JPH07263722A - 半導体素子用コーテイング材 - Google Patents

半導体素子用コーテイング材

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JPH07263722A
JPH07263722A JP6075393A JP7539394A JPH07263722A JP H07263722 A JPH07263722 A JP H07263722A JP 6075393 A JP6075393 A JP 6075393A JP 7539394 A JP7539394 A JP 7539394A JP H07263722 A JPH07263722 A JP H07263722A
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film
coating
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祐一 江利山
Kinji Yamada
欣司 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 太陽電池、赤外線検出器、フォトダイオ−
ド、カラ−センサ−、エレクトロルミネッセンス(E
L)表示パネル、固体撮影像素子、X線蛍光板、発光ダ
イオ−ドなどの半導体素子を保護する、透明性、耐傷つ
き性、耐酸性、耐候性、耐汚染性、絶縁性を特徴とする
コ−テイング材を提供する。 【構成】(A)一般式(1) Rn−Si(OR1)4-n
(式中、Rは水素原子もしくはC1〜C12のアルキル
基、R1は水素原子もしくはC1〜C6のアルキル基であ
り、nは0、1、2、3である)で表される少なくとも
1種のアルコキシシランの加水分解物、もしくはその部
分縮合物からなるポリシロキサンおよび/または(B)
一般式(2) −Si(OR1)3-m(R1)m(式中、R
1は前記一般式(1)と同じで、m は0、1、2であ
る)で表される基を分子中に含むシリル化ビニル系重合
体を含有することを特徴とする半導体素子用コ−テイン
グ材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光電変換機能を利用する
半導体素子を保護するコ−テイング材に関し、さらに詳
しくは、太陽電池、赤外線検出器、フォトダイオ−ド、
カラ−センサ−、エレクトロルミネッセンス(EL)表
示パネル、固体撮影像素子、X線蛍光板、発光ダイオ−
ドなどの半導体素子を保護する、透明性、耐傷つき性、
耐酸性、耐候性、耐汚染性、絶縁性を特徴とするコ−テ
イング材に関する。
【0002】
【従来技術】光電変換機能、すなわち光エネルギ−/電
気エネルギ−の相互変換素子は半導体の基本特性の一つ
であり、広く応用されており、例えば光起電力素子とし
ては太陽電池、赤外線検出器、フォトダイオ−ドが、カ
ラ−センサ−、光増幅素子としてはX線用蛍光板、発光
素子としてはEL表示パネル、発光ダイオ−ド、および
固体撮像素子などが知られている。これらの中で、例え
ば、光起電力素子としての太陽電池は安全性の高いクリ
−ンなエネルギ−源として期待されている。光起電力素
子の素材としては、例えば、非晶質シリコン、多結晶シ
リコン、または化合物半導体としてカドミウムセレン/
カドミウムテルル、銅インジウムセレナイドがある。例
えば、これら半導体の光照射側に透明電極、集電電極、
裏面に裏面電極を形成した光起電力素子と該光起電力素
子を封止、固定する材料層および透明な表面層から構成
される太陽電池モジュ−ルとして用いられている。ま
た、EL表示パネルは半導体に高電場を印加したときに
生ずる発光現象を利用したものであり、半導体としては
例えば、ZnS、ZnSe、CaS、SrS、などの主
素材にCuCl、CuBr、CuAl、CuMnCl、
Mn、Eu、Ce、Tb、Sm、Tm、Pr、CuMn
などを添加したものがある。EL表示パネルにおいて半
導体は発光面側に誘電体、透明電極層、裏面に誘電体、
電極層を形成し、発光素子とし、該発光素子を封止、固
定する材料層および透明な表面層を形成してEL素子モ
ジュ−ルとして用いられている。以上の例に示した光電
変換機能を利用する半導体素子に求められている性能は
初期の光電変換機能の高さもさることながら、屋外環境
の中で長期的に光電変換機能を維持することが重要であ
り、また、普及のためには安価であること、軽いことも
求められている。また、これら半導体素子を屋外で長期
使用する場合、その光電変換機能が経時的に低下するこ
とが問題とされている。光電変換機能の低下原因として
は、光照射面となる表面層の硬度不足により砂塵で傷が
発生すること、耐候性不足による変色、クラック、失
透、大気中の汚染物質の付着、自動車排気ガスによる汚
染、酸性雨による表面の劣化による透光性、絶縁性の低
下が指摘されている。これらの問題を解決するために、
従来、表面被覆材として例えば、ガラス、セラミックス
などの透明無機化合物や、ポリエステルなどの有機樹
脂、透明な無機化合物を気相法で表面にコ−テイングし
たフッ素樹脂フィルムなどを用いた光電変換素子モジュ
−ルが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】しかしながら、表面被覆材として、ガラス
を用いた場合、耐候性、表面の耐傷つき性、絶縁性に関
しては改善されるが、モジュ−ルとしての重量が増加
し、割れ易いという問題点がある。また、ポリエステル
などの有機樹脂を用いた場合、耐候性、耐汚染性、耐酸
性、表面硬度が不足するという問題点がある。一方、透
明な無機化合物を気相法で表面にコ−テイングしたフッ
素樹脂フィルムを用いる場合、耐汚染性、表面硬度が十
