉検出センサ72が設けられている。
図3に示すように、開閉扉56の上部には横長の投函口74が形成されており、この投函口74の裏側には投函口74より上側の水平軸を中心に揺動して投函口74を開閉するシャッタ75が設けられている。投函口74は開閉扉56が閉状態にあっても本体部55の図4に示す収納空間62を外部に連通可能とする。つまり、第1の収納部64への投函口74を介して行われる媒体の投入は、開閉扉56が閉状態であっても可能であり、常時可能となっている。
本体部55には、その上下方向の下部つまり収納空間形成部61の下側に、図5に示すように引出部57を前方への引き出しおよび後方への押し込みを可能に支持する引出支持部78が設けられている。前方に引き出し可能な引出部57は下方に凹む凹形状をなしており、その内側が収納空間80となっていて、この収納空間80は引出部57において上向きに開放されている。引出部57が本体部55の引出支持部78に押し込まれると、引出支持部78の上部を構成する図4に示す収納空間形成部61の底板部81および図3に示す閉状態の開閉扉56が引出部57の上部の図5に示す開口部82を閉じる。また、引出部57が本体部55の引出支持部78から引き出されると、引出部57の上部の開口部82が露出する。引出支持部78および引出部57が、開閉可能な第2の収納部83を構成している。第2の収納部83は、収納空間80の大きさ(収納容量)が、第1の収納部64の収納空間62の大きさよりも小さくなっている。第2の収納部83は、ポスト12の前面の占める面積も、第1の収納部64の占める面積よりも小さくなっている。
引出支持部78の奥側には、図2に示す第2のロック機構(第2のロック手段)86が設けられている。この第2のロック機構86は、引出部57の閉時に引出部57の図示略の係合部に係合して引出部57を閉状態でロックする。第2のロック機構86は、図示は略すが、開状態の引出部57が引出支持部78に押し込まれて閉じられると、係合部で押されてバネの付勢力に抗して揺動し係合部が通過すると係合部による押圧が解除されてバネの付勢力で揺動して係合に係合する鉤状のフックを有している。
また、第2のロック機構86は、引出支持部78の奥側に、電気的に駆動されて図示略のフックをバネの付勢力に抗して揺動させてこのフックによる係合部への係合を解除する図2に示す第2のソレノイド87を有している。よって、第2のロック機構86は、第2の収納部83を閉状態でロックするとともに電気的に駆動されて第2の収納部83の閉状態でのロックを解除する。
引出支持部78の奥側には、引出部57が閉状態にあることおよび開状態にあることを検出する図2に示す第2の開閉検出センサ88が設けられている。引出部57は、引出支持部78に対し通常の引き出し操作では、引出支持部78から外れることがないようになっている。
引出部57の奥側には第1のチェーン91(連結部材)の一端が固定されており、この第1のチェーン91の他端には、この引出部57を含むポスト12が付設されている貨幣処理機本体11用の第1の鍵92(鍵)が固定されている。つまり、この第1のチェーン91によって第1の鍵92が引出部57に解除不可に連結されている。第1の鍵92は、貨幣処理機本体11の紙幣処理ユニット15の図示略の鍵穴に挿入されることで紙幣処理ユニット15の開閉部の閉状態でのロックを解除することになり、硬貨処理ユニット16の図示略の鍵穴に挿入されることで硬貨処理ユニット16の開閉部の閉状態でのロックを解除することになり、棒金出金ユニット17の図示略の鍵穴に挿入されることで棒金出金ユニット17の開閉部の閉状態でのロックを解除することになり、金券処理ユニット18の図示略の鍵穴に挿入されることで金券処理ユニット18の開閉部の閉状態でのロックを解除することになる。第1のチェーン91は、これらのロックを解除可能な長さとされており、第1の鍵92の引出部57への収納時には、第1の鍵92とともに収納空間80に入れられる。
