JPH11348366A - 熱転写プリンタ - Google Patents

熱転写プリンタ

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JPH11348366A
JPH11348366A JP15928598A JP15928598A JPH11348366A JP H11348366 A JPH11348366 A JP H11348366A JP 15928598 A JP15928598 A JP 15928598A JP 15928598 A JP15928598 A JP 15928598A JP H11348366 A JPH11348366 A JP H11348366A
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JP
Japan
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gear
head
platen
cutting head
cutting
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JP15928598A
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Inventor
Takashi Goto
敬志 後藤
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の画像を記録するためのサーマルヘッド
の接離機構とカッティングヘッドの接離機構、さらには
インクリボンの搬送機構を駆動させるモータを単一のも
のにして併用し、装置自体の小型化を可能とし、コスト
を低廉にする。 【解決手段】 サーマルヘッド接離機構3,35…とカ
ッティングヘッド接離機構5,20,42…とを単一の
モータ25にて選択的に駆動制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱転写プリンタに係
り、特に、1台で所望の画像記録と画像記録のデータに
基づいて切り抜きを行うことを可能とする熱転写プリン
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、熱転写プリンタに搭載された
サーマルヘッドを駆動させて用紙に所望の記録を行い、
その後、当該熱転写プリンタに搭載されたカッティング
ヘッドを駆動させて、所望の記録を終了した用紙を所定
の範囲あるいは記録画像の輪郭に基づいて切り抜くこと
を可能とする熱転写プリンタが提案されている。
【0003】この熱転写プリンタの構成を簡単に説明す
れば、用紙上に画像を形成するためのサーマルヘッド
と、前記用紙を画像データに基づいて切り抜くためのカ
ッティングペンを装着したカッティングヘッドとを有し
ており、プリンタのプラテンに対する画像記録の際の前
記サーマルヘッドの接離機構と、画像の切り抜きの際の
前記カッティングヘッドの接離機構とがそれぞれ別個の
モータにより駆動される構成となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに各機構毎に別個のモータにより駆動する構成とする
と、熱転写プリンタ自体も大きいものになってしまい、
コストも高くなるという問題点を有するものとなる。
【0005】本発明は、前述した点に鑑みなされたもの
で、所望の画像を記録するためのサーマルヘッドの接離
機構とカッティングヘッドの接離機構、さらにはインク
リボンの搬送機構を駆動させるモータを単一のものにし
て、併用し、装置自体の小型化を可能とし、コストを低
廉にすることのできる熱転写プリンタを提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明に係る請求項1に記載の熱転写プリンタの特徴は、サ
ーマルヘッド接離機構とカッティングヘッド接離機構と
を単一のモータにて選択的に駆動制御する点にある。
【0007】そして、このような構成を採用したことに
より1のモータを併用して、画像記録時には、サーマル
ヘッドをプラテンに圧接した状態とするとともに、カッ
ティングヘッドはプラテンから離間した状態に保持し、
逆に、用紙の切り抜き時には、サーマルヘッドをプラテ
ンから離間した位置に保持するとともに、カッティング
ヘッドを用紙を介してプラテンに押圧した状態とするこ
とができ、所望の画像の記録とカッティングとの両機能
を併有する熱転写プリンタに搭載されるモータの点数を
減らして、装置自体の小型化及び低コスト化を可能とす
る。
【0008】さらに請求項2に記載の熱転写プリンタの
特徴は、請求項1に記載の熱転写プリンタにおいて、前
記単一のモータでさらに熱転写プリンタのインクリボン
搬送機構をも駆動制御するようにした点にあり、熱転写
プリンタに搭載されるモータの点数をさらに減らすこと