分ではなく、かつ高価であるという問題点があった。本
発明は前記従来技術の問題点を解決することを目的にな
されたもので、半導体素子表面の光劣化、砂塵、風雨、
酸性雨、大気中の汚染物質の付着などによる汚染による
透光性、絶縁性低下を防ぐ半導体用コ−テイング材を提
供することを目的とする。なお、本発明においては保護
とは、特に、屋外での使用において遭遇する光電変換機
能を利用する半導体素子表面の光劣化、砂塵、風雨、酸
性雨、大気中の汚染物質の付着などによる汚染による透
光性、絶縁性低下を防ぐことを意味する。
【0005】
【問題点を解決するための手段】すなわち、本発明は
(A)一般式(1)Rn−Si(OR1)4-n(式中、R
は水素原子もしくはC1〜C12のアルキル基、R1は水素
原子もしくはC1〜C6のアルキル基であり、nは0、
1、2、3である)で表される少なくとも1種のアルコ
キシシランの加水分解物、もしくはその部分縮合物から
なるポリシロキサン(以下、単に「ポリシロキサン」と
記す)および/または(B)一般式(2)−Si(OR
1)3-m(R1)m(式中、R1は前記一般式(1)と同じ
で、m は0、1、2である)で表される基を分子中に含
むシリル化ビニル系重合体(以下、単に「シリル化ビニ
ル系重合体」と記す)を含有することを特徴とする半導
体素子用コ−テイング材を提供するものである。
【0006】以下に本発明を詳細に説明する。本発明の
半導体素子用コ−テイング材において、一般式(1)中
のRの具体例としては、水素原子、メチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、フェニル基、オクチル基、
ドデシル基、アセトキシ基などを挙げることができ、ビ
ニル基、エポキシ基、アミノ基、アクリル基などの官能
基を含んでもよい。また、式中R1の具体例として、水
素原子、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、
フェニル基などを挙げることができる。本発明のポリシ
ロキサンの前駆体となるアルコキシシランは1種単独で
も2種以上でも使用することができるが、ポリシロキサ
ンの硬化性、硬度、耐候性、耐薬品性の観点から、一般
式(1)で表されるアルコキシシランのなかで80モル
%以上がCH3Si(OR1)3で表されるメチルアルコ
キシシランである場合が好ましく、中でもメチルトリメ
トキシシラン、メチルトリエトキシシランをなどが好ま
しい。ポリシロキサンのゲルパ−ミエ−ションクロマト
グラフィ−(GPC)で求めたポリスチレン換算重量平
均分子量は通常500〜200、000であり、好まし
くは1000〜100、000である。分子量が500
未満の場合は成膜性が不良の場合があり、また、分子量
が200、000を越える場合、保存安定性が低下する
場合がある。
【0007】これら、アルコキシシランの加水分解物、
縮合物であるポリシロキサンの製造法はすでに公知であ
り、多くの方法が提案されており、例えば特公昭52−
3961に開示されている方法によって実施することが
できる。すなわち、その方法は前記アルコキシシランに
所定量の水を加え、加熱することにより加水分解、縮合
を行わせる工程からなっている。アルコキシシランの加
水分解に使用される水としては蒸留水、イオン交換水、
もしくは後述するコロイド状金属酸化物の分散媒体の水
を用いることができる。加水分解に用いる水の添加量は
前記アルコキシシラン1モルに対して通常、0.8〜3
モルであり、好ましくは1〜2モルである。加水分解に
使用される水が0.8モル未満では塗膜の成膜性が悪い
場合があり、3モルを越えると保存安定性が低下する場
合がある。加水分解に用いられる水は通常、中性、もし
くはコロイド状金属酸化物を使用する場合は酸性のもの
が用いられ、水素イオン濃度としては2〜7のものを使
用する。また、反応温度は通常20℃以上、溶剤の沸点
以下であり、好ましくは40℃〜150℃で実施され
る。また反応時間は、通常、30分以上12時間未満で
ある。
【0008】本発明においてシリル化ビニル系重合体の
製造は、通常、前記一般式(2)で表されるシリル基を
有するビニル系化合物とシリル基を有さない有機ビニル
化合物とをラジカル発生化合物の存在下の共重合により
合成できる。一般式(2)において、R1は一般式
(1)と同様である。シリル基を有するビニル系化合物
としては、γ−トリメトキシシリルプロピルメタクリレ
−ト、γ−メチルジメトキシシリルプロピルメタクリレ
−ト、、トリメトキシシリルエチルスチレン、トリメト
キシシリルブタジエンなどをあげることができる。ま
た、これらシリル基を有するビニル系化合物と共重合す
る有機ビニル化合物としては、例えば、メタクリル酸メ
チル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタ
クリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸グリシジル、メ
タクリル酸アミノエチル、メタクリル酸ヒドロキシエチ
ル、などのメタクリル酸エステル類や、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル
などのアクリル酸エステル類、アクリル酸、メタクリル
酸、マレイン酸、イタコン酸などの不飽和カルボン酸類
や、スチレン、α−メチルスチレン、アクリロニトリル
などのビニル化合物をあげることができる。これらのな
かで好ましいものは、メタクリル酸エステル類である。
【0009】一般式(2)で表されるシリル基はビニル
系重合体分子の末端、側鎖にあってもよく、シリル化ビ
ニル系重合体中のケイ素含有量として通常0.01〜2
0重量%、好ましくは0.1〜10重量%であり、0.
