JP2752415B2 - プリンタのベイルローラ開閉機構 - Google Patents

プリンタのベイルローラ開閉機構

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【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第17図、第18図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用 実施例 (a)第1の実施例の説明(第2図〜第7図) (b)第2乃至第8の実施例の説明(第8図〜第14図) (c)第9の実施例の説明(第15図、第16図) (d)他の実施例の説明 発明の効果 〔概要〕 プラテン上で印刷媒体を押さえるベイルローラを自動
開閉するためのプリンタのベイルローラ開閉機構に関
し、 専用モータを設けなくても、用紙のロード動作に影響
を与えずに、ベイルローラの自動開閉動作を行うことを
目的とし、 プラテンと、該プラテンに沿って移動し、印刷を行う
印刷ヘッドと、該印刷ヘッドを該プラテンに沿って移動
するためのスペースモータと、該プラテン上に印刷媒体
を押さえるベイルローラとを有するプリンタにおいて、
該スペースモータの駆動力により該ベイルローラを開閉
駆動するための駆動機構と、該駆動機構における動力の
継断を行う継断機構と、該駆動機構における動力伝達に
過負荷がかかった場合に動力伝達を断つトルクリミッタ
とを設けた。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、プラテン上に印刷媒体を押さえるベイルロ
ーラを自動開閉するためのプリンタのベイルローラ開閉
機構に関する。
プリンタにおいては、連続帳票やカットシート(単
票)などを印刷ヘッド近傍でプラテンに押さえ、印刷動
作を良好に行わせるためのベイルローラが設けられてい
る。
近年用紙の自動ロード化に伴い、ベイルローラを自動
開閉する機構が設けられており、簡易な機構で自動開閉
できる技術が求めらている。
〔従来の技術〕
第17図はプリンタの説明図である。
第17図に示すものは、プラテン2の上方に、用紙の排
出口であるカバー3の開口部3aが設けられ、左横に印字
ヘッド1が設けられている。
印刷ヘッド1は、プラテン2に沿ってスペーシング移
動し、ガイド5aから挿入される単票(カット紙)SP又は
トラクタ5bで送られる連続用紙LPに印字を行う。
印刷ヘッド1の上部のカバー3との間には、用紙押さ
えのためのベイルローラ4が設けられ、ベイルローラ4
は図の矢印方向に可動でき、矢印方向に向かう用紙を
方向に向かわせ、開口部3aより排出させる。
ベイルローラ4の自動開閉機構を設けたものでは、連
続用紙LPや単票SPのロード開始前に、ベイルローラ4が
開き、用紙のロード後にベイルローラ4が閉じるよう動
作する。
第18図は従来技術の説明図である。
第18図のものLF(ラインフィード;紙送り)モータの
回転運動を利用してベイルローラ4を開閉動作するもの
である。
即ち、LFモータ50の回転軸のギヤ50aを一対のギヤG
1、G2に伝達し、ギヤG2をマグネットにより動作する遊
星ギヤG3によりベイルアーム4bの末端のギヤG4、G5に伝
える。
ギヤG4、G5は互いに反対側になるように一部だけに歯
が設けてあり、このどちらかのギヤG4、G5の歯が、ベイ
ルアーム4bの末端に刻まれた歯とかみ合うことにより、
ベイルアーム4bを回動させ、ベイルアーム4bの支持軸4a
に設けたベイルローラ4のオープン/クローズを行う。
図の例では、LFモータ50の矢印方向の回転で、ギヤG5
によりベイルアーム4bがベイルローラ4のオープン方向
に回動する。
又、その後、再び遊星ギヤG3がマグネットにより動作
し、動力伝達を行うと、今度はギヤG4がベイルアーム4b
をベイルローラ4のクローズ方向に回動する。
又、他の従来技術として、ベイルローラ4のオープン
/クローズ用のモータを設け、このモータの回転運動を
幾つかのギヤを介してカムに伝え、このカムの運動によ
り、ベイルアーム4bを揺動し、ベイルアーム4bに連続し
たベイルローラ4のオープン/クローズを行うものであ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、ベイルローラの自動開閉の駆動源とし
