JP2937926B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2937926B2
JP2937926B2 JP9043398A JP4339897A JP2937926B2 JP 2937926 B2 JP2937926 B2 JP 2937926B2 JP 9043398 A JP9043398 A JP 9043398A JP 4339897 A JP4339897 A JP 4339897A JP 2937926 B2 JP2937926 B2 JP 2937926B2
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JP
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paper feed
feed roller
shaft
gear
drive gear
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JP9043398A
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JPH10243141A (ja
Inventor
浩史 鳥山
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NEC Platforms Ltd
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NEC Shizuoca Ltd
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型のファクシミ
リ等の記録装置に関し、特に、蓋体が所定位置に回動し
た際に、紙送りローラによる記録紙の搬送が可能になる
形式の記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】小型のファクシミリ装置には、ボトムカ
バー(装置本体)と、ボトムカバーに回動自在に連結さ
れたアッパカバー(蓋体)とを備え、開放位置のアッパ
カバーをボトムカバーに向けて回動させて閉止した際
に、アッパカバー側の紙送りローラがボトムカバー側の
記録ヘッドに接触し、記録紙に印画(印字)できる状態
にセットされるものがある。
【0003】図3は、上記ファクシミリ装置の要部を拡
大して示す詳細側面図である。アッパカバー(図示せ
ず)には、紙送りローラ22が回転自在に連結されてい
る。紙送りローラ22は、軸22aと、軸22aと同軸
一体のロール部22b及び従動歯車22cとを備えてい
る。ロール部22bは、アッパカバーが閉止位置に回動
した際に、記録ヘッド(図示せず)に接触する。一方、
ボトムカバー(図示せず)には、カバープレート15を
有する駆動ユニット12が配設されている。カバープレ
ート15には、駆動源の回転を受けて回転する歯車18
と、歯車18に噛み合う駆動歯車19とが回転自在に支
持されている。
【0004】上記ファクシミリ装置では、アッパカバー
及び紙送りローラ22を構成する部材の公差等により、
従動歯車22cの駆動歯車19に対する位置が若干量ず
れる場合がある。そこで、アッパカバーを閉止した際
に、その位置ずれを吸収して駆動歯車19に対する紙送
りローラ22の位置を定め、駆動歯車19と従動歯車2
2cとの噛合い状態を良好に保つために、軸22aの外
径と略同じ幅のガイド溝23がガイドプレート15に形
成されている。ガイド溝23の進入部の両端には、軸2
2aをガイド溝23に円滑に導入するための切欠き23
aが形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記ファクシミリ装置
では、ガイド溝23が、アッパカバーの回動支点を中心
とする紙送りローラ22の移動軌跡17に沿って形成さ
れているため、駆動歯車19に対する従動歯車22cの
噛合い量が、ガイド溝内での軸22aの進退位置によっ
て変化する。このため、駆動歯車19と従動歯車22c
との軸間距離が変わって相互の噛み合い状態が変動し、
駆動力の良好な伝達が損なわれることがある。
【0006】本発明は、上記に鑑み、従動歯車の駆動歯
車に対する位置ずれを吸収しながらも、駆動歯車と従動
歯車との軸間距離を一定に保持し、駆動力を紙送りロー
ラに常に良好に伝達できる記録装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の記録装置は、駆動歯車を有する装置本体
と、該装置本体に回動自在に連結された蓋体とを備え、
前記蓋体は、該蓋体が所定位置に回動したときに前記駆
動歯車に噛み合う従動歯車と、該従動歯車を同軸一体に
有する紙送りローラとを有する形式の記録装置におい
て、前記装置本体は、前記蓋体が前記所定位置に回動す
るときに前記紙送りローラの軸を案内するガイド部を備
え、前記ガイド部が、前記駆動歯車の軸の同心円に沿っ
て形成されることを特徴とする。
【0008】本発明の記録装置では、蓋体を所定位置に
回動させる際に、紙送りローラの軸を駆動歯車の軸の同
心円に沿って案内できるので、従動歯車の駆動歯車に対
する位置ずれを吸収しつつ、双方の歯車の軸間距離を一
定に保持することができる。これにより、駆動源からの
回転力が、従動歯車を経由して紙送りローラに常に良好
に伝達される。
【0009】ここで、装置本体には、前記駆動歯車を支
持する駆動ユニットが配設されており、前記ガイド部
は、前記駆動ユニットのカバープレートに形成されたガ
イド溝から成ることが好ましい。この場合、ガイド部を
簡単に形成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明を更に詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施形態例のファクシ
ミリ装置の全体を示す側面図、図2は、図1のファクシ
ミリ装置の要部を拡大して示す詳細側面図である。