01%未満では耐候性、密着性が不十分であり、一方、
20重量%を越えると保存安定性が低下する場合があ
る。シリル化ビニル系重合体のポリスチレン換算重量平
均分子量は通常1000〜200、000好ましくは5
000〜100、000であり、5000未満では成膜
性が低下し、また200、000を越えると平滑な被覆
膜が得られない場合がある。シリル化ビニル系重合体の
示差熱分析法により求めたガラス転移温度は通常−60
℃〜150℃であることが好ましい。ガラス転移温度が
−60℃未満では十分な塗膜硬度が得られず、一方、1
50℃を越えると成膜性が低下する場合がある。
【0010】本発明の半導体用コ−テイング材には、前
記ポリシロキサンおよびシリル化ビニル系重合体のいず
れか一方、もしくは両者を混合または共縮合したものを
用いることができる。ポリシロキサンとシリル化ビニル
系重合体を混合して用いる場合、ポリシロキサンとシリ
ル化ビニル系重合体の混合比は固形分比として通常任意
で混合できるが好ましくは、80/20〜20/80
(重量比)の範囲で用いられる。また、ポリシロキサン
とシリル化ビニル系重合体との共縮合物は、例えば、前
記シリル化ビニル系重合体に対して前記一般式(1)で
表されるアルコキシシランと水、有機溶剤を混合し加水
分解、共縮合することにより製造することができる。こ
の場合、例えば、酢酸、メタンスルホン酸、などの有機
酸もしくはアンモニア水、トリエチルアミン、テトラメ
チルアンモニウムヒドロキシド、尿素、などの塩基、も
しくは、テトラブトキシシルコニウム、テトラブトキシ
チタニウム、テトライソプロポキシアルミニウムなどの
金属アルコキシドの中から選ばれる一種以上の化合物な
ど、好ましくは、テトラブトキシジルコニウム、テトラ
ブトキシチタニウム、テトライソプロポキシアルミニウ
ムなどの半導体に対する腐食性の低い化合物を触媒とし
て用いることができる。
【0011】ポリシロキサンおよび/またはシリル化ビ
ニル系重合体は、半導体コ−テイング材に固形分として
通常5〜80重量%、好ましくは10〜60重量%含ま
れる。本発明の半導体用コ−テイング材の固形分中のケ
イ素含有量は、通常、0.1〜50重量%、好ましくは
1〜30重量%である。ケイ素含有量が0.1未満の場
合は硬化膜の耐候性が低下し、50重量%を越えるとコ
−テイング材としての保存安定性が低下する場合があ
る。また、本発明の半導体用コーテイング材には、金属
酸化物、有機溶剤、硬化剤、その他の添加物などを添加
することもできる。金属酸化物は、被覆膜の補強、硬度
向上のために添加され、微粒子状の酸化ケイ素を粉体も
しくはコロイド状金属酸化物の状態で添加することがで
きる。金属酸化物としては酸化ケイ素、アルミナ、ジル
コニア、チタニア、セリア、酸化亜鉛、チタン酸カリな
どを挙げることができる。
【0012】コロイド状金属酸化物は液状の分散媒体
中、球状、棒状、羽毛状、不定形状の微粒子として分散
したコロイド状の金属酸化物を意味する。金属酸化物の
例としてはシリカ、アルミナ、チタニア、ジルコニア、
酸化アンチモンなどを挙げることができるがこれらに限
定される物ではない。分散媒体としては水もしくはメタ
ノ−ル、イソプロパノ−ル、エチルセロソルブ、ジメチ
ルアセトアミドなどの親水性有機溶媒を用いることがで
きる。コロイド状金属酸化物の平均粒子径は球状の場
合、0.005〜0.05μm、好ましくは0.01〜
0.03μmであり、羽毛状、棒状の場合0.005〜
0.1μmの範囲のものが使われ、固形分濃度が通常1
0〜40重量%程度のものである。分散媒が水の場合、
pHは2〜6の範囲にある酸性コロイド状金属酸化物を
用いることが好ましい。コロイド状金属酸化物の平均粒
子径が0.005μm未満においては、被覆膜の補強効
果は小さく、一方、0.05μmを越える場合透明性が
低下する場合がある。
【0013】コロイド状金属酸化物は前記一般式(1)
のアルコキシシランの加水分解、縮合に用いる水として
用いることもでき、この場合水分量がアルコキシシラン
の使用モル数に対して通常0.8〜3倍モル、好ましく
は1.0〜2倍モルである量が添加される。これらのコ
ロイド状金属酸化物の具体例を示すと、水を分散媒とす
るコロイド状シリカとしては、日産化学工業(株)製
スノ−テックス;触媒化成工業(株)製 カタロイドS
N、をあげることができるが、一般式(1)のアルコキ
シシランにおいてn=0すなわちテトラアルコキシシラ
ンを加水分解することにより製造することもできる。ま
た、有機溶剤分散コロイド状シリカとしては例えば、日
産化学工業(株)製イソプロパノ−ルシリカゾル、およ
びメタノ−ルシリカゾル、触媒化成工業(株)製 オス
カルなどが市販されている。コロイド状アルミナゾルと
しては、川研ファインケミカル(株)製 アルミナクリ
アゾルなどを用いることができる。本発明において、コ
ロイド状金属酸化物の使用量は、半導体コーティング材
の全固形分中、通常、0〜50重量%であり、50重量
%を超えると半導体コーティング材の透明性が低下する
場合がある。有機溶媒としては、例えばメタノ−ル、エ
タノ−ル、イソプロピルアルコ−ル。イソブチルアルコ
−ル、エチレングリコ−ル、ジエチレングリコ−ル、エ
チレングリコ−ルモノブチルエ−テル、エチレングリコ