を可能とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図8を参照して説明する。
【0010】図1は、本発明に係る熱転写プリンタ1の
実施の形態を示したもので、この熱転写プリンタ1は、
キャリッジ2に搭載されたサーマルヘッド3が当接する
当接面をほぼ垂直にして配設されたプラテン4Aと、前
記キャリッジ2に搭載されたカッティングヘッド5が当
接する当接面をほぼ垂直にして前記プラテン4Aの下部
で若干後方に配設されたカッティングヘッド用プラテン
4B(図示せず)とを有している。なお、前記カッティ
ングヘッド用プラテン4Bの配設位置はその表面を前記
プラテン4Aの表面と隣位させてもよい。
【0011】また、前記サーマルヘッド3は、前記プラ
テン4Aに沿って往復動自在に配設されたキャリッジ2
の移動方向における中央部に前記プラテン21に対して
接離動作自在に取付けられている。前記キャリッジ2の
上面には、巻取りボビン6および送出しボビン7が回転
駆動自在に配設されている。さらに、前記キャリッジ2
の上面で、前記サーマルヘッド3の両側対称位置には、
第2巻取りボビン8および第2送出しボビン9が回転駆
動自在に配設されている。このキャリッジ2部分は熱転
写プリンタ1の記録部10となる。
【0012】そして、前記キャリッジ2の移動方向にお
ける一側方(図中右側)にはカッティングヘッド5を内
蔵するカッティング部11が前記キャリッジ2と一体に
形成されている。
【0013】前記カッティングヘッド5は、図2に示す
ように、ほぼ円筒状のホルダ部材12に形成された小径
の中心孔13の軸方向のほぼ中央部にマグネット14を
有しており、このマグネット14のカッティングヘッド
5の先端側に対向する面にはピボットベアリング15が
前記マグネット14の磁力により吸着されるようにして
配設されている。一方、前記ホルダ部材12の下端には
ミニチュアベアリング16が配設されており、このミニ
チュアベアリング16と前記ピボットベアリング15と
によって棒状のカッティング用カッタ17が回動自在に
保持されている。前記ホルダ部材12の後端部には、蓋
部材18が配設されており、この蓋部材18と前記マグ
ネット14との間には、前記マグネット14の位置決め
を行う金属部材19が介装されている。
【0014】前記カッティングヘッド5のホルダ部材1
2には、後述するカッティングヘッド5のアップダウン
用ギアに一端部を接続させたレバー20の他端部が接続
されており、前記カッティング部11を覆うケース21
の前記カッティングヘッド用プラテン4Bと対向する面
に形成された開口部22に、前記カッティングヘッド用
プラテン4Bに対して直交する方向に移動を抑制されつ
つ往復動自在に保持されている。
【0015】前記カッティング用カッタ17の下端には
刃が形成されており、その刃先(カッティングポイン
ト)は、カッティングヘッド5の中心軸から一定の偏心
量(オフセット量)を保っている。したがって、カッテ
ィング用カッタ17の刃先が用紙を介してカッティング
ヘッド用プラテン4Bに食い込んだ状態で用紙に対して
相対的にX−Y方向に移動すると、常にカッティングヘ
ッド5の中心軸に刃が向くように回動しながら、用紙を
切断するように構成されている。なお、前述した構成の
カッティングヘッド5に代わって、カッタを制御方式に
よって強制的に回動させるカッティングヘッド、カッタ
を加熱する発熱体を内蔵した構造のヒート式カッティン
グヘッドまたはレーザ光を発射するカッティングヘッド
などを使用することも可能である。
【0016】図1に戻って、前記キャリッジ2のその移
動方向における他側方にはスキャナ23を搭載したスキ
ャナ部24が形成されている。本発明に関しては、この
スキャナ23は必須の構成要件ではなく、本実施形態に
おいても、特別の仕様のものではない。よって、以下の
説明には省略する。
【0017】図3は、キャリッジ2内部の構造を示すも
のである。
【0018】本実施形態の熱転写プリンタ1において
は、前記キャリッジ2に1のモータ25を搭載してお
り、このモータ25をいくつかの機構で共有することと
なる。
【0019】前記モータ25の回転軸に形成されたモー
タギア26にはギア27が常に噛合しており、このギア
27には第1揺動板28が配設されている。そして、前
記第1揺動板28には前記ギア27に常に噛合する第1
揺動ギア29および第2揺動ギア30が備えられてお
り、前記第1揺動板28はギア27を中心として回動可
能とされている。そして、第1揺動板の一端部にはピン
31が突設されている。
【0020】前記第2揺動ギア30の近傍には、前記第
1揺動板の回動により、前記第2揺動ギアとの噛合およ
び解除を自在とされたカムギア32が配設されている。
【0021】前記カムギア32の裏面には、図2乃至図
8に示すように、カムギア32の中心付近に小さい径寸