引出部57の奥側には第2のチェーン95(連結部材)の一端が固定されており、この第2のチェーン95の他端には、この引出部57を含むポスト12が付設されている貨幣処理機本体11以外の装置用の第2の鍵96(鍵)が固定されている。つまり、この第2のチェーン95によって第2の鍵96が引出部57に解除不可に連結されている。第2の鍵96は、図示は略すが、例えば、運搬可能な手提げ金庫の開閉部の閉状態でのロックを解除する鍵であったり、この第2の鍵96を収納するポスト12が付設された貨幣処理機10の近傍に配置された釣銭作成機の開閉部の閉状態でのロックを解除する鍵である。第2のチェーン95も、対象装置のロックを解除可能な長さとされており、第2の鍵96の引出部57への収納時には、第2の鍵96とともに収納空間80に入れられる。本体部55の引出部57の側方には、ランプ98が取り付けられている。
図2に示すように、第1のソレノイド69、第1の開閉検出センサ72、第2のソレノイド87および第2の開閉検出センサ88は、貨幣処理機本体11の制御部100に通信可能に接続されている。制御部100は、第1の収納部64の開許可条件が整うと第1のソレノイド69を電気的に駆動して第1の収納部64の閉状態でのロックを解除して開可能とし、第2の収納部83の開許可条件が整うと第2のソレノイド87を電気的に駆動して第2の収納部83の閉状態でのロックを解除して開可能とする。また、制御部100は、第1の開閉検出センサ72の検出信号に基づいて、開閉扉56が閉状態にあるか開状態にあるかを判定し、第2の開閉検出センサ88の検出信号に基づいて、引出部57が閉状態にあるか開状態にあるかを判定する。さらに、制御部100は、表示部41、操作入力部44、音声発生部45、貨幣処理機本体11の記憶部101およびランプ98に通信可能に接続されている。
貨幣処理機10は、初期状態から、操作入力部44のカードリーダ42にIDカードが通されると、カードリーダ42が、IDカードから操作者識別情報を読み取って制御部100に送信する。すると、制御部100は、読み取った操作者識別情報と一致するものが、記憶部101に記憶されている操作者識別情報のマスタ情報の中にあるか否かを判断し、マスタ情報の中に、読み取った操作者識別情報があれば、この操作者識別情報を認証して、読み取った操作者識別情報に応じたメニュー画面を表示部41に表示させて選択入力を待機する状態となる。他方、読み取った操作者識別情報と一致するものがマスタ情報の中になければ、制御部100は、この操作者識別情報を認証することなく、表示部41にエラーメッセージを一定時間表示させるとともに音声発生部45にエラー警告音を一定時間発生させて初期状態に戻る。
ここで、読み取った操作者識別情報に応じたメニュー画面は、読み取った操作者識別情報が低位の操作者である場合と、低位の操作者よりも高位の操作者である場合とで異なっている。低位の操作者は、紙幣処理ユニット15によるバラ紙幣の入出金処理、硬貨処理ユニット16によるバラ硬貨の入出金処理、棒金出金ユニット17による棒金の出金処理および金券処理ユニット18による金券の発券処理および収納処理が可能な担当者である。また、高位の操作者は、これらの処理に加えて、紙幣処理ユニット15、硬貨処理ユニット16、棒金出金ユニット17および棒金出金ユニット17の各開閉部の第1の鍵92による開閉が可能な管理者である。
読み取った操作者識別情報が、低位の操作者である場合に、制御部100は、低位の操作者向けのメニュー画面を表示部41に表示させて選択入力を待機する状態となる。この低位の操作者向けのメニュー画面は、紙幣処理ユニット15によるバラ紙幣の入金処理と、同バラ紙幣の出金処理と、硬貨処理ユニット16によるバラ硬貨の入金処理と、同バラ硬貨の出金処理と、棒金出金ユニット17による棒金の出金処理と、金券処理ユニット18による金券の発券処理と、同金券の収納処理と、のうちの少なくとも一つの処理を実行させる選択操作と、ポスト12の第1の収納部64の開操作との選択画面となっており、後述する第2の収納部83の開操作のメニューは表示されない。