−ルモノエチルエ−テル、などの1価、2価のアルコ−
ル類やベンゼン、トルエン、キシレン、などの芳香族炭
化水素、ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン、酢酸エチレングリコ−ルモノエチルエ−テル、
などのエ−テル類、アセトン、メチルエチルケトン、ジ
イソブチルケトン、シクロヘキサノン、などのケトン
類、酢酸エチル、酢酸ブチル、炭酸プロピレン、γ−ブ
チロラクトンなどのエステル類などの中から一つ以上組
み合わせて用いることができる。本発明において、有機
溶媒の使用量は、通常、半導体コーティング材の20〜
95重量%である。
【0014】硬化剤の具体例としては、例えば、ジブチ
ルスズジラウレ−ト、ジオクチルスズじマレエ−ト、オ
クチルスズトリスラウレ−トなどの有機スズ化合物や、
テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、アミノプロピ
ルトリエトキシシラン、アミノエチルアミノプロピルト
リメトキシシラン、などのアミの化合物、酢酸、メタン
スルホン酸などの酸、アルミニウムトリスイソプロポキ
シド、アルミニウムトリスエチルアセトナ−トなどのア
ルミニウム化合物を挙げることができる。硬化剤の使用
量は、ポリシロキサンおよびシリル化ビニル系重合体の
合計に対して、通常、0〜5重量%、好ましくは0〜2
重量%であり、5重量%を超える場合には、半導体コー
ティング材の可使時間を短くするため好ましくない。ま
た、本発明において硬化剤は半導体コーティング材を使
用する直前に添加することが、可使時間をより長くする
ことから好ましい。本発明の半導体コ−テイング材の製
造方法としては、例えば、ポリシロキサン、コロイド状
アルミナおよびシリル化ビニル系重合体からなる組成物
として特開昭63−308077号公報記載の方法、す
なわち、アルコキシシランを水性アルミナゾルの存在
下、加水分解、縮合して得られるアルミナ分散ポリシロ
キサン溶液へ、シリル基含有ビニル系樹脂を添加する方
法、特開昭64−001769号公報記載の方法、すな
わち、アルコキシシランを所定量の水で加水分解・縮合
して得られる溶液へ、ジルコニウム化合物、シリコン変
性アクリル樹脂を添加する方法などをあげることができ
る。
【0015】本発明の半導体コ−テイング材は、半導体
素子および半導体素子の周辺を保護するために使用され
るが、好ましくは大気環境に接する表面との間に一層以
上被覆されることにより保護効果を発現するものであ
り、さらに好ましくは、光を入射もしくは発光する側の
大気と接する表面に被覆されることを特徴とする。本発
明における半導体素子としては光電変換機能を発現する
かぎりにおいて、その形状、材質は限定されず、薄膜、
単結晶固体、粒子、繊維状であっても良く、これらを一
つ以上組み合わせたり、集合体、分散体として用いても
良い。また、半導体の素材としては、均質の無機化合
物、有機化合物、有機金属化合物およびこれらの混合物
が挙げられる。本発明の半導体コ−テイング材の塗布方
法は平面状素材を被覆する場合、例えば、スプレ−、ロ
−ルコ−タ−、バ−コ−タ−、フロ−コ−タ−、ハケ、
およびデイッピングなどの方法で実施することができ
る。また、非平面状素材、例えば粉体、単結晶固体表面
を被覆する場合は例えば、浸漬後ろ過乾燥する方法、浸
漬後スプレ−ドライする方法などを用いることができ
る。本発明の半導体コーテイング材からなる被覆層は、
塗布後硬化させるが、その硬化条件は、通常、大気圧下
で、被加熱体の温度が20〜300℃であり、平面状素
材を被覆する場合、好ましくは50〜200℃であり、
一方、非平面状素材を被覆する場合は好ましくは80〜
300℃である。硬化温度が20℃未満では硬化に長時
間が必要であり、一方、300℃を越えると半導体コ−
テイング材の分解が起きる場合がある。
【0016】硬化時間は通常、平面状素材を被覆する場
合、0.5分から8時間であり、好ましくは5分から1
時間である。一方、非平面状素材を被覆する場合は、2
秒から2時間であり、好ましくは5秒から1時間であ
る。本発明において、半導体コーテイング材の被覆層の
厚みは通常、0.01〜1000μmであり、平面状素
材に対しては1〜100μm、非平面状素材、例えば粉
体、単結晶固体表面を被覆する場合0.01〜10μm
である。0.01μm未満では実質的保護効果は低く、
1000μmを越えると柔軟性が低下する場合がある。
【0017】本発明の半導体コ−テイング材を被覆する
具体例としては、図1〜図8の半導体素子モジュ−ル概
略断面図に示すような、半導体素子と大気環境に接する
表面との間に一層以上被覆したものであり、好ましくは
光を入射もしくは発光する側の大気と接する表面に被覆
されるように構成される。なお、図1〜に図8おいて
は、本発明の半導体コ−テイング材により被覆される層
をシロキサン層と略記する。図1に示す構造は、光照射
面もしくは発光面側からシロキサン層(1)、シロキサ
ン層(2)、半導体素子、シロキサン層(3)および背
面材からなる。ここで、異なる3つのシロキサン層は、
同一のであっても異なってもよい。図2に示す構造は、
光照射面もしくは発光面側からシロキサン層、有機樹脂