法で約180゜に亘り細い凹状に溝形成された部分(以
下、細溝33Aという)と、その内側内壁を前記細溝の
内側内壁に連続させるとともに、外側内壁をカムギア3
2の外周付近に大きい径寸法で約180゜に亘り形成し
た幅広の溝部分(以下、広溝33Bという)とから成る
カム溝33が形成されている。前記ピン31はこのカム
溝33の前記外側内壁に沿って移動可能とされている。
また、カムギア32の表面にも凹状に形成された偏心の
溝からなるサーマルヘッド用カム溝34が形成されてい
る。そして、このカム溝34を前記サーマルヘッド3を
プラテン4Aに対し圧接するヘッド圧接レバー35に形
成されたピン36が移動するように構成されている。
【0022】そして、前記カムギア32には中間ギア3
7を介してギア38が、常に前記カムギア32の回転力
を伝達されうるように配設されている。前記ギア38に
は略く字状とされた第2揺動板39の折曲部に配設され
ており、前記第2揺動板39の一端部には第3揺動ギア
40、他端部には第4揺動ギア41が配設され、両揺動
ギア40,41とも、常に前記ギア38に噛合するよう
に構成されている。
【0023】また、前記第3揺動ギア40および第4揺
動ギア41の近傍にはカッティングヘッド5のアップダ
ウン用ギア42が配設されている。このカッティングヘ
ッド5のアップダウン用ギア42はその外周の一部に欠
歯部43が形成されている。そして、アップダウン用ギ
ア42は、前記第2揺動板39の揺動に伴って交互に接
離する前記第3揺動ギア40および第4揺動ギア41と
噛合するとともに、第3揺動ギア40に対しては、前記
欠歯部43を一時係合させるように構成されている。
【0024】なお、このカッティングヘッド5のアップ
ダウン用ギア42には前述のように、前記カッティング
ヘッド5のホルダ部材12との間に配設されるレバー2
0の一端部が接続されている。
【0025】図1に戻って、前記熱転写プリンタ1に
は、所定速度で図示しない用紙を正逆両方向に搬送する
紙送りローラ44が配設されている。この紙送りローラ
44の近傍には、紙送りローラ44に圧接される圧接ロ
ーラ45が回転自在に配設されている。そして、用紙搬
送手段を構成する紙送りモータ46の駆動により、紙送
りローラ44を回転させることにより前記紙送りローラ
46とこの圧接ローラ45とによって用紙を挟持し、前
記用紙をキャリッジ2の移動方向と直交方向に所定速度
で搬送を行うように構成されている。
【0026】さらに、前記熱転写プリンタ1には、前記
キャリッジ2をプラテン4Aに沿って移動させるための
駆動プーリ47、従動プーリ48、前記駆動プーリ47
と従動プーリ48に巻回された駆動ベルト49、そして
前記キャリッジ2の搬送モータ50が配設されている。
【0027】また、本実施形態においては、サーマルヘ
ッド3を用紙に対して所定の圧接力で圧接させた状態
で、前記巻取りボビン6を回転させてキャリッジ2に装
着されるリボンカセットのインクリボンを巻取るインク
リボン搬送機構として、前記第1揺動ギア29の近傍
に、前記第1揺動板28の回動に伴い接離自在とされ、
前記モータ25の回転力により前記巻取りボビン6を回
転可能とされたリボン巻取りギア51が配設されてい
る。
【0028】そして、本実施形態の熱転写プリンタ1
は、図示しない制御部により前記キャリッジ2に搭載さ
れた単一のモータ25の回転を、前述したサーマルヘッ
ドの接離機構、カッティングヘッドの接離機構及びイン
クリボンの搬送機構の駆動を制御するように構成されて
いる。
【0029】続いて、本実施形態の熱転写プリンタ1に
おける前記各機構の駆動と制御、特に各ギアの連結(噛
合)状態とカム位置について説明する。
【0030】まず、制御部の制御によりモータ25を回
転させると、そのモータ25の回転カは前記モータギア
26を介してギア27に伝達される。前記第1揺動板2
8は前述のようにギア27を中心として回動可能とされ
ており、この第1揺動板28が回動することに伴って、
その一端部に突設されたピン31が前記カムギア32の
裏面に形成されたカム溝33に沿って移動することとな
る。
【0031】モータ25が時計方向に回転するとギア2
7は反時計方向に回転するので、第1揺動板28は反時
計方向に回動しようとする力が働く。その際、第1揺動
板28のピン31がカム溝33の細溝33A部分に位置
するときは第1揺動板28は回動不可となり、第2揺動
ギア20がカムギア32と噛み合った状態で前記カムギ
ア32を反時計方向に回転させることになる。このカム
ギア32の回転により、図4に示すように、第1揺動板
28のピン31はカム溝33の広溝33B部分へ移動す
る。
【0032】すると、第1揺動板28の反時計方向への
回動が可能となり、第2揺動ギア30がカムギア32か
ら離間するため、前記モータ25の回転力はカムギア3
2には伝達されなくなる。
