JPH07261262A - 巻取りスプール駆動機構及びフイルム巻取りスプール駆動装置の操作方法 - Google Patents
巻取りスプール駆動機構及びフイルム巻取りスプール駆動装置の操作方法Info
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- JPH07261262A JPH07261262A JP7032180A JP3218095A JPH07261262A JP H07261262 A JPH07261262 A JP H07261262A JP 7032180 A JP7032180 A JP 7032180A JP 3218095 A JP3218095 A JP 3218095A JP H07261262 A JPH07261262 A JP H07261262A
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- G03B17/425—Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film motor drive cameras
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- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 巻取りスプールと駆動装置と被駆動部材とを
有する巻取りスプール駆動機構を提供する。 【構成】 本発明の機構は駆動装置と被駆動部材と巻取
りスプールとを有する。駆動装置はピニオンを隙間ので
きる両方向に駆動する突起を有し、駆動装置の可撓アー
ムのフインガーが巻取りスプールの内歯と係合しスプー
ルをフイルム巻取り方向に駆動する。フインガーは、ア
ームを内側に曲げスプールを自由に回転させる逆転方向
に隙間が形成されることにより係合が解かれる。巻取り
スプールとの選択的な係合とクラッチを切ることに加え
て、フインガーは内歯と瞬間的の前進回転で再度係合し
隙間を形成しそれにより、モーターが巻取り運動の後に
停止した時、例えばフイルムがフイルム出入り口に整合
した時、巻取りスプールが自由に回転しないよう固定す
る。
有する巻取りスプール駆動機構を提供する。 【構成】 本発明の機構は駆動装置と被駆動部材と巻取
りスプールとを有する。駆動装置はピニオンを隙間ので
きる両方向に駆動する突起を有し、駆動装置の可撓アー
ムのフインガーが巻取りスプールの内歯と係合しスプー
ルをフイルム巻取り方向に駆動する。フインガーは、ア
ームを内側に曲げスプールを自由に回転させる逆転方向
に隙間が形成されることにより係合が解かれる。巻取り
スプールとの選択的な係合とクラッチを切ることに加え
て、フインガーは内歯と瞬間的の前進回転で再度係合し
隙間を形成しそれにより、モーターが巻取り運動の後に
停止した時、例えばフイルムがフイルム出入り口に整合
した時、巻取りスプールが自由に回転しないよう固定す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はカメラその他のためのフ
イルム巻取り機構に用いられるような巻取りスプールの
ためのクラッチ機構を備えた駆動装置とこの駆動装置を
操作する方法とに関する。
イルム巻取り機構に用いられるような巻取りスプールの
ためのクラッチ機構を備えた駆動装置とこの駆動装置を
操作する方法とに関する。
【０００２】
【従来の技術】モーター駆動のカメラフイルム巻取り機
構に関する技術において、２つの巻取りスプール又は他
の巻取り手段に駆動するよう連絡されフイルムロールを
繰出しまた巻き直すようにする巻取り装置をモーターに
設けることが知られている。この２つのスプールの変化
する速度により前記機構が動かなくなるのを防止するた
め、クラッチ機構がスプール駆動装置に設けられ一時ス
プールの一方だけを駆動する。しかし、従来のクラッチ
機構は、製造するには数個の小さな部品の組立体を必要
とし、またフイルムが関連のカメラフイルム出入り口に
整合するよう前進された時に次の巻取りスプールの位置
を固定することがない。
構に関する技術において、２つの巻取りスプール又は他
の巻取り手段に駆動するよう連絡されフイルムロールを
繰出しまた巻き直すようにする巻取り装置をモーターに
設けることが知られている。この２つのスプールの変化