層(1)、半導体素子、有機樹脂層(2)および背面材
からなる。図3に示す構造は、光照射面もしくは発光面
側からシロキサン層、フッ素樹脂層、有機樹脂層
(1)、半導体素子、有機樹脂層(2)および背面材か
らなる。図4に示す構造は、光照射面もしくは発光面側
からシロキサン層(1)、シロキサン層(2)、半導体
素子、有機樹脂層および背面材からなる構造からなる。
図5に示す構造は、光照射面もしくは発光面側からシロ
キサン層(1)、フッ素樹脂層、シロキサン層(2)、
半導体素子、有機樹脂層、背面材からなる。図6に示す
構造は、光照射面もしくは発光面側からフッ素樹脂層、
シロキサン層、半導体素子、有機樹脂層および背面材か
らなる。図7に示す構造は、光照射面もしくは発光面側
からフッ素樹脂層、シロキサン層、有機樹脂層(1)、
半導体素子、有機樹脂層(2)および背面材からなる。
をあげることができる。図8に示す構造は、光照射面も
しくは発光面側からフッ素樹脂層、シロキサン層
(1)、有機樹脂層(1)、シロキサン層(2)および
背面材からなる。をあげることができる。
【0018】上記図1〜図8の構造のなかでは図3、図
4および図5の構造が耐傷つき性などの点で好ましい。
図1〜図8に示す半導体素子モジュ−ルにおいて、背面
材は半導体素子を支持、固定し、背面からの物理的衝撃
による破損を防止する材料であり、例えば絶縁性樹脂、
セラミック、絶縁被覆した金属基板、絶縁性無機化合物
をコ−テイングしたフッ素樹脂フィルムを用いることが
できる。また、有機樹脂層は半導体素子を支持、固定す
るとともに外部からの衝撃、水分の侵入を防ぐ役割をも
ち、例えば、酢酸ビニル/エチレン共重合体(EV
A)、ポリビニルブチラ−ト(PVB)、シリコ−ン樹
脂、エポキシ樹脂、フッ素化ポリイミド樹脂、アクリル
樹脂、ナイロンなどの透明、耐候性の良好な樹脂を主成
分とする材料を用いることができる。これら有機樹脂層
は400nm以上の波長領域で光透過率が80%以上で
あり、入射光の反射による損失を防ぐ為、屈折率は1.
4から2.0の範囲であることが望ましい。また、上記
有機樹脂には必要に応じて架橋剤、紫外線吸収材を添加
してもよい。
【0019】また、有機樹脂層としてフッ素樹脂被覆層
を用いてもよく、さらに、その表面を無機化合物、例え
ば、酸化ケイ素、窒化ケイ素、炭化ケイ素、アルミナ、
酸化チタンでコ−テイングしたフッ素フィルムを用いる
ことができる。このようなフッ素フィルムとしては、例
えば、4フッ化エチレン/−エチレン共重合体(ETF
E)、3フッ化塩化エチレン樹脂(PCTFE)、4フ
ッ化エチレン/パ−フルオロアルキルビニルエ−テル共
重合体(PFA)、4フッ化エチレン/6フッ化プロピ
レン共重合体(FEP)、フッ化ビニリデン樹脂(PV
DF)、フッ化ビニル樹脂(PVF)などをあげること
ができる。
【0020】また、無機化合物をフッ素フィルムにコ−
テイングする方法としては、例えば、H2、SiH4、O
2、N2O、N2、NH3、CH4、C2H2、Al(C2H
5)3、Al(C2H5)3、AlCl3、Ti(OC2H5)
4、などの中から選ばれる物質を用いたプラズマCVD
(Chemical Vapor Depositio
n)、また、スパッタ法では、酸化ケイ素、窒化ケイ
素、炭化ケイ素、アルミナ、酸化チタンをタ−ゲットと
して実施することができる。
【0021】本発明の半導体コーテイング材により、保
護する半導体素子の構成例を図8および図9に示すがこ
れらに限定されるものではない。図8においては光起電
力素子の断面概略図を示すが、その構成は裏面から順
に、導電性基体(25)、裏面電極層(24)、半導体
層(23)、透明電極(22)、集電電極(21)から
なる。ここで、導電性基体は、例えば、ステンレススチ
−ル、アルミニウム、銅、などから選ばれる。裏面電極
層は、例えば、Ti、Cr、Al、Ag、Cu、Auな
どの金属、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化スズから選ばれ
る金属酸化物、あるいは金属層と金属酸化物層の複合層
から選ばれる。光電変換層である半導体層は、例えば、
非晶質シリコン、結晶シリコン、銅インジウムセレナ
ド、カドミウムセレン/カドミウムテルルなどの化合物
半導体のなかから選ばれ、pin結合、pn結合、ショ
ットキ−型接合を形成している。透明導電層は、例え
ば、酸化インジウム、アンチモンド−プの酸化スズ、フ
ッ素ド−プの酸化スズ、酸化インジウム/酸化スズ(I
TO)、酸化亜鉛、酸化チタンなどから選ばれる。集電
電極層は、例えば、パタ−ン化されたTi、Cr、A
l、Ag、Cu、Auなどの金属から形成される。
【0022】これらのうち裏面電極層、光電変換層、透
明導電層は通常抵抗加熱蒸着、電子ビ−ム蒸着、スパッ
タリング法により形成することができ、また、集電電極
層は導電性ペ−ストを用いた印刷法や全面に電極金属層
を形成したのち、レジストを塗布、電極パタ−ンに対応
したネガマスクを用いて露光、現像後、非被覆層をエッ
チングしてレジストを除去するという、光リソグラフィ
−法により形成することができる。図9においてはEL
素子の概略断面図例を示すが、その構成は裏面から順
に、導電性基体(31)、誘電体層(32)、半導体層