【0033】この第1揺動板28のピン31がカム溝3
3の広溝33B部分に位置するとき、図5に示すよう
に、ヘッド圧接レバー35に形成されたピン36は、前
記カムギア32中心付近のサーマルヘッド用のカム溝3
4の溝内に位置するようになるため、サーマルヘッド3
はヘッドダウン状態となるとともに、第1揺動ギア29
がリボン巻取りギア51に噛合し、モータ32の回転は
リボン巻取りギア51に伝達され、インクリボンの巻取
りが行われる。
【0034】さらにモータを反時計方向に回転させる制
御を行うと、第1揺動板28は時計方向に回動し、第1
揺動ギア29はリボン巻取りギア51から離間し、第2
揺動ギア30がカムギア32に噛合する。第2揺動ギア
30を介してカムギア32にモータ25の回転力が伝達
されることにより、図6に示すように、ヘッド圧接レバ
ー35のピン36が前記カム溝34内で前記カムギア3
2の外周に近い部分に位置するようになるため、ヘッド
圧接レバー35が回動し、サーマルヘッド3はヘッドア
ップ位置に移動することとなる。さらに、このカムギア
32の回転により、第1揺動板28のピン31はカム溝
33の細溝33A部分に位置するようになる。
【0035】この状態で、モータ25をさらに時計方向
に回転させる制御を行うと、第1揺動板28は反時計方
向に回動し、図7に示すように第2揺動ギア30がカム
ギア32から離間するとともに、第1揺動ギア29がリ
ボン巻取りギア51に噛合する。この状態は、サーマル
ヘッド3のヘッドアップ時におけるリボン巻取り動作で
あり、例えば、リボンの弛み取り、カラーインクの頭出
し等が行われる。
【0036】また、図6の状態においては、前記モータ
25を反時計方向に回転させる制御を行うと、各ギア2
8,30,32を介して中間ギア37が時計方向に回転
するために第2揺動板39は時計方向に回動することと
なる。第3揺動ギア40は時計方向に回転するが、この
時、第3揺動ギア40はカッティングヘッド5のアップ
ダウン用ギア42の外周に形成された欠歯部に対向し、
前記アップダウン用ギア42は回転しない。
【0037】この状態から、さらにモータ25を反時計
方向に回転させ、第1揺動板の28ピン31がカム溝3
3の細溝33A部分から抜ける直前の位置までカムギア
32を回転させ、その時点からモータ25を時計方向に
回転させる。すると、第1揺動板28は反時計方向に回
動しようとするが、カム溝33の細溝33A部分に位置
するピン31の働きにより回動できず、そのためカムギ
ア32は第2揺動ギア30を介して反時計方向に回転す
る。これにより第2揺動板39もギア38を支点として
反時計方向に回動し、第4揺動ギア41がカッティング
ヘッド5のアップダウン用ギア42に噛合することとな
る。これにより、カッティングヘッド5のアップダウン
用ギア42が回転することで、カッティングヘッド5は
前記レバー20がカッティングヘッド用プラテン4Bの
配設側へ押し出されるように移動することにより、前記
カッティングヘッド用プラテン4Bに圧接することとな
る。なお、この時のモータの回転量はカッティングヘッ
ドがヘッドダウン状態となる所定量に設定しておく。こ
の時、ヘッド圧接レバー35のピン36は図8に示すよ
うに、カム溝34の中間位置に位置し、サーマルヘッド
3をプラテン4Aから若干離れたヘッドアップ状態とヘ
ッドダウン状態の中間位置(小アップ位置)に保持する
ことになる。
【0038】この状態で、キャリッジ2を往復移動させ
ながら、前記紙送りモータ46を駆動して用紙を正逆方
向に搬送しつつ、所望の画像の切り抜きを行う。なお、
画像の切り抜き時のカッティングヘッド5のアップダウ
ンが必要であれば、この状態でモータ25を所定量づつ
逆方向に回転させることで行う。
【0039】また、図7の状態から、モータ25を反時
計方向に回転させる制御を行い、ヘッド圧接レバー35
のピン36をカムギア32のカム溝34内の前記カムギ
ア32中心付近に位置させるまで回転させると、サーマ
ルヘッド3はプラテン4Aに圧接した状態となる。この
とき、第1揺動板28のピン31はカム溝33の広溝3
3B部分に位置するようになる。
【0040】この状態で、モータ25を時計方向に回転
すると、前述した図5の状態となり、サーマルヘッド3
がヘッドダウン状態で、リボン巻取りギア51に対しモ
ータ25の回転力が伝達される状態となる。
【0041】これが印字状態であり、前記キャリッジモ
ータ52を駆動させキャリッジ2を移動させながらサー
マルヘッド3を駆動制御するとともに、モータ25を時
計方向に回転させてインクリボンを巻き取る制御を行
う。この状態では、カッティングヘッド5は第3揺動ギ
ア40がカッティングヘッド5のアップダウン用ギア4
2の欠歯部43に対向している状態のままであるのでヘ
ッドアップ位置に保持されたままである。
【0042】このように、本発明においては、単一のモ
ータでヘッドアップダウン、カッタのアップダウン及び