する速度により前記機構が動かなくなるのを防止するた
め、クラッチ機構がスプール駆動装置に設けられ一時ス
プールの一方だけを駆動する。しかし、従来のクラッチ
機構は、製造するには数個の小さな部品の組立体を必要
とし、またフイルムが関連のカメラフイルム出入り口に
整合するよう前進された時に次の巻取りスプールの位置
を固定することがない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題と課題を解決するための
手段】本発明は、巻取りスプールと駆動装置と被駆動部
材とを具備し、前記巻取りスプールが内側の駆動歯を有
しかつ軸線上に前進方向と後退方向とに回転するよう取
付けられている、巻取りスプール駆動機構において、前
記被駆動部材が前記軸線上に回転自在に取付けられかつ
前記スプールの内部に延出するフランジを有し、前記フ
ランジが前記駆動歯と横方向に整列され第１及び第２の
角度をもって離間された開口を有し、前記各開口が前記
フランジの角度をもって対向する両端縁によって区画形
成されており、前記駆動装置が前記軸線上にかつ前記フ
ランジの内部に回転自在に取付けられ、前記駆動装置が
フランジの前記第１の開口の中に延出する半径方向に突
出した突起を有し、該突起が前記第１の開口を区画形成
する前記両端縁と係合して前記被駆動部材を回転の前進
方向又は後退方向のいずれかに駆動し、前記突起が前記
第１の開口より十分に狹く前記フランジに対する前記駆
動装置の限定された揺動運動のできる隙間が得られるよ
うになっており、前記駆動装置がさらに、前記突起が第
１の開口の前記端縁の一方に当接して位置し前記回転の
前進方向に隙間が形成された時前記スプールを前記前進
方向に駆動するため前記駆動歯と係合するよう前記第２
の開口を通って延びる、外側に付勢され半径方向に移動
可能なフインガーを有し、前記第２の開口を区画形成す
るフインガーと前記両端縁の一方とが、前記駆動装置が
前記フランジに対し揺動し前記後退方向に前記隙間が形
成された時前記駆動歯との係合が解除されるよう前記フ
インガーを半径方向内側にカムで動かす作用をする角の
ある共働表面を有し、前記スプールがそれにより前記駆
動装置の周りに自由に回転するようになっている、こと
を特徴とする、巻取りスプール駆動機構を提供すること
によって、上記の問題点を解決する。
手段】本発明は、巻取りスプールと駆動装置と被駆動部
材とを具備し、前記巻取りスプールが内側の駆動歯を有
しかつ軸線上に前進方向と後退方向とに回転するよう取
付けられている、巻取りスプール駆動機構において、前
記被駆動部材が前記軸線上に回転自在に取付けられかつ
前記スプールの内部に延出するフランジを有し、前記フ
ランジが前記駆動歯と横方向に整列され第１及び第２の
角度をもって離間された開口を有し、前記各開口が前記
フランジの角度をもって対向する両端縁によって区画形
成されており、前記駆動装置が前記軸線上にかつ前記フ
ランジの内部に回転自在に取付けられ、前記駆動装置が
フランジの前記第１の開口の中に延出する半径方向に突
出した突起を有し、該突起が前記第１の開口を区画形成
する前記両端縁と係合して前記被駆動部材を回転の前進
方向又は後退方向のいずれかに駆動し、前記突起が前記
第１の開口より十分に狹く前記フランジに対する前記駆
動装置の限定された揺動運動のできる隙間が得られるよ
うになっており、前記駆動装置がさらに、前記突起が第
１の開口の前記端縁の一方に当接して位置し前記回転の
前進方向に隙間が形成された時前記スプールを前記前進
方向に駆動するため前記駆動歯と係合するよう前記第２
の開口を通って延びる、外側に付勢され半径方向に移動
可能なフインガーを有し、前記第２の開口を区画形成す
るフインガーと前記両端縁の一方とが、前記駆動装置が
前記フランジに対し揺動し前記後退方向に前記隙間が形
成された時前記駆動歯との係合が解除されるよう前記フ
インガーを半径方向内側にカムで動かす作用をする角の
ある共働表面を有し、前記スプールがそれにより前記駆
動装置の周りに自由に回転するようになっている、こと
を特徴とする、巻取りスプール駆動機構を提供すること
によって、上記の問題点を解決する。
【０００４】本発明はカメラフイルム巻取り機構その他
のための改良されたクラッチ機構を有するスプール駆動
装置を提供する。この改良されたクラッチ機構は３つの