てLFモータを用いた場合には、LFモータによる用紙のロ
ード中に、ベイルローラの開閉駆動を行うから、ロード
動作中のLFモータの負荷が変動し、ロード動作において
用紙の改行ズレが生じるという問題があった。
又、専用のモータを設けた場合には、その分だけコス
ト高となるという問題があった。
従って、本発明は、専用モータを設けなくても、用紙
のロード動作に影響を与えずに、ベイルローラの自動開
閉動作を行うことのできるプリンタのベイルローラ開閉
機構を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理図である。
本発明は、第1図に示すように、プラテン2と、該プ
ラテン2に沿って移動し、印刷を行う印刷ヘッド1と、
該印刷ヘッド1を該プラテン2に沿って移動するための
スペースモータ6と、該プラテン2上に印刷媒体を押さ
えるベイルローラ4とを有するプリンタにおいて、該ス
ペースモータ6の駆動力により該ベイルローラ4を開閉
駆動するための駆動機構7と、該駆動機構7における動
力の継断を行う継断機構8と、該駆動機構7における動
力伝達に過負荷がかかった場合に動力伝達を断つトルク
リミッタとを設けたものである。
〔作用〕
用紙のロード動作中には、印刷ヘッド1による印刷は
行われないので、その間にスペースモータ6を動作して
も、印刷動作に影響しない。
そこで、本発明は、スペースモータ6を駆動源とし
て、ベイルローラ4を駆動することによって、ロード動
作等に影響を与えず、また専用モータを設けることな
く、ベイルローラ4を自動開閉することを可能とする。
また、トルクリミッタを設けているので、機構の破壊
や用紙への圧跡を防止することが可能となる。
〔実施例〕
(a)第1の実施例の説明 第2図は本発明の第1の実施例構成図、第3図は本発
明の第1の実施例断面図、第4図は本発明の第1の実施
例全体図である。
尚、第3図(B)は、第3図(A)のA方向断面図、
第3図(C)は第3図(A)のB方向断面図である。
スペースモータ6の軸60には、プーリー61aが設けら
れ、プーリー61aには、第4図に示すように、他方のプ
ーリー61bとの間にタイミングベルト62が張架されてい
る。
タイミングベルト62には、印刷ヘッド1を搭載したキ
ャリッジ10が接続され、一対のガイド10、11に沿ってキ
ャリッジ10及び印刷ヘッド1をプラテン2に沿ってスペ
ーシング移動する。
スペースモータ6の軸60は、更にブラケット70にベア
リング63により支持されており、その先端にかさ歯車64
が設けられている。
ブラケット70には、軸71aを回転し、第3図(A)、
(B)のように、かさ歯車64と係合するかさ歯車71が設
けられ、更にこれに接続して回転アーム(クランク)72
が設けられている。
回転アーム72は、先端にベイルローラ4を有し、支点
40を中心に回転するベイルアーム4bとロッド73により接
続されている。
又、ブラケット70には、支点81bを中心に回動するク
ラッチレバー81と、クラッチレバー81を駆動する電磁マ
グネット80と、クラッチレバー81に復帰力を与えるコイ
ルバネ82と、クラッチレバー81でかさ歯車71をスライド
移動するための押圧部材83が設けられている。
クラッチレバー81の先端81aは、第3図(C)のよう
に断面が斜めに形成されており、電磁マグネット80の動
作により、第3図(A)、(C)の下方へ付勢され、ブ
ラケット70と押圧部材83との間に入り込んで、押圧部材
83を第3図(C)の右方へ移動させることによって、か
さ歯車71を第3図(C)の右方へシフトし、スペースモ
ータ6のかさ歯車64と係合せしめる。
第5図及び第6図は本発明の第1の実施例動作説明
図、第7図は本発明の第1の実施例タイムチャート図で
ある。
通常の状態では、第4図のように、マグネット80がオ
フであり、かさ歯車71とかさ歯車64とは係合していな
い。
又、スペースモータ6も回転しておらず、ベイルロー
ラ4はクローズの状態にある。
この状態で、用紙のロードが生じると、ロードに先立
って、第5図(A)のように、マグネット80がオンとな
り、クラッチレバー81により、かさ歯車71がシフトし、
かさ歯車71がかさ歯車64に噛み合う。
この時、クラッチレバー81の先端81aは、第3図