また、読み取った操作者識別情報が、高位の操作者である場合に、制御部100は、高位の操作者向けのメニュー画面を表示部41に表示させて選択入力を待機する状態となる。この高位の操作者向けのメニュー画面は、紙幣処理ユニット15によるバラ紙幣の入金処理と、同バラ紙幣の出金処理と、硬貨処理ユニット16によるバラ硬貨の入金処理と、同バラ硬貨の出金処理と、棒金出金ユニット17による棒金の出金処理と、金券処理ユニット18による金券の発券処理と、同金券の収納処理と、のうちの少なくとも一つの処理を実行させる選択操作と、ポスト12の第1の収納部64の開操作と、第2の収納部83の開操作との選択画面となっている。
低位の操作者向けのメニュー画面に対して、操作入力部44の操作キーボード43を介してポスト12の第1の収納部64の開操作(第1のロック解除操作)が入力されると、制御部100は、第1のロック機構66の第1のソレノイド69を駆動して、第1の収納部64の閉状態でのロックを解除するとともに、その旨を表示部41に表示させてランプ98を点灯させる。この状態で第1の収納部64の開閉扉56が開放可能となり、操作者は、開閉扉56を開いて収納空間62にある媒体等を取り出す。
高位の操作者向けのメニュー画面に対して、操作入力部44の操作キーボード43を介してポスト12の第1の収納部64の開操作(第1のロック解除操作)が入力されると、制御部100は、第1のロック機構66の第1のソレノイド69を駆動して、第1の収納部64の閉状態でのロックを解除するとともに、その旨を表示部41に表示させてランプ98を点灯させる。この状態で第1の収納部64の開閉扉56が開放可能となり、操作者は、開閉扉56を開いて収納空間62にある媒体等を取り出す。
高位の操作者向けのメニュー画面に対して、操作入力部44の操作キーボード43を介してポスト12の第2の収納部83の開操作(第2のロック解除操作)が入力されると、制御部100は、第2のロック機構86の第2のソレノイド87を駆動して、第2の収納部83の閉状態でのロックを解除するとともに、その旨を表示部41に表示させランプ98を点滅させる。この状態で第2の収納部83の引出部57が引き出し可能となり、操作者は、引出部57を引き出し開いて収納空間80にある第1の鍵92あるいは第2の鍵96を取り出す。なお、第1の鍵92は第1のチェーン91の長さの範囲内で移動可能であり、第2の鍵96は第2のチェーン95の長さの範囲内で移動可能となっている。
以上により、操作入力部44は、低位の操作者の認証を条件に、第1の収納部64の閉状態でのロックを解除する開操作が操作可能となり、上位の操作者の認証を条件に、第1の収納部64の閉状態でのロックを解除する開操作に加えて、第2の収納部83の閉状態でのロックを解除する開操作が操作可能となる。
以上に述べた第1実施形態によれば、貨幣処理機本体11に付設されたポスト12に、貨幣処理機本体11では入金できない媒体を収納する第1の収納部64に加えて、これよりも小さい第2の収納部83を設けてこの第2の収納部83に第1の鍵92および第2の鍵96を収納する。よって、ポスト12に、貨幣処理機本体11で入金できない媒体に加えて第1の鍵92および第2の鍵96を収納することができる。したがって、第1の鍵92および第2の鍵96を収納しておく専用の管理装置が不要となり、あるいはその数を減らすことが可能となるため、コストを低減することができる。しかも、貨幣処理機本体11の操作入力部44への第1の収納部64の開操作によって第1のロック機構66が第1の収納部64の閉状態でのロックを解除することになり、貨幣処理機本体11の操作入力部44への第2の収納部83の開操作によって第2のロック機構86が第2の収納部83の閉状態でのロックを解除するため、貨幣処理機本体11の操作入力部44をポスト12の第1の収納部64の開放用および第2の収納部83の開放用として共用できる。したがって、コストを低減することができる。