構成要素を含むのみである。組合わされる巻取りスプー
ルの駆動装置と選択的に係合し又はクラッチをはずすの
に加えて、この駆動機構はまた、フイルムがフイルム出
入り口に整合した時に、クラッチと係合しまた巻取り運
動の終了時に自由に走行する巻取りスプールを動かない
よう固定する作用をすることができる。
のための改良されたクラッチ機構を有するスプール駆動
装置を提供する。この改良されたクラッチ機構は３つの
構成要素を含むのみである。組合わされる巻取りスプー
ルの駆動装置と選択的に係合し又はクラッチをはずすの
に加えて、この駆動機構はまた、フイルムがフイルム出
入り口に整合した時に、クラッチと係合しまた巻取り運
動の終了時に自由に走行する巻取りスプールを動かない
よう固定する作用をすることができる。
【０００５】本発明のこれらのまたその他の特徴と利点
は添付図面と共になされる本発明の以下の詳細な記載か
らさらに十分に理解されるであろう。
は添付図面と共になされる本発明の以下の詳細な記載か
らさらに十分に理解されるであろう。
【０００６】
【実施例】図面を詳細に参照すると、参照番号１０はモ
ーター駆動ロールフイルムカメラのための巻取りスプー
ル駆動組立体の全体を示す。本体等の中に装填されたフ
イルムの露出のようなカメラの作用の詳細は普通に知ら
れておりさらに詳細には説明されない。組立体１０は軸
線１７上を回転可能な出力シャフト１６を有する歯車ヘ
ッド１４と共に組立てられた駆動モーター１２を含んで
いる。シャフト１６の露出端１８は平坦部２０と小さな
直径の外端部２１とを含んでいる。端部２１は固定され
た取付け板２３に取付けられた案内ブッシュ２２に受け
入れられる。
ーター駆動ロールフイルムカメラのための巻取りスプー
ル駆動組立体の全体を示す。本体等の中に装填されたフ
イルムの露出のようなカメラの作用の詳細は普通に知ら
れておりさらに詳細には説明されない。組立体１０は軸
線１７上を回転可能な出力シャフト１６を有する歯車ヘ
ッド１４と共に組立てられた駆動モーター１２を含んで
いる。シャフト１６の露出端１８は平坦部２０と小さな
直径の外端部２１とを含んでいる。端部２１は固定され
た取付け板２３に取付けられた案内ブッシュ２２に受け
入れられる。
【０００７】モーター１２は少なくとも１つの取付けタ
ブ２６を有するモーター取付け台２４によって、図示し
ないカメラハウジングに支持される。モーター１２と歯
車ヘッド１４の周りに、軸線１７を中心としかつシャフ
ト１６の露出端部に近接した一方の端部の近くに環状に
離間され角のある駆動舌片３０を有する中空円筒形フイ
ルム巻取りスプール２８が回転自在に取付けられる。ス
プール２８の減少された直径の部分は内側駆動歯３４の
内輪を有する軸受軸首部３２を形成する。
ブ２６を有するモーター取付け台２４によって、図示し
ないカメラハウジングに支持される。モーター１２と歯
車ヘッド１４の周りに、軸線１７を中心としかつシャフ
ト１６の露出端部に近接した一方の端部の近くに環状に
離間され角のある駆動舌片３０を有する中空円筒形フイ
ルム巻取りスプール２８が回転自在に取付けられる。ス
プール２８の減少された直径の部分は内側駆動歯３４の
内輪を有する軸受軸首部３２を形成する。
【０００８】シャフト１６の端部１８と同軸の案内ブッ
シュ２２には駆動装置３６とピニオン歯車３８とが取付
けられる。これらは巻取りスプールの内歯３４と共に本
発明のスプール駆動装置のためのクラッチ機構を構成す
る。歯車３８は歯４２の外輪と中央の軸穴４４とを備え
たハブ４０を有している。軸穴４４はシャフト１６の外
端部２１の周りの同心のハウジング２２を受け入れハブ
４０がシャフト１６上で自由に回転できるようにする。
ピニオン歯車３８は、ハブ４０の周面から歯車ヘッド１
４に向って軸方向に延びかつ駆動装置３６が受け入れら
れるくぼみ４８を形成する環状フランジ４６を含んでい
る。フランジ４８は、それぞれが端縁壁５２，５４を有
する一対の対向して配置された方形の鋭い突起の開口５
０によって切離されている。さらに、それぞれが角のあ
る端縁５８，６０を有する一対の対向して配置されたフ
インガー開口５６が、突起開口５０から角度をもって離
間されている。
シュ２２には駆動装置３６とピニオン歯車３８とが取付
けられる。これらは巻取りスプールの内歯３４と共に本
発明のスプール駆動装置のためのクラッチ機構を構成す
る。歯車３８は歯４２の外輪と中央の軸穴４４とを備え