(C)のように、押圧部材83を介してかさ歯車71をシフ
トするので、かさ歯車71がクラッチレバー81の先端81a
によって斜めになることなく、水平にシフトされる。
そして、スペースモータ6が、一定時間逆方向に回転
する。
従って、第5図(A)のように、スペースモータ6の
逆回転により、かさ歯車64、71を介して回転アーム72が
回動し、ロッド73を介してベイルアーム4bを回動し、ベ
イルローラ4をオープン状態とする。
そして、スペースモータ6の回転をオフするととも
に、マグネット80をオフすると、第5図(B)のよう
に、かさ歯車71と64の噛み合いが解除され、ベイルロー
ラ4はオープン状態を保つ。
ベイルローラ4がオープンとなると、第7図のように
用紙がローディングされる。
用紙のローディングが終了すると、第6図のように再
びマグネット80がオンとなり、クラッチレバー81により
かさ歯車71と64とを噛み合わせ、その後に、スペースモ
ータ6を正方向回転する。
従って、第6図のように、スペースモータ6の正回転
により、かさ歯車64、71を介し回転アーム72が回転し、
ロッド73を介しベイルアーム4bを回動し、ベイルローラ
4をクローズ状態とする。
そして、第7図のように、スペースモータ6の正回転
をオフするとともに、マグネット80をオフし、かさ歯車
64、71の噛み合いを解除し、第4図の状態に復帰させ
て、オープン/クローズ動作を終了し、印字開始とす
る。
この間、スペースモータ6によって印刷ヘッド1がプ
ラテン2に沿って左右に動くが、印刷開始前なので差し
支えない。
又、以降、電磁マグネット80がオンとならず、スペー
スモータ6の動力をベイルローラ4の駆動機構7へ伝達
せず、断とするので、スペースモータ6で印刷ヘッド1
をスペーシング移動しても、ベイルローラ4は開閉動作
しない。
このようにして、スペースモータ6を駆動源として、
駆動機構7の動力伝達を継断機構8(マグネット80等)
で継断し、ベイルローラ4をオープン/クローズでき
る。
(b)第2乃至第8の実施例の説明 第8図は本発明の第2の実施例構成図である。
図中、第1図乃至第6図で示したものと同一のものは
同一の記号で示してある。
この実施例では、第1の実施例が回転運動を揺動運動
に変換するのに回転アーム72とロッド73を用いたのに比
し、ベルトを用いたものである。
即ち、かさ歯車71の軸71aに回転アーム72の代わり
に、プーリー74aを設けるとともに、ベイルアーム4bの
軸40にプーリー74bを設け、両プーリー74a、74b間にベ
ルト74cを設けたものである。
マグネット80による継断機構8及び駆動機構7のかさ
歯車71等他の部分は、第1の実施例と代わりなく、その
動作も第7図と同一である。
第9図は本発明の第3の実施例構成図である。
図中、第1図乃至第6図で示したものと同一のもの
は、同一の記号で示してある。
この実施例では、回転運動をベイルアーム4bの揺動運
動に変換するのに、歯車を用いたものである。
即ち、かさ歯車71の軸71aに歯車75aを、ベイルアーム
4bの軸40に歯車75gを設け、その間を伝達歯車75b〜75f
で連結したものである。
第10図は本発明の第4の実施例構成図である。
図中、第1図乃至第6図で示したものと同一のもの
は、同一の記号で示してある。
この実施例では、回転運動をベイルアーム4bの揺動運
動に変換するのに複合カムを用いたものである。
即ち、かさ歯車71の軸71aに歯車76aを、ベイルアーム
4bの軸40に歯車76iを設け、歯車76bの動力を歯車76b、7
6cによってカム76dに伝達する。
カム76dには、L字形レバー76eが係合しており、カム
76dによってL字形レバー76eを回動し、L字形レバー76
eの回動を歯車76f〜76hによって歯車76iに伝達し、ベイ
ルアーム4bを回動させるものである。
第11図は本発明の第5の実施例構成図である。
図中、第1図乃至第6図で示したものと同一のもの
は、同一の記号で示してある。
この実施例では、回転運動をベイルアーム4bの揺動運
動に変換するのに板カム77eを用いたものである。
即ち、かさ歯車71の軸71aに歯車77aを設け、歯車77
b、77c、77dを介して板カム77eを回動する。
板カム77eには、引っ張りバネ77gに付勢されたL字レ
バー77fが係合しており、L字レバー77fの軸に設けられ