(33)、誘電体層(32)、透明導電層(34)から
構成される。導電性基体は、例えば、ステンレススチ−
ル、アルミニウム、銅、などから選ばれる。
【0023】誘電体層は、例えば、Y2O3、Si3N4、
BaTiO3、PbZrO3、PbTiO3、ZnOなど
から選ばれる。半導体層(発光層)は例えば、ZnS、
ZnSe、CaS、SrS、などの主素材にCuCl、
CuBr、CuAl、CuMnCl、Mn、Eu、C
e、Tb、Sm、Tm、Pr、CuMnなどを添加した
もの中から選ばれる。透明導電層は、例えば、酸化イン
ジウム、アンチモンド−プの酸化スズ、フッ素ド−プの
酸化スズ、酸化インジウム/酸化スズ(ITO)、酸化
亜鉛、酸化チタンなどから選ばれる。これらのうち半導
体層、誘電体層、透明導電層は抵抗加熱蒸着、電子ビ−
ム蒸着、スパッタリング法により形成することができる
が、半導体粉末もしくは誘電体粉末を有機バインダ−樹
脂で塗布乾燥して形成することもできる。
【0024】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を詳細に説明す
る。なお、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。実施例において特に説明しないかぎり部とは重量
部を、%とは重量%を意味する。 参考例1 半導体素子の作成 アモルファスシリコン(a−Si)光起電力素子を作製
した。以下、図9を参照して、作製手順を説明する。ま
ず、0.125mm厚みのステンレス基板(25)上に
スパッタ法によって、裏面電極(24)としてAl膜厚
500nm、酸化亜鉛500nm、を順次形成した。つ
ぎにプラズマCVD法によりSiH4とPH3とH2より
n型a−Siを、SiH4とH2からi型a−Si層を、
SiH4とBF3とH2からp型微結晶μc−Si層を形
成し、n型膜厚15nm、i層膜厚400nm、p層膜
厚10nm、n層膜厚10nm、i層膜厚80nm、p
層膜厚10nmの積層構成の半導体層(23)を形成し
た。次に、酸素雰囲気下Inを抵抗加熱法で蒸着するこ
とにより酸化インジウムからなる透明電極(22)を膜
厚70nmで形成した。次に、銀ペ−スト(デユポン製
#5504)をスクリ−ン印刷で格子蒸に印刷したのち
125℃で熱処理をして集電電極を形成することにより
光起電力素子を作製した。
【0025】参考例2 半導体素子の作成 EL発光素子を作製した。以下、図10を参照して、作
成手順を説明する。裏面を絶縁処理した0.125mm
の厚みのアルミニウム基板上にスパッタ法によりY2O3
膜厚500nmの誘電体層を形成し、この上にCuAl
を添加した粒子径20μmのZnSをシアノエチルセル
ロ−スをバインダ−として厚み100μmにコ−テイン
グし、乾燥させることで半導体層(発光層)を形成し
た。次にスパッタ法によりY2O3膜厚500nmの誘電
体層を形成した。次に酸素雰囲気下Inを抵抗加熱で蒸
着することにより酸化インジウムからなる透明電極層を
形成することでEL発光素子を作製した。
【0026】実施例1 還流冷却器付きガラス製フラスコにメチルトリメトキシ
シラン310部、メタノ−ルシリカゾル230部および
イオン交換水100部混合し、60℃で6時間加熱攪拌
したのち、室温まで冷却し、次にイソプロピルアルコ−
ル400部およびジオクチルスズラウレート0.5部を
添加することでコ−テイング材(1)を調製した。この
コーテイング材中の固形分の分子量をGPCで求めたと
ころ重量平均分子量として5000であった。
【0027】実施例2 還流冷却器付きガラス製フラスコにメチルトリメトキシ
シラン351部、メタノ−ルシリカゾル422部、コロ
イド状シリカ69部、ブチルセロソルブ158部を混合
し60℃で4.5時間加熱攪拌したのち冷却することで
コ−テイング材(2)を得た。このコーテイング材の固
形分の分子量をGPCで求めたところ重量平均分子量と
して1500であった。
【0028】実施例3 窒素雰囲気下、還流冷却器付きガラス製フラスコに、メ
タクリル酸メチル45部、γ−メタクリロキシプロピル
トリメトキシシラン5部、キシレン50部、2’、2’
−アゾイソブチロニトリル(AIBN)0.5部を添加
し、60℃で8時間加熱攪拌後、さらにジブチルスズラ
ウレート2部を添加することでコ−テイング材(3)を
得た。このコーテイング材の固形分の分子量をGPCで
求めたところ重量平均分子量として25000であっ
た。
【0029】実施例4 実施例2で得られたのコ−テイング材67部と実施例3
で得られたコ−テイング材33部を混合することにより
コ−テイング材(4)を調製した。 実施例5 実施例1においてジオクチルスズラウレートを1部添加
するかわりにアミノエチルプロピルトリメトキシシラン
1部を添加した以外は、実施例1と同様にしてコーティ
ング材(5)を得た。
【0030】 使用例1(光起電力素子モジュ−ルの作製) 絶縁処理した亜鉛鋼板を背面材としてこの上にコ−テイ
ング材(4)100部とジブチルスズジラウレ−ト1部
の混合液をスプレ−コ−タ−で塗装後、150℃で15
分加熱乾燥させることにより厚み15μmの膜を形成し
た。次に参考例1で作成した光起電力素子を載せ、この