たハブ４０を有している。軸穴４４はシャフト１６の外
端部２１の周りの同心のハウジング２２を受け入れハブ
４０がシャフト１６上で自由に回転できるようにする。
ピニオン歯車３８は、ハブ４０の周面から歯車ヘッド１
４に向って軸方向に延びかつ駆動装置３６が受け入れら
れるくぼみ４８を形成する環状フランジ４６を含んでい
る。フランジ４８は、それぞれが端縁壁５２，５４を有
する一対の対向して配置された方形の鋭い突起の開口５
０によって切離されている。さらに、それぞれが角のあ
る端縁５８，６０を有する一対の対向して配置されたフ
インガー開口５６が、突起開口５０から角度をもって離
間されている。
【０００９】駆動装置３６はくぼみ４８の中に弛く嵌ま
る平らな側面の本体６２を有している。平坦部６６を有
する中央駆動開口６４が出力シャフト１６の端部１８を
受け入れ、その平坦部２０と駆動可能に係合し駆動装置
３６をシャフト１６と共に回転するようにしている。一
対の駆動突起６８が本体６２から歯車フランジ４６の突
起開口５０の中へと半径方向に延びている。突起６８は
開口５０よりも狹く形成され、端縁壁５２，５４の内部
で所望の自由運動でき又は突起６８の隙間ができるよう
にする。駆動本体６２はまた一対のわん曲した可撓アー
ム７０を担持している。アーム７０は突起６８の近くの
本体６２から歯車フランジ４６のフインガー開口５６に
近接した拡大端部７２へと延びている。端部７２は開口
５６を通って延出し巻取りスプール２８の軸受軸首部の
内側駆動歯と係合することのできる先のとがったフイン
ガー７４を区画形成する。フインガー７４の角のある端
縁７６，７８はフインガー７４と歯３４が図２に示され
るように係合した時フランジ開口５６の対応の各端縁５
８，６０と噛み合う。
る平らな側面の本体６２を有している。平坦部６６を有
する中央駆動開口６４が出力シャフト１６の端部１８を
受け入れ、その平坦部２０と駆動可能に係合し駆動装置
３６をシャフト１６と共に回転するようにしている。一
対の駆動突起６８が本体６２から歯車フランジ４６の突
起開口５０の中へと半径方向に延びている。突起６８は
開口５０よりも狹く形成され、端縁壁５２，５４の内部
で所望の自由運動でき又は突起６８の隙間ができるよう
にする。駆動本体６２はまた一対のわん曲した可撓アー
ム７０を担持している。アーム７０は突起６８の近くの
本体６２から歯車フランジ４６のフインガー開口５６に
近接した拡大端部７２へと延びている。端部７２は開口
５６を通って延出し巻取りスプール２８の軸受軸首部の
内側駆動歯と係合することのできる先のとがったフイン
ガー７４を区画形成する。フインガー７４の角のある端
縁７６，７８はフインガー７４と歯３４が図２に示され
るように係合した時フランジ開口５６の対応の各端縁５
８，６０と噛み合う。
【００１０】作動時、歯車ヘッド１４と連結された駆動
モーター１２の回転により出力シャフト１６と直接連結
された駆動装置３６とが軸線１７の周りに回転される。
モーター１２の回転により出力シャフト１６と直接連結
された駆動装置３６とが軸線１７の周りに回転される。
【００１１】駆動装置３６が図２の矢印８０で示される
ように反時計方向に回転された時、駆動突起６８が、突
起開口５０の中で反時計方向に動き、この方向に隙間を
形成しピニオン歯車フランジ４６の端縁壁５２と係合す
る。これは可撓アーム７０のフインガー７４が開口５６
を通って延出し図示のように歯３４と係合できるように
する。この状態で、駆動装置３６はフインガー７４を介
して巻取りスプール２８を反時計方向に直接駆動し、図
示しないフイルムを駆動舌片３０のフイルムに設けられ
た係合孔との係合を介してスプール２８上に巻取るよう
にする。これと同時に、駆動装置３６は突起６８と端縁
壁５２とを介して、ピニオン歯車３８を反時計方向に駆
動し、歯車３８が連結される典型的なフイルム送り機構
の図示しない他の部分を作動させる。
ように反時計方向に回転された時、駆動突起６８が、突
起開口５０の中で反時計方向に動き、この方向に隙間を
形成しピニオン歯車フランジ４６の端縁壁５２と係合す
る。これは可撓アーム７０のフインガー７４が開口５６
を通って延出し図示のように歯３４と係合できるように
する。この状態で、駆動装置３６はフインガー７４を介
して巻取りスプール２８を反時計方向に直接駆動し、図
示しないフイルムを駆動舌片３０のフイルムに設けられ