た歯車77hがベイルアーム4bの軸40に設けられた歯車77i
と噛み合っている。
従って、引っ張りバス77gによって時計方向に付勢さ
れているL字レバー77fを、板カム77dによって反時計方
向に回動することによって、ベイルアーム4bを矢印クロ
ーズ方向に回動する。
第12図は本発明の第6の実施例構成図である。
図中、第1図乃至第6図で示したものと同一のもの
は、同一の記号で示してある。
この実施例では、回転運動をベイルアーム4bの揺動運
動に変換するのに、揺動スライダクランク機構を用いた
ものである。
即ち、かさ歯車71の軸71aに係合ピン780に設けた回転
板(クランク)78aを設けるとともに、支点782を中心に
揺動するスライダ78bを、スライド穴781を係合ピン780
に係合し且つ先端をベイルアーム4bの後端に取付けて設
けたものである。
この実施例では、スペースモータ6の一方向の回転
で、ベイルアーム4bがオープン/クローズする。
第13図は本発明の第7の実施例構成図である。
図中、第1図乃至第6図で示したものと同一のもの
は、同一の記号で示してある。
この実施例では、回転運動をベイルアーム4bの揺動運
動に変換するのに、ラック78dとピニオン78cを用いたも
のである。
即ち、かさ歯車71の軸71aにピニオンギヤ78cを設ける
とともに、先端がベイルアーム4bに係合したラック78d
を設けたものである。
第14図は本発明の第8の実施例構成図である。
この実施例では、動力の伝達にかさ歯車機構を用いる
代わりに、ウォームギヤ機構を用いたものである。
即ち、スペースモータ6の軸60に、軸方向にスライド
可能な平歯車79aを設け、更に継断機構8のクラッチレ
バー83は、支点83aを中心に平歯車79aをスライド移動で
きるよう構成する。
又、平歯車79aにウォームギヤ79bを設け、ウォームギ
ヤ79bに同軸にプーリー79cを設け、ベイルアーム4bの軸
40に設けたプーリー79eとの間をベルト79dで連結する。
この例では、マグネット80の駆動でクラッチレバー83
により、平歯車79aをシフトし、ウォームギヤ79bとの噛
み合わせを継断する。
ウォームギヤ79bと平歯車79aが噛み合っている状態で
は、スペースモータ6の駆動力がプーリー79c、ベルト7
9dを介してプーリー79eに伝達され、ベイルアーム4bを
揺動する。
(c)第9の実施例の説明 第15図及び第16図は本発明の第9の実施例構成図であ
り第15図(A)は横面図、第15図(B)はその分解構成
図、第16図(A)、(B)はその断面図である。
この実施例は、第1の実施例の構成に加えて、かさ歯
車71と回転アーム(クランク)72との間に、トルクリミ
ッタ(動力伝達制限機構)を設けたものである。
即ち、かさ歯車71に凸部71bを設け、クランク72にこ
れに対応して凹部72bを設ける。
かさ歯車71の凸部71bは、第16図に示すように三角形
の突起部を周囲に多数(図では8つ)有している。
一方、クランク2の凹部72bには、第16図に示すよう
に突部72aを多数(図では7つ)設ける。
そして、第16図(A)のようにおよそコの字形状をな
く、かさ歯車71の凸部71bの三角形突起と係合する形状
を有する板バネ71cを、かさ歯車71の凸部71bと、クラン
ク72の凹部72aの間に第16図(A)のように挿入する。
従って、通常の状態では、かさ歯車71の三角形突起71
bと板ばね71cとが噛み合って、これがクランク72に伝わ
り、動力を伝達する。
一方、クランク72側に過負荷が係ると、第16図(B)
のように、板ばね71cが変形して、かさ歯車71の三角形
突起71bからはずれ、かさ歯車71が空転し、動力の伝達
が遮断される。
このよなトルクリミッタを設ける意義は、次のことに
ある。
先づ、ベイルローラ4はオペレータが触れるエリアで
あり、ベイルローラの自動開閉動作中にオペレータがベ
イルローラに触れ、動力の伝達系に過負荷がかかること
がある。
又、カセットシートフィーダをプリンタに装着した時
に、カセットシートフィーダのカバーの一部がベイルシ
ャフトと干渉し、ベイルローラの過負荷がかかることが
ある。
更に、ベイルローラを閉じる際の制御量が多すぎた場
合には、紙を押し付けすぎ、コピー紙に圧跡を残すこと
になる。
このため、トルクリミッタを設け、ベイルローラの自