貨幣処理機本体11用の第1の鍵92をこの貨幣処理機本体11に付設されたポスト12の第2の収納部83に収納しておくため、貨幣処理機本体11用の第1の鍵92が必要になった場合に即座に第1の鍵92を用意することができる。
また、貨幣処理機本体11以外の装置用の第2の鍵96をこの貨幣処理機本体11に付設されたポスト12の第2の収納部83に収納しておくため、第2の鍵96を第1の鍵92とともに一カ所に集中して収納しておくことができる。
また、第1の鍵92が第1のチェーン91によって第2の収納部83に解除不可に連結されており、第2の鍵96が第2のチェーン95によって第2の収納部83に解除不可に連結されているため、第1の鍵92および第2の鍵96の紛失や第1の鍵92および第2の鍵96が所在不明になることを防止できる。
また、低位の操作者の認証を条件に、操作入力部44への第1の収納部64の開操作が可能となり、上位の操作者の認証を条件に、操作入力部44への第1の収納部64の開操作に加えて、操作入力部44への第2の収納部83の開操作が可能となるため、第1の収納部64による媒体の収納の安全を確保した上で、より安全に第2の収納部83で第1の鍵92および第2の鍵96を収納することができる。
なお、低位の操作者および高位の操作者のいずれの認証であっても、操作者の認証を条件に、操作入力部44への第1の収納部64の開操作および第2の収納部83の開操作を両方可能としても良い。これによっても、操作者の認証が、第1の収納部64の開操作および第2の収納部83の開操作の条件となるため、第1の収納部64で媒体を、第2の収納部83で第1の鍵92および第2の鍵96を、それぞれ安全に収納することができる。
「第2実施形態」
本発明の第2実施形態に係る貨幣処理機を図6および図7を主に参照して第1実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。第2実施形態は、第1実施形態に対して貨幣処理機本体11に付設されるポスト12に収納部を増設したものとなっている。
図6に示すように、第2実施形態においては、ポスト12の本体部55に、第2の収納部83と隣り合って、引出部111を前方への引き出しおよび後方への押し込みを可能に支持する引出支持部112が設けられている。前方に引き出し可能な引出部111は下方に凹む凹形状をなしており、その内側が収納空間113となっていて、この収納空間113は引出部111において上向きに開放されている。引出部111が本体部55の引出支持部112に押し込まれると、引出支持部112の上部を構成する底板部81(図4参照)および閉状態の開閉扉56が引出部111の上部の開口部114を閉じる。また、引出部111が本体部55の引出支持部112から引き出されると、引出部111の上部の開口部114が露出する。引出支持部112および引出部111が開閉可能な第3の収納部115を構成している。第3の収納部115は、収納空間113の大きさ(収納容量)が、第1の収納部64の収納空間62(図4参照)の大きさよりも小さく、第2の収納部83の収納空間80(図5参照)の大きさよりも大きくなっている。第3の収納部115は、ポスト12の前面の占める面積も、第1の収納部64の占める面積より小さく、第2の収納部83の占める面積より大きくなっている。
引出支持部112の奥側には図7に示す第3のロック機構(第3のロック手段)120が設けられている。この第3のロック機構120は、引出部111の閉時に引出部111の図示略の係合部に係合して引出部111を閉状態でロックする。第3のロック機構120は、図示は略すが、開状態の引出部111が引出支持部112に押し込まれて閉じられると、係合部で押されてバネの付勢力に抗して揺動し係合部が通過すると係合部による押圧が解除されてバネの付勢力で揺動して係合に係合する鉤状のフックを有している。
また、第3のロック機構120は、引出支持部112の奥側に、電気的に駆動されて図示略のフックをバネの付勢力に抗して揺動させてこのフックによる係合部への係合を解除する図7に示す第3のソレノイド121を有している。よって、第3のロック機構120は、第3の収納部115を閉状態でロックするとともに電気的に駆動されて第3の収納部115の閉状態でのロックを解除する。