インクリボンの搬送を駆動するように制御可能な構成と
したので、熱転写プリンタの低価格化を図ることが可能
となる。
【0043】なお、本発明は、前述した実施の形態に限
定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能
である。例えば、前記単一のモータの選択駆動により、
前記サーマルヘッド接離機構と前記カッティングヘッド
接離機構のみを行う構成とし、インクリボン搬送機構に
ついては従来と同様に個別のモータを配設するなどの仕
様変更は可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
単一のモータも用いて前記サーマルヘッド接離機構と前
記カッティングヘッド接離機構、さらには、インクリボ
ン搬送機構を選択的に駆動制御することができ、キャリ
ッジに搭載するモータの点数を削減することが可能とな
ることによって、製品の低価格化や装置自体の簡略小型
化を図ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の熱転写プリンタの概略構造を示す斜
視図
【図2】 カッティングヘッドの構造を示す一部断面図
【図3】 図1のキャリッジの内部構造を示す説明図
【図4】 サーマルヘッドダウン、カッティングヘッド
アップ、インクリボン搬送停止状態を示す全体説明図
【図5】 サーマルヘッドダウン、カッティングヘッド
アップ、インクリボン搬送状態(記録動作可能な状態の
ギア連結、カム位置)を示す全体説明図
【図6】 サーマルヘッドアップ、カッティングヘッド
アップ、インクリボン搬送停止状態を示す全体説明図
【図7】 サーマルヘッドアップ、カッティングヘッド
アップ、インクリボン搬送状態を示す全体説明図
【図8】 サーマルヘッド小アップ、カッティングヘッ
ドダウン、インクリボン搬送停止状態(画像切り抜き動
作可能な状態のギア連結、カム位置)を示す全体説明図
【符号の説明】
1 プリンタ 4 プラテン 12 ホルダ部材 20 レバー 21 ケース 22 開口部 24 スキャナ部 25 モータ 26 モータギア 27 ギア 28 第1揺動板 29 第1揺動ギア 30 第2揺動ギア 31 ピン 32 カムギア 33 カム溝 34 サーマルヘッド用カム溝 35 ヘッド圧接レバー 36 ピン 37 中間ギア 38 ギア 39 第2揺動板 40 第3揺動ギア 41 第4揺動ギア 42 アップダウン用ギア 43 欠歯部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B41J 25/316

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンと、前記プラテンに沿って往復
    移動自在に配設されたキヤリツジと、前記キヤリッジに
    搭載され複数の発熱素子を形成したサーマルヘッドと、
    前記サーマルヘッドを前記プラテンに対して接離させる
    サーマルヘッド接離機構と、前記キャリツジに搭載され
    るカッティングヘッドと、前記カッティングヘッドを前
    記プラテンに対して接離させるカッティングヘッド接離
    機構と、インクリボンを搬送させるインクリボン搬送機
    構と、前記サーマルヘッドとプラテンとの間に用紙を搬
    送する用紙搬送機構とを有する熱転写プリンタであっ
    て、 前記サーマルヘッド接離機構と前記カッティング
    ヘッド接離機構とを単一のモータにて選択的に駆動制御
    することを特徴とする熱転写プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記単一のモータで、さらに前記インク
    リボン搬送機構を駆動制御するようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載の熱転写プリンタ。
JP15928598A 1998-06-08 1998-06-08 熱転写プリンタ Withdrawn JPH11348366A (ja)

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JP15928598A JPH11348366A (ja) 1998-06-08 1998-06-08 熱転写プリンタ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011110710A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Canon Inc プリンタ装置
CN102756571A (zh) * 2011-04-28 2012-10-31 星精密株式会社 打印机

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