た係合孔との係合を介してスプール２８上に巻取るよう
にする。これと同時に、駆動装置３６は突起６８と端縁
壁５２とを介して、ピニオン歯車３８を反時計方向に駆
動し、歯車３８が連結される典型的なフイルム送り機構
の図示しない他の部分を作動させる。
【００１２】モーター１２が逆転されると、駆動装置３
６は図３の矢印８２によって示されるように時計方向に
回転される。駆動突起６８はしたがって突起開口５０の
中を時計方向に動き、時計方向の隙間を形成し、ピニオ
ン歯車フランジ４６の端縁壁５４と係合する。この隙間
形成運動はまた可撓アーム７０をピニオン歯車３８に対
し時計方向に動かし、可撓アームの端部７２の端縁７６
が端部７２をピニオン歯車フランジ４６の角のある端縁
５８に沿って内側にカム作用で動かすようにする。フイ
ンガー７４はこれにより内側駆動歯３４から離され、駆
動装置３６と巻取りスプール２８との間で駆動装置のク
ラッチを切りスプール２８が自由に回転できるようにす
る。同時に駆動装置３６が突起６８と端縁壁５４とを介
して、ピニオン歯車３８を時計方向に駆動しフイルム送
り機構の他の部分を作動させる。この作用は、例えば、
図示しない関連のフイルム出入り口のフイルムを前進さ
せるのに用いることができる。
６は図３の矢印８２によって示されるように時計方向に
回転される。駆動突起６８はしたがって突起開口５０の
中を時計方向に動き、時計方向の隙間を形成し、ピニオ
ン歯車フランジ４６の端縁壁５４と係合する。この隙間
形成運動はまた可撓アーム７０をピニオン歯車３８に対
し時計方向に動かし、可撓アームの端部７２の端縁７６
が端部７２をピニオン歯車フランジ４６の角のある端縁
５８に沿って内側にカム作用で動かすようにする。フイ
ンガー７４はこれにより内側駆動歯３４から離され、駆
動装置３６と巻取りスプール２８との間で駆動装置のク
ラッチを切りスプール２８が自由に回転できるようにす
る。同時に駆動装置３６が突起６８と端縁壁５４とを介
して、ピニオン歯車３８を時計方向に駆動しフイルム送
り機構の他の部分を作動させる。この作用は、例えば、
図示しない関連のフイルム出入り口のフイルムを前進さ
せるのに用いることができる。
【００１３】所望のフイルム走行が完了しフイルムがフ
イルム出入り口に整合されると、モーター１２は瞬間的
に逆転され駆動装置３６を隙間が反時計方向に再び形成
されるのに十分な大きさだけ駆動装置３６を後退させ隙
間を再び反時計方向に形成し、駆動突起６８が図２のよ
うにピニオン歯車フランジ４６の端縁壁５２と係合す
る。これはフインガー７４が再びフインガー開口５６を
通過し図２におけるように内側歯車の歯３４と係合でき
るようにする。これはしたがって歯車ヘッド１４を巻取
りスプール２８に連結し（駆動装置３６と歯３４とを介
して）スプール２８が駆動モーター１２の停止の間回転
しないようにする。図示しない典型的なフイルム送り機
構において、これはフイルムの関連フイルム出入り口に
おける整合された位置を保持するのを助ける。
イルム出入り口に整合されると、モーター１２は瞬間的
に逆転され駆動装置３６を隙間が反時計方向に再び形成
されるのに十分な大きさだけ駆動装置３６を後退させ隙
間を再び反時計方向に形成し、駆動突起６８が図２のよ
うにピニオン歯車フランジ４６の端縁壁５２と係合す
る。これはフインガー７４が再びフインガー開口５６を
通過し図２におけるように内側歯車の歯３４と係合でき
るようにする。これはしたがって歯車ヘッド１４を巻取
りスプール２８に連結し（駆動装置３６と歯３４とを介
して）スプール２８が駆動モーター１２の停止の間回転
しないようにする。図示しない典型的なフイルム送り機
構において、これはフイルムの関連フイルム出入り口に
おける整合された位置を保持するのを助ける。
【００１４】本発明は特定の実施態様を参照することに
より記載されてきたが、多くの変更が、記載された本発
明の概念の精神と範囲内でなされることが理解されるべ
きである。したがって、本発明は上記の実施態様に限定
されず特許請求の範囲の記載によって規定される十分な
範囲を有していることが意図されるものである。
より記載されてきたが、多くの変更が、記載された本発
明の概念の精神と範囲内でなされることが理解されるべ
きである。したがって、本発明は上記の実施態様に限定
されず特許請求の範囲の記載によって規定される十分な