動開閉中に過負荷がかかった場合に、動力の伝達を断つ
ことにより、機構の破壊やコピー紙への圧跡を防止する
ようにしている。
この実施例では、板ばね71cを利用した簡易な構成で
トルクリミッタを実現できる。
(d)他の実施例の説明 駆動機構7を各実施例で説明したが、これに限られ
ず、又、継断機構8も実施例に限られない。
更に、トルクリミッタを第2の実施例乃至第8の実施
例に適用してもよく、トリクリミッタも第9の実施例の
ものに限られない。
以上本発明を実施例により説明したが、本発明は本発
明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこ
れらを排除するものではない。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、スペースモータ
を駆動源として、ベイルローラを自動開閉するので、用
紙のロード動作等に悪影響を与えずに且つ専用のモータ
を設けることなく、ベイルローラの自動開閉が実現でき
るという効果を奏し、ベイルローラの自動開閉を安定に
且つ安価に行いうる。また、トルクリミッタを設けてい
るので、機構の破壊や用紙への圧跡を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第2図は本発明の第1の実施例構成図、 第3図は本発明の第1の実施例断面図、 第4図は本発明の第1の実施例全体図、 第5図及び第6図は本発明の第1の実施例動作説明図、 第7図は本発明の第1の実施例タイムチャート図 第8図は本発明の第2の実施例構成図、 第9図は本発明の第3の実施例構成図、 第10図は本発明の第4の実施例構成図、 第11図は本発明の第5の実施例構成図、 第12図は本発明の第6の実施例構成図、 第13図は本発明の第7の実施例構成図、 第14図は本発明の第8の実施例構成図、 第15図及び第16図は本発明の第9の実施例構成図、 第17図はプリンタの説明図、 第18図は従来技術の説明図である。 図中、1……印刷ヘッド、2……プラテン、4……ベイ
ルローラ、6……スペースモータ、7……駆動機構、8
……継断機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅原 謙二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 細川 佳顕 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 前川 敬 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−153170(JP,A) 特開 昭59−76280(JP,A) 特開 昭60−19625(JP,A) 実開 昭62−78447(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 13/00 - 13/02 B41J 15/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテン(2)と、 該プラテン(2)に沿って移動し、印刷を行う印刷ヘッ
    ド(1)と、 該印刷ヘッド(1)を該プラテン(2)に沿って移動す
    るためのスペースモータ(6)と、 該プラテン(2)上に印刷媒体を押さえるベイルローラ
    (4)とを有するプリンタにおいて、 該スペースモータ(6)の駆動力により該ベイルローラ
    (4)を開閉駆動するための駆動機構(7)と、 該駆動機構(7)における動力の継断を行う継断機構
    (8)と、 該駆動機構(7)における動力伝達に過負荷がかかった
    場合に動力伝達を断つトルクリミッタとを設けたことを 特徴とするプリンタのベイルローラ開閉機構。
JP1059444A 1989-03-10 1989-03-10 プリンタのベイルローラ開閉機構 Expired - Fee Related JP2752415B2 (ja)

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JPH02235779A (ja) 1990-09-18

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