上に再びコ−テイング材(4)を塗装し、150℃で3
0分加熱乾燥させることによりさらに膜厚30μmのコ
−テイング層とし接着層を形成した。次に同様にコ−テ
イング材(1)と硬化剤の溶液をスプレ−コ−タ−で塗
装し、120℃で30分加熱乾燥することにより膜厚1
0μmの表面保護層を形成し、図1の構造の光起電力素
子モジュールを得た。ここで光電変化素子の出力端子は
あらかじめ背面剤の亜鉛鋼板に出力端子ようの孔を開け
ておいて取り出して置いた。
【0031】 使用例2 (光起電力素子モジュ−ル作製) 絶縁処理した亜鉛鋼板を背面材としてこの上にコ−テイ
ング材(3)をスプレ−コ−タ−で塗装後、100℃で
15分加熱乾燥させることにより厚み15μmの膜を形
成した。次に参考例1で作成した光起電力素子を載せ、
この上に再び同様のコ−テイング材(3)と硬化剤の溶
液を塗装し、100℃で30分加熱乾燥させることによ
りさらに膜厚30μmのシロキサン層を形成した。次に
コ−テイング材(4)100部とジオクチルスズジラウ
レ−ト1部からなる溶液をスプレ−コ−タ−で塗装し、
120℃で30分加熱乾燥することにより表面に膜厚3
0μmのシロキサン被覆層を形成することで、図1の構
造の光起電力モジュ−ルを作製した。
【0032】 使用例3 (光起電力素子モジュ−ル作製) 透明な接着剤としての架橋剤と紫外線吸収材を添加して
成形したシ−ト状のエチレン−酢酸ビニル共重合体(E
VA)を有機樹脂被覆層として用い、有機樹脂被覆層
(EVA)/参考例1で作成した光起電力素子/有機樹
脂被覆層(EVA)/背面材(絶縁処理した亜鉛鋼板)
の順で重ね、真空ラミネ−タにいれ、1Torrに真空
排気したのち大気圧をかけ140℃で30分間加熱して
これらを接着した。次に光照射側の面に対し、コ−テイ
ング材(1)をスプレ−コ−タ−で塗装し、120℃で
30分加熱乾燥することにより表面に膜厚10μmのシ
ロキサン層を形成することで、図2の構造の光起電力素
子モジュ−ルを作製した。
【0033】 使用例4 (光起電力素子モジュ−ル作製) 絶縁処理した亜鉛鋼板を背面材としてこの上にコ−テイ
ング材(3)をスプレ−コ−タ−で塗装後、100℃で
15分加熱乾燥させることにより厚み15μmの膜を形
成した。 次に参考例1で作成した光起電力素子を載
せ、この上に再びコ−テイング材(3)と硬化剤の溶液
を塗装し、100℃で30分加熱乾燥させることにより
膜厚30μmのシロキサン層を形成した。次に光照射側
の面に対し、コ−テイング材(5)をスプレ−コ−タ−
で塗装し、120℃で30分加熱乾燥することにより表
面に膜厚10μmのシロキサン層を形成することで、図
1の構造の光起電力素子モジュ−ルを作製した。
【0034】 使用例5 (光起電力素子モジュ−ル作製) 13.56MHzの高周波電源を用いてSiH4/NH4
/H2=流量比6/172/54で200℃、0.2T
orrの条件でETFEのフィルム上に1μmの窒化ケ
イ素膜をプラズマCVDで形成し、これをフッ素樹脂被
覆層層として用いた。透明な接着剤としての架橋剤と紫
外線吸収材を添加して成形したシ−ト状の有機樹脂被覆
層(EVAフィルム)を作製し、フッ素樹脂被覆層/有
機樹脂被覆層/参考例1で作成した光起電力素子/有機
樹脂被覆層/背面材(絶縁処理した亜鉛鋼板)の順で重
ね、真空ラミネ−タにいれ、1Torrに真空排気した
のち大気圧をかけ140℃で30分間加熱してこれらを
接着した。次に光照射側の面に対し、コ−テイング材
(1)をスプレ−コ−タ−で塗装し、120℃で30分
加熱乾燥することにより表面に膜厚10μmのシロキサ
ン層を形成することで図3の構造の光起電力素子モジュ
−ルを作製した。
【0035】 使用例6 (光起電力素子モジュ−ル作製) 絶縁処理した亜鉛鋼板の上に有機樹脂被覆層としてのE
VAフィルムを接着しこの上に参考例1で作成した光起
電力素子を接着した。次にコ−テイング材(3)をスプ
レ−コ−タ−で塗装し、100℃、15分乾燥させるこ
とにより厚み15μmのシロキサン層を形成した。この
上に、コ−テイング材(1)をスプレ−コ−タ−で塗装
し、120℃、30分乾燥することにより表面に膜厚1
0μmのシロキサン層を形成することで図4の構造の光
起電力素子モジュ−ルを作製した。 使用例7 (光起電力素子モジュ−ル作製) 絶縁処理した亜鉛鋼板の上に有機樹脂被覆層としてのE
VAフィルムを接着しこの上に参考例1で作成した光起
電力素子を接着した。次にコ−テイング材(3)をスプ
レ−コ−タ−で塗装し、100℃、15分乾燥させるこ
とにより厚み15μmのシロキサン被覆層を形成した。
この上に前記使用例5で使用したフッ素樹脂フィルムを
接着し、さらに、コ−テイング材(1)をスプレ−コ−
タ−で塗装し、120℃、30分乾燥することにより表
面に膜厚10μmのシロキサン被覆層を形成することで
図5の構造の光起電素子モジュ−ルを作製した。
【0036】 使用例7 (EL発光素子モジュ−ルの作製) 厚み100μmのPCTFEシ−トの上にEVAフィル
ム、参考例2で作成したEL発光素子、EVAフィル
ム、PETフィルムの順で重ね、真空ラミネ−タにいれ
1Torrで真空排気した後大気圧をかけ140℃で3
0分間加熱して接着した。この上にコ−テイング材
(4)と硬化剤の溶液をスプレ−コ−タ−で塗装し、1