引出支持部112の奥側には、引出部111が閉状態にあることおよび開状態にあることを検出する図7に示す第3の開閉検出センサ122が設けられている。引出部111は、引出支持部112に対し通常の引き出し操作では、引出支持部112から外れることがないようになっている。
第2実施形態においては、第1実施形態と同様、第2の収納部83の引出部57の奥側に第1のチェーン91の一端部が固定されており、この第1のチェーン91の他端部には第1の鍵92が固定されている(図5参照)。他方で、第3の収納部115の引出部111の奥側に、第1実施形態と同様の第2のチェーン95の一端部が固定されており、この第2のチェーン95の他端部に第2の鍵96が固定されている。第2のチェーン95は、第2の鍵96の引出部111への収納時には、第2の鍵96とともに収納空間113に入れられる。
第3のソレノイド121および第3の開閉検出センサ122は、貨幣処理機本体11の制御部100に通信可能に接続されている。制御部100は、第1の収納部64の開許可条件が整うと第1のソレノイド69を電気的に駆動して第1の収納部64の閉状態でのロックを解除して開可能とし、第2の収納部83の開許可条件が整うと第2のソレノイド87を電気的に駆動して第2の収納部83の閉状態でのロックを解除して開可能とする。また、第3の収納部115の開許可条件が整うと第3のソレノイド121を電気的に駆動して第3の収納部115の閉状態でのロックを解除して開可能とする。
初期状態から、操作入力部44のカードリーダ42にIDカードが通されると、カードリーダ42は、IDカードから操作者識別情報を読み取って制御部100に送信する。すると、制御部100は、第1実施形態と同様、読み取った操作者識別情報と一致するものが、記憶部101に記憶されている操作者識別情報のマスタ情報の中にあるか否かを判断し、マスタ情報の中に、読み取った操作者識別情報があれば、この操作者識別情報を認証して、読み取った操作者識別情報に応じたメニュー画面を表示部41に表示させて選択入力を待機する状態となる。
ここで、読み取った操作者識別情報に応じたメニュー画面は、読み取った操作者識別情報が低位の操作者である場合と、低位の操作者よりも高位の操作者である場合とで異なる。
読み取った操作者識別情報が、低位の操作者である場合に、制御部100は、低位の操作者向けのメニュー画面を表示部41に表示させて選択入力を待機する状態となる。この低位の操作者向けのメニュー画面は、紙幣処理ユニット15によるバラ紙幣の入金処理と、同バラ紙幣の出金処理と、硬貨処理ユニット16によるバラ硬貨の入金処理と、同バラ硬貨の出金処理と、棒金出金ユニット17による棒金の出金処理と、金券処理ユニット18による金券の発券処理と、同金券の収納処理と、のうちの少なくとも一つの処理を実行させる選択操作と、ポスト12の第1の収納部64の開操作と、第2の収納部83の開操作との選択画面となっており、後述する第3の収納部115の開操作のメニューは表示されない。
また、読み取った操作者識別情報が、高位の操作者である場合に、制御部100は、高位の操作者向けのメニュー画面を表示部41に表示させて選択入力を待機する状態となる。この高位の操作者向けのメニュー画面は、紙幣処理ユニット15によるバラ紙幣の入金処理と、同バラ紙幣の出金処理と、硬貨処理ユニット16によるバラ硬貨の入金処理と、同バラ硬貨の出金処理と、棒金出金ユニット17による棒金の出金処理と、金券処理ユニット18による金券の発券処理と、同金券の収納処理と、のうちの少なくとも一つの処理を実行させる選択操作と、ポスト12の第1の収納部64の開操作と、第2の収納部83の開操作と、第3の収納部115の開操作との選択画面となっている。