【0011】図1に示すように、ファクシミリ装置(記
録装置)10は、ボトムカバー(装置本体)11と、ボ
トムカバー11に回動支点13を中心として回動自在に
連結されたアッパカバー(蓋体)14とを備えている。
【0012】アッパカバー14は、紙送りローラ22を
回転自在に備えており、同図の二点鎖線で示す開放位置
からボトムカバー11に向かって回動した際に、図1の
実線で示す閉止位置でロックされる。紙送りローラ22
は、図2に示すように、軸22aと、軸22aと同軸一
体且つ軸22aより大径のロール部22b及び従動歯車
22cとを備える。同図では、便宜上、ロール部22b
と従動歯車22cとが重ねて描かれているが、実際に
は、ロール部22bと従動歯車22cとは軸方向に所定
距離離れている。
【0013】ボトムカバー11は、図1に示すように、
アッパカバー14の閉止位置で紙送りローラ22のロー
ル部22bを接触させる感熱式の記録ヘッド16と、カ
バープレート15を有する駆動ユニット12とを備え
る。ボトムカバー11の中央部にはロールRoが配設さ
れており、ロールRoから引き出される感熱式の記録紙
Paは、相互に接触したロール部22bと記録ヘッド1
6との間を通過して排出方向(図1の右方向)に移動し
た後に、カッター(図示せず)によって適宜の長さで切
断される。
【0014】図2に示すように、カバープレート15に
は、駆動源の回転を受けて回転する歯車18と、歯車1
8に噛み合う駆動歯車19とが回転自在に支持されてい
る。ガイドプレート15には更に、アッパカバー14が
閉止位置に回動する際に紙送りローラ22の軸22aを
導入するガイド溝(ガイド部)21が形成されている。
ガイド溝21は、軸22aの外径と略同じ幅を有し、駆
動ローラ19の回転軌跡に対応する形状、即ち、駆動歯
車19の軸19aの同心円(同図20参照)に沿った形
状を呈している。また、ガイド溝21の入口部の両端に
は、軸22aの導入を容易にするための切欠き21aが
形成されている。
【0015】上記構成のファクシミリ装置10では、ア
ッパカバー14が開放位置から閉止位置に回動する際
に、移動軌跡17に沿って移動する紙送りローラ22の
軸22aが、ガイド溝21の切欠き21aに案内されな
がらガイド溝21に進入する。この際に、紙送りローラ
22は、各構成部材の弾力性等によりアッパカバー14
に対して若干量移動できるので、構成部品の公差等によ
って従動歯車22cが駆動歯車19に対し若干量位置ず
れしていても、この位置ずれは吸収される。しかも、紙
送りローラ22の軸22aが、駆動歯車19の軸19a
の同心円に沿って移動しながら係合するので、駆動歯車
19と紙送りローラ22との軸間距離は一定であり、駆
動歯車19と従動歯車22cとの噛み合い量が常に一定
になる。これにより、駆動源からの回転が、従動歯車1
9を経由して紙送りローラ22に常に良好に伝達され
る。
【0016】本実施形態例では、ガイド溝21が、駆動
歯車19の歯面19bより大径の同心円に沿って形成さ
れたが、従動歯車22c及び軸22aの外径によって
は、ガイド溝21は、駆動歯車19の歯面19bより小
径の同心円に沿って形成される。
【0017】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明のファクシミリ装置等の記録
装置は、上記実施形態例の構成にのみ限定されるもので
はなく、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更
を施した記録装置も、本発明の範囲に含まれる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録装置
では、ガイド部が駆動歯車の軸の同心円に沿って形成さ
れるので、紙送りローラの駆動歯車に対する位置ずれを
吸収しつつ、駆動歯車と従動歯車との軸間距離を一定に
保持して、駆動力を紙送りローラに常に良好に伝達でき
るという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例のファクシミリ装置の全
体を示す側面図である。
【図2】図1のファクシミリ装置の要部を拡大して示す
詳細側面図である。
【図3】従来のファクシミリ装置の要部を拡大して示す
詳細側面図である。
【符号の説明】
10 ファクシミリ装置 11 ボトムカバー 12 駆動ユニット 13 回動支点 14 アッパカバー 15 カバープレート 16 記録ヘッド 19 駆動歯車 19a 軸 21 ガイド溝 22 紙送りローラ 22a 軸 22b ロール部 22c 従動歯車

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動歯車を有する装置本体と、該装置本
    体に回動自在に連結された蓋体とを備え、前記蓋体は、
    該蓋体が所定位置に回動したときに前記駆動歯車に噛み
    合う従動歯車と、該従動歯車を同軸一体に有する紙送り
    ローラとを有する形式の記録装置において、 前記装置本体は、前記蓋体が前記所定位置に回動すると
    きに前記紙送りローラの軸を案内するガイド部を備え、 前記ガイド部が、前記駆動歯車の軸の同心円に沿って形
    成されることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記装置本体には、前記駆動歯車を支持
    する駆動ユニットが配設されており、前記ガイド部は、
    前記駆動ユニットのカバープレートに形成されたガイド
    溝から成る、請求項1に記載の記録装置。
JP9043398A 1997-02-27 1997-02-27 記録装置 Expired - Lifetime JP2937926B2 (ja)

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JPH10243141A JPH10243141A (ja) 1998-09-11
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