20℃で30分間乾燥することにより表面に膜厚30μ
mのシロキサン皮膜層を形成することで図2の構造のの
EL発光素子ジュ−ルを作製した。 使用例8 絶縁処理した亜鉛鋼板の上に、有機樹脂被覆層としてE
VAフィルムを接着し、その上に参考例1で作成した光
起電力素子を接着した。次にコーティング材(4)をス
プレーコーターで塗装し、150℃、30分乾燥させる
ことにより厚さ25μmのシロキサン層を形成した。こ
の上に、EVAフィルムを接着した。次いで、片面をコ
ロナ放電により親水化処理したETFEフィルムの処理
面に、コーティング材(2)をスプレーコーティング
し、150℃、15分乾燥させ、2μmのシロキサン層
を形成した。このシロキサンコートETFEフィルムを
シロキサン層が裏面になる様に、前記EVAフィルム面
を接着することにより図7に示す構造の光起電力モジュ
ールを作製した。
【0037】 比較例1 (表面に有機樹脂被覆層を設けた構造) 絶縁処理した亜鉛鋼板を背面材として用い、透明な接着
剤としての架橋剤と紫外線吸収材を添加して成形したシ
−ト状の有機樹脂被覆層(EVAフィルムとポリエステ
ルフィルム)を作製し、有機樹脂被覆層(ポリエステ
ル)/有機樹脂被覆層(EVA)/参考例1で作成した
光起電力素子/有機樹脂被覆層(EVA)/背面材の順
で重ね、真空ラミネ−タにいれ、1Torrに真空排気
したのち大気圧をかけ140℃で30分間加熱してこれ
らを接着することで図2の構造の光起電力素子モジュ−
ルを作製した。
【0038】 比較例2(表面のシロキサン層を設けない構造) 13.56MHzの高周波電源を用いてSiH4/NH4
/H2=流量比6/172/54で200℃、0.2T
orrの条件でETFEのフィルム上に1μmの窒化ケ
イ素膜をプラズマCVDで形成し、これをフッ素樹脂被
覆層層として用いた。透明な接着剤としての架橋剤と紫
外線吸収材を添加して成形したシ−ト状の有機樹脂被覆
層(EVAフィルム)を作製し、フッ素樹脂被覆層/有
機樹脂被覆層/参考例1で作成した光起電力素子/有機
樹脂被覆層/背面材(絶縁処理した亜鉛鋼板)の順で重
ね、真空ラミネ−タにいれ、1Torrに真空排気した
のち大気圧をかけ140℃で30分間加熱してこれらを
接着することで図3の構造の光起電力素子モジュ−ルを
作製した。
【0039】評価試験 使用例1〜7および比較例1〜2で得られた各モジュー
ルについて以下の試験を行った。結果は表1に示す。 1)表面の耐傷つき性 JIS K5400鉛筆硬度試験法に従い実施した、鉛
筆硬度H以下を× 鉛筆硬度2H以上4H以下を△、5H以上を○として評
価した。 2)屋外曝露による耐候性評価 使用例で作製したモジュ−ルを工場地域において北面4
5度に傾斜した支持体に固定し、1年間の屋外曝露評価
を実施した。表面外観の変化のあるものを×、変化のな
いものを○と判定した。 3)耐酸性 10%硫酸水を0.5mlモジュ−ル表面に置き24時
間後の表面変化を観察した。変色などの変化があるもの
を×、変化なしを○と評価した。
【0040】
【表1】
【0041】
【発明の効果】本発明お半導体コ−テイング材は、透明
性、耐傷つき性、耐酸性、耐候性、耐汚染性、絶縁性に
優れ、太陽電池、赤外線検出器、フォトダイオ−ド、カ
ラ−センサ−、エレクトロルミネッセンス(EL)表示
パネル、固体撮影像素子、X線蛍光板、発光ダイオ−ド
などの半導体素子を保護するコーテイング材として好適
である。
【0042】
【図面の簡単な説明】
【図1】光起電力素子モジュールの構成を示す図であ
る。
【図2】光起電力素子モジュールの構成を示す図であ
る。
【図3】光起電力素子モジュールの構成を示す図であ
る。
【図4】光起電力素子モジュールの構成を示す図であ
る。
【図5】光起電力素子モジュールの構成を示す図であ
る。
【図6】光起電力素子モジュールの構成を示す図であ
る。
【図7】EL発光素子モジュールの構成を示す図であ
る。
【図8】光起電力素子モジュールの構成を示す図であ
る。
【図9】半導体素子の構成を示す図である。
【図10】半導体素子の構成を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 23/29 23/31 31/04 31/042 33/00 N H01L 31/04 F R

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)一般式(1) Rn−Si(OR
    1)4-n (式中、Rは水素原子もしくはC1〜C12のアルキル
    基、R1は水素原子もしくはC1〜C6のアルキル基であ
    り、nは0、1、2、3である)で表される少なくとも
    1種のアルコキシシランの加水分解物、もしくはその部
    分縮合物からなるポリシロキサンおよび/または (B) 一般式(2) −Si(OR1)3-m(R1)m (式中、R1は前記一般式(1)と同じで、m は0、
    1、2である)で表される基を分子中に含むシリル化ビ
    ニル系重合体を含有することを特徴とする半導体素子用
    コ−テイング材。
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