低位の操作者向けのメニュー画面に対して、操作入力部44の操作キーボード43を介してポスト12の第1の収納部64の開操作(第1のロック解除操作)が入力されると、制御部100は、第1のロック機構66の第1のソレノイド69を駆動して、第1の収納部64の閉状態でのロックを解除するとともに、その旨を表示部41に表示させてランプ98を点灯させる。この状態で第1の収納部64の開閉扉56が開放可能となり、操作者は、開閉扉56を開いて収納空間62にある媒体等を取り出す。
低位の操作者向けのメニュー画面に対して、操作入力部44の操作キーボード43を介してポスト12の第2の収納部83の開操作(第2のロック解除操作)が入力されると、制御部100は、第2のロック機構86の第2のソレノイド87を駆動して、第2の収納部83の閉状態でのロックを解除するとともに、その旨を表示部41に表示させランプ98を点滅させる。この状態で第2の収納部83の引出部57が引き出し可能となり、操作者は、引出部57を引き出して開いて収納空間80にある第1の鍵92を取り出す。なお、第1の鍵92は第1のチェーン91の長さの範囲内で移動可能となっている。
高位の操作者向けのメニュー画面に対して、操作入力部44の操作キーボード43を介してポスト12の第1の収納部64の開操作(第1のロック解除操作)が入力されると、制御部100は、第1のロック機構66の第1のソレノイド69を駆動して、第1の収納部64の閉状態でのロックを解除するとともに、その旨を表示部41に表示させてランプ98を点灯させる。この状態で第1の収納部64の開閉扉56が開放可能となり、操作者は、開閉扉56を開いて収納空間62にある媒体等を取り出す。
高位の操作者向けのメニュー画面に対して、操作入力部44の操作キーボード43を介してポスト12の第2の収納部83の開操作(第2のロック解除操作)が入力されると、制御部100は、第2のロック機構86の第2のソレノイド87を駆動して、第2の収納部83の閉状態でのロックを解除するとともに、その旨を表示部41に表示させランプ98を点滅させる。この状態で第2の収納部83の引出部57が引き出し可能となり、操作者は、引出部57を引き出して開いて収納空間80にある第1の鍵92を取り出す。
高位の操作者向けのメニュー画面に対して、操作入力部44の操作キーボード43を介してポスト12の第3の収納部115の開操作(第3のロック解除操作)が入力されると、制御部100は、第3のロック機構120の第3のソレノイド121を駆動して、第3の収納部115の閉状態でのロックを解除するとともに、その旨を表示部41に表示させランプ98を点滅させる。この状態で第3の収納部115の引出部111が引き出し可能となり、操作者は、引出部111を引き出し開いて収納空間113にある第2の鍵96を取り出す。なお、第2の鍵96は第2のチェーン95の長さの範囲内で移動可能となっている。
以上により、操作入力部44は、低位の操作者の認証を条件に、第1の収納部64の閉状態でのロックを解除する開操作と第2の収納部83の閉状態でのロックを解除する開操作とが操作可能となり、上位の操作者の認証を条件に、これらに加えて、第3の収納部115の閉状態でのロックを解除する開操作が操作可能となる。
以上に述べた第2実施形態によれば、ポスト12に、第1の収納部64に加えて、これよりも小さい第2の収納部83および第3の収納部115を設けて第2の収納部83に第1の鍵92を第3の収納部115に第2の鍵96を収納する。よって、第1の鍵92および第2の鍵96を、第2の収納部83および第3の収納部115に分類して収納することができる。
また、低位の操作者の認証を条件に、操作入力部44への第1の収納部64の閉状態でのロックを解除する開操作と、第2の収納部83の閉状態でのロックを解除する開操作とが可能となり、上位の操作者の認証を条件に、操作入力部44への第1の収納部64および第2の収納部83の開操作に加えて、操作入力部44への第3の収納部115の閉状態でのロックを解除する開操作が可能となるため、第1の収納部64での媒体の収納および第2の収納部83での第1の鍵92の収納の安全を確保した上で、より安全に第3の収納部115で第2の鍵96を収納することができる。