範囲を有していることが意図されるものである。
【図１】本発明のクラッチ機構を含む、フイルム巻取り
スプール駆動装置の分解斜面図である。
スプール駆動装置の分解斜面図である。
【図２】クラッチ機構の係合された作用を示す巻取りス
プール駆動装置の概略図である。
プール駆動装置の概略図である。
【図３】クラッチ機構の係合のはずれた作用を示す図２
と同様な概略図である。
と同様な概略図である。
１０…スプール駆動装置組立体 １２…駆動モーター １４…歯車ヘッド １６…出力シャフト １７…軸線 １８…露出端部 ２０…平坦部 ２１…外端部 ２２…案内ブッシュ ２３…取付け板 ２４…モーター取付け台 ２６…取付けタブ ２８…取付けスプール ３０…駆動舌片 ３２…軸受軸首部 ３４…内側駆動歯 ３６…駆動装置 ３８…ピニオン歯車 ４０…ハブ ４２…歯 ４４…穴 ４６…フランジ ４８…くぼみ ５０…突起開口 ５２，５４…端縁壁 ５６…フインガー開口 ５８，６０…角のある端縁 ６２…本体 ６４…駆動装置の開口 ６６…平坦部 ６８…駆動突起 ７０…可撓アーム ７２…端部 ７４…フインガー ７６，７８…端縁
Claims (2)
- 【請求項１】 巻取りスプールと駆動装置と被駆動部材
とを含む巻取りスプール駆動機構であって、前記スプー
ルが、内側駆動歯を有しまた１つの軸線上に前進方向と
後退方向とに回転するよう取付けられている巻取りスプ
ール駆動機構において、 前記被駆動部材が前記軸線上に回転自在に取付けられか
つ前記スプールの内部で延出するフランジを有し、前記
フランジが、前記駆動歯と横方向で整列される第１及び
第２の角度をもって離間された開口を有し、前記各開口
が、前記フランジの角度をもって対向する端縁によって
区画形成され、 前記駆動装置が前記軸線上にかつ前記フランジの内部に
回転自在に取付けられ、 前記駆動装置が、フランジの前記第１の開口の中に延出
する半径方向に突き出る突起を含み、前記突起が、前記
被駆動部材を回転の前進方向又は後退方向のいずれかに
駆動するよう前記第１の開口を区画形成する前記対向端
縁と係合可能であり、前記突起が、前記駆動装置の前記
フランジに対する限定された揺動運動を可能にする隙間
が得られるよう前記第１の開口より十分に狹くなってお
り、 前記駆動装置がさらに、前記駆動歯と係合するよう前記
第２の開口を通って延出し前記スプールを前記前進方向
に駆動し前記突起が第１の開口の前記端縁の一方に当接
して位置した時回転の前記前進方向に隙間が形成される
ようにする、外側に向って付勢され半径方向に移動可能
なフインガーを含んでおり、 前記フインガーと前記第２の開口を区画形成する前記対
向端縁の一方とが、前記駆動装置が前記フランジに対し
揺動運動されて前記後退方向に前記隙間を形成した時前
記駆動歯との係合をはずすため前記フインガーを半径方
向内側に移動させるよう共働して作用する角のある表面
を有していることを特徴とする巻取りスプール駆動機
構。 - 【請求項２】 隙間を持った逆転可能なモーター駆動の
駆動装置と、前進回転の間は離れてフイルムを前進運動
させ後退回転の間は隙間の形成後に再度係合してフイル
ム巻取り運動をさせるよう方向性をもって作動するクラ
ッチ機構とを有する、フイルム巻取りスプール駆動装置
を操作する方法であって、 駆動装置を前進方向に作動しクラッチ機構の係合を解き
フイルムを所望の位置に前進させる段階と、 フイルムが前記位置に到達したとき駆動装置を停止する
段階と、 駆動装置を、隙間が形成されかつクラッチ機構にフイル
ム位置を変えずに係合するのに十分な大きさだけ、瞬間
的に逆転させ、スプールをさらに動かないよう固定し駆
動装置を静止状態に保持する段階とを含むフイルム巻取
りスプール駆動装置の操作方法。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| US200250 | 1994-02-23 | ||
| US08/200,250 US5398089A (en) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | Takeup spool drive with clutch mechanism and method of operation |
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