なお、低位の操作者および高位の操作者のいずれの認証であっても、操作者の認証を条件に、操作入力部44への第1の収納部64の開操作、第2の収納部83の開操作および第3の収納部115の開操作のすべてを可能としても良い。これによっても、操作者の認証が、第1の収納部64の開操作、第2の収納部83の開操作および第3の収納部115の開操作の条件となるため、第1の収納部64で媒体を、第2の収納部83で第1の鍵92を、第3の収納部115で第2の鍵96を、それぞれ安全に収納することができる。
10 貨幣処理機
11 貨幣処理機本体
12 ポスト
44 操作入力部(操作入力手段)
64 第1の収納部
66 第1のロック機構(第1のロック手段)
83 第2の収納部
86 第2のロック機構(第2のロック手段)
91 第1のチェーン(連結部材)
92 第1の鍵(鍵)
95 第2のチェーン(連結部材)
96 第2の鍵
115 第3の収納部
120 第3のロック機構(第3のロック手段)

Claims (8)

  1. 操作入力手段を有し該操作入力手段への操作入力を伴って貨幣の少なくとも入金処理を行う貨幣処理機本体と、
    前記貨幣処理機本体に付設されて該貨幣処理機本体で入金できない媒体を収納するポストと、を備えた貨幣処理機であって、
    前記ポストは、
    前記貨幣処理機本体と通信可能に接続されており、
    投函口を有し、閉状態で該投函口を介して投函された前記媒体を収納する第1の収納空間を有する開閉可能な第1の収納部と、
    前記第1の収納部を閉状態でロックするとともに前記操作入力手段への第1のロック解除操作によって前記第1の収納部の閉状態でのロックを解除する第1のロック手段と、
    前記第1の収納部よりも小さく、鍵を収納する、前記第1の収納空間とは仕切られた第2の収納空間を有する開閉可能な第2の収納部と、
    前記第2の収納部を閉状態でロックするとともに前記操作入力手段への第2のロック解除操作によって前記第2の収納部の閉状態でのロックを解除する第2のロック手段と、を有することを特徴とする貨幣処理機。
  2. 前記鍵は、前記貨幣処理機本体用の鍵であることを特徴とする請求項1記載の貨幣処理機。
  3. 前記鍵は、前記貨幣処理機本体以外の装置用の鍵であることを特徴とする請求項1または2記載の貨幣処理機。
  4. 前記鍵は、連結部材によって前記第2の収納部に解除不可に連結されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の貨幣処理機。
  5. 前記操作入力手段は、低位の操作者の認証を条件に、前記第1のロック解除操作が操作可能となり、上位の操作者の認証を条件に、前記第2のロック解除操作が操作可能となることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の貨幣処理機。
  6. 前記操作入力手段は、操作者の認証を条件に、前記第1のロック解除操作および前記第2のロック解除操作が操作可能となることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の貨幣処理機。
  7. 前記第1の収納部よりも小さく、鍵を収納する開閉可能な第3の収納部と、
    前記第3の収納部を閉状態でロックするとともに前記操作入力手段への第3のロック解除操作によって前記第3の収納部の閉状態でのロックを解除する第3のロック手段と、を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の貨幣処理機。
  8. 前記操作入力手段は、低位の操作者の認証を条件に、前記第1のロック解除操作および前記第2のロック解除操作が操作可能となり、上位の操作者の認証を条件に、前記第3のロック解除操作が操作可能となることを特徴とする請求項7記載の貨幣処理機。
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